JPH07503367A - ヒト アポリポタンパク質aivから透導されたポリペプチド,その製造及びその利用 - Google Patents

ヒト アポリポタンパク質aivから透導されたポリペプチド,その製造及びその利用

Info

Publication number
JPH07503367A
JPH07503367A JP5512981A JP51298193A JPH07503367A JP H07503367 A JPH07503367 A JP H07503367A JP 5512981 A JP5512981 A JP 5512981A JP 51298193 A JP51298193 A JP 51298193A JP H07503367 A JPH07503367 A JP H07503367A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
polypeptide
vector
sequence
polypeptides
apoaiv
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5512981A
Other languages
English (en)
Inventor
デネフル,パトリス
ギネ,フランソワーズ
ラタ,マルテイヌ
ミユリ−ブルリエ,アヌ
Original Assignee
ローン−プーラン・ロレ・ソシエテ・アノニム
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ローン−プーラン・ロレ・ソシエテ・アノニム filed Critical ローン−プーラン・ロレ・ソシエテ・アノニム
Publication of JPH07503367A publication Critical patent/JPH07503367A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07KPEPTIDES
    • C07K14/00Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof
    • C07K14/435Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof from animals; from humans
    • C07K14/775Apolipopeptides
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P3/00Drugs for disorders of the metabolism
    • A61P3/06Antihyperlipidemics
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P9/00Drugs for disorders of the cardiovascular system
    • A61P9/10Drugs for disorders of the cardiovascular system for treating ischaemic or atherosclerotic diseases, e.g. antianginal drugs, coronary vasodilators, drugs for myocardial infarction, retinopathy, cerebrovascula insufficiency, renal arteriosclerosis
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K38/00Medicinal preparations containing peptides

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Pharmacology & Pharmacy (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Obesity (AREA)
  • Gastroenterology & Hepatology (AREA)
  • Vascular Medicine (AREA)
  • Cardiology (AREA)
  • Diabetes (AREA)
  • Hematology (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Toxicology (AREA)
  • Zoology (AREA)
  • Urology & Nephrology (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • Biophysics (AREA)
  • Genetics & Genomics (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Proteomics, Peptides & Aminoacids (AREA)
  • Peptides Or Proteins (AREA)
  • Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)
  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ヒト アポリポタンパク質AIVから誘導されたポリペプチド、その製造及びそ の利用 本発明はヒト アポリポタンパク質AIV (アポAI)から誘導されたポリペ プチド、これらのポリペプチドをコードするヌクレオチド配列、その製造及びそ の利用に関する。
アポリポタンパク質AIV(アポA I V)は376のアミノ酸から成り、分 子質量が46,000ダルトンのタンパク質である。アポAIVのペプチド及び ヌクレオチド配列は、らせんの位置と共に配列番号・1及び2に示されている。
アポAIVはリンノ゛り液中に分泌されるキロミクロンの生成分であるが、王に 血漿中でリポタンパク賀と結合しない形態にあるという特徴を有する(R,B、 Weinberg et al、。
1983、J、Lipid、Re5earch、24+52−59)。
さらに血漿アポATVは多型性であるが、この多型性の性質はまだ未知である( G、Utermann et al、、1982.J、Bi。
]、Chem、257:501−507)、アポAIVの生理学的役割も比較的 知られていないままである。それは試験管内でレンチンーコレステロールアンル トランスフエラーゼ(LCAT)を活性化でき(Steinmetz et a l、 、 1985. J、 Biol、 Chem、 。
260 : 2258−2264) 、アポリポタンパク質AIと同様にHDL 粒子のウソ大動脈内皮細胞への結合を妨害できる(Savionet al、、 1987.Eur、J、Biochem、、257:4171−4178)こと が知られている。これらの2つの活性は、アポAIVが逆コレステロール輸送の 媒介物として関与している可能性が非常に高いことを示していると思われる。
本発明は、逆コレステロール輸送に影響する因子の研究のための標的分子として アポリポタンパク質AIVを用いることを出願人が選択した結果である。さらに 特定すると、本発明は高コしノステロール血症及びそれに伴う影響、例えばアテ ローム動脈硬化症を新規な療法により防除できるようにする新規生成物の製造の ためのアポA、 I Vの利用に基づく。
さらに具体的には、本発明は、アポAIVから誘導され、かくしてこのタンパク 質の性質を薬理学的に利用できるようにしたポリペプチドを提供する。従って本 発明の主題はヒト アポリポタンパク質AIVから誘導されたポリペプチドであ る。特にそれらは天然のタンパク質と比較して血漿安定性が向上しく脱離又は分 解の生理学的機構に対する低い感受性)、結果として長い寿命を有するポリペプ チドであることができる。
それらは又、細胞コレステロールの流出に関する刺激活性を有し、従って逆コレ ステロール輸送を促進し、アテロームプラークの形成という意味においてコレス テロールが堆積した細胞から負荷を除去するポリペプチドである可能がある。そ れらは又、アポAIVの唯−又は数種の性質を有するポリペプチドであることが できる。特にそれらは、例えば細胞レセプターに結合することができるが細胞コ レステロールの流出に関する刺激活性を有していないポリペプチドであることが できる。さらにそれらはアポAIVの活性を持たないポリペプチドであることも できる。
そのようなポリペプチドは実際に治療的価値を有することができる(抗体の生成 、構造−機能研究など)。
本発明のポリペプチドはHDLレセプターに結合できるのが好ましい。
ポリペプチドはHDLレセプターに結合し、コレステロールの流出を刺激できる のがさらに好ましい。
本発明のポリペプチドは数種の型のものであることができる。それらはヒト ア ポAIVに対する突然変異体又は置換誘導体、欠失誘導体あるいは付加誘導体で あることができる。本発明は数種の型の修飾を含むポリペプチド、例えば突然変 異及び欠失誘導体、欠失及び付加誘導体なども含むと理解される。
さらに具体的には、本発明の主題は、ヒト アポリポタンパク質AIVから誘導 され、ヒト アポリポタンパク質AIV、配列番号:2に対して以下の修飾 (a)官能基に影響を与える1点突然変異、及び/又は(’o )末端からの少 なくとも10のアミノ酸の欠失、及び/又は(C)らせん又は1対のらせんの欠 失、及び/又は(d)アポAIVの生物学的活性と異なる、又はそれと相補的な 生物学的活性、あるいはマーカー、ターゲツティング剤(targeting  agent)又は安定剤の性質を有する追加の異種部分 の少なくとも1つを含む非天然のポリペプチドである。
特定の実施態様の場合、本発明のポリペプチドは(a)及び(b)に記載の少な くとも1つの修飾を含む。
他の特定の実施態様の場合、本発明のポリペプチドは(a)及び(C)に記載の 少なくとも1つの修飾を含む。
別の特定の実施態様の場合、本発明のポリペプチドは(d)に記載の修飾と組み 合わされた(a)、(b)又は(C)に記載の修飾を含む。
突然変異誘導体は一般に点突然変異(アミノ酸の脱離又はアミノ酸の修飾、又は あるアミノ酸の他による置換)、あるいは二重突然変異(1対のアミノ酸の修飾 )を含む。選ばれる突然変異はそれぞれのらせんにお1プる突然変異残基の位置 を考慮し、原則として問題のらせんの、従ってポリペプチドの構造を過剰に乱さ ずに官能基を修飾するように行われる。本発明の目的の場合、官能基はレセプタ ーとの相互作用に関する、又はシグナルの伝達に関する(例えばコレステロール 流出の刺激など)アポAIVの活性に含まれると思われる残基を意味すると理解 される。
好ましい残基は一般にポリペプチドとそのレセプターの相互作用に影響を有する と思われる荷電残基である。そのような残基を他の非極性残基、又は電荷の廃止 又は付加により化学的に修飾された残基により置換することができる。グリコノ ル化残基及びジスルフィド架橋の形成に体重する残基(ンステイン)は他の好ま しい残基を構成する。
本発明のポリペプチドは、配列番号、2に示すヒト アポAIVに対して以下の 残基の1つに少なくとも1つの突然変異を有するのが好ましい・位置5.44. 106.153のアスパラギン酸;位置37.194のグルタミン、位置39の アスパラギン;位置73.84.103.169.178のリシン、位置76. 81.87.99.131.164.187.230のグルタミン;位置22の アラニン;位置139.161のプロリン;及び位置154のセリン。
アスパラギン酸はS、に、A、F又はG残基により置換され、グルタミンはT、 K又はF残基により置換され、アスパラギンはA又はD残基により置換され、リ シンはG、E、T、D、A、Y、H又はF残基により置換され、グルタミン酸は SSR,F、に、A、G、N又はQ残基により置換され、アラニンはR又はE残 基により置換され、プロリンはR又はG残基により置換され、セリンはR又はR 残基により置換されるのがさらに好ましい(文字は受容されているコードに従う アミノ酸に対応する)。
本発明のポリペプチドは欠失誘導体であることができる。この場合、欠失はタン パク質の1つの末端に存在することができる(C−末端又はN−末端)。これに 関し、本発明のいくつかのポリペプチドはタンパク質の大きな部分の欠失により 得たアポAIVフラグメントであることができる。本発明のポリペプチドはヒト  アポAIVに対する少なくとも10アミノ酸の末端欠失を有するのが好ましい 。欠失はアポAIVの内部領域、特にらせん全体、又はらせんの対に存在するこ ともできる。
不発明の他の型のポリペプチドは付加誘導体により示される。特に本発明はアポ AIVの全体又は一部、及びマーカー、ターゲツティング剤、安定剤又は他の活 性要素などの追加の要素を含むポリペプチドに関する。
精製マーカーとして、例えばHochul i et al、、(Bi。
/1echno1. (1988)1321)により記載の配列MRG 5(H )6の標識デカペプチドを挙げることができる。実施例に記載の通り、このデカ ペプチドをアポAIV又は上記で定義した誘導体のN−末端に融合し、それによ り該ポリペプチドの生産の能力に影響を与えない非常に迅速な1段階精製を可能 にする。
本発明のポリペプチドの具体例として以下のポリペプチドを好ましく挙げること ができる ーポリペプチドP(△N13、R93G):13のN−末端アミノ酸の欠失(Δ N15)及び位置93においてアルギニンの代わりにグリシンを有する(R93 G)ポリペプチド。
−ポリペプチドP(ΔN15):13のN−末端アミノ酸の欠失を有するポリペ プチド及びその標識形P(tagΔN15)。
−ポリペプチドP (R93G):位置93においてアルギニンの代わりにグリ シンを有するポリペプチド0 −ポリペプチドP(△C44):44のC−末端アミノ酸の欠失を有するポリペ プチド及びその標識形。
−ポリペプチドP(△C194):最後の194のアミノ酸の欠失を有するポリ ペプチド。
一ポリペプチドP(ΔN182):最初の182のアミノ酸の欠失を有するポリ ペプチド。
一ポリペプチドP(ムhl−2):配列番号、2に示すらぜん1及び2(残基D 14から■62)の欠失を有するポリペプチド、及びその標識形。
一ポリペプチドP(△h7−8) 配列番号、2に示すらせん7及び8(残基P 162からA205)の欠失を有するポリペプチド、及びその標識形。
一ポリペプチドP(△h9−10):配列番号・2に示すらせん9及び10(残 基P2O6からA249)の欠失を有するポリペプチド、及びその律識形。
一ポリペプチドP(△hll−12) ・配列番号:2に示すらせん11及び1 2(残基P250からE289)の欠失を有するポリペプチド、及びその標識形 。
一ポリペプチドP(△hll−12.L87M) 配列番号=2に示すらせん1 1及び12の欠失(△hll−12)、及び位置87においてロイシンの代わり にメチオニン(L87M)有するポリペプチド。
一ポリペプチドP(△h13−14):配列番号・2に示すらせん13及び14 (残基P290からN333)の欠失を有するポリペプチド、及びその標識形。
一ポリペプチドP(△h5−6):配列番号=2に示すらせん5及び6(残基P 118からR161)の欠失を有するポリペプチド、及びその標識形。
−ポリペプチドP(D44F) ・位置44においてアスパラギン酸の代わりに フ二ニルアラニンを有するポリペプチド。
−ポリペプチドP (D44A):位置44においてアスパラギン酸の代わりに アラニンを有するポリペプチド。
−ポリペプチドP(D5S) 位置5においてアスパラギン酸の代わりにセリン を有するポリペプチド。・ −ポリペプチドP (D5K):位置5においてアスパラギン酸の代わりにリシ ンを有するポリペプチド。
−ポリペプチドP(K178Y) ・位置178においてリジンの代わりにチロ シンを有するポリペプチド。
−ポリペプチドP (K178A):位置178においてリジンの代わりにアラ ニンを有するポリペプチド。
−ポリペプチドP (E23OK):位置230においてグルタミン酸の代わり にリジンを有するポリペプチド。
本発明のそのようなポリペプチドは特にアテローム動脈硬化症の処置及び/又は 予防において製薬学的に非常に重要である。アテローム動脈硬化症は、主に大動 脈、冠動脈及び頚動脈の内膜における脂質又は線維−脂質プラークの形成を特徴 とする疾患である。過程の進行の程度に依存して多少石灰化したこれらのプラー クは障害を伴い、主にコレステロールエステルカ・ら成る脂肪沈着物の動脈にお ける堆積により作られる。
その後これらのプラークは動脈壁の肥厚を起こし、平滑筋の肥厚、泡沫細胞の出 現及び線維組織の堆積を伴う。アテロームプラークは壁から非常に顕著に突き出 、最も影響を受けた患者で起こるアテロームによる血管閉塞、血栓症又は塞栓症 に責任のある狭窄性をそれに与える。
従ってアテロームプラークの形成は、(i)動脈沈着物が生ずる過剰の血漿コレ ステロール、及び(i i)細胞内堆積の傾向のある、末梢組織におけるコレス テロールの流入と流出の調節の欠陥という異なる因子が連携して起こる。
その性質に鑑みて、本発明のポリペプチドは特にアテロームプラークの形成を遅 くし、アテロームプラークの退行を誘導し、冠動脈の事故が起こるのを減少させ ることを可能にする。
本発明のポリペプチドは種々の方法で、特に化学的及び/又は遺伝的手段により 得ることができる。
化学的手段による製造の場合、本発明のポリペプチドは完全に化学合成により、 あるいは天然のタンパク質の化学的又は酵素的修飾により得ることができる。後 者の場合、種々の化学的又は酵素的試薬を用いて残基を修飾しく突然変異誘導体 )、残基を標識しく付加誘導体)、又はタンパク質をフラグメント化する(欠失 誘導体)ことを可能にすることができる。アミノ酸の修飾又は標識を可能にする 化学的試薬の中で、特に第1アミン、特にリジンのアンル化を可能にするスルホ −NH3−アセテート、チロシン上に硝酸基を導入するテトラニトロメタン、又 はトリプトファン残基を酸化するN−ブロモコハク酸イミドを挙げることができ る。ペプチド結合の切断を可能にする化学的及び酵素的試薬の中で、特にシアノ ゲンブロミド、ヨートンベンゾエート、トリプシン、キモトリプシン、サーモリ シン又はプロエンドペプチダーゼを挙げることができる。
上記の通り、これらの処理は化学的合成から生産されたポリペプチドに、天然の ポリペプチドと同様に十分に適用することができる。さらにこれらの処理は遺伝 的手段によって得られ、その結果すでにいくつかの修飾を含んでいるポリペプチ ドにも適用することができる。
遺伝的手段による製造の場合、不発明のポリペプチドはコードヌクレオチド配列 のレベルにおける修飾、及び細胞宿主における該配列の発現により得られる。
