JPH0747631A - カバ−パッド用積層体 - Google Patents
カバ−パッド用積層体Info
- Publication number
- JPH0747631A JPH0747631A JP21331093A JP21331093A JPH0747631A JP H0747631 A JPH0747631 A JP H0747631A JP 21331093 A JP21331093 A JP 21331093A JP 21331093 A JP21331093 A JP 21331093A JP H0747631 A JPH0747631 A JP H0747631A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- synthetic resin
- resin film
- cover pad
- laminate
- foam sheet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、車両用シ−トや家具用椅子等のカ
バ−パッドに用いられる通気性を有する積層体に係る。 【構成】 離型紙と合成樹脂フイルムを積層し、当該合
成樹脂フイルムを加熱して溶融し、カバ−パッドの表面
となる表皮材の裏面に貼着されたウレタンフォ−ムシ−
ト面に、前記合成樹脂フィルムを融着して少なくともそ
の一部を含浸させ、その後前記離型紙を剥離したことを
特徴とする通気性を有するカバ−パッド用積層体。 【効果】 本発明のカバ−パッド用積層体は、滑り性及
び通気性が改良されたものであって、カバ−パッドとし
て縫製される際に、ミシン掛けが容易になった。しかも
積層体を得るために特別な設備・装置を必要としない。
バ−パッドに用いられる通気性を有する積層体に係る。 【構成】 離型紙と合成樹脂フイルムを積層し、当該合
成樹脂フイルムを加熱して溶融し、カバ−パッドの表面
となる表皮材の裏面に貼着されたウレタンフォ−ムシ−
ト面に、前記合成樹脂フィルムを融着して少なくともそ
の一部を含浸させ、その後前記離型紙を剥離したことを
特徴とする通気性を有するカバ−パッド用積層体。 【効果】 本発明のカバ−パッド用積層体は、滑り性及
び通気性が改良されたものであって、カバ−パッドとし
て縫製される際に、ミシン掛けが容易になった。しかも
積層体を得るために特別な設備・装置を必要としない。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両用シ−トや家具用
椅子等のカバ−パッドに用いられる積層体に係るもので
ある。
椅子等のカバ−パッドに用いられる積層体に係るもので
ある。
【0002】
【従来の技術】例えば車両用シ−トにあっては、シ−ト
の基本形状となるウレタンフォ−ムモ−ルド成型品に、
カバ−パッドで覆った構造となっている。しかるに、か
かるカバ−パッドのうちの多くは、座り心地や風合いを
よくするために、表皮材の裏に薄くスライスした軟質ウ
レタンフォ−ムシ−トが積層されているケ−スが多い。
即ち、表皮材にウレタンフォ−ムシ−トを裏張りした積
層体を縫い合わせ、ウレタンフォ−ムモ−ルド成型品を
覆うカバ−パッドとするが、縫製の際、ウレタンフォ−
ムシ−トの摩擦が大きく、滑らないためミシンで縫うこ
とができない。このため、ウレタンフォ−ムシ−ト面に
滑り易い素材を積層して摩擦を小さくし、これをミシン
にて縫製している。ここで用いられる滑り易い素材とし
ては、繊維の織物、編み物或いは不織布等の通気性のあ
る素材が用いられ、その積層方法としては接着剤で貼り
合わせたり、ウレタンフォ−ムシ−トの表面を炎で溶か
すいわゆるフレ−ムラミネ−ト法が採用されている。上
記したような従来法にあっては、滑り易い素材を特別に
利用したり、積層時に工数が増加したりする面からコス
トの面で大きな問題となっている。
の基本形状となるウレタンフォ−ムモ−ルド成型品に、
カバ−パッドで覆った構造となっている。しかるに、か
かるカバ−パッドのうちの多くは、座り心地や風合いを
よくするために、表皮材の裏に薄くスライスした軟質ウ
レタンフォ−ムシ−トが積層されているケ−スが多い。
即ち、表皮材にウレタンフォ−ムシ−トを裏張りした積
層体を縫い合わせ、ウレタンフォ−ムモ−ルド成型品を
覆うカバ−パッドとするが、縫製の際、ウレタンフォ−
ムシ−トの摩擦が大きく、滑らないためミシンで縫うこ
とができない。このため、ウレタンフォ−ムシ−ト面に
滑り易い素材を積層して摩擦を小さくし、これをミシン
にて縫製している。ここで用いられる滑り易い素材とし
ては、繊維の織物、編み物或いは不織布等の通気性のあ
る素材が用いられ、その積層方法としては接着剤で貼り
合わせたり、ウレタンフォ−ムシ−トの表面を炎で溶か
すいわゆるフレ−ムラミネ−ト法が採用されている。上
記したような従来法にあっては、滑り易い素材を特別に
利用したり、積層時に工数が増加したりする面からコス
トの面で大きな問題となっている。
【0003】しかるに、この従来の素材の代替材料とし
て比較的廉価なものとして合成樹脂フィルムが考えられ
ている。しかし、従来の接着剤やフレ−ムラミネ−トの
ような積層方法では、ウレタンフォ−ムシ−ト面への積
層は一般には困難である。即ち、合成樹脂フィルムは接
着剤やフレ−ムラミネ−ト等ではウレタンフォ−ムシ−
トとの接着性に劣り、しかもウレタンフォ−ムシ−トと
のなじみが悪く縫製しにくいという問題点が指摘されて
いる。そして、合成樹脂フィルムを用いた場合の前記の
不具合点を解決するために、低融点の合成樹脂フィルム
を用い、フィルムを加熱溶融させて貼り合わせる方法が
提案されている。
て比較的廉価なものとして合成樹脂フィルムが考えられ
ている。しかし、従来の接着剤やフレ−ムラミネ−トの
ような積層方法では、ウレタンフォ−ムシ−ト面への積
層は一般には困難である。即ち、合成樹脂フィルムは接
着剤やフレ−ムラミネ−ト等ではウレタンフォ−ムシ−
トとの接着性に劣り、しかもウレタンフォ−ムシ−トと
のなじみが悪く縫製しにくいという問題点が指摘されて
いる。そして、合成樹脂フィルムを用いた場合の前記の
不具合点を解決するために、低融点の合成樹脂フィルム
を用い、フィルムを加熱溶融させて貼り合わせる方法が
提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、合成樹脂フ
ィムルを採用する際の共通的な問題点として、用いられ
るフィルムに通気性がないという点である。即ち、ウレ
タンフォ−ムは通気性が大きく、これがカバ−パッドの
裏面に用いられるという大きな理由であり、これが座り
心地に大きく影響する要因となっているのである。しか
るに、合成樹脂フィルムをカバ−パッドの裏面に貼着し
た場合には、通気性が全くなくなるという大きな問題点
が生ずることとなる。ウレタンフォ−ムシ−ト面に合成
樹脂フィルムを貼着し、これに通気性を発現させるた
め、貼着後に後工程で多数の小孔をあけるという方法も
あるがコストアップとなり採用できない。
ィムルを採用する際の共通的な問題点として、用いられ
るフィルムに通気性がないという点である。即ち、ウレ
タンフォ−ムは通気性が大きく、これがカバ−パッドの
裏面に用いられるという大きな理由であり、これが座り
心地に大きく影響する要因となっているのである。しか
るに、合成樹脂フィルムをカバ−パッドの裏面に貼着し
た場合には、通気性が全くなくなるという大きな問題点
が生ずることとなる。ウレタンフォ−ムシ−ト面に合成
樹脂フィルムを貼着し、これに通気性を発現させるた
め、貼着後に後工程で多数の小孔をあけるという方法も
あるがコストアップとなり採用できない。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明はウレタンフォ−
ムシ−ト面に合成樹脂フィルムを積層すると同時に通気
性を発現させる方法であって、その要旨は離型紙と合成
樹脂フイルムを積層し、当該合成樹脂フイルムを加熱し
て溶融し、カバ−パッドの表面となる表皮材の裏面に貼
着されたウレタンフォ−ムシ−ト面に、前記合成樹脂フ
ィルムを融着して少なくともその一部を含浸し、その後
前記離型紙を剥離してなる、好ましくは5cm3 /cm
2 ・s以上の通気性を有するカバ−パッド用積層体にか
かるものである。前記合成樹脂フィルムは、好ましく
は、その一部がフォ−ムシ−トに含浸すると共に、一方
では、フォ−ムシ−ト面にフィルム状として残存するの
が滑り性の面で好ましい。
ムシ−ト面に合成樹脂フィルムを積層すると同時に通気
性を発現させる方法であって、その要旨は離型紙と合成
樹脂フイルムを積層し、当該合成樹脂フイルムを加熱し
て溶融し、カバ−パッドの表面となる表皮材の裏面に貼
着されたウレタンフォ−ムシ−ト面に、前記合成樹脂フ
ィルムを融着して少なくともその一部を含浸し、その後
前記離型紙を剥離してなる、好ましくは5cm3 /cm
2 ・s以上の通気性を有するカバ−パッド用積層体にか
かるものである。前記合成樹脂フィルムは、好ましく
は、その一部がフォ−ムシ−トに含浸すると共に、一方
では、フォ−ムシ−ト面にフィルム状として残存するの
が滑り性の面で好ましい。
【0006】そして、合成樹脂フィルムの融点が60〜
160℃であることが好ましく、表皮材の裏面に貼着さ
れるウレタンフォ−ムシ−トの厚さは2〜30mm、合
成樹脂フィルムの厚さは10〜100μmがよい。
160℃であることが好ましく、表皮材の裏面に貼着さ
れるウレタンフォ−ムシ−トの厚さは2〜30mm、合
成樹脂フィルムの厚さは10〜100μmがよい。
【0007】
【作用】本発明は、離型紙に積層された合成樹脂フィル
ムを加熱溶融させ、これをウレタンフォ−ムシ−ト面に
融着、含浸させたものであって、前記離型紙を用いるこ
とによって加熱体側に合成樹脂フィルムをくっつきにく
くさせると共に、フォ−ムシ−ト表面への合成樹脂フィ
ルムの溶け込み具合を適切にして通気性を持たせたもの
である。
ムを加熱溶融させ、これをウレタンフォ−ムシ−ト面に
融着、含浸させたものであって、前記離型紙を用いるこ
とによって加熱体側に合成樹脂フィルムをくっつきにく
くさせると共に、フォ−ムシ−ト表面への合成樹脂フィ
ルムの溶け込み具合を適切にして通気性を持たせたもの
である。
【0008】合成樹脂フィルムの加熱方法としては輻射
伝熱と伝導伝熱とがあるが通常は後者の方法が一般的に
用いられる。この伝導伝熱方法は加熱体に接触して合成
樹脂フィルムを加熱するものであるが、合成樹脂フィル
ムが加熱体に接触しているために、フォ−ムシ−ト側に
合成樹脂フィルムを転写するのが難しいという問題点が
あった。例えば、合成樹脂フィルムの融点を100℃と
した場合、加熱体は100℃以上としなければならず、
一方、室温下にあるフォ−ムシ−トは100℃以下であ
る。従って、加熱体にテフロンコ−ト等によって離型性
を付与しても、加熱体側に合成樹脂フィルムはくっつい
てしまうこととなる。
伝熱と伝導伝熱とがあるが通常は後者の方法が一般的に
用いられる。この伝導伝熱方法は加熱体に接触して合成
樹脂フィルムを加熱するものであるが、合成樹脂フィル
ムが加熱体に接触しているために、フォ−ムシ−ト側に
合成樹脂フィルムを転写するのが難しいという問題点が
あった。例えば、合成樹脂フィルムの融点を100℃と
した場合、加熱体は100℃以上としなければならず、
一方、室温下にあるフォ−ムシ−トは100℃以下であ
る。従って、加熱体にテフロンコ−ト等によって離型性
を付与しても、加熱体側に合成樹脂フィルムはくっつい
てしまうこととなる。
【0009】このため、フォ−ムシ−ト面に合成樹脂フ
ィルムを転写するに際しては、合成樹脂が解けた後に加
熱体の温度を100℃未満に低下させる必要がある。し
かしながら、この方法を実際に行う場合、回分方法を採
用した場合には、工数が増大し、一方、連続方法の採用
の場合には、その操作装置が複雑となり設備も大型化
し、コスト的にあわないものとなってしまう。
ィルムを転写するに際しては、合成樹脂が解けた後に加
熱体の温度を100℃未満に低下させる必要がある。し
かしながら、この方法を実際に行う場合、回分方法を採
用した場合には、工数が増大し、一方、連続方法の採用
の場合には、その操作装置が複雑となり設備も大型化
し、コスト的にあわないものとなってしまう。
【0010】一方、合成樹脂フィルムを採用するに当っ
て、その構造を変えて前記の問題点に対処しようとする
考え方もある。即ち、合成樹脂フィルムを2層とし、フ
ォ−ムシ−ト側に融点の低い層を設ければ、フォ−ムシ
−ト面への接着は良好となるという点をその内容として
いる。しかし、加熱体側の高融点の合成樹脂フィルムは
解けず、従って、フォ−ムシ−ト面に接着されても通気
性が発揮されないものとなってしまう。このため、更に
加熱体の温度を上げた場合、1層の合成樹脂フィルムの
場合と同様に加熱体へのべたつきの問題が出てくるた
め、成形性が悪くなるという欠点が発生する。
て、その構造を変えて前記の問題点に対処しようとする
考え方もある。即ち、合成樹脂フィルムを2層とし、フ
ォ−ムシ−ト側に融点の低い層を設ければ、フォ−ムシ
−ト面への接着は良好となるという点をその内容として
いる。しかし、加熱体側の高融点の合成樹脂フィルムは
解けず、従って、フォ−ムシ−ト面に接着されても通気
性が発揮されないものとなってしまう。このため、更に
加熱体の温度を上げた場合、1層の合成樹脂フィルムの
場合と同様に加熱体へのべたつきの問題が出てくるた
め、成形性が悪くなるという欠点が発生する。
【0011】本発明では、合成樹脂フィルムの加熱体側
へ離型紙を配したため、合成樹脂フィルムの加熱体側へ
のくっつきは全く生ぜず、合成樹脂フィルムはフォ−ム
シ−ト側で解けて加熱体から離れた後に室温で固化す
る。その後、離型紙を剥せば合成樹脂フィルムとフォ−
ムシ−トとの積層体ができあがるものである。
へ離型紙を配したため、合成樹脂フィルムの加熱体側へ
のくっつきは全く生ぜず、合成樹脂フィルムはフォ−ム
シ−ト側で解けて加熱体から離れた後に室温で固化す
る。その後、離型紙を剥せば合成樹脂フィルムとフォ−
ムシ−トとの積層体ができあがるものである。
【0012】積層体の通気性と滑り易さに影響する要因
は、合成樹脂フィルムの融点、厚さ、フロ−特性、そし
て加熱体の温度、圧力等である。合成樹脂フィルムの融
点が高い方向、厚さの厚い方向、フロ−特製の悪い方向
の場合には、加熱体の温度や圧力を上げる方向にすれば
よいこととなる。
は、合成樹脂フィルムの融点、厚さ、フロ−特性、そし
て加熱体の温度、圧力等である。合成樹脂フィルムの融
点が高い方向、厚さの厚い方向、フロ−特製の悪い方向
の場合には、加熱体の温度や圧力を上げる方向にすれば
よいこととなる。
【0013】
【実施例】以下実施例をもって本発明を更に詳細に説明
する。表1に合成樹脂フィルムの種類等及び加熱条件
と、積層時の作業性及び性能を示した。尚、加熱体とし
て、アルミ製の平板にテフロンを覆ったもの(株式会社
羽島製・平プレスHP−124)を用いた。
する。表1に合成樹脂フィルムの種類等及び加熱条件
と、積層時の作業性及び性能を示した。尚、加熱体とし
て、アルミ製の平板にテフロンを覆ったもの(株式会社
羽島製・平プレスHP−124)を用いた。
【0014】
【表1】
【0015】比較例1は1層のポリエチレンフィルムを
用いた例、比較例2〜3は2層のフィルムであって、フ
ォ−ムシ−ト側がEVAフィルム、外側がポリエチレン
フィルムとなっている。この比較例1では加熱体にフィ
ルムがくっついてしまい、作業性が好ましくないことが
分かる。比較例2はフォ−ムシ−ト側のみのフィルムが
解ける条件であり、フォ−ムシ−ト面にフィルム層が形
成されるが、通気性はほとんどないものとなる。比較例
3は比較例2と同じ2層のフィルムを用いているが、フ
ィルムの加熱温度を上げたものである。このため、比較
例1と同様にべたつきが発生し、作業性が悪くなる。比
較例4、5はいずれも離型紙を用いてはいるが、合成樹
脂フィルムの加熱条件が満足されないものである。フィ
ルムはフォ−ムに含浸されずフィルム状のままで残って
いる。従って、通気性はほとんど改良されることがな
い。
用いた例、比較例2〜3は2層のフィルムであって、フ
ォ−ムシ−ト側がEVAフィルム、外側がポリエチレン
フィルムとなっている。この比較例1では加熱体にフィ
ルムがくっついてしまい、作業性が好ましくないことが
分かる。比較例2はフォ−ムシ−ト側のみのフィルムが
解ける条件であり、フォ−ムシ−ト面にフィルム層が形
成されるが、通気性はほとんどないものとなる。比較例
3は比較例2と同じ2層のフィルムを用いているが、フ
ィルムの加熱温度を上げたものである。このため、比較
例1と同様にべたつきが発生し、作業性が悪くなる。比
較例4、5はいずれも離型紙を用いてはいるが、合成樹
脂フィルムの加熱条件が満足されないものである。フィ
ルムはフォ−ムに含浸されずフィルム状のままで残って
いる。従って、通気性はほとんど改良されることがな
い。
【0016】実施例1はポリエチレンフィルムに離型紙
を貼り合わせたものであり、本発明の条件に合致したも
のである。積層体の滑り性及び通気性共に良好である。
を貼り合わせたものであり、本発明の条件に合致したも
のである。積層体の滑り性及び通気性共に良好である。
【0017】又、実施例2、3共に加熱条件を変化させ
たが、いずれも十分にフォ−ム内にフィルムが含浸して
通気性も良好なものとなった。
たが、いずれも十分にフォ−ム内にフィルムが含浸して
通気性も良好なものとなった。
【0018】
【発明の効果】本発明のカバ−パッド用積層体は、滑り
性及び通気性が改良されたものであって、カバ−パッド
として縫製される際に、ミシン掛けが容易になった。し
かも積層体を得るために特別な設備・装置を必要としな
いという特徴もある。
性及び通気性が改良されたものであって、カバ−パッド
として縫製される際に、ミシン掛けが容易になった。し
かも積層体を得るために特別な設備・装置を必要としな
いという特徴もある。
Claims (3)
- 【請求項1】 離型紙と合成樹脂フイルムを積層し、当
該合成樹脂フイルムを加熱して溶融し、カバ−パッドの
表面となる表皮材の裏面に貼着されたウレタンフォ−ム
シ−ト面に、前記合成樹脂フィルムを融着して少なくと
もその一部を含浸させ、その後前記離型紙を剥離したこ
とを特徴とする通気性を有するカバ−パッド用積層体。 - 【請求項2】 合成樹脂フィルムの融点が60〜160
℃である請求項第1項記載のカバ−パッド用積層体。 - 【請求項3】 表皮材の裏面に貼着されるウレタンフォ
−ムシ−トの厚さは2〜30mm、合成樹脂フィルムの
厚さは10〜100μmである請求項第1項記載のカバ
−パッド用積層体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21331093A JPH0747631A (ja) | 1993-08-05 | 1993-08-05 | カバ−パッド用積層体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21331093A JPH0747631A (ja) | 1993-08-05 | 1993-08-05 | カバ−パッド用積層体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0747631A true JPH0747631A (ja) | 1995-02-21 |
Family
ID=16637024
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21331093A Pending JPH0747631A (ja) | 1993-08-05 | 1993-08-05 | カバ−パッド用積層体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0747631A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5842943A (en) * | 1996-05-10 | 1998-12-01 | Borg-Warner Automotive, K.K. | Hydraulic tensioner having an oil reservoir sponge member |
KR20150120151A (ko) * | 2014-04-17 | 2015-10-27 | (주)동우산업 | 안전 방음 매트 소재의 제조 방법 |
-
1993
- 1993-08-05 JP JP21331093A patent/JPH0747631A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5842943A (en) * | 1996-05-10 | 1998-12-01 | Borg-Warner Automotive, K.K. | Hydraulic tensioner having an oil reservoir sponge member |
KR20150120151A (ko) * | 2014-04-17 | 2015-10-27 | (주)동우산업 | 안전 방음 매트 소재의 제조 방법 |
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