JPH07503572A - スタッガードサーボにおけるヘッドスイッチング方法及びその回路 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の名称 スタッガードサーボにおけるヘッドスイッチング方法及びその回路 技術分野 本発明は磁気記録装置に係り、特にスタッガードサーボにおけるヘッドスイッチ ング方法及びその回路に関するものである。

背景技術 図１は、一般的なサーボメカニズムのヘッドスイッチング時に、セクタを区分す るためのセクタ識別コード（５ｅｃｔｏｒＩｄｅｎｔｉｆｉｃａｔｉｏｎ　ｃｏ ｄｅ；１０　ｃｏｄｅ）を記録する方法を説明するためのものである。

図１を参照すれば、サーボメカニズムにおいて各ディスクが垂直的に配列されて いる時のセクタを区分するためのセクタ識別コードは、それぞれ垂直的に整列さ れている。ところが、図１に示したようにセクタ識別コードを記録する場合には 、１つのディスク面にセクタ識別コードを全部記録してから次のディスク面にセ クタ識別コードを記録するので、ディスク面の個数の回転数に当たるほどの記録 時間がかかるようになり、記録時間が長くかかってしまう。

図２は、従来のスタッガードサーボメカニズムで、ヘッドスイッチングの時にセ クタを区分するためのセクタ識別コードを記録する方法を説明するためのもので ある。

図２において、従来のスタッガードサーボメカニズムでは、スキュー値はどスキ ューさせてセクタ識別コードを記録するので、ディスクが一回転する間に全ての ディスク面にセクタ識別コードが全部記録され、記録時間が短縮されるという長 所がある。ところが、従来のスタッガードサーボメカニズムでセクタ識別コード を検出する場合には、１つ乃至２つのセクタを飛び越してセクタ識別コードを検 出することがある。即ち、ディスクＨＤＯからディスクＨＤＩにヘッドスイッチ ングされれば、データ領域の点Ａが次のセクタ識別コードの位置と予測されて検 索動作を繰り返すことになり、セクタ識別コードを１つ又は２つ飛ばしたりデー タ読み出しエラーが発生したりする。

発明の開示 本発明の目的は、スタッガードサーボメカニズムにより記録されたセクタ識別コ ードを、ヘッドスイッチングの時に正確に検出できるヘッドスイッチング方法を 提供することである。

本発明の他の目的は、スタッガードサーボメカニズムにより記録されたセクタ識 別コードを、ヘッドスイッチングの時に正確に検出できるヘッドスイッチング回 路を提供することである。

本発明の目的を達成するために、本発明のへラドスイッチングのセクタ検出方法 は、スタッガードサーボメカニズムにより記録された記録媒体のデータを読み出 すために、第１記録媒体で動作する第１ヘツドから第２記録媒体で動作する第２ ヘツドにスイッチングするヘッドスイッチング方法において、記録媒体中１つを 選択する選択工程と、前記選択工程で選択された前記第１記録媒体と次の選択工 程で選択される前記第２記録媒体とのスキュ一時間を分類するための分類工程と 、前記スキュ一時間が所定の時間と同一ならば同期信号を発生するための同期信 号発生工程とを具備する。

本発明の他の目的を達成するために、本発明のヘッドスイッチング回路は、スタ ッガードサーボメカニズムにより記録された記録媒体のデータを読み出すために 、第１記録媒体で動作する第１ヘツドから第２記録媒体で動作する第２ヘツドに スイッチングするヘッドスイッチング回路において、記録媒体の１つを選択する ための選択手段と、前記選択手段で選択された第１記録媒体と次の選択手段で選 択される第２記録媒体とのスキュ一時間を分類するための分類手段と、前記分類 手段の出力信号によりイネーブルされ、スキュ一時間が所定の時間と一致すれば 同期信号を発生するための同期信号発生手段とを具備する。

図面の簡単な説明 本発明の前記目的と他の利点は、添付した図面と結び付けて説明される好適な実 施例に対する次の詳細な説明から明らかになる。

図１は、一般的なサーボメカニズムのヘッドスイッチングの時にセクタを区分す るためのセクタ識別コードを記録する方法を説明するための図である。

図２は、従来の技術と本発明との双方が適用される一般的なスタッガードサーボ メカニズムで、ヘッドスイッチングの時にセクタを区分するためのセクタ識別コ ードを記録する方法を説明するための図である。

図３は、現在のディスク面のヘッドから他のディスク面のヘッドにスイッチング する時に、スキュー値を利用して前記他のディスク面のセクタ識別コードの位置 を捜し出す方法を説明するための図である。

図４Ａ、図５Ｂは、本発明のヘッドスイッチングの時にスキュー値を補償するた めの回路のブロック図である。

図６は、図４Ａ、図５Ｂに示した回路の動作を説明するための動作タイミング図 である。

発明を実施するための最良の態様 先ず、本発明のヘッドスイッチングの時のセクタ検出方法を図２を参照して説明 する。

図２において、ヘッドスイッチング時にスキュー値を補償する場合における、本 発明のヘッドスイッチング時のセクタ検出方法は、スキュー値はど食い違って記 録されたセクタ識別コードを飛ばさず一度の検出動作で検出するために、現在の ヘッドの位置と目標ヘッドの位置とを比べ、サーボ識別位置が予測できる信号を 発生する。前記スキュー値は、もし２つのハードディスクの４つの面にデータを 記録するとすれば、３種類のスキュー値が発生する。

本発明のスタッガードサーボ用ヘッドスイッチング方法及び回路を説明するため に、図２を参照し、ここで２つのハードディスクの４つの面にデータが記録でき 、１つのセクタを記録するための時間が２６０．４１７μｓと仮定する。ディス クＨＤＯからディスクＭＤＩにヘッドスイッチングされる時のスキュー値は２６ ０．４１７μｓ／４　＝６５．１０４μｓとなる。

ヘッドスイッチング変化によるスキュー値と実際のヘッドスイッチングのために 必要な値を計算してみると、次の通りである。

図３を参照して、上記表に示した結果値を計算する方法を説明すれば次の通りで ある。

図３において、結果値は（（スキュー値）−（ポストアンブル値）−（ノーマル ギャップ））の公式によりめられる。

ここで、ノーマルギャップは、ポストアンブルとプリアンプルとの間の距離を示 す。もし、ポストアンブル値が３．３７５μｓとしノーマルギャップが１．１２ ５μｓとすれば、前記表の結果が得られる。

図４Ａ、図５Ｂにおいて、２つのハードディスクの４つの面をヘッドスイッチン グするためには、２つの入力信号が必要である。デコーダ１０は、２つの入力信 号ＨＤＳＯ，ＨＤＳＩを入力し、ハードＨＤＯ，’ＭＤＩ、ＨＤ２．ＨＤ３を選 択するための信号を発生する。ラッチ手段２０は、前記デコーダｌＯの出力信号 を入力してラッチする。ラッチ手段３０は、前記ラッチ２０の４番目、３番目、 ２番目の出力信号を受信してラッチする。前記ラッチ手段３０，３１，３２．３ ３は、前記デコーダ１０の出力信号に応答してラッチされた信号を出力する。

ラッチ手段３１は、前記ラッチ手段２０の１番目、４番目。

３番目の出力信号を受信してラッチする。ラッチ手段３２は、前記ラッチ手段２ ０の２番目、１番目、４番目の出力信号を受信してラッチする。ラッチ手段３３ は、前記ラッチ手段２０の３番目、２番目、１番目の出力信号を受信してラッチ する。

