JPH0753399Y2 - スピンドルモータ - Google Patents
スピンドルモータInfo
- Publication number
- JPH0753399Y2 JPH0753399Y2 JP1990001071U JP107190U JPH0753399Y2 JP H0753399 Y2 JPH0753399 Y2 JP H0753399Y2 JP 1990001071 U JP1990001071 U JP 1990001071U JP 107190 U JP107190 U JP 107190U JP H0753399 Y2 JPH0753399 Y2 JP H0753399Y2
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- Japan
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- magnetic fluid
- hub member
- hub
- magnetic
- shaft member
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- Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
- Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〈技術分野〉 本考案は、磁性流体シール構造を備えたスピンドルモー
タに関する。
タに関する。
〈従来技術及びその欠点〉 一般に、磁気ディスク等の記録材料を回転駆動するため
のスピンドルモータは、ハウジング本体と、このハウジ
ング本体に対して相対的に回転自在であるハブ部材を備
えている。そして、軸固定型のものにおいては、軸部材
が上記ハウジング本体に固定され、上記ハブ部材が軸受
部材を介して軸部材に回転自在に装着されている。ま
た、軸受部材に用いられるグリース等の潤滑剤が記録部
材を収容する室に侵入するのを防止するために、軸受部
材の外側に磁性流体シール機構が設けられている。この
磁性流体シール機構は、永久磁石及びポールピース等か
ら構成される磁性流体保持手段と磁性流体を含み、磁性
流体保持手段がハブ部材に装着され、かく装着された磁
性流体保持手段と軸部材との間に磁性流体が注入され
る。
のスピンドルモータは、ハウジング本体と、このハウジ
ング本体に対して相対的に回転自在であるハブ部材を備
えている。そして、軸固定型のものにおいては、軸部材
が上記ハウジング本体に固定され、上記ハブ部材が軸受
部材を介して軸部材に回転自在に装着されている。ま
た、軸受部材に用いられるグリース等の潤滑剤が記録部
材を収容する室に侵入するのを防止するために、軸受部
材の外側に磁性流体シール機構が設けられている。この
磁性流体シール機構は、永久磁石及びポールピース等か
ら構成される磁性流体保持手段と磁性流体を含み、磁性
流体保持手段がハブ部材に装着され、かく装着された磁
性流体保持手段と軸部材との間に磁性流体が注入され
る。
しかしながら、従来の上述したスピンドルモータでは、
次の通りの解決すべき問題がある。即ち、磁性流体保持
手段が所定方向に回転駆動されるハブ部材に取付けられ
る故に、磁性流体保持手段の回動時に生じる遠心力が磁
性流体に作用し、かく作用する遠心力によって磁性流体
層から一部分離すると、分離した磁性流体が遠心力によ
り更に移動して周囲に飛散する。上述の磁性流体の飛散
は、磁性流体の注入量、軸部材と磁性流体保持手段との
偏心量等を所定範囲内に維持することによってある程度
防止することができるが、上記飛散の問題を根本的に解
決するものではない。
次の通りの解決すべき問題がある。即ち、磁性流体保持
手段が所定方向に回転駆動されるハブ部材に取付けられ
る故に、磁性流体保持手段の回動時に生じる遠心力が磁
性流体に作用し、かく作用する遠心力によって磁性流体
層から一部分離すると、分離した磁性流体が遠心力によ
り更に移動して周囲に飛散する。上述の磁性流体の飛散
は、磁性流体の注入量、軸部材と磁性流体保持手段との
偏心量等を所定範囲内に維持することによってある程度
防止することができるが、上記飛散の問題を根本的に解
決するものではない。
〈考案の目的〉 本考案は上記事実に鑑みてなされたものであり、その主
目的は、磁性流体の飛散を確実に防止することができ
る、優れたスピンドルモータを提供することである。
目的は、磁性流体の飛散を確実に防止することができ
る、優れたスピンドルモータを提供することである。
〈考案の要約〉 ハウジング本体と、該ハウジング本体に固定された軸部
材と、該軸部材の外周に軸受部材を介して相対的に回転
自在に装着されたハブ部材と、該軸部材の外周面と該ハ
ブ部材の内周面との間に介在された磁性流体シール機構
と、を具備するスピンドルモータにおいて、 該流体シール機構は、該軸部材の外周面に固定された磁
性流体保持手段と、該磁性流体保持手段の外周部と該ハ
ブ部材の内側との間に配設された磁性流体を備え、 該ハブ部材における、該磁性流体が作用する面には、該
ハブ部材の回転により該磁性流体が軸方向内方に流動す
るように螺旋状溝が形成されている、ことを特徴とする
スピンドルモータが提供される。
材と、該軸部材の外周に軸受部材を介して相対的に回転
自在に装着されたハブ部材と、該軸部材の外周面と該ハ
ブ部材の内周面との間に介在された磁性流体シール機構
と、を具備するスピンドルモータにおいて、 該流体シール機構は、該軸部材の外周面に固定された磁
性流体保持手段と、該磁性流体保持手段の外周部と該ハ
ブ部材の内側との間に配設された磁性流体を備え、 該ハブ部材における、該磁性流体が作用する面には、該
ハブ部材の回転により該磁性流体が軸方向内方に流動す
るように螺旋状溝が形成されている、ことを特徴とする
スピンドルモータが提供される。
かかるスピンドルモータにおいては、磁性流体保持手段
が静止している軸部材に固定され、この磁性流体保持手
段と回転するハブ部材との間に磁性流体が注入される。
それ故に、ハブ部材の回転によって磁性流体に遠心力が
作用しても磁性流体はハブ部材の軸線方向に盛上る程度
であり、従って磁性流体の飛散が防止される。また、磁
性流体を注入すべき空間の体積が従来のもの(軸部材と
磁性流体保持手段との間に注入する形態のもの)に比し
て大きく、注入量及びその注入交差も大きくなり、磁性
流体の注入量が幾分大少しても十分なシール効果が確保
される。更に、ハブ部材における、磁性流体が作用する
面には、螺旋状の溝が形成されている。それ故に、ハブ
部材の回転により磁性流体が盛上っても、螺旋状溝が上
記盛上りを消失せしめるように作用し、磁性流体の飛散
が一層効果的に防止される。
が静止している軸部材に固定され、この磁性流体保持手
段と回転するハブ部材との間に磁性流体が注入される。
それ故に、ハブ部材の回転によって磁性流体に遠心力が
作用しても磁性流体はハブ部材の軸線方向に盛上る程度
であり、従って磁性流体の飛散が防止される。また、磁
性流体を注入すべき空間の体積が従来のもの(軸部材と
磁性流体保持手段との間に注入する形態のもの)に比し
て大きく、注入量及びその注入交差も大きくなり、磁性
流体の注入量が幾分大少しても十分なシール効果が確保
される。更に、ハブ部材における、磁性流体が作用する
面には、螺旋状の溝が形成されている。それ故に、ハブ
部材の回転により磁性流体が盛上っても、螺旋状溝が上
記盛上りを消失せしめるように作用し、磁性流体の飛散
が一層効果的に防止される。
〈考案の具体例〉 以下、第1図及び第2図を参照して、本考案に従うスピ
ンドルモータの一具体例について説明する。
ンドルモータの一具体例について説明する。
スピンドルモータの一部を示す第1図において、図示の
スピンドルモータは軸部材2を備えている。この軸部材
2の一端部(下端部)は、図示していないが、ハウジン
グ本体に固定され、ハウジング本体は例えば磁気ディス
ク駆動装置のフレームに取付けられる。軸部材2の中間
部には、ステータ4が装着されている。ステータ4は、
ステータコア6とステータコア6に巻かれたアマチュア
コイル8を備えている。
スピンドルモータは軸部材2を備えている。この軸部材
2の一端部(下端部)は、図示していないが、ハウジン
グ本体に固定され、ハウジング本体は例えば磁気ディス
ク駆動装置のフレームに取付けられる。軸部材2の中間
部には、ステータ4が装着されている。ステータ4は、
ステータコア6とステータコア6に巻かれたアマチュア
コイル8を備えている。
軸部材2の外側にはハブ部材10が配設されている。この
ハブ部材10は中空略円筒状のハブ本体12を備え、ハブ本
体12の両端部は一対の軸受部材11(片方のみを示す)を
介して軸部材2の両端部に回転自在に支持されている。
ハブ本体12の中間部内周面にはスリーブ状のヨーク部材
14を介して環状のロータマグネット16が装着され、ロー
タマグネット16は上記ステータ6に近接対向して位置し
ている。ハブ部材10の外周面には、図示していないが、
磁気ディスクの如き記録部材が取付けられる。
ハブ部材10は中空略円筒状のハブ本体12を備え、ハブ本
体12の両端部は一対の軸受部材11(片方のみを示す)を
介して軸部材2の両端部に回転自在に支持されている。
ハブ本体12の中間部内周面にはスリーブ状のヨーク部材
14を介して環状のロータマグネット16が装着され、ロー
タマグネット16は上記ステータ6に近接対向して位置し
ている。ハブ部材10の外周面には、図示していないが、
磁気ディスクの如き記録部材が取付けられる。
第2図をも参照して、片方軸部材11(軸部材2の他端部
に配置されたもの)の外側(第1図及び第2図において
外側)には、流体シール機構18が配設されている。図示
の流体シール機構18は磁性流体保持手段20を備え、磁性
流体保持手段20は軸部材2の他端部に固定されている。
この磁性流体保持手段20は、環状の永久磁石22と永久磁
石22の両面に取付けられた一対の環状ポールピース24及
び26から構成され、ポールピース24及び26の外周端部は
永久磁石22の外周縁から半径方向外方に幾分突出してお
り、これらポールピース24及び26とハブ部材12の内週面
との間に幾分かの環状空間が存在する。そして、一対の
ポールピース24及び26とハブ部材12の端部内周面との間
の空間に磁性流体が注入され、この磁性流体は磁性流体
保持手段20(一対のポールピース24及び26)とハブ部材
12との間に2層の磁性流体層28及び30を生成する。
に配置されたもの)の外側(第1図及び第2図において
外側)には、流体シール機構18が配設されている。図示
の流体シール機構18は磁性流体保持手段20を備え、磁性
流体保持手段20は軸部材2の他端部に固定されている。
この磁性流体保持手段20は、環状の永久磁石22と永久磁
石22の両面に取付けられた一対の環状ポールピース24及
び26から構成され、ポールピース24及び26の外周端部は
永久磁石22の外周縁から半径方向外方に幾分突出してお
り、これらポールピース24及び26とハブ部材12の内週面
との間に幾分かの環状空間が存在する。そして、一対の
ポールピース24及び26とハブ部材12の端部内周面との間
の空間に磁性流体が注入され、この磁性流体は磁性流体
保持手段20(一対のポールピース24及び26)とハブ部材
12との間に2層の磁性流体層28及び30を生成する。
かく構成されているので、軸受部材11の外側に磁性流体
層28及び30が形成され、軸受部材11からのグリース等の
不純物が流体シール機構18を越えて流出することが確実
に防止される。具体例では、磁性流体保持手段20が軸部
材2に固定され、この磁性流体保持手段20とハブ部材12
の内周面の間に磁性流体が注入される故に、磁性流体の
注入量が従来に比して幾分多くなるが、その注入交差も
大きくなるため、磁性流体の注入量の管理が容易とな
り、その注入量が幾分増減しても十分なシール効果が達
成される。また、第2図から理解される如く、ハブ部材
12が所定方向に回転して磁性流体層28及び30に遠心力が
作用しても、ハブ部材12の内周面により磁性流体の半径
方向外方への流動が確実に阻止され、磁性流体はハブ部
材12の内周面に沿ってその軸線方向(第1図及び第2図
において上下方向)に幾分流動して盛上る程度であり、
磁性流体の飛散が防止される。尚、磁性流体のかかる盛
上りを許容するために、ハブ部材12の内周面は、磁性流
体層28及び30の作用領域を越えて例えば1、0mm程度以
上突出して延びているのが望ましい。
層28及び30が形成され、軸受部材11からのグリース等の
不純物が流体シール機構18を越えて流出することが確実
に防止される。具体例では、磁性流体保持手段20が軸部
材2に固定され、この磁性流体保持手段20とハブ部材12
の内周面の間に磁性流体が注入される故に、磁性流体の
注入量が従来に比して幾分多くなるが、その注入交差も
大きくなるため、磁性流体の注入量の管理が容易とな
り、その注入量が幾分増減しても十分なシール効果が達
成される。また、第2図から理解される如く、ハブ部材
12が所定方向に回転して磁性流体層28及び30に遠心力が
作用しても、ハブ部材12の内周面により磁性流体の半径
方向外方への流動が確実に阻止され、磁性流体はハブ部
材12の内周面に沿ってその軸線方向(第1図及び第2図
において上下方向)に幾分流動して盛上る程度であり、
磁性流体の飛散が防止される。尚、磁性流体のかかる盛
上りを許容するために、ハブ部材12の内周面は、磁性流
体層28及び30の作用領域を越えて例えば1、0mm程度以
上突出して延びているのが望ましい。
具体例では、磁性流体の上述した盛上りを消失せしめる
ように、更に、次の通り構成されている。即ち、ハブ部
材12の内周面の特定領域、具体例では片方の軸受部材11
の配設部位の外側(図において上側)から磁性流体層28
及び30が作用する作用領域を越えてハブ部材12の一端ま
での領域(具体例では、かかる領域は磁性材料から形成
された環状リング31の内周面により規定され、環状リン
グ31自体はハブ本体12の一端部に圧入の如き手段により
固定されている)に、複数個の螺旋状溝32が形成されて
いる。螺旋状溝32は例えば2乃至3mm程度の幅でよく、
その断面形状も任意でよく、具体例では略半円状になっ
ている。また、具体例では、複数個の螺旋状溝32はハブ
部材12の内周面に周方向に実質上連続して設けられてい
るが、上記周方向に所定の間隔を置いて設けるようにし
てもよい。これら溝32は、第1図及び第2図に示す通
り、ハブ部材12の回転により磁性流体が内方(第1図及
び第2図において下方)に流動する方向に螺旋状になっ
ていることが重要である。即ち、第1図及び第2図にお
いて上方から見て時計方向(又は反時計方向)にハブ部
材12が回転するときには、螺旋状溝32は所謂左ねじ方向
(又は右ねじ方向)、言い換えると同じく上方から見て
反時計方向(又は時計方向)に螺旋状となっていること
が重要である。かく螺旋状溝32を設けることにより、ハ
ブ部材12の回転に起因して磁性流体層28及び30に盛上り
が生じても、この盛上り部の磁性流体が螺旋状溝32に沿
って内方に流下して磁性流体層28及び30に吸収される。
従って、磁性流体の上述した盛上りが消失し、磁性流体
の飛散が一層効果的に防止される。尚、磁性流体の飛散
を確実に防止するには、具体例の如く、磁性流体の上記
作用領域を幾分越える領域に、螺旋状溝32を設けるのが
好ましい。
ように、更に、次の通り構成されている。即ち、ハブ部
材12の内周面の特定領域、具体例では片方の軸受部材11
の配設部位の外側(図において上側)から磁性流体層28
及び30が作用する作用領域を越えてハブ部材12の一端ま
での領域(具体例では、かかる領域は磁性材料から形成
された環状リング31の内周面により規定され、環状リン
グ31自体はハブ本体12の一端部に圧入の如き手段により
固定されている)に、複数個の螺旋状溝32が形成されて
いる。螺旋状溝32は例えば2乃至3mm程度の幅でよく、
その断面形状も任意でよく、具体例では略半円状になっ
ている。また、具体例では、複数個の螺旋状溝32はハブ
部材12の内周面に周方向に実質上連続して設けられてい
るが、上記周方向に所定の間隔を置いて設けるようにし
てもよい。これら溝32は、第1図及び第2図に示す通
り、ハブ部材12の回転により磁性流体が内方(第1図及
び第2図において下方)に流動する方向に螺旋状になっ
ていることが重要である。即ち、第1図及び第2図にお
いて上方から見て時計方向(又は反時計方向)にハブ部
材12が回転するときには、螺旋状溝32は所謂左ねじ方向
(又は右ねじ方向)、言い換えると同じく上方から見て
反時計方向(又は時計方向)に螺旋状となっていること
が重要である。かく螺旋状溝32を設けることにより、ハ
ブ部材12の回転に起因して磁性流体層28及び30に盛上り
が生じても、この盛上り部の磁性流体が螺旋状溝32に沿
って内方に流下して磁性流体層28及び30に吸収される。
従って、磁性流体の上述した盛上りが消失し、磁性流体
の飛散が一層効果的に防止される。尚、磁性流体の飛散
を確実に防止するには、具体例の如く、磁性流体の上記
作用領域を幾分越える領域に、螺旋状溝32を設けるのが
好ましい。
具体例では、更に、ハブ部材12の内周面に、磁性流体溜
部として機能する環状凹部34が設けられている。環状凹
部34は環状リング31の内周面とハブ本体12に設けられた
内環状突起12aにより規定され、略V字状の断面を有し
ており、複数個の螺旋状溝32の一端(第1図及び第2図
にて下端)はかかる環状凹部34まで延びている。従っ
て、磁性流体層28及び30から分離して更に下方に流動す
る磁性流体はこの環状凹部34に溜まり、軸受部材11等ま
で流下することが確実に防止される。
部として機能する環状凹部34が設けられている。環状凹
部34は環状リング31の内周面とハブ本体12に設けられた
内環状突起12aにより規定され、略V字状の断面を有し
ており、複数個の螺旋状溝32の一端(第1図及び第2図
にて下端)はかかる環状凹部34まで延びている。従っ
て、磁性流体層28及び30から分離して更に下方に流動す
る磁性流体はこの環状凹部34に溜まり、軸受部材11等ま
で流下することが確実に防止される。
以上、本考案に従うスピンドルモータの一具体例につい
て説明したが、本考案はかかる具体例に限定されるもの
ではなく、本考案の範囲を逸脱することなく種々の変形
乃至修正が可能である。
て説明したが、本考案はかかる具体例に限定されるもの
ではなく、本考案の範囲を逸脱することなく種々の変形
乃至修正が可能である。
例えば、図示の具体例では、環状磁石と一対のポールピ
ースから成る磁性流体保持手段を用いているが、例えば
環状磁石と一個のポールピースから成るもの等の種々の
形態の磁性流体保持手段を用いることができる。
ースから成る磁性流体保持手段を用いているが、例えば
環状磁石と一個のポールピースから成るもの等の種々の
形態の磁性流体保持手段を用いることができる。
第1図は、本考案に従うスピンドルモータの一具体例を
示す部分断面図。 第2図は、第1図のスピンドルモータの要部拡大断面
図。 2……軸部材 4……ステータ 10……ハブ部材 11……軸受部材 12……ハブ本体 18……流体シール機構 20……磁性流体保持手段 28及び30……磁性流体層 32……螺旋状溝 34……環状凹部
示す部分断面図。 第2図は、第1図のスピンドルモータの要部拡大断面
図。 2……軸部材 4……ステータ 10……ハブ部材 11……軸受部材 12……ハブ本体 18……流体シール機構 20……磁性流体保持手段 28及び30……磁性流体層 32……螺旋状溝 34……環状凹部
Claims (2)
- 【請求項1】ハウジング本体と、該ハウジング本体に固
定された軸部材と、該軸部材の外周に軸受部材を介して
相対的に回転自在に装着されたハブ部材と、該軸部材の
外周面と該ハブ部材の内周面との間に介在された磁性流
体シール機構と、を具備するスピンドルモータにおい
て、 該流体シール機構は、該軸部材の外周面に固定された磁
性流体保持手段と、該磁性流体保持手段の外周部と該ハ
ブ部材の内側との間に配設された磁性流体を備え、 該ハブ部材における、該磁性流体が作用する面には、該
ハブ部材の回転により該磁性流体が軸方向内方に流動す
るように螺旋状溝が形成されている、ことを特徴とする
スピンドルモータ。 - 【請求項2】該ハブ部材の内側には、該流体シール機構
より軸方向内方に位置する内環状突起が設けられ、該内
環状突起の軸方向外方側に、該螺旋状溝に沿って内方に
流動する該磁性流体を溜めるための環状溜部が設けられ
ている請求項1記載のスピンドルモータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990001071U JPH0753399Y2 (ja) | 1990-01-10 | 1990-01-10 | スピンドルモータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990001071U JPH0753399Y2 (ja) | 1990-01-10 | 1990-01-10 | スピンドルモータ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0394053U JPH0394053U (ja) | 1991-09-25 |
JPH0753399Y2 true JPH0753399Y2 (ja) | 1995-12-06 |
Family
ID=31504999
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990001071U Expired - Fee Related JPH0753399Y2 (ja) | 1990-01-10 | 1990-01-10 | スピンドルモータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0753399Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0241652U (ja) * | 1988-09-07 | 1990-03-22 |
-
1990
- 1990-01-10 JP JP1990001071U patent/JPH0753399Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0394053U (ja) | 1991-09-25 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |