JPH0513211Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0513211Y2 JPH0513211Y2 JP1986031824U JP3182486U JPH0513211Y2 JP H0513211 Y2 JPH0513211 Y2 JP H0513211Y2 JP 1986031824 U JP1986031824 U JP 1986031824U JP 3182486 U JP3182486 U JP 3182486U JP H0513211 Y2 JPH0513211 Y2 JP H0513211Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- support rod
- mounting plate
- engagement hole
- downward
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Tables And Desks Characterized By Structural Shape (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、たとえばコンピユータのデイスプレ
イ装置やキーボード等の載置板の傾斜角度を調節
しうる装置に関する。
イ装置やキーボード等の載置板の傾斜角度を調節
しうる装置に関する。
デイスプレイ装置やキーボード等の傾斜角度
を、オペレータの体格や好みに応じて調節するよ
うにした従来の載置台においては、ボルトやナツ
ト等を回わして載置板の傾斜角度を調節するよう
になつている。
を、オペレータの体格や好みに応じて調節するよ
うにした従来の載置台においては、ボルトやナツ
ト等を回わして載置板の傾斜角度を調節するよう
になつている。
そのため、従来のものでは、操作が面倒であ
る。
る。
本考案は、台板1と、台板1の上側に、左右方
向の水平のピン5をもつて枢着した載置板3と、
台板1の前端と前記ピン5との間において、台板
1上に、下端を中心として前後方向に若干傾動し
うるようにして設けた垂直の支杆6と、前後方向
を向き、かつ中間部が、載置板3の下面における
前記支杆6の前方に、左右方向を向く枢軸8をも
つて枢支され、後部に係合孔13が切設されてい
るとともに、その前縁に、後下方を向く傾斜片1
4が設けられ、かつこの係合孔13が、前記支杆
6に嵌合されている制動板9と、載置板3と制動
板9との間に設けられて、制動板9を前下方へ付
勢するばねとを備え、前記ばねにより制動板9が
やや前下がりに傾斜している状態では、前記係合
孔13の後縁13aと傾斜片14の後縁が、それ
ぞれ支杆6の後面および前面に係止し、ばねに抗
して傾斜片14の前部をやや持ち上げて、これを
ほぼ水平としたときには、前記係合孔13の後縁
13aと傾斜片14の後縁と支杆6との間に、若
干の間隙が形成され、これにより制動板9を、載
置板3の前部とともに下方へ移動させられるよう
に、前記関係各部の寸法および位置を定めたこと
により、上述の問題点の解決を図つたものであ
る。
向の水平のピン5をもつて枢着した載置板3と、
台板1の前端と前記ピン5との間において、台板
1上に、下端を中心として前後方向に若干傾動し
うるようにして設けた垂直の支杆6と、前後方向
を向き、かつ中間部が、載置板3の下面における
前記支杆6の前方に、左右方向を向く枢軸8をも
つて枢支され、後部に係合孔13が切設されてい
るとともに、その前縁に、後下方を向く傾斜片1
4が設けられ、かつこの係合孔13が、前記支杆
6に嵌合されている制動板9と、載置板3と制動
板9との間に設けられて、制動板9を前下方へ付
勢するばねとを備え、前記ばねにより制動板9が
やや前下がりに傾斜している状態では、前記係合
孔13の後縁13aと傾斜片14の後縁が、それ
ぞれ支杆6の後面および前面に係止し、ばねに抗
して傾斜片14の前部をやや持ち上げて、これを
ほぼ水平としたときには、前記係合孔13の後縁
13aと傾斜片14の後縁と支杆6との間に、若
干の間隙が形成され、これにより制動板9を、載
置板3の前部とともに下方へ移動させられるよう
に、前記関係各部の寸法および位置を定めたこと
により、上述の問題点の解決を図つたものであ
る。
常態においては、載置板はほぼ水平をなし、か
つ制動板はやや前下がりに係合して、係合孔の後
縁と傾斜片の後縁が支杆に係合し、載置板はその
姿勢を保つている。
つ制動板はやや前下がりに係合して、係合孔の後
縁と傾斜片の後縁が支杆に係合し、載置板はその
姿勢を保つている。
制動板の前部を、ばねに抗してやや持ち上げ
て、これをほぼ水平とすると、係合孔の後縁と傾
斜片の後縁との支杆に対する係合は解除される。
て、これをほぼ水平とすると、係合孔の後縁と傾
斜片の後縁との支杆に対する係合は解除される。
この状態で、載置板の前部を下傾させると、制
動板は支杆に沿つて載置板とともに下降する。つ
いで制動板から手を離すと、ばねにより、制動板
はやや前下がりとなつて、支杆に係合して、上下
に移動しないようになる。
動板は支杆に沿つて載置板とともに下降する。つ
いで制動板から手を離すと、ばねにより、制動板
はやや前下がりとなつて、支杆に係合して、上下
に移動しないようになる。
第5図と第6図に示すように、水平をなす台板
1の左右両側端より立設した立上板2の中央上端
には、載置板3の左右両側端より垂設した垂下板
4の中央下端が、左右方向を向く水平のピン5を
もつて枢着されている。
1の左右両側端より立設した立上板2の中央上端
には、載置板3の左右両側端より垂設した垂下板
4の中央下端が、左右方向を向く水平のピン5を
もつて枢着されている。
台板1の前端(第5図の左端)とピン5との間
において、台板1には、垂直の支杆6が、その下
端を中心として前後方向に若干傾動しうるように
して、突設されている。
において、台板1には、垂直の支杆6が、その下
端を中心として前後方向に若干傾動しうるように
して、突設されている。
第1図と第2図に明示するように、載置板3の
下面における前記支杆6の前方には、正方形が下
向U字形をなす取付金具7が固着され、取付金具
7の下部には、左右方向を向く枢軸8が設けられ
ている。枢軸8には、前後方向を向く制動板9の
中間部が枢設されている。
下面における前記支杆6の前方には、正方形が下
向U字形をなす取付金具7が固着され、取付金具
7の下部には、左右方向を向く枢軸8が設けられ
ている。枢軸8には、前後方向を向く制動板9の
中間部が枢設されている。
第4図は、制動板9を示すもので、前部におけ
る水平のレバー10と、後部における水平の係合
板11とを、互いに同軸をなす左右1対の枢着筒
12を介して連設され、係合板11の後部には、
係合孔13が切設され、かつ係合孔13の前縁に
は、後下方を向く傾斜片14が設けられている。
る水平のレバー10と、後部における水平の係合
板11とを、互いに同軸をなす左右1対の枢着筒
12を介して連設され、係合板11の後部には、
係合孔13が切設され、かつ係合孔13の前縁に
は、後下方を向く傾斜片14が設けられている。
制動板9は、枢着筒12を上記枢軸8に嵌合す
ることにより、取付金具7に枢支され、上記支杆
6は、係合孔13を貫通して上方へ突出してい
る。
ることにより、取付金具7に枢支され、上記支杆
6は、係合孔13を貫通して上方へ突出してい
る。
枢着筒12,12の間において枢着8に巻装し
た捩りばね15の両端の突脚は、載置板3の下面
とレバー10を、それぞれ圧接し、これにより、
制動板9は、わずかに前下方へ付勢されている。
た捩りばね15の両端の突脚は、載置板3の下面
とレバー10を、それぞれ圧接し、これにより、
制動板9は、わずかに前下方へ付勢されている。
この際、係合孔13の後縁13aは支杆6の後
面に、また傾斜片14の後縁は、上記後縁13a
の下方において、支杆6の前面にそれぞれ当接係
合し、制動板9は固定保持される。
面に、また傾斜片14の後縁は、上記後縁13a
の下方において、支杆6の前面にそれぞれ当接係
合し、制動板9は固定保持される。
なお、制動板9の前端は、載置板3の前端下方
に位置している。
に位置している。
なお、この際、傾斜片14の後縁と、それより
若干上位にある係合孔13の後縁13aとの水平
方向の間隔lは、支杆6の径と等しい。
若干上位にある係合孔13の後縁13aとの水平
方向の間隔lは、支杆6の径と等しい。
載置板3の前端をやや持ち上げると、上記間隔
lは若干大きくなるので、載置板3を上下に移動
させることが可能となる。
lは若干大きくなるので、載置板3を上下に移動
させることが可能となる。
制動板9の前部の持ち上げ操作を停止すれば、
捩りばね15の力により、制動板9は前下方へ回
動して、傾斜片14の後縁および係合孔13の後
縁13aは支杆6に当接し、載置板3は固定され
る。
捩りばね15の力により、制動板9は前下方へ回
動して、傾斜片14の後縁および係合孔13の後
縁13aは支杆6に当接し、載置板3は固定され
る。
従つて、第3図に示すように、手指等により、
捩りばね15に抗して、制動板9の前部のレバー
10を持ち上げつつ、制動板9全体を押下げれ
ば、傾斜片14の後縁と係合孔13の後縁13a
が支杆6より離間するので、載置板3を前下方へ
回動させることができる。
捩りばね15に抗して、制動板9の前部のレバー
10を持ち上げつつ、制動板9全体を押下げれ
ば、傾斜片14の後縁と係合孔13の後縁13a
が支杆6より離間するので、載置板3を前下方へ
回動させることができる。
レバー10より手指を離せば、捩りばね15に
より、制動板9はさらに前下がりに回動して、載
置板3は固定される。
より、制動板9はさらに前下がりに回動して、載
置板3は固定される。
従つて、載置板3上に、たとえばデイスプレイ
装置等を、重心をピン5より前方として、安定よ
く載置することができ、また必要に応じ、デイス
プレイ装置等を、前後に傾斜させて使用すること
ができる。
装置等を、重心をピン5より前方として、安定よ
く載置することができ、また必要に応じ、デイス
プレイ装置等を、前後に傾斜させて使用すること
ができる。
なお、載置板3の上下回動に際し、載置板3と
ともに制動板9も回動して、傾斜片14の後縁と
係合孔13の後縁13aが若干前後に移動する
が、支杆6は前後傾動可能となつているので、な
んら支障はない。
ともに制動板9も回動して、傾斜片14の後縁と
係合孔13の後縁13aが若干前後に移動する
が、支杆6は前後傾動可能となつているので、な
んら支障はない。
本考案の載置台によると、載置物を後下がりに
傾斜させる場合には、載置板の前部を、希望する
角度まで持ち上げると、自動的に固定される。
傾斜させる場合には、載置板の前部を、希望する
角度まで持ち上げると、自動的に固定される。
また、載置物を前下がりに傾斜させるには、簡
単な操作により、希望の角度に傾斜させて、簡単
に固定しうる。
単な操作により、希望の角度に傾斜させて、簡単
に固定しうる。
第1図は、本考案の装置における載置板水平時
の要部縦断側面図、第2図は、第1図のA−A矢
の方向から見た正面図、第3図は、本考案の装置
における載置板前傾時の要部縦断側面図、第4図
は、制動板の斜視図、第5図は、本考案の装置の
側面図、第6図は、同じく正面図である。 1……台板、2……立上板、3……載置板、4
……垂下板、5……ピン、6……支杆、7……取
付金具、8……枢軸、9……制動板、10……レ
バー、11……係合板、12……枢着筒、13…
…係合孔、13a……後縁、14……傾斜片、1
5……捩りばね。
の要部縦断側面図、第2図は、第1図のA−A矢
の方向から見た正面図、第3図は、本考案の装置
における載置板前傾時の要部縦断側面図、第4図
は、制動板の斜視図、第5図は、本考案の装置の
側面図、第6図は、同じく正面図である。 1……台板、2……立上板、3……載置板、4
……垂下板、5……ピン、6……支杆、7……取
付金具、8……枢軸、9……制動板、10……レ
バー、11……係合板、12……枢着筒、13…
…係合孔、13a……後縁、14……傾斜片、1
5……捩りばね。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 台板1と、 台板1の上側に、左右方向の水平のピン5をも
つて枢着した載置板3と、 台板1の前端と前記ピン5との間において、台
板1上に、下端を中心として前後方向に若干傾動
しうるようにして設けた垂直の支杆6と、 前後方向を向き、かつ中間部が、載置板3の下
面における前記支杆6の前方に、左右方向を向く
枢軸8をもつて枢支され、後部に係合孔13が切
設されているとともに、その前縁に、後下方を向
く傾斜片14が設けられ、かつこの係合孔13
が、前記支杆6に嵌合されている制動板9と、 載置板3と制動板9との間に設けられて、制動
板9を前下方へ付勢するばねとを備え、 前記ばねにより制動板9がやや前下がりに傾斜
している状態では、前記係合孔13の後縁13a
と傾斜片14の後縁が、それぞれ支杆6の後面及
び前面に係止し、ばねに抗して傾斜片14の前部
をやや持ち上げて、これをほぼ水平としたときに
は、前記係合孔13の後縁13aと傾斜片14の
後縁と支杆6との間に、若干の間隙が形成され、
これにより制動板9を、載置板3の前部とともに
下方へ移動させられるように、前記関係各部の寸
法および位置を定めてなる載置板の傾斜角度調節
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986031824U JPH0513211Y2 (ja) | 1986-03-07 | 1986-03-07 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986031824U JPH0513211Y2 (ja) | 1986-03-07 | 1986-03-07 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62147018U JPS62147018U (ja) | 1987-09-17 |
JPH0513211Y2 true JPH0513211Y2 (ja) | 1993-04-07 |
Family
ID=30837914
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986031824U Expired - Lifetime JPH0513211Y2 (ja) | 1986-03-07 | 1986-03-07 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0513211Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5250836Y2 (ja) * | 1972-12-20 | 1977-11-18 |
-
1986
- 1986-03-07 JP JP1986031824U patent/JPH0513211Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62147018U (ja) | 1987-09-17 |
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