JPH07501456A - 二つの誘導性配列を含む合成真核細胞プロモーター - Google Patents

二つの誘導性配列を含む合成真核細胞プロモーター

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 二つの誘導性配列を含む合成真核細胞プロモーター技術分野 本発明は、改良誘導性哺乳動物発現系の作出に関する。
発明の背景 哺乳動物発現系は、翻訳後に広範囲に修飾されるタンパク質の、組み替え技術に よる生産において広く用いられている。これらの系は構成性か誘導性のl、1ず れかである。誘導性系は可能性として細胞毒性のタン)<り質の発現に用いるこ とが適切である。
発現系が構成性か誘導性かを決定する鍵となるのが、プロモーターである。実験 系において誘導され得るいくつかの哺乳動物プロモーターが特徴づけされており 、メタロチオネイン(MT)遺伝子およびマウス乳癌ウィルス/末端反復配列( MMTV−LTR)に存在するプロモーターが広く用いられている。
MTプロモーターの最良の誘導物質は、カドミウム(Cd)および亜鉛(Zn) などの重金属である。プロモーターの誘導は、金属による活性化の後にMTプロ モーター中に存在する誘導性金属感受性配列(MRE)に結合する転写因子によ って媒介される。このプロモーターにはまた、活性化の必要がない転写因子に結 合し、遺伝子発現の基底レベルに関わるいくつかの構成性(非誘導性)配列が含 まれる。これらの構成性配列の存在の結果、MTプロモーターの発現の非誘導性 レベルは有意であり、誘導比(誘導性発現と基底レベル発現との比)は通常5〜 10倍を超えない。MTプロモーターの構成性配列のいくつかを除去することに よって基底レベルの発現を減らす試みがなされてきた。しかし、これら配列の除 去はまた、発現の誘導性レベルをも低減させる。
天然ヒトMT−IIAプロモーターは、MREおよび構成性配列の他に、単一の 誘導性グルココルチコイド感受性配列(GRE)を含み、デキサメタシン(de x)のようなグルココルチコイドはMT−IIAプロモーターからそのままで低 レベル発現を誘導する。
天然MMTV−LTRプロモーターは、四つの誘導性GREを含み、グルココル チコイドによって強く誘導され得る。発現の基底レベルはヒ)MT−IIAプロ モーターを用いて得られるものに較べると低いが、誘導性発現の絶対的レベルは 基底レベルはどには高くない。
遺伝子発現調節に関わる誘導性配列などの核酸配列は、調節される遺伝子の5′ 側または3′側または調節される遺伝子内に位置することができる。
発明の概要 本発明によれば、少なくとも二つの異なるクラスの誘導性配列からなる遺伝子転 写調節のための合成誘導性真核細胞プロモーターが提供される。本発明に係る誘 導性配列のクラスには、ホルモン感受性配列(GREを含む)、金属感受性配列 (MRE)、熱シヨツク感受性配列、インターフェロン感受性配列およびサイト カイン感受性配列が含まれる。
一つの実施態様において、提供される合成プロモーターは天然プロモーターに由 来し、異なるクラスの誘導性配列の一つは天然誘導性配列であるが、もう一つの 異なるクラスの誘導性配列は例えば天然プロモーターへの挿入によってまたは天 然プロモーター中の通常は不活性な配列の活性化などによってもたらされる。
一般に二つの異なるクラスの誘導性配列が本発明の新規の合成プロモーター中に は存在するが、適宜、三つまたはそれ以上の組み合わせが存在していてもよい。
合成プロモーター中の異なるクラスの誘導性配列を利用することによって、遺伝 子産物の真核生物発現系、とくに哺乳動物発現系における発現の共働的誘導が可 能になる。すなわち、複数のクラスの誘導性配列の誘導によって得られる遺伝子 発現のレベルは、個々のクラスの誘導性配列の別々の誘導によって達成される個 々の遺伝子発現の総和よりも大きい。加えて、遺伝子発現の総合的レベルが高ま ると考えられる。
そのようなプロモーターはまた合成によって得てもよいが、一般にここで提供さ れる合成プロモーターはここに詳述するように天然のプロモーターに由来する修 飾によって得られるものである。
