JPH071964B2 - 配電線支持装置 - Google Patents

配電線支持装置

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JPH071964B2
JPH071964B2 JP9789489A JP9789489A JPH071964B2 JP H071964 B2 JPH071964 B2 JP H071964B2 JP 9789489 A JP9789489 A JP 9789489A JP 9789489 A JP9789489 A JP 9789489A JP H071964 B2 JPH071964 B2 JP H071964B2
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亮吉 玉木
哲夫 上野
昭彦 石丸
博志 竹下
正文 本岡
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Shikoku Research Institute Inc
Mitsubishi Electric Corp
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Shikoku Research Institute Inc
Mitsubishi Electric Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、活線状態のまま配電線工事を行うのに利用
する配電線支持装置に関するものである。
〔従来の技術〕 第6図は例えば電気評論(1988年5月号)第45頁〜第47
頁に記載された従来の配電線支持装置を示す全体概念図
であり、図において、1は仮支持工法車、2は高所作業
車、3,3aは上記車1,2に取付けられた伸縮ブーム、4は
伸縮ブーム3の先端に取付けられた配電線支持機構、5
は支持アーム、6は支持アーム5上に設けられた電線把
持機構、7はグランドワイヤー9を把持するグランドワ
イヤー把持機構、8は電線、9は上記グランドワイヤ
ー、10は電柱、11は電線8を支持する電柱アーム、12は
伸縮ブーム3aの先端に取付けられるバケット、13は作業
者である。
次に動作について説明する。まず、配電線作業を行う場
合、電柱10の近くに伸縮ブーム3,3aを有する仮支持工法
車1および高所作業車2を配置する。仮支持工法車1の
伸縮ブーム3の先端には、支持アーム5、電線把持機構
6及びグランドワイヤー把持機構7を有する配電線支持
機構4が取付けられており、この配電線支持機構4は電
線8及びグランドワイヤー9を把持し、上部に押し上げ
保持する。これにより、作業位置である電柱アーム11部
と電線8の絶縁距離を取るようにしている。
また、高所作業車2の伸縮ブーム3aの先端には、作業者
13用のバケット12が上記のように設けられており、この
バケット12に搭乗した作業者13が、配電線作業者を実施
する。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来の配電線支持装置は以上のように構成されているの
で、配線作業に当って、電線8を支持するための仮支持
工法車1と作業を行うための高所作業車2の2台を用意
することが必要で、また、電線8を装柱変更等により切
断する場合は、別途電線の保持及び張力調整を行う張線
器の取付け及び張線作業を作業者が実施しなければなら
ないなどの課題があった。
この発明は上記のような課題を解消するためになされた
もので、高所作業車1台で各種の配電線作業を行うこと
ができる配電線支持装置を得ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この発明に係る配電線支持装置は、電線把持機構を有す
る支持アームをアーム支持機構に支持させ、このアーム
支持機構を配電線支持機構に昇降駆動可能に取付け、こ
の配電線支持機構には電柱把持機構を設け、この電柱把
持機構の開閉駆動および前記アーム支持機構の昇降駆動
を行う駆動ユニットを備え、高所作業車に装備されたウ
インチに前記配電線支持機構を切離可能に吊持させるよ
うに構成したものである。
[作用] この発明における配電線支持装置は、高所作業車に装備
されたウインチで配電線支持機構を電柱の所定高さ位置
まで吊り上げ、その吊り上げ位置で開状態の電柱把持機
構を電柱に嵌込んだ後、その電柱把持機構を駆動ユニッ
トで閉じ動作させると、配電線支持機構が電柱に取付け
固定される。その取付け固定後に前記配電線支持機構か
ら高所作業車のウインチを切り離すことにより、その高
所作業車を装柱変更等の他の作業に供することができ、
このため、従来のような仮支持工法車を必要とせずに1
台の高所作業車で各種の配電線作業を行うことができ
る。一方、上述のように電柱に取付け固定された配電線
支持機構には、電線把持機構を有する支持アームを支持
したアーム支持機構がユニット化状態に取付けられてい
るので、そのアーム支持機構を駆動ユニットで上昇駆動
することにより、前記支持アームを介して前記電線把持
機構を所定の電線保持位置まで上昇させることができ
る。これにより、前記電線把持機構は電線を把持して押
し上げるので、その電線からの安全な絶縁距離が取れ、
所期目的の配電線作業を安全かつ容易に実施できる。
〔発明の実施例〕 以下、この発明の一実施例を図について説明する。
第1図において、3aは第6図に示したものと同様の高所
作業車2の伸縮ブーム、4Aは配電線支持機構、8は電
線、10は電柱、11は電柱アーム、12は伸縮ブーム3aに支
持されたバケット、13は作業者、30は電柱把持機構であ
る。また、第2図は第1図の詳細を示し、40は支持アー
ム5を支持するアーム支持機構、41は支持アーム5の回
転を防止する案内棒、42は配電線支持機構4A内の回転機
構により上下移動する上下駆動ねじ、6は支持アーム5
に設けた電線把持機構、51は第3図に示すような電線押
え具52を駆動する押え具駆動装置、52は電線支持具53内
に入った電線8を外れなくする上記電線押え具である。
また、第4図,第5図は支持アーム5内に設けた張線機
構60を示し、同図において、61は一対の張力調整のワイ
ヤー巻取りドラム63を動作させるドラム駆動装置、62は
ドラム駆動装置61とワイヤー巻取りドラム63を接続する
伝達装置、64は電線8を把持するカムラー、65はカムラ
ー64とワイヤー巻取りドラム63を接続するワイヤー、80
は第2図に示す配電線支持機構4Aの駆動ユニットで、こ
れが外部からの油圧を受けてアーム支持機構40,電柱把
持機構30の動作を制御する。81は外部より配電線支持機
構4Aへ動力源である油を供給する油圧ホース、82は伸縮
ブーム3aに取付けられたウィンチ、83は吊り具である。
次に動作について説明する。
高所作業車2の伸縮ブーム3aの先端にはバケット12が取
付けられており、このバケット12には変圧器等を吊り上
げる為のウィンチ82が取付けられているので、このウィ
ンチ82より吊下した吊り具83を利用し、配電線支持機構
4Aを電柱10の所定位置まで吊り上げる。この配電線支持
機構4Aの所定位置への吊り上げが終れば、開閉動作する
電柱把持機構30を閉動作させ、この配電線支持機構4Aを
電柱10に固定する。このような配電線支持機構4Aの電柱
10への固定が終了すれば、吊り具83を外すことで、高所
作業車2のバケット12は自由に移動が可能(他作業に使
用可能)となる。
次に、油圧ホース81に油を供給して駆動ユニット80を作
動し、これにより上下駆動ねじ42を回転させて、アーム
支持機構40上の支持アーム5を電線8位置まで上昇さ
せ、電線把持機構6にて電線8を保持する。この電線8
の保持方法は、電線8が電線支持具53内に入れば、第3
図に示す電線押え具駆動装置51により電線押え具52を動
作させることにより電線8を把持し、電線8が振動,風
等により電線支持具53内から外れることを防止してい
る。
次に、電線8を作業者13の作業位置である電柱アーム11
部より安全な絶縁距離が取れるまで、アーム支持機構40
により押し上げて保持し、所期配電線作業を実施する。
また、電線8の切断時には、電線8にカムラー64を取付
け、張線機構60により電線8の各切断端部を保持すると
ともに、ドラム駆動装置61によりワイヤー巻取りドラム
63を動作させ、これにワイヤー65を巻取り又は引出すよ
うにして、遠隔にて電線8の張力調整を行いながら、上
記切断端の接続処理を行う。
尚、上記ドラム駆動装置61やアーム支持機構40の駆動は
外部より油圧ホース81にて供給される油圧を利用し、駆
動ユニット80にて行う。
このように配電線支持機構は、張線機構60が電線把持機
構6を設置する支持アーム5内に設けられるように構成
されているので、その電線の把持部位付近で、切断して
いる電線の保持およびその張力調整を、他の配線作業な
どと並行して容易かつ迅速に実施できるようにする。
なお、上記実施例では水平装柱について説明したが、電
柱10への取付方法及び上下移動機構の方向を変え垂直装
柱に使用してもよいし、作業者が行うとした作業を別途
設ける作業ロボットを使用して行ってもよい。
また、上記実施例では電柱10への装置取付けにウィンチ
82を使用したが、別途専用アーム等を設けて行ってもよ
い。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明によれば、電線把持機構を有す
る支持アームをアーム支持機構に支持させ、このアーム
支持機構を配電線支持機構に昇降駆動可能に取付け、こ
の配電線支持機構には電柱把持機構を設け、この電柱把
持機構の開閉駆動および前記アーム支持機構の昇降駆動
を行う駆動ユニットを備え、高所作業車に装備されたウ
インチに前記配電線支持機構を切離可能に吊持させるよ
うに構成したので、高所作業車に装備のウインチで配電
線支持機構を電柱の所定高さ位置まで吊り上げ、その吊
り上げ位置で開状態の電柱把持機構を電柱に嵌込んだ
後、その電柱把持機構を駆動ユニットで閉じ動作させる
ことにより、配電線支持機構を電柱に取付け固定でき、
その取付け固定後に前記配電線支持機構から高所作業車
のウインチを切り離すことにより、その高所作業車を装
柱変更等の他の作業に供することができる。
このため、従来のような仮支持工法車を必要とせずに1
台の高所作業車で各種の配電線作業を行うことができ、
その配電線作業に2台の作業車を必要とする場合に比し
て作業車の路上駐車スペースを大幅に減少できるという
効果がある。
しかも、一方、上述のように電柱に取付け固定された配
電線支持機構には、電線把持機構を有する支持アームを
支持したアーム支持機構がユニット化状態に取付けられ
ているので、そのアーム支持機構を駆動ユニットで上昇
駆動することにより、前記支持アームを介して前記電線
把持機構を所定の電線保持位置まで上昇させることがで
き、これにより、前記電線把持機構は電線を把持して押
し上げるので、その電線からの安全な絶縁距離が取れ、
配電線の点検・修理・接続など所期目的の各種配電線作
業を安全かつ容易に実施できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例による配電線支持装置を示
す全体概要図、第2図はこの発明の一実施例による配電
線支持装置の要部を示す斜視図、第3図はこの発明の一
実施例による配電線支持装置の電線把持機構を示す斜視
図、第4図はこの発明の一実施例による配電線支持装置
の張線機構を示す概念図、第5図は配電線の張線情況を
示す説明図、第6図は従来の配電線支持装置を示す全体
概念図である。 4Aは配電線支持機構、5は支持アーム、6は電線把持機
構、8は電線、30は電柱把持機構、40はアーム支持機
構、60は張線機構。 なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。
フロントページの続き (72)発明者 竹下 博志 兵庫県神戸市兵庫区和田崎町1丁目1番2 号 三菱電機株式会社制御製作所内 (72)発明者 本岡 正文 兵庫県神戸市兵庫区和田崎町1丁目1番2 号 三菱電機株式会社神戸製作所内 (56)参考文献 特開 昭50−88584(JP,A) 実開 昭63−83916(JP,U)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電線把持機構を有する支持アームと、この
    支持アームを支持するアーム支持機構と、このアーム支
    持機構を昇降駆動可能に取付けた配電線支持機構と、こ
    の配電線支持機構に設けられて電柱に対する把持および
    把持解除を行う電柱把持機構と、この電柱把持機構の開
    閉駆動および前記アーム支持機構の昇降駆動を行う駆動
    ユニットとから成り、高所作業車に装備されたウインチ
    に前記配電線支持機構を切離可能に吊持させるように構
    成したことを特徴とする配電線支持装置。
JP9789489A 1989-04-18 1989-04-18 配電線支持装置 Expired - Lifetime JPH071964B2 (ja)

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JPH02276406A JPH02276406A (ja) 1990-11-13
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