JPH07501683A - 植物プロモーター - Google Patents

植物プロモーター

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JPH07501683A
JPH07501683A JP3505831A JP50583191A JPH07501683A JP H07501683 A JPH07501683 A JP H07501683A JP 3505831 A JP3505831 A JP 3505831A JP 50583191 A JP50583191 A JP 50583191A JP H07501683 A JPH07501683 A JP H07501683A
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ゲートハウス,ローレンス ネイル
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アグリカルチュラル ジェネティックス カンパニー リミテッド
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インペリアル ケミカル インダストリーズ ピーエルシー
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ニカーソン バイオケム リミテッド
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 8、 タンパク質をコードする遺伝子に機能しうる状態で連結された請求項1記 載のプロモーターを保有する植物細胞。
9、 請求項7または8記載の植物細胞から再生されたトランスジェニック植物 体。
10、タンパク質をコードする遺伝子に機能しうる状態で連結された請求項1記 載のプロモーターを細胞中に保有するトランスジェニック植物体。
11、請求項9またはlO記載のトランスジェニック植物体から得られた種子。
12、請求項11記載の種子から生育させた植物体。
13、植物の根において目的タンパク質を生産することができるトランスジェニ ック植物体を作製する方法であって、(i)請求項3−6のいずれか1つに記載 のベクターで植物細胞を形質転換すること、ただし前記プロモーターの制御下に ある遺伝子によりコードされるタンパク質が目的とするタンパク質である;およ び (ii)該形質転換細胞から植物体を再生することから成る方法。
明細書 植物プロモータ一 本発明は植物プロモーターに関する。
エクステンシンは植物細胞壁に含まれる、最もよく特性決定力くなされた構造タ ンパク質である(Cassab and Varner、 Ann、 Rev。
Plant Physiol、凹、 321−353.1988)。それは高度 に塩基性の、ヒドロキシプロリンに富む糖タンパク質の仲間であり、種々の植物 に存在する。エクステンシンは厚膜組織に最も豊富に存在することが報告され、 このタンノくり質には、細胞壁の機械的強化および組織化を含めて、多種多様な 機能的役割があるとされて(喝。
エクステンシンは個々の植物、器官および組織にお(1てその一次構造が異なっ ている。いくつかの事例では、同一の組織まtこCt細胞型に機能的に関係のあ る2つの異なるエクステンシンカく存在している。
器官特異的に発現される植物遺伝子を単離する計画の一部として、脂肪種子セイ ヨウアブラナ(Brassica napus L、)の根(こ存在するmRN A種が、根に豊富であるが他の組織にはなし)配列を単離する目的で研究された 。根に非常に高レベルで存在し、交差/%イブリダイズする配列のファミリーが 単離され、特性決定力くなされ、そしてエクステンシンに相同なタンノくり質を コードすること力く分かった。これにより、本発明者らは、根においてタン/く り質を発現させる能力のあるプロモーターを同定することができた。
従って、本発明は、植物の根においてタンノくり質を発現させる能力を有し、か つ次の配列: (a)図1に示したヌクレオチド−1616からヌクレオチド−1までの配列ま たは該配列の一部、あるいは (b)1個またはそれ以上のヌクレオチドの置換、挿入および/または欠失によ り、および/または一端または両端での伸長により修飾された前記配列(a) を有するプロモーターを提供する。
本発明はまた、遺伝子(一般的には、タンパク質をコードする異種遺伝子)に機 能しうる状態で連結された前記プロモーターを含むDNA断片を提供する。さら に、上記のようなプロモーターの制御下にタンパク質をコードする遺伝子を含む ベクターが提供され、かくしてこのベクターで形質転換された植物細胞は該遺伝 子を発現することができる。適当なベクターはプロモーターが前記遺伝子の5゛ 末端に直接融合されたものである。ベクターはさらに遺伝子とプロモーターを植 物細胞ゲノムに伝達し、安定した状態で組み込ませる領域を含んでいてもよい。
このベクターは一般にプラスミドである。
植物細胞はかかるベクターを使って形質転換することができる。
従って、本発明はさらに、タンパク質をコードする遺伝子に機能しつる状態で連 結された前記プロモーターを保有する植物細胞を提供する。このような植物細胞 からはトランスジェニック植物を再生し得る。タンパク質をコードする遺伝子に 機能しうる状態で連結されたプロモーターを細胞中に保有するトランスジェニッ ク植物が得られる。トランスジェニック植物から種子を採取し、その後、この種 子から植物体を生育させることもできる。
本発明はさらに、植物の根において目的のタンパク質を生産し得るトランスジェ ニック植物の作製方法を提供し、この方法は(i)本発明によるベクターで植物 細胞を形質転換すること、ただし前記プロモーターの制御下にある遺伝子により コードされるタンパク質が目的タンパク質である;および(ii)該形質転換細 胞から植物体を再生すること;から成っている。
