JPH09141790A - 保護装飾被覆用フイルム - Google Patents

保護装飾被覆用フイルム

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JPH09141790A
JPH09141790A JP30922395A JP30922395A JPH09141790A JP H09141790 A JPH09141790 A JP H09141790A JP 30922395 A JP30922395 A JP 30922395A JP 30922395 A JP30922395 A JP 30922395A JP H09141790 A JPH09141790 A JP H09141790A
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JP30922395A
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Takemoto Nakai
壯元 中井
Kenji Iwasaki
研二 岩崎
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Mitsubishi Chemical MKV Co
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Mitsubishi Chemical MKV Co
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 射出成形と同時に成形品の表面に保護装飾膜
を形成するための、特に、三次曲面を有する成形品や、
この成形品が、深絞り形状や曲率半径の小さな形状を含
む場合の、塗装と同等の色調を有するフイルムの提供。 【解決手段】 基材層(A)、着色層(B)及び透明層
(C)からなる積層フイルムであって、基材層(A)が
塩化ビニル系樹脂、ポリエステル系可塑剤及びリン酸エ
ステルを含む層であり、着色層(B)がガラス転移温度
が20〜80℃のアクリル系重合体及び着色顔料を含む
層であり、透明層(C)がフッ素系樹脂、アクリル系樹
脂またはウレタン系樹脂のいずれか1種類またはその2
種類以上の混合物からなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外観及び耐候性に
優れた着色フイルムに関し、詳しくは射出成形法により
製造される成形品の表面に射出成形と同時に装飾膜を形
成することができる保護装飾被覆用フイルムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、顔料等により着色された不透
明または透明な主として塩化ビニル系樹脂フイルムから
なる装飾用フイルムが、家具や壁装材の表面の保護及び
意匠性向上のために用いられたり、看板や車両の装飾や
塗装の代替等の用途に使用されている。このようなフイ
ルムは、一般に成形品の製造後に貼り付けられるため、
三次曲面への追従性が不十分で、例えば曲率半径の小さ
い射出成形品のような成形品には適用が困難であった。
【0003】このような問題を解決して、射出成形品に
意匠を付与するための方法として、例えば特公平5−4
1089号公報においては離型性フイルムに透明層(ク
リア層)を介してメタリックコンパウンド層を積層して
なる塗膜(装飾用フイルム)を射出成形用の金型キャビ
ティの型面に密着固定した上で射出成形を行う方法が提
案され、また特公平6−26718号公報には可撓性化
粧シートとして、アクリル系樹脂や塩化ビニル等よりな
る実質的に透明な外層に、塩化ビニル等よりなりかつ反
射フレークを配合した着色層が積層され、さらにその上
に接着皮膜を設けたシートを射出成形と同時に貼り着け
る方法が提案されている。このような方法は、従来の塗
装による意匠付与法と比べ、工程の合理化(塗装工程の
省略)や、塗装時の溶剤排出を抑制することができると
いう利点を有するとされている。しかしながら、上記の
技術において用いられるフイルムは、三次曲面への追従
性は良いものの、やはり対象とする成形品が深絞り形状
や曲率半径が小さい形状を含む場合には、この部分で光
沢が低下したり、或は色調の変化を生じたりするという
問題があり、塗装によるものと同等の外観を得ることは
困難であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は射出成形品の
表面に成形と同時に保護装飾膜を形成するためのフイル
ムにおいて、三次曲面を有する成形品や、特にこの成形
品が深絞り形状や曲率半径の小さい形状を含む場合の、
これらの部位における色調変化や光沢低下が少なく、か
つ、耐候性に優れたフイルムを提供することを目的とし
ている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは射出成形と
同時に保護装飾膜を形成するためのフイルムに関する上
述の問題点に関して鋭意検討を加えた結果、このフイル
ムを特定の組成及び厚さの三層の積層体とすることによ
り、これらの問題点が解決されることを見出し、本発明
を完成した。
【0006】即ち、本発明の要旨は、基材層(A)、着
色層(B)及び透明層(C)からなる積層フイルムであ
って、基材層(A)が塩化ビニル系樹脂、該樹脂100
重量部あたり5〜30重量部の数平均分子量が1200
〜3000のポリエステル系可塑剤及び1〜10重量部
のリン酸エステルを含む厚さ100〜300μmの層で
あり、着色層(B)がガラス転移温度が20〜80℃の
アクリル系重合体及び着色顔料を含む厚さ5〜50μm
の層であり、透明層(C)がフッ素系樹脂、アクリル系
樹脂またはウレタン系樹脂のいずれか1種類またはその
2種類以上の混合物からなる厚さ5〜50μmの層であ
り、かつ、着色層(B)の片面に基材層(A)が、他の
面に透明層(C)が形成されてなることを特徴とする保
護装飾被覆用フイルム、に存する。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
本発明の基材層(A)において用いる塩化ビニル系樹脂
とは、塩化ビニルの単独重合体の他、塩化ビニルとこれ
と共重合可能な他の単量体との共重合体を含む。塩化ビ
ニル単量体と共重合可能な他の単量体としては、従来一
般的に用いられているものを使用することができる。上
記の単量体としては、例えば、酢酸ビニル、プロピオン
酸ビニル、ステアリン酸ビニル等のビニルエステル類、
メチルビニルエーテル、エチルビニルエーテル、オクチ
ルビニルエーテル、ラウリルビニルエーテル、セチルビ
ニルエーテル等のアルキルビニルエーテル類、エチレン
等のα−オレフィン類、アクリル酸、メタクリル酸等の
一価不飽和酸、これらの一価不飽和酸のメチルエステ
ル、エチルエステル等のアルキルエステル類、マレイン
酸、フマル酸、イタコン酸等の二価不飽和酸、これらの
二価不飽和酸のメチルエステル、エチルエステル等のア
ルキルエステル類、塩化ビニリデン等のビニリデン化合
物、アクリロニトリル等の不飽和ニトリルなどの一種ま
たは二種以上の混合物が挙げられる。これらの単量体
は、塩化ビニル単量体に対し、通常30重量%以下、好
ましくは20重量%以下の割合で使用されるが、特に制
限はない。
【0008】また、塩化ビニル系樹脂は平均重合度が6
00〜1300、好ましくは700〜1100のものが
よい。重合度が低すぎると射出成形金型内で保護装飾被
覆用フイルム(以下、「装飾フイルム」という)が軟化
して成形品表面にしわができやすくなり、逆に重合度が
高過ぎると装飾フイルムに成形するのが困難になった
り、射出成形時に伸びが不足し、深絞り形状のものが作
りにくくなりやすい。
【0009】基材層(A)に使用するポリエステル系可
塑剤としては、アジピン酸、セバシン酸、アゼライン酸
等の脂肪族二塩基酸と1,2−プロピレングリコール、
エチレングリコール、ジエチレングリコール、1,3−
ブタンジオール、1,4−ブタンジオールのようなグリ
コールとを重縮合した構造のポリエステル系可塑剤のう
ち、数平均分子量が1200〜3000、好ましくは1
500〜2500のものを使用する。数平均分子量が1
200未満では、装飾フイルムの光沢性が劣り、また、
3000を超えると可撓性が劣る。ポリエステル系可塑
剤の配合量は塩化ビニル系樹脂100重量部あたり、5
〜30重量部、好ましくは8〜20重量部である。配合
量が5重量部未満では装飾フイルム成形時の加工性が不
十分となり、また、30重量部を超えた場合は、射出成
形時に金型内で装飾フイルムが軟化し、成形品の表面に
しわが入りやすくなる。
【0010】また、基材層(A)に使用するリン酸エス
テルとしては、トリクレジルホスフェート(TCP)、
トリキシリルホスフェート(TXP)、ジキシレニルモ
ノクレジルホスフェート、モノキシレニルジクレジルホ
スフェート等の他、分子中に少なくとも1個以上のエチ
ルフェノールを有するリン酸エステル等が挙げられ、こ
れらリン酸エステルは、単独もしくは併用して使用でき
る。リン酸エステルの配合量は、塩化ビニル系樹脂10
0重量部に対し1〜10重量部である。配合量が1重量
部未満では装飾フイルムの耐候性が劣り、10重量部を
超えると、配合量に見合う効果が得られない。
【0011】基材層(A)の厚さは100〜300μ
m、好ましくは120〜250μmである。厚さが10
0μm未満では装飾フィルムを成形した場合、部分的な
伸びの大小により、色むらを生じやすくなる。逆に、厚
さが300μmを超える場合は、装飾フイルムの熱容量
が大きくなるため、射出成形時に長時間の予備加熱を要
したり、あるいは不均一に伸びて色むらを起こしたりす
る。基材層に所定のポリエステル系可塑剤とリン酸エス
テルを併用することにより、射出成形後、色調変化や光
沢低下が少なく耐候性に優れたフイルムを得ることがで
きる。
【0012】次に着色層(B)に使用するアクリル系重
合体は、メチルアクリレート、メチルメタクリレート及
びブチルアクリレート等のアクリル酸またはメタクリル
酸のアルキルエステル類の重合体や、これらの単量体と
共重合可能なアクリル酸等の他のビニル系モノマーとを
共重合させることにより得られるアクリル系重合体また
はこれらの重合体の混合物であって、アクリル系重合体
中のアクリル酸及び/またはメタクリル酸のアルキルエ
ステルの割合が70mol%以上であるのが好ましく、
ガラス転移温度が20℃〜80℃、好ましくは30〜7
0℃のものである。ガラス転移温度が20℃未満の場
合、アクリル系重合体の平均分子量が小さく、装飾フイ
ルムの耐候性が劣る恐れがあり、また、80℃を超える
と射出成形した際に着色層が割れやすくなり、その結
果、装飾フイルムの色調変化及び光沢低下が起こる恐れ
がある。また、本発明においては、着色層(B)のアク
リル系重合体の50%以下をポリフッ化ビニリデン等の
フッ素系樹脂で置き換えることもできる。
【0013】また、着色顔料としては、アルミニウム、
銅等の金属粉末、酸化チタン、酸化鉄、パールエッセン
スや雲母片もしくはその表面を二酸化チタンで被覆した
如き無機顔料、またはシアニン系もしくはキナクリドン
系の如き有機顔料等である。これらの着色顔料の使用量
としては、要求される外観、色調などによって決定され
るべきであるが、上記アクリル系重合体100重量部に
対して1〜50重量部の範囲が適当である。着色層
(B)の厚さは5〜50μmであり、好ましくは10〜
30μmである。厚さが5μm未満の場合は装飾フィル
ムの隠蔽性が低下し、50μmを超えると射出成形時の
形状追従性が不十分となり、装飾フイルムの色調変化及
び光沢低下が起りやすくなる。
【0014】透明層(C)は、着色層(B)の基材層
(A)を積層していない面に形成される。この透明層
(C)は、フッ素系樹脂、アクリル系樹脂またはウレタ
ン系樹脂のいずれか1種類またはその2種類以上の混合
物からなる。フッ素系樹脂としては、ポリテトラフルオ
ロエチレン、ポリトリフルオロエチレン、ポリフッ化ビ
ニリデン、ポリフッ化ビニルやこれらのフッ素系樹脂を
構成する単量体とこれと共重合可能な単量体との共重合
樹脂及びこれらの樹脂の混合物等を例示することができ
る。
【0015】アクリル系樹脂としては、アクリル酸また
はメタクリル酸あるいはそれらのメチルエステル、エチ
ルエステル等のアルキルエステル類の重合体や、これら
の単量体と、これと共重合可能なアルケニルベンゼン類
やα,β−不飽和単量体等のコモノマーとの重合体及び
これらの重合体の混合物等が例示できる。
【0016】また、ウレタン系樹脂としては、分子内に
2個以上の水酸基を有するポリエステルやポリエーテル
等のポリオール類と、分子内に2個以上のイソシアネー
ト基を有する脂肪族又は芳香族ポリイソシアネート類と
を反応させて得られるウレタン系樹脂及びこれらの樹脂
の混合物等が挙げられる。透明層(C)の厚さは5〜5
0μmであり、好ましくは10〜30μmである。厚さ
が5μm未満の場合は装飾フイルムの光沢が不足し、5
0μmを超えると射出成形時の形状追従性が不十分とな
り、装飾フイルムの色調変化や光沢低下が起りやすくな
る。
【0017】基材層(A)は、塩化ビニル系樹脂に所定
量のポリエステル系可塑剤、リン酸エステル、その他紫
外線吸収剤やヒンダードアミン類等種々の塩化ビニル系
樹脂用添加剤を配合し、リボンブレンダー、バンバリー
ミキサー或いはスーパーミキサー等の混合機により混合
して樹脂組成物を得、これをTダイ法やインフレーショ
ン法等の押出成形法やカレンダー法、流延法等によって
製膜することにより製造することができる。
【0018】着色層(B)、透明層(C)は、基材層
(A)と同様にして製膜してもよく、また塗工液として
逐次塗布形成してもよい。基材層(A)と着色層(B)
及び透明層(C)を積層する方法としては、予め前記し
た3種類の層をフイルムとして作成しておいて、加熱式
ラミネーターでこれらのフイルムを圧着する方法や、ア
クリル系やウレタン系等の接着剤を用いて積層する方法
あるいは、三層Tダイや、三層インフレーションにより
製膜と同時に積層体を形成する方法等が挙げられる。
【0019】また、着色層(B)及び透明層(C)を塗
工液として塗布して形成する場合は、用いる樹脂等をト
ルエン、メチルエチルケトン、酢酸エチル等の溶剤に溶
解あるいは分散させて、グラビアロールコーター、リバ
ースロールコーター、ダイコーター、フローコーター等
を用いて常法により塗工すればよい。また得られた塗膜
の乾燥も通常用いられる熱風乾燥法で、例えば80〜1
50℃の温度で、0.5〜3分間加熱すること等により
行うことができる。
【0020】本発明の装飾フイルムを用いて、射出成形
と同時に成形品の表面に装飾膜を形成するためには、射
出成形機にインモールド成形可能な金型を取り付け、該
フイルムの送り出し装置、フイルム加熱板、フイルム吸
引用真空ポンプを備えた装置にて射出成形金型のキャビ
ティ内面に該フイルムを密着させた上で、射出成形を行
えばよい。また、あらかじめ真空成形機により装飾フイ
ルムを射出成形金型に適合するように真空成形した後
に、射出成形金型キャビティ内面に密着させ射出成形し
てもよい。
【0021】
【実施例】以下に実施例を用いて、本発明の具体的態様
をより詳細に説明するが、本発明はその要旨を超えない
限り、以下の実施例により限定されるものではない。フイルムの作成 (実施例1〜2、比較例1〜5)表−1に示す組成から
なる塩化ビニル系樹脂組成物をスーパーミキサーで混合
した後、185℃に加温したロール上で5分間混練し、
基材層(A)に相当するフイルムa〜gを作成した。
【0022】次に、得られた各種配合のフイルムの片面
に着色層(B)を塗布・形成した。なお、着色層(B)
は、表−2に示すアクリル系重合体を溶剤(メチルエチ
ルケトン:酢酸エチル=6:4の混合溶剤)に溶解し
(固形分濃度20重量%)、更に旭化成(株)製MF−
20(ノンリーフィングタイプのアルミペースト)を固
形分重量としてアクリル系重合体に対し25重量%添加
し、混合後、得られたアクリル系塗料を乾燥後厚さ15
μm(比較例4については60μm)となるようにバー
コーターで塗布し、温度120℃で3分間乾燥させた。
更に、着色層(B)の上に透明層(C)を塗布・形成し
た。透明層(C)は、塗料として大日本色材工業(株)
製ウレタン系塗料(商品名PU−701)をバーコータ
ーにて乾燥後の厚さが25μm(比較例5については3
μm)となるように塗布し、上記と同様にして乾燥さ
せ、装飾フイルムを作成した。
【0023】フイルムの評価 表−3に示す層構成の装飾フイルムを用いて、フイルム
インサート用の固定枠を有する射出成形金型(絞り比
0.10、最小R6mm)を用い、フイルムの予備加熱
温度100℃、樹脂温度190℃の条件で射出成形を行
い、成形品表面に装飾膜を形成した。この成形品の曲率
半径の小さい部位(R6mmの部分)について、射出成
形前の装飾フイルムとの色差(ΔE)を、クラボウ製C
OLOR−7e2 型色差計にて測定した。
【0024】また、この部位の表面光沢(グロス)をポ
ータブル・グロスメータ(村上色彩技術研究所製、GM
X−202型)を用いて、入射角−反射角とも60°の
条件で測定した。(「60°グロス」として表す。) なお、色差(ΔE)は2.0以下、光沢は反射率80%
以上のものを良品と判定した。更に、射出成形品の表面
のしわの有無を目視にて判定した。また、射出成形品を
静岡県において1年間自然曝露し、同部位の耐候性をク
ラックの有無を目視にて判定することにより評価した。
【0025】
【発明の効果】本発明の装飾フイルムを用いることによ
り、射出成形と同時に成形品に光沢のある色調を有する
意匠を付与する場合の、成形品の曲率半径の小さい部位
での光沢の低下や色調の変化が少なくなり、成形品の外
観が向上し、かつ、耐候性にも優れる。
【0026】
【表1】
【0027】
【表2】
【0028】
【表3】
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B32B 27/22 B32B 27/22 27/40 27/40 33/00 33/00 // B29L 9:00

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基材層(A)、着色層(B)及び透明層
    (C)からなる積層フイルムであって、 基材層(A)が塩化ビニル系樹脂、該樹脂100重量部
    あたり5〜30重量部の数平均分子量が1200〜30
    00のポリエステル系可塑剤及び1〜10重量部のリン
    酸エステルを含む厚さ100〜300μmの層であり、 着色層(B)がガラス転移温度が20〜80℃のアクリ
    ル系重合体及び着色顔料を含む厚さ5〜50μmの層で
    あり、 透明層(C)がフッ素系樹脂、アクリル系樹脂またはウ
    レタン系樹脂のいずれか1種類またはその2種類以上の
    混合物からなる厚さ5〜50μmの層であり、 かつ、着色層(B)の片面に基材層(A)が、他の面に
    透明層(C)が形成されてなることを特徴とする保護装
    飾被覆用フイルム。
JP30922395A 1995-11-28 1995-11-28 保護装飾被覆用フイルム Pending JPH09141790A (ja)

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