JPH0750159Y2 - 自動穿孔機 - Google Patents

自動穿孔機

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Publication number
JPH0750159Y2
JPH0750159Y2 JP4136591U JP4136591U JPH0750159Y2 JP H0750159 Y2 JPH0750159 Y2 JP H0750159Y2 JP 4136591 U JP4136591 U JP 4136591U JP 4136591 U JP4136591 U JP 4136591U JP H0750159 Y2 JPH0750159 Y2 JP H0750159Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paper
pieces
back gauge
punching machine
automatic punching
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP4136591U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04125598U (ja
Inventor
祥巨 川端
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sakura Seiki Co Ltd
Original Assignee
Sakura Seiki Co Ltd
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Publication date
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  • Details Of Cutting Devices (AREA)
  • Perforating, Stamping-Out Or Severing By Means Other Than Cutting (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は自動穿孔機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の自動穿孔機では、キリが磨耗して
短くなった場合には、紙当てを背の低いものと交換し
て、スピンドルが紙当てに衝突しないようにしていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】従って、キリの磨耗を
常に注意しなければならず、また、紙当ての交換は面倒
であり、交換によって時間もロスしていた。上記紙当て
の交換が遅れた場合には、キリを取付けたスピンドルと
紙当ての上端とが衝突して、いずれかが破損する虞があ
った。
【0004】そこで、本考案は、上述の欠点を解消した
自動穿孔機を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本考案にかかる自動穿孔機は、紙当て片をバック
ゲージに揺動可能に取付けると共に、バックゲージに対
する紙当て片の揺動位置を、摩擦保持機構の摩擦力に
て、保持させたものである。
【0006】
【作用】上述の構成により、キリが磨耗してスピンドル
が紙当て片の上端面に衝突すると、紙当て片は揺動して
上端面が下方に押し下げられる。
【0007】そして、紙当て片の上端面はスピンドルの
上下振幅(ストローク)の下端───ストローク下限位
置───で止まり、摩擦保持機構の摩擦力にてその位置
に保持される。従って、紙載置台の上面から、紙当て片
の上端までの高さが、自動的に調整されることとなる。
【0008】
【実施例】以下、実施例を示す図面に基づき本考案を詳
説する。
【0009】図1は、本考案に係る自動穿孔機の一実施
例を示し、この自動穿孔機は、載置台4と、該載置台4
の上面に取付けられる横長塀状のバックゲージ3と、キ
リ16…とスピンドル15…から成る穿孔カッター5…と、
を備えている。このスピンドル15…の位置───相互間
隔───は調整変更可能である。
【0010】そして、バックゲージ3の上端面の位置は
穿孔カッター5…のスピンドル15…が下降出来る最下
端面よりも僅かに下方位置に設定されている。さらに、
バックゲージ3の前面には、摩擦保持機構2…を介して
紙当て片1…が仮想線の如く揺動可能に取付けられる。
つまり、紙当て片1…をバックゲージ3に揺動可能に取
付けると共に、バックゲージ3に対する紙当て片1…の
揺動位置を、摩擦保持機構2…の摩擦力にて、保持させ
る。また、紙当て片1…の上端面は起立状態にてバック
ゲージ3の上面から初期寸法Xだけ上方に突出可能とさ
れている。
【0011】即ち、紙当て片1…は正面視略平行四辺形
かつ横長状とされ、横に倒した状態での上下寸法はバッ
クゲージ3の上下寸法よりも僅かに小乃至略同一とされ
ている。そして、その左右の一端の下端部の摩擦保持機
構2…を支点として他端が揺動可能とされている。
【0012】また、紙当て片1…の一端側の下縁部には
切欠部18…が形成され、その上方は一端横方向に突出状
の凸部19…とされている。
【0013】さらに、紙当て片1…の一端の下端及び上
端は、起立状態にて載置台4の上面と平行に切欠形成さ
れ下端切欠部20…及び上端切欠部21…とされている。
【0014】そして、該下端切欠部20…と載置台4の上
面との間には僅かな隙間が開いている。
【0015】また、バックゲージ3の前面には、紙当て
片1…に隣接して固定片6…がネジ22…にて取付けら
れ、その下端面は載置台4の上面に当接して、かつ、そ
の前後方向の厚さ寸法は、紙当て片1…の前後方向の厚
さ寸法と略同一とされている。そして、このネジ22…は
固定片6…の前面から突出しないように沈んでいる。
【0016】さらに、バックゲージ3の中央に取付けら
れた固定片6aは、紙当て片1…の上端面がバックゲー
ジ3の上面から上方に突出した初期寸法Xと略同一寸法
だけ突出する突出部8を有し、該突出部8の前面にコン
ピュータ用紙等のペーパーの中央をあわせるためのセン
ターライン7が鉛直状に付設されている。
【0017】そして、上記突出部8は穿孔カッター5…
が下降しても衝突しない位置───即ち、中央寄りの隣
り合う2個の穿孔カッター5,5の各々を中央近くへ移
動調整した場合で下降時にも衝突しない位置───に突
出している。
【0018】しかして、紙当て片1…を起立させると、
その一端の凸部19…が固定片6…の一端面に当接し、紙
当て片1…の他端はそれ以上上方へは揺動出来なくな
る。
【0019】また、紙当て片1…には切欠部18…が形成
されているため、凸部19…と固定片6…との当接部位
は、揺動中心である取付けネジ9…よりも、上方にあ
る。そのため、紙当て片1…は図1において時計廻りに
揺動する時に、上記当接部位が開いてゆき、仮想線のよ
うに、倒すことが出来る。
【0020】このようにして、載置台4の上面から紙当
て片1…の上端面までの高さ寸法Hは、バックゲージ3
の高さ寸法に上記初期寸法Xを加えた寸法乃至バックゲ
ージ3の高さ寸法と同一寸法の範囲内にて可変とされて
いる。
【0021】また、図2に示すように摩擦保持機構2…
は、紙当て片1…の前面から挿入されて該紙当て片1…
とバックゲージ3とに貫設される取付けネジ9…と、バ
ックゲージ3に貫設されて取付けネジ9に外嵌状のスペ
ーサ13と、バックゲージ3の後面にて一定の締めつけ力
を保持するための2枚又は3枚の波ザガネ12と、平ザガ
ネ11と、ナット10と、を備えている。
【0022】しかして、紙当て片1…は、摩擦保持機構
2…を支点としてバックゲージ3に対して摺動・揺動可
能とされ、該摩擦保持機構2…の締め付けにより生じる
バックゲージ3の前面と紙当て片1…の後面との間の摩
擦力によって、紙当て片1…の揺動位置が保持される。
【0023】また、紙当て片1…の前面の取付けネジ9
…が貫設される箇所には、大径口部17が開口され、取付
けネジ9…の頭部が紙当て片1…の前面から突出しない
ように沈み状とされている。さらに、ナット10は、緩み
止めのために取付けネジ9…に接着固定されている。
【0024】なお、この実施例では、摩擦保持機構2…
は2枚又は3枚の波ザガネ12を備えているが、これを皿
バネ又はスプリングワッシャとするも自由であり、ま
た、枚数を1枚のみとするも好ましい。
【0025】しかして、この自動穿孔機を使用するに
は、紙当て片1…を起立させ、図2の仮想線で示すよう
に、上下に積み重ねられたコンピュータ用紙等の被穿孔
体14を載置台4に載置して、その一辺を紙当て片1…及
び固定片6…の前面に当接させる。
【0026】この時、固定片6…の下端面は載置台4の
上面に当接しているため、下端部付近の被穿孔体14が、
紙当て片1…の下端面と載置台4の上面との間の間隙に
滑り込む虞れはない。
【0027】そして、穿孔カッター5…が下降すると、
そのキリ16…の下端縁は被穿孔体14に切り込まれ、さら
に、降下することによって、完全に穿孔出来る。
【0028】また、キリ16…が磨耗して短くなると、該
キリ16…が被穿孔体14に完全穿孔するように、スピンド
ル15のストローク下限を下げる(機構図示省略)。その
ため、該スピンドル15…の下端面が紙当て片1…の上端
面に当接する。
【0029】この当接によって、紙当て片1…の上端面
はスピンドル15…の下端面に押圧されて下方に揺動し、
キリ16…が被穿孔体14を完全穿孔するストローク下限位
置まで揺動して停止し、紙当て片1…はその揺動位置に
保持される。
【0030】従って、紙当て片1…の高さ寸法Hは、キ
リ16…の磨耗に伴って、連続的にかつ自動的に減少する
ように調整されるといえる。
【0031】そして、キリ16の長さ寸法Lがバックゲー
ジ3の高さ寸法近くにまで磨耗したらキリ16を交換し、
紙当て片1の上端切欠部21を押し下げて該紙当て片1を
起立状態に復元出来る。
【0032】なお、本考案は上述の実施例に限定され
ず、要旨を逸脱しない範囲内で設計変更自由であり、例
えば、摩擦保持機構2としては、紙当て片1とバックゲ
ージ3の前面との摺接面を、摩擦力を生じる材質や粗面
とするも、望ましい。
【0033】
【考案の効果】本考案は上述の如く構成されているの
で、次に記載する効果を奏する。
【0034】紙当て片1…は揺動可能なため、紙当て片
1…やスピンドル15…の破損を防止出来る。
【0035】穿孔カッター5…のキリ16…の磨耗に合わ
せて、紙当て片1…の上端面が自動的に下がり、かつ、
揺動位置が保持されるため、人手で紙当て片1…の高さ
を調整する必要がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す要部正面図である。
【図2】要部断面側面図である。
【符号の説明】
1 紙当て片 2 摩擦保持機構 3 バックゲージ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紙当て片(1)…をバックゲージ(3)
    に揺動可能に取付けると共に、バックゲージ(3)に対
    する紙当て片(1)…の揺動位置を、摩擦保持機構
    (2)…の摩擦力にて、保持させたことを特徴とする自
    動穿孔機。
JP4136591U 1991-05-07 1991-05-07 自動穿孔機 Expired - Lifetime JPH0750159Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4136591U JPH0750159Y2 (ja) 1991-05-07 1991-05-07 自動穿孔機

Applications Claiming Priority (1)

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JP4136591U JPH0750159Y2 (ja) 1991-05-07 1991-05-07 自動穿孔機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04125598U JPH04125598U (ja) 1992-11-16
JPH0750159Y2 true JPH0750159Y2 (ja) 1995-11-15

Family

ID=31922165

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JP4136591U Expired - Lifetime JPH0750159Y2 (ja) 1991-05-07 1991-05-07 自動穿孔機

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JPH04125598U (ja) 1992-11-16

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