JP2991713B1 - 懸垂形モノレ―ル軌道桁の塗装方法およびその装置 - Google Patents
懸垂形モノレ―ル軌道桁の塗装方法およびその装置Info
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- JP2991713B1 JP2991713B1 JP4579399A JP4579399A JP2991713B1 JP 2991713 B1 JP2991713 B1 JP 2991713B1 JP 4579399 A JP4579399 A JP 4579399A JP 4579399 A JP4579399 A JP 4579399A JP 2991713 B1 JP2991713 B1 JP 2991713B1
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Abstract
【要約】
【課題】 仮設足場を構築することなしにモノレール軌
道桁の塗装作業を能率よく、かつ公衆災害なく行う。 【解決手段】 モノレール軌道桁Rを自走する塗装専用
車1に幅方向に張り出し可能でかつ上昇可能な作業床1
6、17、18を設け、さらにこれに接続して牽引される養
生台車2に幅方向および車両後方に張り出し可能な受け
板24および延長板25を設け、塗装直後の塗料の滴下をこ
れらで受けて道路への落下をなくし、塗装が終わり次第
塗装専用車1が移動できるようにする。
道桁の塗装作業を能率よく、かつ公衆災害なく行う。 【解決手段】 モノレール軌道桁Rを自走する塗装専用
車1に幅方向に張り出し可能でかつ上昇可能な作業床1
6、17、18を設け、さらにこれに接続して牽引される養
生台車2に幅方向および車両後方に張り出し可能な受け
板24および延長板25を設け、塗装直後の塗料の滴下をこ
れらで受けて道路への落下をなくし、塗装が終わり次第
塗装専用車1が移動できるようにする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、懸垂形モノレール
鉄道における既設の軌道桁(支柱の一部を含む、以下同
じ)の塗装方法およびその装置に関する。
鉄道における既設の軌道桁(支柱の一部を含む、以下同
じ)の塗装方法およびその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】懸垂形モノレールはフランスで誕生し、
近年わが国にも導入されて新しい都市交通機関のひとつ
として注目されている。図11に示すように、そのシステ
ムは、例えば道路上等に建てられた支柱Pの頂部に水平
方向に張り出して取り付けられた枕桁Bに、下面に開口
を有する箱型の軌道桁Rを吊り下げて支持させ、この軌
道桁R内を走行するゴムタイヤ式の台車から吊り下げら
れた車両Cが軌道桁Rの下面を移動するのである。した
がってモノレール車両は地上の交通やその他の障害物に
影響されることなく独自に走行でき、同様の特徴を有す
る従来形鉄道の高架線と比較しても支柱Pの部分しか地
上の面積を占有しないことなどの構造的相違により既設
の道路上にも建設が可能であり、建設費も格段に安いな
どの利点を有している。
近年わが国にも導入されて新しい都市交通機関のひとつ
として注目されている。図11に示すように、そのシステ
ムは、例えば道路上等に建てられた支柱Pの頂部に水平
方向に張り出して取り付けられた枕桁Bに、下面に開口
を有する箱型の軌道桁Rを吊り下げて支持させ、この軌
道桁R内を走行するゴムタイヤ式の台車から吊り下げら
れた車両Cが軌道桁Rの下面を移動するのである。した
がってモノレール車両は地上の交通やその他の障害物に
影響されることなく独自に走行でき、同様の特徴を有す
る従来形鉄道の高架線と比較しても支柱Pの部分しか地
上の面積を占有しないことなどの構造的相違により既設
の道路上にも建設が可能であり、建設費も格段に安いな
どの利点を有している。
【0003】ところで懸垂形モノレールの軌道桁は、前
記したように空中に吊り下げて支持されるものであるか
ら、十分な強度を有しながら軽量でかつ寸法的にもスリ
ムであることが必要であり、鋼板を溶接等で組み立てた
構造が採用されている。このため、直射日光や風雨にさ
らされる外面については、ふっ素樹脂などの重塗装を行
っても、例えば15年ないし20年という周期で塗り替えが
必要となる。軌道桁を支持する枕桁や支柱についても同
様である。
記したように空中に吊り下げて支持されるものであるか
ら、十分な強度を有しながら軽量でかつ寸法的にもスリ
ムであることが必要であり、鋼板を溶接等で組み立てた
