JP3263743B2 - 立坑施工における換気装置 - Google Patents

立坑施工における換気装置

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JP3263743B2 JP32621892A JP32621892A JP3263743B2 JP 3263743 B2 JP3263743 B2 JP 3263743B2 JP 32621892 A JP32621892 A JP 32621892A JP 32621892 A JP32621892 A JP 32621892A JP 3263743 B2 JP3263743 B2 JP 3263743B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、立坑施工装置におけ
る換気装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、立坑施工装置として知られている
例えば、特公昭60−6437号公報に記載の立坑施工
装置は、掘削孔の周囲の地上に設けたガイドパイプ上下
動装置によって上下動されるガイドパイプに旋回台を垂
下し、この旋回台の下側に、掘削掻き寄せバケットおよ
び打撃用ブレーカなどの掘削機と運転室とを設けたもの
である。
【0003】この立坑施工装置は、上記掘削機を用いて
土砂を掘削し、掻き寄せて旋回台下方の一か所に集め、
次いでガイドパイプ内を上下動するグラブバケットによ
り排土させるとともに、掘削が進むに連れてガイドパイ
プをガイドパイプ上下動装置により下方に押し下げる。
そして、この操作を何回か繰り返し、かつガイドパイプ
を継ぎ足しながら所定の深さまで掘削する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記立坑施工装置にお
いては、上記各種作業時に立坑底部に発生する粉塵が運
転室の窓に付着し、その視界を妨げるとか、立坑に降り
立って例えば発破作業などを行う作業員の健康を損ねる
恐れがあるとか、掘削機などの機械器具に粉塵が付着し
支障を来すなどの問題があった。
【0005】この発明の目的は、これらの問題を簡単に
解消することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明換気装置は、立坑
5にガイドパイプ3を垂下支持し、掘削・排土・土留め
順次繰り返し行う立坑施工装置おいて、(1)下側機
枠1に上側機枠7が重合設置されていること、(2)上
記下側機枠1にガイドパイプ保持装置aが設置されてい
ること、(3)同下側機枠1に、立坑5の内面周辺部と
ガイドパイプ3の外周との間に形成される環状空間9の
上面開口を閉蓋する覆工板10が架設されていること、
(4)上記上側機枠7にガイドパイプ昇降装置bが設置
されていること、(5)同上側機枠7に、上記覆工板1
0の給気口10e,10eとの間を分流器12で接続し
た送風機11を設置していること、(6)上記ガイドパ
イプ3が、その下部先端に切欠部3aを穿設しているこ
と、(7)上記送風機11により、環状空間9に分流器
12を介して送風すると、その環状空間9内では下向き
の送風となり、ガイドパイプ3の下部先端に達した流れ
は、上記切欠部3aからガイドパイプ3の内部を通って
上昇し坑外に排出されるようにしてなる。
【0007】
【作用】立坑とガイドパイプとの間の環状空間に対して
行われた送風がガイドパイプを通じ排出されるのにとも
なって、立坑内に発生した粉塵も排出され、所要の換気
が行われる。
【0008】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面を参照して説
明する。図において、aは図示を省略したパワーショベ
ルなどで表層部を掘削し、これを補強して根固めした立
坑施工位置に設置されるガイドパイプ保持装置である。
【0009】このガイドパイプ保持装置aは、下側機枠
1に対して前後一対のガイドパイプ挾持杆2,2を左右
一対のガイドパイプ保持ジャッキ2a,2aにより開閉
スライド可能に設置したもので、そのガイドパイプ挾持
杆2,2はガイドパイプ3をX軸水平方向から挾持す
る。
【0010】4,4は、例えば図10に示すように同一
敷地内に掘削される複数の立坑5a〜5fの両側となる
位置に敷設されるレールである。6,6は上側機枠7に