これに関し、本発明の主題は上記のポリペプチドをコードするヌクレオチド配列 でもある。これらはDNA配列、RNA配列、合成配列、半一合成配列、混成配 列(hybrid 5equences)などであることができる。これらの配 列は・ −細胞宿主における発現による本発明のポリペプチドの生産のために、−遺伝子 療法のための組成物として、 −関連ポリペプチドの同定、又は本発明のポリペプチドの発現の検出を可能にす る標識プローブの生産のために、−これらの配列を含む新規クローニング又は発 現ベクターの製造のために、あるいは別の場合 −これらの配列又はこれらのベクターを含む新規な組み換え真核もしくは原核細 胞、又は形質転換動物の製造のために用いることができる。
本発明のヌクレオチド配列はアポAIVをコードする配列から種々の方法により 、例えば特に遺伝子デカップリング(genetic decoup ] in g) 、突然変異誘発又は核酸構造を変える他の処置により得ることができる。
当該技術分野における熟練者に最も知られている方法を一般的クローニング法に おいて下記に言及する。本発明のヌクレオチド配列の合成に関する詳細な説明は 実施例のパートB/に示す。本発明で用いるヒト アポAIV配列は、ヒト ア ポAIV遺伝子の配列のKpnl−Hindlllフラグメントを含むゲノムク ローンから得、それはイントロン2の末端、二千ソン3の全体、及び非翻訳3′ 配列も含ム。従ってこのクローンは特にヒト アポAIV遺伝子の最初の2つノ エキソンを含まない(Elshourbagy et al、J、B。
C,(1987)262ニア973)。完全な配列は、−合成フラグメントがヒ ト遺伝子の最初の2つのエキソンによりコードされる成熟タンパク質の部分に対 応するコドン、ならびにBstE11部位まで延びるエキソン3の5′領域の最 初のヌクレオチドも含むように、アポAIV配列の5′末端を化学合成し、続い て−あるヌクレオチドを正確に連結するのに用いられるBstEII部位の後に 位置するアポリポタンパク質AIVの配列の残りを含むDNAフラグメントにこ の合成フラグメントを連結することにより得た。
これらの段階の詳細な説明は実施例のパートA/に示す。
本発明の主題は上記の本発明のポリペプチドの製造法でもある。この方法は以下 の段階を行うことから成るニー第1段階で、本発明のポリペプチドをコードする 上記で定義したヌクレオチド配列を細胞中に導入し、 −第2段階で、それにより得られた細胞を該ヌクレオチド配列の発現のための条 件下で培養し、 一部3段階で生産されたポリペプチドを回収する。
さらに特定すると、本発明の方法の第1段階でヌクレオチド配列は種々の方法に より細胞に導入することができる。特に形質転換、接合(con j uga  t i on)又はエレクトロポレーションにより導入を行うことができる。
形質転換に関し、種々の案が先行技術において記載されている。特に形質転換は 、Ito et al、(J、Bacteriol、153(1983)163 −168)により記載の方法に従い、酢酸リチウム及びポリエチレングリコール の存在下で、あるいはDurrenset al、(Curr、Genet、工 8 (1990)7)の方法に従い、エチレングリコール及びジメチルスルホキ シドの存在下で全細胞を処理することにより行うことができる。形質転換は、D agertet al、(Gene 旦(1979)23−28)により記載の 方法に従ってCaC1,溶液を用いた処理、続いて熱ショックにより行うことも できる。別の案が欧州特許第361,991号明細書にも記載されている。
エレクトロポレーシヨンに関し、Karube et al、(FEBS Le tters 182 (1985)90)により記載の方法を用いるのが有利で ある。
これらの方法のある方法、又は他の方法の選択は、特に選ばれた宿主に従って確 定される。
本発明の方法で有用な真核宿主の中で、動物細胞、酵母又は菌を挙げることがで きる。特に酵母に関し、サツカロミセス(Sacchar。
ユ凹)、クルイベロミセス(Kluyveromyces) 、ピHO,Cl2 7などの細胞を挙げることができる。本発明で用いることができる菌の中で、ア スペルギルス種(Aspergi ] lus ssp、 )又はトリコデルマ 種(Trichoderma ssp、)を特に挙げることができる。
本発明に関して有用な原核宿主の中で、以下のバクテリアを挙げることができる  E コリ(E、coli)、バシルス(Bacillus)又はストレプトミ セス(Streptomyces)。
本発明の好ましい実施態様の場合、宿主細胞として原核細胞を用いて方法を行う 。
バクテリアE コリを宿主細胞として用いて本発明の方法を行うのがさらに好ま しい。
一般に用いられるヌクレオチド配列はゲノム配列、cDNA配列、混成配列など である。しかし本発明をさらに良く遂行するために、cDNAを用いるのが好ま しい(実施例A/を参照)。さらにこのヌクレオチド配列は一般にコード配列の 5゛末端に結合した転写及び翻訳開始領域を含み、該配列の転写及び翻訳を方向 付け、調節することができる。これらの領域の選択は、用いられる宿主に従って 変えることができる。特にE コリなどのバクテリアの場合、トリプトファンオ ペロンのプロモーター(Ptrp)又はバクテリオファージラムダの左側及び右 側プロモーター(PLSPJ 、あるいは別の場合バクテリオファージT7の遺 伝子10のプロモーターを用いることができる。
さらにヌクレオチド配列は、自律複製性又は組み込み性であるベクターの一部を 形成しているのが好ましい。さらに特定すると、選ばれた宿主中で自律複製性で ある配列を用いて自律複製性ベクターを製造することができる。例えば酵母の場 合、これらの配列はプラスミド、即ちpKDI (EP 241.435L又は 別の場合染色体配列(AR3)から誘導された複製起点であることができ、バク テリアの場合これらはプラスミド(pBR322、pET3など)から誘導され た複製起点であることができる。組み込みベクター自身は、例えば相同的組み換 えによるベクターの組み込みが可能な、宿主のゲノムのある領域と相同な配列を 用いて製造することができる。これに関し、rDNAを用いると外因性DNAの 多重組み込みが可能になり、従って細胞当たりの高いコピー数でそれが存在でき る。
好ましい実施態様において、ヌクレオチド配列はコード配列の上流、又は適宜転 写及び翻訳開始領域とコード配列の間に、用いられる宿主の分泌経路にナセント (nascent)ポリペプチドを方向付けるリーダー配列を含む。このリーダ ー配列はアポAIVのリーダー配列であることができるが、異種配列(別のタン パク質をコードする遺伝子に由来する)、又は人工の配列であることさえできる 。これらの配列の1つの選択は、特に用いられる宿主により指示される。
本発明のポリペプチドは、続いて当該技術分野において既知のいずれの方法によ っても培地から単離することができる。さらに具体的には、実施例のバー1−C /は自然の条件下で、すなわち変性段階を含まずに本発明のポリペプチドを精製 することができる方法につき記載している。
本発明の他の主題は、1種又はそれ以上の本発明のポリペプチド、あるいは1種 又はそれ以上の本発明のヌクレオチド配列を含む製薬学的組成物に関する。
そのような組成物は高コレステロール血症に伴う疾患の処置又は予防のためであ るのが好ましい。
本発明の主題は、1種又はそれ以上の本発明のポリペプチド又は1種又はそれ以 上の不発明のヌクレオチド配列を含み、アテロームプラークの形成を遅くする、 及び/又はアテロームプラークの退行を誘導する、及び/又は冠動脈の事故の危 険を減少させることを目的とする製薬学的組成物であることがさらに好ましい。
さらに本発明の主題は、その構造がペプチドの構造でないか、又は必ずしもペプ チドの構造でなく、同種の活性を有する分子の製造のための、上記のポリペプチ ドの利用でもある。これに関し本発明は、その活性に重要な本発明の上記のポリ ペプチドの構造的要素を決定し、ペプチドの構造ではないか、又は必ずしもペプ チドの構造ではない構造によりこれらの要素を再現することにより、ペプチドで ないか、又は必ずしもペプチドでなく、血漿コレステロール量に関して薬理学的 に活性である分子を製造するための、本発明の上記のポリペプチドの利用に関す る。本発明の主題は、かくして製造された1種又はそれ以上の分子を含む製薬学 的組成物でもある。
本発明のさらに完全な説明を以下の実施例を用いて示すが、それは例示であり、 制限ではないと考えるべきである。
図の説明 図1ニブラスミドpXL1697の構造及び構築。
図2−プラスミドpXL1872及びpXL1867co構造。
図3=プラスミドpXL1696及びpXL2051J構造。
一般的クローニング法 プラスミド精製及びCaC1,法による形質転換のための感応細胞の製造の標準 的方法は実験室マニュアル:T、Maniatis eta+、、Mo1ecu lar cloning、1982.ColdSpring Harbor L aboratoryに記載されている。
DNA配列はSanger法により決定した(Smi th A、J、 H。
、1980.Methods in Enzymol、65:499−559) 。M131.−おけるクローニングの案は記載されている(Messing e t al、1981.Nucleic Ac1d Res。
9 : 309−321)、制限エンドヌクレアーゼ(New England  Biolabs)は、製造者の勧告に従ワて使用した。連結に用いた緩衝液は 以下の組成を有する:50mM Tris−HCL 10オリゴヌクレオチドの リン酸化緩衝液は以下の組成を有する・5mMTris−HCI、1mM Mg Cl、、0.6mM DTT、pH7,5゜試験管内のオリゴヌクレオチド一方 向付け(directed)突然変異誘発はAmershamにより販売されて いるキットを用い、Taylor et al、により開発された方法(Nuc leicAcids Res、よ旦(1985)8749−8764)に従って A1−アポAIVコード配列の合成と組み立て本発明に記載のアポリポタンパク 質AIV遺伝子のヌクレオチド配列は、以前に公開されたcDNA配列と異なる (特にC−Y、 Yang。
Z−W、Gu、1.Chong、W、Xiong、M、Rosseneue、H ,Yang、B、Lee、A、M、Gotto and L。
Chan、1989.B、B、A、、1002+231−237により公開され たcDNA配列の表を参照されたい)。特にタンパク質のシグナルペプチドをコ ードする配列が不在であり、ATG翻訳開始コドンが成熟タンパク質の第1コド ンの上流に置かれた。従って開始コドンは成熟タンパク質の配列の上流に余分の メチオニンを導入し、タンパク質の成熟部分のみをコードする遺伝子が発現され るようにする。
さらにアポリポタンパク質AIVのこのヌクレオチド配列は、化学的に合成され 、サイズが86−〜107marの4つのオリゴヌクレオチド(配列番号 3〜 6)を組み立てることにより新規な方法で得た。さらにオリゴヌクレオチド配列 につき、Xbal及びEcoll付看末端が限定され、完全なアポリポタンパク 質AIV配列の2段階の組み立てが可能であることに注目することができる。
1、オリゴヌクレオチドの合成 アポリポタンパク質AIV遺伝子の組み立てに用いられる4つのオリゴヌクレオ チドは、Bioresearch合成機(Model 8600)を用い、製造 者の勧告に従ってホスホノげミデート法(L、J。
Br1de and M、H,Caruhers (1983)Tetrahe dron Lett、24:245)l:より合成L?:。オリゴヌクレオチド は15%アクリルアミドゲル上で精製した。その配列を配列番号、3〜6に示す 。
2、組み立ての第1段階 オリゴヌクレオチドを74 DNAキナーゼで処理することによりリン酸化した 。オリゴヌクレオチドA及びCをそれぞれオリゴヌクレオチドB及びDと、化学 量論的条件下で対合させた。80’Cとし、実験室温度に戻した約100m1の 水を含むビーカーに浸したEppendorftでオリゴヌクレオチドハイブリ ッド形成を行った。
フラグメントA−B及びC−Dを、酵素XbaI及びEcoRlであらかじめ消 化した複製形態のファージM13mp10を用いてT4 DNAリガーゼの存在 下で連結した。
得られたpXL1695と称する複製形態の組み換えバクテリオファー’)(M 13mp10ABCD)を用イ、Ca CI を法j’ニー、k リ感応性Jニ ーされたTGIバクテリアをトランスフェクトした。
このレプリコンpXL1695をζその1本饋DNA形態で精製してその配列を 確認するか、あるいは構築の次の段階のためにその複製性2本鎖DNA形態で精 製した。
3、組み立ての第2段階 複製形態のpXL1695 (M13mplOABCD) 、及びアポAIV遺 伝子の第3エキソン全体を含む約3−kbのKn p I −Hi n dII Iフラグメントを有し、pXL1694と称するプラスミド(NA、Elhou rbagy、J、Biol、Chem、、1987゜262 : 7973−7 981)をそれぞれ一方でXbaIとBstEill及び他方でEcoRIとB stEIIで消化した。pXL1695の場合、167−塩基対のフラグメント を゛アクリルアミドゲル上で精製した。復製形態のベクターM13mp18am lVをXbalとEc。
R1で消化し、約7−kbのフラグメントをアガロースゲル上で精製した。
3つのフラグメントを一緒にし、T4DNAリガーゼの存在下で連結した。
TGIのトランスフェクションの後、pXL1696と称する複製形態を含むク ロ・−ンを得た。カクシてpXL1696甲にクローニングされたXbal−E coRIフラグメントの完全コード配列を確認した。
続いてこのフラグメントをpXL1696から再抽出し、pXL1694に由来 し、特にヒト アポAIV遺伝子のエキソン3の末端を有する約3−kbのEc oRI−H4nd211フラグメントの存在下、及び又酵素Xba IとHin cJI I Iで切断したベクターM13mp19の存在下で連結した。
かくして得られた組み換えベクター、pXL1697は、アポAIVコード配列 の全体(1132bp)ならびにアポAIV遺伝子のイントロン3に対応する約 2−kbのゲノムフラグメントを有する(図1)。
合成オリゴデオキシヌクレオチド5q1087、すなわち5’ −GCCCCT rTGGAGAGCTGAGGATCCCCTGGTGCACTGGCCCCA −3’を用い、Amersham突然変J!誘発キット(RPN1523)を用 いて行った特定部位の突然変異誘発により、BamH1部位をアポAIV遺伝子 の停止(TGA)コドンの直後でpXL1697に導入することができた。得ら れたベクターをpXL1866と称した。
A2−アポAIV配列を有するベクターの製造1 ベクターpXL1872の製 造 上記のベクターpXL1866を酵素Xbal及びbamHIで切断し、アポA IVコード配列の全体を含む1.15−kbのフラグメントをアガロースゲル上 で精製し、M13mp18amIVにおいて連結してベクターpXL1872を 得る(図2)。
2、ベクターpXL1867の製造 ベクターpXL1866をNdel及びBamHIで切断し、1.2−kbのフ ラグメントを精製し、続いてそれ自身BamHI及びNdeIで切断したpE7 3−a中に挿入した。従って得られた発現ベクター、pXL1867はアポリポ タンパク質AIVのゲノム配列に由来するイントロン3の残りのフラグメントを 含まないアポリポタンパク賀AIVコード配列を含む(図2)。
3、ベクターpXL1696の製造・ アポAIVコード配列の5′部分(残基1〜189)を含む57o−bpのXb aI−EcoRrフラグメントをベクターpX1,1872から切り出し、アガ ロースゲル上で精製し、M13mp10において連結し、ベクターpXL169 6を得る(図3)。
4、 べ’y9−pXL2051の製造アポAIVコード配列の3′部分(残基 188〜377)を含む577−bpのEcoRI−BamHIフラグメントを ベクターpXL1872から切り出し、アガロースゲル上で精製し、M13mp 19において連結し、ベクターpXL2c151を得る(図3)。
B一本発明のポリペプチドをコードするヌクレオチド配列の生成及びこれらのポ リペプチドの生産 Bl:ベクター、XL1’872から生産された突然変異体1、 ベク9−pX L1775、pXL1869及びpXL2168の生成、ならびにポリペプチド P(Δ\N13.R93G) 、P (ΔN15)及びP(tag△N15)の 製造。
以下のリン酸化合成オリゴデオキシヌクレオチド5’−GACCAGG?GGC CACAGTGCAT八TGGACTACTTCAGCCAGCTへ−3’を用 い、Amershamキットを用いて製造者の勧告に従い、上記の1末鎖の形態 のベクターpXLI872につき特定部位の突然変異誘発を行った。この突然変 異誘発によりNde1部位及びATGコドンをアポAIVコード配列にそれぞれ 位f140及び43において導入することができ、最初の13のN−末端アミノ 酸の欠失を引き起こした。さらに得られた誘導体の配列を確認すると、クローン pXL1’799を含むいくつかのクローンが配列の位置28.0において追加 の点突然変異を有した。この突然変異(C−+G)はタンパク質におけるアルギ ニンコドンをグリシンに変える効果を有する。
クローンpXL1799及び追加の(C−+G)突然変異を有していない他のク ローンから、1097−bpのNdel−BamHI7ラグメントを精製し、そ れ自身酵素Ndel及びBamHrで切断したベクターpET3−a (AMS  Bjotechnology)と連結した。
それにより2つの組み換えベクター、13のN−末端アミノ酸の欠失(△N15 )及び位!93におけるアルギニンの代わりにグリシンを有するポリペプチドを 非常に多量に発現することを可能にするベクターpXL1775;及び13のN −末端アミノ酸の欠失(△N15)を有するポリペプチドを非常に多量に発現す ることを可能にするベクターpXL1869が得られた。
ベクターpXL1869からベクターpXL2168が構築され、この場合、ポ リペプチドP(ΔN15)をコードする配列が標識デカペプチドMRGS (H )sをコードする配列の5′末端に融合された。この目的のために、以下の2つ のオリゴデオキシヌクレオチドをBiosearch8600DNA合成機を用 いて合成したオリゴA: 5’−TuTGCGTGcATCGCACCxTCA CcxTCxCcx−3’オリゴB: s′−rhTacrahrGGTahT aGTaccchrcCAcaCAτ−3′オリゴデオキソヌクレオチドA及び Bをハイブリッド形成させ、ハイブリッド形成産物を、あらかじめ酵素Ndel で消化したベクターpXL1869と連結した。それにより得られ、pXL21 68と称するベクターはN−末端でデカペプチドMRGS (H)sに融合され たポリペプチドP(ΔN15)をコードする。
2 ベクターpXL1766及びpXL2182の生成、ならびにポリペプチド P(△c44)及びその標識形の製造以下のリン酸化合成オリゴデオキシヌクレ オチドを用い:Amershamキットを用いて製造者の勧告に従い、上記の1 本鎖の形態のプラスミドpXL1872につき特定部位(または直接反応型)の 突然変異誘発を行った。この突然変異誘発によりBamHI部位及びATGコド ンをアポAIVコード配列にそれぞれ位置1000及び997において導入する ことができ、44のC−末端アミノ酸の欠失を引き起こした。
完全に配列を確認した突然変異クローン(pXL1765)から、1004−b pのNdeI−BamHIフラグメントを精製し、それ自身酵素NdeI及びB amHIで切断したベクターpE73−aと連結した。
それにより得られる組み換えベクターpXL1766は、44のC−末端アミノ 酸の欠失(△C44)を有するポリペプチドの非常に多量の発現を可能にする。
B11)に記載の案に従い、ベクターpXL2182をベクターpXL1766 から構築した。それにより得られるベクターpXL2182はデカペプチドMR GS (H)sにN−末端で融合したポリペプチドP(△C44)の非常に多量 の発現を可能にする。
3、ベクターpXL1774の生成及びポリペプチドP(△C194)の製造 以下のリン酸化合成オリゴデオキシヌクレオチドを用い:Arnershamキ ットを用いて製造者の勧告に従い、上記の1本鎖の形態のプラスミドpXL18 72につき特定部位の突然変異誘発を行った。この突然変異誘発によりBam8 1部位及びATGコドンをアポAIVコード配列にそれぞれ位置553及び55 0において導入することができ、C−末端側で194のアミノ酸の欠失を引き起 こした。
完全に配列を確認した突然変異クローン(pXL1798)から、555−bp のNdel−BamHIフラグメントを精製し、それ自身酵素NdeI及びBa mHIで切断したベクターpET3−aと連結した。
それにより得られる組み換えベクターpXL1774は、最後の194のアミノ 酸の欠失(ΔC194)を有するポリペプチドの非常に多量の発現を可能にする 。
4、ベクターpXL1817の生成及びポリペプチドP(ΔN182)の製造 以下のリン酸化合成オリゴデオキシヌクレオチドを用い:5’−GAGCTCA AGGGACGCCATATGCCCTACGCTGACGAATTC−3’A mershamキットを用いて製造者の勧告に従い、上記の1本鎖の形態のプラ スミドpXL1872につき特定部位の突然変異誘発を行った。この突然変異誘 発によりNdeI部位及びATGコドンをアポAIVコード配列にそれぞれ位置 544及び547において導入することができ、N−末端側で182のアミノ酸 の欠失を引き起こした。
完全に配列を確認した突然変異クローン(pXL1765)から、579−bp のNdel−BamHIフラグメントを精製し、それ自身酵素Ndel及びBa mHIで切断したベクターpE73−aと連結した。
それにより得られる組み換えベクターpXL1817は、最初の182のアミノ 酸の欠失(ΔN182)を有するポリペプチドの非常に多量の発現を可能にする 。
5 ベクターpXL1981及びpXL2183の生成、ならびにポリペプチド P(△hl−2)及びP(tag△hl−2)の製造以下のリン酸化合成オリゴ デオキシヌクレオチドを用い:5’−GCCACAGTGATGTGGCCCT TTGCCACCGAG−3’Amershamキットを用いて製造者の勧告に 従い、上記の1本輪の形態のプラスミドpXL1872につき特定部位の突然変 異誘発を行った。この突然変異誘発によりアポArVコード配列の位置40〜1 86の部分を欠失させ、D14残基からV62残基までの49のアミノ酸の欠失 を引き起こすことができた。
完全に配列を確認した突然変異クローンから、990−bpのNdel−Bam HIフラグメントを精製し、それき身酵素NdeI及びBamHIで切断したベ クターpET3−aと連結した。
それにより得られる組み換えベクターpXL1981は、らせん1及び2の欠失 (△hl−2)を有するポリペプチドの非常に多量の発現を可能にする。
B11)に記載の案に従い、ベクターpXL2183をベクターpXL1981 から構築した。それにより得られるベクターpXL2183はデカペプチドMR GS (H)sにN−末端で融合したポリペプチドP(△hl−2)の非常に多 量の発現を可能にする。
6 ベクターpXL1943及びpXL2184の生成、ならびにポリペプチド P(△h7−8)及びP(tag△h7−8)の製造以下のリン酸化合成オリゴ デオキシヌクレオチドを用い5’−CAGGCCTCGCTGAGGCCCTA TGCTCAGGAC−3’Amershamキットを用いて製造者の勧告に従 い、上記の1本鎖の形態のプラスミドpXL1872につき特定部位の突然変異 誘発を行った。この突然変異誘発によりアポAIVコード配列の位置484〜6 15の部分を欠失させ、P162残基からA205残基までの44のアミノ酸の 欠失を引き起こすことができた。
完全に配列を確認した突然変異クローンから、1005−bpのNdeI−Ba mHIフラグメントを精製し、それ自身酵素Ndel及びBamHIで切断した ベクターpET3−aと連結した。
それにより得られる組み換えベクターpXL1943は、らせん7及び8の欠失 (△h7−8)を有するポリペプチドの非常に多量の発現を可能にする。
B11)に記載の案に従い、ベクターpXL2184をベクターpXL1943 から構築した。それにより得られるベクターpXL2184はデカペプチドMR GS (H) 6にN−末端で融合したポリペプチドP(△h7−8)の非常に 多量の発現を可能にする。
7、ベクターpXL1982及びpXL2215の生成、ならびにポリペプチド P(△h9−10)及びP(tag△h9−10)の製造以下のリン酸化合成オ リゴデオキシヌクレオチドを用い:5 ’ −CGCCGCAGCCTGGCT CCCTTGGCCGAGGAC−3’Amershamキットを用いて製造者 の勧告に従い、上記の1本鎖の形管のプラスミドpXL1872につき特定部位 の突然変異誘発を行った。この突然変異誘発によりアポAIVコード配列の位置 616〜747の部分を欠失させ、P2O6残基からA249残基までの44の アミノ酸の欠失を引き起こすことができた。
完全に配列を確認した突然変異クローンから、1005−bpのNdel−Ba mHIフラグメントを精製し、それ自身酵素Ndel及びBamHIで切断した ベクターpE73−aと連結した。
それにより得られる組み換えベクターpXL1982は、らせん9及び10の欠 失(△h9−10)を有するポリペプチドの非常に多量の発現を可能にする。
B11)に記載の案に従い、ベクターpXL2215をベクターpXL1982 から構築した。それにより得られるベクターpXL2215はデカペプチドMR GS (H)eにN−末端で融合したポリペプチドP(△h9−10)の非常に 多量の発現を可能にする。
8、ベクターpXL1986の生成、ならびにポリペプチドP(△h11−12 .L87M)の製造 以下のリン酸化合成オリゴデオキシヌクレ不チドを用い5 ’ −CGGCAG AGGCTGGCGCCCTACGGGGAAAAC−3’Amershamキ ットを用いて製造者の勧告に従い、上記の1本鎖の形態のプラスミドpXL18 72につき特定部位の突然変異誘発を行った。この突然変異誘発によりアポAI Vコード配列の位置748〜867の部分を欠失させ、R250残基からR28 9残基までの40のアミノ酸の欠失を引き起こすことができた。さらに得られた 誘導体の配列を確認すると、いくつかのクローンが配列において追加の点突然変 異を有した。この突然変異(L→M)はタンパク質においでロイノンコドン87 をメチオニ:ノに変える効果を有する。
このクローン及び追加の突然変異(L−4M)を有していない他のクローンから 、101.7− b pのNdeI−BamHI7ラグメントを精製し、それ自 身酵素NdeI及びBamHIで切断したベクターpET3−aと連結した。
それにより、らせん11及び12の欠失(△hll−12)を有し、位置87に おいてロイシンの代わりにメチオニンを有する(L87M)ポリペプチドの非常 に多量の発現を可能にするベクターpXL1986を含む2つの組み換えベクタ ーが得られた。
B11)に記載の案に従い、ベクターpXL2186を、ポリペプチドP(△h ll−12)をコードする上記で得られたベクターから構築した。それにより得 られるベクターpXL2186はデカペプチドMRGS (H)eにN−末端で 融合したポリペプチドP(△hll−12)の非常に多量の発現を可能にする。
9、ベクターpXL1987及びpXL2217の生成、ならびにポリペプチド P(△])13−14)及びP(tag△h13−14)の製造 以下のリン酸化合成オリゴデオキシヌクレオチドを用い5’−CGACGCCG GGTGGAGTCCTTCTTCAGCACC−3’Amershamキット を用いて製造者の勧告に従い、上記の1本鎖の形態のプラスミドpXL1872 につき特定部位の突然変異誘発を行った。この突然変異誘発によりアポAIVコ ード配列の位置868〜999の部分を欠失させ、R290残基からN333残 基までの44のアミノ酸の欠失を引き起こすことができた。
完全に配列を確認した突然変異クローンから、1005−bpのNdel−Ba mHIフラグメントを精製し、それ自身酵素Ndel及びBamHTて切断した ベクターpET3−aと連結した。
それにより得られる組み換えベクターpXL 1987は、らせん13及び14 の欠失(△h13−14)を有するポリペプチドの非常に多量の発現を可能にす る。
B11)に記載の案に従い、ベクターpXL2217をベクターpXL1987 から構築した。それにより得られるベクターp X I−2217はデカペプチ ドMRGS (H)6にN−末端で融合(−たポリペプチドP(△h13−14 )の非常に多量の発現を可能にする。
B2 プラスミドpXL1696から生産される突然変異体1 ベク9−pXL 2071及びpXL2185(D生成、ならびにポリペプチドP(△b5−6) 及びP(t、ag△h5−6)の製造以下のり二ノ酸化合成オリゴデオキシヌク レオチドを用い5’ −CAG(JGCGCCTGGAGCCCCACGCCG ACGAG−3’Amershamキットを用いて製造者の勧告に従い、−り記 の1本鎖の形態のプラスミドpXL1.696(実施例A2を参明)につき特定 部位の突然変異誘発を行った。この突然変異誘発によりアポAIVコード配列の 位置352〜・183の部分を欠失させ、R118残基からR161残基まての 44のアミノ酸の欠失を引き起こすことができた。
完全に配列を確認した突然変異クローンから、432−bpのNdel−Eco RIフラグメントを精製し、続いてプラスミドpXL2051から単離したEc oRI−BamHIフラグメント及び酵素Ndel及びBamHlで切断したベ クターpET3−aと連結した。
それにより得られる組み換えベクターpXL2071は、らゼん5及び6の欠失 (△h5−6)を有するポリペプチドの非常に多量の発現を可能にする。
B1 ])に記載の案に従い、ベクターpXL2185をベクターpX L、  2071から構築した。それにより得られるベクターpXL2185はデカペプ チドMRGS (H)sにN−末端で融合したポリペプチドP(Δh5−6)の 非常に多量の発現を可能にする。
2、ベクターpXL2063の生成及びポリペプチドP(D5S)の製造 以下のリン酸化合成オリゴデカキノヌクレオチドを用い5 ′−GAGGTCA GTGCTΔGCCAGGTGGCCACA−3’Amershamキットを用 いて製造者の勧告に従い、上記の1本鎖の形態のプラスミドpXL1696(実 施例A2を参照)につき特定部位の突然変異誘発を行った。この突然変異誘発に よりアポAIVコード配列にA G C=トンをよ入し、位置5においてアスパ ラ5ン酸をセリン残基で置換することができた。
完全に配列を確認した突体変異クローンから、564−bpのNdeT−Eco RIフラグメントを精製し、続いてプラスミドpXL2051から単離したEc oRI−BamHIフラグメント及び酵素Ndel及びBam1−TIで切断し たベクターpET3−aと連結した。
それにより得られる組み換えベクターpXL2073は、位置5においてセリン を有するポリペプチドの非常に多量の発現を可能にする。
3 ベクターp X L 2069の生成及びポリペプチドP(D5K)の製造 以下のリン酸化合成オリゴデカキノヌクレオチドを用い5 ′−GAGGTCA GTGCTAAACAGGTGGCCACA −3’Amershamキットを 用いて製造者の勧告に従い、上記の1本鎖の形態のプラスミドpXL1696  (実施例A2を参照)につき特定部位の突然変異誘発を行った。この突然変異誘 発によりアポAIVコード配列にAAAコドンを導入し、位置5においてアスパ ラギン酸をリシン残基で置換することができた。
完全に配列を確認した突然変異クローンから、564−bp(7)Ndel−E coRTフラグメントを精製し、続いてプラスミドpXL2051から単離した EcoRI−BamHIフラグメント及び酵素Ndel及びBamHIで切断し たベクターpET3−aと連結した。
それにより得られる組み換えベクターpXL2069は、位置5においてリジン を有するポリペプチドの非常に多量の発現を可能にする。
4、ベクターpXL2062の生成及びポリペプチドP(D44F)の製造 以下のリン酸化合成オリゴデオキシヌクレオチドを用い・5’−GCCCTCT TCCkGT:匹−^ACTrGGAGAA−3’Amershamキットを用 いて製造者の勧告に従い、上記の1本鎖の形態のプラスミドpXL1696 ( 、実施例A2を参R)につき特定部位の突然変異誘発を行った。この突然変異誘 発によりアポA■■コード配列にTTCコドンを導入し、位置44においてアス パラギン酸をフェニルアラニン残基で置換することができた。
完全に配列を確認した突体変異クローンから、564−bpのNdel−Eco RIフラグメントを精製し、続いてプラスミドp X I−2051から単離し たEcoRI−BamHIフラグメント及び酵素NdeT及びBamHIで切断 したベクターpET3−aと連結した。
それにより得られる組み換えベクターpXL2062は、位置44においてフェ ニルアラニンを有するポリペプチドの非常に多量の発現を可能にする。
5、ベクターpXL2074の生成及びポリペプチドP(D44A)の製造 以下のリン酸化合成オリゴデオキシヌクレオチドを用い・S ’ −GCCCT CTTCCAGZ譚AAACTTGGAGAA −3’Amershamキット を用いて製造者の勧告に従い、上記の1本鎖の形態のプラスミドpXL1696  (実施例A2を参照)につき特定部位の突然変異誘発を行った。この突然変異 誘発によりアポAIVコード配列にGCGコドンを導入し、位置44においてア スパラギン酸をアラニン残基で置換することができた。
完全に配列を確認した突然変異クローンから、564−bpのNdel−Eco RIフラグメントを精製し、続いてプラスミドpXL2051から単離したEc oRI−BamHIフラグメント及び酵素Ndel及びBamHIで切断したベ クターpET3−aと連結した。
それにより得られる組み換えベクターpXL2074は、位置44においてアラ ニンを有するポリペプチドの非常に多量の発現を可能にする。
B3−プラスミドpXL2051から生産される突然変異体1、ベクターpXL 2073の生成及びポリペプチドP(K178A)の製造 S’−GTGGAGGAGCTCGCGGGACGCCTTACG−3’Ame rshamキットを用いて製造者の勧告に従い、上記の1本鎖の形態のプラスミ ドpXL2051 (実施例A2を参照)につき特定部位の突然変異誘発を行っ た。この突然変異誘発によりアポAIVコード配列にGCGコドンを導入し、位 置178においてリシンをアラニン残基で置換することができた。
完全に配列を確認した突然変異クローンから、572−bpのEc。
RT−BamHIフラグメントを精製し、続いてプラスミドpXL1696から 単離したNcle I−EcoRIフラグメント及び酵素Ndel及びBamH Iで切断したベクターpET3−aと連結した。
それにより得られる組み換えベクターpXL2073は、位置178においてア ラニンを有するポリペプチドの非常に多量の発現を可能にする。
2、 ベク9−pXL2070の生成及びポリペプチドP (K178Y)の製 造 以下のリン酸化合成オリゴデカキノヌクレオチドヲ用い:5’−GTGGAGG AGCTCTATGCACGCCTTACG−3’Amershamキットを用 いて製造者の勧告に従い、上記の1本鎖の形態のプラスミドpXL2051 ( 実施例A2を参%)につき特定部位の突然変異誘発を行った。この突然変異誘発 によりアポAIVコード配列にTATコドンを導入し、位置178においてリジ ンをチロノン残基で置換することができた。
完全に配列を確認した突然変異クローンから、572−bpのEc。
R1−BamHIフラグメントを精製し、続いてプラスミドpXL1696から 単離したNde I−EcoRIフラグメント及び酵素Ndel及びBamHI で切断したベクターpET3−aと連結した。
それにより得られる組み換えベクターpXL2070は、位置178においてチ ロノンを有するポリペプチドの非常に多量の発現を可能にする。
3 ベクターpXL2072の生成及びポリペプチドp (E23OK)の製造 以下のリン酸化合成オリゴデオキシヌクレオチドを用い:5 ’ −AAGAA GAACGCCAAAGAGCTCAMII;CCAG −3’Amersha mキットを用いて製造者の勧告に従い、上記の1本鎖の形態のプラスミドpXL 2051(実施例A2を参照)につき特定部位の突然変異誘発を行った。この突 然変異誘発によりアポAIVコード配列にAAAコドンを導入し、位置230に おいてグルタミン酸をリシン残基で置換することができた。
完全に配列を確認した突然変異クローンから、572−bpのEc。
R1−BamHIフラグメントを精製し、続いてプラスミドpXL1696から 単離したNdel−EcoRIフラグメント及び酵素Ndel及びBamHIで 切断したベクターpET3−aと連結した。
それにより得られる組み換えベクターpXL2072は、位置230においてリ ジンを有するポリペプチドの非常に多量の発現を可能にする。
B4 パートB1〜B3に記載のポリペプチドの生産1 生産 パートB1〜B 3に記載の本発明のポリペプチドの発現のためのプラスミドを含む株BL21  DE3 (pLysS)を例として用いる。
アンビンリン(100μg/ml)及びクロラムフェニコール(50u g/m  l )を含むLB培地、LBApCm中の37°Cにお(プる終夜培養物を用 い、生産培地(同培地)に1/1.00の希釈比で接種する。培養物を37℃に おいて0.5の光学濃度(610μmで測定)に撹拌する。続いてITGを1m Mの最終濃度で加え、T7 RNAポリメラーゼの発現に関して誘導された細胞 を90又は180分間インキュベートする。クーマン−ブルーで染色した電気泳 動ゲルを用いたバクテリア抽出物の分析により、90分培養の抽出物において本 発明のポリペプチドの堆積を視覚化することができる。生産期(product ionphase)の間にリファムピシンを加えることによりこのポリペプチド を安定化することができる。続いて新合成(neosynthes 1zed) されることができるmRNAのみがE、コリ RNAポリメラーゼに依存しない mRNAである。例えばIPTGの添加の20分後にリファムビノンを50〜2 00μg/mIの濃度て加えることができる。
続いて放置され、他のmRNAが排除されるまで所望のポリペプチドのmRNA のみを生産する細胞を37℃で90〜180分間インキュベートする。
この場合、生産される組み換えポリペプチドは、バクテリアによって生産される 総タンパク質の20〜30%となることができる。さらにされによりポリペプチ ドはバクテリア中で分解せずに可溶性の状繋で堆積する。
生産を、流加様式におけるE コリの高濃度培養により発酵槽操作に外挿(ez trapolate)した。生産は2−リットルの発酵(Setric)中で2 相において行った。1相は0D600が30から40までの微生物の発育相であ る(時間:約5時間)。この相はJung et al、(Ann、In5t、 Pa5teur/Micr。
biol、139 (1988)129−146)により限定された発酵培地中 で行われる。その後I PTG及びリファムピンンの添加、ならびに炭素及び窒 素基質の供給速度の増加により、生産の誘導の相が続く(時間 約1時間30分 )。
2、細胞溶解及び組み換えポリペプチドの回収生産培養の後、細胞を集め、続い て例えば音波処理により溶解する。
実験室規模では、PBS緩衝液(0,2g/I KCI、0.2g/lKH2S O4,8g/] NaCl、1.25g/] Na2P04)中で細胞を30倍 に遠心した後、Bransonソニケータ−(モデルB30.Proscien ce、France)を用いた。細胞破裂は、4°Cにおいて連続様式で行う( 25分パルス)。音波処理の前に、濃厚細胞懸濁液を室温におけるTr i t onX−100の存在下で予備処理することもできる。
C/本発明のポリペプチドの精製 C1ポリペプチドP (R93G) 、P (△C44)及びP(ΔN15)を 以下の案に従って精製し、それは自黙の条件下で進行し、脂質に対する親和性の 段階を必要としない。
細胞培養物を6.OOOrpmで30分間遠心し、ペレットを、緩衝液A (8 1mM Na2HPO4,19mM NaH2PO,,2mM EDTA、1m M PMSF、pH7,5,10mM β−メルカプトエタノール)中に湿潤細 胞1g当たり3mlに基づいて取り上げる。懸濁液を4℃において83分サイク ルの超音渡(250Wに設定しこBRANSONモデル)で処理する。抽出物を 4℃において15.00Orpmで30分間遠心する。上澄み液S1を保存し、 ペレットを同体積の緩衝液Aで洗浄し、同条件下で再遠心する。対応する上澄み 液Sl’を上澄み液S1に加える。
両分(31+31’)のタンパク質のアッセイの後、ストレプトマイノンサルフ ェートの10%水溶液をタンパク質1g当たり10m1の溶液に基づいて加える 。穏やかに撹拌しながら4℃で15分間インキユベートシた後、懸濁液を4°C において15,000rpmで30分間遠心する。上澄み液(S2)を回収する 。この画分S2に硫酸アンモニウム(最終濃度 25%飽和)を加える。撹拌し ながら4℃で15分間インキュベートした後、懸濁液を4°Cにおいて15.0 00rpmで30分間遠心する。この上澄み液S25に硫酸アンモニウム(最終 濃度、50%飽和)を加える。撹拌しながら4°Cで15分間インキュベートし た後、懸濁液を4°Cにおいて15.OOOrpmで30分間遠心する。ペレッ ト(R50)を回収し、緩衝液B (10mM Tris−HCI、2mM E DTA、pH8,8)に取り上げ、21の緩衝液Bに対して透析し、緩衝液Bを 48時間かけて5回変える。
透析物をQFF型(Pha rmac i a)イオン交換カラム上に注入し、 NaC]勾配を用いて溶離する。本発明のポリペプチドを含む画分の決定は、下 肥のElisa試験に従って行う。問題の両分を集め、硫酸アンモニウム(最終 濃度 80%飽和)中の沈澱により濃縮する。撹拌しながら4°Cて15分間イ ンキュベートした後、懸濁液を48Cにおいて15.000rpmで30分間遠 心する。ペレット(P 80)を回収し、緩衝液Bに取り上げ、21の緩衝液B に対して透析する。
透析物をMono Q型(Ph a rma c i a)イオン交換カラム上 に注入し、NaC1勾配を用いて溶離する。下記のElisa試験及び15%S DSゲルにより同定された問題の画分を集め、硫酸アンモニウム(最終濃度 8 0%飽和)における沈澱により濃縮する。撹拌しながら4℃で15分間インキュ ベートした後、懸濁液を遠心し、緩衝液D(17M 硫酸アンモニウム、8.1 mM Na2HPO4,1,9mMNaH,PO4,2mM EDTA、pH7 ,4)中に取り上げ、21の緩衝液りに対して透析する。
透析物をフェニル−セファロース(Ph a rma c i a)疎水性相互 作用クロマトグラフィーカラム上に注入し、緩衝液E (8,1mM Na2H P○4.1.9mM NaH,PO4,2mM EDTA、pH7,4)を用い て溶離する。問題の画分をElisa試験及び5DS−ポリアクリルアミドゲル により同定する。
簡単に記載すると、開発されたELISA試験は、平板上にヒト アポAIVに 対するウサギポリクローナル血ff1(1/1000に希釈)を吸着させ、この 平板にゼラチンを飽和させ、試験試料をインキュベートし、最後ニアポATV( MO3及びMOS、5ERLIA、In5titut Pa5teur de  Li1le)に対する2つのモノクローナル抗体の当モル混合物を反応させ、続 いてパーオキソダーゼ−カップリング抗−マウスポリクローナル血清を用いて免 疫酵素学的に視覚化することによる。この試験は血漿アポAIVの1系列の希釈 を用いて容易にキャリプレートされる。
これらの画分を集め、緩衝液F(硫酸アンモニウム、40%飽和、8.1mM  Na28P04.1.9mM Na82POt、2mM EDTASp87.4 )に対して透析し、4℃で保存する。
C2,ポリペプチドP(△hl−2) 、P (△h5−6) 、P (△h1 3−14)及びP(ΔN182)の場合、緩衝液Bで平衡化したQFF型カラム 上に直接(硫酸アンモニウムを用いた分別沈澱を行わずに)画分S2を注入する 。ポリペプチドは排除されるか(P(ΔN182))、又は緩衝液B中の250 mM NaC+のプラトーを用いて溶離される(P(Δhl−2))。続いてポ リペプチドを硫酸アンモニウム(最終1度 P(△hl−2)の場合50%飽和 、p(ΔN182)の場合10%)中の沈澱により濃縮する。P(△hl−2) の精製は、遠心(30分間、4℃、10.000 g)により終了する。ペレッ トを回収し、PBSIi衝液中に取り上げ、PDIO(Pharmacia)ゲ ル濾過カラム上で脱塩し、−20℃で乾燥する。硫酸アンモニウムを用いて沈澱 したポリペプチドP(ΔN182)は、フェニル−セファロース(Pharma cia)疎水性相互作用クロマトグラフィーカラム上に注入し、緩衝液Bで溶離 する。ポリペプチドを5DS−ポリアクリルアミドゲルにより同定し、問題の両 分を集め、緩衝液Bに対して透析し、4°Cで保存する。
C3ポリペプチドP(tag△N15) 、P (tag△C44)、P(ta g△hl−2) 、P (tag△h7−8)、P (tag△h910)、P (tag△hll−12)、P (tag△h13−14)、及びP(tag△ h5−6)は1段階のみから成る以下の案に従って精亨νしlこ。
細胞培養物を6.000rpmで30分間遠心し、緩衝液Δ(8]mM Naz HP○4.19 m M N a H2P O4,2mM EDTA、1mM  PMSFSpH7,5,10mM β−メルカプトエタノール)中に1gの湿潤 細胞当たり3mlに基づいてベレットを取り上げる。懸濁液を4℃で35分サイ クルの超音波(250Wに設定したBRANSONモデル)により処理する。抽 出物を4℃において11.00Orpmで1時間遠心する。10%(W/V)の ストレプトマイシンサルフェート(10ml/gタンパク質)を加え、4°Cで 30分間インキュベートすることにより上澄み液中に存在する核酸を沈澱させ、 続いてそれを前と同一の条件下で再遠心した。
上澄み液中に存在する組み換えタンパク質は、キレート形成金属イオンに関する アフィニティークロマトグラフィーにより精製した。精製は製造者の勧告に従い 、以下の修正をしてアガロース−ニトリロトリ酢酸−ニッケル(NTA−Ni) 樹脂上で行った:タンパク質溶液は、100mM リン酸塩緩衝液、pH8を用 いて平衡化したTris−Acryl GF−05カラム上で脱塩する。収穫し たタンパク質画分を集め、同リン酸塩緩衝液中で4mg/mlの最終濃度まで希 釈し、Hecameg(粉末)を最終濃度25mMに補足した。続いて混合物を 、25mMのHecamegを含む同一のリン酸塩緩衝液で平衡化したN1−N TAカラム上に装填した。同緩衝液でカラムを洗浄することにより、結合タンパ ク質は溶離しなかった。リン酸塩/クエン酸塩緩衝液、pH6を用いた場合に弱 く結合したタンパク質が溶離し、リン酸塩/クエン酸塩緩衝液、pH5を用いた 場合に組み換えタンパク質が溶離した。pH5において得たタンパク質画分を、 IMの水酸化ナトリウム(30μm7m1)を加えることにより中和し、2つの プロテアーゼ阻害剤:0.1M EDTA及び0.2M PMSFを補足した。
続いて画分を、Laemml i (Nature 227 (1970)68 0)に従って15%のアクリルアミド/ビス−アクリルアミドを含むポリアクリ ルアミドゲル上の電気泳動(SDS−PAGE)により分析し、純度及び品質に 従って集めた。集めた画分をL (−)−ヒスチジン粉末(最終濃度 50mM )の存在下で4°Cで1時間インキュベートし、Ni−ポリーH1s−タンパク 質結合を破壊した。その後遊離したニッケル及びヒスチジンを、2mM EDT Aを含むDH7,4のリン酸塩緩衝液で平衡化したTris−Acryl GF −05カラム上で脱塩することにより除去した。
かくして精製した組み換えタンパク質を5DS−PAGE電気泳動及びイムノブ ロッティングにより分析した。イムノブロッティングはノ(−オキシダーゼー共 役抗−アポA I Vモノクローナル抗体及びパーオキシダーゼー共役ヒツジ抗 −マウス抗体の混合物を用いて行った。結合したパーオキシダーゼ活性は、基質 としての4−クロロ−1−ナフトールの溶液と共にインキュベートすることによ り視覚化した。
種々のクロマトグラムを280nmにおけるUV検出により監視した。
タンパク質濃度はBradford法(Δna1.Biochem本発明のポリ ペプチドの生物学的活性は、生にそれらのHDLレセプターに対する親和力及び それらのコレステロール流出への効果の2つのパラメーターに基づいて評価した 。これらの2つの/ぐラメ−ターは本発明のポリペプチドの高コレステロール血 症薬理学的効力を反映している。
これらのパラメーターの測定のための案を、得られた結果と共に下記に示す。
1、測定案 a) HDLレセプターに対する親和力最初に、精製されたポリペプチドを用い てDMPCとプロテオリポソームを再構築し、その構造は排除クロマトグラフィ ーにおける挙動から見て天然のアポAIVを用いて再構築したプロテオリポソー ムと同一と思われる。続いてこれらの再構築プロテオリポソームを、すでに記載 の案に従ってネズミ脂肪細胞(Ob177系)に結合するその能力に関して調べ る。
b) コレステロール流出 本発明のDMPC−ポリペプチドを含むプロテオリポソームにより誘導される不 ズミ脂肪細胞(Ob177系)からのコレステロールの流出を5時間のインキュ ベーションの後に測定する。
2、結果 アポAIV 100** 100** 28P(R93G) 115 97 2 7.5P(△hl−2) 105 94 25.5P(△C44) 測定せず  測定せず 32P(ΔN15) 96 94 24 (*)負荷された細胞における初期のコレステロールの%として表す+DPMC のみの存在下で5時間後に得たベースラインの流出は11%である。
(**)3回の独立した実験で行う。
配列表 配列番号 1 配列の長さ 1134 配列の型:核酸 鎖の数、2本鎖 トポロジー i鎮状 配列の種類、他の核酸 cDNA ハイポセティカル・NO アンチセンス・NO 配列の特徴 特徴を表す記号 CDS 存在位置・1..1134 特徴を表す記号:Loop 存在位置 40..120 特徴を表す記号 Loop 存在位ii: 121..186 特徴を表す記号 Loop 存在位置 187..285 特徴を表す記号 Loop 入ICGA(u CTCACT cc’r CACCACCm にCCACA  GTG 八’INI; TCI;G CACTACTf’CS15 Met Glu Val Ser Aha Ajp Gin Van Aha  ThrVal )4et ?rp Asp Tyr Ph5AにCCAG CT CAGCAAC入AT GCCλ入c CAG Gee c’ra c入入 C AT crc CAG い、1 96Ser (,1n Izu Ser As n Asn Ala Lys にmu AIJI VJLI Glu Rls  1<u Glo kys Tc′Tcpi CTC^CCCAG CAA CTCk)σGeCCTCTT ’CCAG GACAAA CTT GGA 144SerGluLeuThr GユnGLnLeu^sn入1畠LeuPheGin入8pLysL@。Gly CAA g Me ACT TλCGC^ GCT(、へCCテG CAG A AG MG CTCGTG CCCPr7 192GILI Vlll 入sn  Thr Tyr 入1a Gly Asp XAu にin Lys Lys  Lau Val Pro P■■ 50 SS 5Q GCCACCCAG CTCCAT CAA CGCC’!’G (、CCAA G GACTCG GkG AAX CTG AAC240人1a Thr G lu Lau Hls Glu Arg Lau ALa Lys Agp S ir Glu Lys Leu Lys65 70 75 6g CAG GAG A’l”f GGG AAG CAG CTCCAG GAG  CTG AGG GCCCGG CTG CTG CCCQaa G1u Glu 11s+ Gay Lys Glu Lsu C1u にlu  Lau Argにla Arg Lau Leu Pr。
II5 90 .5 CAT GCCAA丁 GAG CTC^GCC^G AACA’l’CGGG  CACAACCTII; C(a にAG CTr 33U HjLs Aha Aan Glu VJLI 5arGin LYS l14 1 C1y kgp ksn Leu kxq にlu X嘯■ Too 105 110 CAG rJG CGCCTG GAG CCC丁^CGCG CACCAG  C’!’G e(:CACCCAG にW AAC384Gin Glr+ A rq ′L@u Glu Pro Tyr Jua Asp にin Lau  )!q Thr C1n Vdh、sa +15 120 125 ACG CAG GCCGAG CAG CTG CGG CGCCAG CT G ACCCCCTACGCA cAに CGC432Thr Gin Aim  Glu Gln Lau ^x9 人rg C3x+ Lau 丁hr I’ ro TyT Aha cin A窒■ 13G 135 140 ATG GAG ACA GTG CTG CGG GAG AACにCCGA CAGCCTG CAG GCCTCG cTG 480Met Gln kr q Val tJu Arg Glu Asn kla Asp Ser La u Gin Aha Se: Leu+45150 155 160 AGG CCCCACにCCGACGAG CTCAAに CCCAAG AT CGACCAに AACGTCG)、G 528krq Pro Kis Al a hsp Glu Leu LysにLa Lys Ile Mp Gin  Asn Val Glu+65 170 175 GAG CT’CAAG GGA CGCCT’r ACCCCCTAC(:C T にACCM T!’CAAA に’TCAAG 571G Glu Lau LyS G1y紅9 Leu Thr Pro T′yr A ha As口Glu Phe Lys Va1LysATT GACCAに A cCI:TC,CAG にAに CTCCに口 CCC八GCCTに GCT  CCCTAT GCT 6241i@ Asp Gln Thr Val Gl u Glu Leu Arg 入rq Ser 1.eu As1a Pro  TyT A■■ +95 200 205 CACにACAC(: CAII; CAC八人CC’lN: 八λCCACC AG cTT GAG GGCCTG ACCTrC672にin Agp T hr Gin Glu Lys Leu Asn His Gin Leu G lu Gly lau ’Thr Ph■ 2+0 215 220 GCCGAG CAG Cr’G CGG (:AG AGG CM GCG  CCCTT’G GCCGAG CACGrG CCT 7U8 M]にlu Glu 〉u Arg にl+> Arg 聰u にIPC6La u ALa Glu Asp Val krqGGCAACcrG AGG G GCAACACCGAG GGG σGCGCA AAG TCA CTG G CA GAG 186にly MmL@u Arg Gly kinThr G lu Glyシu Gin Lys Sar Leu ma Glu211;0  265 270 CTG GGT GGG CNI: C1℃GλCCAG CAG GTG ( JW Gムc ’rw ca入入GCCGGαG 864Leu Gly Gl y !(is Lau A5pGin C1!I Vd clu Glu Ph i Arg )xq krq Va12フ5 2110 285 C入a (:CCTic ccc c入入 八人CTでC八人Cλλk GCC m GTCCAC0゜G 9アG 。いい 912(:lu Pro Tyr  Gly Glu Asn Ph@Jwn LysにLa、 Leu Van G m Gin Mat GluCAG cTcAGG CJ心JJLA crc  ccc CCCCATGCG GGG GACGTG (aA GGCCAC9 60Gin Leu kxq Glxr Lys Leu にly PrQ u s Ala Gly ksp Val Gln Gly H1s305 3+0  315 120 TTG AGCTTCCrG CAG AAG CACCOGλGG GAC八 人CCτCAACTCCTTCTTC100FIIzu i;ar Pha L eu Glu Lye Asp Lauλrg Asp Lye Val ks n Sar Pha Ph5AGCAce Tic AAG CAG AAA  GAG AGCCAG GACAAG ACT CTCTCCCTCCCT 1 056Ser Thr Phe Lys Glu Lys (:lu Sar  C,m Asp Lys Thi Lau Surし+u Pr。
CAG CTG GAG CAA CAG CAG CAACAG CへGCλ に CAG CAG CλGC八GGへGCAG 1104Glu Leu G lu Glx G3Js GL+i Glu Gin Gin G11ll G lu Gln G−Gin Glu GPn 配列番号 2 配列の長さ 377 配列の型 アミノ酸 トポロジー 直鎮状 配列の種類 タンパク質 配列 Giu Val 八sn Thr TyT kin Gly Asp Leu  Gin Lys Lys Lsu Val ha Ph5)daテbx Glu  Lau MLs Gin MG 1au Aia Lye Asp Sar  Gln Lys ku LysThrGinAユaGluGinLeu人rgM yGinII<uThrPro丁yrλlaGユn^x9Glu 14u LY II GユY krq Lau Thr PTOTyr 入ユ1 Agp Gl u Pha Lys Val Lyelllo 185 190 工l@)xp Gin Thr ValGlu Glu テu Arg Arg  Her !xu Jda Pro TyTに1Gls Aspでhr Gin  Glu I、ys Leu Ayn )Iis Gin Leu Glu G ly Leuτhr phsGin −t LYII LYS−fiAla G lu Glu IJlu Lys Jda Jcg工1@ −r lla 8訂 2ス5230235240 人ユaGiuGluLau入rgG1nArgL4u^ユaProLau入1a GユUλspV龜ユArgGln Lsu 入rq Gin Lys Leu  Gly Pro HLs 入1a Guy Agp Val に1u Gly  )Ii■ 配列番号:3 配列の長さ 84 配列の型・核酸 鋳の数 1本鎖 トポロジー・直鎖状 配列の種類 他の核酸 cDNA ハイボセティカル N。
配列 配列番号 4 配列の長さ 94 配列の型 核酸 鎖の数 1本鎖 1−ポロジー [鎖状 配列の種類 他の核酸 c DNA ハイポセティカル N。
配列 配列番号 5 配列の長さ 86 配列の型 核酸 鎖の数 1本鎖 トポロジー 直鎖状 配列の種類・他の核酸 cDNA ハイポセティカル二N。
配列 cchcccccrc CrTCcOTアCテTCCでC入CC丁 ccerc 入入GTへ人 G?CCCAe入工CAC?α丁GGCC^@6゜ ccTCGTC入GCxcrcxccrcc x〒八へc丁 116配列番号: 6 配列の長さ:92 配列の型・核酸 鏑の数 1本鎖 トポロジー win状 配列の種類 他の核酸 cDNA ハイポでティnル N。
配列 mχ;’N: ACTTCAC;A?〒賀=1Q〜りd℃TT 92pXL16 97 f>2 kbl FiqurI!3 補正音の写しく翻訳文)提出書 (特許法第184条の8)平成6年7月22日

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.ヒトアポリボタンパク質AIV配列番号:2に対して以下の修飾 (a)官能基に影響する点突然変異、及び/又は(b)末端からの少なくとも1 0アミノ酸の欠失、及び/又は(c)らせん又は1対のらせんの欠失、及び/又 は(d)アポAIVの生物学的活性と異なる、又は相補的な生物学的活性、ある いはマーカー、ターゲッティング剤又は安定剤となることができる性質を有する 追加の異種部分の少なくとも1つを含むことを特徴とする、ヒトアポリボタンパ ク質AIVから誘導されたポリペプチド。
  2. 2.(a)及び(b)に記載の少なくとも1つの修飾を含むことを特徴とする請 求の範囲1に記載のポリペプチド。
  3. 3.(a)及び(c)に記載の少なくとも1つの修飾を含むことを特徴とする請 求の範囲1に記載のポリペプチド。
  4. 4.(d)に記載の修飾と組み合わされた(a)、(b)又は(c)に記載の修 飾を含むことを特徴とする請求の範囲1に記載のポリペプチド。
  5. 5.官能基が荷電残基、グリコシル化部位である残基、及びジスルフィド架橋に 含まれる残基から選ばれることを特徴とする請求の範囲1〜4のいずれか1つに 記載のポリペプチド。
  6. 6.官能基が以下の残基:位置5、44、106、153におけるアスパラギン 酸:位置37、194におけるグルタミン:位置39におけるアスパラギン:位 置73、84、103、169、178におけるリシン;位置76、81、87 、99、131、164、187、230におけるグルタミン酸;位置22にお けるアラニン;位置139、161におけるプロリン:及び位置154における セリンから選ばれることを特徴とする請求の範囲5に記載のポリペプチド。
  7. 7.実施例に記載の以下のポリペプチド:P(ΔN13,R93G)、P(ΔN 13)、P(tagΔN13)、P(R93G)、P(ΔC44)、P(tag ΔC44)、P(ΔC194)、P(ΔN182)、P(Δh1−2)、P(t agΔh1−2)、P(Δh7−8)、P(tagΔh7−8)、P(Δh9− 10)、P(tagΔh9−10)、P(Δh11−12)、P(tagΔh1 1−12)、P(Δh11−12.L87M)、P(Δh13−14)、P(t agΔ13−14)、P(Δh5−6)、P(tagΔh5−6)、P(D44 F)、P(D44A)、P(D5S)、P(D5K)、P(K178Y)、P( K178A)及びP(E230K)から選ばれることを特徴とする請求の範囲1 〜6のいずれか1つに記載のポリペプチド。
  8. 8.請求の範囲1〜7のいずれか1つに記載のポリペプチドをコードするヌクレ オチド配列。
  9. 9.それがcDNA、gDNA又はRNA配列、あるいは合成又は半一合成配列 であることを特徴とする請求の範囲8に記載のヌクレオチド配列。
  10. 10.それがcDNA配列であることを特徴とする請求の範囲9に記載のヌクレ オチド配列。
  11. 11.請求の範囲8〜10のいずれか1つに記載のヌクレオチド配列を含むベク ター。
  12. 12.請求の範囲11に記載のベクターを含む組み換え細胞。
  13. 13.請求の範囲12に記載の組み換え細胞を培養し、生産されるポリペプチド を回収することを特徴とする請求の範囲1〜7のいずれか1つに記載のポリペプ チドの製造法。
  14. 14.請求の範囲1〜7のいずれか1つに記載のポリペプチドの活性な重要な構 造的要素を決定し、ペプチドの構造ではないか、又は必ずしもペプチドの構造で はない構造によりこれらの要素を再現することにより、ペプチドでないか、又は 必ずしもペプチドでなく、血漿コレステロール量に関して薬理学的に活性な分子 を製造するための請求の範囲1〜7のいずれか1つに記載のポリペプチドの利用 。
  15. 15.請求の範囲1〜7のいずれか1つに記載の1種又はそれ以上のポリペプチ ド、あるいは請求の範囲8〜10のいずれか1つに記載の1種又はそれ以上のヌ クレオチド配列、あるいは請求の範囲14に従って製造された1種又はそれ以上 の分子を含む製薬学的組成物。
  16. 16.高コレステロール血症に伴う疾患の処置又は予防を目的とする請求の範囲 15に記載の組成物。
  17. 17.アテロームプラークの形成を遅くする、及び/又はアテロームプラークの 退行を誘導する、及び/又は冠動脈の事故を減少させることを目的とする請求の 範囲16に記載の組成物。
JP5512981A 1992-01-27 1993-01-26 ヒト アポリポタンパク質aivから透導されたポリペプチド,その製造及びその利用 Pending JPH07503367A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR92/00806 1992-01-27
FR9200806A FR2686605B1 (fr) 1992-01-27 1992-01-27 Nouveaux polypeptides, leur preparation et leur utilisation.
PCT/FR1993/000073 WO1993015198A1 (fr) 1992-01-27 1993-01-26 Polypeptides derives de l'apolipoproteine aiv humaine, leur preparation et leur utilisation

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07503367A true JPH07503367A (ja) 1995-04-13

Family

ID=9425980

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5512981A Pending JPH07503367A (ja) 1992-01-27 1993-01-26 ヒト アポリポタンパク質aivから透導されたポリペプチド,その製造及びその利用

Country Status (5)

Country Link
EP (1) EP0624194A1 (ja)
JP (1) JPH07503367A (ja)
CA (1) CA2125877A1 (ja)
FR (1) FR2686605B1 (ja)
WO (1) WO1993015198A1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015506942A (ja) * 2012-01-19 2015-03-05 ユニバーシティ・オブ・シンシナティ 非グリコシル化アポリポタンパク質a−ivを用いて糖尿病を処置する方法
JP2015524432A (ja) * 2012-07-25 2015-08-24 ユニバーシティ・オブ・シンシナティ アポリポタンパク質aivを用いて高血糖障害を治療する方法

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1068239A2 (en) * 1998-03-31 2001-01-17 University Of Cincinnati Antioxidant peptides derived from apolipoprotein a-iv
CA2368098A1 (en) * 1999-06-25 2001-01-04 Genset S.A. Complementary dna's encoding proteins with signal peptides
US7314762B2 (en) 2001-11-21 2008-01-01 Nanogen, Inc. Apolipoprotein biopolymer markers indicative of insulin resistance
US20030100014A1 (en) * 2001-11-23 2003-05-29 George Jackowski Apolipoprotein biopolymer markers predictive of type II diabetes
US7125678B2 (en) * 2001-11-23 2006-10-24 Nanogen, Inc. Protein biopolymer markers predictive of type II diabetes
US20030113808A1 (en) * 2001-12-13 2003-06-19 George Jackowski Apolipoprotein biopolymer markers predictive of alzheimers disease
FR2893136A1 (fr) * 2005-11-10 2007-05-11 Sanofi Aventis Sa Procedes de diagnostic de maladies hepatiques et de criblage de molecules pour le traitement de ces maladies
MX342020B (es) * 2011-01-19 2016-09-08 Univ Cincinnati Apolipoproteina a-iv como un peptido antidiabetico.
CA2878695A1 (en) * 2012-07-25 2014-01-30 University Of Cincinnati Method of treating type i diabetes using apolipoprotein aiv

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
IT1229996B (it) * 1989-04-20 1991-09-20 Cesare Sirtori Espressione di apolipoproteina ai e apolipoproteina ai-milano in lievito e composizioni farmaceutiche che contengono dette apolipoproteine.

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015506942A (ja) * 2012-01-19 2015-03-05 ユニバーシティ・オブ・シンシナティ 非グリコシル化アポリポタンパク質a−ivを用いて糖尿病を処置する方法
JP2015524432A (ja) * 2012-07-25 2015-08-24 ユニバーシティ・オブ・シンシナティ アポリポタンパク質aivを用いて高血糖障害を治療する方法

Also Published As

Publication number Publication date
FR2686605A1 (fr) 1993-07-30
EP0624194A1 (fr) 1994-11-17
WO1993015198A1 (fr) 1993-08-05
FR2686605B1 (fr) 1994-03-11
CA2125877A1 (fr) 1993-08-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4966849A (en) CDNA and genes for human angiogenin (angiogenesis factor) and methods of expression
Bregman et al. Molecular characterization of bovine brain P75, a high affinity binding protein for the regulatory subunit of cAMP-dependent protein kinase II beta.
JPH07503367A (ja) ヒト アポリポタンパク質aivから透導されたポリペプチド,その製造及びその利用
JP2757987B2 (ja) ヒト抗‐炎症ホスホリパーゼ阻害蛋白
US6084069A (en) Autotaxin: motility stimulating protein useful in cancer diagnosis and therapy
JP3469247B2 (ja) 組換えリボヌクレアーゼタンパク質
JPH0866194A (ja) ヒト腫瘍壊死因子ミューテインをコードする遺伝子
KR20230017804A (ko) Rhfgf21 융합 단백질, rhfgf21 융합 단백질을 인코딩하는 폴리뉴클레오티드, rhfgf21 융합 단백질을 포함하는 조성물, 및 rhfgf21 융합 단백질의 용도
JPH03228682A (ja) E.コリでの非融合タンパク質の調製方法
JPS63160581A (ja) ハイブリッドタンパク質
JPH025869A (ja) Dna配列、組換えdna分子及びリポコルチン類3、4、5並びに6の製造方法
JPH0787789B2 (ja) リポコルチンをコードするdna分子および形質転換宿主
JPH0673456B2 (ja) ヒト・膵臓エラスタ−ゼ▲i▼
AU645055B2 (en) Covalent angiogenin/RNase hybrids
US5270204A (en) Covalent angiogenin/RNase hybrids
Van Schaik et al. Cloning of the cDNA coding for 14 kDa group II phospholipase A2 from rat liver
JP3023467B2 (ja) ヒトベイシジンi遺伝子
Karasawa et al. Cloning, Expression and Characterization of Plasma Platelet-Activating Factor–Acetylhydrolase from Guinea Pig
JPWO2004113535A1 (ja) 凝集抑制作用を有するシヌクレイン変異体
JPH02150282A (ja) 修飾ヒトpsti
JP2676341B2 (ja) B細胞分化因子の製造法
JPH03151877A (ja) 骨カルシウム沈着因子
JP2024508753A (ja) 製造及び療法への使用のために改変されたdnase1-like2
JPH06205677A (ja) 糖タンパク質10遺伝子
JPS6196997A (ja) ヒトアポリポプロテインe様蛋白の産生方法