構造が採用されている。このため、直射日光や風雨にさ
らされる外面については、ふっ素樹脂などの重塗装を行
っても、例えば15年ないし20年という周期で塗り替えが
必要となる。軌道桁を支持する枕桁や支柱についても同
様である。
【0004】このような塗装作業には、作業者用の足場
が必要である。橋梁や鉄塔等、従来の鋼製構造物の塗装
においては、その周囲に仮設足場を構築するのが一般的
であり、また高速道路の高架橋などにおいても、橋桁そ
のものに支持させて仮設足場を設置することが可能であ
る。しかしながら懸垂形モノレールの場合、軌道桁の下
面を車両が通過するために軌道桁自身に足場を組む事が
困難であるから、例えばその下面が道路であれば道路の
一部をある期間使用してその上に仮設足場を構築するこ
とになるが、この間の交通障害が重大問題となるので迂
回路を設置するなどの莫大な費用を必要とするばかりで
なく、工事不可能な区間もある。一方、いわゆる高所作
業車を使用してブーム上の作業床に作業者が乗って作業
する方法であれば仮設足場を設けなくてよいが、作業中
高所作業車が下の道路に停車しているため交通に障害が
ある。また、下が道路でない区間についてはこの方法で
さえ採用できない。
が必要である。橋梁や鉄塔等、従来の鋼製構造物の塗装
においては、その周囲に仮設足場を構築するのが一般的
であり、また高速道路の高架橋などにおいても、橋桁そ
のものに支持させて仮設足場を設置することが可能であ
る。しかしながら懸垂形モノレールの場合、軌道桁の下
面を車両が通過するために軌道桁自身に足場を組む事が
困難であるから、例えばその下面が道路であれば道路の
一部をある期間使用してその上に仮設足場を構築するこ
とになるが、この間の交通障害が重大問題となるので迂
回路を設置するなどの莫大な費用を必要とするばかりで
なく、工事不可能な区間もある。一方、いわゆる高所作
業車を使用してブーム上の作業床に作業者が乗って作業
する方法であれば仮設足場を設けなくてよいが、作業中
高所作業車が下の道路に停車しているため交通に障害が
ある。また、下が道路でない区間についてはこの方法で
さえ採用できない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
問題点を解消し、夜間の運転休止時間帯を利用してモノ
レールの軌道桁そのものに塗装専用車を走行させ、塗り
替え作業を能率的に、かつ公衆災害なく行うようにした
懸垂形モノレール軌道桁の塗装方法およびその装置を提
供することを目的とする。
問題点を解消し、夜間の運転休止時間帯を利用してモノ
レールの軌道桁そのものに塗装専用車を走行させ、塗り
替え作業を能率的に、かつ公衆災害なく行うようにした
懸垂形モノレール軌道桁の塗装方法およびその装置を提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の懸垂形モノレー
ル軌道桁の塗装方法は、懸垂形モノレールの軌道桁を懸
垂状態で自走する塗装専用車の後方にこの塗装専用車に
牽引されて懸垂状態で走行する養生台車を接続し、この
養生台車に設けられた受け板を車両幅方向に張り出さ
せ、延長板を車両後方に張り出させて、塗装した直後の
軌道桁の下部をこれら受け板および延長板で覆うように
したことを特徴とし、さらに望ましくは、懸垂形モノレ
ールの軌道桁を懸垂状態で自走する塗装専用車に設けら
れた作業床を車両幅方向に張り出させ、かつ上昇させ、
この作業床上で塗装作業を行うとともに、前記塗装専用
車の後方にこの塗装専用車に牽引されて懸垂状態で走行
する養生台車を接続し、この養生台車に設けられた受け
板を車両幅方向に張り出させ、延長板を車両後方に張り
出させて、塗装した直後の軌道桁の下部をこれら受け板
および延長板で覆うようにしたことを特徴とする懸垂形
モノレール軌道桁の塗装方法である。
ル軌道桁の塗装方法は、懸垂形モノレールの軌道桁を懸
垂状態で自走する塗装専用車の後方にこの塗装専用車に
牽引されて懸垂状態で走行する養生台車を接続し、この
養生台車に設けられた受け板を車両幅方向に張り出さ
せ、延長板を車両後方に張り出させて、塗装した直後の
軌道桁の下部をこれら受け板および延長板で覆うように
したことを特徴とし、さらに望ましくは、懸垂形モノレ
ールの軌道桁を懸垂状態で自走する塗装専用車に設けら
れた作業床を車両幅方向に張り出させ、かつ上昇させ、
この作業床上で塗装作業を行うとともに、前記塗装専用
車の後方にこの塗装専用車に牽引されて懸垂状態で走行
する養生台車を接続し、この養生台車に設けられた受け
板を車両幅方向に張り出させ、延長板を車両後方に張り
出させて、塗装した直後の軌道桁の下部をこれら受け板
および延長板で覆うようにしたことを特徴とする懸垂形
モノレール軌道桁の塗装方法である。
【0007】また、本発明の懸垂形モノレール軌道桁の
塗装装置は、懸垂形モノレールの軌道桁を走行する台車
と、この台車から吊り下げられたフレームと、このフレ
ームに設けられる受け板および延長板よりなる懸垂形モ
ノレール軌道桁の塗装用の養生台車であって、前記受け
板がフレームの車両限界内に収納され、かつ車両幅方向
に張り出し可能であり、かつ前記延長板がフレーム後方
に張り出し可能であることを特徴とする懸垂形モノレー
ル軌道桁の塗装用の養生台車であり、さらには、懸垂形
モノレールの軌道桁を自走する塗装専用車に、同じく懸
垂形モノレールの軌道桁を走行する前記の養生台車を接
続して牽引させたことを特徴とする懸垂形モノレール軌
道桁の塗装用の車両編成である。
塗装装置は、懸垂形モノレールの軌道桁を走行する台車
と、この台車から吊り下げられたフレームと、このフレ
ームに設けられる受け板および延長板よりなる懸垂形モ
ノレール軌道桁の塗装用の養生台車であって、前記受け
板がフレームの車両限界内に収納され、かつ車両幅方向
に張り出し可能であり、かつ前記延長板がフレーム後方
に張り出し可能であることを特徴とする懸垂形モノレー
ル軌道桁の塗装用の養生台車であり、さらには、懸垂形
モノレールの軌道桁を自走する塗装専用車に、同じく懸
垂形モノレールの軌道桁を走行する前記の養生台車を接
続して牽引させたことを特徴とする懸垂形モノレール軌
道桁の塗装用の車両編成である。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明によれば、塗装の対称物で
ある懸垂形モノレールの軌道桁そのものに塗装専用車あ
るいはこれに牽引される養生台車を懸垂状態で走行さ
せ、この塗装専用車に設けた作業床を車両幅方向に張り
出させ、かつ上昇させてこの作業床上で塗装作業を行
い、また前記養生台車に設けた受け板を車両幅方向に張
り出させ、あるいは延長板を車両後方に張り出させて塗
装したばかりの軌道桁の下部をこれら受け板や延長板で
覆うようにしたので、塗りたての軌道桁から滴下する塗
料が下の道路まで落ちるおそれがなく、塗装が終わり次
第、順次次の作業位置へ移動することができるので仮設
足場等を構築することなく塗装作業が可能で、かつ夜間
の運転休止時間を有効に活用して能率的に、かつ公衆災
害なく塗装作業を行うことができる。
ある懸垂形モノレールの軌道桁そのものに塗装専用車あ
るいはこれに牽引される養生台車を懸垂状態で走行さ
せ、この塗装専用車に設けた作業床を車両幅方向に張り
出させ、かつ上昇させてこの作業床上で塗装作業を行
い、また前記養生台車に設けた受け板を車両幅方向に張
り出させ、あるいは延長板を車両後方に張り出させて塗
装したばかりの軌道桁の下部をこれら受け板や延長板で
覆うようにしたので、塗りたての軌道桁から滴下する塗
料が下の道路まで落ちるおそれがなく、塗装が終わり次
第、順次次の作業位置へ移動することができるので仮設
足場等を構築することなく塗装作業が可能で、かつ夜間
の運転休止時間を有効に活用して能率的に、かつ公衆災
害なく塗装作業を行うことができる。
【0009】
【実施例】以下本発明の実施例を図面により説明する。
本発明の塗装作業に使用される車両は、モノレールの軌
道桁を懸垂状態で自走する塗装専用車と、これに接続し
て牽引され同じく懸垂状態で走行する養生台車の2両で
編成されるが、図1はこのうちの塗装専用車1の正面図
で、11は走行台車、13は運転室、14は連結器、15は蓄電
池、16は第1作業床、17は第2作業床、18は第3作業
床、19はフレーム破損等の非常事故に備えて走行台車11
とフレーム間に張られた控えのワイヤロープである。
本発明の塗装作業に使用される車両は、モノレールの軌
道桁を懸垂状態で自走する塗装専用車と、これに接続し
て牽引され同じく懸垂状態で走行する養生台車の2両で
編成されるが、図1はこのうちの塗装専用車1の正面図
で、11は走行台車、13は運転室、14は連結器、15は蓄電
池、16は第1作業床、17は第2作業床、18は第3作業
床、19はフレーム破損等の非常事故に備えて走行台車11
とフレーム間に張られた控えのワイヤロープである。
【0010】走行台車11はいずれもゴムタイヤ式で、垂
直姿勢の走行車輪、水平姿勢の案内車輪をそれぞれ4個
ずつ配置し、走行用電動機、減速機、タイヤパンクに備
えた補助車輪等を備えたサフェージュ式モノレール車両
における一般的な構造のものである。塗装専用車1はこ
の走行台車11を前後に2組備えたボギー車であり、それ
ぞれの走行台車11から、鋼桁で構成される下方のフレー
ム(図1には現れない)を2点吊りしている。フレーム
は長方形状の床部121 の前後2か所に走行台車11から吊
られる柱122 を立て、これらを適宜補強材で補強した構
造であり、フレームの前後両端には運転室13が設けら
れ、その中間には追って説明する第1作業床16、第2作
業床17、第3作業床18が配置される。
直姿勢の走行車輪、水平姿勢の案内車輪をそれぞれ4個
ずつ配置し、走行用電動機、減速機、タイヤパンクに備
えた補助車輪等を備えたサフェージュ式モノレール車両
における一般的な構造のものである。塗装専用車1はこ
の走行台車11を前後に2組備えたボギー車であり、それ
ぞれの走行台車11から、鋼桁で構成される下方のフレー
ム(図1には現れない)を2点吊りしている。フレーム
は長方形状の床部121 の前後2か所に走行台車11から吊
られる柱122 を立て、これらを適宜補強材で補強した構
造であり、フレームの前後両端には運転室13が設けら
れ、その中間には追って説明する第1作業床16、第2作
業床17、第3作業床18が配置される。
【0011】床部121 の下面は上方の軌道桁R内のレー
ル面(走行車輪の走行面)を基準として3700mm下がっ
た高さにあり、各作業床は収納状態でこれから2090mm
上方にある。つまり各作業床とも、その上に立てば軌道
桁Rの下面および側面下部については作業が可能であ
る。なお、上記各作業床の他、運転室屋根上、フレーム
中央部等随所に手すりを設ければそれぞれ固定作業床と
して利用できる。また、各作業床自体が塗装部分を囲う
覆いとなるので塗料の飛散が防止されるばかりでなく、
これら作業床の手すり等を利用して保護スクリーン等を
設け、万全の環境保護対策がとれるようにしている。
ル面(走行車輪の走行面)を基準として3700mm下がっ
た高さにあり、各作業床は収納状態でこれから2090mm
上方にある。つまり各作業床とも、その上に立てば軌道
桁Rの下面および側面下部については作業が可能であ
る。なお、上記各作業床の他、運転室屋根上、フレーム
中央部等随所に手すりを設ければそれぞれ固定作業床と
して利用できる。また、各作業床自体が塗装部分を囲う
覆いとなるので塗料の飛散が防止されるばかりでなく、
これら作業床の手すり等を利用して保護スクリーン等を
設け、万全の環境保護対策がとれるようにしている。
【0012】この塗装専用車1は追って説明する養生台
車を牽引するため、走行台車11の両端部分に牽引用の簡
易な連結器14a を備える他、非常の際には一般モノレー
ル車両とも連結するため、これら車両と合わせた位置に
も通常の連結器14b を備えている。なお図1に示すよう
に連結器14b を車体端部よりも引っ込んだ位置に設けて
いるので、一般モノレール車両との連結の際には棒状の
中間連結器を使用する。
車を牽引するため、走行台車11の両端部分に牽引用の簡
易な連結器14a を備える他、非常の際には一般モノレー
ル車両とも連結するため、これら車両と合わせた位置に
も通常の連結器14b を備えている。なお図1に示すよう
に連結器14b を車体端部よりも引っ込んだ位置に設けて
いるので、一般モノレール車両との連結の際には棒状の
中間連結器を使用する。
【0013】この塗装専用車はモノレール列車の営業休
止時間帯に走行するため、床部121上に自走用および補
助電源用の蓄電池15を備えている。また特に図示しない
が、夜間作業を前提としているから作業床16、17、18の
手すり等を利用して適宜照明設備を設ける。また、手す
り等を利用して適宜落下防止シート等の安全設備を取り
付ける。
止時間帯に走行するため、床部121上に自走用および補
助電源用の蓄電池15を備えている。また特に図示しない
が、夜間作業を前提としているから作業床16、17、18の
手すり等を利用して適宜照明設備を設ける。また、手す
り等を利用して適宜落下防止シート等の安全設備を取り
付ける。
【0014】図2は塗装専用車1の台車部分を除く車体
部分の平面図、図3は図2のAA矢視による断面図、図
4は同じく図2のBB矢視による右方向から見た側面図
で、12はフレームである。第1作業床16、第2作業床1
7、第3作業床18はいずれも走行時等の基準状態ではフ
レーム12の床部121 の上、すなわち図4に想像線(二点
鎖線)で示す車両限界内に収納されているが、塗装専用
車1が目的位置に停車して軌道桁上部の塗装作業等を行
う場合には必要に応じて車両幅方向に張り出し、かつ作
業床部分を上昇、下降させることができる。図2におい
て下側部分は各作業床が張り出した状態を示し、上側部
