JPH0749716B2 - コンクリート振動装置 - Google Patents

コンクリート振動装置

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JPH0749716B2
JPH0749716B2 JP63172054A JP17205488A JPH0749716B2 JP H0749716 B2 JPH0749716 B2 JP H0749716B2 JP 63172054 A JP63172054 A JP 63172054A JP 17205488 A JP17205488 A JP 17205488A JP H0749716 B2 JPH0749716 B2 JP H0749716B2
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vibrator
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cabtire
drum
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JP63172054A
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勝蒼生 磯部
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Kajima Corp
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Kajima Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はコンクリート振動装置、詳しくはコンクリート
打設時にコンクリート中に挿入してコンクリートに振動
を与える棒状バイブレータを作動させる装置に関する。
〔従来の技術〕
コンクリートバイブレータは可撓性シャフトの先に棒状
振動筒を取付けたもので、棒状振動筒をコンクリート打
設時コンクリートの中に押し込み、モーター等より発生
する動力によって振動を与え、コンクリート内の空隙を
除き、余分な水分を追い出す機械である。このバイブレ
ータは通常可撓性シャフトの根元部にハンドルが形成さ
れており、このハンドルをもって入力で操作するもので
ある。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、原子力発電所の建屋等、大規模構造物のコンク
リート打設に使用するバイブレータは重量が大きく、打
設するコンクリートのスランプも小さいため、バイブレ
ータ操作がきわめて重労働となるという問題点があっ
た。
本発明の目的は前記従来例の不都合を解消し、バイブレ
ータを所定の半径で円弧状かつ直線状に水平運動させる
とともに垂直運動を可能とし、このうち円弧状の水平運
動は半径の微調整が可能であり、しかもこれらの水平お
よび垂直運動を自動的に行えるようにし、また、装置全
体が一まとまりとなっていて設置が容易なバイブレータ
の作動装置を提供することにある。
〔課題が解決するための手段〕
本発明は前記目的を達成するため、コンクリート打設時
にコンクリート中に挿入するバイブレータを作動させる
装置において、コンクリート打設現場の上方に架設する
レールと、バイブレータ、バイブレータを取付ける可撓
性キャブタイヤホース、キャブタイヤホースを巻上げ巻
下すドラム装置、先端部にローラーを取付けこのローラ
ーがキャブタイヤホースに当接して該キャブタイヤホー
スを水平方向に偏位させるための伸縮アーム、ドラム装
置を回動させるための装置およびドラム装置を懸吊し前
記レールに沿って直線状に水平移動させるための装置と
を備えてなり、ドラム装置の回動、直線状の水平移動お
よびキャブタイヤホースの巻上げ巻下げを遠隔操作もし
くは自動制御で行うことにより、バイブレータを所定の
半径で円弧状かつ直線状に動かす水平運動と、および垂
直運動を可能にしたことを要旨とするものである。
〔作用〕
本発明によれば、コンクリート中に挿入されたバイブレ
ータは、ドラム装置を回動させるための装置によりこの
ドラム支持装置とともに回動し所定の半径で円弧状に水
平移動することができる。このバイブレータの円弧状の
水平移動は、水平方向に偏位させるための伸縮アームに
より所定の半径を決定するので、直線状に水平移動させ
るための装置を用いることなく微調整が可能である。な
お、この伸縮アームの先端部にはローラーを取付けてい
るので、キャブタイヤホースの上下動を円滑にすること
ができる。
また、バイブレータは、水平移動させるための装置によ
り、コンクリート打設現場の上方に架設したレールに沿
って直線的な水平移動ができる。
、このようなバイブレータの円弧状かつ直線状の水平運
動に加えて、ドラム装置によりキャブタイヤホースの巻
上げ巻下げを行なえば、バイブレータの垂直方向の運動
も可能である。これらの水平、垂直運動を組合せること
によって、コンクリート中のバイブレータに対し自由に
種々の動きを与えることができ、コンクリートの振動効
果は一層高められることとなる。
さらに、装置全体が一まとまりとなっていて設置作業も
簡単にすみ、しかも使用に際しては、キャブタイヤホー
スの巻上げ巻下げのためのドウラム装置の作動、伸縮ア
ームの作動、ドラム装置を回動させるための装置の作
動、および懸吊したドラム装置を直線状に水平移動させ
るための装置の作動はすべてオペレータの手元スイッチ
などによる遠隔操作で行われ、このうち、上下運動と回
転運動はスタートと終点のみ遠隔操作をし、その間隔は
事前にセットして自動制御にすればさらに使い勝手がよ
いものとなる。
〔実施例〕
以下、図面について本発明の実施例を詳細に説明する。
第1図は本発明のコンクリート振動装置の1実施例を示
す側面図、第2図は同じく正面図である。
図中、2はコンクリート打設時コンクリート中に挿入す
る棒状バイブレータであり、キャブタイヤホース3の先
端に取付けられている。キャブタイヤホース3はドラム
装置4の巻取りドラム5に巻かれ、ドラム装置4の操作
により巻上げ巻下げができるようになっている。
6は巻き取りドラム5を支持するドラム支持装置であ
る。ドラム支持装置6の上端部は回動装置8を介してロ
ーラー11を取付けたローラー支持部材9と連結されてい
る。例えば回転軸により連結され、例えばローラー支持
部材9に内蔵されたモーターの駆動によってドラム装置
4が水平面内で回動できるようになっている。
ドラム装置4の回動によりバイブレータ2が半径Rで円
弧状に水平移動する。半径Rはドラム支持装置6の下部
に位置するシリンダ等を用いた伸縮アーム7で調整可能
となっている。伸縮アーム7の先端部にはキャブタイヤ
ホース3の上下動を円滑にするためのローラ12が取付け
られており、このローラー12がキャブタイヤホース3に
当接するものである。
次に、コンクリート打設時におけるバイブレータ2の実
際の作動例を第3図によりコンクリート壁13の施工の場
合について説明すると、型枠14に鉄筋15を配筋しコンク
リートを打設した後、このコンクリート打設現場の上方
にレール10を設置し、該レール10に懸吊されたコンクリ
ート振動装置1のドラム装置4を作動させてキャブタイ
ヤホース3を巻下げ、棒状バイブレータ2を第3図A地
点においてコンクリート内の所定の深さまで挿入する。
バイブレータ2に振動を与えると同時にドラム装置4の
作動によってキャブタイヤホース3の巻下げ巻上げを行
ない、第4図に示すようにバイブレータ2を1m位上下さ
せる(運転I)。振動を停止し、ドラム装置4を作動し
てキャブタイヤホース3を巻上げバイブレータ2をコン
クリート中から引き上げた後、回動装置8によりドラム
装置4を回動させてバイブレータ2をB地点に移動さ
せ、バイブレータ2を再びコンクリート内の所走の深さ
まで挿入し、前記と同じ操作(第4図運転II)を繰返
す。以下同様にしてバイブレータ2をG地点まで移動さ
せた後、ローラー11を回転させレール10に沿って振動装
置1をセパレータ16を越えて動かし、バイブレータ2を
A′地点に挿入し前記A地点におけると同様の振動操作
を行なう。同様にしてG′地点における振動操作後、再
び振動装置1をレール10に沿って移動させる。
以上述べたキャブタイヤホース3の巻上げ巻下げのため
のドラム装置4の作動、ドラム装置4の回動のための回
動装置8の作動、および振動装置1の移動のためのロー
ラー11とレール10の組合せを含む移動装置の作動はすべ
て組込まれた駆動装置(図示せず)により行なわれ、オ
ペレータの手元スイッチにより操作される。これらのう
ち、上下運動と回転運動は自動制御とする。(スタート
と終点のみスイッチで操作する。A〜Bの間隔は事前に
セットする。) 操作例を第5図および第6図に示す。
第5図はマットまたはスラブ17の施工時の操作例で、コ
ンクリート打設管19を備えたディストリビュータ18の先
端部にコンクリート振動装置1を数台配設し、オペレー
タ20が手元スイッチによりこれらの振動を操作する。
また、第6図は壁13の施工時の操作例で足場21に取付け
たブラケット22の先端部にレール10を設置し、コンクリ
ート振動装置1を懸吊して、オペレータ20が足場21上を
移動しながら手元スイッチによりコンクリート振動装置
を操作するものである。
〔発明の効果〕
以上述べたように本発明のコンクリート振動装置は、コ
ンクリートに挿入されるバイブレータを所定の半径で円
弧状かつ直線状に水平運動させるとともに垂直運動を自
動的に行なうことができる。従ってバイブレータ操作が
簡便化されるとともに、前記水平および垂直運動を組合
せることによりコンクリートの振動効果を一層高めるこ
とができる。
なお、円弧状の水平運動は微調整が可能となるように工
夫し、装置全体が一まとまりとなっているので設置作業
を容易にすることができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のコンクリート振動装置の1実施例を示
す側面図、第2図は同じく正面図、第3図は本考案によ
るバイブレータの回動パターンを示す説明図、第4図は
同じく上下運動のパターンを示す説明図、第5図は本考
案のコンクリート振動装置の操作の1実施例を示す説明
図、第6図は同じく他の実施例を示す説明図である。 1……コンクリート振動装置、2……棒状バイブレータ 3……キャブタイヤホース、4……ドラム装置 5……巻取りドラム、6……ドラム支持装置 7……伸縮アーム、8……回動装置 9……ローラー支持部材、10……レール 11……ローラー、12……ローラー 13……コンクリート壁、14……型枠 15……鉄筋、16……セパレータ 17……スラブ、18……ディストリビュータ 19……コンクリート打設管、20……オペレータ 21……足場、22……ブラケット

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コンクリート打設時にコンクリート中に挿
    入するバイブレータを作動させる装置において、コンク
    リート打設現場の上方に架設するレールと、バイブレー
    タ、バイブレータを取付ける可撓性キャブタイヤホー
    ス、キャブタイヤホースを巻上げ巻下すドラム装置、先
    端部にローラーを取付けこのローラーがキャブタイヤホ
    ースに当接して該キャブタイヤホースを水平方向に偏位
    させるための伸縮アーム、ドラム装置を回動させるため
    の装置およびドラム装置を懸吊し前記レールに沿って直
    線状に水平移動させるための装置とを備えてなり、ドラ
    ム装置の回動、直線状の水平移動およびキャブタイヤホ
    ースの巻上げ巻下げを遠隔操作もしくは自動制御で行う
    ことにより、バイブレータを所定の半径で円弧状かつ直
    線状に動かす水平運動と、および垂直運動を可能にした
    ことを特徴とするコンクリート振動装置。
JP63172054A 1988-07-11 1988-07-11 コンクリート振動装置 Expired - Lifetime JPH0749716B2 (ja)

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JP63172054A JPH0749716B2 (ja) 1988-07-11 1988-07-11 コンクリート振動装置

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Publication Number Publication Date
JPH0220766A JPH0220766A (ja) 1990-01-24
JPH0749716B2 true JPH0749716B2 (ja) 1995-05-31

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2938556B2 (ja) * 1990-11-07 1999-08-23 松下電器産業株式会社 部品実装装置
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JPS6011241U (ja) * 1983-07-02 1985-01-25 株式会社デンソー 自動車用冷凍冷蔵庫

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