JPH0748263B2 - 光記録再生装置 - Google Patents

光記録再生装置

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JPH0748263B2
JPH0748263B2 JP1162662A JP16266289A JPH0748263B2 JP H0748263 B2 JPH0748263 B2 JP H0748263B2 JP 1162662 A JP1162662 A JP 1162662A JP 16266289 A JP16266289 A JP 16266289A JP H0748263 B2 JPH0748263 B2 JP H0748263B2
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盛裕 唐木
泰幸 佐藤
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    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/08Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers
    • G11B7/09Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam or focus plane for the purpose of maintaining alignment of the light beam relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
    • G11B7/0901Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam or focus plane for the purpose of maintaining alignment of the light beam relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following for track following only
    • G11B7/0903Multi-beam tracking systems

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、トラッキングエラー信号を検出すると共
に、情報記録前後の情報トラック状態をモニタして記録
時の欠陥等を検出する光記録再生装置に関し、特に経済
性及び信頼性の優れた光記録再生装置に関するものであ
る。
[従来の技術] 従来より、光学的手段例えばレーザビームを用いて、回
転するディスク形状の情報記録媒体に、同心円状又は螺
旋状に情報を記録再生する光記録再生装置はよく知られ
ている。この種の装置は、磁気ディスク装置と比べて高
密度記録が可能であり、記録容量が大きいという利点が
ある。しかし、一方では、磁気ディスクと比べて情報記
録媒体の欠陥が多いので、記録された情報の信頼性を確
保するための機能を必要としている。
このため、情報が記録された情報記録媒体を1回転させ
て再生信号を検出し、記録欠陥の有無を判定する方法が
考えられるが、欠陥検出のために1回転分の時間を要す
る欠点がある。これを防ぐため、近年、実時間で再生信
号を検出できる光記録再生装置が考えられている。
第5図は、例えば特開昭61−206925号公報に記録され
た、従来の光記録再生装置を示す構成図であり、第6図
は第5図内の情報記録媒体の記録面を示す拡大斜視図、
第7図は第5図内の光検知器の受光面を示す拡大平面図
である。
第5図において、(1)はレーザ光のビームBを出射す
る半導体レーザ、(2)は半導体レーザ(1)を駆動す
る駆動回路、(3)は半導体レーザ(1)のビーム出射
側に配置されたコリメータレンズである。(4)はコリ
メータレンズ(3)からの平行光束を0次光(第1ビー
ム)と±1次光(第2ビーム及び第3ビーム)とに分割
する回折格子、(5)は回折格子(4)を通過した第1
ビーム〜第3ビームを受光するように配置された偏光ビ
ームスプリッタ、(6)は1/4波長板、(7)は対物レ
ンズ、(8)は対物レンズ(7)に近接して配置された
情報記録媒体(光レンズ)であり、1/4波長板(6)及
び対物レンズ(7)は偏光ビームスプリッタ(5)と情
報記録媒体(8)との間に配設されている。
尚、回折格子(4)をコリメータレンズ(3)と偏光ビ
ームスプリッタ(5)との間に配置したが、半導体レー
ザ(1)とコリメータレンズ(3)との間に配置しても
よい。
情報記録媒体(8)は、第6図のようにディスク回転方
向(矢印参照)に沿った情報トラックTを有している。
情報トラックT上には、第1ビームB1〜第3ビームB3が
照射され、特に中心の第1ビームB1の光スポットS1によ
って複数のピットPが記録され且つ再生されるようにな
っている。従って、第1ビームB1の光スポットS1は、常
に情報トラックTの中心に位置している。これに対し、
第1ビームB1より先行する第2ビームB2及び後行する第
3ビームB3は、再生時においてトラッキングエラー信号
生成用のサブビームとして寄与するため、情報トラック
Tの中心からずれた位置に光スポットS2及びS3を照射す
るようになっている。又、記録時においては、第1ビー
ムB1は光強度が大きく、第2ビームB2及び第3ビームB3
は、情報トラックTの状態のモニタに寄与するのみであ
るため、十分小さい光強度に設定されている。
第5図において、(9)及び(10)は偏光ビームスプリ
ッタ(5)で反射された各ビームB1〜B3の平行光束を集
光するセンサ系レンズ群であり、例えば、(9)は凸レ
ンズ、(10)は円筒レンズからなっている。
(11)はセンサ系レンズ群(9)及び(10)を透過した
ビームを受光する光検知器であり、第7図のように6分
割された受光面(11a)〜(11f)を有している。このう
ち、中央の受光面(11a)〜(11d)には第1ビームB1の
反射光による光スポットS1′が照射され、両側の受光面
(11e)及び(11f)には、第2ビームB2及び第3ビーム
B3の反射光による各光スポットS2′及びS3′が照射さ
れ、各受光面(11a)〜(11f)により第1ビームB1〜第
3ビームB3を個別に検出するようになっている。
第5図において、Dacは受光面(11a)及び(11c)から
の光量信号Da及びDcの和に相当する光量信号、Dbdは受
光面(11b)及び(11d)からの光量信号Db及びDdの和に
相当する光量信号、Deは第2ビームB2の反射光に相当す
る受光面(11e)からと光量信号、Dfは第3ビームB3の
反射光に相当する受光面(11f)からの光量信号であ
る。
(12)は光量信号Dac及びDbdとDe及びDfとを同時に切換
えて選択する連動スイッチ、(13)は連動スイッチ(1
2)を動作させてトラッキングエラー信号Eの検出系を
切換えるための信号切換回路、(14)は連動スイッチ
(12)で選択された2つの光量信号の差に基づいてトラ
ッキングエラー信号Eを出力する差動増幅器、(15)は
差動増幅器(14)からのトラッキングエラー信号Eを検
出するトラッキングエラー信号検出器、(16)は光量信
号Deに基づいて情報トラックTの記録前状態を検出する
記録前モニタ、(17)は光量信号Dfに基づいて情報トラ
ックTの記録後状態を検出する記録後モニタ、(18)は
記録前モニタ(16)及び記録後モニタ(17)からの出力
に基づいて記録状態やセクタ番号等の情報を検知する記
録再生制御ユニットである。
尚、半導体レーザ(1)〜対物レンズ(7)は、情報記
録媒体(8)上の情報トラックTに沿って第1ビームB1
〜第3ビームB3を照射するためのビーム照射装置を構成
している。
次に、第5図〜第7図を参照しながら、従来の光記録再
生装置の動作について説明する。
まず、情報記録媒体(8)に既に記録された情報を再生
する場合、半導体レーザ(1)から出射された発散光束
からなるビームBは、コリメータレンズ(3)を介して
平行光束となり、回折格子(4)を透過して、入射平行
光束の同一方向に出射される0次の第1ビームB1と、入
射平行光束に対して若干偏光して出射される±1次の第
2ビームB2及び第3ビームB3とに分割される。その後、
偏光ビームスプリッタ(5)、1/4波長板(6)及び対
物レンズ(7)を介して情報記録媒体(8)に照射さ
れ、第6図のように、情報トラックT上に各ビームB1〜
B3による光スポットS1〜S3を形成する。
このとき、各ビームB1〜B3の光強度は変調されておらず
一定出力であり、第1ビームB1と第2ビームB2及び第3
ビームB3との光強度比は、回折格子(4)の設計によっ
て任意に設定される。又、第1ビームB1の光スポットS1
は、情報トラックTの中心部を照射し、トラッキングエ
ラー信号検出用のサブビームになる第2ビームB2及び第
3ビームB3の光スポットS2及びS3は、それぞれ情報トラ
ックTの中心からずれた位置に照射される。
続いて、情報記録媒体(8)で反射された各ビームB1〜
B3は、再び対物レンズ(7)及び1/4波長板(6)を透
過して偏光ビームスプリッタ(5)に達するが、1/4波
長板(7)を往復することによって偏光方向が90゜回転
しているため、偏光ビームスプリッタ(5)で反射され
る。反射された各ビームB1〜B3は、更に、センサ系レン
ズ群(9)及び(10)を介して光検知器(11)上に集光
され、第7図のように光スポットS1′〜S3′を形成す
る。
このとき、第1ビームB1による光スポットS1′は、情報
トラックT上の各ピットPの記録情報を含んでいるの
で、光スポットS1′が照射される受光面(11a)〜(11
d)の光量信号Da〜Ddの和をとることにより再生信号を
得ることができる。尚、再生信号取得用の検出系は周知
なので、ここでは図示していない。
又、光検知器(11)の6つの受光面(11a)〜(11f)で
検出された各光量信号Da〜Dfは、周知の信号検出法に基
づく演算に用いられ、これにより、非点収差法によるフ
ォーカシングエラー信号及び3ビーム法によるトラッキ
ングエラー信号が生成される。ここでは特に詳述しない
が、トラッキングエラー信号検出法としては、CD(コン
パクトディスク)プレーヤに代表されるような再生専用
タイプの光ディスク等において、上記の3ビーム法が一
般的に用いられており、これが簡便且つ有効な方法であ
ることが知られている。
従って、再生時において、連動スイッチ(12)は、信号
切換回路(13)により第5図に示した状態から切換えら
れており、受光面(11e)及び(11f)からの光量信号De
及びDfをそれぞれ選択している。このとき、差動増幅器
(14)から出力されるトラッキングエラー信号Eは、 E=De−Df となり、各光量信号De及びDfの差となる。このトラッキ
ングエラー信号Eは、トラッキングエラー信号検出器
(15)に入力され、再生情報が正常であるか否かが判定
される。又、光量信号De及びDfは、それぞれ記録前モニ
タ(16)及び記録後モニタ(17)にも入力されるが、再
生時にはモニタ動作は行われない。
一方、情報記録媒体(8)に情報を記録する場合は、駆
動回路(2)が記録情報に基づいて半導体レーザ(1)
をパルス駆動し、記録情報(例えば、パルス幅に相当す
る情報)を含んだビームBを出射させる。このビームB
は、前述と同様に第1ビームB1〜第3ビームB3に分割さ
れ、光スポットS1〜S3として情報トラックTに照射され
る。
このとき、記録用の第1ビームB1は光強度が大きいが、
第2ビームB2及び第3ビームB3は第1ビームB1と比べて
十分小さい光強度に設定されているので記録には影響を
及ぼさない。
光スポットS1は、記録情報に応じた形状のピットPを情
報トラックT上に順次形成すると同時に反射される。光
スポットS1より先行する光スポットS2は、記録前の情報
トラックT上で反射され、又、光スポットS1より後行す
る光スポットS3は、記録後のピットP上で反射される。
以下、前述と同様に、各ビームB1〜B3の反射光が光スポ
ットS1′〜S3′となって光検知器(11)に照射される
が、記録時のトラッキングエラー信号Eの生成過程は、
再生時とは異なり、プッシュプル法が用いられる。
プッシュプル法とは、情報トラックTに沿って刻まれた
溝の影響で回折される第1ビームB1の反射光と、第1ビ
ームB1の情報トラックTからと直接反射光との重ね合わ
せによるファーフィールドパターン(広がりを有する光
スポットパターン)から、情報トラックTのずれを検出
する方法である。従って、連動スイッチ(12)は、第5
図に示した状態で光量信号Dac及びDbdを選択しており、
トラッキングエラー信号Eは、 E=(Da+Dc)−(Db+Dd) =Dac−Dbd となる。
このとき、第2ビームB2及び第3ビームB3は、トラッキ
ングエラー信号Eの検出には用いられず、記録前モニタ
(16)及び記録後モニタ(17)に入力されて、記録前及
び記録後の情報トラックTの状態の検出に用いられる。
即ち、第2ビームB2の反射光により、記録前の情報トラ
ックTに欠陥があるか否かのチェックを行い、第3ビー
ムB3の反射光により、情報トラックTに正常にピットP
が記録されたか否かのチェックを行う。
こうして得られた記録前モニタ(16)及び記録後モニタ
(17)からのモニタ信号は、記録再生制御ユニット(1
8)に入力される。記録再生制御ユニット(18)は欠陥
があったと判定した場合は、再び記録を行う等の処理を
行い、情報記録媒体(8)上の記録エラーレートを改善
する。但し、このとき、情報記録媒体(8)上の各光ス
ポットS2及びS3の照射位置は、再生時と同様に情報トラ
ックTの中心からずれており、第2ビームB2及び第3ビ
ームB3の反射光は十分に得られない。
[発明が解決しようとする問題点] 従来の光記録再生装置は以上のように、再生時において
3ビーム法トラッキングエラー信号検出を行うために、
情報記録媒体(8)に対して、±1次光成分である第2
ビームB2及び第3ビームB3の光スポット照射位置を情報
トラックTの中心からずらしているので、記録時におい
て記録前後のモニタに必要な第2ビームB2及び第3ビー
ムB3の反射光が十分に得られず、モニタの信頼性が劣化
するという問題点があった。又、記録時のモニタ用に別
のビームを用意することは不経済であるという問題点が
あった。
この発明は上記のような問題点を解決するためになされ
たもので、特に複雑な光学系を新設することなく記録前
後モニタ信号の品質を向上させることにより、経済的且
つ記録欠陥の検出信頼性の高い光記録再生装置を得るこ
とを目的とする。
[問題点を解決するための手段] この発明に係る光記録再生装置は、記録時及び再生時に
応じて、前記情報トラック上の前記第2ビーム及び前記
第3ビームの各光スポット位置を切換えるための光スポ
ット切換手段と、第2ビーム及び第3ビームの情報記録
媒体からの反射光に対応する受光面からの各光量信号を
差動演算する差動増幅器とを設けたものである。
[作用] この発明においては、第2ビーム及び第3ビームの光ス
ポット照射位置を、再生時にはトラッキングエラー信号
検出用3ビーム法のサブビームとするための情報トラッ
クの中心からずらし、記録時には記録前後のモニタ用ビ
ームとするため情報トラックの中心に設定すると共に、
1つの差動増幅器により、再生時にはトラッキングエラ
ー信号を生成し、記録時には情報トラック上の第1ビー
ムによる記録直後の状態をモニタするためのモニタ信号
を生成する。
[実施例] 以下、この発明の一実施例を図について説明する。第1
図はこの発明の一実施例を示す構成図であり、(1)〜
(12)及び(14)〜(18)は前述と同様のものである。
(13A)は(13)に対応する信号切換回路であり、連動
スイッチ(12)を切換制御時に、光スポットS2及びS2の
照射位置切換用の切換信号Cを出力するようになってい
る。
(19)は偏光ビームスプリッタ(5)と1/4波長板
(6)との間に挿入されたミラーであり、各ビームB1〜
B3を情報記録媒体(8)の方向に向けるため、光路を90
゜曲げるようになっている。
(20)は3ビーム発生手段すなわち回折格子(4)に設
けられた傾斜機構であり、信号切換回路(13A)からの
切換信号Cに応答して、駆動機構(図示せず)を介して
回折格子(4)を矢印θ方向に微小傾斜させて各ビーム
B1〜B3の方向を切換えるようになっており、記録時及び
再生時に応じて情報トラックT上の第2ビームB2及び第
3ビームB3の各光スポットS2及びS3の位置を切換えるた
めの光スポット切換手段を構成している。
又、ミラー(19)及び傾斜機構(20)は、半導体レーザ
(1)〜対物レンズ(7)と共に、情報記録媒体(8)
の情報トラックT上に第1ビームB1〜第3ビームB3を照
射するためのビーム照射装置を構成している。
第2図は記録時における各ビームB1〜B3の光スポットS1
〜S3の照射位置を説明的に示すための情報記録媒体
(8)の記録面の拡大傾斜図であり、第2ビームB2の光
スポットS2及び第3ビームB3の光スポットS3は、第1ビ
ームB1の光スポットS1と同様に情報トラックTの中心に
照射されている。
次に、第2図、第6図及び第7図を参照しながら、第1
図に示したこの発明の一実施例の動作について説明す
る。
尚、再生時における各光スポットS1〜S3の照射位置は第
6図に示した通りであり、又、光検出器(11)の受光面
(11a)〜(11f)に照射される光スポットS1′〜S3′の
位置は第7図に示した通りであり、再生信号検出系及び
トラッキングエラー信号検出系の動作は前述と同様であ
る。更に、通常の情報信号の記録動作についても前述と
同様であり、ここでは特に説明しない。
再生時においては、信号切換回路(13A)は、連動スイ
ッチ(12)を第1図に示した状態から切換えて光量信号
De及びDfを選択し、トラッキングエラー信号Eとして
(De−Df)を検出させると共に、切換信号Cにより傾斜
機構(20)の制御し、第2ビームB2及び第3ビームB3の
各光スポットS2及びS3を、第6図のように情報トラック
Tの中心からずれた位置に照射させる。これにより、前
述と同様に、3ビーム法によるトラッキングエラー信号
検出を行うことができる。
又、記録時においては、信号切換回路(13A)は、連動
スイッチ(12)を第1図に示した状態に切換えて光量信
号Dac及びDbdを選択し、トラッキングエラー信号Eとし
て(Dac−Dbd)を検出させる。同時に、信号切換回路
(13A)は、切換信号Cにより傾斜機構(20)を制御し
て回折格子(4)を矢印θ方向に回動させ、光スポット
S2及びS3を第2図のように情報トラックTの中心位置に
照射させる。これにより、記録前後の情報トラックT上
の状態を表わす第2ビームB2及び第3ビームB3の反射光
が十分に得られ、各受光面(11a)及び(11f)に照射さ
れる光スポットS2′及びS3′の光量が増大する。従っ
て、光量信号De及びDfのSN比が向上し、記録前モニタ
(16)及び記録後モニタ(17)からのモニタ信号の品質
が向上し、記録再生制御ユニット(18)における欠陥検
出の信頼性が向上する。
信号切換回路(13A)からの切換信号Cは、情報記録媒
体(8)上の情報トラックTのピッチ等に応じて予め設
定しており、この制定量は情報記録媒体(8)の違い等
により任意に変更できることは言うまでもない。
尚、上記実施例では、第6図から第2図のように光スポ
ットS2及びS3の照射位置を切換えるための光スポット切
換手段として、回折格子(4)の角度を切換える傾斜機
構(20)を用い、この傾斜機構(20)を第1図のように
矢印θ方向に回動可能なフレームで構成したが、回折格
子(4)を傾斜又は回転できるものであれば、例えば第
3図のように、他のどのような傾斜機構を用いてもよ
い。ここで、傾斜、回動又は回転という表現は、作用的
には同義語である。すなわち、図1から明らかなよう
に、傾斜機構(20)は、実質的に第1ビームB1の光路軸
を中心として回折格子(4)を回転させることになる。
第3図において、(21)は中央部に回折格子(4)が固
定された板バネ、(22)は板バネ(21)の一端を支持固
定する固定部、(23)は板バネ(21)の一端に設けられ
た穴(21a)を介して板バネ(21)を固定部(22)に固
定するネジ、(24)は板バネ(21)の他端を支持すると
共に矢印方向に伸縮自在な圧電素子である。
第3図の構成によれば、圧電素子(24)が信号切換回路
(13A)からの切換信号Cに応答して伸縮し、板バネ(2
1)の固定端を支点として回折格子(4)を傾斜させる
ので、各ビームB2及びB3の方向が第1ビームB1を中心に
回転する。従って、上述したように、情報記録媒体
(8)上の情報トラックTに対する各光スポットS2及び
S3の照射位置を段階的に切換えることができる。
又、光スポット切換手段として回折格子(4)の傾斜機
構(20)を用いたが、半導体レーザ(1)が3本のビー
ムが出射可能な3ビーム半導体であれば、第4図のよう
に半導体レーザ(1)を直接回転させる機構を用いても
よい。この場合、3ビーム半導体レーザからなる半導体
レーザ(1)は、3ビーム発生手段(回折格子)の機能
をも含むことになる。
第4図において、(25)は半導体レーザ(1)を支持固
定すると共に軸部(25a)を中心として回転自在な回転
部、(26)は軸部(25a)を軸支するための軸受部(26
a)を有する固定部、(27)は回転部(25)の外周に設
けられたコイル、(28)はコイル(27)に対向するよう
に固定部(26)の内周に設けられた磁石であり、コイル
(27)及び磁石(28)は一般的なモータと同様の構成で
ある。
第4図の構成によれば、コイル(27)を切換信号Cに応
答して励磁することにより、回転部(25)が所定量だけ
回転し、半導体レーザ(1)から出射される各ビームB2
及びB3が同様に第1ビームB1を中心に回転するので、情
報記録媒体(8)上の情報トラックTに対する各光スポ
ットS2及びS3の照射位置を段階的に切換えることができ
る。
[発明の効果] 以上のようにこの発明によれば、記録時及び再生時に応
じて、前記情報トラック上の前記第2ビーム及び前記第
3ビームの各光スポット位置を任意に切換えるための光
スポット切換手段と、第2ビーム及び第3ビームの情報
記録媒体からの反射光に対応する受光面からの各光量信
号を差動演算する差動増幅器とを設け、各光スポット照
射位置を、再生時には情報トラックの中心からずらし、
記録時には情報トラックの中心に設定すると共に、1つ
の差動増幅器により、再生時にはトラッキングエラー信
号を生成し、記録時には情報トラック上の第1ビームに
よる記録直後の状態をモニタするためのモニタ信号を生
成するようにしたので、複雑な光学系を用いることな
く、再生時のトラッキングエラー信号検出及び記録時の
モニタ信号検出が行うことができ、経済的且つ記録欠陥
の検出信頼性が高い光記録再生装置が得られる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す構成図、第2図は記
録時の光スポット照射位置を示すために第1図内の情報
記録媒体の記録面を示す拡大斜視図、第3図は第1図内
の傾斜機構の他の実施例を示す斜視図、第4図はこの発
明による光スポット切換手段の他の実施例を示す側断面
図、第5図は従来の光記録再生装置を示す構成図、第6
図は第5図内の情報記録媒体の記録面を示す拡大斜視
図、第7図は第5図内の光検出器の受光面を示す平面図
である。 (1)……半導体レーザ、(4)……回折格子 (8)……情報記録媒体、(11)……光検出器 (11a)〜(11f)……受光面、(14)……差動増幅器 (13A)……信号切換回路、(16)……記録前モニタ (17)……記録後モニタ (20)……傾斜機構(光スポット切換手段) T……情報トラック、B……ビーム B1……第1ビーム、B2……第2ビーム B3……第3ビーム S2……第2ビームの光スポット S3……第3ビームの光スポット De、Df……光量信号 E……トラッキングエラー信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−19744(JP,A) 特開 昭60−113335(JP,A) 特開 昭59−140649(JP,A)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】情報記録媒体上の情報トラックに沿って、
    第1ビームとこの第1ビームに対して先行する第2ビー
    ム及び後行する第3ビームとを照射するためのビーム照
    射装置と、 前記第1ビーム、前記第2ビーム及び前記第3ビームの
    前記情報記録媒体からの反射光を個別に検出して光量信
    号を生成するための複数の受光面を有する光検知器と を備えた光記録再生装置において、 前記第2ビーム及び前記第3ビームの前記情報記録媒体
    からの反射光に対応する前記受光面からの各光量信号を
    差動演算する差動増幅器を設け、 前記差動増幅器は、再生時にはトラッキングエラー信号
    を生成し、記録時には前記情報トラック上の前記第1ビ
    ームによる記録直後の状態をモニタするためのモニタ信
    号を生成し、 前記ビーム照射装置は、 前記再生時及び前記記録時に応じて、前記情報トラック
    上の前記第2ビーム及び前記第3ビームの各光スポット
    位置を切換えるための光スポット切換手段を含み、 前記再生時には、前記第1ビームによる光スポットが1
    つの情報トラックの中央位置に配置されるように前記第
    1ビームを照射すると共に、前記第2ビーム及び前記第
    3ビームによる各光スポットが前記1つの情報トラック
    に対して中央からずれた位置に配置されるように前記第
    2ビーム及び前記第3ビームを照射し、 前記記録時には、前記第1ビーム、前記第2ビーム及び
    前記第3ビームによる各光スポットが同一の情報トラッ
    ク上に配列するように前記各ビームを照射することを特
    徴とする光記録再生装置。
  2. 【請求項2】前記ビーム照射装置は、 単一ビームを出射する半導体レーザと、 前記単一ビームを前記第1ビーム、第2ビーム及び第3
    ビームに分割するための回折格子からなる3ビーム発生
    手段と を含むことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の光
    記録再生装置。
  3. 【請求項3】前記光スポット切換手段は、前記第1ビー
    ムの光路軸を中心として前記回折格子を回転させること
    を特徴とする特許請求の範囲第2項記載の光記録再生装
    置。
  4. 【請求項4】前記ビーム照射装置は、3つの発光源を有
    する3ビーム半導体レーザからなる3ビーム発生手段を
    含むことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の光記
    録再生装置。
  5. 【請求項5】前記光スポット切換手段は、前記第1ビー
    ムの光路軸を中心として前記3ビーム半導体レーザを回
    転させることを特徴とする特許請求の範囲第4項記載の
    光記録再生装置。
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