分は実線で収納状態を、想像線で張り出した状態を示し
ている。
部分の平面図、図3は図2のAA矢視による断面図、図
4は同じく図2のBB矢視による右方向から見た側面図
で、12はフレームである。第1作業床16、第2作業床1
7、第3作業床18はいずれも走行時等の基準状態ではフ
レーム12の床部121 の上、すなわち図4に想像線(二点
鎖線)で示す車両限界内に収納されているが、塗装専用
車1が目的位置に停車して軌道桁上部の塗装作業等を行
う場合には必要に応じて車両幅方向に張り出し、かつ作
業床部分を上昇、下降させることができる。図2におい
て下側部分は各作業床が張り出した状態を示し、上側部
分は実線で収納状態を、想像線で張り出した状態を示し
ている。
【0015】第1作業床16は車両幅方向の張り出し、収
納のみを行うが、その内部に嵌合している第2作業床17
は第1作業床16からさらに若干張り出すとともに約3000
mmのストロークで上昇、下降を行うので、第1作業床
16、第2作業床17が張り出した状態で第2作業床17を上
昇させれば、この作業床上で図3に示すように軌道桁R
の側面上部まで塗装作業を行うことができる。また、こ
こから軌道桁R上部に乗り移って上面を塗装することも
できる。第1作業床16、第2作業床17は支柱や枕桁の箇
所などで使用する。
納のみを行うが、その内部に嵌合している第2作業床17
は第1作業床16からさらに若干張り出すとともに約3000
mmのストロークで上昇、下降を行うので、第1作業床
16、第2作業床17が張り出した状態で第2作業床17を上
昇させれば、この作業床上で図3に示すように軌道桁R
の側面上部まで塗装作業を行うことができる。また、こ
こから軌道桁R上部に乗り移って上面を塗装することも
できる。第1作業床16、第2作業床17は支柱や枕桁の箇
所などで使用する。
【0016】第3作業床18は軌道桁方向に6000mmの長
さがあり、3人が同時に作業できるメインの作業床であ
る。車両幅方向の張り出し、収納を行うとともに、追っ
て説明する上昇機構を有している。したがって張り出し
た状態でストローク一杯まで上昇させると、この作業床
上で図4に示すように軌道桁Rの側面上部まで塗装作業
を行うことができる。さらに、ここから軌道桁R上部に
乗り移って上面を塗装することができる。
さがあり、3人が同時に作業できるメインの作業床であ
る。車両幅方向の張り出し、収納を行うとともに、追っ
て説明する上昇機構を有している。したがって張り出し
た状態でストローク一杯まで上昇させると、この作業床
上で図4に示すように軌道桁Rの側面上部まで塗装作業
を行うことができる。さらに、ここから軌道桁R上部に
乗り移って上面を塗装することができる。
【0017】図5は第3作業床18の張り出し機構の一例
を説明する平面図、図6は側面図である。ここでは張り
出し機構として固定台182 、昇降機構183 を介して第3
作業床18を支持するH形鋼のアーム181 と、そのフラン
ジ裏面に取り付けられたラック、これにかみ合うピニオ
ン、ギヤドモータ等により構成された例を示している
が、この他に液体シリンダやリンク機構等、周知のいか
なる直線移動機構を使用してもよい。
を説明する平面図、図6は側面図である。ここでは張り
出し機構として固定台182 、昇降機構183 を介して第3
作業床18を支持するH形鋼のアーム181 と、そのフラン
ジ裏面に取り付けられたラック、これにかみ合うピニオ
ン、ギヤドモータ等により構成された例を示している
が、この他に液体シリンダやリンク機構等、周知のいか
なる直線移動機構を使用してもよい。
【0018】図7は第3作業床18の昇降機構の一例を説
明する正面図である。この例は一端を固定台182 、他端
を第3作業床18に係合させた交差する一対のアームと油
圧シリンダを用いた一種のパンタグラフ機構である。図
7(a)は上昇状態、(b)は下降状態を示す。この
他、多段シリンダを用いて直接昇降させてもよいし、ワ
イヤロープやチェーンを使用した巻き上げ機構による昇
降でもよい。
明する正面図である。この例は一端を固定台182 、他端
を第3作業床18に係合させた交差する一対のアームと油
圧シリンダを用いた一種のパンタグラフ機構である。図
7(a)は上昇状態、(b)は下降状態を示す。この
他、多段シリンダを用いて直接昇降させてもよいし、ワ
イヤロープやチェーンを使用した巻き上げ機構による昇
降でもよい。
【0019】つづいて、この塗装専用車1に連結して牽
引される養生台車2の正面図を図8に、側面図を図9に
示す。21は台車、22はフレーム、24は受け板、25は延長
板である。台車21は塗装専用車1の走行台車11の1基に
ついて、駆動装置を取り除いたものに相当する。端部に
は塗装専用車1に連結する簡易な連結器23を備えてお
り、塗装専用車1と切れ目なしに、むしろややラップし
て連結される。
引される養生台車2の正面図を図8に、側面図を図9に
示す。21は台車、22はフレーム、24は受け板、25は延長
板である。台車21は塗装専用車1の走行台車11の1基に
ついて、駆動装置を取り除いたものに相当する。端部に
は塗装専用車1に連結する簡易な連結器23を備えてお
り、塗装専用車1と切れ目なしに、むしろややラップし
て連結される。
【0020】フレーム22は例えば長さ5000mmの長方形
状の床部221 の長手方向2か所に台車21から吊られる柱
222 を立て、これらを適宜補強材で補強した構造であ
り、床部221 には受け板24および延長板25が収納されて
おり、受け板24はハンドル241の操作によってチェーン
を駆動し、車両幅方向にストローク 650mm張り出すこ
とができる。また延長板25は液圧シリンダ251 によって
フレーム22の後方に所定寸法、例えば2600mm張り出さ
せることができる。フレーム22を長くすれば延長板25は
不要であるが、基地における待機時や不使用時の格納等
を考慮するとこのようにフレーム22をある程度の長さに
押さえ、延長板25を使用する方が使い勝手がよい。
状の床部221 の長手方向2か所に台車21から吊られる柱
222 を立て、これらを適宜補強材で補強した構造であ
り、床部221 には受け板24および延長板25が収納されて
おり、受け板24はハンドル241の操作によってチェーン
を駆動し、車両幅方向にストローク 650mm張り出すこ
とができる。また延長板25は液圧シリンダ251 によって
フレーム22の後方に所定寸法、例えば2600mm張り出さ
せることができる。フレーム22を長くすれば延長板25は
不要であるが、基地における待機時や不使用時の格納等
を考慮するとこのようにフレーム22をある程度の長さに
押さえ、延長板25を使用する方が使い勝手がよい。
【0021】なお台車21にはチェーンブロック26が取り
付けられており、フレーム22を吊り上げている。これは
この養生台車2を使用しない場合に、台車21からフレー
ム22を分離し、車両基地内で保管するための吊り下ろし
装置である。つぎに、これら塗装専用車1と養生台車2
を使用してモノレール軌道桁の塗装作業を行う状況を図
10により説明する。営業列車の運転終了後、基地を出発
した塗装専用車1と養生台車2の編成は自力で走行して
所定の作業位置に停車し、各作業床を適宜張り出し、あ
るいは上昇させて軌道桁の塗装作業を行う。
付けられており、フレーム22を吊り上げている。これは
この養生台車2を使用しない場合に、台車21からフレー
ム22を分離し、車両基地内で保管するための吊り下ろし
装置である。つぎに、これら塗装専用車1と養生台車2
を使用してモノレール軌道桁の塗装作業を行う状況を図
10により説明する。営業列車の運転終了後、基地を出発
した塗装専用車1と養生台車2の編成は自力で走行して
所定の作業位置に停車し、各作業床を適宜張り出し、あ
るいは上昇させて軌道桁の塗装作業を行う。
【0022】塗装は一般にケレンと呼ばれる塗膜不良部
分の剥離、2回の下塗り、中塗り、上塗り、検査の6工
程で行われる。これらの作業を行う1人の受持ち範囲を
2mとして1回10分で作業を行うものとすれば、片側3
人合計6人を配置すれば6m分の作業を同時に行えるか
ら、10分毎に6mずつ移動して作業を行い、1晩あたり
の作業可能時間(全部で約4時間)のうち基地との往復
時間を差し引いても、80〜90mの作業を行うことができ
る。
分の剥離、2回の下塗り、中塗り、上塗り、検査の6工
程で行われる。これらの作業を行う1人の受持ち範囲を
2mとして1回10分で作業を行うものとすれば、片側3
人合計6人を配置すれば6m分の作業を同時に行えるか
ら、10分毎に6mずつ移動して作業を行い、1晩あたり
の作業可能時間(全部で約4時間)のうち基地との往復
時間を差し引いても、80〜90mの作業を行うことができ
る。
【0023】ところで、塗装専用車1のみでも塗装作業
そのものは実施できるが、例えば塗りの工程などで塗装
後すぐに塗装専用車が移動してしまうと、ボルト部分な
どから塗ったばかりの塗料が下の道路等に滴下するとい
う現象がある。通行止めをしない塗装作業だけに一般の
自動車などが下を通過するおそれがあるからある程度塗
料が乾くのを待って移動する必要があるのだが、本発明
においては塗装専用車の後方に養生台車が牽引されてお
