JPH04125598U - 自動穿孔機 - Google Patents

自動穿孔機

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JPH04125598U
JPH04125598U JP4136591U JP4136591U JPH04125598U JP H04125598 U JPH04125598 U JP H04125598U JP 4136591 U JP4136591 U JP 4136591U JP 4136591 U JP4136591 U JP 4136591U JP H04125598 U JPH04125598 U JP H04125598U
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JP4136591U
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JPH0750159Y2 (ja
Inventor
祥巨 川端
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さくら精機株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動穿孔機の紙当て片の高さが、キリの磨耗
に合わせて自動的に低くなるようにする。 【構成】 摩擦保持機構2…を介して、紙当て片1…が
バックゲージ3に揺動自在に取付けられる。紙当て片1
…の揺動位置は、摩擦保持機構2…による摩擦力によっ
て保持される。キリ16…が磨耗すると、スピンドル15…
が紙当て片1…の上端面に衝突して、紙当て片1…を下
方に押し下げる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は自動穿孔機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の自動穿孔機では、キリが磨耗して短くなった場合には、紙当てを背の低 いものと交換して、スピンドルが紙当てに衝突しないようにしていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従って、キリの磨耗を常に注意しなければならず、また、紙当ての交換は面倒 であり、交換によって時間もロスしていた。上記紙当ての交換が遅れた場合には 、キリを取付けたスピンドルと紙当ての上端とが衝突して、いずれかが破損する 虞があった。
【0004】 そこで、本考案は、上述の欠点を解消した自動穿孔機を提供することを目的と する。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するために、本考案にかかる自動穿孔機は、バックゲージに 対する紙当て片の位置を、摩擦力にて保持させる摩擦保持機構を介して、紙当て 片をバックゲージに揺動可能に取付けたものである。
【0006】
【作用】
上述の構成により、キリが磨耗してスピンドルが紙当て片の上端面に衝突する と、紙当て片は揺動して上端面が下方に押し下げられる。
【0007】 そして、紙当て片の上端面はスピンドルの上下振幅(ストローク)の下端── ─ストローク下限位置───で止まり、摩擦保持機構の摩擦力にてその位置に保 持される。従って、紙載置台の上面から、紙当て片の上端までの高さが、自動的 に調整されることとなる。
【0008】
【実施例】
以下、実施例を示す図面に基づき本考案を詳説する。
【0009】 図1は、本考案に係る自動穿孔機の一実施例を示し、この自動穿孔機は、載置 台4と、該載置台4の上面に取付けられる横長塀状のバックゲージ3と、キリ16 …とスピンドル15…から成る穿孔カッター5…と、を備えている。このスピンド ル15…の位置───相互間隔───は調整変更可能である。
【0010】 そして、バックゲージ3の上端面の位置は穿孔カッター5…のスピンドル15… が下降出来る最下端面よりも僅かに下方位置に設定されている。さらに、バック ゲージ3の前面には、摩擦保持機構2…を介して紙当て片1…が仮想線の如く揺 動可能に取付けられ、該紙当て片1…の上端面は起立状態にてバックゲージ3の 上面から初期寸法Xだけ上方に突出可能とされている。
【0011】 即ち、紙当て片1…は正面視略平行四辺形かつ横長状とされ、横に倒した状態 での上下寸法はバックゲージ3の上下寸法よりも僅かに小乃至略同一とされてい る。そして、その左右の一端の下端部の摩擦保持機構2…を支点として他端が揺 動可能とされている。
【0012】 また、紙当て片1…の一端側の下縁部には切欠部18…が形成され、その上方は 一端横方向に突出状の凸部19…とされている。
【0013】 さらに、紙当て片1…の一端の下端及び上端は、起立状態にて載置台4の上面 と平行に切欠形成され下端切欠部20…及び上端切欠部21…とされている。
【0014】 そして、該下端切欠部20…と載置台4の上面との間には僅かな隙間が開いてい る。
【0015】 また、バックゲージ3の前面には、紙当て片1…に隣接して固定片6…がネジ 22…にて取付けられ、その下端面は載置台4の上面に当接して、かつ、その前後 方向の厚さ寸法は、紙当て片1…の前後方向の厚さ寸法と略同一とされている。 そして、このネジ22…は固定片6…の前面から突出しないように沈んでいる。
【0016】 さらに、バックゲージ3の中央に取付けられた固定片6aは、紙当て片1…の 上端面がバックゲージ3の上面から上方に突出した初期寸法Xと略同一寸法だけ 突出する突出部8を有し、該突出部8の前面にコンピュータ用紙等のペーパーの 中央をあわせるためのセンターライン7が鉛直状に付設されている。
【0017】 そして、上記突出部8は穿孔カッター5…が下降しても衝突しない位置─── 即ち、中央寄りの隣り合う2個の穿孔カッター5,5の各々を中央近くへ移動調 整した場合で下降時にも衝突しない位置───に突出している。
【0018】 しかして、紙当て片1…を起立させると、その一端の凸部19…が固定片6…の 一端面に当接し、紙当て片1…の他端はそれ以上上方へは揺動出来なくなる。
【0019】 また、紙当て片1…には切欠部18…が形成されているため、凸部19…と固定片 6…との当接部位は、揺動中心である取付けネジ9…よりも、上方にある。その ため、紙当て片1…は図1において時計廻りに揺動する時に、上記当接部位が開 いてゆき、仮想線のように、倒すことが出来る。
【0020】 このようにして、載置台4の上面から紙当て片1…の上端面までの高さ寸法H は、バックゲージ3の高さ寸法に上記初期寸法Xを加えた寸法乃至バックゲージ 3の高さ寸法と同一寸法の範囲内にて可変とされている。
【0021】 また、図2に示すように摩擦保持機構2…は、紙当て片1…の前面から挿入さ れて該紙当て片1…とバックゲージ3とに貫設される取付けネジ9…と、バック ゲージ3に貫設されて取付けネジ9に外嵌状のスペーサ13と、バックゲージ3の 後面にて一定の締めつけ力を保持するための2枚又は3枚の波ザガネ12と、平ザ ガネ11と、ナット10と、を備えている。
【0022】 しかして、紙当て片1…は、摩擦保持機構2…を支点としてバックゲージ3に 対して摺動・揺動可能とされ、該摩擦保持機構2…の締め付けにより生じるバッ クゲージ3の前面と紙当て片1…の後面との間の摩擦力によって、紙当て片1… の揺動位置が保持される。
【0023】 また、紙当て片1…の前面の取付けネジ9…が貫設される箇所には、大径口部 17が開口され、取付けネジ9…の頭部が紙当て片1…の前面から突出しないよう に沈み状とされている。さらに、ナット10は、緩み止めのために取付けネジ9… に接着固定されている。
【0024】 なお、この実施例では、摩擦保持機構2…は2枚又は3枚の波ザガネ12を備え ているが、これを皿バネ又はスプリングワッシャとするも自由であり、また、枚 数を1枚のみとするも好ましい。
【0025】 しかして、この自動穿孔機を使用するには、紙当て片1…を起立させ、図2の 仮想線で示すように、上下に積み重ねられたコンピュータ用紙等の被穿孔体14を 載置台4に載置して、その一辺を紙当て片1…及び固定片6…の前面に当接させ る。
【0026】 この時、固定片6…の下端面は載置台4の上面に当接しているため、下端部付 近の被穿孔体14が、紙当て片1…の下端面と載置台4の上面との間の間隙に滑り 込む虞れはない。
【0027】 そして、穿孔カッター5…が下降すると、そのキリ16…の下端縁は被穿孔体14 に切り込まれ、さらに、降下することによって、完全に穿孔出来る。
【0028】 また、キリ16…が磨耗して短くなると、該キリ16…が被穿孔体14に完全穿孔す るように、スピンドル15のストローク下限を下げる(機構図示省略)。そのため 、該スピンドル15…の下端面が紙当て片1…の上端面に当接する。
【0029】 この当接によって、紙当て片1…の上端面はスピンドル15…の下端面に押圧さ れて下方に揺動し、キリ16…が被穿孔体14を完全穿孔するストローク下限位置ま で揺動して停止し、紙当て片1…はその揺動位置に保持される。
【0030】 従って、紙当て片1…の高さ寸法Hは、キリ16…の磨耗に伴って、連続的にか つ自動的に減少するように調整されるといえる。
【0031】 そして、キリ16の長さ寸法Lがバックゲージ3の高さ寸法近くにまで磨耗した らキリ16を交換し、紙当て片1の上端切欠部21を押し下げて該紙当て片1を起立 状態に復元出来る。
【0032】 なお、本考案は上述の実施例に限定されず、要旨を逸脱しない範囲内で設計変 更自由であり、例えば、摩擦保持機構2としては、紙当て片1とバックゲージ3 の前面との摺接面を、摩擦力を生じる材質や粗面とするも、望ましい。
【0033】
【考案の効果】
本考案は上述の如く構成されているので、次に記載する効果を奏する。
【0034】 紙当て片1…は揺動可能なため、紙当て片1…やスピンドル15…の破損を防止 出来る。
【0035】 穿孔カッター5…のキリ16…の磨耗に合わせて、紙当て片1…の上端面が自動 的に下がり、かつ、揺動位置が保持されるため、人手で紙当て片1…の高さを調 整する必要がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す要部正面図である。
【図2】要部断面側面図である。
【符号の説明】
1 紙当て片 2 摩擦保持機構 3 バックゲージ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バックゲージ3に対する紙当て片1…の
    位置を、摩擦力にて保持させる摩擦保持機構2…を介し
    て、紙当て片1…をバックゲージ3に揺動可能に取付け
    たことを特徴とする自動穿孔機。
JP4136591U 1991-05-07 1991-05-07 自動穿孔機 Expired - Lifetime JPH0750159Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4136591U JPH0750159Y2 (ja) 1991-05-07 1991-05-07 自動穿孔機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4136591U JPH0750159Y2 (ja) 1991-05-07 1991-05-07 自動穿孔機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04125598U true JPH04125598U (ja) 1992-11-16
JPH0750159Y2 JPH0750159Y2 (ja) 1995-11-15

Family

ID=31922165

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4136591U Expired - Lifetime JPH0750159Y2 (ja) 1991-05-07 1991-05-07 自動穿孔機

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JPH0750159Y2 (ja) 1995-11-15

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