JPH07500197A - プログラマブルユーザインターフェイス要素を有するユーザインターフェイスシステム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 プログラマブルユーザインターフェイス要素を有するユーザインターフェイスシ ステム発明の技術分野 本発明は、概して、コンビニ−タンステム内で、データの作成、修飾、発生等の ソフトウェア技術に関する。更に、詳述すれば、異なったユーザインターフェイ ス要素を収集するユーザインターフェイスシステムに関するもので、これら要素 の各々は、独特の識別／プログラムされた機能特性を有し、この特性によって、 各要素を利用して、コンピュータシステム内におけるドキエメント中のデー月こ 対して、マークを付けたり、見つけたり、発生させたり、更に処理したりできる 本願特許文書（明細書）の開示の一部分には、コピーライト（著作権）保護を主 張した対象が含まれている。本件の著作権者は、米国特許商標庁の特許ファイル 、即ち記録で見られるように、本件特許文書または特許開示物の複写による再生 に対しては、何ら異議を申立てないが、他のすべての権利を留保するものとすユ ーザインターフェイスとは、デバイス（装置）を制御するために探しているユー ザと、ソフトウェアおよび／または実際にこのデバイスを制御するハードウェア との間のギヤツブを橋渡しするものである。電話に対するユーザインターフェイ スは、−組のキーである。一般に、コンビ二一夕に対するユーザインターフェイ スは、このコンビ二一夕の中央処理ユニット（ＣＰＵ）で動いているソフトウェ アプログラムであり、このＣＰＵは所定のユーザ形式のコマンド（命令）に応答 する。

余りコンビ二一夕の教育を受けていないユーザ間でコンビ二一夕がボビニラーに なったり、広く利用されてきたので、ユーザインターフ晶イスの質がコンビエー タの開発において更に重要な事項となってきた。その理由は、これら多くのユー ザは、コンビ二一夕を動作させるのに必要なユーザ形式のコマンドの多（に不馴 れであったり、気楽に接することができないからである。コンピュータの動作を 簡単にするためのユーザインターフェイスの内、良く知られたものの一つとして 、米国、カリフォルニア州のアップルコンビ二−タ社によって販売されているマ ・１キント・１シ１コンビュータが存在している。

マｙキントッシェコンピュータユーザインターフエイスは、そのユーザインター フェイスの基本として、デスクト・ツブに類似したものを採用している。コンピ ュータとは、マウスやトラックボールを使って通信しているが、ユーザは、コン ビュータ操作の制御のために、スクリーン上の所定のアイコンオブジェクトを選 択したり移かしている。このデスクト・１ブに類似したものとの呼称は以下の事 実によるものである。即ち、 （１）マＩキントッシュコンピ二−タのスクリーンは、メニ二−バーヲ有スルデ スクトップの記録簿のようなものに見えることがあり、このメニューバーは記録 簿の頂部に横たわって存在し、この記録簿からユーザは様々な制御特徴を選択で きる。

（２）この記録簿の右下隅に、ゴミ箱アイコンが存在しておら、このアイコンを 用いてコンピュータからアイテム（項目）を移動するのに使用できる。

（３）プログラムによって作成された文書およびこのプログラムを、ページのア イコンイメージによって表し、このページアイコンを、ホルダのアイコンイメー ジ内に配置できると共に、記録簿上に配置して、オフィスにおける収納キャビネ ットのファイルのように、容易にアクセスしたり作成することができる事実によ るものである。これらアイコンをスクリーン上に、多数の異なった方法、例えば 、それらのタイプ、寸法、カラーで配列することができ、ユーザは、各アイコン と組合わされた表題バー中にリストアツブされたワードを調査して、これらファ ルに対して探査できるが、ユーザは特定のアイコンイメージ自身に対しては調査 できない。

また、マフキントノシーユーザインターフェイスの別のポビコラーな部分はウィ ンドウである。ユーザによってフロッピーディスクやハードディスクのアイコン を所定の方法で選択した場合に、ウィンドウ（矩形形状の箱であり、これによっ てユーザは、ドライブ中にストアされた情報を“見る”ことが可能となる）がコ ンビ二一夕のスクリーン上に現れることである。一般に、このウィンドウには、 多数のフォルタ、プログラム／ド牛エメント（文書）アイコン、ならびにドライ ブ中にストアした情報を表す他のイメージが包含されている。所定の方法で、フ ォルタアイコンがユーザによって選択された場合に、このフォルタは、このフォ ルタ内の情報を表す別のウィンドウを“開く”ようになる。前述したように、ド キュメント／プログラムアイコンをこのフォルタアイコン中に配置できるが、こ れの逆の配置はできない。更に、このアイコンをドキ１メント上に直接配置でき ない。

このようなアイコンイメージは、多くのユーザインターフェイスにとって重要な 特徴となる。その理由としては、これらアイコンイメージによって、ユーザにと って容易に理解できる形態で、異なったタイプのデータを表すために利用できる からである。しかし乍ら、これらアイコンは、それ自身と関連する機能を殆ど有 していなかった。その理由としては、一般に、これらアイコンは記憶した情報を 表す場合のみに使用されていたからで、この情報は、ユーザがかなり直接的にア クセス、即ち、アイコンを選択することによってのみアクセスされていたからで ある。しかし、あるアイコン状のイメージはそれと関連する機能を有している。

その例として、例えば、カリフォルニア州、マウンテンピコ−に所在するＣ１１ ｒｉｓ社によって販売されたハイパーカード（Ｉｌｙｐｅｒ　Ｃａｒｄ）ソフト ウェアアプリケージ璽ンによってボタン状のイメージがある。このハイパーカー ドアプリケ−ジーンによって、ユーザはカード状のイメージを持つことができる 。このカード状イメージはそのカードに関連した種々のイメージや特徴を有する 。

これらの特徴の１つとしては、ボタンであり、このボタンを、ある限定範囲内に おいて、ユーザによって創作することができると共に、ユーザによって規定され た特定の機能が与えられる。これらのスクリプトは、−ＨｙｐｅｒＴｉｌｋ”と 呼ばれ特殊な言葉を利用して、ユーザによって書くことができ、この言葉はｌ− イパーカードプログラムのみと一緒に利用できるものである。一般に、これらボ タンは、普通の話のためのみに使用する。即ち、矢印のイメージを用いて、一つ のカードから他方のカードへ、ユーザが選択している矢印に応答してバットが変 わるようにする。また、あるボタンは、ボタンが現れたカードの情報内容による 動作を実行するために利用される。即ち、多数の音符を表示したカード上のボタ ンによって、選択されたボタンに応じてこれらの音符を表す音を、コンビ二一夕 が発生させている。ボタンは、ハイパーカードアプリケ−７讐ン中の組合せられ たカードを観察しながら実行されるタスク（仕事）を表わすことに限定されてお り、ユーザによって指示されたように、後述のポイントを表わすものではない。

例えば、ユーザは“後でプリントすべき”ボタンを生成することはできなく、“ プリントすべき”ボタンを包含していたカード毎に、コンビ二一夕による後のプ リント作業を行うことができる。

機能的イメージの他のタイプのものとしては、Ａｓｈｔｏｎ−Ｔａｔｅ社による Ｆｕｌｌ　Ｗｒｉｔｅ　Ｐｒｏｆｅｓｓｉｏｎａｌワード処理アプリケ−シロン で使われている“ボストイツト”符号である。ドキュメントを記載中に、メニュ ーバーから“ノート（ｎｏｔｅ）”オブン璽ンを選択することによって、小さな ウィンドウが、少ない量のテキストを入力できる範囲内で生成できる。ユーザー によって、このウィンドウが閉じられると、このウィンドウは、小さな汎用のシ ンボルに縮小され、これがドキュメントの左側マージンに現れるようになる。ペ ージ上の“ノートウィンドウの位置は、目で見ることができないコマンドの位置 に対応すると共にこれに基いてる。ユーザによってノートウィンドウが閉じられ た場合に、このＶンボルを初期ドキュメントのテキスト中に入力する。“ノート ”シンボルは、テキスト中の目で見られないコマンドの位置を移動させずに、左 マーノンに沿って異なった位置まで移動させることができない。これら“ノート ”シンボルに、アイコンのような名称や、日付を付与することができ、これによ って、このノートの作成者を識別する。この結果として、これら／−トを異なっ たユーザに渡すことができると共に、識別の所定レベルを維持することができる 。しかし乍ら、各々のノートに付加された名称を簡単に特別に作ることができな い。その理由はこの名称は、Ｆｕ１１ｗｒｉｔｅアプリケ−７Ｗンを最初に走ら せた時に、利用した登録情報から取出しているからである。この名称は、“お好 み７メニユーを選択すると共に、新しい名称をタイプすることによって変更でき るが、このことは各ノートを別個に識別するためには所望の方法ではない。

また、このハイパーカードアプリケ−７１ンによれば、ユーザーは特別なグラフ ィックイメージを用いて種々のカードおよび他のドキュメントを修飾することが できる。これらグラフィックイメージは、ハイパーカードアプリケーション中の カードから切出したり、別のカードまたは別のドキュメントを別のアプリケ−７ −７へ貼り付けることができる。しかし乍ら、これらイメージは、風変わりなビ ットマツプ式のデザインのみで、これらには、それに組合わされた機能性／相関 性が盛込まれていない。同様の概念が、カリフォルニア州サンラフ１エルのＢｒ ｏｄｅｒｂｏｕｎｄ　Ｓｏｆｔｗａｒｅ社によって、子供用に開発されたにＩｄ ｓｆｌｘ作図アプリケージ響ンに利用されており、このアプリケーン蓄ンによっ て、異なった色彩の“スタンプ″（ビ１トマブブ式のグラフィックデザイン）の パレットが得られ、これらスタンプをユーザによって選択され、開いたドキュメ ント全体にしるされ（貼られ）、この結果、絵が強調される。スタンプをドキュ メンに適用した場合に、コンビエータからノイズが発生され、これによってこの アプリケーン１ンが更に、楽しくなるようになる。異なったスタンプの各々に対 して、同一のノイズが発生される。