り、受け板24を幅方向に張り出させ、延長板25もストロ
ーク一杯まで張り出させておけば、編成が移動しても塗
りたての桁の下につぎの移動まで養生台車が位置して塗
装した直後の軌道桁の下部を受け板24および延長板25が
覆っているので、滴下した塗料はこの受け板や延長板に
受け止められて道路までは落下しないので、塗り終わっ
たら塗装専用車はただちに移動することが可能である。
実験によれば塗料が滴下しなくなるまでの時間は10分あ
れば十分であるから、乾燥待ちによる時間ロスは発生し
ない。
そのものは実施できるが、例えば塗りの工程などで塗装
後すぐに塗装専用車が移動してしまうと、ボルト部分な
どから塗ったばかりの塗料が下の道路等に滴下するとい
う現象がある。通行止めをしない塗装作業だけに一般の
自動車などが下を通過するおそれがあるからある程度塗
料が乾くのを待って移動する必要があるのだが、本発明
においては塗装専用車の後方に養生台車が牽引されてお
り、受け板24を幅方向に張り出させ、延長板25もストロ
ーク一杯まで張り出させておけば、編成が移動しても塗
りたての桁の下につぎの移動まで養生台車が位置して塗
装した直後の軌道桁の下部を受け板24および延長板25が
覆っているので、滴下した塗料はこの受け板や延長板に
受け止められて道路までは落下しないので、塗り終わっ
たら塗装専用車はただちに移動することが可能である。
実験によれば塗料が滴下しなくなるまでの時間は10分あ
れば十分であるから、乾燥待ちによる時間ロスは発生し
ない。
【0024】なお、受け板24、延長板25は一枚板構成と
する必要はなく、枠体に塗料の滴下防止機能を具備した
部材を取り付ける構成としてもよい。
する必要はなく、枠体に塗料の滴下防止機能を具備した
部材を取り付ける構成としてもよい。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、地上から仮設足場を構
築する必要がなく、モノレールの軌道桁そのものを利用
して走行する塗装専用車によって塗装作業を行うことが
でき、しかも塗り終わった時点ですぐ作業場所を移動し
ても後方に養生台車を連結しているため塗料が下の道路
等に滴下するおそれがないため、能率的に、かつ公衆災
害なく塗装作業を行うことができるので、モノレール軌
道桁の塗装作業がきわめて容易に、かつ効率的に行える
という、すぐれた効果を奏する。
築する必要がなく、モノレールの軌道桁そのものを利用
して走行する塗装専用車によって塗装作業を行うことが
でき、しかも塗り終わった時点ですぐ作業場所を移動し
ても後方に養生台車を連結しているため塗料が下の道路
等に滴下するおそれがないため、能率的に、かつ公衆災
害なく塗装作業を行うことができるので、モノレール軌
道桁の塗装作業がきわめて容易に、かつ効率的に行える
という、すぐれた効果を奏する。
【図1】本発明の塗装専用車の一実施例を示す正面図で
ある。
ある。
【図2】本発明の塗装専用車の車体部分の一実施例を示
す平面図である。
す平面図である。
【図3】図2におけるAA矢視による断面図である。
【図4】図2におけるBB矢視による側面図である。
【図5】本発明における第3作業床の張り出し機構を示
す平面図である。
す平面図である。
【図6】本発明における第3作業床の張り出し機構を示
す側面図である。
す側面図である。
【図7】本発明における第3作業床の昇降機構を示す正
面図である。
面図である。
【図8】本発明の養生台車の一実施例を示す正面図であ
る。
る。
【図9】本発明の養生台車の一実施例を示す側面図であ
る。
る。
【図10】本発明の塗装専用車と養生台車の編成の一実施
例を示す正面図である。
例を示す正面図である。
【図11】本発明に係わる懸垂型モノレール鉄道の説明図
である。
である。
1 塗装専用車 2 養生台車 11 走行台車 12 フレーム 13 運転室 14 連結器 15 蓄電池 16 第1作業床 17 第2作業床 18 第3作業床 19 ワイヤロープ 21 台車 22 フレーム 23 連結器 24 受け板 25 延長板 26 チェーンブロック 121 床部 122 柱 171 昇降機構 181 アーム 182 固定台 183 昇降機構 221 床部 222 柱 241 ハンドル 251 液圧シリンダ B 枕桁 C 車両 R 軌道桁 P 支柱
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 塩田 詔之 千葉県千葉市中央区川崎町1番地 川鉄 マシナリー株式会社 千葉事業所内 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B61D 15/00 B61B 13/06 E01D 21/00
Claims (4)
- 【請求項1】 懸垂形モノレールの軌道桁を懸垂状態で
自走する塗装専用車の後方にこの塗装専用車に牽引され
て懸垂状態で走行する養生台車を接続し、この養生台車
に設けられた受け板を車両幅方向に張り出させ、延長板
を車両後方に張り出させて、塗装した直後の軌道桁の下
部をこれら受け板および延長板で覆うようにしたことを
特徴とする懸垂形モノレール軌道桁の塗装方法。 - 【請求項2】 懸垂形モノレールの軌道桁を懸垂状態で
自走する塗装専用車に設けられた作業床を車両幅方向に
張り出させ、かつ上昇させ、この作業床上で塗装作業を
行うとともに、前記塗装専用車の後方にこの塗装専用車
に牽引されて懸垂状態で走行する養生台車を接続し、こ
の養生台車に設けられた受け板を車両幅方向に張り出さ
せ、延長板を車両後方に張り出させて、塗装した直後の
軌道桁の下部をこれら受け板および延長板で覆うように
したことを特徴とする懸垂形モノレール軌道桁の塗装方
法。 - 【請求項3】 懸垂形モノレールの軌道桁を走行する台
車(21)と、この台車(21)から吊り下げられたフレー
ム(22)と、このフレーム(22)に設けられる受け板
(24)および延長板(25)よりなる懸垂形モノレール軌
道桁の塗装用の養生台車であって、前記受け板(24)が
フレーム(22)の車両限界内に収納され、かつ車両幅方
向に張り出し可能であり、かつ前記延長板(25)がフレ
ーム(22)後方に張り出し可能であることを特徴とする
懸垂形モノレール軌道桁の塗装用の養生台車。 - 【請求項4】 懸垂形モノレールの軌道桁を自走する塗
装専用車(1)に、同じく懸垂形モノレールの軌道桁を
走行する請求項3に記載の養生台車(2)を接続して牽
引させたことを特徴とする懸垂形モノレール軌道桁の塗
装用の車両編成。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4579399A JP2991713B1 (ja) | 1999-02-24 | 1999-02-24 | 懸垂形モノレ―ル軌道桁の塗装方法およびその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4579399A JP2991713B1 (ja) | 1999-02-24 | 1999-02-24 | 懸垂形モノレ―ル軌道桁の塗装方法およびその装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2991713B1 true JP2991713B1 (ja) | 1999-12-20 |
JP2000238635A JP2000238635A (ja) | 2000-09-05 |
Family
ID=12729172
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4579399A Expired - Fee Related JP2991713B1 (ja) | 1999-02-24 | 1999-02-24 | 懸垂形モノレ―ル軌道桁の塗装方法およびその装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2991713B1 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107988909B (zh) * | 2017-07-28 | 2019-12-10 | 中铁二十四局集团有限公司 | 一种铁路便梁快速运输架设用拖车 |
CN108330839A (zh) * | 2018-02-12 | 2018-07-27 | 陈细妹 | 一种桥梁施工用防落装置 |
CN108547225A (zh) * | 2018-04-27 | 2018-09-18 | 中交二公局第二工程有限公司 | 一种拼装移动式安全防护施工作业平台及施工方法和应用 |
-
1999
- 1999-02-24 JP JP4579399A patent/JP2991713B1/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
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JP2000238635A (ja) | 2000-09-05 |
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