JPH0748177Y2 - ステンレス製鍋 - Google Patents
ステンレス製鍋Info
- Publication number
- JPH0748177Y2 JPH0748177Y2 JP1991064695U JP6469591U JPH0748177Y2 JP H0748177 Y2 JPH0748177 Y2 JP H0748177Y2 JP 1991064695 U JP1991064695 U JP 1991064695U JP 6469591 U JP6469591 U JP 6469591U JP H0748177 Y2 JPH0748177 Y2 JP H0748177Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- chimney
- flame
- stainless steel
- container
- pot
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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- Cookers (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案はしゃぶしゃぶ鍋料理に使
用する卓上用の鍋に関するものである。
用する卓上用の鍋に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】しゃぶしゃぶ鍋料理は、卓上に設置した
熱源（ガス燃焼器）で鍋（料理：しゃぶしゃぶ用湯）の
加熱を行いながら調理するもので、このため特にガスの
炎が鍋の周囲部分に立ち上がらないようにするため、使
用する鍋は一般に容器部の中央に底部より貫通する煙突
部を設けているものである（実開昭５９−１９０２５
号）。
熱源（ガス燃焼器）で鍋（料理：しゃぶしゃぶ用湯）の
加熱を行いながら調理するもので、このため特にガスの
炎が鍋の周囲部分に立ち上がらないようにするため、使
用する鍋は一般に容器部の中央に底部より貫通する煙突
部を設けているものである（実開昭５９−１９０２５
号）。
【０００３】前記の鍋においては、その熱効率を考え
て、煙突部が筒抜けではなく炎ガイド部を付設してい
る。具体的には、鍋が熱伝導の良い銅製のものは煙突部
内に邪魔板を設けて、炎が煙突部の側面に添って流れる
ようにしている。しかし熱伝導の悪いステンレス製鍋の
場合は、単に邪魔板を設けたのみでは不十分であるの
で、図４に示すように、頂部の邪魔板１１ａと側面の矩
形波型に折り曲げてなるガイド板１２ａとからなる炎ガ
イド部１ａを、図５に示すように煙突部３ａの底部に嵌
装してなる。
て、煙突部が筒抜けではなく炎ガイド部を付設してい
る。具体的には、鍋が熱伝導の良い銅製のものは煙突部
内に邪魔板を設けて、炎が煙突部の側面に添って流れる
ようにしている。しかし熱伝導の悪いステンレス製鍋の
場合は、単に邪魔板を設けたのみでは不十分であるの
で、図４に示すように、頂部の邪魔板１１ａと側面の矩
形波型に折り曲げてなるガイド板１２ａとからなる炎ガ
イド部１ａを、図５に示すように煙突部３ａの底部に嵌
装してなる。
【０００４】
【考案が解決しようとする課題】前記のステンレス製鍋
に在っては、図５に示す通りガス炎Ａは一部がガイド部
１２ａに添って上昇し、一部が邪魔板１１ａに衝突して
横流し邪魔板１１ａの周辺より上昇する。此の間ガス炎
の熱によってガイド板１２ａが熱せられその熱が容器部
２ａに伝達され、容器部２ａ内の調理用液Ｂを加熱する
ものである。
に在っては、図５に示す通りガス炎Ａは一部がガイド部
１２ａに添って上昇し、一部が邪魔板１１ａに衝突して
横流し邪魔板１１ａの周辺より上昇する。此の間ガス炎
の熱によってガイド板１２ａが熱せられその熱が容器部
２ａに伝達され、容器部２ａ内の調理用液Ｂを加熱する
ものである。
【０００５】然しステンレスは熱伝導が良好ではないの
で、ガイド板１２ａの熱を容器部２ａに伝導によって伝
えることは必ずしも良好な手段とはいえない。勿論一部
の炎が直接煙突部３ａの側面即ち容器部２ａの表面に接
触して加熱は行うが、現状では湯の沸きが遅いと言う問
題点を有している。そこで本考案は熱伝導の悪いステン
レス製鍋における炎ガイド部の改良を提案したものであ
る。
で、ガイド板１２ａの熱を容器部２ａに伝導によって伝
えることは必ずしも良好な手段とはいえない。勿論一部
の炎が直接煙突部３ａの側面即ち容器部２ａの表面に接
触して加熱は行うが、現状では湯の沸きが遅いと言う問
題点を有している。そこで本考案は熱伝導の悪いステン
レス製鍋における炎ガイド部の改良を提案したものであ
る。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本考案に係るステンレス
製鍋は、容器部の中央に底部より貫通する煙突部を設け
てなるステンレス製鍋に於いて、頂部に邪魔板を横設し
且つ側面に炎噴出口となる複数の炎口を形成した炎ガイ
ド部を、前記煙突部の底部に嵌装してなることを特徴と
するものである。
製鍋は、容器部の中央に底部より貫通する煙突部を設け
てなるステンレス製鍋に於いて、頂部に邪魔板を横設し
且つ側面に炎噴出口となる複数の炎口を形成した炎ガイ
ド部を、前記煙突部の底部に嵌装してなることを特徴と
するものである。
【０００７】
【作用】煙突部の底部より煙突部内に侵入したガス炎は
炎ガイド部で充満状態となり、炎ガイド部の炎口より噴
出し、煙突部の内側面即ち容器部の外面に直接吹き付け
られ、同面に衝突した後煙突部内を上昇する。
炎ガイド部で充満状態となり、炎ガイド部の炎口より噴
出し、煙突部の内側面即ち容器部の外面に直接吹き付け
られ、同面に衝突した後煙突部内を上昇する。
【０００８】
【実施例】次に本考案の実施例について説明する。本考
案に係る鍋は、ステンレス製で炎ガイド部１、容器部２
及び煙突部３からなり、容器部２の中央に底部より貫通
する煙突部３を形成し、煙突部２は煙突作用をなす上部
煙突部３１と、膨出形状の室とした下部煙突部３２から
なり、この下部煙突部３２に炎ガイド部１を嵌装したも
のである。炎ガイド部１は頂部円盤（邪魔板）１１と側
面板１２とで円錐台状に形成し、側面板１２に多数の炎
口１３を穿設し、前記下部煙突部３２内に差し入れ、煙
突部３の下部開口部に炎ガイド部１の下端縁を熔着して
下部煙突部３２に嵌装する。尚図中４は中央に煙突用孔
部を備えた蓋体である。
案に係る鍋は、ステンレス製で炎ガイド部１、容器部２
及び煙突部３からなり、容器部２の中央に底部より貫通
する煙突部３を形成し、煙突部２は煙突作用をなす上部
煙突部３１と、膨出形状の室とした下部煙突部３２から
なり、この下部煙突部３２に炎ガイド部１を嵌装したも
のである。炎ガイド部１は頂部円盤（邪魔板）１１と側
面板１２とで円錐台状に形成し、側面板１２に多数の炎
口１３を穿設し、前記下部煙突部３２内に差し入れ、煙
突部３の下部開口部に炎ガイド部１の下端縁を熔着して
下部煙突部３２に嵌装する。尚図中４は中央に煙突用孔
部を備えた蓋体である。
【０００９】而して容器部２に調理用液Ｂを注ぎ、卓上
のガス加熱器にかけると、図３に示すようにガス炎（熱
気）Ａは煙突部３の下部開口部より煙突部３内に侵入
し、頂部の邪魔板１１に衝突して炎ガイド部１内で充満
状態となり、側面の各炎口１３より噴出し、下部煙突部
３２の内側面即ち容器部２の外面に直接吹き付けられ、
同面に衝突した後上部煙突部３１内を上昇し、外部に放
出される。
のガス加熱器にかけると、図３に示すようにガス炎（熱
気）Ａは煙突部３の下部開口部より煙突部３内に侵入
し、頂部の邪魔板１１に衝突して炎ガイド部１内で充満
状態となり、側面の各炎口１３より噴出し、下部煙突部
３２の内側面即ち容器部２の外面に直接吹き付けられ、
同面に衝突した後上部煙突部３１内を上昇し、外部に放
出される。
【００１０】従ってガス炎（熱気）Ａが直接容器部２を
加熱することになり、炎ガイド部の側面板（ガイド板）
の熱伝導を利用する従来のステンレス製鍋に比して熱効
率が格段に良好となり、調理用液Ｂの沸きが早くなる。
加熱することになり、炎ガイド部の側面板（ガイド板）
の熱伝導を利用する従来のステンレス製鍋に比して熱効
率が格段に良好となり、調理用液Ｂの沸きが早くなる。
【００１１】
【考案の効果】以上のように本考案は容器部の中央に底
部より貫通する煙突部を設けたステンレス製鍋におい
て、頂部に邪魔板を横設し且つ側面に複数の炎口を形成
した炎ガイド部を、前記煙突部の底部に嵌装したもの
で、煙突部の底部（下部開口部）に入ったガス炎（熱
気）を直接容器部の外面に吹き付けるように導いたもの
であるから、その熱効率が良好となったものである。
部より貫通する煙突部を設けたステンレス製鍋におい
て、頂部に邪魔板を横設し且つ側面に複数の炎口を形成
した炎ガイド部を、前記煙突部の底部に嵌装したもの
で、煙突部の底部（下部開口部）に入ったガス炎（熱
気）を直接容器部の外面に吹き付けるように導いたもの
であるから、その熱効率が良好となったものである。
【図１】本考案の実施例の各部の斜視図である。
【図２】同断面図である。
【図３】同作用を示す断面図である。
【図４】従来品の炎ガイド部を示すもので、（イ）は斜
視図（ロ）は平面図である。
視図（ロ）は平面図である。
【図５】従来品の作用を示す断面図である。
１ 炎ガイド部 １１ 邪魔板 １２ 側面板 １３ 炎口 １４ 下端縁 ２ 容器部 ３ 煙突部 ３１ 上部煙突部 ３２ 下部煙突部
Claims (1)
- 【請求項１】 容器部の中央に底部より貫通する煙突部
を設けてなるステンレス製鍋に於いて、頂部に邪魔板を
横設し且つ側面に炎噴出口となる複数の炎口を形成した
炎ガイド部を、前記煙突部の底部に嵌装してなることを
特徴とするステンレス製鍋。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991064695U JPH0748177Y2 (ja) | 1991-07-19 | 1991-07-19 | ステンレス製鍋 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991064695U JPH0748177Y2 (ja) | 1991-07-19 | 1991-07-19 | ステンレス製鍋 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0591522U JPH0591522U (ja) | 1993-12-14 |
| JPH0748177Y2 true JPH0748177Y2 (ja) | 1995-11-08 |
Family
ID=13265544
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1991064695U Expired - Fee Related JPH0748177Y2 (ja) | 1991-07-19 | 1991-07-19 | ステンレス製鍋 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0748177Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6292992B2 (ja) * | 2014-06-18 | 2018-03-14 | 及源鋳造株式会社 | 鍋 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5122830Y2 (ja) * | 1972-04-27 | 1976-06-12 | ||
| JPS6117708Y2 (ja) * | 1980-12-26 | 1986-05-30 |
-
1991
- 1991-07-19 JP JP1991064695U patent/JPH0748177Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0591522U (ja) | 1993-12-14 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |