JPH07500350A - マクロライド系抗生物質の2−アミノ糖誘導体 - Google Patents
マクロライド系抗生物質の2−アミノ糖誘導体Info
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- JPH07500350A JPH07500350A JP5515659A JP51565993A JPH07500350A JP H07500350 A JPH07500350 A JP H07500350A JP 5515659 A JP5515659 A JP 5515659A JP 51565993 A JP51565993 A JP 51565993A JP H07500350 A JPH07500350 A JP H07500350A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明の式(1)の化合物は容易に製造される。最も一般的には、下記の式(I
II)または(IV)のマクロライド系抗生物質を次式の適切な糖ハロゲン化誘
導体
(式中のXはハロ、たとえばブロモまたはヨードである)と結合させる。次いで
結合した(すなわちグリコジル化された)マクロライド系抗生物質を下記に従っ
てさらに修飾する。
式(1目)および(IV)のマクロライド系抗生物質の製法は文献中で周知であ
る。これらのマクロライド系抗生物質に至る一般的に好ましい経路は、ストレプ
トミセス属(StrepLomyees)に属する微生物の生物発酵によるもの
である。R3がアリルである式(I I I)および(IV)の化合物は、スト
レプトミセス・ツタバエンシス(S、tsukubaensis)No、999
3(Fe rm BP−927)の発酵により得られる。Rsがエチルである式
(I f I)の化合物およびR1がメチルである式(I I r)の化合物は
、ストレプトミセス・パイグロスコピカス亜種アスコミセチヵス(S、hygr
oscopicussubsp、ascomyceticus)ATCC148
91の発酵により得られる。
ストレプトミセス・パイグロスコピカス亜種アスコミセチヵスATCC1489
1の凍結試料は、アメリカン・タイプ・カルチャー・コレクショス米国、208
52、マリーランド州ロックビル、バークローン・ドライブ12301に199
2年1月13日にブダペスト条約の条項のもとに寄託された。この新たに寄託さ
れた培養物には新たな受託番号ATCC55276が与えられた。
目1−3)にブダペスト条約の規定のもとに寄託されている。新鮮な微生物試料
がブダペスト条約の条項に従ってアメリカン・タイプ・カルチャー・コレクシシ
ンに寄託されるであろう。
上記の微生物を別個に栄養培地水溶液に装入すると、前記式IIIおよびIVの
化合物が産生されるであろう。これらのマクロライド系抗生物質を産生ずるため
の上記微生物の発酵は、実質的に米国特許第4,894,366号明細書の記載
に従って行われる。これを本明細書に参考として引用する。そこに示された方法
に対してなされた変更はいずれも当施設に既存の装置を用いるためになされたも
のであり、後記の製造例1および2に記載される。
式(1)においてRoがHであり、かつR1が式(II)のW1置換基である化
合物を製造するためには、式(I f Dまたは(IV)のマクロライド系抗生
物質を式(v)の糖ハロゲン化物と結合させる。式(v)の糖ハロゲン化物と式
(III)または(IV)のマクロライド系抗生物質の結合(すなわちグリコジ
ル化)反応は、当業者に周知の化学によって直接的に行うことができる。この結
合反応は、一般にペルアセチル化形の糖を用いて実施される。約2−4モル当量
の適宜な式ff)の糖ハロゲン化物を、反応不活性溶剤中で式(I I i)ま
たは(IV)のマクロライド系抗生物質と混合する。この型の反応に用いられる
反応不活性溶剤には、塩素化された溶剤、たとえばクロロホルム、塩化メチレン
および二塩化エチレン、エーテル系溶剤、たとえばジエチルエーテル、テトラヒ
ドロフラン、ジオキサンおよびジメトキシエタン、芳香族溶剤、たとえばベンゼ
ン、トルエンおよびキシレン:ならびに双極−升プロトン溶剤、たとえばN、
N−ジメチルホルムアミド、アセトニトリルおよびN−メチルピロリドンが含ま
れる。好ましい溶剤は塩素化された溶剤であり、特に好ましい溶剤は塩化メチレ
ンである。一般に、反応体が溶剤により溶解または懸濁されるのに十分な溶剤を
用いることが望ましい。一般に用いられる溶剤は10=−10”モル濃度のマク
ロライド系抗生物質溶液を与える範囲であり、10−1モル濃度が好ましい。無
水溶剤を使用し、また反応混合物に乾燥剤を添加することにより、反応に際して
乾燥状態を維持する。
一般にこの目的で用いられる乾燥剤は分子ふるい、硫酸カルシウムおよび硫酸マ
グネシウムである。好ましい乾燥剤は4人分子ふるいである。
試薬の最初の混合は約−78℃から約70℃までの温度で実施される。好ましい
のは約−78℃から約0℃までの範囲の温度である。製造の容易さのために特に
好ましいのは、反応温度を一78℃に維持する冷却浴である。
上記の反応体を混合し、温度を一78℃に平衡化したのち、反応混合物を適切な
塩基、たとえば炭酸水銀、炭酸銀、硝酸水銀または硝酸銀で処理する。この反応
に好ましい塩基は炭酸銀である。塩基を添加したのち、反応混合物を触媒で処理
する。この反応のための代表的な触媒には、用いたその塩基に付随するカチオン
のトリフレート(triflate)、過塩素酸塩およびテトラフルオロ硼酸塩
が含まれる。好ましい触媒は銀トリフレートである。
すべての反応体および試薬を添加したのち、反応混合物を0℃に加温し、0℃で
0.5−24時間撹拌し、次いで徐々に室温に加温する。反応混合物を室温でさ
らに領 5−24時間撹拌する。一般に反応混合物を0℃で5時間撹拌し、3時
間にわたって室温にまで昇温させ、次いで室温で16時間撹拌する。次いで生成
物を当業者に慣用される手法で反応混合物から単離する。たとえば濾過助剤、た
とえばセライト(Celile、登録商標)を通して単純に濾過し、次いで蒸発
させると残渣が得られ、これをカラムクロマトグラフィーにより精製する。カラ
ムクロマトグラフィーはシリカゲルなどの固相成分、および化合物を混合物から
分HM製するために有利な溶剤混合物からなる液相成分の使用を伴うことは当業
者に自明であろう。クロマトグラフィー後に溶剤を除去することにより、グリコ
ジルマクロライドが得られる。一般にこの結合反応はマクロライド系抗生物質の
3箇所のアルコール部位のうち1箇所においてのみ起こり、この部位はC−4″
アルコール性官能基である(式r’il照)。この選択性は、恐らくマクロライ
ド系抗生物質の優先配座においてこの位置のヒドロキシル基がより利用されやす
いことによるものであろう。しカル場合により、特に反応性の高い糖)zロゲン
化物を用いると、少量のシグリコシル化物’jt(その場合R2=OR’)が形
成される。この物質は、標準法に従って一般に薄層クロマトグラフィーにより行
われる反応進行の監視に際して検出される。ングリコシル化物質はモノグリコジ
ル化物質の場合と同様に単N精製されるが、ジグリコシル化物質は一般にクロマ
トグラフィーで単離される最初の物質であり、モノグリコジル化物質はその後の
両分中に’11111されるという顕著な相異がある。添加された当量の糖塩化
物の使用、または他のパラメーター、たとえば溶剤、塩基もしくは触媒の変更が
、ジグリコシル化物質の収率に影響を及ぼす可能性がある。
式(1)においてR1がHであり、かつRoが式(II)の糖置換基である化合
物を製造するためには、式(III)または(IV)のマクロライド系抗生物質
をまずC−4#位においてヒドロキシル保護基で保護する。この目的に適したヒ
ドロキシル保護基には、該アルコールのシリルエーテル、カルボン酸エステルお
よび炭酸エステルが含まれるが、これらに限定されない。保護基は周知の有機化
学的方法によってアルコールに懸垂される。嵩高なシリルエーテルがそれらの選
択性、結合の容易さ、および除去の容易さのため好ましい。式(I I I)ま
たは(IV)のマクロライド系抗生物質を反応不活性溶剤に約〇−約30℃の温
度で溶解するのが好都合である。この型の反応に用いられる反応不活性溶剤には
双極−非プロトン溶剤、たとえばジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド
およびN−メチルピロリドン、塩素化された溶剤、たとえばクロロホルム、ジク
ロロメタンおよび1.2−ジクロロエタン:ならびにエーテル系溶剤、たとえば
ジエチルエーテル、ジオキソランおよびテトラヒドロフランが含まれる。溶剤は
特にジメチルホルムアミドである場合が多い。シリル化剤、通常はシリルトリフ
ルオロメタンスルホネート、たとえば【−ブチルジメチルシリルトリフルオロメ
タンスルホネート、またはシリルクロリド、たとえばジメチル−[−ブチルシリ
ルクロリド、トリメチルクロロシランもしくはトリフェニルクロロシランを、有
機アミン、たとえばトリエチルアミン、トリメチルアミン、4−ジメチルアミノ
ピリジンまたはイミダゾールと共に添加する。通常はイミダゾールが好ましい塩
基である。反応混合物を約1−約24時間、一般的には室温で撹拌し、次いで生
成物を反応液から当業者に周知の方法で単離する。
この時点でC−4′位において保護されているマクロライド系抗生物質を、前記
式(V)の糖ハロゲン化物と結合させることができる。この結合反応の生成物は
、糖誘導体がC−14位に酸素により結合し、かつC−4′位が保護された式(
1)の化合物の誘導体である。C−4#位を当業者に周知の有機化学的標準法に
より脱保護して、遊離ヒドロキシ化合物を得ることができる。一般に、好ましい
シリルエーテル系保護基を除去するためには、C−4#シリル保護された式(I
)の化合物をアセトニトリル、または反応不活性溶剤、たとえばエーテル系溶剤
、たとえばテトラヒドロフランまたはジエチルエーテルに約0−30°Cの温度
で溶解し、フッ化物供給源、たとえばフッ化水素またはテト、ラーN−プチルア
ンモニウムフルオリドで処理する。反応物を約1−約24時間撹拌し、次いで生
成物を当業者に周知の有機化学的標準法で単離する。
式(I)においてAおよびBが別個のものであって、それぞれHである本発明化
合物(以下、C−2デスオキソ−マクロライドと呼ぶ)を製造するためには、式
(T)においてAとBが一緒になって一〇である化合物をα−ケトアミドの還元
のための標準的条件を用いて還元する。この還元法によって、アミドに隣接する
カルボニルが、分子内の他のカルボニルに影響を及ぼすことなく選択的に還元さ
れる。一般に式(I)のC−2オキソ−マクロライドを反応不活性溶剤または溶
剤混合物に溶解し、硫化水素ガスを混合物に6−24時間、室温で吹き込む。
簡便には、このガスを反応混合物に一夜吹き込む。この反応に適した反応不活性
溶剤には以下のものが含まれるが、これらに限定されない:有機塩基、たとえば
ジエチルアミン、トリエチルアミン、ジメチルアミン、トリメチルアミン、ピベ
リンン、モルホリンおよびアニリン、双極−非プロトン溶剤、たとえばN、 N
−ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシドおよびN−メチルピロリドン、
ならびにアルコール系溶剤、たとえばメタノール、エタノールおよびプロパツー
ル。
最適収率を達成するために、または還元経路に影響を及ぼすために、これらの溶
剤2P!以上の組み合わせがしばしば用いられる。たとえばAがHであり、かつ
BがOHであるマクロライド系抗生物質は、メタノールを溶剤として用いて製造
される。C−2デスオキソ−マクロライドを得るために特に好ましい溶剤系は、
等量のピリジンおよびN、 N−ジメチルホルムアミドである。反応が完了した
時点で、生成物を当業者に自明の有機化学的標準法で単離する。
あるいは式(I I I)または(IV)のマクロライド系抗生物質を、グリコ
ジル化の前に上記方法で還元してもよい。還元後にこのマクロライド系抗生物質
を前記に従ってグリコジル化することができる。
式(1)において点線が結合を表し、かつR2が水素である本発明化合物を製造
するためには、式(1)においてR2が−OHであり、かつ点線が結合を表さな
い化合物(以下、β−ヒドロキシケトンと呼ぶ)を、欧州特許出願第32304
2号明細書の記載に従って脱水する。一般に触媒量の有機酸を含有する反応不活
性溶剤に、β−ヒドロキシケトンを溶解する。適切な反応不活性溶剤は芳香族溶
剤、たとえばベンゼン、トルエン、キシレンなどであり、トルエンが好ましい。
有機酸は一般にトルエンスルホン酸、ショウノウ(樟脳)スルホン酸などの酸か
ら選ばれ、トルエンスルホン酸が好ましい。反応混合物を約50−約120℃で
約5分ないし約1時間加熱する。一般に蒸気浴温度(約100℃)が好ましく、
反応を簡潔させるには一般に5分で十分である。反応生成物を当業者に周知の方
法に従って単離する。反応は一般に既にグリコジル化されている化合物について
実施される。
式(I)においてR5およびR6がヒドロキシであり、かつR4がヒドロキシメ
チルである本発明化合物を製造するためには、式(1)においてR6およびR6
がアセトキシであり、かつR4がアセトキシメチルである化合物を、後記に示す
ように当業者に知られている標準的条件で脱アセチル化する。この選択的脱アセ
チル化は存在するアミドには影響を及ぼさず、アルコキシド塩基をアルコール系
溶剤中の脱アセチル化すべき物質の溶液に0℃で添加することによって容易に達
成される。一般に触媒量、たとえば0.01当量の塩基を用いる。通常はそのア
ルコール系溶剤のアルコキシド塩基を用いることが好ましい。使用しやすさおよ
び反応性に関して最も好ましいものは、メタノールが溶剤であり、かつナトリウ
ムメトキシドが塩基である系である。生成物の単離は当業者に周知の標準法に従
って行われる。
式(v)の糖ハロゲン化物は、容易に人手し得ない場合には、容易に入手しうる
式(VI)の2−アミノ糖・
(式中のR11はH,(CI C<)アルキル、または(C2C4)アルカノイ
ルである)から、当業者に周知の標準的/10ゲン化法を用いて簡便に製造する
ことができる。
臭素化が好ましい方法である。場合により塩素化も採用しうる。臭素化は、式(
Vl)の1−ヒドロキシ、アルコキシまたはアルカノイルオキシ糖誘導体を有機
酸系溶剤、たとえば酢酸に溶解することにより行われる。糖が1−ヒドロキシま
たは1−アルコキシ糖である場合、一般に1−10当量の無水酢酸が添加される
。好ましい基質は1−アセトキシ糖誘導体である。反応温度が約−20℃ないし
約O℃の範囲になるように、反応混合物を冷却する。一般に好ましい温度は約0
℃である。冷却された反応混合物を酢酸溶剤中の臭化水素酸溶液で処理する。
一般に大過剰、たとえば10−40モル当量の臭化水素酸が用いられる。反応混
合物を室温にまで昇温させ、反応が完了するまで撹拌する。一般に便宜上、反応
混合物を一夜撹拌する。臭素化生成物のFIIMは当業者に周知の直接的方法で
行われる。しばしばこれは真空中で溶剤の除去するにすぎない。場合により、溶
剤の除去をより完全に行うために、反応溶剤を共沸させる補助溶剤、たとえばト
ルエンを用いる。時にはカラムクロマトグラフィーを用いて、それ以上の精製が
行われる。
式(Vl)においてR7およびR8がそれぞれ(CI−C4)アルキルである化
合物を製造するためには、式(Vl)においてR7およびR8がそれぞれHであ
る化合物を当業者に知られているeA準的アルキル化条件下で反応させる。同様
に、式(Vr)1.1mおいてR7カ用であり、かつR@が−COR’、−CC
hR’、−COCH!R’、または−5O!R’である化合物を製造するために
は、式(Vl)においてR7およびR8がそれぞれHである化合物を、標準的な
アミノ−アシル化または一スルホン化法により反応させる。たとえば式(v■)
においてR7およびR1がそれぞれHである化合物を、反応不活性溶剤中で下記
の過剰のアシル化剤またはスルホン化剤(これらに限定されない)と反応させる
:無水酢酸、無水トリフルオロ酢酸、(CI Cg)アルカノイルクロリド、(
Cs Ca)シクロアルカノイルクロリド、ベンゾイルクロリド、クロトニルク
ロリド、ニコチノイルクロリド、インニコチノイルクロリド、ピコリノイルクロ
リド、チオフェンカルボニルクロリド、フルフリルクロリド、またはR9−置換
スルホニルクロリド。この型の反応に適した反応不活性溶剤には、塩素化された
溶剤、たとえばクロロホルム、塩化メチレンおよび二塩化エチレン、芳香族溶剤
、たとえばベンゼン、トルエンおよびキシレン:ならびに双極−非プロトン溶剤
、たとえばN、 N−ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシドおよびN−
メチルピロリドンが含まれる。好ましいのは塩素化された溶剤であり、特に好ま
しいのは塩化メチレンである。酸付加塩形のアミノ糖を用いて反応を実施する場
合、プロトンスカベンジャーとして塩基を添加する必要がある。一般に弱塩基、
たとえばピリジン、または有機アミン、たとえばジエチルアミン、トリエチルア
ミン、トリメチルアミン、もしくはピペリジンの使用で十分である。この反応に
極めて好ましい塩基はピリジンである。当業者に周知の標準法で生成物を中継す
ると、アミノ糖のアシル誘導体が得られる。
式(VI)においてR4が−COz R’または−CO2Hであるアミノ糖誘導
体を製造するためには、式ff1)においてR7およびRsがそれぞれHであり
、R4が−CH20Hであり、かつR5およびR6がそれぞれ−OHであるアミ
ノ糖の1−ヒドロキシ基を当業者に知られている標準的保護方法で保護する。一
般にペンシル基などが保護基として用いられる。次いで式ffI)においてR7
およびR6がそれぞれHであるこの保護されたアミノ糖を、前記に従ってN−ア
ルキル化、N−アシル化、またはN−スルホン化する。次いで式(Ml)におい
てR4が−CH20Hであり、かつR3およびR6がそれぞれ−OHである、N
−置換、1−保護されたこのアミノ糖を、当業者に知られている糖酸化化学の標
準法1こより酸化する。一般に式(Vl)においてR6およびR6がそれぞれ−
OHであり、R4が−CH20Hであり、R7がHであり、R8が−COR’、
−CO2R’、−C(hCHAR’、または−5O2R9であり:かつR”が保
護基であるこのアミノ糖を、反応不活性溶剤、たとえばベンゼン、アセトニトリ
ルまたは酢酸エチル1こ溶解し、そして触媒量の酸化白金で処理する。酸素ガス
を約2−約24時間、室温で反応混合物に吹き込む。このウロン酸誘導体を当業
者に知られている標準法で反応液から中継する。
式(Vl)においてR5およびR6がそれぞれ一0COR’または一〇C02R
”である化合物を製造するためには、式vlにおいてR5およびR6がそれぞれ
−O■1である化合物を、当業者に知られている標準的なアシル化条件下または
有機化学方法で反応させる。一般に式(V’I)においてR5およびR@がそれ
ぞれ−OHである化合物を、適切なアシル化剤、たとえば無水酢酸(これに限定
されな−リと、反応不活性溶剤、たとえば酢酸中で、約〇−約25℃において反
応させる。
当業者に知られている化学的標準法で生成物を中継する。
式(■1)においてR″が−C)120 COR’または−CHzOCChR’
であり、かつR5およびR儂がそれぞれ一0COR’または一0CO,R’であ
る化合物を製造するためには、式(Vl)においてR″が−CH20Hであり、
かつR5およびR8がそれぞれ−OHである化合物から出発して、上記節の方法
を用いる。
あるいは式(1)の化合物は、上記の結合(グリコジル化)反応を採用し、ただ
し式(V)の糖!・ロゲン化物の代わりに次式のアジド置換された糖誘導体を用
いて製造することができる゛
(VIE)
この式のアンド化合物は、レミュ−(Lemiuex)ら[Canadian
Journal of Chemistry、 57.1244−51(197
9)]が述べた方法で製造される。
こうしてアシド糖クロリドと結合させたのち得られたマクロライド系抗生物質を
その場で水素化およびアシル化して、式(1)においてR4が−CH20COR
”または−CH20CO2R’であり、R5およびR6がそれぞれ一〇COR’
または一0CChR’であり、R7がHであり、かつR8が−COR’または−
Co!R’である化合物が得られる。
水素化は一般に、水素化すべき物質(基質)を反応不活性溶剤中で、貴金属触媒
の存在下に撹拌または振盪することにより実施される。反応は一般に約〇−約6
0℃、好ましくは約25℃の温度で実施される。水素圧は一般にほぼ大気圧から
約60PSI (約4.2kg/cmりまでの範囲に維持され、約20−約50
Psi(約1.4−3.5kg/cmりがより好ましい。極めて好ましいのは5
0PSI (約3.5kg/cmりの圧力である。反応不活性溶剤はジエチルエ
ーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン、1.2−ジメトキシエタン、ジメチ
ルホルムアミド、エタノール、メタノール、蟻酸、酢酸およびプロピオン酸など
の溶剤から選ばれる。この水素化に特に好ましい溶剤は酢酸である。この反応に
用いるために好ましい貴金属触媒は、パラジウム、白金、ロジウムおよびエチル
である。その反応性のため特に好ましいのはパラジウムである。触媒は不活性媒
質、たとえば炭素に担持させるのが好都合であり、触媒は通常は約0.01−約
25重量%の量で存在する。特に好ましいのはアジド化合物の重量に対して0.
1−約10重量%である。反応は一般に密閉フラスコ、たとえば水素を導入し、
かつ希望する圧力を維持するためのパル・シェーカー装置に取り付けた/くルボ
トル内で実施される。これらの条件下で反応を実施すると、反応は通常数時間以
内、たとえば約2−約24時間で完了する。
水素化が完了した時点で反応フラスコをパル・シェーカーから取りはずし、その
内容物をこの新たに形成されたアミンとの完全な反応を保証するのに十分な無水
酢酸で処理する。反応容器を数分間、たとえば3−30分間回転させ、その時点
で反応混合物をセライトおよび木炭により濾過する。濾液を有機化学的標準法に
従って精製して、目的とするマクロライド系抗生物質を得る。
R4が−COzHである場合のように本発明の式(1)の化合物が酸性である場
合、本発明は式(1)の化合物の薬剤学的に受容しうる塩類をも包含する。
それに用いられる薬剤学的に受容しうる代表的カチオン塩類には下記のものが含
まれる・アルカリ金属塩(たとえばナトリウムおよびカリウム)、アルカリ土類
金属塩(たとえばマグネシウムおよびカルシウム)、アルミニウム塩、アンモニ
ウム塩、ならびに有機アミン、たとえばベンザチン(N、 N’ −ジベンジル
エチレンシアミン)、コリン、ジェタノールアミン、エチレンシアミン、メグル
ミン(N−メチルグルカミン)、ヘネタミン(N−ベンジルフェネチルアミン)
、ジエチルアミン、ピペラジン、トロメタミン(2−アミノ−2−ヒドロキシメ
チル−1,3−プロパンジオール)、およびブpカインとの塩類。この種の特に
好ましい塩はナトリウム塩である。
本発明の薬剤学的に受容しうる塩類は、酸形のものを、通常は1当量の適宜な塩
基と、補助溶剤中で反応させることによって容易に製造される。代表的な塩基は
水酸化ナトリウム、ナトリウムメトキシド、水酸化マグネシウム、水酸化カルシ
ウム、ベンザチン、コリン、ジェタノールアミン、ピペラジンおよびトロメタミ
ンである。上記の塩は濃縮乾固することにより、または非溶剤の添加により単離
される。多くの場合、塩類は好ましくは上記酸の溶液と、そのカチオンの異なる
塩類(エチルへキサン酸ナトリウムまたはカリウム、オレイン酸マグネシウム)
の溶液を、目的とするカチオン塩がそれから沈殿する溶剤(たとえば酢酸エチル
)を用いて混合することにより製造されるか、さもなければ濃縮および/または
非溶剤の添加により単離することができる。
R7およびR1がそれぞれHもしくは(C1−C4)アルキルであるか、または
R7がHであり、かつR8が(C,−C,)アルキルである場合のように、本発
明の式(1)の化合物が塩基性である場合、本発明は式(1)の化合物の薬剤学
的に受容しうる酸付加塩類をも包含する。
薬剤学的に受容しつる代表的な酸付加塩には、塩酸塩、臭化水素酸塩、硫酸塩、
硫酸水素塩、リン酸塩、リン酸水素塩、リン酸二水素塩、酢酸塩、コハク酸塩、
クエン酸塩、メジラード(メタンスルホン酸塩)、およびトシラート(p−トル
エンスルホン酸塩)が含まれる。これらの塩類は塩基形のものを適宜な酸と反応
させることによって容易に製造される。塩が一塩基酸のもの(たとえば塩酸塩、
臭化水素酸塩、p−1−ルエンスルホン酸塩または酢酸塩)、二塩基酸の水素形
のもの(たとえば硫酸水素塩またはコハク酸塩)、または三塩基酸の水素形のも
の(たとえばリン酸二水素塩またはクエン酸塩)である場合、少なくとも1モル
当量、通常は過剰モルの酸を用いる。しカル、硫酸塩、ヘミコハク酸塩、リン酸
水素塩、リン酸塩などの塩類を目的とする場合、適切な、かつ厳密な化学当量が
一般に用いられるであろう。通常は目的とする塩がそれから沈殿する補助溶剤中
で遊離の塩基と酸を混相するか、さもなければ濃縮および/または非溶剤の添加
によりfIIMすることができる。
本発明の式(1)のマクロライド系抗生物質に関しては、非対称炭素原子および
二重結合のため、配座異性体または立体異性体形、たとえば光学異性体および幾
何異性体が存在すると解すべきであり、それらの異性体も本発明の範囲に含まれ
る。
こうして製造された式(I)の化合物は、移植に対する抵抗、および自己免疫疾
患、たとえば慢性関節リウマチまたは乾磨の処置に特に有用である。移植に対す
る抵抗を処置する際には、式(1)の化合物を予防的に、または移植された器官
もしくは組織に対するヒト対象者の不都合な反応に応じて用いることができる。
予防的に用いる場合、式(I)の化合物を移植手術に先立って患者に投与するか
、または移植すべき組織もしくは器官に投与する。予防処置には、移植手術後で
はあるが移植に対する不都合な反応の徴候が見られる前の薬剤投与も含まれる。
不都合な反応に応じて投与する場合は、抵抗の外的徴候が明らかになったのちに
、移植に対するこの抵抗を処置するために式(1)の化合物を患者に直接に投与
する。
ヒトを含む哺乳動物において移植に対する抵抗、および自己免疫疾患、たとえば
慢性関節リウマチまたは乾1の治療に用いるためには、式(1)の化合物を疾患
の治療に有効な量で含有する適切な薬剤組成物として配合する。投与される個々
の式(1)の化合物の効力に応じて、約0,05−約30mg/kg体重/日を
1日1回または多数回の投与で、治療すべき哺乳動物に投与する。より好ましい
範囲は0.1−約20mg/kg体重/日であるが、特別な場合には担当医師の
判断において、上記の広い方の範囲外の用量が必要になる場合がある。好ましい
投与経路は一般に経口によるが、特別な場合、たとえばその標的に対して経口投
与が不適切である場合、または患者が種々の理由で薬物を摂取し得ない場合には
、非経口投与(たとえば静脈内、筋肉内、皮下または骨髄内(inLramed
ullary))が好ましいであろう。患者が皮膚疾患、たとえば転層を患って
いる場合、または組織もしくは器官の表面に薬剤を付与するのが最良であると医
師が判断した場合、局所投与も指示しうる。
こうして製造された式(1)の化合物は真菌により引き起こされた感染症の治療
にも有用である。ヒトを含む哺乳動物においてこれらの真菌感染症の治療に用い
るためには、式(I)の化合物を疾患の治療に有効な量で含有する薬剤組成物と
して配合する。投与される個々の式(1)の化合物の効力に応じて、約0.05
−約30mg/kg体重/日、1日1回または多数回の投与が、治療すべき哺乳
動物に投与する量である。より好ましい範囲は0. 1−約20mg/kg体重
/日であるが、特別な場合には担当医師の判断において、上記の広い方の範囲外
の用量が必要になる場合がある。好ましい投与経路は一般に経口によるが、特別
な場合、たとえばその標的に対して経口投与が不適切である場合、または患者が
種々の理由で薬物を摂取し得ない場合には、非経口投与(たとえば静脈内、筋肉
内、皮下または骨髄内)が好ましいであろう。組織もしくは器官の表面に薬剤を
付与するのが最良であると医師が判断した場合、局所投与も指示しうる。
本発明の化合物は一般に式(I)の化合初歩なくとも1種、および薬剤学的に受
容しつるベヒクルまたは希釈剤を含む薬剤組成物の形で投与される。これらの組
成物は一般に常法により、投与様式に適した固体または液体のベヒクルまたは希
釈剤を用いて配合される°経口投与のためには錠剤、硬または軟ゼラチンカプセ
ル、懸濁剤、顕粒剤、散剤などの形、非経口投与のためには注射用の液剤または
懸濁剤などの形:局所投与のためには液剤、ローション剤、軟責剤(ointm
ent、5alve)などの形。
移植に対する抵抗、および自己免疫疾患、たとえば慢性関節リウマチまたは乾1
の治療における薬剤としての本発明化合物の有用性は、後記の生物学的スクリー
ニング法におけるそれらの化合物の有効性により証明される。これらの生物学的
スクリーニング法は、式(1)の化合物の有効性を他の既知化合物の有効性と比
較する手段をも提供する。これらの比較の結果は、ヒトを含む哺乳動物において
移植に対する抵抗、および自己免疫疾患、たとえば慢性関節リウマチまたは乾磨
の治療に用いるための用量を比較するのに有用である。
ヒト混合リンパ球反応(MLR)は、インビトロで免疫反応を生じさせ、これを
3H−チミジンの取り込みにより測定するために用いられる。このスクリーニン
グ法は改良二方向MLR(modified two−way MLR)におい
て末梢血単核球を用いる。HLAタイプD抗原の不同性(dispariLy)
を保証し、従ってi!2+1激を最大にするために、凍結したドナー細胞のプー
ルを刺激細胞(stimulajor)集団として用い、新たに単離した細胞を
応答細胞(re 5ponde r)S団として用いる。
新たに採取した単核球を、下記を富化したRPMI−1640に懸濁する。0゜
5%MEM非必須アミノ酸(100X)溶液、1% L−グルタミン(200m
M)、1% MEMビタミン類(100X)、1%ペニシリン ストレプトマイ
シン溶M(10,001位/mL)、および15%熱不活性化ヒトAB血清(N
AB I)。細胞を計数し、濃度を5X10’細胞/mLに調整する。次いでこ
の溶液を丸底96ウエルプレートに100μL/ウエルの量で移す。こうしてこ
れらのプレートは応答細胞を収容している。
刺激細胞は、数種類の異なる個体から採集した単核球をプールすることにより調
製される。細胞を90%ヒトAB血清および10%DMSOに、細胞数が2×1
07細胞/mLになるように懸濁する。この細胞を液体窒素中に保存する。ML
Rについては、生存細胞を5×105細胞/mLに希釈し、応答細胞を収容した
プレートに100μL/ウエルを添加する。応答細胞と刺激細胞の混合物を収容
した各ウェルに50μLの化合物溶液を添加する。各用量につき3個のウエルで
実験する。プレートを37℃で5%CO2の雰囲気下に5日間インキュベートし
、加湿する。各ウェルに1μCiの3H−チミジンを添加し、さらに18時間、
インキュベーションを継続する。細胞をLKBベータ・プレートシステムにより
採取する。
刺激された対照に対する抑制率パーセントは下記の方程式により得られる・略号
Cpmはカウント毎分として定義される。RPMI−1640はシグマから人手
される組織培地である。
上記のMLRスクリーニング法における有効性は、これらの有効化合物が移植に
対する抵抗、ならびに自己免疫疾患、たとえば慢性関節リウマチおよび乾廚の治
療に有用であることを示唆する。
種々の真菌に対する本発明のマクロライド系抗生初雪の抗微生物活性は、サブロ
ー寒天における系列寒天希釈法により測定される。最小発育阻止濃度(MIC)
は30℃で24時間のインキュベーション後にめる。
本発明を以下の実施例により説明する。ただし本発明はこれらの例の個々の詳細
事項に限定されないと解すべきである。特に明記しない限り、反応はすべて不t
&性雰囲気、たとえば窒素中で実施される。略号THF、DMSO,DAST。
DMAPおよびAcを用いた場合、それらはそれぞれテトラヒドロフラン、ジメ
チルスルホキシド、ジメチルアミノースルファートリフルオリド、4−シメチル
アミノビリンンおよびアセチルを意味する。特に明記しない限り、糖ハロゲン化
物は糖類と同様に、信顛できる業者、たとえばシグマまたはアルドリッヒから購
入された。無水溶剤を使用し、無水とは実質的に水を含有しないことであると定
義される。
″反応不活性溶剤″という表現を上記で用いた場合、それは目的生成物の収率に
不都合な影響を及ぼす様式で出発原料、試薬、中間体または生成物と相互作用し
ないいずれかの溶剤を意味する。
製造例1および2に見られる用語または頭字語については、後にさらに詳述する
。
PYEA寒天は、ディフコマルトース(10g)、ディフコ酵母エキス(4g)
、ブドウ糖(4g)、ディフコ寒天(15g)および新鮮なココナツミルク(5
0mL)を、1リツトル溶液が得られるのに十分な脱イオン水に溶解し;この溶
液をlNNaOHでpH7,3に調整することにより調製される。
ATCC172培地は、グルコース(10g)、可溶性デンプン(20g)、酵
母エキス(5g) 、NZ−アミンA(ディフコ、5g)および炭酸カルシウム
(1g)を、1リツトル溶液が得られるのに十分な脱イオン水に溶解し;この溶
液をIN KOHでpH7,0に調整することにより調製される。
JDYTT培地は、セレローズ(10g)、トウモロコシデンプン(5g)、コ
ーンスチープリカー(5g) 、NZ−アミンYTT (5g) 、塩化コバル
ト(0,002g)および炭酸カルシウム(3g)を、1リツトル溶液が得られ
るのに十分な脱イオン水に溶解し、この溶液をIN NaOHでpH7,2に調
整することにより調製される。
NZ−アミンAおよびNZ−アミンYTTは、上記培地の他の大部分の成分と同
様にディフコから人手される。
上記のPvI L Rプロトコールにおいて、RPMI−1640はMLR研究
に用いられる標準的培地であり:MEMは′最小必須培地″と定義され、NAB
Iは供給業者である。
実施例1
17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−[2’−(4″−(2″′−デ
オキシ−2”−トリフルオロアセトアミド−3″′、4″′、6″′−トリー0
−アセチル−β−D−グルコピラノシルオキシ)−3’−メトキトジシクロヘキ
シル)−1′−メチルビニル]−23,25−ジメトキシ−13,19,21,
27−チトラメチルー11.28−ジオキサ−4−アザトリシクロ[22,3,
1,0’ 9]−オクタゴス−18−エン−2,3,10,16−チトラオン製
造例1の表題化合物(2,48gL製造例3の表題化合物(2,9g)、および
4人モレキュラーシーブ(破砕、5.0g)の、塩化メチレン(無水、150m
L)中における撹拌されたスラリーに、−78℃で炭酸銀(5,15g)、次い
で銀トリフレート(0,83g)を添加した。反応混合物を8時間にわたって室
温にまで昇温させ、次いでさらに5時間撹拌した。得られた淡褐色のスラリーを
セライト(登録商標)によりll!過し、11!液を真空中で蒸発させた。残渣
をシリカゲル上で、ヘキサン/酢酸エチル(2/1)により溶離して精製し、生
成物(0,93g、25%)を得た。
”CNMR(300MHz、CDCis) (主ローチー? −(rotame
r) )δ213.36.197.1.192.82.170.94.170.
77、169.44.169.03.164.92および138、85゜質量ス
ペクトル(FAB) :1197.2 (分子イオン+Na’)実施例2および
3
実施例1に示したものと実質的に同じ方法で、ただし製造例3の表題化合物の代
わりに適宜な糖ハロゲン化物1モル当量を用いて、下記の化合物を製造した。
2.17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−[2’−(4’−(2″′
−デオキシ−22−アセトアミド−3″′、4″′、6″′−トリー〇−アセチ
ルーβ−D−グルコピラノシルオキシ)−32−メトキトジシクロヘキシル)−
1′−メチルビニル]−23,25−ンメトキシー13.19.21.27−チ
トラメチルー11.28−シ第44−4−7ザト’J シクロ[22,3,1,
0” ]−tり9コス(8−y−ン−2゜”CNMR(500MHz、CD3C
OCDり(主0−テーマ−):δ211.94.197.93.170.75.
170.478.170.21.170.013.169.80.166.1.
138゜88、132.80および132.21゜質量スペクトル(FAB)
: 1143.5 (分子イオン+Na”)
3、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−[2’−(4’−(2”
−デオキシ−21′−アジド−3”、4”、6”−トリー缶アセチルーβ−D−
ガラクトピラノシルオキシ)−3′−メトキトジシクロヘキシル)−1′−メチ
ルビニル]−23,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメチル
−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ[22,3,1,041]−オク
タゴス−18−エン−2,3゜10、16−チトラオン
質量スペクトル(FAB) : 1127 (分子イオン+Naつ実施例4
17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−[2’−(4″−(2″−デオ
キシ−2#′−アセトアミド−3”、4”、6”−トリー〇−アセチルーβ−D
−ガラクトピラノシルオキシ)−31−メトキトジシクロヘキシル)−1′−メ
チルビニル]−23,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメチ
ル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ[22,3,1,049]−オ
クタゴス−18−エン−2,3゜10、16−チトラオン
製造例3の表題化合物(1g)および5%炭素上パラジウム(100mg)を酢
酸(10mL)で希釈し、反応混合物を50PSI (約3.5kg/cm2)
の水素圧および室温で16時間水素化した。反応混合物を2mLの無水酢酸で処
理し、5分間回転させた。反応混合物をセライトおよび木炭により濾過し、真空
中で濃縮し、シリカゲル上でクロマトグラフィー処理して[まず酢酸エチル/ヘ
キサン(1/1) 、次いで酢酸エチル/ヘキサン(2/1)により溶fIs]
、この実施例の表題化合物 mgを得た。
質量スペクトル(FAB) : 1143.3 (分子イオン十Naつ実施例5
17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−[2’−(4’−(2”−デオ
キシ−21−アセトアミド−3″′、4″′、6″′−トリー〇−アセチルーβ
−D−グルコピラノシルオキシ)−31−メトキトジシクロヘキシル)−1′−
メチルビニル]−23,25−ジメトキシ−13,19,21,27−チトラメ
チルー11.28−ジオキサ−4−アザトリシクロ[22,3,1,04g]−
オクタゴス−18−エン−3,10,16l2造例2の表題化合物(1,0g)
をDMF (15mL)およびピリジン(15rnL)に溶解し、硫化水素(H
zS)ガスを反応混合物に室温で一夜吹き込んだ、過剰のHIS力吠気中へ散逸
するのをタロロツクス(Chlorox) トラップにより防止した。16時間
後に反応混合物をトルエン(50mL)で希釈し、ブライン(50m、I、)で
洗浄した。溶剤をMgSO4で乾燥さぜ、溶剤を真空中で除去した。残渣をシリ
カゲルのパッドに導通し、酢酸エチル/ヘキサン(2/1)により溶離して、こ
の実施例の表題化合物490mg (50%)を得た。
I″CNMR(300MHz、CDzCh)(主ローテーマ−))δ215.1
4.174.08.171.74.170.48.170.39.169.93
.169.36.169.137.140゜76、132.04゜128.45
および122.23゜質量スペクトル(FAB) : 1129.7 (分子イ
オン+Na′″)
害廊例互
17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−[2’−(4’−(2”−デオ
キシ−2#′−トリフルオロアセトアミド−β−トグルコビラノシルオキシ)−
3′−メトキトジシクロヘキシル)−1’ −メチルビニル]−23,25−ジ
メトキシ−13,19,21,27−チトラメチルー11.28−ジオキサ−4
−アザトリシクロ[22,3,1,0” ]−]オクタスス−18−エン−23
,10,16−チトラオン実施例1の表題化合物(1,0g)をメタノール(1
00mL)に溶解し、ナトリウムメトキシド(20mg)で処理した。反応混合
物を0℃で8時間撹拌し、次いで使い捨てビペツ)・がらの1滴の酢酸で処理し
た。溶剤を真空中で除去し、残渣をシリカゲル−Lで、THFにより溶離して精
製し、610mgの泡状物(50%)を得た。
実施例7および8
実施例6に示したものと実質的に同じ方法で、ただし実施例1の表題化合物の代
わりに実施例2−5の生成物のうちいずれかを1モル当量用いて、下記の化合物
を製造した。
7.17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−1242’−(4’−(2′′〜
デオキシ−21′−アセトアミド−β−D−グルコピラノシルオキシ)−35−
メトキトジシクロヘキシル)−1′−メチルビニル]−23,25−ジメトキシ
−13,19,2J、、 27−テトラメチル用、2B−ジオキサ+アザトリシ
クロ[22,3,10’ 9]−オクタニス−18−エン−2,3,10,1,
6−チトラオン”CNMR(300MHz、CD30D)(主ローチー−q=)
: δ21.2.02゜196、8,172.26.169.29.および16
6゜08. ’it量スペクトル(FAB) :1017.6(分子イオン+N
a”)
8.17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−[2’−(4″〜(2″′
−デオキシ−21−アセトアミド−β−〇−グルコピラノシルオキシ)−3#−
メトキトジシクロヘキシル)−1′−メチルビニル]−23,25−ジメトキシ
−13,19,21,27−チトラメチルー11゜28−ジオキサ−4−アザト
リシクロ[22,3,1,0’ 91−オクタニス−18−エン−3,10,1
6−チトラオンI3CNMR(300MHz、CD2C1t)(主ローテーマ−
)・ δ215.0゜1?4.1.172.6.169.5.141.1゜製造
例1
17−エチル−1,14−ジヒドロキシ〜12−[2’−(4″−ヒドロキシ−
3″−メトキトジシクロヘキシル)−1′−メチルビニル]−23,25−ジメ
トキシ−13,19,21,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−
アザトリシクロ[22,3,1,0’ 9]−オクタニス−18−エン−2,3
,10,1,6−チトラオン
ストレプトミセス・パイグロスコピカス亜種アスコミセチカス培養物ATCC1
4891を、PYEA寒天斜面(10g/L ディフコマルトース、4g/Lデ
ィフコ酵母エキス、4g/L ブドウ糖、15g/L ディフコ寒天、および5
0mL 新鮮なココナツミルク、これを脱イオン水で1リツトルに希釈し、次い
でIN NaOHでpH7,3に調整した)に乗せた。この調製物を28℃で1
0−12日間インキュベートし、次いで10mLのATCC172培地(10g
/L グルコース、20g/L 可溶性デンプン、5g/L 酵母エキス、5g
/L NZ−アミンA5およびIg/L 炭酸カルシウム。IN KOHでpH
を7.0に調整した)を入れた無菌のIX6振盪試験管に胞子を移した。試験管
を28℃でインキュベートし、回転振盪機上において約1.50−200回転/
分で振盪した。4−5日後にブロスをグリセリンおよびATCC172培地で4
0%に希釈し、次いで無菌的に冷却試験管(cryotube)に移した。
各試験管に1 / 2 m Lのブロスを装填した。保存期間中はこれらの試験
管を一80℃に凍結した。
超低調貯蔵庫からの試験管を接種用フラスコの調製のための接種材料として、3
00mLの振盪フラスコ中の50mLの無菌JDYTT培地当た培地水の試験管
を用いた。JDYTT培地の組成は、10g/L セレローズ、5g/LNZ−
アミンYTT、0.002g/L 塩化コバルト、および3g/L 炭酸カルシ
ラムチあった。JDYTT培地のp HをIN NaOHでpH7,2に調整し
た。振盪試験管を約150−200回転/分および28℃で回転振盪機上におい
て振盪およびインキュベートした。
約3−5日令の振盪フラスコ接種材$42mLを、80mLのJDYTT培地を
入れた第2段階フラスコ接種材料の接種に用い、これを3Lのジャーファーメン
タ−内で用いた。ファーメンタ−培地は45g/L コーンスターチ、]、Og
/Lコーンスチーブリカー、]、Og/L アンバー(amber)またはベー
カー乾燥酵母、3g/L 炭酸カルシウム、および0.005g/L 塩化コバ
ルトであった。pHをIN NaOHで約6. 4−6. 8に調整した。1m
Lの消泡剤P−2000を100mLの大豆油と共にシャーファーメンタ−に添
加した。
pHをIN NaOHで約6. 4−6. 8に調整し、材料を170Orpm
で撹拌した。温Iを28°Cに維持し、無菌の空気を1容量/容量/分の速度で
培地に吹き込んだ。
接種後に、無菌の大豆油を用いて発泡を制御した。長期間の発酵の場合、用いた
培地によっては糖含量を監視し、低下する糖水率を0.05%以上に維持するた
めに40.60および90時間目に糖供給材料を用いることができる。発酵を4
6時間行った。
薄層クロマトグラフィーおよびHPLCの標準法により発酵ブロスを監視し、相
対力価を計算した。
生成物は主として菌糸中に見られたが、ブロス全体を仕上げ処理することが好ま
しい。従って、発酵過程が終了したのち、ブロス全体をその容量の1/3−1/
2のメチルイソブチルケトン(MIBK)で2回抽出した。各層をデラバル(D
eLaval)分M器またはポトビエルニアク抽出器により分離した。溶剤層を
清澄化し、まず真空がま内で、次いで回転蒸発器内で濃縮した。濃縮物を2OL
のカーボイ(carbuoy)内で、カーボイ当たりIOLの上層およびILの
下層のへブタン/アセトニトリル 10/1系を用いて、試験管4本の向流分配
を行った。有効な下層を採集し、合わせて濃縮した。この材料をさらにフロリシ
ル(Florisil)を通して濾過することによりM製した(塩化メチレン濃
度を漸増させながら、順次へキサン、ヘキサン/塩化メチレン、および塩化メチ
レンで洗浄)。有効性は大部分が塩化メチレン画分中に見られた。これらを合わ
せて濃縮した。2回目の濾過工程を実施し、この場合はシリカゲルを通した(ヘ
プタン、塩化メチレン、塩化メチレン/酢酸エチル、および酢酸エチルで洗浄)
。有効性は大部分が塩化メチレン/酢酸エチル混合物を含有する両分、および酢
酸エチルのみを含有する画分中に見られた。これらを合わせて濃縮し、塩化メチ
レンに再溶解し、DARCOG60で処理した。次いで試料を12−45gずつ
に分け、各試料をさらにPrep 500M体クロマトグラフ上でシリカゲルカ
ラムを用い、100%塩化メチレンから開始して100%酢酸エチルで終了する
線状濃度勾配を用いてクロマトグラフィー処理した。有効画分を合わせて濃縮し
、Prep 500上で逆相C3C)シリカゲルを用い、アセトンから開始して
100の%水で終了する線状濃度勾配により溶離するクロマトグラフィー処理を
行った。清浄な生成物がカラムからll1111tlされた最終成分として得ら
れた。
上記発酵法の有効画分は下記のバイオアッセイにより判定された。
12.5mmのディスクを寒天表面に直接に乗せた。カンジダ・アルビカンス(
Candida albicans)ATCC14053、サツカロミセス・バ
ストリアヌス(Saccharomyces pastrianus)FD37
37、ならびに感受性菌株パイソクラミス・フルバ(Byssochlamis
fulva)FM 10.300 (S)およびFM 10.464 (R)を
用いた。これらカンジダおよびサツカロミセスの平板を37℃で18時間インキ
ュベートし、次いで平板を有効性に関して試験した。バイソクラミスの平板は2
8℃でインキュベートし、18時間後に読み取った。FK506およびFK52
0(CP−105051)のみを含有する平板がパイソクラミス菌株に対して有
効であった。不純な画分にゲリシンを含有)は他の菌株に対しても有効であった
。
画分の純度を判定するためにHPLC法をも採用した。この方法はデュポン、ゾ
ルパックス(Zorbax)CNカラム(4,6mmX25cm) 、および5
5/45 水/アセトニトリルからなる系、および流量1mL/分の使用を伴っ
た。検出は214nmで行われた。ブロス試料(20mL)をMIBK(20m
L)と混合し、約4−5分間振盪した。層を分離し、溶剤をほぼ乾燥するまで濃
縮した。残渣を1mLの純アセトニトリルに装入し、5μLの試料をHPLCに
注入した。FK520の保持時間はこれらの条件下で約12.7分である。
製造例2
17−アリル−1,14−ジヒドロキシ−12−[2’−(4’−ヒドロキシ−
3′−メトキトジシクロヘキシル)−1′−メチルビニル]−23,25−ジメ
トキシ−13,19,21,27−チトラメチルー11.28=ジオキサ−4−
アザトリシクロ[22,3,1,04”]−]オクタスス−18−エン−23,
10,16−チトラオン
ストレプトミセス・ツクバエンシスNo、9993 F’ERM BP−927
を、PYEA寒天斜面(Log/L ディフコマルトース、4g/Lディフコ酵
母エキス、4g/L ブドウ糖、15g/L ディフコ寒天、および50mLの
新鮮なココナツミルク、これを脱イオン水で1リツトルに花釈し、次いでIN
NaOHでpH7,3に調整した)に乗せた。この調製物を28℃で10−1.