リフト装置8,8を介して設けられた旋回可能な車輪で
ある(図1)。
【0011】9はガイドパイプ3の外周と立坑5aの内
面周辺部との間に形成された環状空間、10は環状空間
9の上面開口を閉蓋する覆工板で、この覆工板10は例
えば左右に三分割し、その中央部分の幅をガイドパイプ
3の直径幅としてかつ前後二分割したもので、両側部分
を側部覆工板10a,10bとするとともに、中央部分
を前部覆工板10cおよび後部覆工板10dとする。
【0012】上記側部覆工板10a,10bは下側機枠
1の上面に架設され、さらに前部覆工板10cおよび後
部覆工板10dは側部覆工板10a,10bの上面に架
設されている(図3,4,5)。
【0013】11は上記環状空間9に清浄空気を供給す
る送風機で、下側機枠1に重合設置した上側機枠7の上
部に設けられている。12は送風機11よりの送風を環
状空間9に導くダクトである分流器で、この分流器12
は覆工板10の給気口10e,10eと送風機11との
間を接続するものである(図2)。
【0014】通常、上記車輪6,6はリフト装置8,8
によってレール4,4の上方に吊り上げられ、ガイドパ
イプ保持装置aが上記立坑施工位置の地表面に直接設置
される。しかし、リフト装置8,8を作動することによ
って、車輪6,6をレール4,4上に降すとともに、ガ
イドパイプ保持装置aを地表面から浮上させることがで
きる。
【0015】bは上側機枠7に設置したガイドパイプ昇
降装置で、このガイドパイプ昇降装置bはガイドパイプ
3を把持する把持部材13,13をZ軸方向に昇降させ
るガイドパイプ昇降ジャッキ14,14を収納したガイ
ドパイプ昇降マスト15,15と、そのガイドパイプ昇
降マスト15,15をY軸方向に水平スライドさせるス
ライドジャッキ16,16とにより構成されている。
【0016】ガイドパイプ3は上記ガイドパイプ昇降装
置bによって立坑5aのほぼ中心部に垂直に懸架され、
その下部先端には切欠部3aが穿設されている。
【0017】17……は、ガイドパイプ3をガイドパイ
プ保持装置aのX軸スライド方向とガイドパイプ昇降装
置bのY軸スライド方向との交点となる中心にガイドパ
イプ3の中心を合わせるためのガイドシリンダーで、こ
のガイドシリンダー17……は基端を上側機枠7に取付
けてガイドパイプ3を放射方向から支持する。
【0018】19は、図6に示すようにガイドパイプ3
内を案内され、地山を掘削し、かつその掘削土を坑外に
搬出するための重力式バケット掘削機で、この重力式バ
ケット掘削機19はクレーン装置20を巻き上げ、巻き
下げ操作することにより立坑5aの底面中心部を先行掘
削する。
【0019】21は、立坑5aの内面周辺部の掘削、そ
の集土および内壁面の整形などを行うための回転式掘削
機22やブレーカ23などをガイドパイプ3の回りに旋
回自在に架設した全旋回式掘削装置で、回転式掘削機2
2やブレーカ23はそれぞれ揺動シリンダー22a,2
3aおよび伸縮アーム22b,23bによって伸縮自在
にかつ揺動自在に取付けられている。
【0020】なお、全旋回式掘削装置21には多種多様
な地質に対応するため、ショベル系掘削機や削岩機など
を適宜選択装備できるようになっている。
【0021】24は全旋回式掘削装置21をガイドパイ
プ3の回りに旋回させるための回転駆動装置である。
【0022】25はガイドパイプ3を立坑5a内に垂直
に支持するための一対のグリッパー装置で、このグリッ
パー装置25はグリッパー板をグリッパー用伸縮シリン
ダーにより進退させる構成である。
【0023】26,26は立坑5aの内面周辺部の掘削
および土留めなどの坑内作業撮影用のTVカメラで、こ
のTVカメラ26,26は全旋回式掘削装置21に取付
けられている。27はTVカメラ26,26により撮影
した作業現場を映すTVモニタ、28は上側機枠7に設
置され、マンゲージ29をガイドパイプ3内に案内昇降
させる昇降設備である(図9)。
【0024】30は立坑5aの内壁面の土留めをするた
めの吹付マニピュレータで、この吹付マニピュレータ3
0は吹付用回転装置31および吹付ノズル32を揺動す
る吹付用揺動装置などで構成されている。
【0025】そして、上記吹付マニピュレータ30はガ
イドパイプ3の内側に吹付用グリッパーのグリッパー板
をグリッパー用伸縮シリンダーにより進出させることに
より固定させる。
【0026】33はガイドパイプ保持ジャッキ2a、ガ
イドパイプ昇降ジャッキ14、スライドジャッキ16な
どの各油圧装置の駆動源である油圧ユニットである。
【0027】上記構成の立坑施工装置は、当該立坑施工
位置に以下のように設置され、立坑の掘削を行う。すな
わち、最初の立坑施工位置に下側機枠1を設置し、その
下側機枠1にガイドパイプ保持装置aを設置するととも
に、上側機枠7を載置し、その上側機枠7にガイドパイ
プ昇降装置bを設置する。
【0028】一方、ガイドパイプ3の外周所定位置に全
旋回式掘削装置21およびグリッパー装置25、TVカ
メラ26,26を装備する。
【0029】そして、ガイドパイプ3をガイドシリンダ
ー17……によって案内させながらガイドパイプ昇降装
置bから垂直に懸架させ、グリッパー装置25によりガ
イドパイプ3の先端側の位置を立坑5aの中心に調整し
ながら,その先端を掘削底面に接地させる。
【0030】これによって、ガイドパイプ3は、その上
部基端と下部基端とがガイドパイプ昇降装置bと掘削底
面との間に固定される。そこでまず、中心先行掘削を次
のようにして行う。
【0031】すなわち、ガイドパイプ3を案内として、
その内側をクレーン装置20により高速で、しかも安定
した状態で重力式バケット掘削機19を上下させること
によって、立坑5aの底面中心部34を所要深さ先行掘
削し、その掘削土を坑外に搬出し、掘削自由面35を形
成する(図6)。
【0032】次に、全旋回式掘削装置21に装備された
TVカメラ26,26により回転式掘削機22およびブ
レーカ23による作業状況を映し、これを地上に設置さ
れたTVモニタ27により監視し、それに基づいて地上
からの遠隔操作により回転式掘削機22あるいはブレー
カ23の作動を適宜制御しながら、立坑5aの内面周辺
部の掘削を行うとともに、掘削土を先行掘削された底面
中心部34に集土する(図7)。
【0033】また、送風機11は、その作動により分流
器12を介して外部より環状空間9に必要風量の送風を
行う。環状空間9内では下向きの送風となり、ガイドパ
イプ3の下部先端に達した流れは、その切欠部3aから
内部を通って上昇し坑外に導かれることになる。回転式
掘削機22およびブレーカ23の作動に伴って環状空間
9に発生する粉塵も同様にその切欠部3aから内部を通
って坑外に排出されることになる。
【0034】この場合、上記環状空間9に発生する粉塵
を坑外に排出するのに必要な送風機11からの送風量
は、発生する粉塵量および粉塵排出に必要な流速から決
定される。
【0035】このように環状空間9に必要風量の送風を
行うことにより掘削に伴って環状空間9に発生する粉塵
は、その流れに導かれてガイドパイプ3より坑外に排出
され、TVカメラ26,26や全旋回式掘削装置21な
どが存在する環状空間9の視界を良好に改善するととも
に、TVカメラ26,26のレンズや回転式掘削機など
の各種機械器具に付着することがなくなる。このため、
TVモニタ27によって作業を監視しながら、立坑5a
の内面周辺部の掘削および内壁面の整形などを容易に行
うことができる。
【0036】次いで、土留めを施工する位置までガイド
パイプ3を引き上げてグリッパー装置25を立坑5aの
内壁に対して固定させ、立坑5aの内面周辺部の掘削時
と同様に地上からの遠隔操作で、吹付マニピュレータ3
0をガイドパイプ3の先端より下方に突出させて、ガイ
ドパイプ3の内面に吹付用グリッパーで固定させ、かつ
掘削した立坑5aの内壁面に図8に示すごとくコンクリ
ート36またはモルタルを吹き付けて土留めを行う。
【0037】この場合も、送風機11により必要風量
で、必要流速の送風を行うことにより分流器12を介し
て環状空間9内に導かれる送風が、土留め時に環状空間
9に発生する粉塵を伴ってガイドパイプ3の下部先端か
らその内部を通って坑外に排出される。
【0038】立坑5aの内壁面の土留めが完了したのち
は、ガイドパイプ3より吹付マニピュレータ30を抜取
り、再度ガイドパイプ3の先端を掘削底面に接地させ、
その内側を重力式バケット掘削機19を上下動させて立
坑5aの底面中心部34を先行掘削する。
【0039】このような掘削、排土、土留め作業サイク
ルの継続は、ガイドパイプ昇降ジャッキ14を繰り返し
伸縮させ、かつスライドジャッキ16とガイドパイプ保
持ジャッキ2aとを交互に作動させてガイドパイプ3を
把持するとともに、その上昇・下降を行い、さらに必要
に応じてクレーン装置20でガイドパイプ3の継ぎ足し
を行い、所定の支持地盤まで施工する。
【0040】なお、支持地盤付近の硬岩掘削時は、図示
を省略した重錘の落下によってクラックを生じさせた
り、ブレーカ23で岩盤を破砕したり、図示を省略した
削岩機によって削孔を穿設したのち、人力による破砕剤
の注入あるいは発破の充填によって岩盤破砕を行う。そ
して、前記と同様に、全旋回式掘削装置21によって立
坑5aの底面中心部34へ掘削土を集土したのち、重力
式バケット掘削機19によりこれを坑外に搬出して行
う。
【0041】発破作業時には、全旋回式掘削装置21、
グリッパー装置25およびTVカメラ26,26が装着
されたガイドパイプ3を、ガイドパイプ保持装置aとガ
イドパイプ昇降装置bとにより所要の安全位置まで上昇
退避させる。
【0042】また、計画どおりの立坑5aの掘削および
土留め完了後には、ガイドパイプ保持装置aとガイドパ
イプ昇降装置bとにより全旋回式掘削装置21、グリッ
パー装置25およびTVカメラ26,26を装着したま
まガイドパイプ3を引上げ、これを図1に示す設置状態
に戻す。
【0043】図10に示すように同一敷地内で複数の立
坑5a〜5fを施工する場合は、リフト装置8,8を伸
張させて車輪6,6をレール4,4上に降すとともに下
側機枠1を地表面から離間させ、装置全体をレール4,
4に沿って次の立坑施工位置まで移動させ、その位置に
おいて、リフト装置8,8を収縮して車輪6,6をレー
ル4,4から浮き上がらせ、下側機枠1を当該施工位置
の地表面に接地定着し、再度前記同様の立坑掘削作業を
行う。
【0044】なお、昇降設備28によりガイドパイプ3
内をマンゲージ29を上下動させることにより図9に示
すように地上と掘削底面との間で人員を昇降させること
ができる。
【0045】上記において、立坑5a〜5fの内面周辺
部の掘削は、ガイドパイプ3の上部基端をガイドパイプ
昇降装置bに支持し、また下部先端を掘削底面に垂直に
接地させ、そのガイドパイプ3に装架した全旋回式掘削
装置21によって行うので、特に立坑5a〜5fの内壁
面の施工精度を向上させることができる。
【0046】また、立坑5a〜5fの内面周辺部と底面
中心部34とがガイドパイプ3によって仕切られている
ため、全旋回式掘削装置21による立坑5a〜5fの内
面周辺部の掘削および掘削土の底面中心部34への集土
と底面中心部34の重力式バケット掘削機19による排
土とが同時に施工可能となり、立坑5a〜5f内の掘削
土を坑外へ搬出する処理能率が向上する。
【0047】ガイドパイプ3の外周に装備された全旋回
式掘削装置21の動き、およびガイドパイプ3内に装備
された吹付マニピュレータ30の動きを、TVカメラ2
6,26で映し、地上のTVモニタ27で監視しながら
各種機械器具を遠隔操作することによって、立坑5a〜
5f内の狭隘な空間での人力作業に起因する苦渋作業を
極力排除でき、作業の安全性が向上する。
【0048】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、この発
明には、次のような効果がある。立坑とガイドパイプと
の間の環状空間に対して行われた送風がガイドパイプを
通じ円滑に排出されるとともに、立坑内に発生する粉塵
も排出され、所要の換気が効果的に行われる。したがっ
てまた、立坑内における掘削、土留めなどの各種作業時
に作業撮影用のTVカメラの視界を妨げるとか、作業員
の健康を害するとか、あるいはまた各種の機械器具に粉
塵を付着させ、支承を来すとかいうようなことを全て解
消できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る立坑施工装置の一実施例を示
し、ガイドパイプ昇降装置を立坑施工位置に設置する状
態の縦断面図である。
【図2】同上の一部省略平面図である。
【図3】同上の覆工板を下側機枠に架設した状態を示す
平面図である。
【図4】図3の正面図である。
【図5】図3の側面図である。
【図6】図1の施工装置により立坑の底面中心部を先行
掘削する時の縦断面図である。
【図7】同上の立坑の内面周辺部を掘削する時の縦断面
図である。
【図8】同上の立坑の内壁面の土留めを行う時の縦断面
図である。
【図9】同上の立坑に作業員を昇降させる時の縦断面図
である。
【図10】複数の立坑施工位置の周囲に敷設されたレー
ルに載置されるガイドパイプ昇降装置を示す概略平面図
である。
【符号の説明】
a ガイドパイプ保持装置 b ガイドパイプ昇降装置1 下側機枠 2 ガイドパイプ挾持杆 2a ガイドパイプ保持ジャッキ 3 ガイドパイプ3a 切欠部 5 立坑 7 上側機枠 9 環状空間 10 覆工板10e 給気口 11 送風機12 分流器 13 把持部材 14 ガイドパイプ昇降ジャッキ 15 ガイドパイプ昇降マスト 16 スライドジャッキ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川村 哲也 東京都千代田区三番町2番地 飛島建設 株式会社内 (72)発明者 三枝 俊治 東京都千代田区三番町2番地 飛島建設 株式会社内 (56)参考文献 実開 平2−73500(JP,U) 特公 昭60−6437(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E21D 1/03 - 1/06 E21D 5/00 E21D 7/00 E21F 1/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】立坑にガイドパイプを垂下支持し、掘削・
    排土・土留めを順次繰り返し行う立坑施工装置におい
    て、(1)下側機枠に上側機枠が重合設置されているこ
    と、(2)上記下側機枠にガイドパイプ保持装置が設置
    されていること、(3)同下側機枠に、立坑の内面周辺
    部とガイドパイプの外周との間に形成される環状空間の
    上面開口を閉蓋する覆工板が架設されていること、
    (4)上記上側機枠にガイドパイプ昇降装置が設置され
    ていること、(5)同上側機枠に、上記覆工板の給気口
    との間を分流器で接続した送風機を設置していること、
    (6)上記ガイドパイプが、その下部先端に切欠部を穿
    設していること、(7)上記送風機により、環状空間に
    分流器を介して送風すると、その環状空間内では下向き
    の送風となり、ガイドパイプの下部先端に達した流れ
    は、上記切欠部からガイドパイプの内部を通って上昇し
    坑外に排出されるようにしてなることを特徴とする換気
    装置。
  2. 【請求項2】立坑にガイドパイプを垂下支持し、掘削・
    排土・土留めを順次繰り返し行う立坑施工装置おいて、
    (1)下側機枠に上側機枠が重合設置されていること、
    (2)上記下側機枠に、立坑に垂下するガイドパイプを
    水平方向から挾持するガイドパイプ挾持杆と、そのガイ
    ドパイプ挾持杆を開閉スライドさせるガイドパイプ保持
    ジャッキとからなるガイドパイプ保持装置が設置されて
    いること、(3)同下側機枠に上記立坑の内面周辺部と
    ガイドパイプの外周との間に形成される環状空間の上面
    開口を閉蓋する覆工板が架設されていること、(4)上
    記上側機枠に、上記ガイドパイプを把持する把持部材を
    昇降させるガイドパイプ昇降ジャッキと、そのガイドパ
    イプ昇降ジャッキを収納したガイドパイプ昇降マストを
    水平スライドさせるスライドジャッキとからなるガイド
    パイプ昇降装置が設置されていること、(5)同上側機
    枠に、上記覆工板の給気口との間を分流器で接続した送
    風機を設置していること、(6)上記ガイドパイプが、
    その下部先端に切欠部を穿設していること、(7)上記
    送風機により、環状空間に分流器を介して送風すると、
    その環状空間内では下向きの送風となり、ガイドパイプ
    の下部先端に達した流れは、上記切欠部からガイドパイ
    プの内部を通って上昇し坑外に排出されるようにしてな
    ることを特徴とする換気装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015124728A3 (en) * 2014-02-21 2015-12-03 China Railway Engineering Equipment Group Co., Ltd (Creg) Shaft installation system with a multi-purpose service column

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