実際上、一般に、これらノイズは、１１ｄｆｌｘアプリケージ冒ンで実行される アクシ冒ン毎に、スタンプが選択されるか、またはラインが描かれるかによって 組合わされている。ユーザは、スタンプを利用した時に、このスタンプによって 作られるノイズを所望のものにプログラムできない。

同一タイプの機能と組合わされたアプリケージ首ンイメーノの最後の１つのタイ プのものとしては、マクロプログラムである。このマクロプログラムは、拡張カ ードセル（電子ドキュメント内の境界領域）に付与されることがある。Ｍｉｃｒ ｏｓｏｆｔ社のＥｘｃｅｌアプリケーン讐ンのような、拡張ジ−ドアブリケージ 冒ンによって、ユーザは、情報を人力できる範囲内のセルの列と行とを生成する ことができる。

個々のマクロプログラムを書込んで所定の演算を実行でき、この場合、拡張７− トのマクロプログラミング言語を利用すると共に、セルと組合せて実行てき、こ の結果、一連の演算が実行されると共に、演算結果が、そのセルが選ばれた時に 、このセル中に入力される。これらアイコン、セル、スタンプ、ボタンのみなら ず、他の既知のタイプのグラフィックイメージを用いて、コンピータシステム中 のドキュメント中のデータにマークを付けたり、データを見つけたり、データを 生成したり、更にデータを処理することはできない。

発明の概要 本発明の一好適実施例は、複数のユーザインターフェイス要素を有するユーザイ ンターフェイスシステムを具備することを特徴とするもので、これらユーザイノ ターフェイス要素によって、これと組合わされたコンピュータシステム中に記憶 されたドキュメント内でデータを生成したり、探索したり、組立てたり、処理す ることができる。一般に、各要素は、このデータと独特に関連した外観を有する か、またはこの要素により表現または実行されるように設計された機能に独特的 に関連した外観を有している。これら要素の最も簡単な形態としては、これら要 素を、ドキュメント中のデータにしるしを付けるだけに用いることである。しか し各要素をプログラムすることもでき、これによってコンビ誹−夕は、しるしを 付けられたデータと組合わせた成る機能、例えば、データをプリントしたり、デ ータを何処かへ送ったりするような機能を実行するようになる。ユーザは、要素 を用いて、ドキュメント内の特定のデータを選択できると共１こ、メモリ中にこ の要素と組合わされたデータを有することができる。ユーザはそれ自身の要素を 創作でき、ユーザ０身が望んだ相関性を保有するように要素をプログラムでき、 更に、現存の要素を変更できる。また、これら要素を一緒に合成して、複数の仕 事の組合わせを、簡単に１つの要素を作動させて実行することもできる。

図面の簡単な説明 図１は、本発明の一実施例によるユーザインターフェイス要素と関連して利用さ れるノート梨コンピュータの機能要素を示すブロックダイヤグラム。

図２は、図１のノート型コンピ−タの頂部平面図であり、本発明の一実施例によ るコンビエータの表示スクリーン上にユーザインターフェイス要素の集合を表す 図である。

図３は、図２の示したユーザ要素に追加して、表示スクリーン上に現れた追加の タイプのユーザインターフェイスを示す図である。

図４３は、メイル要素の動作を表すと共に、この要素を、オペレーン謬ンの異な ったレベルにおいて、表示スクリーン上に如何にして表すかを表す図である。

図４ｂは、プリント要素の動作を表すと共に、この要素を、オペレーアｗンの異 なったレベルにおいて、表示スクリーン上に、如何にして表すかを表す図である Ｏ図５３および図５ｂは、読（処理のために、表示スクリーン上のデータをユー ザインターフェイス要素に付加するための２つの異なった技術を表す図である。

図６８は、１個またはそれ以上のユーザインターフェイス要素と一緒に、表示ス クリーン上のデータのページをマーク（印しを付ける）する技術を表す図である 。

図６ｂは、１個またはそれ以上のユーザインターフェイス要素と一緒に、スクリ ーン上のデータの一部分にマークを付加する技術を表す図である。

図６０は、１個またはそれ以上のユーザインターフェイス要素と一緒に、スクリ ーン上のデータのフォルタにラベル付けする技術を表す図である。

図７ａは、コンビニ−タンステムにおいてユーザインターフェイスを見つける技 術を表す図である。

図７ｂは、図７８に従って実行した探索動作の結果を表す図である。

図８３は、探索動作を実行しないで、関連した要素のリストを作成するために利 用する一連のユーザインターフェイス要素を表す図である。

図８ｂは、図８ａに示したユーザインターフェイス要素の一つによって実行され るリストオペレーンジンを表す図である。

図８０は、ユーザインターフェイス要素のリストおよびこれに付加されたデータ を目録に載せる技術を示す図である。

図９８は、ブリット要素の動作によって発生した対話ボックスの動作を表す図で ある。

図９ｂは、メイル要素の動作によって発生した対話ボックスの動作を表す図であ る。

図１０ａは、ｗｒｉｔｅ−ｏｎ　ｉｔ要素の動作および、この要素を動作させる ことによって発生した対話ボックスを表す図である。

図１０ｂは、リンク要素の動作およびこの要素の動作によって発生させた対話ボ ックスを表す図である。

図１１は、サウンド要素を動作させて発生させた対話ボックスの動作を表す図で ある。

図！２ａは、ｔａｂｌｅ−ｏｆ−ｃｏｎｔｅｎｔｓ要素の動作やこれの動作によ って発生された対話ボプクスを表す図である。

図ＩＺｂは、ｔａｂｌｅ−ｏｆ−ｃｏｎｔｅｎｔｓリスト要素によって実行した 時のように、ｔａｂｌａ−ｏｒ−ｃｏｎｔｅｎｔｓリストオペレージ冒ンの動作 結果を表す図である。

図１３ａ〜１３ｄは、本発明の一実施例のユーザインターフェイス要素の動作を 説明するフローチャートである。

図１４！は、ブランク要素の動作および、このブランク要素の動作によって発生 された要素作成対話ボックスを示す図である。

図１４ｂは、図１４ａで示したような要素メーカーの変形例として、カッター要 素の動作を示す図である。

図１４ｃは、図１４ｇの要素作成対話ボックスの変形形態を表す図である。

図１５ｇは、ミーティング要素の動作を表す図である。

図ｔｓｂは、図１５ａのミーティング要素の動作を更に表すと共に、単一のユー ザインターフェイス要素によって通常実行可能な機能より、更に複雑な機能を実 行するために、一連のユーザインターフェイス要素を合成する技術を表す図であ る。

図ＩＳｃは、図１５１のミーティング要素に関連して合成された一連の要素を表 す図である。

図１５ｄは、関係者要素の動作を表す図である。

好適実施例の詳細な説明 図１に示したようなノート型コンビュータ２のように、物理的に小型のコンピュ ータは、それの汎用動作のために、ユーザインターフェイスに極めて依存したも のとなる。コンビュータ２において、一般に、人力４は、タッチ式または、スタ イラス（多針）感応パネルであり、この人力４を介して、ユーザは情報を入力す ることができる。この場合、このコンビニ−タ２を種々の周辺機器を介するか、 または大型コンピュータに接続して追加情報を受信することもできる。プロセッ サは、極めて小型／簡易型のものから、極めて大型で複雑なものまでを含まれて いる。一般に、メモリ８は、動作させるアプリケーン習ンのタイプに適したもの であると共に、記憶すべき情報量に応じて、可能な限り小型なものであり、これ は、スペースや電力を節約するためである。通常、出力１０は人カバネル４に接 続されたディスプレイスクリーンである。

ユーザインターフェイスは、あらゆるコンピュータシステムの重要な部分を占め ているが、キーボードや手書き認識を介してのテキストの入力を禁しているなど の入力デバイスに対する制限を有している、図１のコンビニ−タ２のような小型 コンビ二一夕においては、このユーザインターフェイスは特別な意味を持ってい る。それにもかかわらず、そのような小型コンビエータ用に設計されたインター フェイスおよびそれの要素を、入力デバイスに対する制限が無い、標準のデスク トップからメインフレームコンビ二一夕までの範囲の大型演算環境の下でも、容 易に利用できるようにする。従って、本発明の一実施例のユーザインターフ１イ ス要素は、例え、これらユーザインター７品イス要素が、本来、小型システムの 応用のために設計されたにも拘らず、小型および大型のコンビエータシステムの 両方のタイプのものに使うことを意図している。

本発明の一好適実施例においては、これらユーザインターフェース要素は、一般 に、図２では、コンビュータ２のディスプレイスクリーン１４上に要素１２とし て表されており、これら要素は奇抜なスタンプ状の外観を有している。この他に も多（の外観を利用できるが（例えば、これらのいくつかを図３に表示されてい る）、このスタンプ状の外観が好ましいものである。その理由としては、この外 観は、ユーザによってこれらインターフェイス要素の動作の一部分と容易に組合 わせることができるからである。例えば、ユーザは恐ら（、まえもって、ドキュ メントをマークするためのインクスタンプや、または手紙を郵送するための郵便 スタンプを利用したことがあるために、ユーザは、これら要素１２をコンビュー タ２のディスプレイスクリーン１４上に表示したドキュメントに適用すべきこと であることを理解するのに、殆ど問題が無い。前述した従来技術に関連して説明 したディスクトップに類似したもののように、本発明の一実施例のユーザインタ ーフェイス要素によって、スタンプに類似したものが創作され、これによって個 々のユーザインターフェイス要素のユーザに対する直観性が強調される。成る機 能を実行するためには、要素１２を表示されたドキュメントに適用すべきである ことが、一旦ユーザに理解されれば、このユーザは、この機能を理解および利用 するために容易に移動することができる。

これら要素の集合が図２に図示されている。本例によれば、各要素は奇抜な外観 およびプログラムされた機能特性を有しており、この特性によって、この要素の 外観に独特な方法で、コンビュータ２内にストアしたドキュメント中のデータに マークを付したり、データを見つけたり、組立てたり、処理したりするためにこ の要素を利用できる。しかし乍ら、要素の独特（ユニーク）な外観と、それ自身 のプログラムされた機能とを組合わせる必要はなく、また、これら要素に何なる 外観を全（持たせる必要もない。即ち、これらの視覚的表現の代わりに、音声の 表示を行い、ディスプレイスクリーン１４を見ることができないユーザとタイプ の異なった要素のフミコニケーシ冒ンを確立することも可能である。

図２において、ディスプレイスクリーン１４の区分けした部分を、要素ウェル１ ６として設計しており、このウェル１６内で、多数の要素が表示されると共に、 ユーザによって利用できる。ユーザが、ディスプレイスクリーン１４の残りの部 分に表示されたあらゆるタイプのドキュメントまたはイメージに関して、作成、 観察または編集を行う時に役立つ。この要素ウェル１６を、ユーザによって拡大 して追加の要素を表示することもできる。これには、ウェル規制ライン１８を選 択すると共に、このライン１８をディスプレイスクリーン１４の頂部に向かって 引張り上げることにより拡大でき、この結果、図示の要素１２の第１ラインのレ ベルの下側に隠れていた追加の要素が現れるようになる。同様に、これら要素１ ２の全部を、ウェル規制ライン１８を選んでディスプレイスクリーン１４の底部 まで下降させることにより隠すことができる。

本明細書に記載されているシステムは、タッチ感応式ディスプレイを有するノー ト型コンピュータのシステムであるので、対象をディスプレイ上で選択したり移 動させる動作は、ユーザの指で実行するものとしている。しかし乍ら、同じ動作 をマウスやトラックボールのようなスタイラス（ポインティング）デバイスで実 行することもできる。更に、本明細書において、ユーザが、ディスプレイ上でウ ェル規制ライン１８のような対象を選択する場合には何時でも、この選択動作は 、多（の方法によって実行可能であるものとする。即ち、この対象を１回、２回 、または３回だけタッチ（接触）するか、対象を１回だけタッチし、次にいくつ かのジェスチュアコマンドを実行するか、または対象を１回だけタッチし、へ、 ダバーからメニューを引出すと共にコマンドを選択することにより選択できる。

要素ウェル１６を、例えばＡｐｐｌｅ　Ｃｏｍｐｕｔｅｒ社より製造されている マツキントフシココンピュータシステムのような現在のコンピュータシステムに 実現するためには、ユーザはディスプレイウィンドウを作成するだけでよく、こ の技術については従来から良（知られている。即ち、このウィンドウには、カス タムＩＦＤＥＦ　ｄｅｆｅｒｏｅ、　（ソフトウェア）を利用してその外観を変 形したものが設けられている。このカスタムウィンドウの機能を変形するには２ つの方法が存在している。即ち（１）。

タイトル（表ｍ＞バーが異なった形態で見えると共に働くので、ウェル規制ライ ン１８のみが観察できる。（２）ウィンドウのサイズを変更する場合には、通常 、マメキントッシ品コンビュータで行われているように、ウィンドウのアウトラ インより、むしろ、このウィンドウのサイズを直接変化させる。このように従来 から周知の事項である、ウィンドウの生成および変形ならびに他のコンビーりに より発生した対象物の外観についての更に詳しい情報は、本明細書ではこれ以上 記載しないので、以下の文献を参照されたい。°＾ｐｐｌｅ　Ｃｏｍｐｕｔｅｒ 、　Ｉｎｃ、、　ＩｎｓｉｄｅＭａｅｉｎｔｏｓｈ−１Ｖｏｌｓ　１．　ＩＩ、 　ｍ、　ＩＶ（１９８５年）、＾ｄｄｌｓｏｎ−Ｗｅｓｌｅｙ出版社発行。

前述したように、各要素の外観は、その要素の特定のユニークな機能についての 意味を、ユーザに対して伝えるように設計しである。例えば、“実行要素”２゜ をウェル１６から取出し、ディスプレイスクリーン１４上に、ユーザは、自分自 身が実行することを思い出させる、例えば、手書き文章“火曜日までにアプリケ ージ１ンを完了”を表示する。または、ユーザはコンビュータ１ｏに対して、後 で実行すること、即ち、手書きの指示“今日から私宛のメールを再検討する”を 表示する。他の要素、例えば、“記憶要素”　２２、“ミーティング要素″２４ 、“カレンダ要素″２６、“メール要素″２８、“プリント要素”３０．”電話 要素”！！、および“Ｔａｂｌｅ　ｏｆ　Ｃｏｎｔｅｎｔｓ（内容テーブル）要 素″３４は、それぞれ特別な機能を有しており、ディスプレイ！４上にそれ自身 の特定の外観が割り当てられている。

これら要素２２〜３４の特殊な機能について、以下詳述するが、これら要素自身 は、多数の一般的な機能を保有しており、これら機能は、すべての要素に共通な ものである。即ち、（１）これら要素は視覚表現を有しており、これらの表現に よって絵図的なマーカーまたはラベルとして作用する。（２）これらの要素を特 定のデータに対して適用または組合わせることができる。（３）これらの要素を サーチ用のターゲットとして使用できる。更に、要素に対して、選択的に適用可 能な多数の機能が存在する、例えば、（１）これら要素は状態または動作を有す ると共にそれらを反映することができる。（２）これら要素によって将来、コン ピュータによって自動的に実行すべき動作を特定できる。（３）これら要素をユ ーザが選択権を有するような動作を部分的に特定することができ、これは、この 要素をドキュメントに適用するかまたは後に、動作仕様を完了する場合に完了す る。

（４）これら要素を移動させたり、他の対象と一緒に組立てたり、戻したりする ことができると共に、ユーザの希望に応じて、これらの外観および機能を何時で も変更できる。

図３で示したように、種々のタイプの要素および実際上、同一タイプの要素の外 観が際限なく存在している。例えば、′＾ｄｍｉｎｌｓｔｒｉｔｌｏｎ（管理） 要素″３６のように、外観および機能の両項目で極めて簡単なものが存在し、こ の要素を利用して、コンピュータネットワーク上の管理者の限定したグループの みに配布すべき項目をマーク付けしている。同様に、図示の“メール要素″３８ の外観を“メール要素”２８の外観の場所に利用できると共に、図示の“実行要 素“４０の外観を“実行要素″２０の外観の位置に使用できる。これらの代わり に、例えば、メール要素２８とメール要素３８との両方のように異なった外観の 要素を用いて、類似はしているが、異なったタイプの機能を指定することもでき る。例えば、メール要素２８をプログラムすることによって、メール（郵便）を 一つの人的グループに送ることができる一方、メール要素３８をプログラムして メールを、別の人的グループに送ることもできる。

上述したユーザインターフェイス要素の全てを、要素として一般的に記載したが 、実際の要素は２つの異なった部分より構成されている。即ち、一方の部分は要 素ベース（基本）であり、他方の部分は要素インスタンスである。この要素ベー スはウェル１も中に存在している。ユーザによって、この要素ベース（基本）が 選択されると、要素インスタンスがこの要素ベースのビットマツプ式の複製物と して生成される。次に、このベースでない要素インスタンスをウェル１６から取 出し、ディスプレイスクリーンのべ一２上に落下させる。この代わりに、ユーザ によって選択した後で、要素ベースをウェル１６から移動することができると共 に、この要素ベースをドキュメントに適用する場合に、この要素インスタンスを 生成することもできる。このインスタンスが一旦、生成されると、ベースは、ウ ェル１６内の以前の位置まで戻るようになる。これら要素ベース／インスタンス を利用するために、他に多（の技術が容易に開発できる。

要素ベースは、ユーザがコンピュータ２を購入した時にこのコンビコータにイン ストールされているソフトウェアと共に、予め供給されており、また、コンピュ ータ２上で走る、続いて購入したソフトウェアで供給され、要素１２を創作して 特定化した売主によって供給され、更に、後述するように、ユーザによって創作 されるものでもある。これら要素ベースのいくつかは、そっくりそのままとする ことができ、これは、これらベースを複製すると共に、僅かに変形することによ って、新しい要素ベースを生成する。例えば、プロジェクト要素４２は、本来、 単に”ｌ’ｒｏ３ｅｃｔ□”として供給または創作されるが、次に、これをユー ザによって例えばＰｒｏｊｅｃｔ　Ｔ曹ｉｎ　Ｐｅａｋｓ−のような特別な要素 ベースを創作したい場合には、何時でもクローン化する。同様に、現存している 要素ベースをテンプレート（型取り工具）として利用でき、このテンプレートに よって、オリジナルとは外Ｊｉ動作も異なった他の要素ベースを創作することが できる。

多数の異なまたソースで発生させた要素ベースによって、多数のユニークで好適 であると共に、機能的な要素ベースおよび要素インスタンスを作成できる。例え ば、プロジェクト要素４２は、斑点模様で矩形の境界を有し、皮製のインスタン スの外観を与えるように設計されている。また、他の興味ある要素としてはう１ ン二要素４４とライトバルブ（電球）要素４６がある。このう１シニ要素４４を 単−的に用いて、ラッンユドキコメント（急用文書）としてコンビュータ作成に よるドキュメントにマーク付けするか、または、例えば実行要素４０のような他 の要素と組合わせて、何かを通常に実行するかまたは迅速に実行するかを表す。

ライトバルブ要素４６を同様に用いて、文書の外見を飾ることができ、例えば、 良いアイデアを表したい、何かを思い出したりするために利用する。本発明の明 細書において、“ドキュメント”には、その内部に表示されたデータを作成した り編集したりするための電子的に発生した、あらゆるイメージが含まれ、例えば 、テキストのページ、スプレッドシートページ、電子メールメツセージスクリー ン、ビデオイメージまたは写真、および図６ｃに表されたタイプのフォルタが含 まれるが、代表的なアイコンイメージがストアされた上述した従来例で説明した プログラム、フォルタ、ドキュメントアイコンのようなイメージを含まないもの とする。

また、図３には、コンフィデンシャル（秘密）要素４８が含まれており、これを 用いて、ドキュメント番ごアクセスするのを制限している。例えば、ドキュメン トをこのコンフィデンシャル要素４８でマークすると、パスワードを入力したユ ーザのみがこのドキュメントを読むことができる。図３に示した他の要素の使用 例としては、（ＩＬｓｅｎｔ（郵送済み）要素５０でマークされたドキュメント によって、このドキュメントを、誰かに郵送した時の日付が自動的に付けられる 。（２）受信要素５２でマークされたドキュメントによって、このドキュメント が誰かによって受信された時の日付が自動的に付けられる。（３）内部レポート 要素ｓ４がマークされたドキュメントを会社または事務所内だけ↓こ配布するよ うに限定する。

（４）ドラフト要素５６でマークされたドキュメントに対しては、各ページを横 切ってドラフトの文字のみがプリントされる。（５）リンク要素５８でマークさ れたドキュメントを、イ也のドキュメントに自動的にリンクさせるか、または、 コンピュータ２のメモリ中の何れかに存在する他の要素にリンクさせる。

前に簡単に説明したように、要素インスタンスは、この要素ベースとは全く相違 しており、このベースからはそれのビットマツプ形態の外観が取出される。要素 インスタンスの各々には、１つまたはそれ以上の要素属性が設定されており、こ の属性によって、要素インスタンスを７ステムに対して識別するように援助する と共に、これら属性は、システム、要素ベースまたはユーザによって規定される 。システムによって規定された属性の例としては、この要素インスタンスの名前 、タイプ、この要素インスタンスを作成した日時がある。要素ベースによって規 定された属性の例としては、図３に示した要素５０のメツセージ°５ｅｎｔ□” 内の空白および、この機能を実行するプログラムがある。ユーザによって規定さ れた属性の例には、“５ｅｎｔ　”や、電話番号、名前、または他の表記法を満 たすために用いられる名称−ｐｒｌｏｒｌＬｙ”が含まれている。これらの要素 属性を利用することによって、コンビコータ２は、データベースのメモリ中に要 素インスタンスをストアすることができ、次にこれらインスタンスによって、所 望の要素を見つけたり、検索するために質問することができる。要素インスタン スのあらゆるタイプのインスタンスを、コンピュータ２にストアされた他のデー タと組合わせることができる。以下に説明するように、要素インスタンスを、ド キュメントの全体ページまたは、スクリーン１４に表示されたページの特定部分 と組合わせられる。

例えば、要素インスタンスを、メールメツセージ中の一枚のテキストまたは、ペ ージ上の走り書きした電話番号と組合わせることができる。

一般に、ユーザによって規定された要素の属性を、対話ボックスまたは属性シー トを利用して確立する。このことについては、図９ａ〜９ｂを参照し乍ら更に説 明する。各々のタイプの要素には、それ自身用の対話ボックスが設けられており 、所望に応じて、この要素と一緒に利用てきるように特に設計する。例えば、電 話要素３２は、電話番号や人の名前等の多数のユーザによって規定可能な属性が 設けられている。これら要素が使用されていたコンピュータシステムに、キーボ ードや手書き認識能力が設定されていない場合には、この電話要素３２用の対話 ボックスを以下のように設計して、数字、名前用のキーバッドおよびデータ入力 手段を包含させる。コンピュータ２で利用する要素のタイプに適切であるように 、他の属性を開発することもできる。これら種々のタイプの要素の追加の特徴や 要素属性については後述する。

即ち、要素インスタンスの追加の特徴は、コンピュータ２によって内部的に変形 することができ、これは予めストアされた要素属性情報に妨害を与えることなく 実行でき、要素は異なったレベルのオペレージ璽ンを通過するようになる。図４ ａは、メール要素２８がどのように動作するか、および、このメール要素２８用 の要素インスタンスの外観が、それの種々のレベルのオペレージ璽ン中に、どの ように変化するかを表している。一番目がウェル１６から引出され、ドキュメン ト上にマークされると、このメール要素２８は図２と同様に見える。ユーザによ ってこのメールインスタンスについての属性情報が入力された後に、この要素イ ンスタンスの外観が変形される。更に、このメールインスタンスは、オペレージ 璽ンの状況に従って変化することが可能で、このオペレーン■ンにより変化が実 行される。

メール要素インスタンス６０が変形され、これによってユーザは、自分がすでに ドキュメントに対して命令したことを知ることができ、このドキュメントに対し てインスタンス６０カ付加されて誰かに送るようになっている。メール要素イン スタンス６２により同一の機能が実行されるだけでなく、このメールを維れ宛に 郵送したかの属性情報も含まれている。このドキュメントを送った後に、この要 素インスタンスを再び、変形することによって、このドキュメントを、メール要 素インスタンス６４、インスタンス６６またはインスタンス６８を利用して命令 したように送ったことを表す。要素インスタンスもまた変形することによって、 この要素の他の機能およびオペレージ冒ンを表すことができる。例えば、メール 要素２８用の対話ボックスに、プリント要素属性が含まれており、更に、ユーザ がプリントしたコピーの番号を特定できる場合に、メール要素インスタンス７０ をディスプレイスクリーン１４上に表示する。同様に、メール要素２８を以下の ようにプリント要素３０と一緒に組合わせることも可能で、これによってプリン ト要素３０の属性をメール要素２８に対して与えられ、この結果としてメール要 素インスタンス７０を創作することが可能となる。

同様に、図４ｂは、プリント要素３０の動作および、種々のレベルのオペレージ １ン実行中に、このプリント要素３０用の要素インスタンスの外観がどのように 変化するかを表している。例えば、このプリントインスタンスの属性情報をユー ザが人力した後で、この要素インスタンスの外観が変形されてこの情報を反映す るようになる。このユーザによって、ドキュメント１枚に対して３枚のコピーを 必要と指示した場合に、プリント要素インスタンス７２が生成されるようになる 。この変形は、プリント要素インスタンス７４で示したように、プリントすべき コピーの枚数についての要素インスタンスの情報を含まずに、単にプリントすべ きドキュメントを反映したものである。このドキュメントをプリントした後で、 プリント要素３０をプリント要素インスタンス７６のように変形することによっ て、このドキュメントおよび恐らく数枚のコピーがプリントされていることを表 す。

前述したように、コンピュータ２にストアしたデータを要素インスタンスと一緒 に組合わせる能力は、多（の要素の重要な要素属性である。図５ｍおよび５ｂは 、ディスプレイスクリーン上のデータを要素に付加するための２つの異なうた技 術を表す。第１の技術は図５ａに示されている。−１１ｏｔｌｃｅ″要素インス タンスのような要素インスタンスをウェル１６から移動させると共に、ドキュメ ント■上にマークする。このインスタンスは、多数の手書きのノートから構成さ れ、次に、この要素インスタンスと一緒に組合わせるべきデータをインスタンス ７８から発行されたフレーム（枠）ボックス８２によって包囲するようにして、 このドキュメント■を探索する。このフレームボックス８２内にデータを包囲し て、スクリーン１４上のデータを選択する動作は、多くの公的に利用できる図面 および絵画ソフトウェアプログラムの選択ツールによって実行されるのと本質的 に同じ動作である。図５易においては、ユーザによって、”Ｃａ１１　Ｊｏｙ　 ｉｍｍｅｄｉａｔｅｌｙ（直ぐにジ■イを呼べ）°のノート（注意書き）８４を °ＮｏＬＩｅａ−要素インスタンス７８に付与している。これは、言語−１ｓｓ ｅｄｉａｔｅｌｙ−の後にインスタンス７８を配置し、次に、インスタンスフ８ をノート８４を横切って言語”ｃｉｌｌ”の前まで引（、もし、このユーザがノ ート■の上に、別のノートを包囲させたいならば、要素インスタンス７８をドキ ュメント＠０の頂部まで単に引き続ければ良く、これによって追加のデータが含 まれるようになる。また、ユーザが所望のデータを全部包含した場合には、この ユーザはインスタンス８４を釈放し、これによって、フレームボックス８２が消 えると共に、インスタンスフ８はドキュメント８０上のそれ自身の最終位置に留 まるようになる。インスタンスフ８が一旦釈放されると、フレームボックス８２ は消失するが、包含されたデータを規定する要素属性をコンビュータ２のデータ ベースに入力するので、付加されたデータを見つけることができると共に表示さ れる。これは、最後に適切な質問を用いて収集された時に実行される。

図５ｂは、ドキュメント中でデータを要素インスタンスと関連づける第２の技術 を示す。この技術において、ライトバルブ要素インスタンス８６（これの外観は 、その関連モードであることを表示するために反転している）を、ドキュメント Ｉ上にマークすると、−組のポインタ９０が、インスタンス８６の各側面上、お よび各コーナ上に現れ、これは指示インスタンス６６がデータを包囲するために 移動させられることを示す。このインスタンス８６がドキュメントＩの左下購に マークされ、次にこのドキュメント■の右側へ上昇し乍ら移動して、このドキュ メントＩ上で現在存在している処まで上昇すると、フレームボックス９４内にノ ート（注書）９２を包囲するようになる。インスタンス８６をその関連モードか ら釈放することによって、ポインタ９０とフレームボックス９４とがドキュメン ト８８から消失されると共に、このインスタンス８６がその標準外観に戻るよう になる。即ち、白のパックグランドに黒の要素とライトバルブ（電球）のアウト ラインを表す。

これら要素インスタンスを、図６ａに示すように、コンビーり中のデータの全体 ページと、図６ｂに示すように、データのページ上のデータの識別可能部分と、 図６ｃに示すように、データの複数ページや他のタイプの情報を含んだ“フォル タ”と−緒に組合わせることもできる。図６ａは、ディスプレイスクリーン１４ 上のデータの異なったページをこれら要素でマークする技術を開示しており、こ れによって各ページを、このページにマークを付けた要素と関連させている。マ ーク要素インスタンス９６をページ９８上の何れの所望の位置に配置できるが、 ページ９８の上に配置することが好適である。この結果として、ページ９８の後 のページ上のマーク要素インスタンス９６の他の観察可能な部分によって証明さ れているように、このページ９８を後で他のページで覆ってしまった場合に、こ れらマーク要素インスタンスは、いくらか観察できるようになる。図６ｍに示し たように、マーク要素インスタンス９６のすべては全く同一の要素属性（すべて １Ｇ”と番号付けされている）を有していたが、ユーザの希望によって他の異な った割当て番号にすることもでき、これによってこれら要素インスタンスを再に 識別可能となる。

図６ｂでは、コンビュータ２を使用してソフトウェアプログラムを走らせ、これ によってユーザは多数の写真１００を観察することができ、これら写真１ｏｏは ディスプレイスクリーン１４上に表示されたフォト１〜フオト１２とラベル付け られている。

このンナリオでは、ユーザは、各写真についての事項を思い出すため、ならびに ユーザロ身によって写真１００を丁合いするために、要素ウェル１６からの異な った要エアプログラムによって、これらの写真１００と各写真によって占有され たディスプレイスクリーンのスペースとの間を区別できるので、ユーザは、単に 、この写真にマークを付けるインスタンスを写真にマークするだけでよい。それ によってマークを付けるために用いた要素を写真の情報に関連させることができ る。例えば、フォト３．４．６および９とラベル付けされた写真１００は、ユー ザが思い出したい人々の写真が含まれており、そこで、このユーザは、参加者要 素インスタンス１゜２をこれらの写真に付ける。フォト７は、ユーザの日本への 最近の旅行に関する情報が含まれているので、これを日の出要素インスタンス１ ０４てマークする。また、フォト４には、ユーザの日本への訪問中の都市に関す る情報が含まれているので都市要素ｔＯａでマークする。

図６ｃは、要素インスタンスを用いて、ディスプレイスクリーン上のデータのフ ォルタにマークを付すことを表す。コンビュータ２は、ディスプレイスクリーン １４内に表示されたフォルタ１０８のイメージを有している。このフォルタｌＯ ８によって、これの前方に映し出されたノート１１０のようなデータを表示でき ると共に、このフォルタ１０８に関連づけられたマークの他の情報に対して記憶 （ストレージ）として作用することができる。この図６Ｃにおいて、フォルタ１ ０８は２つの要素インスタンスでマークされる。即ち、その一つはＴｗｉｎ　Ｗ ａｓｈ要素インスタンス１１２であり、これはユーザが作業しているプロジェク トに関連するもので、他は実行要素インスタンス４０であり、これは、このフォ ルタ１０ａ内の所定のドキュメントがこの実行要素インスタンス４０によってマ ークされていることを表す。このような要素インスタンス付きのマーク用のフォ ルタの特徴は、有益なものであり、その理由としては、例えば７ｗ１ｎ　Ｐｅａ ｋｓ−インスタンス１１２のような要素インスタンスてフォルタに簡単にマーク 付けすることによって、”Ｔｖｌｎ　Ｐｅ５ｋｓ−インスタンス１１２を含むす べてのドキュメントをこのフォル１１０ｇ内に集められることである。

前述したように、要素の種々の属性を用いて、コンピュータ２にストアされたデ ータを見つけ出せる。コンピュータ２の要素データベースに質問する１つの技術 は、図７Ｍに示したものであり、ここでは、記憶したインスタンスをフィルタ処 理して、ユーザの質問にマツチングするデータを見つけるフォルタツールが図示 されている。ディスプレイスクリーン１４のウェル１６中のＦｌｎｄｌｉｌ素１ １４を選択して、このＦｌｎｄ要素１１４のインスタンス１１８をディスプレイ スクリーン中に移動することによって、ユーザはスクリーン上にファインダツー ルボックス１１８を開くようにする。特定のデータを見つけるために、ユーザは ウェル１６からその要素のインスタンス、例えば電話要素インスタンス１２０を 選択して、このインスタンスをファインダツールボックス１１８の質問ボックス １２２の１つにいれるだけでよい。コンピュータ２のプロセッサ６を作用させて 、電話インスタンス１２０を含んだドキュメントまたはページのすべてを見つけ 出すまで、メモリ８のデータベースをフィルタ処理する。これは、メモリ８にス トアされたデータの代わりとして作用する。

この電話インスタンスをどのように利用したかに依存して、ユーザには、質問さ れた要素を含んだドキュメントまたはページの収集したもの、およびこの要素゛ 　に予め関連づけられたドキュメントからのデータが開示される。例えば、図７ ｂは、図７１に従って実行した探索オペレーンロンの結果が表されおり、ここで は、質問された電話要素インスタンス１２０を含んでいる多数のページが見つか っている。更に、ユーザは、例えばページ１２６のようないくつかのページの上 に所定のノート１２４を関連づけているので、ノート１２４は、電話インスタン ス１２０に関連づけられていることを表すようにコンピュータ２によって強調さ れる。図７ｂにおいて、この電話イノスタンス１２０と関連づけられていないマ テリアルが灰色付けされる。例えば、ディスプレイスクリーン１４からピクセル のラインを一つおきに除去することによって、灰色になり、この結果、この関連 づけられたマテリアルがユーザに目立って見えるようになる。ユーザは、このイ ンスタンスで特定のデータと組合わせていない場合には、強調されていない部分 を用いずに全体のページを表示している。

例えば、用語サーチセクンヲンのような追加の特徴が、このファインダツールボ ックス１１８に追加された場合には、更に高性能なフィルタ質問をコンピュータ ２によって実行することができる。しかし、この特徴の性能は、ユーザが認識し たテキストを入力するための能力を有しているかに大きく依存するものである。

コンピュータ２が、例えばキーボードを介して入力したテキスト文字を保有でき る場合には、このコンピュータによって、各質問した要素に関連づけられたデー タ内において、テキスト文字の組をマツチングさせるためのサーチを容易に実行 できる。このユーザによって、テキストをこのような状態で入力できない場合に は、ユーザはテキストをスクリーン１４からコピーして、そのコピーしたテキス トを用語サーチセクションに貼り付けることができる。勿論、テキストが用語サ ーチセク／Ｗンにストアしたテキストに完全にマツチングさせるためのサーチが 行われた場合だけである。更に、ユーザによって追加の要素インスタンスを残り の質問ボックス１２２に配置することによって、図１ｍで示したファインダツー ルボックス１１８を利用して、階層的なサーチを実行できる。この結果として、 このコンピュータ２は、最初に、すべてのデータをフィルタ処理して、電話要素 インスタンス１２０と組合わされたデータを配置すると共に、次に、すべての質 問ボックス１２２が処理されてしまうまでこのデータをフィルタ処理して、次の 要素インスタンス等と関連づけられたデータを見つけるようになる。

図８ａには、要素インスタンスを集める他の方法が図示されており、これには一 連のリスト要素１２ｇが表され、これらリスト要素１２を利用して、探索動作を 実行しないで、共通の属性と一緒にこれら要素のリストを生成することができる 。これらリスト要素は、ユーザに対して、データペース中にストアされた特定の タイプの要素のすべてを簡単に観察する手段を提供すると共に、このユーザに、 以下に説明するように、リストアツブされた要素の１つでマークされたページに 直接アクセスする機会が与えられる。図８ｂに示したように、このユーザがコン ピュータ２のディスプレイスクリーンのウェル１６からＬｉ５ｔ　Ｐｈｏｎｅ　 （電話帳）要素１３Ｇを選択した場合に、例えばインスタンス１３８のような電 話要素インスタンスおよび、ノート１４０のようなこのインスタンスに関連づけ られたノートのリストが生成される。

次に、ユーザによって、例えばノート１４２のようなリストアツブされたノート の１つを選択した場合、このノートは手書きのノー１セージ°ｔｌａｎｙ°ｓ　 ｂｕｓｉｎｅｓｓ（４５３＞９０８−９０００°から構成されており、コンピュ ータ２によって、選択されたノート１４２とインスタンス＋４４とが現れたペー ジ１３４を表示するように自動的に処理するようになる。

図８ｂのノートのリスト１３６は、例えばアルファベット順に特定の順序でリス トアツブされていず、これは、コンピー−タロ身がテキストを受信できる能力に よって生じるものと思われ、このため、リスト１３６からこれらノートの目録を 作成する手段を設ける必要がある。図８ｃには、要素のリストおよびそれに付加 されたデータの目録を作成するような技術の１つが図示されている。これらイン スタンスおよびそれに組合わされたノートのリスト１４６を作成した後で、ユー ザはウェル１６から電話帳要素１４８を選択すると共に、それのインスタンスを リスト１４６上で引（ようにする。次に、コンピュータ２はこのりスト１４６の 外観の変化について認識するので、電話帳ヘッダー１５０がリスト１４６の一番 上に現れると共に、アルファベットカタログ１５２がこのリスト１４６の右側に 現れるようになりた。このようにして形成した電話帳を利用して、このリストを アルファベット順に並べ変えるためには、ユーザは、単に、例えばノート１５４ じＮｅ１１　（８０ｇ＞９８７−８９７６”）およびインスタンス１５ものよう なノートとこれに組合わされたインスタンスを選択すると共に引くようにする。

更に、このノートを、アルファベットカタログ１５２の適当な文字、本例では文 字゛ｎ゛に当てるようにする。このコンピュータ２はノート１５４とインスタン ス１５６を取るように処理し、これらを新しいリストに設置する。この場合、こ の文字−ｎ−に予め配置された他のノートおよびインスタンスと一緒に配置する 。これらノートとインスタンスを適当な文字に配置した後で、ユーザは、この文 字をアルファベットカタログ１５２から選択することによって特定の文字の下で ストアされたノートをアクセスできる。

上記で特定したように、要素は、２つの基本的に異なった部分と、要素ベースと 、要素インスタンスとを有するように処理され、これの一方、即ち、インスタン スが他方、即ちベースから取出される。しかし、これら要素を、２つの異なった 機能的特性、アクティブ要素とパブ／イブ要素とを有するように特定化すること もできる。一般に、イア／イブ要素は、データをマークすると共に、関連付け、 　し、更に、このマークされたまたは関連付けられたデータを後に配置するため だけに使用する。この場合、これらバッジイブ要素のいくつかを用いて極めて特 殊なユーザとの会話を必要としない機能を実行することが可能である。アクティ ブ要素は、これらと関連づけられたスクリプトまたはアクシ蓄ン（プログラムさ れた機能）を有し、これらは、′インスタンスを生成した時に対話ボックスを開 く“のように簡単なものであるか、または、“コンピュータを再度接続した場合 にこれらアクシ１ノを実行する”のように複雑なものである。

一般に、要素インスタンスが生成されると直ぐに、アクティブ要素によってそれ らの対話ボックスや属性ノートが開かれる。アクティブ要素の一例としては、プ リント要素３０がある。ユーザによって、このプリント要素３０のインスタンス でブリットすべきページをマークすると、属性シート、本例の場合、図９１ノブ リント対話ボックス１５８がこのページ上に現れるようになる。次に、このユー ザは、次のような動作を行うことによってこの対話ボックス１５８と対話するよ うにする。即ち、マークされたページをプリントするプリンタを特定化したり、 プリントすべきコピ一枚数を設定したり、これら属性を承認したり、対話ボック ス１５ｇをキャンセルするかどうかを決定することによって対話する。

メール要素２８は、アクティブ要素でもある。メール要素２８のインスタンスを ページ上にマークすると、図９ｂのメール対話ボックス１６０がこのページ上に 現れるようになる。ユーザはこの対話ボックスと対話して、このページを誰に送 るか、および誰にそれのカーボンコピー（−ＣＣ”）を渡すかを決定する。ユー ザがアドレスの名前を書き込むことができないと共に、何が書かれているか、コ ンビ二一夕が理解できない場合には、多数の予めコード化された名前およびアド レス情報が、　ｒ。

１ｏｄｅｘボタン！６２を選択することによってユーザに対して利用できる。こ のｒｏｌｏｄｅＸボタン１６２の選択によって、可能な名前のリストが現れるよ うになり、このリストからユーザが選択でき、これによって選択された名前が” ５ｅｎｔ　Ｌｏ　ｂｏｘ−１６４またはＣＣ；　ｔｏ　ｂｏｘ−１６６中に、ユ ーザがこのｒｏｌｏｄｅｒボタン１６２を選択した時に選ばれたボックスに依存 して現れるようになる。

このアクティブ要素の他のタイプのものとしては、図１０ａの”ｖｒ口ｅ−ｏｎ −要素１６８である。ユーザによってページ上の”ｗｒｉｔｅ−ｏｎ　ｉｔ”要 素１６８のインスタンスにマークを付した時に、”ｗｒｉｔｅ−ｏｎ　Ｉｔ”対 話ボックス１７０がこのページ上に現れる。次に、ユーザはこの”ｗｒｉｔｅ− ｏｎ　ｉｔ一対話ボックス１７０をあらゆる寸法に減縮することができると共に 、この対話ボックス１７０内で、ユーザが何を所望しているかのノートを記載す ることができる。この“ｖｒｌｔｅ−ｏｎ　ｌｔ一対話ボックス１７０を、ペー ジ上のあらゆる場所に移動させることができると共に、ユーザによって開いたま まにすることができるので、このボ・ノクスは、丁度、３Ｍ社の°Ｐｏ５ｔ−Ｉ ｔ（商標）”ノートを、一枚の紙に貼布できるようなものに似て、このページの 余分な書込み領域として作用することができる。

図Ｊｏｂのリック要素】７２もまたアクティブ要素であり、これは図２のリンク 要素５８と機能的には同じものであるが、外見のみが異なっている。リンク要素 １フ２のインスタンスをページ上にマークすると、リンク対話ボツクス１フ４が 現れるようになる。次に、リンク対話ボックス１７４がディスプレイスクリーン １４上に見えたままである一方、ユーザは、コンピュータ２の中にストアされた 情報の種々のページ上対してページ付けるｅ所望のページが配置されると、ユー ザは“ｔｈｉｓ　９８ｇＸボタン１７６を選択して、リンク要素１７４のインス タンスを所望のページ上にマークすると共に、コノピユータ２を急速に立ち直ら せ、更に、このリンク要素１フ２のインスタンスが元々、付加されていた元のペ ージを表示するようにする。将来において、リンク（連結）されたページ間でジ ャンプするために、ユーザはリンク要素１フ２のインスタンスの選択のみ行う必 要がある。

更に複雑なアクティブ要素が図１１のサウンド要素１７８である。一般に、この 要素を用いて、写真または何か他のイメージを、この要素のインスタンスと一緒 にマークすると共に関連付け、次に、サウンド対話ボックス１８０を利用して、 イメージの写真と関連付けている。例えば、ユーザが絵１８２をサウンド要素１ ７８のインスタンスに対して関連付けた場合に、少なくともこの絵１６２の一部 分がサウンド対話ボックス１１１０のフレーム１８４内に現れるようになる。次 に、このユーザは、記録ボタン１ｇ４を用いて、コンビュータ２のレコーダを作 動させる。このレコーダ中に、ユーザはメモリ８中の記憶用の他のサウンドを記 録させるか、またはしゃべることができる。このような動作は、レコーダボタン １８４を再度、選択するか、または記録時間の最大量が経過するまで実行される 。次に、ユーザは、再生ボタン１８６を選択することによって記録したサウンド を再生したり、消去ボタン１δ８を選択することによってこのサウンドを消去す ることができる。時間ヘッダ１９０は、このサウンドが何時に記録されたかを表 す。このサウンドが記録された後で、ユーザは、このサウンドを再生することが でき、この場合、対話ボックス１８０にアクセスする必要がなく、単に、元の絵 １８２に付加されたサウンド要素１７Ｂのインスタンスを選択することによって 再生できる。この対話ボックス１８０を、サウンド要素１７８のインスタンスを 違った方法で選択することによって、何時でも再びアクセスすることが可能であ る。

図１２ａの°ｔａｂｌｅ−ｏｆ−ｃｏｎｔｅｎｔｓ（内容のテーブル）°要素１ ９２のインスタンスをページ上にマークした時に、これによってコンビ５−夕２ がテーブルボックス１９４を開くようになり、このボックス内で、ユーザによっ て、マークしたページにストアされた情報に関する表題や、他のノート１９６を 書込むことができる。次に、このノート１９６を、インスタンスでマークされた ページのページ数に関する情報に則って、インスタンスと一緒に関連づけると共 に、メモリ８中にストアする。同じドキュメントの異なったページまたは、コン ビュータ２のノートブック内にこの＋ｔａｂｌｅ−ｔａｂｌｅ−ｏｆ−ｃｏｎｔ ｅｎｔｓ−要素１９２のリスト要素バージ璽ン用のインスタンスをマーク付けす ることによって、”ｔｉｂｌｅ−ｏｆ−ｃｏｎｔｅｎｔｓ−リスト１９１１が表 示されるようになる。

このリスト１９８には、ユーザによって各テーブルボックス１９４中に予め入力 されたノート２００の各々および、このノート２００を入力した後に、コンビ島 −夕２によって関連付けられた対応のページ数が含まれている。

種々のタイプの要素の基本的な特徴および動作についてすでに説明してきたが、 図１３ａ〜１３ｄによりて、これら要素が、例えば図１のコンビュータ２のよう な、コンビ１−タンステム内でどのようにして動作するかを、一般的に表示する 。ここで、図１３３〜図Ｈｄのフローチャートで説明されたプロセスは、ユーザ インターフェイスンステムの僅かな部分のみであると共に、相当程度に一般化さ れている。

これは、このフローチャート内で、すべての可能なタイプの要素の詳細なオペレ ーションを説明してしまうことによる混乱のレベルを下げるために一般化させて いる。しかし乍ら、これら種々の可能なタイプの要素の大部分が上述した図面を 膠照し乍ら詳述されているので、本明細書で開示されたものから何も喪失するも のではない。また、図１１ａ〜１３ｄに記載したプロセスを実行するために必要 なソフトウェアプログラムや、本明細書の何れかに記載されている種々のプロセ スの詳細な説明に加えて、本発明のユーザインターフェイス要素の種々の要素の イメージや、対話ボックスや、他の特徴部分を、例えば、Ｃ＋＋のようなＣプロ グラミング言語のバージ璽ンを利用して、当業者によって容易に形成することが できる。更に、本明細書中に記載されたソフトウェアプログラムされた機能の多 くは、例えば＾ＳＩＣのような特別な集積回路デバイスを用いて、ハードウェア 的に実行することも可能である。

ここで、図１３ａに関して、このプロセスは、要素ウェル１６は、先行する動作 の結果として、オープン（開放）されているかどうかをチェックすることから開 始する（ブロック２０２）。このウェル１６が未だ開いていなければ、次のブロ ック２０４で開くようになる。タッチ感応式ディスプレイパネルを有するノート 型のコンビコータでは、ユーザはウェル規制ライン１８を選択すると共に、この ウェル１６に対して所望の、または最大高さに達成するまで、このライン１８を 上方へ移動してこのウェルをオープンする。

ウェル１６が一旦開かれると、ユーザはこのウェル１６の内容をサーチ（探索〉 して、ユーザの所望する機能を実行するのに必要な要素ベースを得るようにする （プロ１す２０６）。この所望の要素ベースがウェルに存在しなければ、ブロッ ク２０８へ進み、図１３ｂのブロック２１０の現存しているベースのクローン（ 複製）化を行なうか、または要素ベース作成ツールを利用して新しいベースを作 成する（ブロック２１２）。この要素ベース作成ツールの動作については、図１ ４を参照し乍らあとでに説明する。ベースをクローン化できる場合には、ユーザ は、例えば、最初クローン用のベースを選択し、次に、利用可能なオペレーショ ンのメニューからクローンコマンドを選択することによって、ベースのクローン を作成するようにする。次に、このユーザは所望の属性を加えると共に、前述と 同様に、ベースの外観を変えることによってこのクローンを変形する（ブロック ２１４）。新しいベースをどのようにして作成したかに係わらず、一旦、この新 しいベースを作成すると、このベースをコンピュータ２によってウェル中に配置 するので、この新シいベースを利用して、インスタンスを生成することが可能と なる（ブロック２１２．２１４）。

次に、このシステムは、図１３ａに示したフローチャートのブロック２１６まで 戻り、この選択した要素のインスタンスを生成する（ブロック２１８）。

このブロック２１８で選択したベースのインスタンスを生成した後に、コンピュ ータ２は、このインスタンスをユーザによって作成した選択ポイントに、例えば ディスプレイスクリーン１４に対して指を押圧することによって付加する。次に 、このインスタンスは、ユーザによって作成した選択ポイントをウェル１６から 引出すと共に、この選択ポイントを移動させ、このページに落す（添付またはマ ークする）（プロＩす２２０）。このページにマーク付けされると、コンビュー タ２によってメモリ８の要素データベース中にインスタンスについての識別情報 をストアする。次に、このユーザが落下したインスタンスを選択すると共に、関 連コマンド（ブロック２２２）を利用可能なオペレーションのメニュから選択す ると、関連づけたデータを例えばフレームボ・タンス８２または９４のようなフ レームボックスで包囲する（ブロック２２４）。この組合わせたデータに対して 、インスタンスの属性としてラベル付けすると共に、要素インスタンスデータベ ース中にストアする（ブロック２２６）。この時点において、即ち、データをこ のインスタンスに関連づけないように選択した時に（ブロック２３０）　、コン ピュータ２によって、選択したインスタンスがアクティブかどうかをチェックす る（図１３ｃのブロック２３２）。

選択したインスタンスがアクティブなものであれば、コンビュータ２はディスプ レイスクリーン１４上に対話ボックスをオープンしくブロック２３４）　、この ボックス内で、ユーザは種々の属性を入力できる。ユーザがこれら属性に対して ＯＫを与えない場合（ブロック２３６）には、この対話ボックスをキャンセルし て、スクリーンから消去し、これらは、ユーザによって丁度入力したばかりの属 性であるからである（ブロック２３８）。他方、この選択したインスタンスがパ ッジイブなものであれば、即ち、ユーザがブロック２３４で入力したこれら属性 に対してＯＩを与えた場合には、システムによって規定された、または要素ベー スによって規定された属性に沿って許可された属性をメモリ８のデータベース中 にストアする（ブロック２４０）。これらインスタンス属性をストアした後で、 コンビュータ２は、インスタンスのプログラム済み機能が迅速または遅延してい るかどうか決定する（ブロック２４２）。機能性能を遅延させる場合（ブロック ２４４）には、このプログラム済み機能をメモリ８中に予じめ決められたトリが 一イベントが発生（ブロック２４８）するまで、ストアしく図１３ｄのブロック ２４６）　、このイベントはコンビコータがプリンタに接続されるような事項で ある。この機能性能を直ぐに実行すべき場合（ブロック２５０）には、即ち、ブ ロック２４Ｂのトリガーイベントが起ると、このプログラム済み機能が実行され ると共に、あらゆる関連した結果データをディスプレイスクリーン１４上に表示 するようになる（ブロック２５２）。

次に、ユーザがインスタンスと一緒に他のオペレーションを実行するように所望 すると（ブロック２５４）　、この機能がブロック１５６で実行され、例えば、 ブロック２４８へ戻り、トリガーイベントが発生したかどうかを決定する。更に 、ユーザは、ページ上のインスタンスの位置を移したい場合、即ち、インスタン スをページから取り去りたい場合には、ユーザはこのようなオペレーションを現 在実行できる。

またこのユーザは、このインスタンスの属性を変更するために、このインスタン スや他のインスタンスを選択することが可能である。即ち、このユーザは探索オ ペレーションを実行してインスタンスとこれと組合わせたデータ等を配置できる 。

ユーザによって他のオペレーションの全部をこのインスタンスと一緒に実行する ことを完了した場合に、ウェル１６が他のインスタンスに対して再度アクセスさ れるまで、このプロセスは終了する（ブロック２５８）。

図１３ｂで説明したように、ユーザは、ブランク（空白）要素ベースとして現わ れた図１４１のベース作成要素ベース２６０を利用して、新しいベースを作成で きる。このベース２６０のインスタンスがページ上にマークされると、対話ボッ クス２６２がディスプレイスクリーン１４上で開かれる。次に、ユーザは、この ベース作成ボックス２６４内でイメージを描き、ベース要素２６０の所望の外観 およびそれ自身の取り出したインスタンスを生成する。一旦、ユーザが、新しい ベース２６０によって、表示すべきイメージを決定すると、０【ボタン２６６を 押し、これによって、図示しないブランクスクリプトをスクリーン１４上でオー ブンし、このスクリプト内でユーザはベース２６０の機能をコントロールするた めのブランクスクリプトを書くことができる。ユーザが完全に新しいプログラム を書くことを望んだ場合、即ち、他のベースに対して使用するイメージを簡単に 変更することを望んだ場合には、ユーザは他のベースからこのプログラムを簡単 にコピーすると共に、これを、ベース２６０に対するスクリプトウィンドウ内で 貼る。通常、コンピュータ２はテキストを入力または編集する手段を有していな いので、ユーザにとって、プログラム済みのフロッピィディスクやメモリカード から新しいスクリプトを取入れないか、または他のコンピュータとデータ接続を しないで新しいスクリプトを作成することは大変困難なことである。しかし、ユ ーザが使用を望むスクリプトラインが完全に共通なものであれば、ユーザは、予 じめ作成したスクリプトラインのリストを開くと共に、このリストからスクリプ トラインをコピーしてオーブンスクリプトウィンドウに貼ることができる。ユー ザによってテキストが入力および／または編集される場合には、通常、ユーザは 自分自身のスクリプトをこのオーブンスクリプトウィンドウ中に書込むことがで きる。全体として使用するコンピーりのタイプに適合し、これと−緒に要素が使 用される新しいスクリプト言語が好適なものであったとしても、本発明の要素を 、例えば、上述したハイパートーク言語のようなプログラム言語を利用してプロ グラムできる。

図１４ｂには、ベース２６０を用いてフレームボックス内にデータを包囲し、表 示用のイメージを新しいベースによって生成する別の実施例技術が表わされてお り、これによれば、カッター要素ベース２６８が表示される。このカッターベー ス２６８を使用するために、ユーザはウェル１６からベース２６８を選択して、 これのインスタンスを生成する。次に、このユーザはインスタンスをスクリーン 上のページの回りを移動させる。この移動は、ユーザが新しいベース用のイメー ジを使用したいページからイメージの中心にこのインスタンスが存在するまで行 われ、この中心地点において、ユーザはこのインスタンスをページ上に落し、こ れによってこのインスタンスが中心に存在しているイメージがコピーされると共 に、これが新しいベースおよび表示用のそれ自身のインスタンス中に貼られる。

このような処理方法をユーザが容易に実行できるために、ユーザは、要素力ブタ ベース２６８の空のインスタンスを介して、このインスタンスがそのページ上に 落ちるまで、その下のページを観察できるようにする。

図１４ｅは、図１４ａのベース作成対話ボックス２６４の変形バーシーンを図示 する。ベース作成対話ボックス２７０において、ユーザは自分自身のテキストを 書くと共に、バックグランドの色を選択するためのオブシ１ンおよび／または、 新しいベース中に表示するパターンおよびこのページからイメージの代りにそれ のインスタンスを選抜するオプションを有している。最初に、ユーザは、テキス トボックス２７２中に、どのようなメツセージを望んでいるかを書込み、次に、 カラーボタン２７４からバックグランド用のカラーの１つを選択することおよび ／またはパターンボタン２７６からパターンの１つを選択する。新たに作成した イメージを、下見ボックス２７８中で下見することができる。

別のタイプの要素、即ち合成要素のオペレーン謬ンを図ＩＳｍのミーティング要 素ベース２８０とそれのインスタンス２７２によって説明する。このミーティン グ要素を利用するために、最初、ユーザはディスプレイスクリーン１４上のペー ジにインスタンス２８２でマークすると共に、例えば、′ミーティングを設定” の言葉のような所望のデータを包囲する。このインスタンス２７２を釈放した後 で、図１５１のウェル１６中に、要素ベースの組を、図１５ｂで示した要素ベー スの新しい組によって置換える。この新しい要素ベースの組は、インスタンス２ ７２に少し関連している。例えば、このインスタンス２７２がミーティングに関 連しているので、これら要素ベースの新しい組のすべては、同様に、ミーティン グに関連している。これら要素ベースには、カレンダ要素２８４、参加者要素１ ０２、電話要素３２、会議室要素２８６、他のミーティング要素２８０１および 思索要素２８８が包含されてｔ）る。例え１１図１５ｅのカレンダインスタンス ２９０や参加者インスタンス２９２のような新しｔ１要素の各々を、ウェル１６ から選択し、インスタンス２フ２の一方の側へ配置して、合成要素を生成する。

この合成要素のインスタンス２フ２は初期インスタンスを構成する。この初期イ ンスタンスに合成されたインスタンスの各々には、例えば、参加者要素インスタ ンス２９２用に図１５６の対話ボックス２９４から選択した種々の参加者の名前 のような所望の入力済み属性が設定されている。

このユーザによって、これら合成されたインスタンス用の属性を入力した場合に 、初＋９１インスタンスでないすべてのインスタンスが、初期インスタンスが選 択される次の時間まで、視界から隠されるようになる。この結果として、ユーザ ＋１、通常、単一のインスタンスで占有されるディスプレイの領域内で、ユーザ １１更１こオペレーア１ンを実行できると共に、更に多くの情報をストアできる 。これ：こ加えて、初期インスタンスの機能を実行することが開始されると、こ の初期インスタンスに合成された他のインスタンスによって階層順にそれらの機 能力（実行され図１〜図１５を参照し乍ら本発明を説明すると共に、特定の実施 例↓こつ（１で強調してきたが、これら図面は説明目的のみのためで、決して本 発明を限定するために採用されたものでない。また、本発明の要素、プロセス、 およびプロセスステップの構成に対して、様々な変化および変形を、当業者であ れ↓ｆ１実現でき、これは、上述した本発明の技術的思想の範囲内で実行される ものである。

浄書（内容に変更なし） ＦＩＧ、　１ ＦＩＧ、　４Ａ ＦＩＧ、　４Ｂ ＦＩＧ、　６Ａ ＦＩＧ、　８Ａ ＦＩＧ、　８Ｇ ＦＩＧ、　９Ａ ＦＩＧ、　９Ｂ ＦＩＧ、　１０Ａ ＦＩＧ、　１０Ｂ ＦＩＧ、１１ ＦＩＧ、　１２Ａ ＦＩＧ、　１２Ｂ 浄書（内容に変更なし） ＦＩＧ、１３Ａ 浄書（内容に変更なし） ＦＩＧ、　１３８ 浄書（内容に変更なし） ＦＩＧ、１３Ｃ 、　浄書（内容に変更なし） ＦＩＧ、１３Ｄ ＦＩＧ、　１４Ａ ＦＩＧ、　１４８ ＦＩＧ、　１４Ｇ ＦＩＧ、　１５Ｂ 手続補正書 平成６年６月２７日

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．プロセッサと、メモリと、ディスプレイと、これらプロセッサ、メモリ、デ ィスプレイと通信を行う対話型入力／出力システムとを有するコンピュータシス テムにおいて利用されると共に、このシステムによって動作するユーザインター フェイスシステムにおいて、 ユーザインターフェイス要素をユーザに識別させる手段と、前記ディスプレイ上 のドキュメント中表示されたデータにマークを付ける手段とを有するユーザイン ターフェイス要素と； 前記ユーザインターフェイス要素の識別手段を前記メモリ中に前記マークされた データの代わりとしてストアする手段と；前記メモリ中のデータの代わりのもの をサーチすることによって、このメモリ中のマークされたデータを探索する手段 と；前記マークされたデータを探索して、そのデータを前記ディスプレイに表示 する手段とを具備したことを特徴とするユーザインターフェイスシステム。 ２．前記ユーザインターフェイスシステムに、前記マークしたデータに関連した オぺレーションの性能を前記コンピュータシステムによって制御するために前記 ユーザインターフェイス要素をプログラムする手段を更に設け、前記識別手段が 、前記ユーザインターフェイス要素をこのオペレーションに対して独特に関連さ せられていることを特徴とする請求項１記載のユーザインターフェイスシステム 。 ３．前記データに前記ユーザインターフェイス要素をマークを付けて、前記オぺ レーションを前記コンピュータシステムによって自動的に実行することを特徴と する請求項２記載のユーザインターフェイスシステム。 ４．前記オぺレーションの少なくとも一部分の実行を、前記対話型入力／出力シ ステムを介してユーザによって開始されるまで、前記コンピュータシステムによ って遅延させたことを特徴とする請求項２記載のユーザインターフェイスシステ ム。 ５．前記オぺレーションの少なくとも一部分の実行を、予め決められたトリガー イぺントが発生するまで、前記コンピュータシステムによって遅延させたことを 特徴とする請求項２記載のユーザインターフェイスシステム。 ６．前記マーク付け手段に、前記マーク付けされたデータを選択して、このマー ク付けされたデータに前記要素を組合わせる手段を設けたことを特徴とする請求 項１記載のユーザインターフェイスシステム。 ７．前記識別手段に、前記要素の視覚表示を設け、前記選択手段にフレームボッ クスを設け、このフレームボックスを、前記ユーザにより、前記対話型入力／出 力手段を利用して、この視覚表示を前記ディスプレイを横切って移動させるよう にして、この視覚表示から認識するようにしたことを特徴とする請求項６記載の ユーザインターフェイスシステム。 ８．前記記憶手段を更に作動させて、前記マーク付けられたデータを、前記デー タの代わりのものと組合わせて前記メモリ中にストア（記憶）させたことを特徴 とする請求項６記載のユーザインターフェイスシステム。 ９．前記識別手段に、前記要素の視覚表示を設けたことを特徴とする請求項１記 載のユーザインターフェイスシステム。 ｌ０．前記識別手段に、前記要素の聴覚表示を設けたことを特徴とする請求項１ 記載のユーザインターフェイスシステム。 １１．前記ユーザインターフェイスシステムに、複数のユーザインターフェイス 要素を更に設け、これらユーザインターフェイス要素のいくつかの要素は共通の 識別手段を有し、これらユーザインターフェイス要素のいくつかの要素は別個の 識別手段を有し； 前記探索手段に、前記共通の識別手段に対応したマーク付けされたデータのリス トを編集する手段を設け； 前記ディスプレイ手段に、このリストを前記共通の識別手段と一緒に前記ディス プレイ上に表示する手段を設けたことを特徴とする請求項１記載のユーザインタ ーフェイスシステム。 １２．前記ユーザインターフェイスシステムに、前記リスト上のマーク付けされ たデータの目録を作成する手段を更に設けたことを特徴とする請求項１１記載の ユーザインターフェイスシステム。 １３．前記要素に、ぺースおよびインスタンスを更に設け、前記ユーザインター フェイスシステムと前記ぺースとを動作させて、共通の属性をこのインスタンス に与え、このインスタンスを前記ぺースから取出すと共に、動作させて前記ユー ザによって作成されたそれぞれ異なった属性を有するようにしたことを特徴とす る請求項１記載のユーザインターフェイスシステム。 １４．前記インスタンスが前記ペースから最初に取出された場合には、これらペ ースおよびインスタンス用の前記識別手段が互いに同一であることを特徴とする 請求項１３記載のユーザインターフェイスシステム。 １５．前記ユーザインターフェイスシステムに、前記要素をプログラムして前記 マーク付けされたデータに関連したオぺレーションの実行を前記コンピュータシ ステムによって制御する手段を更に設け、前記識別手段を動作させて、前記要素 を前記オぺレーションに独特に関連させ、前記インスタンスを前記ぺースから取 出すのに続いて、このインスタンス用の識別手段を度形するように作動きせて、 前記オぺレーションの状態における変化を表したことを特徴とする請求項１４記 載のユーザインターフェイスシステム。 １６．前記コンピュータシステムによって、前記オぺレーションの少なくとも１ っの予め決められた部分が完了すると、前記インターフェイス用の識別手段を前 記ユーザインターフェイスシステムによって自動的に変形したことを特徴とする 請求項１３記載のユーザインターフェイスシステム。 １７．前記インスタンス用の識別手段を作動させて、このインスタンスを前記ぺ ースより取り出すのに続いて、前記ユーザによって変形させたことを特徴とすろ 請求項１３記載のユーザインターフェイスシステム。 １８．前記ディスプレイ手段に、前記マーク付けされたデータおよび前記識別手 段を、このマーク付けされたデータを、探索した後で、強調して前記ドキュメン トを表示する手段を設けたことを特徴とする請求項１記載のユーザインターフェ イスシステム。 １９．前記ユーザインターフェイスシステムに、前記要素をプログラムして前記 マーク付けされたデータに関連したオぺレーションの実行を前記コンピュータシ ステムによって制御する手段を更に設け、前記識別手段を動作させて、前記要素 を前記オペレーションに独特的に関連させ、前記ユーザインターフェイスシステ ムに、複数個のユーザインターフェイス要素を設け、これらユーザにインターフ ェイス要素のいくっかの要素は共通の識別手段を有すると共に、いくつかのユー ザインターフェイス要素は別個の識別手段を有し、これら共通の識別手段を有す る前記要素を前記コンピュータシステムで実行すべき共通タイプのオペレーショ ンに対応し、別個の識別手段を有する前記要素を前記コンピュータシステムで実 行素ぺき異なったタイプのオぺレーションに対応したことを特徴とする請求項１ 記載のユーザインターフェイスシステム。 ２０．前記ユーザインターフェイス要素の１つによるオぺレーションの実行によ って、これら要素の他の要素により、少なくとも１つの異なったタイプのオぺレ ーションを実行するように、前記要素を、互いに合成されるように動作したこと を特徴とする請求項１９記載のユーザインターフェイスシステム。