JPH0749218B2 - 積層成形品の製造方法 - Google Patents

積層成形品の製造方法

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JPH0749218B2
JPH0749218B2 JP2203197A JP20319790A JPH0749218B2 JP H0749218 B2 JPH0749218 B2 JP H0749218B2 JP 2203197 A JP2203197 A JP 2203197A JP 20319790 A JP20319790 A JP 20319790A JP H0749218 B2 JPH0749218 B2 JP H0749218B2
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sheet layer
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弘 阿部
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野) 本発明は、自動車、バイク等のボティー(例えば、フロ
ントボディー)、バンパー、フード等の成形品の装飾
(加飾)のため、加飾用フードを貼付し積層成形品を製
造する方法に関するものである。 (従来の技術) 従来、自動車、バイク等のボディーは塗装によりその装
飾(加飾)が行われていた。 近年、これら部分の材質が、鋼板からプラスチックスへ
変わりつつあり、その装飾方法としても従来の塗装の
他、軟質塩化ビニルシートを中心とする熱可塑性樹脂か
らなる加飾シート(マーキングシート)が利用されてき
ている。これらシートは、真空や圧空成形法によって成
形品の表面に積層されており、例えば、特開昭57−7061
0号公報には成形品の表面処理方法が提案されている。 (発明が解決しようとする課題) しかし、上記公報で用いられているシートは、軟質材料
からなるシートであり、そのシートの破断強度が低いた
めに、シートを用いて真空、圧空成形により深絞りの積
層成形品を製造しようとすれば成形時にシートが破断す
るおそれがあり、またシートを高温に加温した状態で成
形したとしても、成形時にシートが溶融してシートがよ
り破断し易くなるという問題があった。 本発明は、上記の問題点を改善したものであり、深絞り
の成形品においても外観性の良好な積層成形品が製造で
きる方法を提供することを目的とするものである。 (課題を解決するための手段) 本発明の積層成形品の製造方法は、真空及び/又は圧空
成形により熱可塑性シートを成形品の表面に積層する積
層成形品の製造方法において、該熱可塑性シートが、透
明なフッ素樹脂からなる表面シート層、着色剤を含む塩
化ビニル樹脂及び/又はアクリル樹脂からなる中間シー
ト層、及び中間シート層を形成する樹脂組成物と異な
り、且つ熱変形温度が70℃以上である樹脂組成物からな
る下層シート層がこの順で積層されたシートであること
を特徴とし、そのことにより上記目的が達成される。 本発明に使用される熱可塑性シートは、表面シート層、
中間シート層及び下層シート層の、少なくとも3層がこ
の順で積層されたシートである。表面シート層は耐候
性、耐汚染性及び自己潤滑性(耐摩耗性)に富む透明な
フッ素樹脂からなり、中間シート層は着色剤の分散性に
優れるアクリル系樹脂及び/又は塩化ビニル系樹脂から
なり、下層シート層は熱可塑性シートの真空、圧空成形
性を向上するために中間シート層を形成する樹脂組成物
と異なり、且つ熱変形温度が70℃以上(JISに準拠して
測定)である樹脂組成物からなるものである。 上記熱可塑性シートを構成する材料の詳細は以下の通り
である。 上記表面シート層を形成するフッ素樹脂としては、モノ
フロロエチレン、ジフロロエチレンのホモポリマーや;
モノフロロエチレン、ジフロロエチレン、トリフロロエ
チレン、テトラフロロエチレン、ヘキサフロロプロピレ
ン等とエチレン、プロピレン、(メタ)アクリル酸、
(メタ)アクリル酸エステル等の材料とのコポリマー等
があげられ、またこれらの樹脂と(メタ)アクリル樹脂
とのブレンド物も使用しうる。フッ素樹脂には、通常、
多量の紫外線吸収剤が添加される。 紫外線吸収剤としては、2,4−ジヒドロキシベンゾフエ
ノン、2,2′−ジヒドロキシ−4−4′−ジメトキシベ
ンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシ−5−ス
ルホベンゾフェノン等のベンゾフェノン系材料や;2
(2′−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)ベンゾトリ
アゾール等のトリアゾール系材料や;サリチル酸フェニ
ル、パラ−tert−ブチルフェニルサリチル酸等のサリチ
ル酸エステル系材料が好ましく用いられる。 上記中間シート層を形成するアクリル樹脂は、典型的に
は、(メタ)アクリル系モノマーとスチレン系モノマー
や酢酸ビニルを反応させて得られるコポリマーである。 (メタ)アクリル系モノマーとしては、例えば、(メ
タ)アクリル酸メチル、(メタ)アクリル酸エチル、
(メタ)アクリル酸ベンジル、2−エトキシエチル(メ
タ)アクリレート、フェノキシジエレングリコール(メ
タ)アクリレートなどがあり;スチレン系モノマーとし
ては、スチレン、α−メチルスチレン、α−エチルスチ
レン、p−メチルスチレン、p−メトキシスチレン、p
−フェニルスチレン、p−エトキシスチレン、p−クロ
ロスチレン、m−クロロスチレン、o−クロロスチレン
などがある。アクリル樹脂にはフタル酸エステル類等の
可塑剤が通常添加される。 上記塩化ビニル樹脂は、従来公知の塩化ビニル樹脂が用
いられ、ポリ塩化ビニルにジオクチルフタレート等のフ
タル酸エステル系やアジピン酸系、エポキシ化大豆油等
の可塑剤等を添加した軟質塩化ビニル樹脂が好適に用い
られる。 また、上記アクリル樹脂、塩化ビニル樹脂には、フッ素
樹脂と同様紫外線吸収剤が一般に添加される。紫外線吸
収剤としては、前述の材料が用いられる。 中間シート層には、顔料、染料等の着色剤が含まれる。
顔料には、例えば、酸化チタン、ゼオライト、シリカ、
アルミナ、シアニン系顔料などがあり、染料には、例え
ば、アゾ系染料、アントラキノン系染料、インジゴイド
系染料、スチルベン系染料等がある。これら着色剤の量
については、シートに隠ぺい性をもたせる場合は、中間
シート層の固形分100重量部に対して、総着色剤量とし
て2−400重量部の範囲が好ましい。さらに、中間シー
ト層には、酸化防止剤を添加する場合もある。 下層シート層を形成する樹脂組成物としては、中間シー
ト層を形成する樹脂組成物と異なる樹脂組成物が用いら
れるものであり、非晶性ポリマーと結晶性ポリマーのい
ずれも用いられ得る。下層シートを非晶性ポリマーで形
成する場合には、そのガラス転移温度(Tg)が70℃以上
の樹脂が用いられ、好ましくは70℃〜120℃であり、下
層シート層を結晶性ポリマーで形成する場合には、その
結晶の融点が70℃以上の樹脂が用いられ、好ましくは70
℃〜150℃である。例えば、硬質塩化ビニル樹脂、塩素
化塩化ビニル樹脂、塩素化ポリエチレン等の塩化ビニル
系樹脂や;ポリスチレン、ABS(アクリロニトリル−ブ
タジエン−スチレン共重合体)、AS(アクリロニトリル
−スチレン共重合体)等のスチレン系樹脂、ポリカーボ
ネート樹脂、アクリル樹脂、ナイロン樹脂、硬質ウレタ
ン樹脂等が好適に用いられる。 本発明に使用される熱可塑性シートの膜厚は限定するも
のではないが、長期の耐候性及び外観性(深み感)の観
点から表面シート層の膜厚は30〜200μmが好ましく、
着色性(隠ぺい力)の観点から中間シート層の膜厚は50
〜300μmが好ましく、さらに真空、圧空成形性の観点
から下層シート層の膜厚は100μm〜500μmが好まし
く、トータルで150〜1000μm程度の範囲が好ましい。 また、熱可塑性シートは、貼付される被着体との密着性
を上げるために、予め、下層シート層の外面(下面)に
接着層を設けてもよい。この接着層は、例えば、EVA
(エチレン−酢ビ共重合体)系HM(ホットメルト)接着
剤、SBS(スチレン−ブタジエン−スチレン共重合体)
系HM接着剤、SIS(スチレン−イソプレン−スチレン共
重合体)系HM接着剤、アクリル系HM接着剤、不飽和ポリ
エステル系の未架橋物、アクリル系粘着剤、シリコーン
系粘着剤、ウレタン系粘着剤等から形成することができ
る。 上記表面シート層は、例えば、ポリフッ化ビニリデン、
アクリル樹脂及び紫外線吸収剤をDMF(ジメチルホルム
アミド)に溶解させ、キャスティング(ナイフコータ
ー、コンマコーター等のダイレクトやリバースコーター
で塗工、乾燥)でシート化したり、カレンダー成形でシ
ート化することができる。中間シート層をアクリル樹脂
で形成する場合には、アクリル樹脂を酢酸エチル等の溶
剤に溶解させ、キャスティングでシート化したり、アク
リル樹脂を押出ダイやカレンダーでシート化することが
できる。中間シート層を塩化ビニル樹脂で形成する場合
