JPH0748621B2 - 電力合成形電力増幅装置 - Google Patents

電力合成形電力増幅装置

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JPH0748621B2
JPH0748621B2 JP62057955A JP5795587A JPH0748621B2 JP H0748621 B2 JPH0748621 B2 JP H0748621B2 JP 62057955 A JP62057955 A JP 62057955A JP 5795587 A JP5795587 A JP 5795587A JP H0748621 B2 JPH0748621 B2 JP H0748621B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、複数の増幅器を用いて複数のチャネルを増幅
するう電力合成形電力増幅装置に関するものである。
「従来の技術〕 第1図は従来のこの種の電力合成形電力増幅装置の構成
図である。
N個の信号入力端子1-i(i=1〜N)および2N個の信
号出力端子2-i(i=1〜2N)を持つ第1の電力結合器
5の各信号出力端子に2N個の増幅器7-i(i=1〜2N)
がそれぞれ接続され、その2N個の増幅器の出力側は、2N
個の信号入力端子3-i(i=1〜2N)およびN個の信号
出力端子4-i(i=1〜N)を持つ第2の電力結合器6
の各信号入力端子にそれぞれ接続される。
1つの信号入力端子1-iに入力された信号は第1の電力
結合器により2N個の増幅器に等分配されてそれぞれ増幅
され、これら2N個の増幅器の出力は第2の電力結合器に
より合成されて1つの信号出力端子4-iに出力される。
同様にして他の1つの信号入力端子に入力された信号は
2N個の増幅器で分配増幅され他の1つの信号出力端子に
出力される。
〔発明が解決しようとする問題点〕
以上の説明は第1および第2の電力結合器の特性が理想
的であり、更に2N個の増幅器の特性が均一である場合に
ついて成立することであり、第1および第2の電力結合
器の特性が理想的でなく、2N個の増幅器の特性が不均一
である場合には1つの信号入力端子に入力された信号は
1つの信号出力端子に出力されると同時に他の信号出力
端子にも漏れ電力として不要波が出力される欠点を有し
ている。そのため、この他の信号出力端子への不要波漏
れ電力を極力少なくすることが重要な課題となる。
本発明は、完全には特性が均一ではない2N個の増幅器が
与えられた時、2N個の増幅器の配置により他の信号出力
端子への漏れ電力を少なくすることの可能な電力合成形
電力増幅装置を提供することを目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明によれば、上述の目的は前記特許請求の範囲に記
載した手段により達成される。
第2図は本発明による電力合成形電力増幅装置の構成を
示す図である。
同図において、M=N(=2n)個の信号入力端子1
-i(i=1〜N)および2N個の信号出力端子2-i(i=
1〜2N)を持つ第1の電力結合器5の各信号出力端子2
-i(i=1〜2N)にそれぞれ2N個の増幅器(7-1
7-2N)が接続され、その2N個の増幅器の出力側は、2N個
の信号入力端子3-i(i=1〜2N)およびN個の信号出
力端子4-i(i=1〜N)を持つ第2の電力結合器6の
各信号入力端子にそれぞれ接続される。
第1の電力結合器5は、(n+1)段電力結合器の2N個
の信号出力端子を信号出力端子2-i(i=1〜2N)と
し、2N個の信号入力端子のうちN個の信号入力端子1-i
(i=1〜N)に入力信号が供給され、そのN個の信号
入力端子に信号を入力した際に信号が通らないハイブリ
ッド結合器が除去された構成であり、その各1つの信号
入力端子に入力された信号を等分割して全て(2N個)の
信号出力端子に出力するものである。
第2の電力結合器6は、第1の電力結合器の2N個の信号
出力端子を信号入力端子3-i(i=1〜2N)とし、N個
の信号出力端子4-i(i=1〜N)としたものである。
第2図では第1の電力結合器の(n+1)段目のN個の
ハイブリッド結合器(8-1〜8-N)と、第2の電力結合器
の1段目のN個のハイブリッド結合器(9-1〜9-N)を第
1,第2の電力結合器からそれぞれ取り出して示してあ
る。第1,第2の電力結合器は理想的であるとし、2N個の
増幅器の利得、通過位相に不均一性があるとすると、1
つの信号入力端子1-iに入力された信号は、第1の電力
結合器により2N個の増幅器に等分配され、それぞれ増幅
され、これら2N個の増幅器の出力は第2の電力結合器に
より合成されて1つの信号出力端子4-jに出力される。2
N個の増幅器の特性が不均一であるため、他の(N−
1)個の信号出力端子4-K(k=1〜N,k≠j)に漏れ電
力として出力され、第2の電力結合器の1段目のN個の
ハイブリッド結合器(9-1〜9-N)に接続するN個の終端
器(11-1〜11-N)に漏れ電力として吸収される。
本発明は、N個の終端器に吸収される漏れ電力が多くな
るように2N個の増幅器を配列することで、他の(N−
1)個の信号出力端子4-K(k=1〜N,k≠j)に漏れる
電力を少なくするものである。
第2図に示すように、第1の電力結合器の(n+1)段
目のN個のハイブリッド結合器(8-1〜8-N)と、第2の
電力結合器の1段目のN個のハイブリッド結合器(9-1
〜9-N)および2N個の増幅器(7-1〜7-2N)により、2個
の増幅器と2個のハイブリッド結合器および終端器とで
2合成のバランス形増幅器を構成する部分をN組含んで
いる。
このバランス形増幅器への入力信号が2個の増幅器で増
幅され、出力側の終端器に漏れて吸収される電力は、バ
ランス形増幅器を構成する2個の増幅器の特性のバラツ
キだけで決定される。
2N個の増幅器の中から特性のバラツキの度合Kijが大き
い2個の増幅器から順にN組の対〔P2i-1,P2i〕(i=
1〜N)を作り、これらN組の2個の増幅器を第1の電
力結合器の(n+1)段目のN個のハイブリッド結合器
(8-1〜8-N)の任意の1個の2出力端子に接続すること
でN個の出力側の終端器(11-1〜11-N)に吸収される漏
れ電力の和を大きくすることができる。
従って、上記のように電力合成形電力増幅装置を構成す
ることにより、他の信号出力端子への漏れ電力を少なく
することができる。
第2図の構成図において、第1の電力結合器の信号入力
端子1-i(i=1〜N)のうちM(M≦N)個の信号入
力端子に入力信号が供給され、理想的な場合にそのM個
の信号入力端子に信号を入力した際に第2の電力結合器
の信号出力端子4-i(i=1〜N)のM個の信号出力端
子に出力されるべき信号が通らないハイブリット結合器
がk1個存在するとき、そのk2(0≦k2≦k1)個のハイブ
リッド結合器を除去しても、第1の電力結合器の(n+
1)段目のN個のハイブリッド結合器(8-1〜8-N)と、
第2の電力結合器の1段目のN個のハイブリッド結合器
(9-1〜9-N)および2N個の増幅器(7-1〜7-2N)によ
り、N組の2個の増幅器と2個のハイブリッド結合器、
および終端器とで2合成のバランス形増幅器を構成する
部分を含むので、上記のようにバランス形増幅器を構成
する部分を構成することで、他の信号出力端子への漏れ
電力を少なくすることができる。
また、第2図の構成図において、第1の電力結合器の信
号入力端子数がNより大であるか、第2の電力結合器の
信号入力端子数がNより大である場合であっても、第1
の電力結合器の信号入力端子のうち入力信号が供給され
る信号入力端子がM(M≦N)個である場合には、その
M個の信号入力端子に信号を入力した際に第2の電力結
合器の信号出力端子4-iのM個の信号出力端子に出力さ
れるべき信号が通らないハイブリッド結合器が存在し、
それらのハイブリット結合器によって終端器に漏れてい
た電力が合成されるだけで、第2の電力結合器の信号が
出力するM個の信号出力端子には終端器に漏れていた電
力の合成電力が現われないので、前記のように構成する
ことで、他の信号出力端子への漏れ電力を少なくするこ
とができる。
特に、2N個の増幅器の電圧増幅度のバラツキだけが問題
になる場合には、電圧増幅度の大きさの順に2N個の増幅
器に番号を1,2,……,2Nと付すと、N組の対は1番と2N
番の増幅器を〔P1,P2〕、2番と2N−1番の増幅器を
〔P3,P4〕、以下順次2個の増幅器を〔P5,P6〕,…
…,〔P2N-1,P2N〕とすればよい。
また、2N個の増幅器の通過位相のバラツキだけが問題に
なる場合には、通過位相の大きさの順に2N個の増幅器に
番号を1,2,……,2Nと付すと、N組の対は1番と2N番の
増幅器を〔P1,P2〕、2番と2N−1番の増幅器を〔P3
P4〕、以下順次2個の増幅器を〔P5,P6〕,……,〔P
2N-1,P2N〕とすればよい。
具体例として、第3図に示す増幅器数2N=4、信号が供
給される信号入力端子数M=2とした場合の構成図につ
いて詳しく説明する。ここでは第1および第2の電力結
合器を90°ハイブリッド結合器により構成した例であ
る。
第4図に示す90°ハイブリッド結合器において信号入力
端子11,12に加えられる入力信号電圧をp1,p2とし、信
号出力端子21,22に出力される出力信号電圧をq1,q2
すると、これらは(1)の関係式で示される。
(1)式より第3図の第1の電力結合器の2個の信号入
力端子1-1,1-2に加えられる信号電圧をp1,p2とし、4
個の信号出力端子2-1〜2-4に出力される信号電圧をq1
q4とすると(2)式の関係式が成り立つ。
増幅器7-i(i=1〜4)の電圧増幅度をai(i=1〜
4)、通過位相をTi(i=1〜4)とし、複素振幅利得
(i=1〜4)とすると、は(3)式で表わ
せる。 =ai・exp(j・Ti) ……(3) 各増幅器の入力信号電圧q1〜q41q14q4に増幅さ
れ第2の電力結合器の信号入力端子3-1〜3-4に入力さ
れ、信号出力端子4-1,4-2に出力される信号電圧をr1
r2とすると、(4)式の関係式が成り立つ。
終端器11-1,11-2に漏れる信号電圧をd1,d2とすると、
(5)式の関係式が成り立つ。
p2=0としたときの、信号入力端子1-1の入力電力をP1
=K・|pとし、信号出力端子4-1,4-2に出力され
る出力電力、終端器11-1,11-2に漏れて吸収される電力
をそれぞれR11=K・|r,R21=K・|r,D
11=K・|d,D21=K・|d(Kは比例定
数)とすると、信号出力端子4-1〜4-2に出力される出力
電力および終端器11-1,11-2に漏れて吸収される電力の
和は(6)式で表わされる。
R11+R12+D11+D21 =(|+| +|+|) P1/4 ……(6) (6)式の値は増幅器の配置に関係なく増幅器の特性と
入力で決定される。
また、このとき信号出力端子4-2に出力される出力電力R
21は次式で表わされる。
21=|/16 ……
(7) (7)式の値も(6)式と同様に増幅器の配置に関係な
く、増幅器の特性と入力で決定される。
一方、終端器の11-1,11-2に漏れて吸収される電力の和
D11+D21は(8)式で与えられる。
D11+D21=(|+|) P1/8 ……(8) (8)式の値は増幅器の特性の差の2乗和で表わされる
ため、増幅器の配置によって変化する。ここで、(6)
式の値をC1,(7)式の値をC2とすると、 R11=C1−C2 −(D11+D21) ……(9) と表わせる。
ここで、R11は信号出力端子4-1に出力される不要波漏れ
電力である。
(9)式よりD11+D21を大きな値にすることにより、
(6)式と(7)式に影響を与えることなく(9)式の
値を小さくすることが可能となる。
同様にして、P1=0としたときの、信号入力端子1-2
入力電力をP2=K・|pとし、信号出力端子4-1,4
-2に出力される出力電力、終端器11-1,11-2に漏れて吸
収される電力をそれぞれR12=K・|r,R22=K・
|r,D12=K・|d,D22=K・|dとす
ると、D11+D21を多くすることで、出力電力を減少させ
ずに不要の漏れ電力R22を少なくすることができ、D12
D22は(10)式のようになる。
D12+D22=(|+|)P2
/8 ……(10) 従って、(8),(10)式から|+|
を最大にする4個の増幅器の組み合わせに
より、信号出力端子4-1〜4-2に漏れる不要の電力R11
たはR22を最小にすることができる。|.
|は、各々2個の増幅器の特性のバラツ
キの度合であり、4個の増幅器のうち特性のバラツキの
度合が最大である2個の増幅器を7-1,7-2(7-3,7-4
とすると、その2個の増幅器で構成される2合成のバラ
ンス形増幅器の出力側終端器11-1(11-2)に吸収される
電力が最大になり、出力側終端器11-1,11-2に吸収され
る電力の和が最大になる。
このように、増幅器の特性にバラツキが存在すると、本
来出力されるべき端子以外の信号出力端子に不要波とし
て出力され、また、終端器すると、本来出力されるべき
端子以外の信号出力端子に不要波として出力され、ま
た、終端器に電力が吸収される。
本発明は、増幅器の組み合わせを特定の関係にすること
により、終端器に吸収される電力を増加させて他の出力
端子に漏れる電力を小さくして、不要波の低減を図るも
のである。
〔実施例〕
増幅器が4個から構成される場合の実施例を示す。4個
の増幅器の特性の一例が表1に示す通りであるとする。
ただし、表1の電圧増幅度aは増幅器の電力利得のデシ
ベル表示Gから(11)式を用いて導出したものである。
a=10G/20 ……(11) 表1の4個の増幅器の特性のバラツキ度合Kijを計算し
た結果が表2であり、特性のバラツキの度合の最大値を
与える増幅器の対は表1の番号でNo.1とNo.3であるの
で、例えば、No.1の増幅器を7-1とし、No.3の増幅器を7
-2とし、残りの2個の増幅器No.2とNo.4のうちNo.2の増
幅器を7-3とし、No.4の増幅器を7-4とした場合の電力合
成形電力増幅装置の特性は表3のようになる。
一方、従来のこの種の電力合成形電力増幅装置では4個
の増幅器を無作為に電力結合器に接続していたので、他
の信号出力端子への漏れ電力を少なくするように調整す
ることができなかった。
例えば、表1の4個の増幅器を表の番号順に7-1,7-2
7-3,7-4として電力合成形電力増幅装置を構成すると、
その特性は表4のようになる。
表2と表3を比較すると、本発明による電力合成形電力
増幅装置は、出力電力が同一のまま漏れ電力を8.5dB少
なくすることができる。
第5図は増幅器数2N=8,信号入力端子数M=4とした場
合の実施例である。
8個の増幅器の特性の一例が表5に示す通りであると
き、増幅器の特性のバラツキの度合Kijを計算した結果
は表6のようになる。
これより、特性のバラツキの度合の最大値はK23である
ので、表5の番号でNo.2,No.3の増幅器を対にする。2,3
に関係した部分を除いた増幅器の特性のバラツキの度合
Kijの中での最大値はK18であるので、No.1、No.8の増幅
器を対にする。2,3,1,8に関係する部分を除いた増幅器
の特性のバラツキの度合Kijの中での最大値はK67である
ので、No.6,No.7の増幅器を対にし、残りのNo.4,No.5の
増幅器を対にする。
このようにして、表5の番号で〔2,3〕,〔1,8〕,〔6,
7〕,〔4,5〕のように4組の対にすることができ、これ
を例えば(7-1,7-2),(7-3,7-4),(7-5,7-6),
(7-7,7-8)として電力合成形電力増幅装置を構成する
とその特性は表7のようになる。
従来のこの種の電力合成形電力増幅装置のように8個の
増幅器を無作為に電力結合器に接続した場合、例えば表
5の8個の増幅器を表の番号順に7-1〜7-8として電力合
成形電力増幅装置を構成すると、その特性は表8のよう
になる。表7と表8を比較すると、本発明による電力合
成形電力増幅装置は、出力電力が同一のまま最悪の不要
漏れ電力について7.3dBの改善効果を得ることができ
る。
なお、実施例では、2N=4,8の場合について述べたが、
一般に増幅器数2N(=2n+1),信号が供給される信号入
力端子数M=(≦2n=N)の場合についても、同様に本
発明の動作原理を適用でき、不要波漏れ電力を少なくす
る効果が得られる。
〔発明の効果〕 以上説明したように、従来のこの種の電力合成形電力増
幅装置では増幅器の特性のバラツキにより発生する不要
波漏れ電力を制御できなかったが、本発明においては不
要波漏れ電力を極力少なくする効果を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の電力合成形電力増幅装置の構成図、第2
図はM=Nとした場合の本発明の装置の構成図、第3図
は本発明の実施例を示す装置(2N=4)の構成図、第4
図は90°ハイブリッドの特性を説明する図、第5図は本
発明の実施例を示す装置(2N=8)の構成図である。 1-1〜1-N,11,12……信号入力端子、2-1〜2-2N,21,2
2……信号出力端子、3-1〜3-2N……信号入力端子、4-1
〜4-N……信号出力端子、5,6……電力結合器、7-1〜7
-2N……増幅器、8-1〜8-N、9-1〜9-N,12……90°ハイブ
リッド結合器、10-1〜10-N,11-1〜11-N……終端器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】M(≦2n=N)個の信号が供給される信号
    入力端子1-1(i=1〜M)と2N(=2n+1)個の信号出
    力端子2-i(i=1〜2N)を有する第1の電力結合器
    と、この第1の電力結合器の2N個の信号出力端子2-i
    それぞれ接続される2N個の増幅器とこれら2N個の増幅器
    にそれぞれ接続される2N個の信号入力端子3-i(i=1
    〜2N)および信号が出力されるM個の信号出力端子4-i
    (i=1〜M)を有する第2の電力結合器とを備え、上
    記第1および第2の電力結合器は、複数のハイブリッド
    結合器により構成される(n+1)段電力結合器の一部
    のハイブリッド結合器を除去したものにより構成され、
    (n+1)段電力結合器をそれぞれN個の2入力端子お
    よび2出力端子を有するハイブリッド結合器を並列に配
    列したものが(n+1)段縦続的に配され、その1段目
    のハイブリッド結合器の入力端子に対しては〔2k+1,2k
    +2〕(k=0,1,…………,2n−1)の番号を付し、2
    段目のハイブリッド結合器の入出力端子に対しては〔4k
    1+k2+1,4k1+k2+3〕(k1=0,1,…………,2n-1−1,
    k2=0,1)の番号を付し、i段目のハイブリッド結合器
    の入出力端子に対しては〔2ik1+k2+1,2ik1+k2+2i-1
    +1〕(k1=0,1,…………,2n-i+1−1,k2=0,1,………
    …,2i-1−1)の入出力端子番号を付し、同様に順次
    (n+1)段目のハイブリッド結合器まで入出力端子に
    番号を付したとき、任意の順序で段間のそれぞれ対応す
    る番号の後段入力端子および前段出力端子が接続され、
    1段目のハイブリッド結合器の入力端子が(n+1)段
    電力結合器の信号入力端子とされ、(n+1)段目のハ
    イブリッド結合器の出力端子が(n+1)段電力結合器
    の信号出力端子とされる電力結合器と標記すると、 第1の電力結合器は、(n+1)段電力結合器の2N個の
    信号出力端子を信号出力端子2-i(i=1〜2N)とし、
    (n+1)段電力結合器の2N個の信号入力端子の内M
    1(M≦M1≦2N)個を第1の電力結合器の信号入力端子
    として持ち、該M1個の信号入力端子の内M個の信号入力
    端子1-i(i=1〜M)に入力信号が供給され、前記M1
    個の信号入力端子に信号を入力した際に信号が通らない
    ハイブリッド結合器がL1個存在するとき、その内のL
    2(0≦L2≦L1)個のハイブリッド結合器が除去された
    構成であり、 第2の電力結合器は、(n+1)段電力結合器の2N個の
    信号入力端子を第2の電力結合器の信号入力端子3
    -i(i=1〜2N)とし、第1の電力結合器の(n+1)
    段電力結合器の2N個の信号入力端子の内入力信号が供給
    されるM個の信号入力端子に付した番号と対応する第2
    の電力結合器のM個の信号出力端子を全て含むM2(M≦
    M2≦2N)個の(n+1)段電力結合器の信号出力端子を
    第2の電力結合器の信号出力端子とし、前記M2個の(n
    +1)段電力結合器の信号出力端子に信号を出力する際
    に信号が通らないハイブリッド結合器がL3個存在すると
    き、その内のL4(0≦L4≦L3)個のハイブリッド結合器
    が除去された構成であり、2N個の増幅器k(k=1〜2
    N)の電圧増幅度をaK、通過位相をTKとし、=aK・e
    xp(j・TK)で複素振幅利得を定義し、前記2N個の増幅
    器の中の2個の増幅器i,j(i,j=1〜2N,i≠j)の特性
    のバラツキの度合をKij=|,(i=1
    〜2N−1,j=i+1〜2N)で定義し、N(2N−1)個のK
    ijの中からKijの最大値の与える2個の増幅器i1,j1
    〔P1,P2〕とし、P1,P2を除いて次に大きいKijを与え
    る2個の増幅器i2,j2(i2≠i1,j1,j2≠i1,j1)を
    〔P3,P4〕とし、以下同様に順次2個の増幅器を〔P5
    P6〕,……,〔P2i-1,P2i〕,……,〔P2N-1,P2N〕と
    すると、これらのN組の2個の増幅器の対が任意の順序
    で第1の電力結合器の最終段((n+1)段)のN個の
    ハイブリッド結合器の2つの出力端子にそれぞれ接続さ
    れている電力合成形電力増幅装置。
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