上記したように、誘導性プロモーターは少なくとも一つの構成性配列を含むこと ができるが、これは誘導の存在なしで基底遺伝子発現レベルをもたらすことがで きる。本発明の実施例において、少なくとも一つの構成性配列を機能的に無能に して、その結果、非修飾プロモーターと比較して一般に遺伝子発現の基底レベル が低下し、誘導された遺伝子発現対基底遺伝子発現の比が高まる。少なくとも一 つの構成性配列のそのような機能的無能は、天然プロモーターから除去すること によっておよび/または誘導性配列などをそこに挿入することによって達成する ことができる。
したがって、本発明は好ましい実施態様において、天然GREおよび/またはM REだけではなく追加のGREおよび/またはMREを含む改良誘導性真核生物 プロモーターを提供する。天然プロモーターの構成性配列は改良プロモーター中 で除去されていてもいなくてもよい。改良プロモーターは、重金属イオンおよび グルココルチコイド(デキサメタシンなど)の両者が同時に用いられて少なくと も一つのMREおよび少なくとも一つのGREの両者が存在する場合には、共働 的に誘導され得る。共働的誘導の結果、と)MT−I I AtたiiMMTV −LTRプO(−−9−すどの非修飾プロモーターで観察されるよりもはるかに 高い遺伝子発現レベルが認められる。新規のプロモーターはまた非修飾プロモー ターよりも少ない構成性配列を含んでいてもよく、これはより低い基底レベルの 遺伝子発現をもたらす。
適宜、非修飾プロモーターはヒトMT−IIAまたはMMTV−LTRプロモー ターが用いられる。感受性配列は適宜、そのような配列のための共通配列を含ん でいてもよく、例えば 5′ −GATCTTGCGCCCGGCCCG−3′(配列番号2) はMRE共通配列を含み、そして 5・−GATCTGGTACAGGATGTTCTAGCTACG−3′ (配 列番号1) は本発明の実施例において用いられるGRE共通配列を含む。
本発明の効果には次のようなものがあげられる。
a)高い総合的レベルの遺伝子発現 b)基底遺伝子発現レベルの低減 C)遺伝子発現の共働的誘導 d)誘導比および/または適切な誘導物質に対する感受性に関して修飾されたプ ロモーター図面の簡単な説明 第1図は、hMT−IIAプロモーターおよび本発明の一つの実施態様に従って hMT−IIAプロモーターに施した種々の修飾を有する修飾されたプロモータ ーの遺伝子地図である。
発明の詳細な説明 上記したように、ここに提供される新規のプロモーターは天然プロモーターに由 来するものが用い得る。
本発明の一つの好ましい実施態様において、プロモーターは少なくとも一つの天 然誘導性配列および少なくとも一つの異なる誘導性配列を含み、前者はMREで あり、後者はホルモン感受性配列、とくに天然プロモーター中に挿入によって導 入されたグルココルチコイド感受性配列(GRE)である そのような挿入GREは、GRE共通配列を含む一対の相補的オリゴヌクレオチ ドからなる合成分子でもよい。複数のGREを天然プロモーター中に多量体直列 自己連結配列物のかたちで挿入してもよい。
本発明のとくに好ましい実施態様は、真核生物発現系、とくに噴孔動物発現系に おいて誘導性MREおよびGREの誘導時に遺伝子発現の共働作用が達成される ように、少なくとも一つの誘導性GREを含むように修飾した、そして好ましく は増強された総合レベルの遺伝子産物発現を伴う、ヒトメタロチオネイン遺伝子 (hMT−I IA)プロモーターを提供する。このとくに好ましい実施態様に おいては、多量体直列GREを天然hMT−IIAプロモーターに挿入すること ができる。
天然hMT−I IAプロモーターの少なくとも一つの構成性配列を、例えばそ のような配列を除去することによっておよび/または少なくとも一つのGREを そこに挿入することによって、無能にすることもまた好ましい。一つの具体的な 実施例において、構成性配列の除去および単一または複数のGREの挿入の両方 を適用して構成性配列を無能にする。
本発明の他の好ましい実施態様において、プロモーターは、少なくとも一つの天 然誘導性配列すなわちHRE、とくにグルココルチコイド感受性配列(GRE) 、および少なくとも一つの異なる誘導性配列すなわち挿入によって導入されたM REを含む。
