JPH0719202B2 - 情報処理装置における外見選択切替方式 - Google Patents

情報処理装置における外見選択切替方式

Info

Publication number
JPH0719202B2
JPH0719202B2 JP3146071A JP14607191A JPH0719202B2 JP H0719202 B2 JPH0719202 B2 JP H0719202B2 JP 3146071 A JP3146071 A JP 3146071A JP 14607191 A JP14607191 A JP 14607191A JP H0719202 B2 JPH0719202 B2 JP H0719202B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
appearance
function
similarity
information
mismatch
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP3146071A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06230925A (ja
Inventor
真 広瀬
Original Assignee
財団法人パーソナル情報環境協会
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 財団法人パーソナル情報環境協会 filed Critical 財団法人パーソナル情報環境協会
Priority to JP3146071A priority Critical patent/JPH0719202B2/ja
Priority to US07/899,986 priority patent/US5442745A/en
Priority to EP92401708A priority patent/EP0519827B1/en
Priority to DE69232079T priority patent/DE69232079T2/de
Publication of JPH06230925A publication Critical patent/JPH06230925A/ja
Publication of JPH0719202B2 publication Critical patent/JPH0719202B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F16/00Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor
    • G06F16/40Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor of multimedia data, e.g. slideshows comprising image and additional audio data
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/01Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
    • G06F3/048Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI]
    • G06F3/0481Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI] based on specific properties of the displayed interaction object or a metaphor-based environment, e.g. interaction with desktop elements like windows or icons, or assisted by a cursor's changing behaviour or appearance
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F40/00Handling natural language data
    • G06F40/20Natural language analysis
    • G06F40/237Lexical tools
    • G06F40/247Thesauruses; Synonyms

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Audiology, Speech & Language Pathology (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Artificial Intelligence (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • Computational Linguistics (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Data Mining & Analysis (AREA)
  • Databases & Information Systems (AREA)
  • Digital Computer Display Output (AREA)
  • User Interface Of Digital Computer (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、外見群と機能群を独立
に備え外見と機能との間で計算される類似度に基づき外
見と機能との組合せを選択し当該外見を通して入出力手
段から情報の入出力を行う情報処理装置における外見選
択切替方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】情報処理装置は、通常、データベース機
能、ワードプロセッサの機能、図形を描画する図形エデ
ィタの機能、通信の機能等複数の機能を備えている。
【0003】また一方、情報処理装置では、ディスプレ
イ装置によりユーザに情報を提示する必要があるが、情
報の提示の仕方及び操作性は共にユーザに馴染みのある
ことが望まれており、その手法として種々の外見が提案
されている。例えば、パーソナルコンピュータ等におい
ては、ディスプレイ画面上に机の上の状態を表示するこ
とによってコンピュータを机の上のように見せるデスク
トップメタファが採用されているし、また、本出願人
は、先に特願平1−222497号(特開平3−846
22号公報参照)においてディスプレイ画面上にテレビ
の絵を表示するテレビジョンメタファを提案したところ
である。
【0004】このように、ユーザに対する情報の提示の
形態である外見も種々知られており、情報処理装置にお
いては、通常、複数の外見を備え、ユーザのタスクに応
じて外見を切り換えて適切な外見環境を提示できるよう
になされている。
【0005】ところで、従来の情報処理装置において
は、一つの外見は一つの機能と予め対応付けが定められ
ていた。例えば、図10(イ)に示すような紙をイメー
ジさせるアイコン30はワードプロセッサと対応付けら
れており、当該アイコン30を指示すると、同図(ロ)
に示すようにディスプレイ画面31には32で示すよう
な文書の外見を有する環境が提示され、そこで文書を作
成することができる。
【0006】しかしながら、外見と機能との対応関係が
予め1対1に固定的に設定されていると、次のような問
題が生じる。
【0007】まず、外見と機能とが1対1に固定的に対
応付けられてしまうと、全ての外見がどのような機能と
対応しているかをユーザが記憶し、識別しなければなら
ないため、非常に煩わしくなるという問題がある。特
に、情報処理装置は、現在でも多くの機能を備えている
が、更に今後もその機能が増加してゆくであろうことを
考えると極めて基本的な問題といえる。
【0008】しかもまた、従来は、それぞれの外見及び
それぞれの機能が名称で管理されており、且つ対応関係
にある外見と機能とに一定の約束に従った名称が付され
ている。そのため、何等かの関係で名称を変更する必要
に迫られ、外見と機能とに上記の約束とは異なる名称に
変更した場合には、外見は見えるが機能が動作しないと
いう状態が生じ、コンピュータの操作に慣れていないユ
ーザに対して混乱を生じさせることになる。
【0009】また、外見と機能との対応がユーザにとっ
ては必ずしも馴染みのあるものではない場合がある。例
えば、図10(イ)の外見とワードプロセッサという機
能との対応は、多くのユーザにとって容易に理解でき、
しかも馴染みのあるものであるが、これを図10(ハ)
に示すような外見と対応付けた場合には多くのユーザは
戸惑いを禁じ得ないであろう。このような問題は、ある
外見に対して対応付けを行う設計者がイメージするもの
と、ある外見を見たときにユーザがイメージするものと
が異なるからである。しかし、これを完全に排除するこ
とは不可能であり、そのために、ある機能に対してどの
ような外見を対応させるかは設計上非常に難しい問題で
あるばかりでなく、対応付けの結果は必ずしもユーザに
とって馴染みのあるものになるとは限らない。その結
果、ユーザにとって使い勝手が悪く、しかもユーザがコ
ンピュータを理解しようとするのを妨げてしまうという
問題が指摘されている。
【0010】さらに、ある機能が扱う情報の量等は、一
般に、ユーザの操作によって刻々と変化するため、ある
1つの外見だけでは、情報の量等が動的に変化する機能
を適切に表現できないという問題がある。このような問
題は、情報の量だけに限らない。例えば音を出す機能の
場合、その外見としてフルートやトロンボーン等の良く
知られた楽器を用いることがある。この場合、出し始め
た音が低いトロンボーンの外見を対応させていたとして