添付図面において、 図1は、遺伝子eX tAのヌクレオチド配列、およびセイヨウアブラナのエク ステンシンポリペプチドの推定アミノ酸配列、並びにヌクレオチド−1616か らヌクレオチド−1までの本発明プロモーターの配列を示す。完全な配列は図2 に示す2.7kbの旧ncll)1incll断片の配列である。リーダー配列 の推定切断部位はコロン(:)で示しである。転写開始点は曲折アクセント(’ I”S)で示してあり、コンセンサス“TATA”コントロールボックスに類似 した配列も示しである。その他の配列特徴は図面に示した通りである。
図2は、遺伝子ex LAをコードする脂肪種子セイヨウアブラナのゲノムクロ ーンλB31 (12,7kb)の制限地図、pR1s4の制限地図、pUcJ a中のλB31からの旧ndlll−Aval断片、およびex LAを含む2 、7kbの旧ncll−旧ncll断片の配列解析地図である。raおよび!a はそれぞれEMBL3ラムダベクターの右アームおよび左アームを示す: 団3 S弼はコード配列を示す。Sa/H2−AI/釦/XI断片はEMBL3の一部 である。配列解析地図上の制限部位記号の説明: Sa。
5ail; O3,Hindlll: Sm、 Smal; O2,Hincl l; PI、 Psll; Al。
Aval; XI、 Xmal; Ns、 N5il; R1,Rsal; H a、 +Iaelll; Ss、 5spl;Nd、Ndel; Pv、Pvu ll。
図3は、pUc18中にλ831の旧ndlll−Aval断片を含むλB31 がらのサブクローンpRλS4の詳細な制限地図を示す。 −■■はエクステン シンコード配列の転写の位置および方向を示す。挿入部にはPvul、 Xho l、 Bscl、Bamtll 、BglllおよびEcoRVのための部位が 存在しない。
図4は、サブクローンpRλS4の単純化した制限地図を示す;m はエクステ ンシンコード配列の位置を示し、口=コは根での発現をもたらすプロモーターを 含む領域を示す。
図5は、実施例2で使用したハイブリッド遺伝子の地図である; ■■■ はツ バリンシンターゼ(NO8)ターミネータ−を示す。
図6は、ベクターBIN +9中の図5からのハイブリッド遺伝子の地図である 。
図7は、実施例3に記載したように、λB31から切除したHae l I l 断片上のセイヨウアブラナエクステンシンプロモーターを示す。
図8は、実施例3で作製した、セイヨウアブラナエクステンシンプロモーターと グルクロニダーゼ遺伝子コード配列から成る融合構築物を示す。
本発明の全長プロモーターは、図1のヌクレオチド−1616からヌクレオチド −1までの、脂肪種子セイヨウアブラナex tA遺伝子の上流にある配列から 成り、塩基IはeX tA遺伝子のCAT転写開始コドンのアデニン(A)塩基 である。このプロモーターはクローンλB31から切除によって4.5kbの旧 ndlll−Aval断片(図3)上に得られる。クローンλB31は脂肪種子 セイヨウアブラナ(Brassica口apus L)から作製したゲノムライ ブラリーより得られた。
Hindlll−Aval断片をpUc18にサブクローニングして、得られた pRλS4からプロモーターを0.96kbのHae I I I断片として切 り出すことができる。pRλS4およびバクテリオファージλ831を保有する E。
coli DH5αは、1990年3月8日に英国アバディーンのナショナルコ レクンヨン オブ インダストリアル アンド マリーンバクテリア(Nati onal Co11ection of Industrial and Ma rineBacteria)に受託番号NCIMB 40265およびNCIM B 40266として寄託された。
ヌクレオチド−1616からヌクレオチド−1までの全長配列の一部と全長また は部分配列の修飾型は本発明の代わりのプロモーターである。全長または部分プ ロモーター配列は、1個またはそれ以上のヌクレオチドの置換、挿入および/ま たは欠失により、および/または一端または両端での伸長により修飾することが できる。
しかしながら、部分または修飾プロモーター配列は、依然として植物の根におい てプロモーターとして作用し得るものでなければならない。全長配列または全長 配列の一部(すなわち、非修飾配列)が修飾される場合、一般に修飾配列と非修 飾天然配列の間には少なくとも60%の相同度が必要である。相同度は少なくと も75%、少なくとも85%、あるいは少なくとも95%でありうる。
全長プロモーター配列の一部は制限エンドヌクレアーゼおよび/またはエキソヌ クレアーゼの使用により得られる。このプロモーターは、図1に示した配列をH ae I l lで処理すると、0.96kb断片として得られる。修飾配列は 非修飾プロモーター配列に変化を導入することにより得られる。これは、天然配 列のエンドヌクレアーゼによる制限、オリゴヌクレオチドリンカーアダプターの 挿入、エキソヌクレアーゼおよび/またはポリメラーゼの使用、部位特異的突然 変異誘発を含めた、適当な技法により達成できる。
全長プロモーター配列の一部または修飾配列がプロモーターとして機能し得るか どうかは実験によって簡単に確かめることができる。実施例3に記載するように 、プロモーターを欠く二成分ベクター(binary vector) pB1 101中のグルクロニダーゼコード配列にSma1部位で推定プロモーター配列 を融合させる。実施例3の手順に従って、作製されたトランスジェニック毛根に おいてグルクロニダーゼの発現を調べる。
プロモーターはタンパク質をコードする遺伝子(一般には異種遺伝子)に機能し つる状態で連結される。異種遺伝子は発現を希望するどのようなタンパク質をコ ードしてもよい。“異種”とは、その遺伝子がそのプロモーターに自然界におい て機能しうる状態で連結されていないことを意味し、すなわち異種遺伝子は脂肪 種子セイヨウアブラナのextA遺伝子ではない。このタンパク質はさらに“異 種”遺伝子配列内にコードされるN−末端の輸送ペプチド配列を含んでいてもよ い。
このプロモーターは一般に植物の根においてタンパク質を発現させるために使用 される。発現がプロモーターによって制御されるタンパク質は、例えば害虫や病 原体(特に植物の根に感染しゃすい害虫や病原体)の生物学的防除を付与するタ ンパク質でありうる。
プロモーター配列は遺伝子に直接またはリンカ−を介して融合される。リンカ− 配列はイントロンを含んでいてもよい。イントロン配列の長さを除いて、リンカ −は45個までの塩基、例えば30個まで、あるいは15個までの塩基で構成す ることができる。
プロモーターを遺伝子(一般には異種遺伝子)に機能しうる状態で連結させたD NA断片およびベクターを作製することができる。
これらの断片およびベクターは一本鎖であっても、二本鎖であってもよい。かか る断片を使って直接DNAの取り込みにより、あるいはこの種のベクターを用い て、植物細胞を形質転換し得る。ベクターにはプロモーターの制御下に遺伝子が 組み込まれる。このベクターは該ベクターで形質転換された植物細胞において該 遺伝子を発現させることができる調節要素をさらに含んでいる。このような調節 要素としては、プロモーターのほかに、翻訳開始および/または終止配列を挙げ ることができる。一般には、ベクターは該遺伝子と関連調節制御要素を植物細胞 ゲノムに伝達しかつ安定した状態で組み込ませる領域も含んでいる。
従って、ベクターは転写調節配列および/または、該遺伝子のコード配列の3° 末端に存在しない場合は、停止コドンを備えている。かくして、DNA断片にも ターミネータ−配列および植物細胞での該遺伝子の発現を可能にする他の配列が 組み込まれる。植物の特定部分での発現レベル、またはある種の条件下での発現 レベルを増加あるいは低下させ得るエンハンサ−または他の要素もDNA断片お よび/またはベクターに組み入れることができる。ベクターはまた形質転換植物 細胞に耐性を付与する抗生物質耐性遺伝子を通常もっており、これにより適当な 抗生物質含有培地での生育により、形質転換された細胞、組織および植物体を選 択することができる。
形質転換細胞は適当な培地での生育により選択される。かくして、プロモーター の制御下に該遺伝子を、例えば植物細胞ゲノム内に、保有する植物細胞から成る 植物組織が得られる。従って、該遺伝子は植物細胞内で発現可能である。その後 、それらの細胞内に、例えば植物細胞ゲノムに組み込まれた、該遺伝子とプロモ ーターを含み、その結果として該遺伝子を発現し得る植物体を再生することがで きる。再生された植物体は繁殖させることができ、例えば種子を採ることができ る。かくして、タンパク質の根特異的発現が植物体中の該プロモーターにより促 進され得る。また、タンパク質(特に植物タンパク質)の生産のためには、形質 転換された根を培養下で生育させることもできる。
植物細胞の好適な形質転換法は、発現が望まれるタンパク質をコードする遺伝子 に機能しうる状態で連結されたプロモーターを含むベクターを保有するアグロバ クテリウム・ツメファシェンス(Agrobacterium tumefac iens)を使用することである。従って、次の要素: (a)植物細胞のゲノムに組み込まれたとき遺伝子を発現させることができる前 記プロモーターと他の調節要素の制御下にある遺伝子: (b)植物ゲノムに組み込まれるDNAの境界を定める少なくとも1つのDNA 配列:および (C)このDNAを植物ゲノムに伝達することができるDNA配列;を含むハイ ブリッドプラスミドベクターが使用される。
一般に、植物細胞ゲノムに組み込まれるDNAはTi−プラスミドのT−DNA ボーダー配列により境界を定められる。ただ1つのボーダー配列が存在するとき には、好ましくはそれは右端ボーダー配列である。このDNAを植物細胞ゲノム に伝達することができるDNA配列は一般にTi−プラスミドのビルレンス(v ir)領域である。
かくして、遺伝子とその転写・翻訳調節要素(プロモーターを含む)はTi−プ ラスミドのT−DNAボーダー間に挿入することができる。このプラスミドは腫 瘍化遺伝子が欠失された無力化Ti−プラスミドであってもよい。しかしながら 、遺伝子とその転写・翻訳調節要素(プロモーターを含む)は、vir領域を含 むTi−プラスミドとトランスて二成分ベクター(binary vector )のT−DNAボーダー間に挿入される。このような二成分ベクターは次の要素 :(a)植物細胞のゲノムに組み込まれたとき遺伝子を発現させることができる 前記プロモーターと他の調節要素の制御下にある遺伝子、および (b)植物ゲノムに組み込まれるDNAの境界を定める少なくとも1つのDNA 配列: を含む。
従って、ハイブリッドプラスミドベクターまたはvir領域を有するTi−プラ スミドとトランスで二成分ベクターを含むアグロノくクテリウム・ツメファシェ ンスを使って、植物細胞を形質転換し得る。茎やリーフディスクのような組織片 にこのノくクチリアを接種するか、あるいは再生用の植物プロトプラストとこの ノくクチリアを同時培養する。植物プロトプラストは対象の遺伝子をコードする DNA断片(プロモーターと適当な他の転写・翻訳調節要素が存在する)の、ま たはかかる断片を含むベクターの、直接導入により形質転換してもよい。直接導 ′入はエレクトロポレーション、ポリエチレングリコール、マイクロインジェク ションまたは粒子衝突を使って達せられる。
単子葉または双子葉植物からの植物細胞は本発明に従って形質転換される。単子 葉植物種としてはオオムギ、コムギ、トウモロコシ、イネなどがある。双子葉植 物種としてはタバコ、トマト、ヒマワリ、ペチュニア、ワタ、テンサイ、ジャガ イモ、レタス、メロン、ダイズ、セイヨウアブラナ、ポプラなどがある。形質転 換された植物細胞の組織培養物を増殖させると、分化した完全な形質転換植物体 が再生される。形質転換植物細胞は適当な培地で、好ましくは選択可能な増殖培 地で培養する。発生したカルスから植物体を再生することもできる。かくして、 細胞中に、例えばそれらのゲノムに組み込まれた、発現が望まれるタンパク質を コードする遺伝子に機能しうる状態で連結されたプロモーターを保有するトラン スジェニック植物が得られる。その結果、この遺伝子は細胞内で発現可能である 。将来使用するために、再生された植物から種子を採り、この種子から植物を生 育させることができる。
以下の実施例は本発明を例示するものである。
実施例1 1、 脂肪種子セイヨウアブラナ(Brassica napus L、)の根 からのポリ(A) +RNAを用いて作製したcDNAライブラリーから、交差 ハイブリダイズするcDNAクローンのファミリーを単離した。根、緑色の葉、 黄色くなった葉、および発芽しつつある種子から作製したcDNAによる根のc DNAライブラリーの示差的スクリーニングにより、根で豊富に発現されるクロ ーンを選択した。選択されたクローンに対応するmRNA種は、ノザンプロット 分析およびRNase保護検定により示されるように、他の器官の少なくとも4 00倍のレベルで根において発現された。これらのcDNAクローンの1つをp RR。
566と名づけだ。
2、 脂肪種子セイヨウアブラナ(Brassica napus L、)のゲ ノムライブラリーを高ストリンジエンシー条件下でpRR、566にょリスクリ ーニングして、eX IAと称するエクステンシン遺伝子を得た。
この遺伝子は、単相体ゲノムあたり、プローブに対し強い相同性を有する約3つ の遺伝子と、弱い相同性を有する約20の遺伝子から成る多重遺伝子ファミリー の一員である。単離された遺伝子は、cDNAプローブと同一ではないが、根に おいて特異的に発現されることが分かり、約1300ヌクレオチドのサイズのm RNA種に転写された。S1マツピングによって単一の転写開始点を同定した。
ex tA遺伝子の完全なヌクレオチド配列とそのフランキング領域を決定した 。これにより、この遺伝子のプロモーターを同定することができた。より詳細に はニ ゲノムDNA中のエクステンシン遺伝子の同定エクステンシンに相同なタンパク 質をコードするとして先に同定された、セイヨウアブラナの根からのcDNA種 pRR、566を、セイヨウアブラナゲノムDNAの制限のサザンプロットにお いてプローブとして使用した。pRR、566の挿入部は全ての制限消化物にお いて多数のゲノム断片にハイブリダイズしたが、それぞれの断片へのハイブリダ イゼーションの強さは同じでなかった。全ての消化物中の1−2の断片が他のバ ンドの少なくとも5倍の強度でハイブリダイズした。コピー数の復元は、強いバ ンドが単相体ゲノムあたり約2−3の遺伝子コピー数に相当することを示した。
このパターンから、このプローブに対し高度に相同性の遺伝子がゲノムあたり合 計3つ存在すると解釈できる。弱くハイブリダイズする断片は単相体ゲノムあた り1未満の概算コピー数で存在し、かくしてエクステンシンプローブに一部相同 であるだけの遺伝子を表すに違いない。このプローブにより検出された全配列は 大きな多重遺伝子ファミリーを構成しており、そのうちの3つの遺伝子がpRR 、566に密接に相同であることが判明し、サブファミリーを構成している。こ れらの結論の確認として、3°フランキング配列プローブ(240bp)をpR R、566から作製し、上記のようにゲノムプロットにハイブリダイズさせたと き、このプローブの強くハイブリダイズするバンドへのハイブリダイゼーション は、プローブとして完全cDNA挿入部を用いた場合と同じであった。ただしp RR、566と弱くハイブリダイズするバンドへのハイブリダイゼーションはほ とんど除かれた。
ゲノムDNAのランダムSau 3A断片をλEMBL3に挿入することにより 構築した脂肪種子セイヨウアブラナのゲノムライブラリーは、pRR,566の 挿入部から作製したプローブを使って、低ストリンジエンシー条件下でスクリー ニングした。このcDNAクローンはセイヨウアブラナの根のmRNAから作製 したライブラリーより単離し、エクステンシンポリペプチドの一部をコードして いた。40の陽性ファージプラークを同定し、十分にプラーク精製した。その後 、単離したクローンは、ただ1つのファージクローンがcDNAプローブに対し 連続して強いハイブリダイゼーションを与えたとき、高ストリンジエンシー条件 (0、I x SSC,0,1%SDS、 65°C)下で再度スクリーニング した。このクローンλB31をその後の実験のために選択した。
選択したファージからDNAを単離し、プローブとしてpRR。
566を使って、制限およびサザンブロッティングにより特性を決定した。得ら れたλB31の制限地図は図2に示してあり、このクローンは12.7kbの挿 入部を含むことが分かる。cDNAプローブにハイブリダイズするDNAの領域 は、このベクターの左アームに隣接した1、Okbの断片(Nsil−Pstl )に局在化された。このクローンに存在する遺伝子をさらに特徴づけるために、 Dde IとRsalによる制限を行い、続いて前のようにサザンブロツティン グとcDNAによる検索を行った。これら2種類の酵素は、それらがコード配列 中の反復配列に対応する多数の部位で相同cDNA配列を制限し、またこの配列 の3°非コード領域から特異な診断用断片を生成するという理由で選ばれた。こ のゲノムクローンは28アミノ酸の反復配列をコードするpRR、566の領域 から生成された84 bpの制限断片を含んでいたが、pRR、566に特異的 な診断用断片は存在せず、このことは存在する遺伝子がcDNAと同一でないこ とを示唆する。
別の10のファージクローンからDNAを精製し、同様にスクリーニングした。
しかしながら、クローンのどれもpRR,566と同じ診断用断片を含んでおら ず、本実験ではこれ以上考察しなかった。
λB31に存在する遺伝子をさらに特徴づけるために、挿入DNAノササンプロ ットをセイヨウアブラナ根の第二のエクステンシンcDNAクローンpRR、5 92から作製したプローブとハイブリダイズさせた。このプローブはエクステン シン前駆体ポリペプチドの推定リーダー配列として同定された39 bpの配列 を含んでおり、pRR、566ブローブで検出されたものと同じ1.Okbの断 片にハイブリダイズした。pRR、566由来の3°フランキング配列プローブ は、Hincll−EcoR1断片をpUc18にサブクローニングすることに より作製した。このプローブはコード配列を含まないが、そのG−Cに富むヌク レオチド組成のために非常に強くハイブリダイズする。
3°プローブはλ831のDNAにハイブリダイズせず、このことはこのクロー ンが5°末端とエクステンシン遺伝子のコード配列を含むが、3°フランキング 配列を欠くか、あるいは3゛フランキング領域において異なっていることを示唆 する。
λB31の1.Okb断片をラベルして、制限されたセイヨウアブラナゲノムD NAのサザンプロットでプローブとして使用したとき、pRR、566をプロー ブとして使用したときに得られたものと類似した結果(示してない)が得られた 。単相体ゲノムあたり1コピーて存在するゲノムDNAの1.85kbの旧nc l+断片は、λB31制限地図から推定された期待の旧ncll断片と一致した 。
エクステンシン遺伝子extAの配列 ゲノムクローンλB31の約2.7kbのDNA断片を十分に検討した。
λB31由来の5.3 kb Hindlll−Aval断片をpUc18 ( Yanisch−Perron et al、、 Gene 33.103−1 19.1985)にサブクローニングしてpRλS4 (図2および3)を作製 し、このプラスミドからの2.7kbの旧ncll−Hincll断片の配列を 解析した(図2)。この領域の配列解析地図を図2に示し、完全に解析した配列 を図1に示す。この配列は299残基のポリペプチドを予測させるオーブン・リ ーディング・フレームを含んでいる。この配列の最初の23残基は、他のエクス テンシン配列と比較したとき、von He1jneの規則(1985,J、  Mo1. Biol、胆4.99−105)によって定義されるように、リーダ ー配列をコードしている。コード配列の残りは276アミノ酸の非常にプロリン に富むポリペプチドをコードしている。
本発明のプロモーターは図1に示すようなextA遺伝子の5°フランキング配 列である。この配列は開始コドンの5°から74塩基に植物のコンセンサス“T ATA″ボックスに密接に相同性の配列(CTATATAAA)を含んでいる。
これを別にすれば、顕著な特徴は他に何も認められない。この5′フランキング 配列とニンジンのエクステンシン遺伝子pDc5Al (Chen and V arner、 EMBOJ、 4.2145−2151、1985)のそれとを 比較しても、“TATA”ボックスのほかに、高度に保存された配列の領域は存 在しない。
ex tAの発現 ex tAが発現される遺伝子に相当することを確かめるために、そしてその転 写開始点を決定するために、一連のSlマツピング実験を行った。Dde 1部 位(塩基71)で5°末端をラベルした、5°方向にN5i1部位(塩基−74 )またはDde 1部位(塩基−237)まで伸長するex tAの断片を単離 し、セイヨウアブラナの根に由来するポリ(A)+RNA ’にハイブリダイズ させた。SLヌクレアーゼで処理した後、保護断片をポリアクリルアミドゲル電 気泳動で大きさにより分画化した。両方の場合に、66−75塩基の保護断片が 得られ、最も強いバンドは配列TAAGAGCATCAAAC中の下線を付けた 塩基に対応し、この塩基を塩基+1(図1ではT”Sで示しである)とした。こ の配列は植物の共通の転写開始点−CATC−とよく一致し、”TATA″ボッ クスから適当な距離(34塩基)にある。対照中に存在しない他の保護断片は観 察されなかった。塩基−86のNde1部位でラベルした、塩基−453のNd e1部位まで伸長する別のプローブを作製し、上記のようにハイブリダイズさせ た。このプローブの保護断片は観察されなかったが、少量の完全なプローブが実 験および対照の両ハイブリダイゼーションにおいて観察された。これらの結果か ら、決定された転写開始点はex tA中のただ1つの開始部位であることが判 明し、2つの転写開始点が観察されたニンジンのエクステンシン遺伝子と対照的 である。
上記の結論を確認するために、そしてextA発現の器官特異性を調べるために 、異なるセイヨウアブラナの器官に由来するRNAのノザンプロットにおいてこ の遺伝子の断片をプローブとして使用した。この遺伝子の完全なコード配列から 成り、塩基−74まで伸長するプローブを、4つのセイヨウアブラナの器官、す なわち根、緑色の葉、黄色くなった葉、発芽しつつある種子に由来するRNAと ハイブリダイズさせた。このプローブは根に含まれる約1300および1480 塩基の2つのmRNA種とハイブリダイズし、発芽しつつある種子に含まれる約 1600塩基のmRNA種とは非常に弱くハイブリダイズした。このハイブリダ イゼーションパターンはcDNA種pRR。
566(および密接に相同性の種)によって示されたものと非常に似ており、同 一プロットのcDNAプローブへの再ハイブリダイゼーションにより、両方のプ ローブによって同じバンドが検出されることを確認した。pl?R,566の3 ゛フランキング配のサイズをextAの配列のサイズに加えるならば、30塩基 のポリ(A)尾部がcDNA配列に付加されると仮定して、完成された遺伝子は 約1250塩基のmRNA種をもたらすことが推定されるだろう。かくして、セ イヨウアブラナの根において観察された約1260塩基のmRNA種はex t Aの産物であると提案することができる。根に存在する大きいmRNA種(約4 .6kb)へのeX tAプローブの極めて低レベルのハイブリダイゼーション も観察された。
実施例2:トランスジェニックタバコでのex tAの発現λB31 クローン から単離した、もとのセイヨウアブラナex tA遺伝子は、採用したクローニ ング戦略のために3゛ターミネータ−領域を欠いていた(図4)。従って、効率 のよい植物ターミネータ−配列を含む260 bpのツバリンシンターゼ(no s) BamHI−EcoR1断片をクローンpNOP−NEOから切り出し、 BamHl−EcoRI切断pUc18に連結し、E、coli DH5aにク ローニングした。pNOP−NEOは、Bevan。
Nucleic Ac1ds Re5earch 12.8711−8721  (1984)に発表されているように、NOSターミネータ−に連結された、カ ナマイシン耐性をコードするネオマイシンホスホトランスフェラーゼ(NPT) 遺伝子に連結されたNOSプロモーターを含むクローンである。
pRλS4から4.75 kbの旧nd’1ll−3all断片として切り出さ れたextA遺伝子はその後、tlindlll−3ailで制限したNOSタ ーミネータ−pUc18クローンに連結し、E、coli DH5αにクローニ ングした。
最終extA−NOSターミネータ−構築物を図5に示す。次いで、全extA −NOSターミネーター構築物を完全な5.01 kbの旧ndlllEcoR I断片として切り出し、旧nd l l I−EcoRlで制限した二成分ベク ターpBIN19 (Bevan、 1984)に連結し、E、coli MC 1022にクローニングした。pBIN19:extAと称する最終ハイブリッ ド遺伝子構築物を図6に示すが、これはT−DNAボーダー間に配置された内因 性のカナマイシン耐性遺伝子をさらに含んでいる。
po INI 9 : ex tAと名づけだこの構築物はA、 tumefa ciensLBA4404に三親接合(triparental mating )で移し、Nicotianatabacum (SRI)のリーフディスクを 形質転換するために使用した。
タバコを試験用トランスジェニック系として使用する前に、タバコDNAに対し てサザンブロッティング実験を行って、タバコDNAへのエクステンシンコード 領域のハイブリダイゼーションが起こらないことを確かめた。低ストリンジエン シー条件でさえ、タバコDNAへのエクステンシンコード領域のハイブリダイゼ ーションは見られなかった。詳細には: 細菌株および接合 E、coli MC1022株の中のベクタープラスミドpBIN19 (Be van。
Nucl、 Ac1ds Res、 12.8711−8721.1984)、 移動用E、coli1(BIOI/pRK2013株(Ditta et al 、 PNAS USA 77、7347−7351゜1980)および宿主Ag robacterium tumefaciens LBA4404/pAL4 404株(Hoekema et al、、 Nature 303.179− 180.1983)を使用した。
細菌の接合のために、抗生物質を次の濃度で使用した:硫酸カナマイシン、50  u g/ml (kan) ; リファンピシン、100 u g#n1(r if);硫酸ストレプトマイシン、500 μg/ml (strep)。E、 coliMC1022/BIN19 (kanR,5trepS、rif’ )  、E、coli HBIOI/pRK2013(kanR,5treps、r ifs)およびA、 tumefaciens LBA4404(kan5,5 trepR,rif’ )の−晩培養物200μmずつを混合し、抗生物質によ る選別なしにLBプレートで27℃、15時間インキュベートすることにより、 組換えベクターBIN19:extAを三親接合で移した。その後、細胞混合物 を10 mM Mg5O,で希釈し、カナマイシンを含む最少培地にまいて27 ℃で4日間インキュベートした。A。
tumefaciens LBA4404コロニーは正しい抗生物質耐性マーカ ー(kan’ 、5trepP、rifR)について調べ、さらにコロニーハイ ブリダイゼーションとサザン分析により試験して、nptおよびex tA遺伝 子がBIN19:extAプラスミド中に転位していない完全な形で存在するこ とを確かめた。
タバコの形質転換および再生 Agrobacteriun+、tumefaciens LBA4404/p BIN19:extAは、20pg/mlのカナマイシンを含むLB培地に27 ℃で培養し、この細菌をペレット化し、2 mM Mg5O+て3回洗い、MS 塩類(Flow Labs、社、英国ハーフオードシャー州すックマンズワース ) 、10 mg/mlのショ糖(pH5,8)中に約109細胞/mlの密度 で再懸濁した。
十分に水をやったN、 tabacum (SRI)植物体から採集した開いた 葉を7o%(v/v)エタノール(30秒)で、次に5%(w/v) Ca(O CI)z(15分)で表面滅菌した。滅菌水で洗った後、それぞれの葉を主な葉 脈を避けながら四角(約8 x 8 mm2)に切り、細菌懸濁液に入れ、断続 的にかき混ぜて切断した葉の縁を湿らせた。10−15分のインキュベーション (22−25°C)後、MS塩類(ビタミン類を含む) 、10 mg/mlの ショ糖、2μg/mlのN6フルフリルアミノブテリン(カイネチン) 、0. 2 μg/mlの1−ナフチル酢酸(pH5,8)および8 mg/mlのバク トー寒天を含む新芽誘導培地の寒天プレートに(同軸面を上にして)葉片を置き 、25°C,18時間の光同期(120μmo1.m−2.s−’PAR)で培 養した。2日後、この葉片をI H/mlのカルベニシリン(ジナトリウム塩) を含む液体新芽誘導培地に移し、穏やかに一夜攪拌した(60 rpMI振とう 器)。無菌吸収紙の上で葉片を表面乾燥し、500μg/mlのカルベニシリン 、200μg/mlのカナマイシン(硫酸塩)を含む新芽誘導培地の寒天プレー トに置き、上記の条件下で培養した。
葉片の切断縁から発生した小さな新芽(接種から4−6週間)を切り取り、半分 の濃度のMS塩類、5 mg/m+のショ糖、250 μg/mlのカルベニシ リン、200μg/n+1のカナマイシン(pH5,8)を含む寒天プレートに 移した。生長しつづける幼芽は半分の濃度のMS塩類、100μg/mlのカル ベニシリン、100μg/mlのカナマイシンおよび8 mg/+nlの寒天を 含む根誘導培地を入れた60 ml無菌容器(Sterilin社、英国ミドル セックス州フェルタム)に移した。根が伸びた幼芽は半分の濃度のMS塩類、5 0pg/mlのカルベニシリンおよび8 mg/mlの寒天を含む250 ml 無菌がラスピンに移した。小さな苗が十分な根を伸ばしたとき、それらを培地か ら取り出し、LeVingtOn コンポスト:パーライトの1=1混合物(S  i 1vaper 1products社、英国ハロゲート)を入れた鉢に植 え、毎日水をやりながら制御された環境のもとで生長させた。伝達された遺伝子 の完全性を評価するゲノム分析のためにDNAを、そしてエクステンシン遺伝子 発現の分析のためにRNAを抽出すべく、トランスジェニック植物体からの組織 を液体空気中に収穫した。鉢植えにした植物からは約5週間後に花が咲き、自家 受粉後に、裂開により各植物から種子を集めた。
DNAの抽出およびサザン分析 N、tabacumの葉からDNAを抽出し、精製した。ハイブリダイゼーショ ン用のDNAプローブは、FeinbergおよびVogelstein (A nal。
Biochem、 132.6−13.1983)によるランダムプライミング を使って、高比活性(>8 x 10”Bq/μg)に12pでラベルした。サ ザントランスファーとハイブリダイゼーションでは標準技法を使用し、ハイブリ ダイゼーション後の最終洗浄には高ストリンジエンシー(30mM NaCl、  3 mMクエン酸Nas、 658C,60分)を採用した。フィルターは、 フラッシュをかけたX−線フィルム(Fujimex社、英国スイントン)と増 感スクリーン(Du Pont社、英国ステイーブンエイジ)を使って、80℃ で72時間オートラジオグラフィーを行った。
RNAの抽出およびノザン分析 トランスジェニックN、 tabacum植物体の組織に由来する全RNAはL ogemannらの方法(Anal、 Biochev+、 163.16−2 0.1987)により単離した。セイヨウアブラナのエクステンシンプローブに 特異的にハイブリダイズするRNAのサイズを概算するために、lOμgの各試 料RNAをグリオキサレート化し、アガロースゲルで電気泳動を行い、その後ニ トロセルロースに移行させた。ノザンプロットを高ストリンジエンシー(15m M NaC1,1,5mMクエン酸Nap、 0.1% ドデシル硫酸ナトリウ ム(SDS)、 25分、50°C)のちとに洗い、フィルターを上記のように 2週間オートラジオグラフにかけた。
最初の形質転換実験から15本のトランスジェニックタノくコ植物体を再生し、 生長させた。サザンおよびノザンブロ・ソテイングによる分析のために葉と根の 試料を集めた。再生されたトランスジェニック植物体のほとんとは、導入したノ )イブリッドエクステンシン遺伝子の転位されていない完全なコピーを保有して いた。個々の形質転換体に含まれる導入遺伝子のコピー数の概算値はIコピーか ら5コピーの範囲で変化した。転位されていない導入遺伝子の完全なコピーを保 有するトランスジエニ・ノクタノくコ植物体だけをエクステンシン発現のその後 の分析のために使用した。
セイヨウアブラナエクステンシンの特異的抗体の人手が困難であるために、プロ ーブとしてゲノムクローンλ831由来のエクステンシン1.okbコード配列 を使って、タバコの葉と根組織から抽出した全RNAに対してノザンハイブリダ イゼーションを行った。
対照または形質転換タバコ植物からの葉RNAへの/%4ブリダイゼーションは 見られなかった。エクステンシンプローブのトランスジェニック根RNAへのハ イブリダイゼーションは試験した全ての形質転換体において観察されたが、個々 の形質転換体間のハイブリダイゼーシヨンのレベルは異なっていた(位置効果) 。
形質転換タバコの最初のバッチから種子を採り、その種子をコンポストにまき、 植物体を生育させた。
セイヨウアブラナでのex tA遺伝子の発現を見るために、λ831由来のセ イヨウアブラナプロモーターを、BINI9の二成分ベクター変異型中のグルク ロニダーゼ(GUS)遺伝子のコード配列に翻訳融合させた。この構築物を含む クローンを、腫瘍形成性Riプラスミ ドのpRi 1885 (Consta ntino et al、、Plasmid 5. 170−182゜1981 )を含むAgrobacterium株(LBA 9402)と接合させた。こ の株をセイヨウアブラナの苗に接種すると、トランスジェニック毛根が生え、毛 根ではGUS活性を容易に検定することができる。切除したトランスジェニック 毛根から完全な植物体を再生し得る。
詳細には、セイヨウアブラナのエクステンシンプロモーターをpRλS4から1 .okbのHaelll−Haelll断片として切り出した。この断片を、G USコード配列の開始点でSmalにより制限した、プロモーターを欠くグルク ロニダーゼ(GUS)遺伝子を含む修飾pBIN19二成分ベクターに平滑末端 連結した(Jefferson、 PlantMolecular Biolo gy Reporter 5.387−405. 1987)(図8)。この翻 訳融合体からのセイヨウアブラナプロモーターの発現は、どのセイヨウアブラナ ATGを翻訳開始コドンとして使用するかに応じて、7個あるいは11個の余分 のアミノ酸をもつグルクロニダーゼ酵素をもたらすだろう。
pB1101中のextA−GUSハイブリッド遺伝子(p[1Ilol :e xtA−GUS)はE、 coli MC1022にクローニングし、その後適 当なAgrObaC1erium株との三親接合によりAgrobacteri um tumefaciensまたはAgrobacterium rhizo genesに移した。pBllol :extA−GUSを保有するAgrob acterium rhizogenesで形質転換されたセイヨウアブラナ“ 毛根”において、Jefferson (Plant Mo1ecular B iologyReporter 5.387−405.1987)のX−Glu c (5−ブロモ−4−クロ叶3−インドリルーβ−D−グルクロニド)組織化 学的検定を使って、この構築物からの発現について調べた予備結果は、このプロ モーターがセイヨウアブラナの根組織において活性であることを明確に示した。
セイヨウアブラナの組織培養および形質転換プロトコール;A、 rhizog enesを用いた形質転換実験B、 napus cv、 Bienvenue  (ウインターセイヨウアブラナ)、Brutor and Rapid Cy cling、の無菌的に生育しツツある苗に、別個の独立したレプリコンとして 旧プラスミドpRi 1855(Constantino et al、、 1 981)と図8のカナマイシン耐性融合構築物(pBllol :extA−G US)の両方を保有するA、 rhizogenes LBA9402株をその 子葉節に接種した。接種箇所から生えた毛根を切り取り、培地(l X MS塩 類およびビタミン類、 4%シヨ糖、 2 g/lCaCl2.H2O,0,1 mg/l NAA、 2.5 n+g/I BAP)、0.1mg/lのチアミ ン、200 mg/lのセフォタキシム、50 mg/lのカナマイシン、8  g/lのBaCtODifco寒天、pH5,8中で生育させ、毛根を増殖させ た。
再生は次のように行うことができる二毛根の先端2−3cmの0,5cm切片を 切除し、3 mg/lの濃度の2.4−Dで処理し、50 mg/Iのカナマイ シンを含む発芽培地にプレートして図8の融合構築物のT−DNAカナマイシン 遺伝子を含む組織を選択する。これらの毛根から生えた新芽を切り取り、Pe1 letierらの培地F (Mo1. Gen。
Genet、 191.244−250.1983)で2−3週間生育させる。
次に、それらを板形成培地Gに移し、根が十分に発育したとき土壌に移植し、封 じ込め生育室で成熟体へ育てる。
トランスジエニックウィンターセイヨウアブラナ植物体は、日光に8時間あてな がら4℃で生育させて、花芽の形成を促進する。
花は開花前に除雄し、野生型セイヨウアブラナ花粉と異系交配させる。裂開後に 得られた種子を集め、土壌で育て、この子孫植物体を成熟させる。初めに、子孫 植物体は現れた毛根症候群の程度に関して肉眼で評価する。子孫の葉におけるカ ナマイシン耐性は、50または150 mg/lのカナマイシンを含むカルス誘 導培地(下記参照)にリーフディスクを移して検定する。Riとカナマイシン耐 性特性は共にサザンハイプリダイゼーション分析によりさらに確かめることがで きる。
実施例で使用した培地は以下の通りである:1、 苗の生育用培地 MS塩類 2.355 g/l シヨ糖 20 g/I D1fco Bacto寒天 15 g/I pH5,82、Agrobact erium rhizogenes培養用の液体培地−YMBマンニトール 1 0 g/l 酵母エキス 0.4g/I K)12PO40,5g/l Mg5O+、28z0 0.2 g/lNaC1O,1g/l 力fマイシン50mg/I pt(7,03、毛根培養用の培地(Ooms’培 地: Ooms et al、 (1985) Theor。
Appl、 Genet、 71.325−329)MS塩類 4.71 g/ l CaC1□、2H202g/l −ショ糖 40 g/I NAA O,18mg/I BAP 2.5 mg/l チアミン)ICI 0.1 mg/I D1fco Bacto寒天 8g/lカナマイシン 25または50 mg/ lセフォタキシム 200 mg/I pl(5,84、新芽誘導、増殖および 機影成用の培地り溶液、RCC培地、FおよびG培地はPe1letierら( 1983)およびGuercheら(Mo1. Gen、 Genet、 20 6.382−386.1987)に記載される通りである。さらに、これらの全 培地ではいつも200 mg/lの濃度のセフォタキシムを維持する。
MS塩類 4.7g/l シヨ糖 30 g/I NAA 2 mg/l カイネチン 0.2mg/l カナマイシン 100 mg/l 寒天 8 g/l i暑HgBHH(1 補正書の写しく翻訳文)提出書 (特許法 第184条の8) 平成4年 9月16日

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.植物の根においてタンパク質を発現させることができるプロモーターであっ て、 (a)図1に示したヌクレオチド−1616からヌクレオチド−1までの配列ま たは該配列の一部、あるいは (b)1個またはそれ以上のヌクレオチドの置換、挿入および/または欠失によ り、および/または一端または両端での伸長により修飾された前記配列(a) を有するプロモーター。
  2. 2.タンパク質をコードする遺伝子に機能しうる状態で連結された請求項1記載 のプロモーターを含むDNA断片。
  3. 3.請求項1記載のプロモーターの制御下にタンパク質をコードする遺伝子を含 むベクターであって、該ベクターで形質転換された植物細胞において該遺伝子が 発現され得るようなベクター。
  4. 4.前記プロモーターが前記遺伝子の5′末端に直接融合される、請求項3記載 のベクター。
  5. 5.前記遺伝子とプロモーターを植物細胞ゲノムに伝達して安定した状態で組み 込ませる領域をさらに含む、請求項3または4記載のベクター。
  6. 6.プラスミドである、請求項3−5のいずれか1つに記載のベクター。
  7. 7.請求項3−6のいずれか1つに記載のベクターで形質転換された植物細胞。
  8. 8.タンパク質をコードする遺伝子に機能しうる状態で連結された請求項1記載 のプロモーターを保有する植物細胞。
  9. 9.請求項7または8記載の植物細胞から再生されたトランスジェニック植物体 。
  10. 10.タンパク質をコードする遺伝子に機能しうる状態で連結された請求項1記 載のプロモーターを細胞中に保有するトランスジェニック植物体。
  11. 11.請求項9または10記載のトランスジェニック植物体から得られた種子。
  12. 12.請求項11記載の種子から生育させた植物体。
  13. 13.植物の根において目的タンパク質を生産することができるトランスジェニ ック植物体を作製する方法であって、(i)請求項3−6のいずれか1つに記載 のベクターで植物細胞を形質転換すること、ただし前記プロモーターの制御下に ある遺伝子によりコードされるタンパク質が目的とするタンパク質である;およ び (ii)該形質転換細胞から植物体を再生することから成る方法。
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