そのような挿入MREは、MRE共通配列を含む一対の相補的オリゴヌクレオチ ドからなる合成分子でもよい。複数のMREを天然プロモーター中に多量体直列 自己連結配列物のかたちで挿入してもよい。
本発明のとくに好ましい実施態様は、真核生物発現系において誘導性GREおよ びMREの誘導時に遺伝子発現の共働作用が達成されるように少なくとも一つの 誘導性GREを含むように修飾して、そして好ましくは増強された総合レベルの 遺伝子発現を伴う、マウス乳ガンウィルス/末端反復(MMTV−LTR)プロ モーターを提供する。このとくに好ましい実施態様においては、多量体直列MR Eを天然MMTV−LTRプロモーター中に挿入することができる。
新規の合成誘導性真核生物プロモーターは、とくに発現系によって発現されるべ き遺伝子に作動的に連結されている場合は、遺伝子産物の真核生物発現のための ベクター中に組み込んでもよい。そのような発現系には、ベクターを含む真核細 胞、とくに哺乳動物細胞、例えばVe r a、CHO,He La、Ra t  I I繊維芽細胞および消化管上皮細胞などがある。
好ましい実施態様の説明 第1図には、本発明の実施態様による多様な修飾を組み入れた新規のプロモータ ーの種々の型が示されている。新規の一連のプロモーターは、次のような方法で 作出される。ヒトMT−IIA遺伝子の5oobpの5゛ プロモーター領域を 含むKsPI−DNAフラグメント(塩基−740〜+60)を、ヒトMT−I IA遺伝子を含むプラスミド(Karinら、1982、Nature、299 .797−802を参照されたい)から単離した。平滑末端を作出した後、Hi ndIIIリンカ−を加えて、フラグメントをレポーター遺伝子として用いられ るクロラムフェニコールアセチルトランスフェラーゼ(CAT)遺伝子を含むプ ラスミドであるpsVOATcAT中にHIndI I I部位でCAT遺伝子 の5′側に挿入した。オリジナルMT−IIAプロモーターの二つの構成性配列 (APIおよびAr1、第1図上部地図参照)をXma I I Iフラグメン ト(塩基−79〜−129)を除去することによって欠失させた。
GRE共通配列、5’ BamHI部位および3′BglII部位を含む一対の 相補的オリゴヌクレオチドを合成した。玉鎖オリゴヌクレオチド配列は下記のよ うであった。
5′ −GATCTGGTACAGGATGTTCTAGCTACG−3’ ( 配列番号1) 多量体直列GREを、B a m HIおよびBglIIの存在下で合成GRE オリゴヌクレオチドを自己結合させることによって調製した。単一および多量体 のGREをプロモーターの5acII部位(塩基−175で)またはプロモータ ーのXma I I I部位(塩基−129)中に挿入した(第1図下部地図参 照)。5acII配列での挿入は二つ目のAP2部位を破壊する。
MRE共通配列、5’ BamHI部位および3″BglII部位を含む一対の 相補的オリゴヌクレオチドを合成した。玉鎖オリゴヌクレオチド配列は下記のよ うであった。
5′ −GATCTTGCGCCCGGCCCG−3′(配列番号2) そのようなオリゴヌクレオチドを多量体直列配列の合成に用いてもよく、単一ま たは複数のMREをGREの場合と同様にしてhMT−IIAプロモーター中に 挿入してもよい。
同様のGREおよび/またはMREのMMTV−LTRプロモーターへの挿入お よび同プロモーターからの任意の構成性配列除去を達成するためのMMTV−C ATベクターを、プラスミドp201(MajorS ら 、1981 、Na ture、 283 、 253−258)からPstIを用いて除去し、平滑 末端を作出した後、p 5VOATCATのHindIII部位に挿入した。
新規のプロモーターをRATI工繊維芽細胞、CHO(チャイニーズハムスター 卵巣、l1ll胞) 、Ve r o (サル繊維芽細胞)およびHe1a(ヒ ト子宮頚管腫瘍細胞)を用いる暫時CAT発現アッセイにおいてグルココルチコ イド受容体を発現させて試験した。以下の実施例で再現した結果は、これら新規 のプロモーターによって、グルココルチコイド受容体を通常発現しているかグル ココルチコイド受容体遺伝子でトランスフ、エクトされた細胞が同時に重金属イ オンおよびデキサメタシンで誘導された場合に極めて高いレベルの発現がもたら されることを示した。これらのプロモーターを用いて得られる発現の誘導レベル は、野生型ヒトMT−IIAまたはMMTV−LTRプロモーターを用いて得ら れるものよりも有意に高い。同時に、発現の基底レベルは、野生型ヒトMT−I IAプロモーターで観察されるものよりも有意に低かった。
[実施例コ 上記の開示は本発明の一般的記述である。以下の詳細な実施例を参照することに よってより完全な理解が得られる。これらの実施例はもっばら説明を目的どする ものであって、発明の範囲の限定を意図するものではない。状況の示唆または提 示から形状の変更および相当物との代替は当然予想されるものである。特定の用 語をここで適用するが、そのような用語は説明を意図するものであって、限定を 目的どするものではない。
[実施例1コ 本実施例は、追加のGREを含む修飾された11 M T−IIAプロモーター の構築を説明するものである。
MT発現ベクターはすべて、いかなる調節配列をも有しないクロラムフェニコー ルアセチルI・ランスフェラーゼ(CAT)遺伝子を含むプラスミドp S V OATCAT(Gormanら、Mo1.Ce11.Biol、2.1044. 1982)に由来した。CAT遺伝子が野生型ヒトMT−IIAプロモーター( hMT−IIA)の制御下にある調節プラスミドであるMT−CATを、下記の ようにして作出した。hMT−IIAのプロモーター領域の800bpのKsp Iフラグメント((塩基−740〜+60.第1図)を単離した。平滑末端を作 出した後、HindIIIリンカ−を加えて、フラグメントをpSVOATCA TのCAT遺伝子5′側のHindIII部位に挿入した。
プラスミドMT−CAT−ΔXを、構成性API−AP2を含むM T −CA 、 TのMTプロモーターからXmaIII7ラグメント(塩基−79〜−12 9)を除去することによって作出した。追加のGREを挿入するために、GRE 共通配列、5′ BamHI部位および3′ BglII部位を含む一対の相補 的オリゴヌクレオチドを合成して、これら合成配列物をB a m HIおよび BglIIの存在下で自己連結することによって多量体直列配列を作出した。玉 鎖ヌクレオチド配列は、上記のような配列番号1であった。次いで単量体または 多量体のGREを、平滑末端を作出した後にMT−CAT−ΔXベクターの5a cII部位またはXm a I I I部位のいずれかに挿入した(第1図)。
挿入されたGREの数を、DNA配列決定によって確認した。
[実施例2] 本実施例は追加のGREを含む発現ベクターの使用を説明するものである。
本実施例に用いられる発現ベクターはSG2であって、これは二つの追加のGR EをMT−CAT−ΔXの5acII部位に挿入した修飾MT−IIAプロモー ターを含むp 5VOATCAT由来CAT発現ベクターである(第1図)。1 5μgのプラスミドDNAをCHO細胞に燐酸カルシウム工程(Grahamら 、1973、Virology、52.456−467)を用いてトランスフェ クトさせた。37℃で5時間インキュベートシた後、細胞をPBS中で15%グ リセロールを用いて3分間衝撃処理した。次いで単層細胞を異なる誘導物質(C dC12および/またはデキサメタシン)とともに16時間インキュベートして 、細胞抽出物を調製した。次いでCAT活性を14C−クロラムフェニコールを 基質として用いて測定し、放射性アセチル化産生物をキシレンを用いて抽出した 。放射性カウントをシンチレーションカウンター中で測定した。
加えて、SG2ベクターを、野生型MT−IIAプロモーターおよびMMTV− LTRTR上−9−をpSVOATCATプラスミドのHindIII部位に挿 入することによって構築した二つの他のベクターと比較した。CHO細胞がグル ココルチコイド受容体を有しないことから、細胞を10μgのグルココルチコイ ド受容体発現ベクター(Giguereら、1986、Ce1l、土」、645 −652)で共トランスフェクトさせた。CAT発現アッセイを各四重に行った が、標準偏差は10%を超えなかった。タンパク質濃度を各細胞溶解物について 測定し、CAT活性を等量のタンパク質について算出した。これらの実験の結果 を下記の表1に要約する。(諸表は明細書の最後尾に付す。) 表1の結果は、金属とデキサメタシンによるSG2プロモーターの共働的誘導が 野生型MT−IIAおよびMMTV−LTRプロモーターの場合よりも高レベル のCAT遺伝子発現をもたらしたことを示している。
同時に、誘導比もまた有意に改良された。
[実施例3] 本実施例はさらに、追加のGREを含むベクターの使用を説明するものである。
実施例1と同様の方法を用いて、SG2プロモーターの活性を、グルココルチコ イド受容体を発現するように作出しなVero細胞中の天然MT−IIAプロモ ーター(Giguereら、1986、Ce l l。
±副、645−652)の活性と比較した。本実施例においては、細胞をまた、 β−ガラクトシダーゼ遺伝子がプロモーターによって制御されていてその活性が 本実験条件下で重金属またはグルココルチコイド感受性を受けないような発現ベ クターを用いて共トランスフェクトさせた。トランスフェクションおよび誘導の 後、細胞抽出物の一部をβ−ガラクトシダーゼ(β−Gal)活性の測定に用い た。この活性を、トランスフェクションの効率を考慮してCAT活性測定値を標 準化するために用いた。
得られた結果を下記の表2に示すが、これらはCHO細胞で得られたもの(表1 )と非常に相似しており、修飾されたMT−I IA (SG2)プロモーター 上でデキサメタシンが金属イオンと共働的に作用することを示している。
[実施例4] 本実施例は、発現ベクターへのさらなる修飾およびそれによって得られる結果を 説明するものである。
第1図に示すように、追加の修飾は、hMT−IIAプロモーターの5acII 部位に追加数のGREおよび複数のMREを導入し、またXmaIII部位に複 数のGREを導入することによって行った。
得られた修飾プラスミドDNAを、Vero細胞に実施例3と同様にして導入し て、CAT遺伝子発現を上記のようにして決定した。得られる結果を下記の表3 に示す。
[実施例5] 本実施例は追加のGREを含む修飾MMTV−LTRプロモーターの構築および 使用を説明するものである。
上記の実施例と同様の工程を用いて、四つのGREを含むがMREを全く有しな いMMTV−LTRプロモーター(MajorsおよびVarmuslNatu re、283.253−258)のBfrI部位に二つのMREを挿入した。表 4は、非修飾MMTV−LTRプロモーターはZn+Cdによって誘導できなか ったのに対して、修飾プロモーター(8M2−MMTV)は10倍の誘導をもた らしたことを示している。
8M2−MMTVがデキサメタシン+Zn+Cdによって誘導された場合には、 CAT発現において2倍の共働作用が認められた。
実施例1〜5および表1〜4に示された実験結果は、転写の共働的活性化が、修 飾hMT−IIAプロモーターにおいては追加の誘導性配列をGREのかたちで 挿入することによって、修飾MMTVプロモーターにおいては追加の誘導性配列 をMREのがたちで挿入することによって、それぞれ達成され得ることを示す。
hMT−I工AプロモーターへのGREの追加およびMMTVプロモーターへの MREの追加はレポーター遺伝子発現の基底レベルを上げず、修飾プロモーター の誘導性および転写力はそれらの野生型対応物と比較して有意に改良された。こ れに対して、hMT−IIAプロモーターに四つのMREのみを付加(ベクター 5M4)l、た結果は中位のMTプロモーター転写力改良をもたらしただけであ り、この改良は基底発現の有意の増加を伴った。
MT−CATベクター中の非修飾hMT−IIAプロモーターはグルココルチコ イド受容体遺伝子でトランスフェクトされたVero細胞においてデキサメタシ ンによって誘導されなかった。しかし、プロモーターへの少なくとも一つの追加 GREの挿入がグルココルチコイド感受性および遺伝子発現をもたらすに十分で あった。
挿入された追加GREの数および挿入部位の影響を分析するために、実施例にお いて一つまたはそれ以上のGREをMT−CAT−ΔXの5acII部位(SG 系列)またはXmaIII部位(XG系列)に付加することによって二基列の修 飾プロモーターを作出した。全てのベクターはCdCl2およびグルココルチコ イドによって誘導された。しかし、挿入部位に関係なく、トランスフェクトされ たVero細胞のCdCl2およびデキサメタシンによる同時処理によって共働 的誘導性を得るには最少二つの隣接したGREが必要であった。
修飾hMT−IIAプロモーターについて算出した誘導比は、野生型プロモータ ーに比較して6倍まで増加した。追加GREの挿入によって遺伝子発現の基底レ ベルが例えばSG3において増加しなかったという事実はこの比の改良において 重要である。これは、本発明によって、共働的転写活性化を異なるクラスの構成 性ではなく誘導性の配列を付加することによって起こさせる利点の一つを強調す るものである。
開示の概要 本開示の概要において、発明者は新規のそして改良された誘導性哺乳動物発現系 の工学的作出および使用、とくに、低レベルの基底遺伝子発現を維持しながらグ ルココルチコイドおよび金属イオンによって共働的に誘導される一つまたは数個 の追加のグルココルチコイド感受性配列を含む修飾されたヒトMT−I I A プロモーターの調製および使用を提示する。誘導比はさらに構成性配列を除去す ることによって増加させることができる。同様の方法を、追加の金属感受性配列 の挿入による改良マウス乳ガンウィルス(MMTV)プロモーターの作出に用い てもよい。諸修飾が本発明の範囲内で可能である。
表1 *=誘導比 表2 *=誘導比 表3 プロモーター 誘導物質 相対的CA ′r活性(%、 MT−IIA文4月0 MT−IIA 対照 1.00 閘T(IA 5μMCdC121064MT−IIA 1μMデキサメタシン  103MT−IIA 5μMCdC+2+ 1μ間デキサメタシン ]074 SGI 対照 32 SGI ’5μMCdC12328 SG1 1μ間デキサメタシン 957SGI 5μMCdC12+ 1μMデキサメタシン 1364 SG2 対照 36 SG2 5μMCdC12364 SG2 1μ閘デキサメタシン 1164SG2 5μMCdC12+ 1μMデキサメタシン 2324 SG3 対照 50 SG3 5μMCdC12596 SG3 1 p Mデキサメタシン 1821SG3 5μMCdC12+ 1μMデキサメタシン 3156 SG4 対照 29 SG4 5μMCdC12,210 SG4 1μ間デキサメタシン 386SG4 5μMCdC12+ 1μ閘デキサメタシン 1317 SG5 対照 21 SG5 5//M CdC12200 SG5 1μ開デキサメタシン 136SG5 5μMCdC12+ 1μNデキサメタシン 1117 1μ輌デキサメタシン 1574 XG2 5μMCdC12+ 1μ閾デキサメタシン 1957 XG3 5pMCdC12+ 1μ間デキサメタシン 229 X−3G2 5μMCdC12+ 1μにデキサメタシン 2562 1μ翼デキサメタシン 3383 1μ楓デキサメタシン 1524 表4 プロモーター 誘導物質 標準化CAT活性MMTV−LTRD e x 13 5405MMTV−LTRZ n + Cd 225MMTV−LTRZn+C d+Dex145416(102X)*BM2−MMTV 対照 1078 BM21078B D e x 92899BM2−MMTV Z n + C d 10827BM10827B Z n + Cd +D e x 1966 14(182X)**=誘導比 手続ネ甫正書印発) 平成6年9月28日

Claims (42)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.少なくとも二つ塩異なるクラスの誘導性配列を含んでなる遺伝子転写調節の ための合成誘導性真核生物プロモーター。
  2. 2.該クラスの誘導性配列がホルモン感受性配列(HRE)、金属感受性配列( MRE)、熱ショック感受性配列(HSRE)およびインターフェロン感受性配 列(IRE)からなる群から選択されることを特徴とする請求項1に記載のプロ モーター。
  3. 3.天然プロモーターに由来し、該異なるクラスの誘導性配列の一つが天然誘導 性配列であり、他の該異なるクラスの誘導性配列が該天然プロモーター中に導入 される異なる誘導性配列である請求項2に記載のプロモーター。
  4. 4.該異なるクラスの誘導性配列が真核生物発現系において共働的レベルの遺伝 子産物の発現をもたらすするように選択されることを特徴とする請求項3に記載 のプロモーター。
  5. 5.該異なるクラスの誘導性配列が真核生物発現系においてそこに作動的にカッ プリングされた遺伝子の共働的レベルの発現をもたらすように選択されることを 特徴とする請求項1に記載のプロモーター。
  6. 6.該異なるクラスの誘導性配列が真核生物発現系においてそこに作動的にカッ プリングされた遺伝子の共働的レベルの発現をもたらすように選択されることを 特徴とする請求項2に記載のプロモーター。
  7. 7.天然プロモーターに由来し、該異なるクラスの一つが天然誘導性配列であり 、他の該異なるクラスが該天然プロモーター中に導入される異なる誘導性前列で あって、該異なるクラスの誘導性配列が真核生物発現系において共働的レベルの 遺伝子発現をもたらすように選択されることを特徴とする請求項1に記載のプロ モーター。
  8. 8.少なくとも一つの構成性配列を含む天然プロモーターに由来し、該少なくと も一つの構成性配列が機能的に無能であることを特徴とする請求項1に記載のプ ロモーター。
  9. 9.天然プロモーターと比較して基底遺伝子発現レベルの低下および誘導遺伝子 発現の基底遺伝子発現に対する比の増加をもたらすほどに十分に該少なくとも一 つの構成性配列を機能的に無能にすることを特徴とする請求項8に記載のプロモ ーター。
  10. 10.該少なくとも一つの構成性配列を天然プロモーターからの除去および/ま たは誘導性配列のそこへの挿入によって無能にすることを特徴とする請求項8に 記載のプロモーター。
  11. 11.該少なくとも一つの天然誘導性配列が金属感受性配列(MRE)であり、 少なくとも一つの該異なる誘導性配列がホルモン感受性配列(HRE)であるこ とを特徴とする請求項3に記載のプロモーター。
  12. 12.該少なくとも一つのホルモン感受性配列が少なくとも一つのグルココルチ コイド感受性配列(GRE)であり、該天然プロモーターに挿入によって導入さ れることを特徴とする請求項11に記載のプロモーター。
  13. 13.該挿入されたGREがGRE共通配列を含み、ヌクレオチド配列: 【配列があります】 (配列番号1) を有する正鎖を有する合成分子であることを特徴とする請求項12に記載のプロ モーター。
  14. 14.複数のGREをBamHIおよびBglIIの存在下で自己連結された多 量体直列配列のかたちで該天然プロモーター中に挿入することを特徴とする請求 項13に記載のプロモーター。
  15. 15.少なくとも一つの構成性配列を含む天然プロモーターに由来し、該少なく とも一つの構成性配列が機能的に無能であることを特徴とする請求項12に記載 のプロモーター。
  16. 16.該少なくとも一つの構成性配列を天然プロモーターからの除去および/ま たは誘導性プロモーターのそこへの挿入によって無能にすることを特徴とする請 求項15に記載のプロモーター。
  17. 17.基底遺伝子発現レベルの低下および誘導遺伝子発現の比の増加をもたらす ほどに十分に該少なくとも一つの構成性配列を機能的に無能にすることを特徴と する請求項16に記載のプロモーター。
  18. 18.該天然プロモーターがhMT−IIAプロモーターである請求項17に記 載のプロモーター。
  19. 19.該天然プロモーターがhMT−IIAプロモーターである請求項12に記 載のプロモーター。
  20. 20.該少なくとも一つのGREの天然プロモーターへの該挿入が該少なくとも 一つの天然MREおよび少なくとも一つの追加のGREの真核生物発現系におけ る誘導時の遺伝子発現の共働作用を起こすことを特徴とする請求項19に記載の プロモーター。
  21. 21.該少なくとも一つのGREの天然プロモーターへの該挿入が該少なくとも 一つのGREの真核生物発現系において増加レベルの遺伝子発現をもたらすこと を特徴とする請求項20に記載のプロモーター。
  22. 22.複数の連結GREを天然プロモーター中に挿入することを特徴とする請求 項19に記載のプロモータ。
  23. 23.少なくとも一つの天然構成性配列を無能にすることを特徴とする請求項1 9に記載のプロモーター。
  24. 24.該構成性配列を除去および/または少なくとも一つのGREのそこへの挿 入によって無能にすることを特徴とする請求項23に記載のプロモーター。
  25. 25.天然hMT−IIAプロモーターの塩基−79〜−129に位置する天然 構成性配列AP1およびAP2を除去することを特徴とする請求項24に記載の プロモーター。
  26. 26.少なくとも一つのGRE配列を天然hMT−IIAプロモーターのSac 11部位(塩基一175)に挿入することによってその位置のAP2構成性配列 を無能にすることを特徴とする請求項Z5に記載のプロモーター。
  27. 27.該少なくとも一つのGREを天然hMT−IIAプロモーターの少なくと も一つのSacII部位(塩基−175)およびXmaIII部位(塩基一12 9)に挿入することを特徴とする請求項19に記載のプロモーター。
  28. 28.二つの連結したGRE配列をXmaII1部位に挿入することを特徴とす る請求項27に記載のプロモーター。
  29. 29.三つの連結したGRE配列をSac1I部位に挿入することを特徴とする 請求項27に記載のプロモーター。
  30. 30.該少なくとも一つの天然誘導性配列がホルモン感受性配列(HRE)であ り、該少なくとも一つの異なる誘導性配列が金属感受性配列(MRE)であるこ とを特徴とする請求項3に記載のプロモーター。
  31. 31.該少なくとも一つのホルモン感受性配列がグルココルチコイド感受性配列 (GRE)であり、該MREを該天然プロモーターに挿入によって導入すること を特徴とする請求項30に記載のプロモーター。
  32. 32.該挿入されたMREがMRE共通配列を含み、ヌクレオチド前列; 【配列があります】 (配列番号2) で表される正鎖を有する合成分子であることを特徴とする請求項31に記載のプ ロモーター。
  33. 33.複数のMREをBamHIおよびBgII1の存在下で自己連結した多量 体直列配列のかたちで天然プロモーター中に挿入することを特徴とする請求項3 2に記載のプロモーター。
  34. 34.該天然プロモーターがMMTV−LTRプロモーターであることを特徴と する請求項31に記載のプロモーター。
  35. 35.少なくとも二つの連結したMREを天然プロモーターに挿入することを特 徴とする請求項34に記載のプロモーター。
  36. 36.少なくとも二つの異なるクラスの誘導性配列からなる合成誘導性真核生物 プロモーターを含んでなる遺伝子産物の真核生物発現のためのベクター。
  37. 37.該プロモーターを作動できるように遺伝子に連結することを特徴とする請 求項36に記載のベクター。
  38. 38.該プロモーターが請求項19に記載の修飾された天然hMT−IIAプロ モーターであることを特徴とする請求項37に記載のベクター。
  39. 39.該プロモーターが請求項34に記載の修飾された天然MMTV−LTRプ ロモーターであることを特徴とする請求項37に記載のベクター。
  40. 40.誘導された遺伝子発現を達成するための請求項37に記載のベクターを含 む真核細胞を含んでなる真核生物発現系。
  41. 41.該真核細胞が哺乳動物細胞であることを特徴とする請求項40に記載の発 現系。
  42. 42.該哺乳動物細胞がVero、CHO、HeLa、RatIIおよび上皮細 胞から選択されたものであることを特徴とする請求項41に記載の発現系。
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