も、ユーザの要求などにより音の高さが変えられて、本
来フルートが得意とするような高い音を機能が出すよう
になると、トロンボーンの外見は、その時点での機能と
ミスマッチとなる。
【0011】このように、一般に外見と機能とには、そ
れらの得意とする音域のような担当領域があり、適切に
対応させないとミスマッチを起こすという問題がある。
そして、こうしたミスマッチは、情報処理装置が使いに
くい、或いは理解しにくい原因となっている。
【0012】本発明は、上記の課題を解決するものであ
って、ユーザにとって馴染みのある外見と機能の組合せ
を自動的に選択でき、さらには、ミスマッチに対して自
動的に外見を切り替えることが可能な情報処理装置にお
ける外見選択切替方式を提供することを目的とするもの
である。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の情報処理装置における外見選択切替方式
は、外見群と機能群を独立に備え外見と機能との間で計
算される類似度に基づき外見と機能との組合せを選択し
当該外見と機能との対応付けを行って入出力手段から情
報の入出力を行う情報処理装置において、各外見及び各
機能に関し属性とその類似性の情報を有する属性リスト
と、各外見と機能に関する類似性の情報から類似度を計
算する類似度計算手段と、外見の切り替え処理及び外見
と機能との対応付けに関する制御を行う制御手段とを備
え、入出力手段からの操作毎に類似度の計算を行い外見
の切り替え処理を行うように構成したことを特徴とす
る。
【0014】また、属性リストは、入出力手段からの特
定の操作によって設定・更新される情報を有することを
特徴とする。さらに、制御手段は、計算された類似度か
ら選択されている外見と機能との組合せをミスマッチと
して識別するミスマッチ識別手段を有し、ミスマッチを
識別したことを条件に外見の切り替え処理を行い、ミス
マッチ識別手段は、選択されている外見と機能との間の
類似度が他の組合せの類似度に比べて相対的に小さくな
った場合にミスマッチとして識別し、外見の切り替え処
理では、ミスマッチを識別したときに入出力手段を通し
てミスマッチの警告を出し、しかる後類似度の大きい外
見に切り替えることを特徴とする。
【0015】
【作用】上記本発明の情報処理装置における外見選択切
替方式では、最初に外見または機能が指示されると、類
似度計算手段により外見及び機能の属性リストを参照し
てそれぞれの外見と機能との間の類似度の計算を行い、
制御手段により最も類似度が高い機能または外見を自動
的に選択し、これらの外見と機能との対応付けがなされ
るので、ユーザは、外見と機能との対応を記憶する必要
がなく、その煩わしさから開放される。しかも、類似度
により外見と機能との対応付けがなされるので、ユーザ
にとってもっとも馴染みやすい外見で情報の提示を受け
ることができ、新たな機能が追加されたとしてもユーザ
が馴染んだ外見で使用することができるので、ユーザの
負担を軽減することができる。
【0016】さらに、ユーザの操作により状況が変化し
た場合にも、外見と機能との間の類似度が低くなると、
ミスマッチを識別してそれより類似度が大きい他の外見
へ切り替えるので、常にユーザにとって適切な外見で情
報の提供を行うことができる。
【0017】
【実施例】以下、図面を参照しつつ実施例を説明する。
図1は本発明に係る情報処理装置における外見と機能の
組合せ選択方式の一実施例の構成を示す図、図2は外見
属性リスト及び機能属性リストを説明するための図、図
3は外見属性リスト及び機能属性リストの具体的な設定
例を示す図、図4は類似度の計算値を示す図、図5はテ
レビの外見の例を示す図である。
【0018】図1において、1は入出力装置、2は機能
群、3は外見群、4は機能属性リスト、5は外見属性リ
スト、6は類似度計算部、7は制御手段、8はミスマッ
チ識別手段を示す。
【0019】入出力装置1は、ユーザとコンピュータシ
ステムとのインターフェースの役割を果たすものであ
り、キーボード、ポインティングデバイス等の入力装置
及びCRTディスプレイ、プリンタ等の出力装置で構成
されている。
【0020】機能群2は、複数の機能を総称したもので
あり、テキストデータベース登録機能、テキストデータ
ベース検索機能、動画像データベース登録機能、動画像
データベース検索機能、ワードプロセッサ機能、図形エ
ディタ機能、通信機能等種々の機能の集合である。
【0021】外見群3は、複数の外見を総称したもので
あり、VTR、電話、新聞、テレビ、ラジオ、ニュース
番組、辞書、住所録等の種々の外見の集合である。そし
て、外見群3と機能群2とはそれぞれ独立している。
【0022】機能属性リスト4は、図2(ロ)に示すよ
うに各機能別に各属性の属性値集合が書き込まれている
テーブルである。この機能属性リストの具体例を示した
のが図3(ロ)であり、テキストデータベース登録、テ
キストデータベース検索、動画像データベース登録、動
画像データベース検索の4種類の機能についてそれぞれ
情報処理のタイプ、情報の種類という二つの属性を考え
たときの属性値集合の例を示している。
【0023】例えばテキストデータベース登録という機
能は、情報処理のタイプという観点から見た場合、情報
の生成や、情報の検索、情報の通信を行うことはできな
い。つまり、情報の蓄積しか行うことができない。ま
た、情報の種類という観点から見た場合、視覚情報も聴
覚情報も同様に取り扱える。このような各属性の評価に
基づき、テキストデータベース登録機能では、図3
(ロ)に示すように情報処理のタイプの属性において、
生成、検索及び通信の各特性は0%、蓄積の特性は10
0%という確率の特性付けがなされ、また、情報の種類
の属性において、視覚特性、聴覚特性は共に50%とい
う確率の特性付けがなされている。これは、他の機能に
ついても同様である。また、後述するように属性値に
は、固定値として扱われるものと、例えば情報の項目数
のようにユーザの操作、指定等によって変化するものが
ある。
【0024】外見属性リスト5は、図2(イ)に示すよ
うに各外見別に各属性の属性値集合が書き込まれている
テーブルである。その外見属性リストの具体例を示した
のが図3(イ)であり、VTR、電話、新聞、テレビ、
ラジオの5種類の外見についてそれぞれ情報処理のタイ
プ、情報の種類という二つの属性を考えたときの属性値
集合の例を示している。
【0025】一般に新聞は、直接的には情報を生み出す
ものもなく、情報を通信するものでもないが、記事を探
すという検索の特性を有しており、更に書き込みを行う
ことによって情報を蓄積することもできると考えられ
る。また、新聞で取り扱える情報は視覚情報であり、聴
覚情報ではない。これらのことから、図3(イ)に示す
ように新聞は、情報処理のタイプの属性において、情報
の生成、情報の通信の各特性は0%、情報の蓄積と検索
の割合は概ね2:8、つまり20%と80%という確率
の特性付けがなされている。同様にして情報の種類の属
性において、視覚特性は100%で聴覚特性は0%とい
う確率の特性付けがなされている。他の外見についても
同様である。
【0026】なお、外見の個数N2 は機能の個数N1
同じでも異なってもよいが、後述するところから明らか
なように、両者に設定される属性の個数Mは同じでなけ
ればならない。
【0027】また、図3(イ)に示すような機能属性リ
スト及び図3(ロ)に示すような外見属性リストに書き
込まれる属性値(確率)は、それぞれの属性において、
その合計が100%になり、ユーザが任意に修正可能な
データである。例えば、新聞の蓄積と検索の比を3:7
であると評価するユーザは、蓄積の項目の属性値を30
%に、検索の項目の属性値を70%に修正することがで
き、このことによって、個々のユーザの意に沿った機能
と外見の組合せを達成することができる。
【0028】類似度計算部6は、外見と機能との類似度
を計算するものであり、類似度の高い外見と機能との組
合せを抽出してリストアップしたり、最も類似度の高い
外見と機能との組合せを選択するものである。例えば外
見xの属性mのi番目の項目の属性値をA(x,m,
i)、機能yの属性mのi番目の項目の属性値をF
(x,m,i)としたとき、外見xと機能yとの間の類
似度は下記の(1)式により計算される。
【0029】 但し、 である。
【0030】制御手段7は、情報処理装置全体を統括し
て管理するものであり、ユーザの操作、指定に基づき必
要な属性値の設定を行って類似度計算部6を起動し、最
良の機能と外見との組合せを選択して入出力手段を制御
するものである。また、ミスマッチ識別手段を有し、ユ
ーザの操作毎に属性値の再設定を行ってミスマッチ識別
手段8を起動してミスマッチか否かを識別しユーザの操
作にしたがって外見の選択、切り換えを行う。ミスマッ
チ識別手段8は、ユーザの操作がある毎に類似度計算部
6を起動し、求められた類似度からミスマッチがあるか
否かを識別する。
【0031】次に、類似度の計算について説明する。い
ま、機能yを動画像データベース検索、外見xをテレビ
とし、それぞれ情報処理のタイプ、情報の種類という二
つの属性に関して図3(イ)、(ロ)に示す属性値を有
しているとする。このとき、m=1は情報処理のタイプ
を意味し、m=2は情報の種類を意味する。また、m=
1のとき、i=1、2、3、4はそれぞれ生成、蓄積、
検索、通信を意味し、m=2のとき、i=1、2はそれ
ぞれ視覚、聴覚を意味する。したがって、(1)式によ
り計算すれば、それぞれの属性値で小さい方が加算され
るので、例えばVTRと動画像データベース検索機能と
の類似度は、検索の0.50と視覚及び聴覚のそれぞれ
0.50を加算(その他は0.00)して1.50とな
る。また、同様に新聞と動画像データベース検索機能と
の類似度は、検索の0.80と視覚の0.50を加算し
て1.30となる。このようにして計算した各外見と動
画像データベース検索機能との類似度を示したのが図4
(イ)であり、各外見と動画像データベース登録機能と
の類似度を示したのが図4(ロ)である。
【0032】次に、図1に示す構成の動作について説明
する。まず、最初にユーザが入出力装置1より使用する
機能または外見を指定した場合について説明する。
【0033】いま、ある機能Yが指定されたとすると、
制御手段7は、類似度計算部6を起動する。これにより
類似度計算部6は、機能属性リスト4の中から機能Yに
関する各属性の属性値集合を取り込むと共に、外見属性
リスト5から全ての外見に関する各属性の属性値集合を
取り込み、上述したようにして機能Yと全ての外見との
類似度を計算する。
【0034】具体的には、最初に機能としてテキストデ
ータベース検索が指定されたとする。このとき、類似度
計算部6は、機能属性リスト4から図3(ロ)に示すテ
キストデータベース検索に関する属性値集合を取り込む
と共に、外見属性リスト5から図3(イ)に示す全ての
外見に関する属性値集合を取り込む。そして、テキスト
データベース検索機能と、VTR、電話、新聞、テレ
ビ、及びラジオの各外見との類似度を(1)式により計
算する。その計算結果は図4(イ)に示すようになるの
で、類似度計算部6は、類似度が最大となるテレビとの
組合せを最良のものとして決定し、制御手段7に通知す
る。制御手段7は、機能群2からテキストデータベース
検索の機能を選択し、外見群3からテレビの外見を選択
して対応付けを行う。これにより、入出力装置1の表示
装置の画面に図5に示すようなテレビの絵が表示される
と共に、テキストデータベース検索機能が動作する。
【0035】また、テキストデータベース登録機能が指
定された場合には、各外見との類似度は図4(ロ)に示
すようになるので、この場合には、類似度計算部6は外
見としてVTRの外見を選択することになる。
【0036】以上は先に機能が指定されるものとした
が、外見が指定された場合にも同様にして類似度が最大
である機能が選択される。
【0037】以上のようにして最初に使用したい機能が
指定された場合、類似度計算部6は、制御手段7からの
起動により指定された機能と全ての外見との類似度を計
算することになる。そして、類似度計算部6は類似度が
最大となる外見を機能との最良の組合せとして決定し、
制御手段7に通知する。しかし、その外見の下で機能が
動作している過程において、状況の変化があると、必ず
しもそれが最良のものではなくなってくる場合がある。
本発明では、このような場合に属性値を更新して再度類
似度の計算を行い、その外見に関して類似度が低くなり
他の外見の類似度が高くなると、ミスマッチを識別して
類似度が最大の外見、或いは類似度が一定値以上の外見
をリストアップして制御手段7に通知し、ミスマッチの
警告や外見の自動切り替えを行う。その例を、属性とし
て情報の項目数や情報ソートキーを用いた場合について
説明する。
【0038】図6は外見属性リスト及び機能属性リスト
を説明するための図、図7はミスマッチ識別の動作を説
明するための図、図8は類似度の変化を説明するための
図、図9は警告その他画面の例を示す図である。
【0039】属性として情報の項目数や情報ソートキー
を用いた場合には、機能の当該属性に関する属性値が動
作(状況の変化)によって変化する性質をもっている。
すなわち、情報の項目数を2〜9、10〜199、20
0〜に分けた場合、外見では、情報の項目数が少ないと
きテレビ番組が高い確率の属性値により特徴付けられ、
多くなると辞書、その中間になると住所録が高い確率の
属性値により特徴付けられる。したがって、図6(イ)
に示すようにニュース番組では情報の項目数のうち2〜
9に90%、辞書では情報の項目数のうち200〜に6
0%、住所録では情報の項目数のうち10〜199に8
0%の高い確率の属性値がそれぞれ付与される。また、
情報ソートキーをカテゴリ、キーワード、パーソン、デ
イトに分けると、ニュース番組ではカテゴリに100
%、辞書ではキーワードに70%、住所録ではパーソン
に80%の高い確率の属性値がそれぞれ付与される。
【0040】他方、テキストデータベース登録、テキス
トデータベース検索の機能では、情報の項目数が4件か
ら21件に或いはその逆に増減したり、情報のソートキ
ーがカテゴリからキーワードやパーソンになったりする
ように、その時々によって変化するものであり、情報の
項目数や情報ソートキーの属性は、固定することができ
ないものであるから、(ロ)に示すように実行時に確定
する属性値とされる。このようにすると、情報の項目数
や情報ソートキーの属性値が変化するような状況の変化
が生じた場合には、例えばある機能に対して類似度が最
も高く最良の外見とされていたものが相対的に低くな
り、他の外見の類似度が高くなってくる。実行時に確定
する属性値は、ユーザの操作毎に変化する内容のもので
あるので、ユーザの操作により属性値が更新された場合
には、新たに確定した属性値に基づいて類似度の再計算
を行うことによってミスマッチの識別、切り替えを行う
ことができる。
【0041】以下に、ミスマッチの識別及び具体的な類
似度の変化の例を説明する。
【0042】まず、類似度計算部6により、機能属性リ
スト4と外見属性リスト5から各属性の属性値集合を取
り込み、外見と機能との間の類似度を計算する(ステッ
プS1)。
【0043】続いて、全ての外見について類似度の大き
い機能を対応付ける(ステップS2)。
【0044】次に、確率が更新された機能があるか否か
を調べる(ステップS3)。更新された機能がある場合
(YESの場合)には、機能Xを確率が更新された機能
とし、外見Xをその時点で機能Xと対応付けられている
外見とする(ステップS4)。そして機能Xと全ての外
見との間の類似度を再計算する(ステップS5)。
【0045】しかる後、機能Xと外見Xとの間の類似度
よりも大きい類似度をもつ外見があるか否かを調べる
(ステップS6)。なければ(NOの場合)ステップS
3に戻るが、ある場合(YESの場合)には、警告の出
力その他後述するようなミスマッチ検出処理を行った後
(ステップS7)、ステップS3に戻る。
【0046】ミスマッチの例をさらに具体的な例で説明
する。例えばテキストデータベース検索機能の属性「情
報の項目数」の初期値が4項目あったとすると、このと
きには図8(イ)に示すように属性値名「2〜9」の確
率が100%であり、計算される類似度はニュース番組
が2.13と最も大きくなる。したがって、この場合に
は図9(イ)、(ロ)に示すようにニュース番組により
情報の提示がなされる。
【0047】しかし、検索条件の変化によって、21項
目もの情報が検索されたとすると、属性値名「2〜9」
の確率は0%に、属性値名「10〜199」の確率は1
00%にそれぞれ更新される。したがって、このときの
確率で類似度の再計算を行うと、図8(ロ)に示すよう
な類似度の変化が生じ、ニュース番組との類似度は辞書
との類似度1.73、さらには住所録との類似度1・6
0よりも低い1.33になってしまう。このようにその
時点での外見と機能との組合せが持つ類似度が最大では
なくなる状態をミスマッチとして検出する。
【0048】ミスマッチを検出した後の処理は、ミスマ
ッチを入出力装置からユーザに一旦警告した後、新たな
外見に切り替える。その際、一方的に外見の切り替えを
行うと、ユーザにとって違和感を抱く場合が生じる。そ
こで、このような問題を解消するには、図9(ハ)に示
すように敢えてミスマッチのまま出力してミスマッチの
実例をユーザに示すことによって、切り替え実行の確認
指示をユーザからとるようにしてもよい。
【0049】さらには、図9(ニ)に示すように最も高
い類似度の外見を示したり、類似度の近い外見が複数存
在する場合には、それらをリストアップして出し、ユー
ザに選択させるようにしてもよい。また、「不適切です
ね。これで如何がでしょう。」等の音声によるマルチモ
ーダルなコメントを付けて変化を強調することによっ
て、ユーザが抱く違和感を軽減することができる。
【0050】なお、本発明は、上記実施例に限定される
ものではなく、種々の変形が可能である。例えば上記の
実施例では、類似度を計算して最も大きい類似度の外見
と機能との組み合わせを選択し切り替えるようにした
が、選択中の外見での類似度が相対的に他より低くなっ
ても、一定の条件を満たすまで切り替えを保留するよう
に構成してもよい。
【0051】システム側が類似度の相対的な比較だけで
外見を切り替えると、外見の切り替えが頻繁に起こりか
えってユーザに戸惑いを与えることになる。そこで、例
えばその外見と機能との間の類似度が他の組み合わせの
類似度に比べて相対的に小さくなった場合でも、前者の
類似度が一定値以下になったときや、類似度の差が一定
値を越えたときに切り替えるようにしてもよいし、一定
の値以上のものが複数ある場合に、先に述べたようにそ
のリストを示してユーザの選択指示に基づいて切り替え
るようにしてもよい。
【0052】また、上記の実施例では、類似度を属性値
の小さい方を合計することによって求めたが、さらに属
性によって重みを付与して類似度を求めるようにしても
よい。すなわち、属性1、属性2、……、属性Mの各属
性に対して重みW(m)(但し、ΣW(m)=1)を設
定し、類似度を下記の(4)式により計算する。
【0053】 Σ{W(m)×Σmin(A(x,m,i)、F(y,m,i))} ……(4) 例えば、情報処理のタイプと情報の種類という二つの属
性があった場合に、両者を同等なものと判断するか、一
方をより重要視するかはユーザによって異なるので、上
記のように重みW(m)というパラメータを採用するこ
とによって、属性に対するユーザの好みを反映させるこ
とができる。
【0054】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれ
ば、外見と機能との間の類似度の計算を行い、最も類似
度が高い機能または外見を自動的に選択し、これらの外
見と機能との対応付けがなされるので、ユーザは、外見
と機能との対応を記憶する必要がなく、その煩わしさか
ら開放される。
【0055】しかも、ユーザの操作によって相対的に他
の組み合わせの類似度が高くなった場合に、より類似度
の大きい外見に切り替えるので、機能の扱う情報の量等
が動的に変化する場合でも、常にユーザにとって適切な
外見を提供し続けることができる。
【0056】このように類似度により外見と機能との対
応付けがなされるので、ユーザにとってもっとも馴染み
やすい外見で情報の提示を受けることができ、新たな機
能が追加されたとしてもユーザが馴染んだ外見で使用す
ることができるので、ユーザの負担を軽減することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る情報処理装置における外見と機
能の組合せ選択方式の一実施例の構成を示す図である。
【図2】 外見属性リスト及び機能属性リストを説明す
るための図である。
【図3】 外見属性リスト及び機能属性リストの具体的
な設定例を示す図である。
【図4】 類似度の計算値を示す図である。
【図5】 テレビの外見の例を示す図である。
【図6】 外見属性リスト及び機能属性リストを説明す
るための図である。
【図7】 ミスマッチ識別の動作を説明するための図で
ある。
【図8】 類似度の変化を説明するための図である。
【図9イ】 警告その他画面の例を示す図である。
【図9ロ】 警告その他画面の例を示す図である。
【図9ハ】 警告その他画面の例を示す図である。
【図9ニ】 警告その他画面の例を示す図である。
【図10】 従来例及びその問題点を説明するための図
である。
【符号の説明】1…入出力装置、2…機能群、3…外見
群、4…機能属性リスト、5…外見属性リスト、6…類
似度計算部、7…制御手段、8…ミスマッチ識別手段