前記ラッチ手段３０，３１，３２．３３は前記デコーダ１０の出力信号に応答し てラッチされた信号を出力する。論理和手段４０は、前記ラッチ手段３０，３１ ，３２．３３の１番目の出力信号を受信して論理和する。論理和手段４１は、前 記ラッチ手段３０，３１，３２．３３の２番目の出力信号を受信して論理和する 。論理和手段４２は、前記３０，３１，３２゜３３の３番目の出力信号を受信し て論理和する。

計数手段５０は、使用者によって指定された１番目のスキュー値を計数する。計 数手段５１は、使用者によって指定された２番目のスキュー値を計数する。計数 手段５２は、使用者によって指定された３番目のスキュー値を計数する。比較手 段６ｏは、ヘッドスイッチングの開始点から計数された計数信号と前記計数手段 ５０の出力信号とを比べ、一致するか否かを判断する。同様に、比較手段６１は 、ヘッドスイッチングの開始点から計数された計数信号と前記計数手段５１の出 力信号とを比べ、一致するか否かを判断する。比較手段６２は、ヘッドスイッチ ングの開始点から計数された計数信号と前記計数手段５２の出力信号とを比べ、 一致するか否かを判断する。

論理積手段７０は、前記比較手段６０の出力信号と前記論理和手段４０の出力信 号とを論理積する。論理積手段７１は、前記比較手段６１の出力信号と前記論理 和手段４１の出力信号とを論理積する。論理積手段７２は、前記比較手段６２の 出力信号と前記論理和手段４２の出力信号とを論理積する。論理和手段８０は、 前記論理積手段７０，７１．７２の出力信号を論理和する。

図６は図４Ａ、図５Ｂに示した回路の動作を説明するための動作タイミング図で ある。

図６において、デコーダ１０は、ディスクを選択するための信号１００を入力し てデコードする。もし１番目のディスクＨＤＯを選択するために”００”を入力 すれば、信号２００はハイレベルとなる。ラッチ手段２０は、前記信号２００を ラッチして、信号６００を発生する。ラッチ手段３１は、前記信号３００に同期 されて、前記ラッチ手段２０の出力信号２００をラッチし、信号１０００を発生 する。

次に、ハードディスクＨＤＩを選択するために信号１００に“０１”を入力する 。デコーダ１０は、”ｏｌ”を入力してデコードし、信号３００を出力する。ラ ッチ手段２０は前記信号３００を人力して、信号７００を発生する。ラッチ手段 ３３は、前記信号５００に同期されて信号７００を入力し、信号１１００を発生 する。

論理和手段４０は、前記信号１ＯＯＯによりハイレベルの信号１２００を出力す る。論理和手段４１は、前記信号１１００によりハイレベルの信号１３００を出 力する。比較手段６０は、計数手段５０により指定された値（即ち、スキュー値 ）とセクタの開始点から計数された値とが一致すれば、信号１４００を発生する 。比較手段６１は、計数手段５１により指定された値とセクタの開始点から計数 された値とが一致すれば、信号１５００を発生する。

論理積手段７０は、前記信号１４００を入力し信号１６００を発生する。論理積 手段７１は、前記信号１５００を入力して信号１７００を発生する。論理和手段 ８０は、前記信号１６００．１７００を論理和して、信号１８００を発生する。

従って、本発明のスタッガードサーボメカニズムにより記録された記録媒体のデ ータを読み出すためのヘッドスイッチング方法及び回路は、スイッチング動作の 時に各セクタ識別コードの食い違った時間を補償し、正確にセクタの開始点を探 して読み出すことができる。

〈産業上の利用可能性〉 本発明のスタッガードサーボ装置、例えばハードディスクドライブによる媒体上 に記録された読み出しデータ用のシステムに採用され得る。

［図　１　］、（従来の技術） １図２　］（従来の技術） ＜＜＜　０１０１　ｃｒ　（Ｊ（Ｊ　（Ｊ　０ＯＯ−へ１　−Ｎ哨　−へ円　− へ０ ［図６］ １８００　”　Ｌ

Claims (6)

【特許請求の範囲】
1. １．スタッガードサーボメカニズムにより記録された記録媒体のデータを読み出 すために、第１記録媒体で動作する第１ヘッドから第２記録媒体で動作する第２ ヘッドにスイッチングするヘッドスイッチング方法において、記録媒体中の１つ を選択するための選択工程と、前記選択工程で選択された記録媒体と次の選択工 程で選択される記録媒体とのスキュー時間を分類するための分類工程と、 前記スキュー時間が所定の時間になると同期信号を発生するための同期信号発生 工程とを具備したことを特徴とするヘッドスイッチング方法。
2. ２．スタッガードサーボメカニズムにより記録された記録媒体のデータを読み出 すために、第１記録媒体で動作する第１ヘッドから第２記録媒体で動作する第２ ヘッドにスイッチングするスイッチング回路において、 記録媒体中１つを選択するための選択手段と、前記選択手段で選択された記録媒 体と次の選択手段で選択される記録媒体とのスキュー時間を分類するための分類 手段と、 前記分類手段が出力信号によりイネーブルされて、スキュー時間が所定の時間と 一致すると同期信号を発生するための同期信号発生手段とを具備したことを特徴 とするヘッドスイッチング回路。
3. ３．スタッガードサーボメカニズムにより記録媒体に記録されたデータを読み出 すために、ヘッドを４つの記録面中の１つの記録面から他の１つの記録面にスイ ッチングするスイッチング回路において、 ２つの入力信号を入力し、１つの記録媒体を選択するための選択手段と、 前記選択手段により選択された信号をラッチするためのラッチ手段と、 前記選択手段により出力される信号をイネーブル信号とし、前記ラッチ手段にラ ッチされた信号を前記初めに選択された記録媒体と次に選択された記録媒体との スキュー時間により分類するための分類手段と、 各記録媒体のセクタの開始点から計数された信号と予め定義された各記録媒体の スキュー時間に当たる信号とを比較して、同一の場合には同期信号を発生するた めの同期信号発生手段とを具備したことを特徴とするヘッドスイッチング回路。
4. ４．前記選択手段は、２つの入力信号を入力して４つの出力信号を発生するデコ ーダで構成されたことを特徴とする請求項３項記載のヘッドスイッチング回路。
5. ５．前記分類手段は、 前記ラッチ手段の４番目，３番目，２番目の出力信号をラッチする第１分類手段 と、 前記ラッチ手段の１番目，４番目，３番目の出力信号をラッチする第２分類手段 と、 前記ラッチ手段の２番目，１番目，４番目の出力信号をラッチする第３分類手段 と、 前記ラッチ手段の３番目，２番目，１番目の出力信号をラッチする第４分類手段 とを具備したことを特徴とする請求項３記載のヘッドスイッチング回路。
6. ６．前記同期信号発生手段は、 前記分類手段の１番目の出力信号を論理和する第１論理和手段と、 前記分類手段の２番目の出力信号を論理和する第２論理和手段と、 前記分類手段の３番目の出力信号を論理和する第３論理和手段と、 第１時間を計数する第１計数手段と、 第２時間を計数する第２計数手段と、 第３時間を計数する第３計数手段と、 前記セクタの開始点から計数された時間と前記第１計数手段の計数信号とを比べ る第１比較手段と、前記セクタの開始点から計数された時間と前記第２計数手段 の計数信号とを比べる第２比較手段と、前記セクタの開始点から計数された時間 と前記第３計数手段の計数信号とを比べる第３比較手段と、前記第１論理和手段 と前記第１比較手段との出力信号を論理積する第１論理積手段と、 前記第２論理和手段と前記第２比較手段との出力信号を論理積する第２論理積手 段と、 前記第３論理和手段と前記第３比較手段との出力信号を論理積する第３論理積手 段と、 前記第１，第２，第３論理積手段の出力信号を論理和して同期信号を発生する同 期信号発生手段とを具備したことを特徴とする請求項３記載のヘッドスイッチン グ回路。