JPH0750404Y2 - 鋼橋用移動足場 - Google Patents

鋼橋用移動足場

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JPH0750404Y2
JPH0750404Y2 JP6035792U JP6035792U JPH0750404Y2 JP H0750404 Y2 JPH0750404 Y2 JP H0750404Y2 JP 6035792 U JP6035792 U JP 6035792U JP 6035792 U JP6035792 U JP 6035792U JP H0750404 Y2 JPH0750404 Y2 JP H0750404Y2
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JP
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girder
main
scaffold
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guide
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道夫 上村
英二 鈴木
伸 前川
祐三 川村
良刀 前田
安雄 今泉
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は鋼橋の保守点検を始め塗
装作業等に適用される鋼橋用移動足場に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に鋼橋用移動足場としては例えば、
橋梁下面にチエン,単管パイプ,足場板から構成される
吊足場を人力により仮設したものや、長大橋のように自
走式の点検車を設置したものやトラックにアーム及びゴ
ンドラを装備した自走点検車などが知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら桁下に吊
足場を設置する場合は人力による高所作業となるので安
全上の問題があると同時に設置・撤去に相当の日数を要
する。又長大橋の自走足場(点検車)の場合は専用レー
ルの橋梁本体への取付が必要なこと、橋の線形(形状)
の違いから他の橋梁への転用ができなく定置式となるの
みならず、橋脚がある場合これを通過することができな
いので各径間毎に自走足場を設ける必要がある。
【0004】更にゴンドラ付自走点検車では作業中に一
般車両の交通を規制あるいは通行止する必要がある。本
考案は、かかる問題点に対処するため開発されたもので
あって足場の橋梁への懸架は主桁下フランジ面を利用す
ることにより専用レールの取付けを不要とすることを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本考案の構成を実施例に対応する図1乃至図4を用
いて説明すると本考案は橋梁本体の一側の主桁下端に形
成される主桁下フランジに昇降自在に且つ引込自在に当
接する走行車輪を有する主ガイド桁と、該主ガイド桁に
旋回自在に取付けられる伸縮自在の足場と、該足場に取
付けられて、前記橋梁本体の他側の主桁下端に形成され
る主桁下フランジに昇降自在に且つ引込自在に当接する
走行車輪を有する副ガイド桁とからなることを特徴とす
る。
【0006】そして本考案は更に前記主ガイド桁の2個
を前後に合体させたことを特徴とする。
【0007】
【作用】そして本考案は上記の手段により主ガイド桁に
取付けられる走行車輪と副ガイド桁に取付けられる走行
車輪とは、主桁下フランジに昇降自在に当接されて、主
桁下フランジ面の変化(巾の変化、継手部等の障害物)
に対して自在に走行すると共に主桁下フランジに引込自
在に当接されて主桁の変化する主桁下フランジの配置に
対応して自在に走行することができ、更に主ガイド桁の
2個を前後に合体するときは通常の走行以外に片側の足
場を短縮旋回し格納することにより橋脚を通過すること
も出来る。
【0008】
【実施例】以下本考案の一実施例を図1乃至図4に基づ
いて説明すると1は橋梁本体を示し、該橋梁本体1の下
面に設けた主桁2には主桁下フランジ3が形成されてい
る。4は前記主桁下フランジ3に当接する走行車輪を示
し、該走行車輪4は図3及び図4に示すようにトルクモ
ータ5と、該トルクモータ5に連動するボールネジ6と
該ボールネジ6の端部に固定のブラケットに支持されて
前記主桁下フランジ3の外側辺に当接するガイドローラ
7とからなる落下防止装置8に保持されて車輪4が主桁
下フランジ3から脱落するのを防止すると共に主桁下フ
ランジ3の変化に自動追従され、更に該走行車輪4はそ
の回転軸に直交して取付けられる昇降柱を昇降装置9を
介して水平のアーム10に取付け、該アーム10はアー
ム引込装置11を介して主ガイド桁12に取付けること
により前記走行車輪4は主桁下フランジ3に昇降自在に
且つ引込自在に当接されている。
【0009】13は足場を示し、該足場13は旋回軸1
4を介して前記主ガイド桁12に旋回自在に取付けら
れ、該足場13は旋回軸14に固定の床支持フレーム1
5に床引込装置16を介して取付けられる固定床17と
該固定床17に床引込装置18を介して取付けられる可
動床19とからなり、該可動床19の端部には旋回軸2
0を介して副ガイド桁21を取付け、該副ガイド桁21
には図4に示すように前記した主ガイド桁12と同様に
アーム10,昇降装置9及び落下防止装置8を介して走
行車輪4を取付けた。図中22は前記固定床17及び可
動床19に折畳自在に取付けられる手摺を示す。
【0010】かくて走行車輪4に設けた図示しないセン
サーが障害物を検知すると昇降装置9が作動して走行車
輪4が昇降し障害物を回避して各走行車輪4は主桁下フ
ランジ3上を走行すると共に落下防止装置8により主桁
下フランジ3の変化に自動追従することができる。更に
橋脚を通過する場合には図5に示すように2台の主ガイ
ド桁12,12をジョイント23を介して前後に合体さ
せ、図5(a)に示すように2台の主ガイド桁12,1
2は合体となって主桁下フランジ3上を走行し、前部の
主ガイド桁12が図5(b)に示すように橋脚24にさ
しかかると可動床19は固定床19内に格納した状態で
旋回軸14を旋回させて固定床17を主ガイド桁12に
平行に重ねた状態で図5(c)に示すように橋脚24を
通過させ、その通過後図5(d)に示すように再び旋回
軸14を旋回させて固定床17を主ガイド桁12に直交
して取付けた後可動床19を引き出してその副ガイド桁
21上の走行車輪4を主桁下フランジ3に当接させた後
図5(e)に示すように後部の主ガイド桁12の旋回軸
14を旋回させて固定床17を主ガイド桁12に平行に
重ねた状態で、橋脚24を通過させ、その通過後図5
(f)に示すように再び旋回軸14を旋回させて固定床
17を主ガイド桁12に直交して取付けた後可動床19
を引き出してその副ガイド桁21上の走行車輪4を主桁
下フランジに当接させて再び走行させることができる。
【0011】
【考案の効果】このように本考案によるときは橋梁本体
の一側の主桁下端に形成される主桁下フランジに昇降自
在に且つ引込自在に当接する走行車輪を有する主ガイド
桁と、該主ガイド桁に旋回自在に取付けられる伸縮自在
の足場と、該足場に取付けられて前記橋梁本体の他側の
主桁下端に形成される主桁下フランジに昇降自在に且つ
引込自在に当接する走行車輪を有する副ガイド桁とから
移動足場を構成させたものであるから移動足場は鋼橋の
主桁下フランジに沿って円滑に移動することができ、橋
梁の形状を特定することなく添架できるので既に架けら
れた橋梁のほとんどに適用でき、而も、主ガイド桁の2
個を前後に合体させるときは一方の足場を旋回させるこ
とにより橋脚であってもその都度取外し、付け直す必要
がなくそのまま通過できる等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す正面図である。
【図2】本考案の一実施例を示す平面図である。
【図3】図1のA部の拡大図である。
【図4】図1のB部の拡大図である。
【図5】橋脚通過要領を示す説明図である。
【符号の説明】
1 橋梁本体 2 主桁 3 主桁下フランジ 4 走行車輪 12 主ガイド桁 13 足場 21 副ガイド桁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 前川 伸 神奈川県横浜市中区錦町12番地 三菱重工 業株式会社 横浜製作所内 (72)考案者 川村 祐三 東京都世田谷区駒沢2の61の1 (72)考案者 前田 良刀 東京都世田谷区中町1の19の25 (72)考案者 今泉 安雄 神奈川県横浜市港区日限山1の1の304 (56)参考文献 特開 平2−112508(JP,A) 特公 平3−80925(JP,B2)

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 橋梁本体の一側の主桁下端に形成される
    主桁下フランジに昇降自在に且つ引込自在に当接する走
    行車輪を有する主ガイド桁と、該主ガイド桁に旋回自在
    に取付けられる伸縮自在の足場と、該足場に取付けられ
    て、前記橋梁本体の他側の主桁下端に形成される主桁下
    フランジに昇降自在に且つ引込自在る当接する走行車輪
    を有する副ガイド桁とからなる鋼橋用移動足場。
  2. 【請求項2】 前記主ガイド桁の2個を前後に合体させ
    たことを特徴とする請求項1記載の鋼橋用移動足場。
JP6035792U 1992-08-27 1992-08-27 鋼橋用移動足場 Expired - Fee Related JPH0750404Y2 (ja)

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JPH0624008U JPH0624008U (ja) 1994-03-29
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KR20030012015A (ko) * 2001-07-30 2003-02-12 이형훈 강바닥판 및 프리플렉스거더 복합형 교량구조
KR20030012014A (ko) * 2001-07-30 2003-02-12 이형훈 플레이트거더 설치방식을 이용한 프리플렉스교량구조
JP2007051416A (ja) * 2005-08-12 2007-03-01 Gijutsu Kaihatsu Kenkyusho:Kk 足場装置
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JP7158555B1 (ja) * 2021-12-06 2022-10-21 川田テクノロジーズ株式会社 橋梁の床版取替工法に適用される鋼桁ケレン装置およびその装置を用いたケレン方法

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