JPH07503267A - 低分子量ハロゲン化エポキシ化合物を含有する抗発火性カーボネートポリマーブレンド - Google Patents
低分子量ハロゲン化エポキシ化合物を含有する抗発火性カーボネートポリマーブレンドInfo
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
低分子量ハロゲン化エポキシ化合物を含有する抗発火性カーボネートポリマーブ
レンド本発明は、主要割合のカーボネートポリマー、少量割合のモノビニリデン
芳香族コポリマー、及び任意量の弾性芯/鞘グラフトコポリマー衝撃変性剤を基
本とする抗衝撃性抗発火性組成物に関する。
好ましくは、モノビニリデン芳香族コポリマーは、補強ゴム材料を含有し、該ゴ
ム補強コポリマーはしばしばABS又はABS型樹脂と表現される。
ABS型樹脂のような、好ましい物理的な性質の組合せを保有したカーボネート
ポリマー及びモノビニリデン芳香族コポリマーのブレンドを製造することができ
るということはよく知られたことである。これらの熱可塑性ポリマーブレンドは
、衝撃強度、剛性、靭性、耐熱性及び優れた電気的性質が要求される成形された
部品の製造によく適合している。しかしながら通常、UL94と呼ばれるよく知
られたアンダーライターズラボラトリー試験(Underwr i ters
Laboratory test)でV−O定格(1,62mm又は1/16イ
ンチ材料)又は5V定格(3,18mm又は1/8インチ材料)になるように樹
脂ブレンド組成物に、十分な抗発火性添加物を加えることが望まれている。
しかしながら、この点に関しては、多くの既知の抗発火性添加剤の十分な量を加
えたとき種々の不利益又はトレイトオフが存在することが、不幸にして発見され
た。しばしば一つ或いはそれ以上の抗発火性添加剤が、重合成分、特にカーボネ
ートポリマーを分解することになることか判明した。更に、もしその添加剤を多
量に加えなければならない場合は、樹脂ブレンドのその望ましい物理的性質は、
添加剤の特有の望ましくない性質で打ち消されてしまう。更に、ある添加剤は、
適用の範囲及び加工装備のタイプは広いが、樹脂ブレンド又はそれから製造され
る部品の性能を低下させる化学的な性質及び/又は加工特性を持っている。
米国特許第4,879,329号には、特定の高分子量ハロゲン化エポキシ化合
物かアンチモン化合物と組み合わせてカーボネート及びABS型ポリマーブレン
ドを抗発火性にすることかできることが開示されている。米国特許第4,810
,739号においては、カーボネートポリマー及びABS型ポリマーを基本とし
た抗発火性成形組成物が、低分子量化合物、オリゴマー化合物又は重合性化合物
であってもよい有機ハロゲン化化合物を重量で3−15部を取り込むことによっ
て製造することができることが述へられている。さらに、この発火抵抗性添加剤
組成はまた、アンチモン化合物又はビスマス化合物を重量で0.05から5部含
有しておりまたテトラフルオロエチレンポリマーを重量で0.05から0.5部
含有している。しかし残念なことにアンチモン及びビスマス化合物の使用は、容
認することができないカーボネートポリマーの分解を促すことになる。
特開昭50−27843号(1975L特開昭53−42298号(+978)
、特開昭61−211354号(+986)、特開昭61−241322号(+
986)及び特開昭61−24+343号(+986)は、ブロム化されたエポ
キシ化合物をABS型ポリマー又はカーボネートポリマーを含有する種々の型の
ポリマーに用いることが述へられている。しかしながらこれらの文献にはカーボ
ネートポリマー及びモノビニリデン芳香族コポリマーよりなる発火抵抗性ブレン
ドの製造に低分子量、ハロゲン化エポキシ化合物を使用するときに得られる育苗
な性質の組合せについては何ら開示もしていないし又示唆もしていない。これら
の文献の記述に対照的に、以下にも述−・るか、低分子量の、ハロゲン化された
エポキシ化合物を使用することによってアンチモン又はビスマスを使用すること
なく、非常に望ましい発火抵抗性ポリマーブレンドを製造することができるとい
う知見か得られた。
本発明の一つの態様は、発火抵抗性及び衝撃抵抗性ポリマー樹脂であって、(a
)65から98重量%のカーボネートポリマー、(b)2から25重量%のモノ
ビニリデン芳香性コポリマー、及び(c)0から10重量%のゴム状芯/鞘グラ
フトコポリマー衝撃変性剤から本質的になり、但し成分(a)、(b)、及び(
C)の重量96は成分(a)、(b)、及び(C)の重量を基礎としている、こ
のブレンドは発火抵抗添加剤として、(d)Iから20重量%の低分子量ハロゲ
ン化エポキシ化合物、及び(e)0.01から2重量96のテトラフルオロエチ
レンポリマーを含有しているものである、但しくd)及び(e)の重量%は成分
(a)、(b)、(C)、(d)及び(e)の重量を基礎としている。
好ましい一つの態様としては、本発明は、発火抵抗性及び衝撃抵抗性ポリマー樹
脂であって、(a)75から95重量%のカーボネートポリマー、(b)4から
15重量%のモノビニリデン芳香族ポリマー、(c)1から10重量%のゴム状
芯/鞘グラフトコポリマー衝撃変性剤のポリマーブレンドから本質的になり、但
し、組成(a)、(b)及び(c)の重量96は、組成(a)、(b)、及び(
C)の重量を基礎とする、このブレンドは発火抵抗性添加剤として、(d)3か
ら18重量%の低分子量ハロゲン化エポキシ化合物、及び(e)0.01から2
重量%のテトラフルオロエチレンポリマーを含有する。
更に好ましい態様では、ゴム補強モノビニリデン芳香族コポリマーか使用される
。
本発明のもう一つの態様は、以下に示すように発火抵抗性及び衝撃抵抗性ポリマ
ー樹脂より製造される成形部品の電気メッキの工程を含む改良された電気メツキ
法である。
更に本発明のもう一つの態様は、以下に記述する樹脂から製造する成形品及び成
形品のような電気メッキによって製造される電気メッキされた物品である。
これらの組成物は、好ましくは、実質的にはアンチモンやビスマス添加物を含ま
ないこと、即ちカーボネートポリマー分子量の崩壊により樹脂ブレンド物理的性
質に有害な効果を与える量のこれらの化合物を含まないことに注目すべきである
。通常これは2重量%以下、好適には1重量%以下、更に好適には0.1重量9
6以下、そして最も好ましくは測定可能な量を含まないことを意味する。
本発明の組成物は、望ましくはリン酸型添加剤を使用することなく発火抵抗性で
あり、また好ましくは実質的にリン酸塩添加化合物を含有しないものである。こ
こで含有しないとは樹脂ブレンドの加工性やメッキ性に有害な影響をもたらす量
の化合物を含まないことをいう。通常これは、含有量か2重量%以下、好ましく
は1重量%以下、さらに好ましくは0.1を量%以下、最も好ましくは測定可能
な量を含有していないことを意味する。リン酸エステル添加剤、特に低分子量(
ポリマーてはない)リン酸エステル添加剤は成形品の表面に滲出または被膜とな
りそして樹脂より成形された部品のメッキ加工性を低下させる。又低分子量のリ
ン酸エステルは、成形工程での液状化又はジュース化する傾向により樹脂の加工
性に問題を起こすことになる。
本発明の重要な点は、樹脂からつくられた部品を続いて望ましい電気メッキの工
程で用いる能力も含め、発火抵抗性、物理的性質及び加工性の好適なバランスを
提供するために、ハロゲン源として特別のハロゲン化されたエポキシ化合物を使
用することにある。
これらのハロゲン化されたエポキシ化合物は、当業者にとってはよく知られたも
のであり、エピクロロヒドリンと−っ以上のジフェノール化合物とのカップリン
グによって製造するが又は適宜なジフェノール化合物と過剰のジフェノール化合
物のジグリシルエーテルとの反応によって製造される。適宜なジフェノール化合
物は、テトラブロモビスフェノールAを包含する。これらの化合物を製造する方
法は、シー、エイ、メイ(C,A、May) 、エポキシレジン:Chemis
try and Technology、第2版、9−285頁(+988)に
記載されている。又、例えば、特開昭50−27843号(+975)、特開昭
53−42298号(1978)、特開昭61−211354号(1686)、
特開昭61−241322号(+986)及び特開昭61−241343号(1
986)及び米国特許第4,879.329号参照。このタイプの化合物は、商
業的にはダウケミカル社よりエポキシレジンのブランド名DER542、DER
511及びQUATREX6410として発売されており、又チバ・ガイギー社
よりDP452として発売ハロゲン化エポキシ化合物は以下の一般式で示すこと
ができる。
式中、Rは独立して水素又は炭素原子lから3個の脂肪族炭化水素基であり、好
ましくは水素原子である:Xは独立して塩素原子又は臭素原子であり、好ましく
はそれぞれの場合臭素であり:iは独立して1又は2であり、好ましくはそれぞ
れの場合2である。Lは独立して、炭素原子1個から6個をもっ2価のヒドロカ
ルビル基であり、好ましくは3炭素原子である:nは0から20の値(整数であ
る必要はない)であり、好ましくは0から6であり、より好ましくは0からlで
ある。ここで用いた炭化水素基は脂肪族、環状脂肪族または芳香族基を意味する
。
一般的に、本発明のブレンド中に適宜に取り込まれるブロム化されたエポキシの
量は、いささかカーボネート及びモノビニリデン芳香族ポリマーのバランスに依
存しており、カーボネートポリマーを多(使えば使うほど、物理的な性質を保た
れたままで、望ましい発火抵抗性を得るためのブロム化されたエポキシの濃度は
低くなる。
一般的にいって、少なくとも1、好ましくは少なくとも3、より好ましくは少な
くとも5重量%のブロム化されたエポキシが、ポリマーブレンド成分の重量を基
礎として使用されるべきである。望ましいブレンドの物理的性質を維持するため
に、ブロム化されたエポキシの濃度をできるだけ少なくすることか望ましい、通
常20重量%より少なく、好ましくは18重量%より少なく、より好ましくは1
5重量%より少ないことが望ましい。
本発明において、使用に適したカーボネートポリマーは文献的によく知られてお
り、よく知られた方法で製造することかできる。一般的に、カーボネートポリマ
ーは、例えばジヒドロキシフェノールのような多水酸基化合物とホスゲンのよう
なカーボネート前駆体、ハロフォルメート、又はジフェニルカーホネートのよう
なカーボネートエステルとを反応させることによって、−個又はそれ以上の多し
1−ロキシ化合物より製造することかできる。このカーボネートポリマーは、既
知の界面、溶液又は溶融法なとのような既知の重合法の一つから選ばれた適宜な
方法によって製造することができる。
このようなカーボネートポリマーは、通常式11に示されるような繰り返し構造
単位を持っている。
式中、mは重合度を示し;Aは少なくとも2価のラジカルであり、このものは多
水酸基化合物の残基である:(−)はここに示されているようにカーボネート基
に結合したAの価数を表しそしてVは1以上のAの価数の数であり、1以上の整
数である。一般にAはジヒドロキシ化合物の残基(Vはl)であるが、側鎖をも
つポリマーを望む場合にはAはトリ又はテトラヒドロキシ化合物残基を低濃度で
含みうる(Vは1より大)。2価フェノールは好ましい多水酸基化合物である。
2価フェノールを用いるとカーボネートポリマーの典型例である芳香族カーボネ
ートポリマーが得られる。カーボネートポリマー分子は通常モノヒドロキシ化合
物又は他の単官能性連鎖移動化合物の残基で末端封鎖される。
かかるカーボネートポリマーは通常式I11で示される。
■
式中Tは独立してモノヒドロキシ化合物又は他の単官能性連鎖移動化合物の連鎖
封止残渣であり、qはポリマー分子当りのポリマー側鎖の平均数であり、好まし
くはO−0,05である。
現在市販されており熱可塑性成形用途に最も一般的に用いられるタイプの芳香族
カーボネートポリマーは、mが通常30−315のものであり、重量平均分子量
が15,000−200,000の芳香族ポリカーボネートである。例えばポリ
カーボネート、エンサイクロペディア・オブ・ポリマー・サイエンス・アンド・
テクノロジー、第11巻 648頁(+987)参照。
芳香族カーボネートポリマーを与えるために多水酸基化合物として好ましく用い
られる2価フェノールは1以上の芳香族環を含みまた完能基としてカーボネート
前駆体化合物と反応する2以上の水酸基を有する。水酸基の各々は好ましくは芳
香環の炭素原子に直結している。
典型的な2価フェノールは2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−プロパン
(ビスフェノールA)、ハイドロキノン、レゾルシノール、2.2−ビス−(4
−ヒドロキシフェニル)−ペンタン、2.4°−ジヒドロキシジフェニルメタン
、ビス−(2−ヒドロキシフェニル)メタン、ビス−(4−ヒドロキシフェニル
)メタン、ヒス−(4−ヒドロキソ−5−ニトロフェニル)メタン、1.1−ヒ
ス−(4−ヒドロキシフェニル)エタン、3,3−ビス−(4−ヒドロキシフェ
ニル)ペンタン、2,2° −ジヒドロキシジフェニル、2.6−シヒドロキシ
ナフタレン、ビス−(4−ヒドロキシフェニル)スルホン、2.4゛ −ジヒド
ロキシジフェニルスルホン、5゛−クロロ−2,4°−ジヒドロキシジフェニル
スルホン、ヒス−(4−ヒドロキシフェニル)ジフェニルジスルホン、4.4°
−ノヒトロキノジフェニルエーテル、4.4’ −ジヒドロキノー3゜3゛−
ジクロロジフェニルエーテル及び4,4° −ジヒドロキソ−2,5−ジエi−
キンジフェニルエーテルである。好ましいカーホ不一トポリマーは多水酸基化合
物として2価フェノール、好ましくはヒスフェノール八を使ってつくられる。
この方法で単一の多水酸基化合物を用いてカーボネートホモポリマーをつくれる
ことはもちろんのこと、カーボネートコポリマーやポリエステルカーボネートを
望む場合には2以上の異なる多水酸基化合物を用いるか多水酸基化合物とグリコ
ール、ヒドロキシ末端ポリエステル又は21基酸とを組合せることも可能である
。望ましくは本発明によるカーボネートコポリマーは50%以下、好ましくは2
0%以下、より好ましくは10%以下、最も好ましくは5%以下のエーテル結合
基を有する。最も好ましくは、本発明によるカーボネートポリマーは多水酸基化
合物を用いる限り、1以上の芳香環を含み完能基として芳香環の炭素原子に直結
した2以上の水酸基を含む。
ランダムに分岐したカーボネートポリマーをつくるために米国特許第3,544
,514号に示されている3価及び/又は4価のフェノールのような3価及び/
又は4価のフェノール化合物を用いることもてきる。これは末端アクリルブテン
基を与えうる。本発明で用いるランダムに分岐したポリカーボネートは当業者に
周知であり、米国特許第3.5’44.514号に記載されるように、l・ジヒ
ドロキシ化合物及び/又はテトラヒドロキシ化合物の存在下にジヒドロキシ化合
物とホスゲンを反応させてつくられる。通常これらの分岐ポリマーは多ヒドロキ
シ芳香族化合物のモル当り0.04−0.01モルの連鎖移動化合物を用いてつ
くることができる。この範囲の連鎖移動化合物を用いることにより、典型的には
ポリマー分子当り0、Oio、05分分岐、所望の分岐度を連鎖移動化合物の相
当量に従って決めることができる。
ポリマー形成反応におけるカーボネート前駆体としてカーボネートエステルを用
いる場合原料物質を100℃以上の温度で1−15時間反応させる。この条件下
てカーボネートエステルと多水酸基化合物との間にエステル交換が起こる。エス
テル交換は好ましくは10−100mm水銀圧のオーダーの減圧下に行われる。
カーボネートポリマーは物理的性質と抗発火性の所望のバランスをもたらすに十
分な量で本発明のブレンドに用いられる。一般にカーボネートポリマーは少なく
とも65重量%、好ましくは少なくとも75重量96、より好ましくは少なくと
も80重量%用いられる。
一般にカーボネートポリマーは98重量%以下、好ましくは95重量%以下、よ
り好ましくは90重量%以下用いられる。カーボネートポリマーのこれらの重量
%はキーポリマー成分であるカーボネートポリマー、モノビニリデン芳香族コポ
リマー及び任意成分のゴム状芯/鞘グラフトコポリマー衝撃変性剤の合計重量に
基づく。
本発明で好ましく用いられるモノビニリデン芳香族コポリマーにはモノビニリデ
ン芳香族モノマー、特にスチレン、と1以上の付加的な不飽和共重合性モノマー
、特にエチレン性不飽和ニトリルモノマー(例えばアクリロニ]・リル及び/又
はメタクリロニトリル)、無水マレイン酸、アルキルメタクリレート、N−!換
マレイミド又は他の重合性コモノマーとのコモノマーが含まれる。本発明で好ま
しく用いられるモノビニリデン芳香族コポリマーはモノビニリデン芳香族モノマ
ーのゴム変性コポリマーである。モノビニリデン芳香族とエチレン性不飽和ニト
リルモノマー、例えばアクリロニトリル及び/又はメタクリレートリルとのゴム
変性コポリマーが特に好ましい。モノビニリデン芳香族とアクリロニトリル及び
/又はメタクリロニトリル等のエチレン性不飽和ニトリルモノマーとのブタジェ
ンポリマーゴム変性コポリマーが特に好ましい。これらのコポリマーはここでは
総称してABS−型樹脂と称する。
好ましいABS−型樹脂は粒子状ゴム相が分散したモノビニリデン芳香族コポリ
マーのマトリックス相からなり、ゴムが好ましくは同−又は異なるモノビニリデ
ン芳香族コポリマーの相溶化量てダラフトシているものである。好ましくはゴム
変性モノビニリデン芳香族コポリマーはゴム変性モノビニリデン芳香族コポリマ
ー重量を基礎として少なくとも5重量%、好ましくは少なくとも10重量%のゴ
ムを存する。ここでゴム重量にはクラフト相溶化モノビニリデン芳香族コポリマ
ーの重量は含まない。モノビニリデン芳香族コポリマーの非グラフトマトリック
ス相かかなりの1(ゴム変性モノビニリデン芳香族コポリマー重量を基礎にして
50−95、好ましくは60−90重量%)存在すると、下記するようにこれら
の組成物とゴム状芯/鞘グラフトコポリマー衝撃変性剤とが分離する。ABS型
樹脂は典型的には0°C以上、一般には20″C以上、好ましくは60°C以上
のガラス転移温度(Tg)を有する。ここでTgはマトリックス相ポリマーによ
ってきまる。
好ましいABS型樹脂はブタジェンポリマーゴム及び任意成分としての溶媒又は
稀釈剤の存在下にスチレンとアクリロニトリルコモノマーを溶液又はバルク重合
してつくられるものである。またこれらのABS型樹脂はモノビニリデン芳香族
モノマー、(メタ)クリロニトリル、任意のコモノマー及びゴム状グラフトコポ
リマー、例えばスチレン/アクリロニトリルグラフトポリブタジェンゴム又はス
チレン/ブタジェンコポリマーゴムラテシラス、からなる予めつくったマトリッ
クスどうしを混合してつくることもてきる。ポリブタジェン又はスチレン/ブタ
ジェンコポリマーゴムに加え、他の好ましいゴムにはエチレンとプロピレンと所
望により共重合体非共役ジエンとのコポリマー(EPDMゴムとして知られてい
る)、ポリブチルアクリレート等のポリアクリレート及び前記ゴムの混合物があ
る。
一般に、モノビニリデン芳香族コポリマーはブレンド組成物の加工性を改良し所
望の性質を維持する1用いられる。モノビニリデン芳香族コポリマーは典型的に
は本発明のブレンドに少なくとも2重量%、好ましくは少なくとも4重量%、よ
り好ましくは少なくとも5重量%加えられる。樹脂ブレンドの物性を維持するた
めにモノビニリデン芳香族コポリマーは、本発明のブレンドに、カーボネートポ
リマー、モノビニリデン芳香族コポリマー及びゴム状芯/鞘グラフトコポリマー
衝撃変性剤の合計量を基礎にして、典型的には25重量96以下、好ましくは2
0重量%以下、最も好ましくは15重量06以下加えられる。
本発明の樹脂ブレンドに任意成分として加えつるゴム状芯/鞘グラフトコポリマ
ー衝撃変性剤はゴム状ポリマーを少なくとも50重量%、好ましくは50重量%
より多く、最も好ましくは少なくとも60重量%有する。これらの物質は一20
°C以下のガラス転移温度(Tg)をもつへきである。このTgはゴム状ポリマ
ーによって主にきまりグラフト部分には余り影響されない。これらの物質の例に
はグラフトアクリルゴム、特に芯/鞘構造をもつ同ゴムかある。これらはMBS
グラフトコポリマーとして知られている。
用いる場合、任意成分のゴム状芯/鞘グラフトコポリマー衝撃変性剤は望む耐衝
撃性を得るに必要な1用いることか好ましい。用いる場合ゴム状芯/鞘グラフト
コポリマー衝撃変性剤は典型的にはカーボネートポリマー、モノビニリデン芳香
族コポリマー及びゴム状芯/鞘グラフトコポリマー衝撃変性剤の合計重量を基礎
にして10重!96以下、好ましくは8重量%以下、最も好ましくは5重量%以
下本発明のブレンドに加えられる。所望の樹脂ブレンド物性を得るためにゴム状
芯/鞘グラフトコポリマー衝撃変性剤は典型的には本発明のブレンドに少なくと
も05重量%、好ましくは少なくとも1重量%、より好ましくは少なくとも2重
量96加えられる。
本発明で用いるに適するテトラフルオロエチレンポリマーは溶融条件下でポリマ
ーを安定化させるためにフィブリル構造を形成するようにされたものである。こ
れらのポリマーはしばしばPTFE又はテフロンと称され、例えば米国特許第3
,005,795号、第3.671,487号及び第4.436,130号に開
示されている。最も望ましくはテトラフルオロエチレンポリマーは高い弾性記憶
をもつ。高い弾性記憶をもつテトラフルオロエチレンポリマーの例にはテフロン
”6C160,64,6CN、65及び67かある。
テトラフルオロエチレンの量は好ましくは全組成物重量を基礎として好ましくは
0.01−2重量%、最も好ましくは0.02−1重量%である。
本発明のカーボネートポリマー組成物はこの種ポリマーブレンド用に一般に用い
られている種々のブレンド方法を用いて各成分の有効量を組合せることによって
好適に製造される。例えば、エマルジョン形のテフロン成分を1以上の他の成分
、例えばモノビニリデン芳香族コポリマー及び/又はゴム状芯/鞘グラフトコポ
リマー衝撃変性剤のエマルジョンと、残りの成分と組合せる前に予備混練し、得
られたブレンドをさらに溶融混練する。乾燥粒状成分は種々の順序で組合せうる
。例えば、成分類及び添加剤の微小粉末の同時組合せ又はトライブレンド、微小
テフロン粒子を1以上の他の成分、例えばカーボネートポリマー又はハロゲン化
エポキシ化合物、の微小粒子形とまず組合せ、次いで残りの成分/添加剤と組合
せる方法又は微小テフロン粒子と予め混合した他の成分のトライブレンドとをト
ライブレンドする方法等がある。
乾燥粒子を組合せた後典型的にはさらに溶融混練し押出し工程に供して樹脂ベレ
ットを形成する。溶融混線及び/又は溶融加工温度は325°C以下、特に30
0°C以下に制限することか好ましい。
本発明によるカーボネートとAt3S型樹脂のブレンドは他のポリマー樹脂との
混合物、アロイアはブレンドの形でも用いつる。その例としてポリエステルとの
混合物がある。また本発明のカーボネートポリマーには溶融塩形抗発火性添加剤
、帯電防止剤、充填剤(ガラス繊維)、顔料、染料、抗酸化剤、熱安定剤、紫外
線吸収剤、離型剤、その他力−ボネートポリマーに一般的に加えられている添加
剤等も添加しうる。
上記したように、本発明のブレンドは事務機器部品やハウジング材等の製造のた
めの斜出成形法や押出し法や熱成形法等の多くの異なる用途に適するように高度
にバランスのとれた性質をもっている。
特に成形品の表面に金属被膜を付与した電気メツキ部分や金属化部品の製造に特
に適している。これらの方法は当業者に周知であり、John Wiley &
5ons発行(1987)のエンサイクロペディア・オブ・ポリマー・サイエ
ンス・アンド・エンジニアリング、第9巻、580−622頁のメタライジング
の項に一般的に記載されている。
次の例は本発明を例証するためのものであり、その範囲を制限するものではない
。次の例においてすべての部及び%は特に断りのない限り重量に基づくものであ
る。
ポリカーボネート樹脂のメルトフローレートはASTM D−1238条件Iに
従って測定した。ノツチ付アイゾツト衝撃抵抗は八STM D−256−72A
に従い、270°Cて斜出成形した318mm(1/8インチ)の試料を用いて
測定した。結果(Nアイゾツト)はフットポンド/インチ(ftlb/in)と
ジュール/メーター(J / m ) (これはカッコ書)で示す。
ポリマー組成物の抗発火性はASTM D−4804−88に従い1.62mm
(1/16インチ)及び3.18mm (+/8インチ)の試料それぞれについ
て行った■−0及び5VUL−94テス1−によって示す。延性/脆性転移温度
(DBTT)はASTM D256−72Aに従い環境チェンバー中で1/8イ
ンチの試料を用いて測定した。DBTTは欅が延性様に半分また脆性様に半分破
壊した温度である。
実験1
次式IVに従った低分子量ブロム化エポキシ化合物を本発明の実施を示すために
得た。
1■
これらの化合物を下の表に要約する。エポキシ化合物No、1はザ・ダウ・ケミ
カル・カンパニーから市販されているQuatrex6410である。他の分子
量(エポキシド含量)が異なるブロム化エポキシ化合物はDER542ブラシト
のブロム化エポキシと所望の重合度を得るために適切な等量のテトラブロムビス
フェノールAとを触媒としてメチルトリフェニルホスホニウムアセテートを用い
て共重合してつくった。DER542ブランドのブロム化エポキシはザ・ダウ・
ケミカル・カンパニーから市販されているテトラブロモビスフェノールへのジグ
リシジルエーテルである。Quatrex及びDERはザ・ダウ・ケミカル・カ
ンパニーの商標である。
下の表はいくつかのエポキシ化合物のエポキシド%と重合度を示す。重合度は式
%式%
に従いエポキシド含量%から計算した。この方法はC,A、MayかEpoxy
Re5ins:Chemistry and Technology、第2編
9−28頁(+ 988)に記載している。
表 1
エポキシ化合物 エポキシド 重合度又は一連の抗発火ブレンドを表1に記載し
たエポキシ化合物と次の成分とを組合せてつくる。
(a)カーボネートポリマー−メルトフロー22をもつ熱安定化したポリカーボ
ネート樹脂(す・ダウ・ケミカル・カンパニーから市販されているCALIBR
E300ブランドのポリカーボネート)。
CAL I BREは同社の商標である。
(b)ゴム変性モノビニリデン芳香族コポリマー−122重量部のゴムと16重
量%のアクリロニトリルを含有するスチレンとアクリロニトリルの塊状重合、ブ
タジェンゴム変性コポリマーであり、非グラフトモノビニリデン芳香族コポリマ
ー含量は755重量部(±596)の範囲である。
(C)ゴム状芯/鞘グラフトコポリマー衝撃変性剤−ローム・アント・ハースか
らParaloidTM8967として市販されている、スチレンとメチルメタ
クリレートポリマーでグラフトしたブタンエンゴムであり、−60°CのTgを
もち、ポリブタジェンを70重量06含有し、非グラフトスチレン及び/又はメ
チルメタクリレートポリマーを実質上含有しない。Paraloidはローム・
アンド・ハースの商標である。
(e)テトラフルオロエチレンポリマー−デュポン・ケミカル・カンパニーから
市販されているテア02フポン・ケミカル・カンパニーの商標である。
さらに、全試料はチバ・ガイギーから市販されているイルガノックス1076ブ
ランドの抗酸化剤を4重量部又は0 2重量%含有する。イルガノックスはチバ
・ガイギーの商標である。
テフロンを他の成分を予備混練した混合物に加え、さらに6分間トライブレンド
し、次いで230°Cのバレル温度の2軸スクリユ一押出機を用いてペレットに
押出した。押出しベレットを100℃の空気流中で4時間乾燥した。得られた押
出し乾燥ペレットを抗発火性及び耐衝撃性のテスト用の試験棒に斜出成形した。
種々の実験組成をもつ組成物の成分量を表Itに示す。抗発火性及び耐衝撃性の
テスト結果を表II+に示す。
(85.9) (10.8) (3.2) (7) (0.3)表II+−ブレ
ンドの性質
1 1 0.4 5.4 14.0 −8.3 合格 合格2 2 0.4 4
.0 +3.0 −8.3 合格 合格3 3 4.0 3.3 13.0 −
10.6 合格 合格4 4 6.0 3゜0 13.0 −1′2.2 合格
合格6 4.4°C(40″F)でのアイゾツト衝撃をJ/m(カッコ内はf
t1b/in)で示す。
b I/16インチの試料について測定したV−0の結果。
゛ l/8インチの試料について測定した5Vの結果。
上記の結果は上記の樹脂組成物において選択された、低分子量のブロム化エポキ
シの存在が予想外に優れたポリマー性質、特にノツチ付アイゾツト抵抗と抗発火
性の組合せを付与することを示している。
PCT/US 92/10575
フロントページの続き
(51) Int、 C1,’ 識別記号 庁内整理番号C08L 27:18
51:00
25:00)
(72)発明者 クリスティ、 エム ロパートアメリカ合衆国ミシガン州 4
8642 ミドランド ダイナ ストリート2812
I
(72)発明者 ホールマーク、 タミ ニスアメリカ合衆国テキサス用 77
541 フリーボード ウェスト フォース ストリート 1009
Claims (10)
- 1.(a)65から98重量%のカーボネートポリマー、(b)2から25重量 %のモノビニリデン芳香族コポリマー、及び(c)0から10重量%のゴム状芯 /鞘グラフトコポリマー衝撃変性剤のポリマーブレンドから本質的になり、但し 上記において成分(a)、(b)及び(c)の重量%は成分(a)、(b)及び (c)の重量を基礎とする、該ブレンドは発火抵抗添加剤として、(d)1から 20重量%の低分子量ハロゲン化エポキシ化合物、及び (e)0.01から2重量%のテトラフルオロエチレンポリマーを含有する、但 し上記において(d)及び(e)の重量%は成分(a)、(b)、(c)、(d )及び(e)の重量を基礎とする、ことを特徴とする発火抵抗性及び衝撃抵抗性 ポリマー樹脂。
- 2.(a)75から95重量%のカーボネートポリマー、(b)4から15重量 %のモノビニリデン芳香族コポリマー、及び(c)1から10重量%のゴム状芯 /鞘グラフトコポリマー衝撃変性剤のポリマーブレンドから本質的になり、但し 上記において成分(a)、(b)及び(c)の重量%は成分(a)、(b)及び (c)の重量を基礎とする、該ブレンドは発火抵抗添加剤として、(d)3から 18重量%の低分子量ハロゲン化エポキシ化合物、及び (e)0.01から2重量%のテトラフルオロエチレンポリマーを含有すること を特徴とする請求項1記載の発火抵抗性及び衝撃抵抗性ポリマー樹脂。
- 3.次式Iに相当する低分子量ハロゲン化エポキシ化合物▲数式、化学式、表等 があります▼ 但しRは独立に水素又は1から3の炭素原子をもつヒドロカルヒル基であり、X は独立にCl又はBrであり、iは独立に1又は2であり、Lは独立に1から6 の炭素原子をもつ2価のヒドロカルビル基であり、nは0から20である、を用 いる請求項1記載の発火抵抗性及び衝撃抵抗性ポリマー樹脂。
- 4.Xが臭素であり、それぞれのiが2であり、Lが2,2−イソプロピルであ り、nが0から6の値である請求項3記載の発火抵抗性及び衝撃抵抗性ポリマー 樹脂。
- 5.アンチモン又はビスマス添加化合物を実質上含有しない請求項1記載の発火 抵抗性及び衝撃抵抗性ポリマー樹脂。
- 6.ホスフェート添加剤を実質上含有しない請求項1記載の発火抵抗性及び衝撃 抵抗性ポリマー樹脂。
- 7.更なるハロゲン含有添加剤を実質上含有しない請求項1記載の発火抵抗性及 び衝撃抵抗性ポリマー樹脂。
- 8.(a)65から98重量%のカーボネートポリマー、(b)2から25重量 %のモノビニリデン芳香族コポリマー、及び(c)0から10重量%のゴム状芯 /鞘グラフトコポリマー衝撃変性剤のポリマーブレンドから本質的になり、但し 上記において成分(a)、(b)及び(c)の重量%は成分(a)、(b)及び (c)の重量を基礎とする、該ブレンドは発火抵抗添加剤として、(d)1から 20重量%の低分子量ハロゲン化エポキシ化合物、及び (e)0.01から2重量%のテトラフルオロエチレンポリマーを含有する、但 し上記において(d)及び(e)の重量%は成分(a)、(b)、(c)、(d )及び(e)の重量を基礎とする、ことを特徴とする発火抵抗性及び衝撃抵抗性 ポリマー樹脂から製造した成形部品を電気メッキする工程を含むことを特徴とす る改良された電気メッキ法。
- 9.請求項1記載の樹脂から製造した成形品。
- 10.請求項9記載の成形品を電気メッキすることによって製造した電気メッキ 品。
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