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外見群と機能群を独立に備え外見と機能
    との間で計算される類似度に基づき外見と機能との組合
    せを選択し当該外見と機能との対応付けを行って入出力
    手段から情報の入出力を行う情報処理装置において、各
    外見及び各機能に関し属性とその類似性の情報を有する
    属性リストと、各外見と機能に関する類似性の情報から
    類似度を計算する類似度計算手段と、外見の切り替え処
    理及び外見と機能との対応付けに関する制御を行う制御
    手段とを備え、入出力手段からの操作毎に類似度の計算
    を行い外見の切り替え処理を行うように構成したことを
    特徴とする情報処理装置における外見選択切替方式。
  2. 【請求項2】 属性リストは、入出力手段からの特定の
    操作によって設定・更新される情報を有することを特徴
    とする請求項1記載の情報処理装置における外見選択切
    替方式。
  3. 【請求項3】 制御手段は、計算された類似度から選択
    されている外見と機能との組合せをミスマッチとして識
    別するミスマッチ識別手段を有し、ミスマッチを識別し
    たことを条件に外見の切り替え処理を行うことを特徴と
    する請求項1記載の情報処理装置における外見選択切替
    方式。
  4. 【請求項4】 ミスマッチ識別手段は、選択されている
    外見と機能との間の類似度が他の組合せの類似度に比べ
    て相対的に小さくなった場合にミスマッチとして識別す
    ることを特徴とする請求項3記載の情報処理装置におけ
    る外見選択切替方式。
  5. 【請求項5】 外見の切り替え処理では、ミスマッチを
    識別したときに入出力手段を通してミスマッチの警告を
    出し、しかる後、類似度の大きい外見に切り替えること
    を特徴とする請求項3記載の情報処理装置における外見
    選択切替方式。
JP3146071A 1991-06-18 1991-06-18 情報処理装置における外見選択切替方式 Expired - Fee Related JPH0719202B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3146071A JPH0719202B2 (ja) 1991-06-18 1991-06-18 情報処理装置における外見選択切替方式
US07/899,986 US5442745A (en) 1991-06-18 1992-06-17 Metaphor selecting/switching system in information processors
EP92401708A EP0519827B1 (en) 1991-06-18 1992-06-18 Metaphor selecting/switching system in information processors
DE69232079T DE69232079T2 (de) 1991-06-18 1992-06-18 System zur Wahl/zum Wechsel von Metaphern in Datenprozessoren

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3146071A JPH0719202B2 (ja) 1991-06-18 1991-06-18 情報処理装置における外見選択切替方式

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06230925A JPH06230925A (ja) 1994-08-19
JPH0719202B2 true JPH0719202B2 (ja) 1995-03-06

Family

ID=15399439

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3146071A Expired - Fee Related JPH0719202B2 (ja) 1991-06-18 1991-06-18 情報処理装置における外見選択切替方式

Country Status (4)

Country Link
US (1) US5442745A (ja)
EP (1) EP0519827B1 (ja)
JP (1) JPH0719202B2 (ja)
DE (1) DE69232079T2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08147243A (ja) * 1994-11-21 1996-06-07 Nec Corp マルチメディアデータ通信方式
US5897670A (en) * 1996-07-12 1999-04-27 Sun Microsystems, Inc. Method and system for efficient organization of selectable elements on a graphical user interface
US6141007A (en) * 1997-04-04 2000-10-31 Avid Technology, Inc. Newsroom user interface including multiple panel workspaces
JP3822357B2 (ja) * 1998-02-09 2006-09-20 株式会社東芝 マルチモーダル入出力装置のインタフェース装置及びその方法
US9256650B2 (en) * 2013-01-23 2016-02-09 International Business Machines Corporation Using metaphors to present concepts across different intellectual domains
US10915819B2 (en) 2016-07-01 2021-02-09 International Business Machines Corporation Automatic real-time identification and presentation of analogies to clarify a concept

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01222497A (ja) 1988-03-01 1989-09-05 Hitachi Chem Co Ltd 多層プリント配線板およびその製造方法
JPH0384622A (ja) 1989-08-29 1991-04-10 Personal Joho Kankyo Kyokai 多重メタファ環境情報処理システム
US5202828A (en) * 1991-05-15 1993-04-13 Apple Computer, Inc. User interface system having programmable user interface elements

Also Published As

Publication number Publication date
EP0519827A2 (en) 1992-12-23
EP0519827A3 (en) 1993-08-04
DE69232079T2 (de) 2002-06-06
JPH06230925A (ja) 1994-08-19
US5442745A (en) 1995-08-15
EP0519827B1 (en) 2001-09-26
DE69232079D1 (de) 2001-10-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2137981C (en) Method and system for presenting alternatives for selection using adaptive learning
US5701399A (en) Integration of case-based search engine into help database
US7788590B2 (en) Lightweight reference user interface
US6033224A (en) Reading machine system for the blind having a dictionary
EP1496405A2 (en) Information processing method and information processing apparatus
US6487569B1 (en) Method and apparatus for organizing notes on a limited resource computing device
US20070079255A1 (en) Graphical user interface for computers having variable size icons
EP1477892A2 (en) System, method, computer program product and article of manufacture for inputting data in a computer system
JPH06325084A (ja) 文書処理装置及びその方法と文書表示装置及びその方法
WO1995007510A1 (en) Method and system for an electronic forms generation user interface
JP7281024B1 (ja) 求職者検索システム、情報処理方法及びプログラム
JPH08235160A (ja) 文書検索方法及び装置
JP3356519B2 (ja) 文書情報検索装置
JPH0719202B2 (ja) 情報処理装置における外見選択切替方式
GB2365150A (en) Automatic completion of data in a data entry field using prepended text
JP2975372B2 (ja) データ入力装置
JP4577685B2 (ja) 情報提供装置、方法及びコンピュータプログラム
JPH0991307A (ja) 関連情報表示装置および関連情報表示制御方法
JP2001022778A (ja) 検索装置及び検索方法
JP2939841B2 (ja) データベース検索装置
JP3530993B2 (ja) 情報処理装置及び方法
JP2679641B2 (ja) 電子メール送信方法及び装置
JP3198941B2 (ja) 情報処理装置及び記録媒体
WO2001084290A1 (fr) Systeme de commande d'affichage
JP3489364B2 (ja) 表処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees