JPH0748895Y2 - 移動観覧席における段床係留装置 - Google Patents
移動観覧席における段床係留装置Info
- Publication number
- JPH0748895Y2 JPH0748895Y2 JP4106388U JP4106388U JPH0748895Y2 JP H0748895 Y2 JPH0748895 Y2 JP H0748895Y2 JP 4106388 U JP4106388 U JP 4106388U JP 4106388 U JP4106388 U JP 4106388U JP H0748895 Y2 JPH0748895 Y2 JP H0748895Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- floor
- rack
- moving
- mooring device
- gear
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Chairs For Special Purposes, Such As Reclining Chairs (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、複数の段床を入れ子式に出し入れするように
した移動観覧関における段床係留装置に関する。
した移動観覧関における段床係留装置に関する。
多目的ホール等において、階段状の段床を、不使用時に
は、順次後位に段床の下側に順次入れ子式に収納し、使
用時には、各段床を前方に繰り出させて階段状とし、か
つ段床上の折り畳まれている椅子を起こして、観覧席と
する移動観覧席は公知である。
は、順次後位に段床の下側に順次入れ子式に収納し、使
用時には、各段床を前方に繰り出させて階段状とし、か
つ段床上の折り畳まれている椅子を起こして、観覧席と
する移動観覧席は公知である。
このような階段式の段床を出入させる手段としては、例
えば、本出願人の出願に係る「移動観覧席(特願昭61−
121000号)」の第7図に示すようなものがある。
えば、本出願人の出願に係る「移動観覧席(特願昭61−
121000号)」の第7図に示すようなものがある。
これは、折り畳み自在な座席(a)を設けた最前列の段
床(b)に止着され、かつ後端がドラム(d)に巻回さ
れたワイヤ(c)を巻取ることにより、各段床を最後列
の段床(b)に収納するものである。
床(b)に止着され、かつ後端がドラム(d)に巻回さ
れたワイヤ(c)を巻取ることにより、各段床を最後列
の段床(b)に収納するものである。
また、段床を前方に繰り出すには、先の段床の後部と次
の段床の下面にそれぞれ設けた固定滑車(f)(g)間
を通して、先端が段床(b)に、かつ後端がドラム
(d)に巻回されたワイヤ(e)を巻取ることにより、
普通は、段床を想像線で示すように階段状に展開させ
る。
の段床の下面にそれぞれ設けた固定滑車(f)(g)間
を通して、先端が段床(b)に、かつ後端がドラム
(d)に巻回されたワイヤ(e)を巻取ることにより、
普通は、段床を想像線で示すように階段状に展開させ
る。
前記各段床(b)は、それぞれ車輪(h)を介して床
(i)上を移動するようになっている。
(i)上を移動するようになっている。
このような移動観覧席において、多目的ホールで行われ
る催物、あるいはスポーツ競技の種別によっては、第6
図の実線で示すように、例えば第3段目の段床(b′)
から観覧席を始めたい場合もある。そのためには、最前
の段床(b)と、第2段目の段床(b)を、前方に出さ
ないために段床係留装置が使用される。
る催物、あるいはスポーツ競技の種別によっては、第6
図の実線で示すように、例えば第3段目の段床(b′)
から観覧席を始めたい場合もある。そのためには、最前
の段床(b)と、第2段目の段床(b)を、前方に出さ
ないために段床係留装置が使用される。
段床係留装置の例は、実開昭62−23950号公報に記載さ
れている。
れている。
上述した段床係留装置では、押し板の両側に、1対のリ
ンク機構を配設してあるため、部品点数が多くて複雑と
なり、組付作業や調整が面倒となる。
ンク機構を配設してあるため、部品点数が多くて複雑と
なり、組付作業や調整が面倒となる。
本考案は、本出願人が先に出願した段床直進装置におけ
るスプロケットの回転軸を利用して、段床の係留を行う
ようにした、簡易な構造の段床係留装置を提供しようと
するものである。
るスプロケットの回転軸を利用して、段床の係留を行う
ようにした、簡易な構造の段床係留装置を提供しようと
するものである。
本考案による移動観覧席における段床係留装置は、不使
用時には、後位の段床の下側に各段床を順次入れ子式に
収納し、かつ使用時には、各段床を前方に延伸させて階
段状とするとともに、前位の段床の後端に、互いに同期
回転可能に連係した左右1組の従動スプロケットをそれ
ぞれ配設し、かつこの段床に続く後位の下面両側に、前
端部をこの段床の前端に止着した、互いに平行をなす左
右1組のチェーンを設け、これらのチェーンの中間部を
前記従動スプロケットに巻回するとともに、後端部をこ
の段床の後部に止着してなる段床直進装置を備える移動
観覧席における段床係留装置であって、 前記左右の従動スプロケットを連結する連結軸に固着し
た歯車と噛合することにより、従動スプロケッの回転を
停止させるラック、及びこのラックを歯車に対して接離
させる駆動手段を設けてなるものである。
用時には、後位の段床の下側に各段床を順次入れ子式に
収納し、かつ使用時には、各段床を前方に延伸させて階
段状とするとともに、前位の段床の後端に、互いに同期
回転可能に連係した左右1組の従動スプロケットをそれ
ぞれ配設し、かつこの段床に続く後位の下面両側に、前
端部をこの段床の前端に止着した、互いに平行をなす左
右1組のチェーンを設け、これらのチェーンの中間部を
前記従動スプロケットに巻回するとともに、後端部をこ
の段床の後部に止着してなる段床直進装置を備える移動
観覧席における段床係留装置であって、 前記左右の従動スプロケットを連結する連結軸に固着し
た歯車と噛合することにより、従動スプロケッの回転を
停止させるラック、及びこのラックを歯車に対して接離
させる駆動手段を設けてなるものである。
段床係留装置を作動させると、駆動手段が、ラックを従
動スプロケット軸の歯車に噛合して回転を停止させるた
め、従動スプロケット及びチェーンを組合せた段床直進
装置は働かない。そのため、段床は、後位の段床と一体
的に前進あるいは後退する。
動スプロケット軸の歯車に噛合して回転を停止させるた
め、従動スプロケット及びチェーンを組合せた段床直進
装置は働かない。そのため、段床は、後位の段床と一体
的に前進あるいは後退する。
また、段床係留装置の作動を解除すると、ラックと従動
スプロケット軸の歯車との噛合が解かれ、段床直進装置
は作動する。
スプロケット軸の歯車との噛合が解かれ、段床直進装置
は作動する。
そのため、段床が前方に引出されるにつれ、段床は、従
動スプロケットでチェーンをしごきながら前進し、かつ
左右の従動スプロケットが同期回転しながら、後位の段
床に案内されて直進する。
動スプロケットでチェーンをしごきながら前進し、かつ
左右の従動スプロケットが同期回転しながら、後位の段
床に案内されて直進する。
以下、本考案の実施例を、第1図ないし第4図に基いて
説明する。
説明する。
(1)は移動観覧席で、前方のものほど、低寸かつ狭幅
となっている複数の段床(2)(3)(4)を備えてい
る。
となっている複数の段床(2)(3)(4)を備えてい
る。
これらの段床(2)(3)(4)は、不使用時には、図
示しない最後位の段床の下側に、順次入れ子式に収納さ
れ、かつ使用時には、前方に階段状に延び出しうるよう
に、互いに連係されており、図示を省略した駆動手段で
移動させられる。
示しない最後位の段床の下側に、順次入れ子式に収納さ
れ、かつ使用時には、前方に階段状に延び出しうるよう
に、互いに連係されており、図示を省略した駆動手段で
移動させられる。
これらの段床を移動させる駆動手段は、第8図に示す移
動観覧席のものと同じであるので、その説明は省略す
る。
動観覧席のものと同じであるので、その説明は省略す
る。
最前位の段床(2)は、台板(2a)の前後縁より前板
(2b)及び後板(2c)を垂下し、かつ左右の両側縁より
側板(2d)(2d)を垂下した、下面が開口する箱状をな
している。
(2b)及び後板(2c)を垂下し、かつ左右の両側縁より
側板(2d)(2d)を垂下した、下面が開口する箱状をな
している。
同じように、次位の段床(3)は、台板(3a)の下面
に、前板(3b)、後板(3c)及び側板(3d)(3d)を備
え、段床(4)は、台板(4a)の下面に前板(4b)、後
板(4c)及び側板(4d)(4d)を備えている。
に、前板(3b)、後板(3c)及び側板(3d)(3d)を備
え、段床(4)は、台板(4a)の下面に前板(4b)、後
板(4c)及び側板(4d)(4d)を備えている。
前位の2つの段床(2)(3)の後板(2c)(3c)の両
側上部には、後方を向く、左右1対の垂直な取付板
(5)(5)が突設されている。
側上部には、後方を向く、左右1対の垂直な取付板
(5)(5)が突設されている。
各取付板(5)の上部には、前後に所要の間隔をへだて
て、左右方向を向く軸(6)(7)が、内方へ向けて突
設され、各軸(6)(7)の内端には、それぞれ案内ス
プロケット(8)(9)が枢支されている。
て、左右方向を向く軸(6)(7)が、内方へ向けて突
設され、各軸(6)(7)の内端には、それぞれ案内ス
プロケット(8)(9)が枢支されている。
前後の案内スプロケット(8)(9)間の下方におい
て、各取付板(5)(5)に設けた軸受間には、左右方
向の連結軸(10)が枢支され、連結軸(10)の左右端付
近には、従動スプロケット(11)(11)が、一体回転し
うるように取付けられている。
て、各取付板(5)(5)に設けた軸受間には、左右方
向の連結軸(10)が枢支され、連結軸(10)の左右端付
近には、従動スプロケット(11)(11)が、一体回転し
うるように取付けられている。
前後方向を向く左側のローラーチェーン(12)の前端部
(12a)は、次位の段床(3)の前板(3b)の後面の左
端下部に止着され、同じく中間部(12b)は、前記案内
スプロケット(8)、従動スプロケット(11)及び案内
スプロケット(9)へ、側面視倒立Ω字形に巻回され、
後端部(12c)は、段床(3)の後板(3c)の前面に止
着されている。
(12a)は、次位の段床(3)の前板(3b)の後面の左
端下部に止着され、同じく中間部(12b)は、前記案内
スプロケット(8)、従動スプロケット(11)及び案内
スプロケット(9)へ、側面視倒立Ω字形に巻回され、
後端部(12c)は、段床(3)の後板(3c)の前面に止
着されている。
右側のローラーチェーン(13)は、左側のローラーチェ
ーン(12)と対称をなし、その前端部(13a)、中間部
及び後端部は、左側のものと同様に架設されている。
ーン(12)と対称をなし、その前端部(13a)、中間部
及び後端部は、左側のものと同様に架設されている。
次位の段床(3)の後面にも、上述したと同様に、案内
スプロケット(8)(9)及び従動スプロケット(11)
からなるスプロケット列が、取付板(5)(5)をもっ
て取付けられ、かつ左右1組のローラーチェーン(12)
(13)が、前記したと同じ要領で架設されている。
スプロケット(8)(9)及び従動スプロケット(11)
からなるスプロケット列が、取付板(5)(5)をもっ
て取付けられ、かつ左右1組のローラーチェーン(12)
(13)が、前記したと同じ要領で架設されている。
上記従動スプロケット(11)の連結軸(10)には、これ
に係脱自在に係合するロック手段(14)が設けられてい
る。
に係脱自在に係合するロック手段(14)が設けられてい
る。
ロック手段(14)の一方の構成要素であるブレーキ用歯
車(15)は、連結軸(10)のほぼ中央部に嵌合され、か
つ第3図に示すように、キー(16)及び2本の止めねじ
(17)(17)をもって、連結軸(10)に固着されてい
る。
車(15)は、連結軸(10)のほぼ中央部に嵌合され、か
つ第3図に示すように、キー(16)及び2本の止めねじ
(17)(17)をもって、連結軸(10)に固着されてい
る。
前位の段床(2)の後板(2c)の後面に取付けた、平面
視後向L形の取付板(18)には、平面視において後向コ
字状をなす支持枠(19)た止着されている。すなわち、
第4図に示すように、支持枠(19)の一方の側板(19
a)は、取付板(18)の後向片と重合され、かつ支持枠
(19)の左右の側板(19a)(19a)と、その上下端間に
設けた左右方向の間隔管(20)へ貫挿したボルト(21
a)及びナット(21b)により、支持枠(19)は、取付板
(18)に固着されている。
視後向L形の取付板(18)には、平面視において後向コ
字状をなす支持枠(19)た止着されている。すなわち、
第4図に示すように、支持枠(19)の一方の側板(19
a)は、取付板(18)の後向片と重合され、かつ支持枠
(19)の左右の側板(19a)(19a)と、その上下端間に
設けた左右方向の間隔管(20)へ貫挿したボルト(21
a)及びナット(21b)により、支持枠(19)は、取付板
(18)に固着されている。
支持枠(19)の側板(19a)(19a)の間の中央部には、
後方を向くソレノイド(22)のコイル部(22a)が、止
めねじ(23)をもって固着されている。
後方を向くソレノイド(22)のコイル部(22a)が、止
めねじ(23)をもって固着されている。
ロック手段(14)の他方の要素であるラック(24)は、
後面に歯列を有する縦型のもので、その下端部を左右に
貫通する枢軸(25)により、支持枠(19)の側板(19
a)(19a)に枢着され、中間部は、前記ソレノイド(2
2)の往復杆(22b)の後端部に連結されている。
後面に歯列を有する縦型のもので、その下端部を左右に
貫通する枢軸(25)により、支持枠(19)の側板(19
a)(19a)に枢着され、中間部は、前記ソレノイド(2
2)の往復杆(22b)の後端部に連結されている。
第3図に示すように、ラック(24)の上端部前面と、支
持枠(19)の前板(19b)との間には、前板(19b)より
後方に向けた突設したボルト(26)に前端部を遊嵌した
圧縮コイルばね(27)が設けられている。この圧縮コイ
ルばね(27)により、ラック(24)の歯(24a)は、常
時、前記歯車(15)の前面側へ押されている。
持枠(19)の前板(19b)との間には、前板(19b)より
後方に向けた突設したボルト(26)に前端部を遊嵌した
圧縮コイルばね(27)が設けられている。この圧縮コイ
ルばね(27)により、ラック(24)の歯(24a)は、常
時、前記歯車(15)の前面側へ押されている。
したがって、ロック手段(14)が動作するとき、すなわ
ちソレノイド(22)が作動しない場合には、圧縮コイル
ばね(27)により、ラック(24)は歯車(15)の回動を
阻止し、連結軸(10)は回転できなくなる。そのため、
前位の段床(2)は、移動手段により前方へ押されて
も、次位の段床(3)より前方に出ることはなく、この
段床(3)とともに、前進あるいは後退する。
ちソレノイド(22)が作動しない場合には、圧縮コイル
ばね(27)により、ラック(24)は歯車(15)の回動を
阻止し、連結軸(10)は回転できなくなる。そのため、
前位の段床(2)は、移動手段により前方へ押されて
も、次位の段床(3)より前方に出ることはなく、この
段床(3)とともに、前進あるいは後退する。
ソレノイド(22)に通電すると、ラック(24)は、圧縮
コイルばね(27)に抗して、往復杆(22b)により前方
へ引張られ、歯(24a)と歯車(15)の噛合は外れて、
ロック手段(14)は解除状態となる。
コイルばね(27)に抗して、往復杆(22b)により前方
へ引張られ、歯(24a)と歯車(15)の噛合は外れて、
ロック手段(14)は解除状態となる。
そのため、連結軸(10)の回転は自由となり、別途設け
た移動手段により、前位の段床(2)は前方へ引き出さ
れる。
た移動手段により、前位の段床(2)は前方へ引き出さ
れる。
このとき、連結軸(10)に連結された左右の従動スプロ
ケット(11)(11)は同期回転し、前位の段床(2)
は、次位の段床(3)に案内されて、左右に触れること
なく直進する。
ケット(11)(11)は同期回転し、前位の段床(2)
は、次位の段床(3)に案内されて、左右に触れること
なく直進する。
第5図は、第3図に示したロック手段(14)の他の例を
示すもので、第3図におけると同じ部品には、同符号を
付して説明する。
示すもので、第3図におけると同じ部品には、同符号を
付して説明する。
縦型のラック(39)は、その下端の軸(25)に遊嵌され
た捩りばね(40)により、その後面の歯(39a)が歯車
(15)と噛合するように、常時付勢されている。ラック
(39)の上面前縁には、切欠き段部(39b)が設けられ
ている。
た捩りばね(40)により、その後面の歯(39a)が歯車
(15)と噛合するように、常時付勢されている。ラック
(39)の上面前縁には、切欠き段部(39b)が設けられ
ている。
左右を向く軸(42)によって前端部が枢支されたロック
片(41)の後部下面に形成した段状の係合部(41a)
は、前記ラック(39)の段部(39b)と係脱自在となっ
ている。
片(41)の後部下面に形成した段状の係合部(41a)
は、前記ラック(39)の段部(39b)と係脱自在となっ
ている。
また、ロック片(41)は、前記軸(42)が遊嵌された捩
りばね(43)により、後下方へ、すなわち第7図の時計
方向に常時付勢され、かつその前後方向の中間部は、上
下を向くソレノイド(44)の往復杆(44a)に回動自在
に連結されている。
りばね(43)により、後下方へ、すなわち第7図の時計
方向に常時付勢され、かつその前後方向の中間部は、上
下を向くソレノイド(44)の往復杆(44a)に回動自在
に連結されている。
したがって、通常はソレノイド(44)が作動して、ロッ
ク片(41)の係合部(41a)は上方にあり、ラック(3
9)は回動自在となっているが、ラック(39)が歯車(1
5)と噛合した後には、ソレノイド(44)は解除され、
ロック片(41)は降下して、係合部(41a)と段部(39
b)が係合し、ラック(39)はロックされる。
ク片(41)の係合部(41a)は上方にあり、ラック(3
9)は回動自在となっているが、ラック(39)が歯車(1
5)と噛合した後には、ソレノイド(44)は解除され、
ロック片(41)は降下して、係合部(41a)と段部(39
b)が係合し、ラック(39)はロックされる。
上述した実施例においては、従動スプロケット軸に設け
たブレーキ用の歯車に、ラックを噛合させて、回転を止
めるようにしたが、軸に円板を装着し、この円板と接離
自在なロック片を設け、円板とロック片との摩擦力によ
って、軸の回転を止めるようにしてもよい。
たブレーキ用の歯車に、ラックを噛合させて、回転を止
めるようにしたが、軸に円板を装着し、この円板と接離
自在なロック片を設け、円板とロック片との摩擦力によ
って、軸の回転を止めるようにしてもよい。
本考案による移動観覧席における段床係留装置による
と、段床を直進させるために段床間に設けたチェーンと
従動スプロケットとを組合わせた段床直進装置における
従動スプロケットの軸に歯車を設け、この歯車にラック
を噛合させ、回転を停止さて段床を係留したり、あるい
は解放したりするようにしたため、簡易な構造のものと
することができる。
と、段床を直進させるために段床間に設けたチェーンと
従動スプロケットとを組合わせた段床直進装置における
従動スプロケットの軸に歯車を設け、この歯車にラック
を噛合させ、回転を停止さて段床を係留したり、あるい
は解放したりするようにしたため、簡易な構造のものと
することができる。
また、段床係留装置を、不使用時における段床の施錠装
置として使用したり、使用時における段床のガタつきを
防止するロック装置として使用することもできる。
置として使用したり、使用時における段床のガタつきを
防止するロック装置として使用することもできる。
第1図は、本考案の実施例を示す一部切欠平面図、 第2図は、同じく縦断側面図、 第3図は、第1図のIII−III線における一部切欠拡大縦
断側面図、 第4図は、第3図における支持枠の前板の直後において
縦断して後方を見た図、 第5図は、ロック手段の他の例を示す縦断面図、 第6図は、従来の移動観覧席の移動手段を示す概略側面
図である。 (1)移動観覧席 (2)(3)(4)段床 (5)取付板 (6)(7)軸 (8)(9)案内スプロケット (10)連結軸 (11)従動スプロケット (12)(13)ローラーチェーン (14)ロック手段 (15)歯車 (16)キー (17)止めねじ (18)取付板 (19)支持枠 (20)間隔管 (22)ソレノイド (24)ラック (25)枢軸 (27)圧縮コイルばね
断側面図、 第4図は、第3図における支持枠の前板の直後において
縦断して後方を見た図、 第5図は、ロック手段の他の例を示す縦断面図、 第6図は、従来の移動観覧席の移動手段を示す概略側面
図である。 (1)移動観覧席 (2)(3)(4)段床 (5)取付板 (6)(7)軸 (8)(9)案内スプロケット (10)連結軸 (11)従動スプロケット (12)(13)ローラーチェーン (14)ロック手段 (15)歯車 (16)キー (17)止めねじ (18)取付板 (19)支持枠 (20)間隔管 (22)ソレノイド (24)ラック (25)枢軸 (27)圧縮コイルばね
Claims (1)
- 【請求項1】不使用時には、後位の段床の下側に各段床
を順次入れ子式に収納し、かつ使用時には、各段床を前
方に延伸させて階段状とするとともに、前位の段床の後
端に、互いに同期回転可能に連係した左右1組の従動ス
プロケットをそれぞれ配設し、かつこの段床に続く後位
の下面両側に、前端部をこの段床の前端に止着した、互
いに平行をなす左右1組のチェーンを設け、これらのチ
ェーンの中間部を前記従動スプロケットに巻回するとと
もに、後端部をこの段床の後部に止着してなる段床直進
装置を備える移動観覧席における段床係留装置であっ
て、 前記左右の従動スプロケットを連結する連結軸に固着し
た歯車と噛合することにより、従動スプロケットの回転
を停止させるラック、及びこのラックを歯車に対して接
離させる駆動手段を設けたことを特徴とする移動観覧席
における段床係留装置。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4106388U JPH0748895Y2 (ja) | 1988-03-30 | 1988-03-30 | 移動観覧席における段床係留装置 |
DE8989400845T DE68900405D1 (de) | 1988-03-30 | 1989-03-24 | Vorrichtung zum verriegeln der raenge eines teleskopischen sitzsystems. |
DE1989625362 DE68925362T2 (de) | 1988-03-30 | 1989-03-24 | Bodenverriegelungsvorrichtung für eine Reihe einer teleskopischen Sitzvorrichtung |
EP91400412A EP0430931B1 (en) | 1988-03-30 | 1989-03-24 | A row floor-locking device for a telescoping seating system |
EP19890400845 EP0335787B1 (en) | 1988-03-30 | 1989-03-24 | A row floor-locking device for a telescoping seating system |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4106388U JPH0748895Y2 (ja) | 1988-03-30 | 1988-03-30 | 移動観覧席における段床係留装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01150761U JPH01150761U (ja) | 1989-10-18 |
JPH0748895Y2 true JPH0748895Y2 (ja) | 1995-11-08 |
Family
ID=31267516
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4106388U Expired - Lifetime JPH0748895Y2 (ja) | 1988-03-30 | 1988-03-30 | 移動観覧席における段床係留装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0748895Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-03-30 JP JP4106388U patent/JPH0748895Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01150761U (ja) | 1989-10-18 |
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