JP4789462B2 - 電気機器昇降装置 - Google Patents
電気機器昇降装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4789462B2 JP4789462B2 JP2004377771A JP2004377771A JP4789462B2 JP 4789462 B2 JP4789462 B2 JP 4789462B2 JP 2004377771 A JP2004377771 A JP 2004377771A JP 2004377771 A JP2004377771 A JP 2004377771A JP 4789462 B2 JP4789462 B2 JP 4789462B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lifting
- electric device
- support portion
- electric
- lowering
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Electric Cable Installation (AREA)
Description
前記支持部は、前記昇降手段を前記鉛直方向と略直交する方向に沿って移動可能に位置変更部材を介して吊下するとともに、その厚さ方向に貫通されて長手方向に沿って伸びるように設けられたスリットと、このスリットの下端部に連続させて前記長手方向に沿う複数個所に設けられた溝部とを有しており、
さらに前記位置変更部材は、前記鉛直方向に伸びる長孔である連通孔と、この連通孔に挿入される固定ピンとを有し、前記固定ピンを前記支持部の前記溝部の何れかに落とし込むことにより前記位置変更部材の前記支持部における位置が規制され、さらに自重により前記溝部に落とし込まれている前記固定ピンを前記連通孔に沿って上昇させて前記溝部から前記スリットの位置に移動させ、前記スリットに沿い移動させることにより前記位置変更部材の前記支持部における位置を調節可能に構成したものであることを特徴とする電気機器昇降装置にある。
また、電気機器が吊り下げられた支持部をそのままの状態で略水平方向に移動させることができるため、電気機器の吊り下げ位置を適宜変更することができる。これにより、電気機器の昇降作業の前後、又はその最中に、例えば、電気機器の昇降方向に存在する電柱の既設設備やその周囲の障害物等を比較的容易に回避することができる。さらに、固定ピンを落とし込む溝部を適宜変更することで電気機器の吊り下げ位置を適宜変更することができるので、かかる吊り下げ位置の変更を容易且つ迅速に行うことができる。
図1は、本発明の実施形態1に係る電気機器昇降装置の概略構成を示す斜視図である。図1に示す本実施形態の電気機器昇降装置10は、建物のうちで装柱の1種である電柱1の上部への電気機器100の設置、取り外し、付け替え等を実施する際に用いられるものであり、具体的には、電柱1の上部に固定されて吊り下げられる電気機器100を支持する支持手段20と、この支持手段20と電気機器100とに接続されて支持手段20に吊り下げられる電気機器100をその上側で鉛直方向上下(図中上下)に昇降させる昇降手段30とを具備する。
図6は、本発明の実施形態2に係る電気機器昇降装置の支持手段の要部拡大平面図である。上述した実施形態1では、位置変更部材23を支持部22に対して固定ピン234によって固定したが、本実施形態では、図6に示すように、支持部22Aには、厚さ方向に貫通するスリット222が支持部22Aの長手方向に沿って設けられている。また、このスリット222の下端部には、支持部22Aの長手方向に沿って複数の溝部223が並設されている。
図7は、本発明の実施形態3に係る電気機器昇降装置の支持手段の要部拡大平面図である。上述した実施形態1では、支持手段20の支持部22に位置変更部材23を取り付けて電気機器100の吊り下げ位置を変更するようにしたが、本実施形態では、図7(a)及び図7(b)に示すように、支持手段を構成する支持部本体24の先端に支持部22Bをねじ結合し、この支持部22Bを回転させて、支持部22Bを軸方向に伸縮させるようにした。
図8は、本発明の実施形態4に係る電気機器昇降装置の支持手段の平面図である。本実施形態では、図8(a)及び図8(b)に示すように、電柱1に取り付けられる支持手段20Cは、中央部が略垂直に折れ曲がった円柱形状の支持部22Cと、この支持部22Cの略半分を構成する端部22cが挿入保持される挿入孔21cが設けられた固定部21Cとで構成されている。この固定部21Cは、上述した実施形態1と同様のベルト部212及び連結部213を2個用いて電柱1の上部に固定される。
以上、本発明を各実施形態1〜4に基づいて説明したが、本発明は上述した各実施形態1〜4に限定されるものではない。例えば、上述した実施形態1の図1では、昇降手段30による電気機器100の吊り上げ時において昇降手段本体30Aから索体31が垂れ下がっているが、例えば、図10に示すように、昇降手段本体30Aに索体31を収容する収容容器60を取り付けるようにしてもよい。これにより、電気機器100を昇降する作業中に、昇降手段30から垂れ下がる索体31を収容容器60によって回収することで、索体31が電柱の既設設備等に接触するのを確実に防止することができる。なお、図10は、他の実施形態に係る昇降手段の斜視図である。
10 電気機器昇降装置
20 支持手段
21 固定部
22 支持部
30 昇降手段
40 腕金
50 制御装置
60 収容容器
100 電気機器
Claims (7)
- 建物に固定される固定部及び前記固定部から突出して設けられて吊り下げられる電気機器を支持する支持部を有する支持手段と、前記支持手段と前記電気機器とに接続されると共に前記支持部に吊り下げられる前記電気機器の鉛直方向上側に配置されて前記電気機器をその上側で鉛直方向上下に昇降させる昇降手段とを具備するとともに、
前記支持部は、前記昇降手段を前記鉛直方向と略直交する方向に沿って移動可能に位置変更部材を介して吊下するとともに、その厚さ方向に貫通されて長手方向に沿って伸びるように設けられたスリットと、このスリットの下端部に連続させて前記長手方向に沿う複数個所に設けられた溝部とを有しており、
さらに前記位置変更部材は、前記鉛直方向に伸びる長孔である連通孔と、この連通孔に挿入される固定ピンとを有し、前記固定ピンを前記支持部の前記溝部の何れかに落とし込むことにより前記位置変更部材の前記支持部における位置が規制され、さらに自重により前記溝部に落とし込まれている前記固定ピンを前記連通孔に沿って上昇させて前記溝部から前記スリットの位置に移動させ、前記スリットに沿い移動させることにより前記位置変更部材の前記支持部における位置を調節可能に構成したものであることを特徴とする電気機器昇降装置。 - 請求項1において、前記支持部は、前記固定部との連結部を回転軸として回転可能に設けられていることを特徴とする電気機器昇降装置。
- 請求項1又は2において、前記支持部は、前記固定部からの突出方向に沿って伸縮可能に設けられていることを特徴とする電気機器昇降装置。
- 請求項1〜3の何れかにおいて、前記昇降手段は、前記電気機器に接続される索体と、前記索体を保持する回転体と、前記回転体への回転動力を発生させる回転動力発生手段とで少なくとも構成されていることを特徴とする電気機器昇降装置。
- 請求項4において、前記昇降手段は、さらに、前記回転体に前記回転動力発生手段で発生させた回転動力を伝達する回転動力伝達手段を具備し、前記回転動力発生手段と前記回転体とは、前記回転動力伝達手段を介して接続されていることを特徴とする電気機器昇降装置。
- 請求項4又は5において、前記昇降手段から垂れ下がる前記索体を収容する収容容器をさらに具備することを特徴とする電気機器昇降装置。
- 請求項1〜6の何れかにおいて、前記支持手段は、複数の前記支持部を有することを特徴とする電気機器昇降装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004377771A JP4789462B2 (ja) | 2004-12-27 | 2004-12-27 | 電気機器昇降装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004377771A JP4789462B2 (ja) | 2004-12-27 | 2004-12-27 | 電気機器昇降装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006182506A JP2006182506A (ja) | 2006-07-13 |
JP4789462B2 true JP4789462B2 (ja) | 2011-10-12 |
Family
ID=36735900
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004377771A Expired - Fee Related JP4789462B2 (ja) | 2004-12-27 | 2004-12-27 | 電気機器昇降装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4789462B2 (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4925882B2 (ja) * | 2007-03-23 | 2012-05-09 | レッキス工業株式会社 | 被覆管の被覆層剥離装置 |
KR101593793B1 (ko) * | 2014-04-29 | 2016-02-12 | 한전케이피에스 주식회사 | 리프트 행거 및 그 리프트 행거를 사용하여 리프트를 설치하는 방법 |
CN105174113B (zh) * | 2015-10-15 | 2017-05-24 | 国网山东阳谷县供电公司 | 一种柱上变压器的便捷吊装装置 |
EP3613700A4 (en) | 2017-04-17 | 2021-01-13 | Globeride, Inc. | ELECTRIC LIFTING MACHINE AND CONTROL DEVICE AND ITS CONTROL PROCESS |
JP6607533B2 (ja) * | 2018-04-21 | 2019-11-20 | 有限会社ケンテックシステムズ | 建物外面に対する作業方法 |
CN110060839B (zh) * | 2019-05-22 | 2020-09-04 | 闽江学院 | 一种变压器安装结构 |
KR102657623B1 (ko) * | 2022-03-21 | 2024-04-15 | 엘에스일렉트릭(주) | 정지형 무효전력 보상장치의 파워 팩 교체 장치 |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0741746Y2 (ja) * | 1987-07-01 | 1995-09-27 | 三菱電機株式会社 | エレベ−タの据付装置 |