2日間インキュベートし、次いで10mLのATCC172培地(Log/L
グルコース、20g/L 可溶性デンプン、5g/L 酵母エキス、5g/L
NZ−アミンA1およびIg/L 炭酸カルシウム。IN KOHでpHを7.
0に調整した)を入れた無菌のIX6振盪試験管に胞子を移した。試験管を28
℃でインキュベートし、回転振盪機上において約150−200回転/分で振盪
した。
4−5日後にブロスをグリセリンおよびATCC172培地で40%に希釈し、
次いで無菌的に冷却試験管に移した。各試験管に172mLのブロスを装填した
。
保存期間中はこれらの試験管を一80℃に凍結した。
超低温貯蔵庫からの試験管を接種用フラスコの調製のための接種材料として、3
00rnLの振盪フラスコ中の50mLの無菌JDYTT培地当たり1本の試験
管を用いた。JDYTT培地の組成は、10g/L セレローズ、5g/LNZ
−7ミンYTT、0.002g/L 塩化コノ(ルト、および3 g/L 炭酸
カルシウムであった。JDYTT培地のpHをIN NaOHでpH7,2+こ
調整した。振盪試験管を約150−200回転/分および28℃で回転振盪機上
(こおいて振盪およびインキュベートした。
約3−5日令の振盪フラスコ接種材料2mLを、80mLのJDYTT培地を入
れた第2段階フラスコ接種材料の接種に用い、これを3Lのジャーファーメンタ
に用いた。ファーメンタ−培地は45g/L コーンスターチ、10g/Lコー
ンスチープリカー、Log/L アンノく−またはベーカー乾燥酵母、3g/L
Ij2酸カルシウム、および0.005g/L 塩化コノくルトであった。pH
をIN NaOHで約6. 4−6. 8に調整した。1mLの消泡剤P−20
00を100mLの大豆油と共にジャーファーメンタ−に添加した。pHをIN
NaOHで約6. 4−6. 8に調整し、材料を170Orpmで撹拌した
。温度を28℃に維持し、無菌の空気を1容量/容量/分の速度で培地に吹き込
んだ。
接種後に、無菌の大豆油を用いて発泡を制御した。長期間の発酵の場合、用0た
培地によっては糖含量を監視し、低下する糖水率を0,05%以上に維持するた
めに40.60および90時間目に糖供給材料を用いることができる。発酵を4
6時間行った。
薄層クロマトグラフィーおよびHPLCの標準法により発酵ブロスを監視し、相
対力価を計算した。
発酵槽を停止し、その容量の1/2のメチルイソブチルケトン(MIBK)で2
回抽出した。各層をアスビレーションにより分離し、真空中で濃縮して粘稠な油
を得た。この油をヘキサン、ジエチルエーテルおよび塩化メチレンで摩砕処理し
、有効画分(ジエチルエーテル画分)を70リシル上でクロマトグラフィー処理
した。フロリシルを順次ジエチルエーテル、塩化メチレン、酢酸エチルおよびア
セトンで溶離した。溶出液を濃縮し、活性炭で処理した。濃縮物を濾過し、酢酸
エチルに溶解した。ヘキサンを添加して生成物を結晶化した。
ブロスおよび後続の回収液流の生物活性は、ノ(イソクラミス・フルノくの菌株
を用いて追跡された。ブロスおよび後続の回収液流中の成分を、アナルテク(A
naltech)シリカゲルGF(商標)プレート上で純アセトニトリルを溶離
剤として用いるクロマトグラフィーにより視覚化した。展開したプレートにノτ
ニリン試薬(エタノール75mLおよび85%リン酸25mL中のバニリン3g
)を噴霧し、80℃に加熱した。生成物は紫色のスポットとして現れた。
型菫例1
3、4.6−トリーローアセチル−2〜デオキシ−2−トリフルオロアセトアミ
ド−α−D−グルコシルブロミドウォルフロムffolfrom)ら、 Jou
rnal of Organic Chemistry、32.1821−23
(1967)の方法に従って製造した。
製造例4
2−アシド−3,4,6−1−ソー0−アセチル−2−デオキシ−α−D−ガラ
クトシルクロリド
レミュー(Lemieux) ら、Canadian Journal of
Chemistry、 57.1244−51(1979)■
方法に従って製造した。
補正書の翻訳文提出書
(特許法第184条の8)
平成 6年 9月 2■創
Claims (23)
- 1.次式の化合物: ▲数式、化学式、表等があります▼ またはそれらの薬剤学的に受容しうる塩類:[式中のnは、1または2であり; 点線は、R2がHである場合に任意の2重結合を表し;AおよびBは別個のもの であって、AがHであり、かつBがHもしくはOHであるか、またはAとBは一 緒になって=Oを形成し;R2は、H、(C2−C5)アルカノイルオキシまた は−OR0であり;R3は、(C1−C4)アルキルまたはアリルであり;R1 およびR0は、それぞれHまたは ▲数式、化学式、表等があります▼ であり; R4は、それぞれの場合独立して−CO2R9、−CO2H、−CH2OH、H 、−CH3、−CONH2、−CONHR9、−CONR29、−CH2OCO R9、−CH2OCO2R9、−CH2OCONHR9、−CH2OCONR2 9、または−CH2OR9であり; R5およびR6は、それぞれの場合独立して(C1−C4)アルコキシ、ベンジ ルオキシ、−OH、−OCOR9、−OC02R9、または−OSiR310で あり;R7およびR8は、それぞれの場合独立してH、(C1−C4)アルキル 、−COCH2R9、−COR9、−CO2R9、または−SO2R9であり; R9は、それぞれの場合独立して(C1−C6)アルキル、(C3−C6)シク ロアルキル、アリル、−CF3、ピリジル、チェニル、チェニルメチレン、フラ ニル、ベンジル、置換ベンジル(1−5個のハロゲン原子、−OH基、または( C1−C4)アルコキシ基で種々に置換されている)、フェニル、または置換フ ェニル(1−5個のハロゲン原子、−OH基、または(C1−C4)アルコキシ 基で種々に置換されている)であり;かつ R10は、それぞれの場合独立して(C1−C4)アルキル、フェニルまたはベ ンジルであり; ただしR1およびR0の両方がHであることはない]。
- 2.nが2であり;AとBが一緒になって=Oを形成し;点線が結合を表さず; かつR2がOHである、請求項1に記載の化合物。
- 3.R3がメチル、エチルまたはアリルである、請求項2に記載の化合物。
- 4.R3がエチルである、請求項3に記載の化合物。
- 5.R1が ▲数式、化学式、表等があります▼または▲数式、化学式、表等があります▼で ある、請求項4に記載の化合物。
- 6.R4が−CH2OHまたは−CH2OCOCH3であり;R5およびR6が それぞれ独立して−OHまたは−OCOCH3であり;R7がHであり、かつR 8がH、−COCH3、または−COCF3である、請求項5に記載の化合物。
- 7.R1が ▲数式、化学式、表等があります▼ である、請求項6に記載の化合物。
- 8.R4が−CH2OCOCH3であり、R5およびR6がそれぞれ−OCOC H3であり、R7がHであり、かつR8が−COCH3である、請求項7に記載 の化合物。
- 9.R4が−CH2OCOCH3であり、R5およびR6がそれぞれ−OCOC H3であり、R7がHであり、かつR8が−COCF3である、請求項7に記載 の化合物。
- 10.R4が−CH2OHであり、R5およびR6がそれぞれ−OHであり、R 7がHであり、かつR8が−COCH3である、請求項7に記載の化合物。
- 11.R4が−CH2OHであり、R5およびR6がそれぞれ−OHであり、R 7がHであり、かつR8が−COCF3である、請求項7に記載の化合物。
- 12.R1が ▲数式、化学式、表等があります▼ である、請求項6に記載の化合物。
- 13.R4が−CH2OCOCH3であり、R5およびR6がそれぞれ−OCO CH3であり、R7がHであり、かつR8が−COCH3である、請求項12に 記載の化合物。
- 14.R4が−CH2OHであり、R5およびR6がそれぞれ−OHであり、R 7がHであり、かつR8が−COCH3である、請求項12に記載の化合物。
- 15.nが2であり;AおよびBがそれぞれHであり;点線が結合を表さず;R 2が−OHであり;かつR3がエチルである、請求項1に記載の化合物。
- 16.移植に対する抵抗を処置する必要のある哺乳動物におけるその処置方法で あって、該哺乳動物に移植に対する抵抗を処置するのに有効な量の請求項1に記 載の化合物またはその薬剤学的に受容しうる塩を投与することを含む方法。
- 17.自己免疫疾患を治療する必要のある哺乳動物におけるその治療方法であっ て、該哺乳動物に自己免疫疾患を治療するのに有効な量の請求項1に記載の化合 物またはその薬剤学的に受容しうる塩を投与することを含む方法。
- 18.真菌性疾患を治療する必要のある哺乳動物におけるその治療方法であって 、該哺乳動物に真菌性疾患の治療に有効な量の請求項1に記載の化合物またはそ の薬剤学的に受容しうる塩を投与することを含む方法。
- 19.移植に対する抵抗を処置するのに有効な量の請求項1に記載の化合物、お よび薬剤学的に受容しうるキャリヤーを含む薬剤組成物。
- 20.自己免疫疾患を治療するのに有効な量の請求項1に記載の化合物、および 薬剤学的に受容しうるキャリヤーを含む薬剤組成物。
- 21.真菌性疾患を治療するのに有効な量の請求項1に記載の化合物、および薬 剤学的に受容しうるキャリヤーを含む薬剤組成物。
- 22.次式の化合物の製造方法: ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中のnは、1または2であり; R2は、(C2−C5)アルカノイルオキシまたは−OR0であり;R3は、( C1−C4)アルキルまたはアリルであり:R1およびR0は、それぞれHまた は ▲数式、化学式、表等があります▼ であり; R4は、それぞれの場合独立して−CO2R9、−CO2H、H、−CH9、− CONH2、−CONHR9、−CONR29、−CH2OCOR9、−CH2 OCO2R9、−CH2OCONHR9、−CH2OCONR29、または−C H2OR9であり; R5およびR6は、それぞれの場合独立して(C1−C4)アルコキシ、ベンジ ルオキシ、−OCOR9、−OCO2R9、または−OSiR310であり;R 7およびR8は、それぞれの場合独立してH、(C1−C4)アルキル、−CO CH2R9、−COR9、−CO2R9、または−SO2R9であり;R9は、 それぞれの場合独立して(C1−C6)アルキル、(C3−C6)シクロアルキ ル、アリル、−CF3、ピリジル、チェニル、チェニルメチレン、フラニル、ベ ンジル、置換ベンジル(1−5個のハロゲン原子、−OH基、または(C1−C 4)アルコキシ基で種々に置換されている)、フェニル、または置換フェニル( 1−5個のハロゲン原子、−OH基、または(C1−C4)アルコキシ基で種々 に置換されている)であり;かつ R10は、それぞれの場合独立して(C1−C4)アルキル、フェニルまたはベ ンジルであり; ただしR1およびR0の両方がHであることはない]であって、次式の化合物: ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中のR3は(C1−C4)アルキルであり、かつnは1または2である]と 2−4モル当量の次式の化合物: ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中のXはハロであり; R4は、それぞれの場合独立して−CO2R9、−CO2H、H、−CH3、− CONH2、−CONHR9、−CONR29、−CH2OCOR9、−CH2 OCO2R9、−CH2OCONHR9、−CH2OCONR29、または−C H2OR9であり; R5およびR6は、それぞれの場合独立して(C1−C4)アルコキシ、ベンジ ルオキシ、−OCOR9、−OCO2R9、または−OSiR310であり;R 7およびR6は、それぞれの場合独立してH、(C1−C4)アルキル、−CO CH2R9、−COR9、−CO2R9、または−SO2R9であり;R9は、 それぞれの場合独立して(C1−C6)アルキル、(C3−C6)シクロアルキ ル、アリル、−CF3、ピリジル、チェニル、チェニルメチレン、フラニル、ベ ンジル、置換ベンジル(1−5個のハロゲン原子、−OH基、または(C1−C 4)アルコキシ基で種々に置換されている)、フェニル、または置換フェニル( 1−5個のハロゲン原子、−OH基、または(C1−C4)アルコキシ基で種々 に置換されている)であり;かつ R10は、それぞれの場合独立して(C1−C4)アルキル、フェニルまたはベ ンジルである]を、分子ふるい、硫酸カルシウムおよび硫酸マグネシウムよりな る群から選ばれる乾燥剤;炭酸水銀、炭酸銀、硝酸水銀および硝酸銀よりなる群 から選ばれる塩基:ならびに銀トリフレート、過塩素酸銀、テトラフルオロ硼酸 銀、水銀トリフレート、過塩素酸水銀、およびテトラフルオロ硼酸水銀よりなる 群から選ばれる触媒の存在下に、反応不活性溶剤中で約−78℃ないし約−70 ℃の温度において反応させ、約0℃に約0.5−約24時間加温し、次いで室温 で約0.5−約24時間撹拌することを含む方法。
- 23.次式の化合物の製造方法: ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中のnは、1または2であり; R2は、(C2−C5)アルカノイルオキシまたは−OR0であり;R3は、( C1−C4)アルキルまたはアリルであり:R1およびR0は、それぞれHまた は ▲数式、化学式、表等があります▼ であり; R4は、それぞれの場合独立して−CO2R9、−CO2H、−CH2OH、H 、−CH3、−CONH2、−CONHR9、−CONR29、−CH2OCO 2R9、−CH2OCONHR9、−CH2OCONR29、または−CH2O R8であり;R6およびR6は、それぞれの場合独立して(C1−C4)アルコ キシ、ベンジルオキシ、−OH、−OCO7R9、または−OSiR310であ り;R7およびR8は、それぞれの場合独立してH、(C1−C4)アルキル、 −COCH2R9、−COR9、−CO2R9、または−SO2R9であり;R 9は、それぞれの場合独立して(C1−C6)アルキル、(C3−C6)シクロ アルキル、アリル、−CF3、ピリジル、チェニル、チェニルメチレン、フラニ ル、ベンジル、置換ベンジル(1−5個のハロゲン原子、−OH基、または(C 1−C4)アルコキシ基で種々に置換されている)、フェニル、または置換フェ ニル(1−5個のハロゲン原子、−OH基、または(C1−C4)アルコキシ基 で種々に置換されている)であり;かつ R10は、それぞれの場合独立して(C1−C4)アルキル、フェニルまたはベ ンジルであり; ただしR1およびR0の両方がHであることはない]であって、次式の化合物: ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中のnは1または2であり; R2は、(C2−C5)アルカノイルオキシまたは−OR0であり;R3は、( C1−C4)アルキルまたはアリルであり;R1およびR0は、それぞれHまた は ▲数式、化学式、表等があります▼ であり; R4は、それぞれの場合独立して−CO2R9、−CO2H、H、−CH3、− CONH2、−CONHR9、−CONR29、−CH2OCOR9、−CH2 OCO2R9、−CH2OCONHR9、−CH2OCONR29、または−C H2OR9であり; R5およびR6は、それそれの場合独立して(C1−C4)アルコキシ、ベンジ ルオキシ、−OCOR9、−OCO2R9、または−OSiR310であり;R 7およびR8は、それぞれの場合独立してH、(C1−C4)アルキル、−CO CH2R9、−COR9、−CO2R9、または−SO2R9であり;R9は、 それぞれの場合独立して(C1−C6)アルキル、(C3−C6)シクロアルキ ル、アリル、−CF3、ピリジル、チェニル、チェニルメチレン、フラニル、ベ ンジル、置換ベンジル(1−5個のハロゲン原子、−OH基、または(C1−C 4)アルコキシ基で種々に置換されている)、フェニル、または置換フェニル( 1−5個のハロゲン原子、−OH基、または(C1−C4)アルコキシ基で種々 に置換されている)であり;かつ R10は、それぞれの場合独立して(C1−C4)アルキル、フェニルまたはベ ンジルであり; ただしR1およびR0の両方がHであることはない]を、アルコール系溶剤中で 0℃において触媒量のアルコキシド塩基と反応させることを含む方法。
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