JPH075005Y2 - 自走搬送機 - Google Patents

自走搬送機

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JPH075005Y2
JPH075005Y2 JP1986188450U JP18845086U JPH075005Y2 JP H075005 Y2 JPH075005 Y2 JP H075005Y2 JP 1986188450 U JP1986188450 U JP 1986188450U JP 18845086 U JP18845086 U JP 18845086U JP H075005 Y2 JPH075005 Y2 JP H075005Y2
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JP
Japan
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traveling
main
main body
self
guide
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Application number
JP1986188450U
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English (en)
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JPS6391970U (ja
Inventor
和田  弘
Original Assignee
社団法人林業機械化協会
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は架空索道に懸架されて木材や機材等を懸吊し
て搬送する自走搬送機として利用される。
(従来の技術) 従来から使用されている単線式架空索道における自走搬
送機は、主動走行キヤレージと従走キヤレージが共に本
体に固定されているため、索道の架設が直線的で曲率半
径の小さい曲線索道上では走行できず、索道架設が限定
されていた。
(考案が解決しようとする問題点) この考案は上記に鑑み、架空索道に案内される自走搬送
機が曲率半径の小さい曲線索道上でも安全に走行できる
自走搬送機の提供をその技術的課題とするものである。
(問題点を解決するための手段) この考案は上記課題を解決すべく、主動走行手段と従動
走行手段を有し、両走行手段の下方に駆動手段を内蔵す
る本体を垂下し、該駆動手段の動力を主動走行と荷上げ
に分配して成る架空索道に案内される自走搬送機におい
て、主動走行手段を動力伝達系統を含んで本体に対して
同一垂線上の垂直軸を中心に揺動自在に軸支するととも
に、従動走行手段を本体に対して垂直軸を中心に揺動自
在に軸支し、主動走行手段の走行用ドラムの前後には、
該ドラムの案内溝下端より所要分だけ案内滑車の案内溝
下端を低くするとともに、前後において回転軸心方向に
所要分だけそれぞれの案内溝をずらして該案内滑車を回
動自在に配設して成るものである。ここに、「走行用ド
ラムの前後には」の前後とは、案内滑車が曲線索道に脱
索することなく追従して動力伝達系統を含んで主動走行
手段を同一の垂直軸を中心に揺動するに足る揺動トルク
を確保できる距離を有しての前後とするものである。ま
た、「所要分だけ……低くする」とは、走行用ドラムに
巻込まれる索の相互の接触長さを回転摩擦力とのバラン
スの点から許される長さに短かくできる高低差を確保す
ることであり、「所要分だけ……ずらして」とは、走行
用ドラムに巻込まれる索の交叉部分の重なりを解消でき
るに足る距離だけ前後の案内滑車の案内溝相互を回転軸
心方向にずらすことである。
(作用) 上記構成によれば主動走行手段と従動走行手段は索道の
曲線軌道方向に追従し、主動走行手段においては、走行
用ドラムを前後に挟む案内滑車が動力伝達系統を含んで
主動走行手段を本体に対して脱索することなく揺動する
に足る揺動トルクを確保し、かつ該案内滑車は走行用ド
ラムの索道の巻込みにおいて、索の交叉部の重なりを解
消して脱索を防止し、さらに交叉部の接触長さを短かく
して動力損失を軽減するものである。
(実施例) この考案を実施例により具体的に説明すると、第1図に
示すように自走搬送機の主動走行手段である主動走行キ
ヤレージaは、その垂直軸1をそれぞれ本体2の上下に
おいて、本体2に対して回動自在に軸支し、その上下の
垂直軸1、1間には動力伝達系統である逆転機3と減速
機4を一体に接合して本体2に対して揺動自在に軸支し
ている。主動走行キヤレージaに対して走行方向に所定
の間隔で配設される従動走行手段である従走キヤレージ
bは、本体2の上部に垂直軸5を介して回動自在に軸支
される。本体2の内部にはリモートコントロールで運転
制御されるエンジン6を搭載し、エンジン6の出力軸を
無段変速機7に連結し、無段変速機7の出力軸8を2系
統に分配し、出力軸8の一方は逆転機3′に結合され、
逆転機3′の出力側は減速機4′の入力軸9に連結さ
れ、減速機4′の出力軸10には荷上索を巻取るための荷
上ドラム11を係止し、出力軸8の他方にはユニバーサル
ジヨイント12を介して伸縮自在な回転軸13を結合し、回
転軸13の他端にはユニバーサルジヨイント12を介して逆
転機3が結合され、逆転機3の出力側は減速機4の入力
軸14に連結され、減速機4の出力軸15にはスプロケツト
16を係止し、スプロケツト16はチエーン17を介して主動
走行キヤレージaの走行用ドラム18に一体のスプロケツ
ト19に動力を伝達し、走行用ドラム18を回動する。走行
用ドラム18は支軸20に回動自在に軸支され、支軸20は垂
直軸1の上部に一体に、かつ走行用ドラム18の一側面側
を開口した支柱21に固定され、支柱21に一体のケースに
は走行用ドラム18を挟んで前後に、垂直軸1に対して揺
動トルクを確保できる距離を隔て、かつ該ドラム18の案
内溝下端より案内滑車22の案内溝下端を所要分(巻込ま
れる索の相互の接触長さを回転摩擦力とのバランスの点
から許される長さに短かくできる高低差分)低くすると
ともに前後において、回転軸心方向に所要分(巻込まれ
る索の交叉部分の重なりを解消できるに足る距離分)だ
けそれぞれの案内溝をずらして案内滑車22、22を回動自
在に配設し、前記走行用ドラム18の一側面側(支柱21の
開口側)には落下防止用のアーム23を支軸20に揺動自在
に係止している。
従走キヤレージbを本体上部において回動自在に軸支し
ている垂直軸5は、その上部に一側面側を開口した支柱
24を一体にし、支柱24に一体のケースには支柱24を挟ん
で前後に前記案内滑車22と同径の案内滑車25、25をその
軸心位置を等しくしてそれぞれ回動自在に配設するとと
もに、支柱24の開口側のケースの一側面側には万一脱索
した場合の落下防止用としてのアーム26を揺動自在に係
止している。
したがつて、走行用ドラム18に巻込まれる索はその交叉
部分で重なり合うことなく、しかも接触長さが該ドラム
18の案内溝下端に水平に巻込む場合に比して短かいもの
であるから(接触面が小)、その接触抵抗が小さく、動
力損失が軽減され、また、索道27が曲線に架設された場
合でも、第2図に示すように主動走行キヤレージa、従
走キヤレージb共にそれぞれ垂直軸1、5を中心に所定
の揺動トルクを確保して直接走行用ドラム18の交叉部に
ねじれ作用を与えず、最大左右に各20°揺動することが
できるので、単線索道を走行用ドラム18に巻き回わしな
がら脱索することなく、安全に走行することができる。
なお、主動走行キヤレージaにおいて、支柱21に一体の
ケースの前後の配設される案内滑車22、22は第3図に示
すようにケースの前後において、上下に揺動自在に係合
されたそれぞれのアーム28、28の前後に回動自在に軸支
される場合もある。
(考案の効果) 以上のように、この考案によれば、索道の索を巻込みな
がら自走する際に、走行用ドラムにおける索の巻込みが
該ドラムを前後に挟む案内滑車により、交叉部分の重な
りを解消され、また、曲線索道に追従できるトルクを確
保することにより、交叉部分に不要な外力(ねじれ)を
発生させることなく、本体内部の動力を走行用ドラムに
伝達できるから、曲線に架設された架空索道上を脱索す
ることなく安全に走行でき、したがつて、索道の架設が
限定されず、架設作業が地形や環境状況に対応して選択
でき、撤去作業も当然に簡易となるなど経済的である
上、走行用ドラムの巻込み索の交叉部分の接触抵抗も緩
和されるなどでその動力損失も軽減されるなど、その経
済効果は多大である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る自走搬送機の要部を示す一側面
図、第2図は第1図の一部を切除した平面図、第3図は
主動走行キヤレージaにおける案内滑車の他の配設の態
様を示した部分側面図である。 図中、1、5は垂直軸、2は本体、3は逆転機、4は減
速機、6はエンジン、7は無段変速機、8、10、15は出
力軸、9、14は入力軸、11は荷上ドラム、12はユニバー
サルジヨイント、13は回転軸、16、19はスプロケツト、
17はチエーン、18は走行用ドラム、20は支軸、21、24は
支柱、22、25は案内滑車、23、26、28はアーム、27は索
道。 aは主動走行キヤレージ、bは従走キヤレージ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】主動走行手段と従動走行手段を有し、両走
    行手段の下方に駆動手段を内蔵する本体を垂下し、該駆
    動手段の動力を主動走行と荷上げに分配して成る架空索
    道に案内される自走搬送機において、主動走行手段を動
    力伝達系統を含んで本体に対して同一垂線上の垂直軸を
    中心に揺動自在に軸支するとともに、従動走行手段を本
    体に対して垂直軸を中心に揺動自在に軸支し、主動走行
    手段の走行用ドラムの前後には、該ドラムの案内溝下端
    より所要分だけ案内滑車の案内溝下端を低くするととも
    に、前後において回転軸心方向に所要分だけそれぞれの
    案内溝をずらして該案内滑車を回動自在に配設して成る
    自走搬送機。
JP1986188450U 1986-12-05 1986-12-05 自走搬送機 Expired - Lifetime JPH075005Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986188450U JPH075005Y2 (ja) 1986-12-05 1986-12-05 自走搬送機

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JP1986188450U JPH075005Y2 (ja) 1986-12-05 1986-12-05 自走搬送機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6391970U JPS6391970U (ja) 1988-06-14
JPH075005Y2 true JPH075005Y2 (ja) 1995-02-08

Family

ID=31139828

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JP1986188450U Expired - Lifetime JPH075005Y2 (ja) 1986-12-05 1986-12-05 自走搬送機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5599456A (en) * 1979-01-25 1980-07-29 Nissan Motor Suspension mechanism of aerial track car
JPS578734A (en) * 1980-06-18 1982-01-18 Nagatsune Miyamoto Fresh preservation of fibrous vegetable
JPS6131003A (ja) * 1984-07-23 1986-02-13 財団法人 機械システム振興協会 誘導型走行車用リ−ドロ−プの架設・移設作業方式

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JPS6391970U (ja) 1988-06-14

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