JPH0439261Y2 (ja) * | 1988-02-29 | 1992-09-14 | ||
JP3107201B2 (ja) * | 1996-03-28 | 2000-11-06 | 本田技研工業株式会社 | マフラーのテールパイプ等の清掃装置 |
JP3362000B2 (ja) * | 1998-07-31 | 2003-01-07 | 株式会社北川堂製作所 | 梯子体に付設する吊り上げ具 |
JP4209520B2 (ja) * | 1998-11-24 | 2009-01-14 | 中国電力株式会社 | 引張装置 |
JP2003201091A (ja) * | 2002-01-07 | 2003-07-15 | Kayaba Ind Co Ltd | クレーン型ヒーブダンパ装置 |
JP4104403B2 (ja) * | 2002-09-04 | 2008-06-18 | 株式会社キトー | 逆吊り使用可能なチェーンホイスト |
-
2004
- 2004-12-27 JP JP2004377771A patent/JP4789462B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2006182506A (ja) | 2006-07-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CA2983835C (en) | Pipelayer machine with symmetrical winches | |
CA2997664C (en) | Wind turbine blade removal and installation system and method | |
CN108190725B (zh) | 吊装装置以及机舱吊装方法 | |
JP2012012223A (ja) | 風車のタワー壁部分を持ち上げるための装置及び風車のタワー壁部分を持ち上げるための方法 | |
JP4789462B2 (ja) | 電気機器昇降装置 | |
US20150259931A1 (en) | Construction Hoist Strap and Method | |
JP2015019482A (ja) | 高所作業車および高所作業車による装柱工法 | |
JP2007246180A (ja) | 高所作業車 | |
JP5850218B2 (ja) | クレーンフック部における充電システム | |
CN219058285U (zh) | 一种电力组塔用遥控脱绳装置 | |
KR101003841B1 (ko) | 회전 가능한 크레인 후크 장치 | |
US20100176078A1 (en) | Auxiliary Device for Installing the Lower and Upper Jib Support of an Adjustable Auxiliary Boom on a Mobile Crane | |
CN205104846U (zh) | 用于电杆架空地线及opgw光缆的辅助支撑装置 | |
KR102253069B1 (ko) | 해양관측을 위한 이동형 윈치 | |
CA2983834C (en) | Pipelayer with quick attach counterweights | |
JPH071964B2 (ja) | 配電線支持装置 | |
JP4054800B2 (ja) | クライミング足場 | |
JP2003095585A (ja) | チェーンブロックおよび手動チェーンブロックの脱着式駆動装置 | |
CN221074203U (zh) | 一种机械臂及桥射作业车 | |
JP3412153B2 (ja) | 巻上装置 | |
CN214611263U (zh) | 一种带保护功能的卷扬机构 | |
CN214899833U (zh) | 一种桥架线缆敷设辅助装置 | |
JP7301762B2 (ja) | 法面用の削孔機の移動補助機および法面削孔装置、ならびに法面削孔装置の移動方法 | |
CN221343682U (zh) | 一种附墙吊运装置及塔机 | |
JP3182333B2 (ja) | 杭打機のリーダ吊上げ吊下し装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20071107 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20100621 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20101208 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110127 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20110713 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110719 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140729 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4789462 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140729 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |