JP2007107246A - 立坑用吹付装置 - Google Patents

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Tetsuya Kaneko
哲也 金子
Kazuo Taguchi
一生 田口
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Taisei Corp
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Abstract

【課題】 掘削機を撤去することなく掘削直後にコンクリートを吹き付けて地盤を自立させることのできる低コストの立坑用吹付装置を提供する。
【解決手段】 スカフォード1下部の掘削機3のバケット3cの側面にコンクリートMを吐出するノズル4を立坑Tの側壁に向けて取り付け、掘削機3の支柱3eにはコンクリートMを送るホース4aを巻回したホースリール6を取り付ける。ホース4aの先端はノズル4に脱着自在に接続するカプラ4bが設けられ、ホース4aの後端は立坑Tを通じて地表に備えたコンクリートMの供給装置に接続している。掘削機3の運転席3dにはケーブル5aを介して掘削機3を操作するリモートコントローラ5が脱着可能に設けられている。このリモートコントローラ5は、運転席3dと同等のレバー類が備えられており、掘削機3の旋回・ブーム3aの屈曲・バケット3cの上下動などの運転席3dでの操作と同等の動作を坑底Gaで遠隔操作する。
【選択図】図1

Description

本発明は、掘削した立坑の側壁にコンクリートを吹き付けて地盤を自立させる立坑用吹付装置に関する。
従来、立坑用吹付装置としては特許文献1に示されるものがある。この技術は、立坑内で昇降可能に吊り下げられる枠体と、この枠体に旋回自在に支持され、立坑の側壁に向けてコンクリート又はモルタルを吹き付けるノズルと、このノズルを旋回駆動するノズル駆動部と、ノズルが側壁から一定距離を保持して旋回するように枠体を立坑内に保持するグリッパとで構成され、遠隔操作によって機械的に吹き付けできるようにしたものである。
ところで、前記技術は掘削後の立坑からスカフォードや掘削機を全て坑外へ撤去し、ノズルを備えた枠体を立坑に再度吊り降ろすから、吹き付けまでの作業が繁雑で時間を要し、ノズルを支承する専用の枠体も必要でコストがかかる問題があった。
特開平7−119391号公報
本発明が解決しようとする課題は、従来のこれらの問題点を解消し、掘削機を撤去することなく掘削直後にコンクリートを吹き付けて地盤を自立させることのできる低コストの立坑用吹付装置を提供することにある。
かかる課題を解決した本発明の構成は、
1) 立坑内にワイヤーロープで吊下して昇降するスカフォードの下部に地盤を掘削する掘削機を旋回自在に設け、同掘削機で掘削した立坑の側壁にコンクリートを吹き付けて地盤を自立させる立坑用吹付装置であって、スカフォード下部の掘削機の掘削部にコンクリートを吐出するノズルを設け、掘削機の操作でノズルの吐出向きを変えながら吹き付けできるようにしたことを特徴とする、立坑用吹付装置
2) 掘削機が屈曲するブームにバケットを上下動自在に取り付けたショベルであって、同バケットにノズルを取り付けた、前記1)記載の立坑用吹付装置
3) 作業者が掘削機を坑底で遠隔操作するリモートコントローラを備えた、前記1)又は2)記載の立坑用吹付装置
にある。
本発明によれば、掘削機の掘削部にノズルを設けたから、掘削機の操作でノズルの吐出向きや吐出距離を変えながら吹き付けることができ、掘削後にスカフォードや掘削機を撤去することなく直ちに吹き付け作業を開始できるようになる。また、従来と比較してノズル用の枠体等が不要となるから低コストで実施できる。
本発明では、掘削機としてはショベル系が一般的に用いられ、ノズルはバケットに取り付け、掘削機本体の旋回とブームの屈曲とバケットの上下動でノズルの吐出向きや吐出距離を変えながら吹き付けを行う。掘削機の作動は掘削機に有する運転席から直接操作できるが、作業者が坑底で遠隔操作できるリモートコントローラを設けると、吹き付け具合を直前で目視しながら作業できて好ましい。以下、本発明の実施例を図面に基づいて具体的に説明する。
図1は実施例の立坑用吹付装置の使用状態を示す説明図、図2は実施例のホースリールの説明図、図3は実施例の立坑用吹付装置の全体図である。図中、1はスカフォード、1aはジャッキ、1bは吊シーブ、1cはワイヤーロープ、2は旋回体、3は掘削機、3aはブーム、3bは油圧シリンダ、3cはバケット、3dは運転席、3eは支柱、4はノズル、4aはホース、4bはカプラ、5はリモートコントローラ、5aはケーブル、6はホースリール、6aはモータ、7は供給装置、Gは地盤、Gaは坑底、Hは作業者、Mはコンクリート、Tは立坑である。
本実施例の立坑用吹付装置は、図1〜3に示すように立坑T内を吊下して昇降するスカフォード1の下部に旋回体2を介してショベル式の掘削機3を旋回自在に取り付けている。掘削機3は油圧シリンダ3bの伸縮で屈曲するブーム3aと上下動するバケット3cを備えた構造で、運転席3dに作業者Hが搭乗して旋回・屈曲・上下動により地盤Gを掘削するものである。
掘削機3のバケット3cの側面にはコンクリートMを吐出するノズル4を立坑Tの側壁に向けて取り付け、掘削機3の支柱3eにはコンクリートMを送るホース4aを巻回したホースリール6を備えている。ホース4aの先端はノズル4に脱着自在に接続するカプラ4bが設けられ、ホース4aの後端は立坑Tを通じて地表に備えたコンクリートMの供給装置7に接続している。
掘削機3の運転席3dにはケーブル5aを介して掘削機3を操作するリモートコントローラ5が脱着可能に設けられている。このリモートコントローラ5は、運転席3dと同等のレバー類が備えられており、掘削機3の旋回・ブーム3aの屈曲・バケット3cの上下動など運転席3dでの操作と同等の動作が坑底Gaで遠隔操作できるようになっている。
本実施例では、地表から吊り下げたスカフォード1の掘削機3で地盤Gを掘削して所定深さの立坑Tを形成する。形成後はモータ6aでホースリール6を回転させてホース4aを繰り出してノズル4にカプラ4bで接続し、リモートコントローラ5をケーブル5aと接続してスカフォード1の下方に降ろし、作業者Hが坑底Gaに降りてリモートコントローラ5を首掛けバンド等で保持し、供給装置7を作動させてノズル4からコンクリートMを吐出する。作業者Hはリモートコントローラ5の操作レバーを操作して旋回体2の旋回角度,掘削機3のブーム3aの屈曲角度やバケット3cの上下角度を変えながら立坑Tの側壁にコンクリートMを所定厚さに吹き付ける。
このように、本実施例によれば掘削機3のバケット3cにノズル4を設けたから、掘削機3の操作でノズル4の吐出向きを変えながら吹き付けることができ、掘削後にスカフォード1や掘削機3を撤去することなく直ちに吹き付け作業を開始できるようになる。また、従来と比較してノズル用の枠体等が不要となるから低コストで実施できる。
本発明の立坑用吹付装置は、大深度の立坑構築に好ましく用いられる。
実施例の立坑用吹付装置の使用状態を示す説明図である。 実施例のホースリールの説明図である。 実施例の立坑用吹付装置の全体図である。
符号の説明
1 スカフォード
1a ジャッキ
1b 吊シーブ
1c ワイヤーロープ
2 旋回体
3 掘削機
3a ブーム
3b 油圧シリンダ
3c バケット
3d 運転席
3e 支柱
4 ノズル
4a ホース
4b カプラ
5 リモートコントローラ
5a ケーブル
6 ホースリール
6a モータ
7 供給装置
G 地盤
Ga 坑底
H 作業者
M コンクリート
T 立坑

Claims (3)

  1. 立坑内にワイヤーロープで吊下して昇降するスカフォードの下部に地盤を掘削する掘削機を旋回自在に設け、同掘削機で掘削した立坑の側壁にコンクリートを吹き付けて地盤を自立させる立坑用吹付装置であって、スカフォード下部の掘削機の掘削部にコンクリートを吐出するノズルを設け、掘削機の操作でノズルの吐出向きを変えながら吹き付けできるようにしたことを特徴とする、立坑用吹付装置。
  2. 掘削機が屈曲するブームにバケットを上下動自在に取り付けたショベルであって、同バケットにノズルを取り付けた、請求項1記載の立坑用吹付装置。
  3. 作業者が掘削機を坑底で遠隔操作するリモートコントローラを備えた、請求項1又は2記載の立坑用吹付装置。
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