JPH0747978Y2 - スピンドルモータ - Google Patents

スピンドルモータ

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JPH0747978Y2
JPH0747978Y2 JP1989136218U JP13621889U JPH0747978Y2 JP H0747978 Y2 JPH0747978 Y2 JP H0747978Y2 JP 1989136218 U JP1989136218 U JP 1989136218U JP 13621889 U JP13621889 U JP 13621889U JP H0747978 Y2 JPH0747978 Y2 JP H0747978Y2
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JP
Japan
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bearing
bearing sleeve
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hub member
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邦保 岩▲崎▼
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Nidec Corp
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  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 〈技術分野〉 本考案は、スピンドルモータに関する。
〈従来技術及びその欠点〉 一般に、スピンドルモータは、ブラケット本体と、この
ブラケット本体に対して相対的に回転されるハブ部材
と、ブラケット本体及びハブ部材の間に介在された軸受
手段を備えており、上記ハブ部材に磁気ディスクの如き
記録部材が取付けられる。また、軸受手段から飛散する
グリース等が記録部材の表面に付着するのを防止するた
めに、磁気シール機構又はラビリンスシール機構が採用
されている。磁気シール機構は、永久磁石、この永久磁
石に接触するポールピース及びポールピースに施される
磁性流体を備え、磁性流体層によりグリース等の侵入を
防止する。ラビリンスシール機構は、相互に協働して折
曲した空間を規定する一対のラビリンス部材を備え、折
曲した上記空間の働きによりグリース等の侵入を防止す
る。
しかしながら、従来の磁気シール機構及びラビリンスシ
ール機構は、構造が複雑である、製作が容易でない、製
造コストが高い、等の解決すべき問題が存在する。
〈考案の目的〉 本考案は上記事実に鑑みてなされたものであり、その主
目的は、比較的簡単な構成でもってグリース等の侵入を
確実に防止することができる、優れたスピンドルモータ
を提供することである。
〈考案の要約〉 本考案では、ブラケット本体と、ブラケット本体に対し
て相対的に回転されるハブ部材と、ブラケット本体とハ
ブ部材の間に介在された軸受手段を具備するスピンドル
モータにおいて、軸受手段は、軸受スリーブと、軸受ス
リーブ内に配設された軸受シャフトと、軸受スリーブ及
び軸受シャフトの間に介在された複数列の球状部材とを
備えており、軸受シャフトがブラケット本体に固定さ
れ、軸受スリーブがハブ部材に固定されており、また、
ブラケット本体には軸受スリーブの外周面に沿って延び
る中空円筒状壁が設けられ、中空円筒状壁の内周面と軸
受スリーブの外周面は半径方向に小さい間隔でもって重
なり合って軸線方向に十分延びている。
かかるスピンドルモータでは、ブラケット本体に設けら
れた中空円筒状壁の内周面と軸受スリーブの外周面とは
半径方向に小さい間隔でもって重なり合って軸線方向に
十分に延びている故に、上記中空円筒状壁の内周面と軸
受スリーブの外周面との間の空間部が所謂エアカーテン
として機能し、かくしてグリース等が上記空間部を通し
て侵入することが確実に防止される。
また、本考案では、ブラケット本体と、ブラケット本体
に対して相対的に回転されるハブ部材と、ブラケット本
体とハブ部材の間に介在された軸受手段を具備するスピ
ンドルモータにおいて、軸受手段は、軸受スリーブと、
軸受スリーブ内に配設された軸受シャフトと、軸受スリ
ーブ及び軸受シャフトの間に介在された複数列の球状部
材とを備えており、軸受スリーブがブラケット本体に固
定され、軸受シャフトがハブ部材に固定されており、ま
た、ハブ部材には軸受スリーブの外周面に沿って延びる
中空円筒状壁が設けられ、中空円筒状壁の内周面と軸受
スリーブの外周面は半径方向に小さい間隔でもって重な
り合って軸線方向に十分延びている。
かかるスピンドルモータでは、ハブ部材に設けられた中
空円筒状壁の内周面と軸受スリーブの外周面とは半径方
向に小さい間隔でもって重なり合って軸線方向に十分に
延びている故に、上記中空円筒状壁の内周面と軸受スリ
ーブの外周面との間の空間部が所謂エアカーテンとして
機能し、かくしてグリース等が上記空間部を通して侵入
することが確実に防止される。
〈具体例〉 以下、添付図面を参照して更に詳述する。
第1図において、図示のスピンドルモータは、略円板状
のブラケット本体2と略円筒状のハブ部材4を備えてい
る。ブラケット本体2の略中央部には円形状の孔が形成
されており、この孔を規定す周縁部、即ち周縁部には、
上方に突出する中空円筒状壁6が一体に設けられてい
る。この中空円筒状壁6の外周面には、ステータ8が装
着されている。ステータ8は中空円筒状壁6に固定され
たステータコア10と、ステータコア10に巻かれたコイル
12を有している。また、ブラケット本体2の内面(第1
図において上面)には、回路基板14が配設されている。
この回路基板14には、ハブ部材4を回転制御するための
ホール素子を含む駆動回路(図示せず)が設けられる。
ブラケット本体2には、更に、軸受手段16が装着されて
いる。図示の軸受手段16は、中空円筒状の軸受スリーブ
18(外輪を構成する)と、この軸受スリーブ18内に配設
された軸受シャフト20を備えている。軸受スリーブ18の
内周面及び軸受シャフト20の外周面には、夫々、2個の
環状溝22及び24が形成されており、軸受スリーブ18の環
状溝22と軸受シャフト20の環状溝24の間に、複数個の球
状部材26が回転自在に且つこれら環状溝22及び24に沿っ
て移動自在に介在されている。従って、軸受スリーブ18
と軸受シャフト20は、軸受シャフト20の軸線方向に間隔
を置いて配設された2列の複数個の球状部材26を介して
相対的に回転自在である。
具体例では、軸受シャフト20がブラケット本体2に固定
され、軸受スリーブ18がハブ4に固定されている。軸受
スリーブ18の中空円筒状壁6の基部には半径方向内方に
突出する環状突部が固定され、かかる環状突部28に、軸
受シャフト20における軸受スリーブ18の一端(下端)か
ら突出する突出端部が圧入等の手段により固定されてい
る。ハブ部材4は円筒状本体部30と、この本体部30の一
端(下端)に設けられたフランジ部32と、上記本体部30
の他端(上端)に設けられた端壁部34を有しており、上
記端壁部34が軸受スリーブ18の他端部(上端部)に圧入
等の手段により固定されている。ハブ部材4の本体部30
は、ブラケット本体2の円筒状壁部6に装着されたステ
ータ8を覆っており、その内周面には、ヨーク部材36を
介してロータマグネット38が取付けられている。そし
て、磁気ディスクの如き記録部材(図示せず)は、ハブ
部材4の本体部30に所要の通り装着される。
図示のモータでは、軸受手段16にて使用されるグリース
等が記録部材(図示せず)に付着することがないよう
に、更に次の通り構成されている。即ち、軸受スリーブ
18の外周面と円筒状壁部6の内周面との半径方向の間隔
lを小さく設定して、グリース等の比較的大きい粒子の
通過を阻止している。この間隔lは、記録部材表面のコ
ンタミネーションを防止するには0.3mm以下に、一層好
ましくは0.1mm以下に設定するのがよい。また、軸受ス
リーブ18と円筒状壁部6の半径方向の重なり合う距離L
を十分に確保して、上述した粒子の通過を一層効果的に
阻止している。かかる距離Lは、4mm以上に、一層好ま
しくは6mm以上に設定するのがよい。そして、距離Lと
間隔lとの比(L/l)を約15以上、一層好ましくは60以
上となるようにするのがよい。かく構成することによ
り、第1図から容易に理解される如く、軸受スリーブ18
の外周面と円筒状壁部6の内周面との間の空間部が所謂
エアカーテンとして機能し、かくしてグリース等の粒子
が上記空間を通して侵入することが効果的に防止され
る。特に、上述の如き軸受手段16を用いることにより、
所謂ラビリンス構造を実質上採用することなく、実質上
平行に軸線方向に延びる円筒状壁部6の内周面及び軸受
スリーブ18の外周面によって、グリース等の粒子の侵入
を防止することができる。具体例では、また、軸受スリ
ーブ18の一端部内周面に、環状のシール部材40が配設さ
れている。シール部材40は例えば合成ゴム等から形成す
ることができ、その自由端は軸受シャフト20に近接乃至
接触せしめられ、グリース等の粒子の上記空間部への流
出を防止する。尚、ハブ部材4の端壁部34には、第1図
に二点鎖線で示す通り、キャップ部材42が取付けられ
る。従って、軸受手段16の他端(シール部材40が設けら
れている側とは反対の端面)からグリース等の粒子は、
このキャップ部材42により密封され、記録部材(図示せ
ず)に付着することはない。
第1図の実施例は、軸受シャフト20が固定され、軸受ス
リーブ18が回転される形態であるが、第2図に示す通
り、軸受スリーブ18が固定され、軸受シャフト20が回転
される形態にも同様に適用することができる。尚、第2
図において、第1図に示す部材と実質上同一の部材は、
同一の参照番号を付して説明する。
第2図において、ブラケット本体2′の略中央部には短
円筒状壁部6′が一体に設けられ、この円筒状壁部6′
の外周面にステータ8が装着されている。第2図の軸受
手段16は第1図のものと実質上同一の構成であり、この
軸受手段16の軸受スリーブ18が圧入等の手段により円筒
状壁部6′に固定されている。
一方、ハブ部材4′はハブ本体52とハブブッシュ54から
構成されている。ハブ本体52は、第1図のものと略同様
に、円筒状本体部30、フランジ部32及び端壁部34を有
し、端壁部34がハブブッシュ54を介して、軸受シャフト
20における、軸受スリーブ18から突出する突出端部に固
定されている。
第2図に示す具体例では、更に、ハブブッシュ54に軸線
方向に延びる中空円筒状壁56が一体に設けられ、この中
空円筒状壁56の内周面と軸受スリーブ18の外周面との間
の空間部が所謂エアカーテンとして機能するようになっ
ている。即ち、ハブ部材4′の中空円筒状壁56と軸受手
段16の軸受スリーブ18との関係は、第1図におけるブラ
ケット本体2の中空円筒状壁56と軸受手段16の軸受スリ
ーブ18との関係と実質上同一であり、かく構成すること
により、第2図の具体例においても、第1図のものと同
様の効果が達成される。
以上、本考案に従うスピンドルモータの具体例について
説明したが、本考案はこれら具体例に限定されるもので
はなく、本考案の範囲を逸脱することなく種々の変形乃
至修正が可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案に従うスピンドルモータの第1の具体
例を示す断面図。 第2図は、本考案に従うスピンドルモータの第2の具体
例を示す断面図。 2及び2′……ブラケット本体 4及び4′……ハブ部材 6……円筒状壁部、8……ステータ 16……軸受手段、18……軸受スリーブ 20……軸受シャフト、26……球状部材 54……ハブブッシュ、56……中空円筒状壁

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ブラケット本体と、該ブラケット本体に対
    して相対的に回転されるハブ部材と、該ブラケット本体
    と該ハブ部材の間に介在された軸受手段を具備するスピ
    ンドルモータにおいて、 該軸受手段は、軸受スリーブと、該軸受スリーブ内に配
    設された軸受シャフトと、該軸受スリーブ及び該軸受シ
    ャフトの間に介在された複数列の球状部材とを備えてお
    り、 該軸受シャフトが該ブラケット本体に固定され、該軸受
    スリーブが該ハブ部材に固定されており、 また、該ブラケット本体には該軸受スリーブの外周面に
    沿って延びる中空円筒状壁が設けられ、該中空円筒状壁
    の内周面と該軸受スリーブの外周面は半径方向に小さい
    間隔でもって重なり合って軸線方向に十分延びている、 ことを特徴とするスピンドルモータ。
  2. 【請求項2】ブラケット本体と、該ブラケット本体に対
    して相対的に回転させるハブ部材と、該ブラケット本体
    と該ハブ部材の間に介在された軸受手段を具備するスピ
    ンドルモータにおいて、 該軸受手段は、軸受スリーブと、該軸受スリーブ内に配
    設された軸受シャフトと、該軸受スリーブ及び該軸受シ
    ャフトの間に介在された複数列の球状部材とを備えてお
    り、 該軸受スリーブが該ブラケット本体に固定され、該軸受
    シャフトが該ハブ部材に固定されており、 また、該ハブ部材には該軸受スリーブの外周面に沿って
    延びる中空円筒状壁が設けられ、該中空円筒状壁の内周
    面と該軸受スリーブの外周面は半径方向に小さい間隔を
    もって重なり合って軸線方向に十分延びている、 ことを特徴とするスピンドルモータ。
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US07/643,557 US5160866A (en) 1989-02-22 1991-01-18 Spindle motor
US08/328,499 USRE36086E (en) 1989-02-22 1994-10-25 Spindle motor

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JPS5734588Y2 (ja) * 1977-12-28 1982-07-30
JPH01131273U (ja) * 1988-03-03 1989-09-06

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