JPH0750258Y2 - 車両用ドア - Google Patents

車両用ドア

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JPH0750258Y2
JPH0750258Y2 JP1989144703U JP14470389U JPH0750258Y2 JP H0750258 Y2 JPH0750258 Y2 JP H0750258Y2 JP 1989144703 U JP1989144703 U JP 1989144703U JP 14470389 U JP14470389 U JP 14470389U JP H0750258 Y2 JPH0750258 Y2 JP H0750258Y2
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JP
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seal rubber
glass
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vehicle door
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向一 神保
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UD Trucks Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、車両用ドア、主としてトラックの助手席側の
車両用ドアに関する。
〔従来の技術〕
トラックの助手席側の車両用ドアは、従来例えば第8図
及び第9図に示すような構造になっている(例えば実開
昭63-149318号公報)。
即ち、上記車両用ドアは、ドアの下側にインナガラス20
aとアウタガラス20bからなる直視窓20が設けられ、ドア
の上側に昇降するウインドガラス21が設けられた開閉窓
22があり、開閉窓22と直視窓20間にはインナドアパネル
23aとアウタドアパネル23bが設けられている。インナド
アパネル23aの内側には前記ウインドガラス21に付いた
雨水等を排水する排水溝24が設けられ、一方、アウタド
アパネル23bの内側には雨水等を導く排水溝24に向かっ
て延在するシールラバー25が設けられている。
そして、排水溝24が設けられたインナドアパネル23aと
シールラバー25が設けられたアウタドアパネル23bとの
間には、ガラスホルダで保持した前記ウインドガラス21
が昇降するようになっている。
〔考案が解決しようとする課題〕 然し乍ら、第10図及び第11図に示すようにウインドガラ
ス21を上昇させて開閉窓22を閉める際、第11図に示すよ
うにウインドガラス21を保持しているガラスホルダ26
と、ガラス面に接触する前記シールラバー25の先端25a
が当接し、突き上げられる。そのために異音が生じ、ま
たシールラバー25がアウタドアパネル23bから外れる可
能性がある。
そこで、第12図に示すようにシールラバー25の先端25a
に反り26を付けることを考えた。しかし、上記欠点は解
消できても、雨水等がドア内に侵入し本来の機能が果た
し得ない。
本考案は上記欠点を解消するためになされたもので、ウ
インドガラスの上昇させる際にウインドガラスを保持し
ているガラスホルダとシールラバーの先端との当接を防
止し、もってシールラバー先端の突き上げによる異音及
びシールラバーが外れるのを防止できる車両用ドアを提
供することを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するための本考案の構成は、一方のドア
パネル内側に排水溝を設け、他方のドアパネル内側から
排水溝に向かって延在するシールラバーを設け、前記排
水溝を設けた一方のドアパネルとシールラバーを設けた
側の他方のドアパネル間にガラスホルダで保持したウイ
ンドガラスが昇降する車両用ドアにおいて、上記シール
ラバーのガラス側上面に略円弧状の突起を立設したこと
を特徴とするものである。
〔作用〕
シールラバーのガラス側上面に略円弧状の突起を設けれ
ば、シールラバーの略円弧状の突起が昇降するウインド
ガラスの表面に接触し、ウインドガラスを保持している
ガラスホルダとシールラバーの先端との間に適当な隙間
が生じてガラスホルダとシールラバーの先端が当接しな
くなる。そして、ウインドガラスが上昇完了の後は、ウ
インドガラスの表面に接触していたシールラバーは弾性
力により元の形状に戻り、排水溝に向かって延在する状
態になり、雨水等を排水溝へ導くようになる。
〔実施例〕
以下、図面に基づき本考案を詳細に説明する。
第1図は、本考案の車両用ドアの一実施例を示したもの
である。
1は車両用ドアで、その車両用ドア1の下側には第2図
に示すようにインナガラス2aとアウタガラス2bが嵌め殺
しに装着されて直視窓2が設けられている。車両用ドア
1の上側には、ウインドガラス3が昇降する開閉窓4が
設けられている。4aは車両用ドア1の上側に設けられた
三角窓である。開閉窓4と直視窓2との間には、インナ
ドアパネル5aとアウタドアパネル5bが設けられている。
そのインナドアパネル5aの内側には、排水溝6が設けら
れている。一方、アウタドアパネル5bの内側には、前記
ウインドガラス3に付いた雨水等を排水溝6へ導くため
の排水溝6へ向かって傾め方向に延在するシールラバー
7が設けられている。排水溝6が設けられたインナドア
パネル5aとシールラバー7が設けられたアウタドアパネ
ル5bとの間には、第2図に示すようにガラスホルダ8に
保持された前記ウインドガラス3が配設され、第3図に
示すようにガラスホルダ8下に設けられた昇降装置9に
より上下方向に昇降するようになっている。
前記アウタドアパネル5bの内側に設けられているシール
ラバー7は、第4図に示すように断面形状がV字状にな
っており、そのガラス側上面の一端には略円弧上の突起
10が一体に立設されている。
そして、ガラスホルダ8に保持されたウインドガラス3
を昇降させて開閉窓4を開閉するときには、第5図及び
第6図に示すようにシールラバー7の略円弧状の突起10
がウインドガラス3の表面に抵触した状態で昇降され、
開閉窓4が開閉される。この際、シールラバー7の略円
弧状になった突起10が昇降するウインドガラス3の表面
に接触するので、第6図に示すようにウインドガラス3
を保持しているガラスホルダ8とシールラバー7の先端
7aとの間に適当な隙間が生じてシールラバー7の先端7a
がガラスホルダ8から離れ、ガラスホルダ8とシールラ
バー7の先端7aが当接しなくなる。従って、ガラスホル
ダ8によるシールラバー7の先端7aの突き上げによって
生ずる異音の発生は解消され、またシールラバー7のア
ウタドアパネル5bからの外れも防止される。
また、昇降移動するウインドガラス3とシールラバー7
との接触は、シールラバー7の略円弧状となった突起10
との一部分の接触なので、接触抵抗は少なくなってウイ
ンドガラス3の昇降が円滑に行なわれる。
そして、ウインドガラス3を上昇して開閉窓4を閉めた
ときには、ウインドガラス3の表面に接触していたシー
ルラバー7はラバー弾性力によって元の形状に戻って排
水溝6側に向かって延在する。従って、ウインドガラス
3の表面に付いていた雨水等がシールラバー7を介して
排水溝6側に導かれ、ドア端部に形成された排水口から
車外へ排水され、ドア内部に残ることはない。
第7図は、シールラバー7の他の形状を示したものであ
る。
この実施例は、シールラバー7の本体のガラス側上面に
立設する略円弧状の突起10を、シールラバー7の本体形
成後に貼り付けて製造したものである。
かかる場合には、シールラバー7を安価に製造すること
ができる。勿論、作用効果は前記実施例と何等変わるこ
とはない。
この実施例及び前記実施例も同様であるが、シールラバ
ー7に立設する略円弧状の突起10は、シールラバー7の
ガラス側上面に数個設けるようにしてもよいが、ウイン
ドガラス3を保持するガラスホルダ8の位置と一致しな
いように設ける。
〔考案の効果〕 以上説明したように本考案は、シールラバーのガラス側
上面に略円弧状の突起を立設したことで、ウインドガラ
スを保持しているガラスホルダとシールラバーの先端と
の当接が防止され、これによってシールラバー先端の突
き上げによる異音及びシールラバーの外れが防止され
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の側面図、第2図は第1図の
A−A拡大断面図、第3図はウインドガラスの昇降状態
を示す斜視図、第4図は本考案の要部のシールラバーの
斜視図、第5図及び第6図は昇降するウインドガラスと
シールラバーの関係を示す断面図、第7図はシールラバ
ーの他の実施例の分解斜視図、第8図及び第9図は従来
の車両用ドアの要部断面図、第10図及び第11図は従来の
昇降するウインドガラスとシールラバーの関係を示す断
面図、第12図は不具合対策の一案を示す要部断面図であ
る。 1……車両用ドア 3……ウインドガラス 5a……インナドアパネル 5b……アウタドアパネル 6……排水溝 7……シールラバー 8……ガラスホルダ 10……突起。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】一方のドアパネル内側に排水溝を設け、他
    方のドアパネル内側から排水溝に向かって延在するシー
    ルラバーを設け、前記排水溝を設けた一方のドアパネル
    とシールラバーを設けた側の他方のドアパネル間にガラ
    スホルダで保持したウインドガラスが昇降する車両用ド
    アにおいて、上記シールラバーのガラス側上面に略円弧
    状の突起を立設したことを特徴とする車両用ドア。
JP1989144703U 1989-12-15 1989-12-15 車両用ドア Expired - Fee Related JPH0750258Y2 (ja)

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JPH0383113U JPH0383113U (ja) 1991-08-23
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