には、塩化ビニルゾルとしてキャスティングでシート化
したり、押出ダイやカレンダーでシート化することがで
きる。また、下層シート層は、カレンダー成形や押出成
形でシート化することができる。 熱可塑性シートを製法するにあたって、表面シート層と
中間シート層との積層は、通常、ドライラミネート(加
熱ラミネート)やそれぞれのシート材料の共押出等で行
われる。これら両層の積層強度を上げるために、それぞ
れのシート層の間にフッ素樹脂とアクリル樹脂とのブレ
ンド物からなるプライマー層を設けてもよい。この場
合、プライマー層は、積層時に押出ダイからプライマー
層を押しだしたり、予めどちらかのシート層に積層され
る。また、中間シート層と下層シート層との積層は、上
記表面シート層と中間シート層との積層同様、ドライラ
ミネート(加熱ラミネート)やそれぞれのシート材料の
共押出等で行われる。この積層においても両シート層の
接着力が低い場合は、両シート層の間にプライマー層を
設けてもよい。さらに、上記3層を同時に共押出して熱
可塑性シートを製造してもよい。 積層成形品の製造方法は、通常の真空及び/又は圧空成
形機を用いて行われる。 すなわち、予めシートが積層される成形品を成形機中の
所定の位置に置き、次に、この成形機の中の所定位置に
熱可塑性シートを設置し、該シートを80℃〜180℃程度
に加熱して、真空及び/又は圧空下で成形品の載ってい
る昇降台を上昇させシートを成形品に積層したり、真空
及び/又は圧空のみでシートを成形品に積層したり、上
記加熱条件、真空及び/又は圧空条件、成形品へのシー
トの加圧等を組み合わせてシートを成形品に積層するこ
とができる。 (効果) 本発明は、破断強度が比較的高くて成形性に優れ、しか
も外観のよい熱可塑性シートを用いて積層成形品を製造
するので、深絞り成形においても破断することなくシー
トを成形品に貼付けることができ、しかも外観性(光
沢、鮮映性)に優れ、長期の耐候性も良好な被膜を形成
することができる。従って、自動車、バイク等のボデイ
ー等に好適な外観性の優れる積層成形品を提供すること
ができ、さらに、シート材料を成形品に積層するもので
あるから、色替えも簡単に行え、少量多品種生産にも適
している。 (実施例) 以下、本発明を実施例に基づいて説明する。なお、
「部」は「重量部」を意味する。 I. 表面シート層の作成 1. DMF300部、ポリフッ化ビニリデン(ペンウォルト社
製、Kynar−500)100部、アクリル樹脂(旭化成工業
(株)製、デルペットSR6500)20部及び2,4−ジヒドロ
キシベンゾフエノン1.5部をよく撹拌し混合させた。こ
の混合液をナイフコーター(ダイレクト)でキャスティ
ングし、80℃、140℃でそれぞれ乾燥させてシートを作
成した。シート膜厚は40μmであった。 2. ポリフッ化ビニリデン(ペンウオルト社製、Kynar
−740)100部、2−ヒドロキシ−4−メトキシ−5−ス
ルホベンゾフェノン3部を2軸混練機で混練しTダイか
ら押し出してシートを作成した(膜厚は、30μm)。 次に、ポリフッ化ビニリデン(同上)100部とアクリル
樹脂(三菱レーヨン(株)製、ハイペットHBE)60部か
らなる材料を混練機で混練しペレット化し、さらに、混
練機及びTダイによりシートを作成した(膜厚は、20μ
m)。この両シートを160℃で加熱ラミネートした。 3. フッ素系アロイフィルム(電気化学工業(株)製、
DX−1)を使用した。シート膜厚は25μmであった。 II. 中間シート層の作成 1. 酢酸エチル300部、アクリル樹脂(三菱レーヨン
(株)製、ハイペットHBE)100部、酸化チタン(平均粒
径0.18μm)60部及びジオクチルフタレート10部を3本
ロールでよく混練し混合液を得た。この混合液をナイフ
コーター(ダイレクト)でキャスティングし、50℃、80
℃でそれぞれ乾燥させシートを作成した。シート膜厚は
100μmであった。 2. アクリル樹脂(旭化成工業(株)製、デルペットSR
6500)100部、塩化ビニル樹脂(徳山積水工業(株)
製、重合度600)40部、ジオクチルフタレート30部、錫
系の熱安定剤10部及びアルミフレーク(フレーク状で平
均粒径2〜10μm)30部を混練機で混練し、ペレット化
した。このペレットを用いてカレンダー成形によりシー
トを作成した。シート膜厚は200μmであった。 3. 軟質塩化ビニル樹脂シート(積水化学工業(株)
製、ゴールドメタリックタックキャスティングシート)
を使用した。シート膜厚は50μmであった。 4. 軟質塩化ビニル樹脂シート(三宝樹脂工業(株)
製、シルバーメタリックカレンダーシート)を使用し
た。シート膜厚は200μmであった。 III. 下層シート層の作成 1. ABS樹脂(住友ノーガタック(株)製、UB−400)を
押出−Tダイ成形で作成したシート(熱変形温度80℃以
上)。シート膜厚は500μmであった。 2. 硬質塩化ビニル樹脂シート(三宝樹脂工業(株)
製、白色カレンダーシート、熱変形温度80℃以上)を使
用した。シート膜厚は30μmであった。 IV. 接着層 1. アクリル系粘着剤(綜研化学(株)製、SKダイン13
10)により形成した。接着層の膜厚は30μmであった。 2. アクリル系HM接着剤(積水化学工業(株)製、Sダ
イン395C)により形成した。接着層の膜厚は30μmであ
った。 V. 熱可塑性シートの作成 表1〜3に示すように上記で得られた各シートを組合
せ、160℃で加熱ラミネートして、実施例1〜18の熱可
塑性シートを得た。 VI. 熱可塑性シートの成形品への積層と積層成形品の
性能 実施例1〜18の熱可塑性シートを所定温度に加熱し表1
〜3に示す成形品の表面に貼付けて積層成形品を得た。 加熱温度は、下層シート層1を用いた熱可塑性シートで
は150℃、下層シート層2を用いた熱可塑性シートでは1
40℃とした。 成形は、400×400×300tmmの大きさの真空成形機(到達
真空度10Torr)を使用した。 成形品は、150mmφの半球状ABS成形品と150mmφの半球
状塗装鋼板(アクリルメラミン処理した塗装鋼板)の2
種を使用した。 得られた積層成形品の成形性、自己潤滑性(耐摩耗
性)、耐候性を測定し、その結果を表1〜3に示した。
【評 価】
成形性;積層成形品の外観を目視で観察し、シートに破
断が生じていない場合を良好とした。 自己潤滑性(耐摩耗性):JIS K7204に準拠して行い、摩
耗質量を測定した。 耐候性:サンシャインウエザーメーター10,000時間後の
色差(ΔE値)で表した。 (比較例) 1. 軟質塩化ビニル樹脂シート(積水化学工業(株)
製、シルバーメタリックタックペイント原反)を使用し
た。シート膜厚は50μmであった。このシートの片面に
アクリル系粘着剤(綜研化学(株)製、SKダイン1310)
からなる接着層を膜厚30μmで積層した。 2. 軟質塩化ビニル樹脂シート(積水化学工業(株)
製、シルバーメタリックタックペイント原反)を使用し
た。シート膜厚は50μmであった。このシートの片面に
アクリル系HM接着剤(積水化学工業(株)製、Sダイン
395C)からなる接着層を膜厚30μmで積層した。 3. 軟質塩化ビニル樹脂シート(三宝樹脂工業(株)
製、シルバーメタリックカレンダーシート)を使用し
た。シート膜厚は200μmであった。このシートの片面
にアクリル系粘着剤(綜研化学(株)製、SKダイン131
0)からなる接着層を膜厚30μmで積層した。 4. 軟質塩化ビニル樹脂シート(三宝樹脂工業(株)
製、シルバーメタリックカレンダーシート)を使用し
た。シート膜厚は200μmであった。このシートの片面
にアクリル系HM接着剤(積水化学工業(株)製、Sダイ
ン395C)からなる接着層を膜厚30μmで積層した。 上記比較例1〜4のシートを、実施例1と同様にABSの
成形品に貼付して積層成形品を得た。その結果、それぞ
れのシートは、成形中に破断してシートを均一に成形品
に積層できなかった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B32B 27/30 101 8115−4F // B29K 27:06 27:12 33:00

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】真空及び/又は圧空成形により熱可塑性シ
    ートを成形品の表面に積層する積層成形品の製造方法に
    おいて、 該熱可塑性シートが、透明なフッ素樹脂からなる表面シ
    ート層、着色剤を含む塩化ビニル樹脂及び/又はアクリ
    ル樹脂からなる中間シート層、及び中間シート層を形成
    する樹脂組成物と異り、且つ熱変形温度が70℃以上であ
    る樹脂組成物からなる下層シート層がこの順で積層され
    たシートであることを特徴とする積層成形品の製造方
    法。
JP2203197A 1990-07-30 1990-07-30 積層成形品の製造方法 Expired - Lifetime JPH0749218B2 (ja)

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