JPS6134983B2 - - Google Patents
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- JPS6134983B2 JPS6134983B2 JP1331381A JP1331381A JPS6134983B2 JP S6134983 B2 JPS6134983 B2 JP S6134983B2 JP 1331381 A JP1331381 A JP 1331381A JP 1331381 A JP1331381 A JP 1331381A JP S6134983 B2 JPS6134983 B2 JP S6134983B2
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B30—PRESSES
- B30B—PRESSES IN GENERAL
- B30B15/00—Details of, or accessories for, presses; Auxiliary measures in connection with pressing
- B30B15/06—Platens or press rams
- B30B15/061—Cushion plates
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Presses And Accessory Devices Thereof (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、主として合成樹脂積層板の製造に
用いられる高温高圧成型プレス用クツシヨン材に
関する。
用いられる高温高圧成型プレス用クツシヨン材に
関する。
フエノール樹脂積層板やエポキシ樹脂積層板あ
るいは塩化ビニル樹脂積層板は、周知の如く温度
150〜190℃、圧力40〜150Kg/cm2というような高
温高圧条件下で成型プレスを行つて製造される。
るいは塩化ビニル樹脂積層板は、周知の如く温度
150〜190℃、圧力40〜150Kg/cm2というような高
温高圧条件下で成型プレスを行つて製造される。
このような樹脂積層板のプレス成型に用いられ
るクツシヨン材としては、従来一般に不織布、ゴ
ム、ガラスウール等の単一材料からなるものと、
主としてこれらを利用した複合材料からなるもの
等、種々のものが用いられており、それらの表面
には合成紙、天然紙、ガラスクロス、金属箔、フ
ツ素系フイルム等の離型性保護層が設けられてい
る。しかしながら、これらの従来品は、繰返し使
用により、概して表面の保護層が剥離を起した
り、亀裂を生じ易く、耐久性に劣る欠点があるの
みならず、斯る剥離や亀裂の発生に起因してクツ
シヨン材本体から繊維くずやガラスクロスの粉末
等が飛散し製品や鏡面板に付着するというような
欠点があつた。そこで、このような欠点の原因に
つき種々考究したところ、離型性の良いフイルム
あるいはシート状物からなる表面の保護層をクツ
シヨン材本体に接着剤をもつて接着しているた
め、保護層の接着力が接着剤による物理化学的接
合のみに依存し、十分な接着強度を得難いこと、
また、接着剤自体にも耐熱性に限界があり、高温
条件下での繰返し使用により接着力の低下を来た
すこと等に主な原因があることが判明した。
るクツシヨン材としては、従来一般に不織布、ゴ
ム、ガラスウール等の単一材料からなるものと、
主としてこれらを利用した複合材料からなるもの
等、種々のものが用いられており、それらの表面
には合成紙、天然紙、ガラスクロス、金属箔、フ
ツ素系フイルム等の離型性保護層が設けられてい
る。しかしながら、これらの従来品は、繰返し使
用により、概して表面の保護層が剥離を起した
り、亀裂を生じ易く、耐久性に劣る欠点があるの
みならず、斯る剥離や亀裂の発生に起因してクツ
シヨン材本体から繊維くずやガラスクロスの粉末
等が飛散し製品や鏡面板に付着するというような
欠点があつた。そこで、このような欠点の原因に
つき種々考究したところ、離型性の良いフイルム
あるいはシート状物からなる表面の保護層をクツ
シヨン材本体に接着剤をもつて接着しているた
め、保護層の接着力が接着剤による物理化学的接
合のみに依存し、十分な接着強度を得難いこと、
また、接着剤自体にも耐熱性に限界があり、高温
条件下での繰返し使用により接着力の低下を来た
すこと等に主な原因があることが判明した。
この発明は上記のような原因の解明に基づき、
表面の保護層のより一層強固なクツシヨン材本体
との一体化結合を達成することを意図し、種々実
験と研究の結果、接着剤を用いることなく保護層
をクツシヨン材本体に強固に一体化しうる独自の
手段を見出すことによりこれを完成したものであ
る。
表面の保護層のより一層強固なクツシヨン材本体
との一体化結合を達成することを意図し、種々実
験と研究の結果、接着剤を用いることなく保護層
をクツシヨン材本体に強固に一体化しうる独自の
手段を見出すことによりこれを完成したものであ
る。
而してこの発明は、熱可塑性繊維からなる不織
布の表面に、それ自体を溶融せしめることによつ
てフイルム状のスキン層が形成せられると共に、
該スキン層上にフツ素系またはシリコン系樹脂も
しくはガラス転移点がクツシヨン材の使用温度よ
り高い合成樹脂よりなる離型性保護層が一体的に
塗着形成されてなることを特徴とする成型プレス
用クツシヨン材をその要旨とするものである。
布の表面に、それ自体を溶融せしめることによつ
てフイルム状のスキン層が形成せられると共に、
該スキン層上にフツ素系またはシリコン系樹脂も
しくはガラス転移点がクツシヨン材の使用温度よ
り高い合成樹脂よりなる離型性保護層が一体的に
塗着形成されてなることを特徴とする成型プレス
用クツシヨン材をその要旨とするものである。
クツシヨン材本体は、上記不織布の単体で形成
される場合のほか、ゴムシート等を中間部ないし
は片側に積層一体化した複合体として構成される
こともある。
される場合のほか、ゴムシート等を中間部ないし
は片側に積層一体化した複合体として構成される
こともある。
上記不織布としては、例えばポリエステル樹
脂、ポリアミド樹脂等の熱可塑性合成樹脂繊維か
らなるものが用いられる。かつその表面部にフイ
ルム状のスキン層を形成する手段としては、例え
ば該不織布を、その繊維の融点近くの温度に加熱
した熱ロールに接触させて表面部のみを溶融さ
せ、フイルム状の被膜を形成せしめることによつ
て行い得る。斯るスキン層は、表面の離型性保護
層を形成する樹脂を塗着した場合、その一部が不
織布内に浸透してそれと良好な機械的結合を達成
しうるように、その被膜形成状態が調節されるも
のである。
脂、ポリアミド樹脂等の熱可塑性合成樹脂繊維か
らなるものが用いられる。かつその表面部にフイ
ルム状のスキン層を形成する手段としては、例え
ば該不織布を、その繊維の融点近くの温度に加熱
した熱ロールに接触させて表面部のみを溶融さ
せ、フイルム状の被膜を形成せしめることによつ
て行い得る。斯るスキン層は、表面の離型性保護
層を形成する樹脂を塗着した場合、その一部が不
織布内に浸透してそれと良好な機械的結合を達成
しうるように、その被膜形成状態が調節されるも
のである。
離型性保護層を形成する樹脂として、フツ素系
またはシリコン系樹脂は、それ自体の有する特性
により、そのガラス転移点によらず良好な離型性
を有し、いずれも使用可能であるが、他の樹脂
は、ガラス転移点がクツシヨン材の使用温度より
も低いとプレス時に軟化密着してしまい、良好な
離型効果を得ることができないため、上記使用温
度よりもガラス転移点が高いものであることが必
要とされる。このようなガラス転移点が高い好適
な樹脂としては、例えばポリスルホン樹脂、ポリ
エーテルスルホン樹脂、ポリパラバン酸樹脂、ポ
リイミド樹脂等の耐熱性樹脂が挙げられる。
またはシリコン系樹脂は、それ自体の有する特性
により、そのガラス転移点によらず良好な離型性
を有し、いずれも使用可能であるが、他の樹脂
は、ガラス転移点がクツシヨン材の使用温度より
も低いとプレス時に軟化密着してしまい、良好な
離型効果を得ることができないため、上記使用温
度よりもガラス転移点が高いものであることが必
要とされる。このようなガラス転移点が高い好適
な樹脂としては、例えばポリスルホン樹脂、ポリ
エーテルスルホン樹脂、ポリパラバン酸樹脂、ポ
リイミド樹脂等の耐熱性樹脂が挙げられる。
離型性保護層は、接着剤を介することなく不織
布の前記スキン層上に塗着手段によつて形成せら
れるものである。而して斯る塗着手段としては、
例えばスプレー法、ロールコータ法、ブレード
法、スクリーン法等の公知の手段を採用しうる。
布の前記スキン層上に塗着手段によつて形成せら
れるものである。而して斯る塗着手段としては、
例えばスプレー法、ロールコータ法、ブレード
法、スクリーン法等の公知の手段を採用しうる。
この発明は上述のようにクツシヨン材本体を構
成する不織布の表面に、それ自体を溶融すること
によつて形成されたフイルム状のスキン層が設け
られ、該スキン層に離型性の良好な樹脂からなる
表面の保護層が塗着形成されてなるものであるか
ら、保護層とクツシヨン材本体となるべき不織布
との極めて強固な結合が得られ、保護層の剥離、
亀裂等を生じることがなく、かつ繊維屑等による
有害な粉塵の飛散、付着も生じることなく、極め
て優れた耐久性を有するものとなる。このような
効果を生む理由は、不織布面のフイルム状スキン
層自体が不織布と強固に機械的結合せられてお
り、かつその上に形成される保護層もその樹脂液
が塗着時にスキン層を通じて一部不織布内に浸透
硬化し、該不織布と強固に機械的結合されるため
と推測される。
成する不織布の表面に、それ自体を溶融すること
によつて形成されたフイルム状のスキン層が設け
られ、該スキン層に離型性の良好な樹脂からなる
表面の保護層が塗着形成されてなるものであるか
ら、保護層とクツシヨン材本体となるべき不織布
との極めて強固な結合が得られ、保護層の剥離、
亀裂等を生じることがなく、かつ繊維屑等による
有害な粉塵の飛散、付着も生じることなく、極め
て優れた耐久性を有するものとなる。このような
効果を生む理由は、不織布面のフイルム状スキン
層自体が不織布と強固に機械的結合せられてお
り、かつその上に形成される保護層もその樹脂液
が塗着時にスキン層を通じて一部不織布内に浸透
硬化し、該不織布と強固に機械的結合されるため
と推測される。
次に、この発明の実施例を図面を参照しながら
説明する。
説明する。
実施例 1
目付重量1800g/m2よりなる6―6ナイロン繊
維からなる不織布1を、表面温度を240〜250℃に
制御した1対の熱ロール間に通して、両面の表面
部に、繊維の溶融フイルム化による薄いスキン層
2,2を形成した。次いで該スキン層2,2上に
スクリーン法によりポリパラバン酸樹脂の溶液を
塗布し、乾燥して表面に離型性保護層3,3を有
する第1図に示すクツシヨン材Aを得た。
維からなる不織布1を、表面温度を240〜250℃に
制御した1対の熱ロール間に通して、両面の表面
部に、繊維の溶融フイルム化による薄いスキン層
2,2を形成した。次いで該スキン層2,2上に
スクリーン法によりポリパラバン酸樹脂の溶液を
塗布し、乾燥して表面に離型性保護層3,3を有
する第1図に示すクツシヨン材Aを得た。
実施例 2
目付重量700g/m2の6―6ナイロン不織布1
1の表面に実施例1と同様にしてスキン層12を
形成し、次いでその片面にロールコーター法によ
つてフツ素樹脂系ラテツクスを塗布し、加熱硬化
させて離型性保護層13を形成した。次いでこの
得られた複合材を、背中合わせにゴム層14を介
して積層し、160℃で50分間、圧力115Kg/cm2にて
プレス成形し、加硫接合して第2図に示すクツシ
ヨン材Bを得た。
1の表面に実施例1と同様にしてスキン層12を
形成し、次いでその片面にロールコーター法によ
つてフツ素樹脂系ラテツクスを塗布し、加熱硬化
させて離型性保護層13を形成した。次いでこの
得られた複合材を、背中合わせにゴム層14を介
して積層し、160℃で50分間、圧力115Kg/cm2にて
プレス成形し、加硫接合して第2図に示すクツシ
ヨン材Bを得た。
実施例 3
目付重量1600g/m2よりなる6―6ナイロン不
織布21の両面に目付重量100g/m2のポリエス
テル繊維不織布22,22を積層し、ニードルパ
ンチ25によつてそれらを一体的に接合した。次
いで、この複合不織布を、表面温度250〜260℃に
制御した1対の熱ロール間に通して、ポリエステ
ル不織布22層の表面にスキン層23を形成し
た。そしてこのスキン層23上に、スクリーン法
によりポリイミド樹脂の溶液を塗布し、乾燥させ
て表面に離型性保護層24を有する第3図に示す
クツシヨン材Cを得た。
織布21の両面に目付重量100g/m2のポリエス
テル繊維不織布22,22を積層し、ニードルパ
ンチ25によつてそれらを一体的に接合した。次
いで、この複合不織布を、表面温度250〜260℃に
制御した1対の熱ロール間に通して、ポリエステ
ル不織布22層の表面にスキン層23を形成し
た。そしてこのスキン層23上に、スクリーン法
によりポリイミド樹脂の溶液を塗布し、乾燥させ
て表面に離型性保護層24を有する第3図に示す
クツシヨン材Cを得た。
上記実施例1〜3によるクツシヨン材A,B,
Cは、これらをフエノール樹脂積層板の製造条
件、即ち、温度150〜180℃、圧力120〜150Kg/
cm2、加熱時間60〜100分間、冷却時間30〜60分間
の高温高圧プレス条件下で実使用に供したとこ
ろ、300回の使用によるも初期の良好な離型性を
保持し、保護層の剥離、亀裂等の発生も全く認め
られず、良好な状態で使用し得た。ちなみに、従
来品においては、概ね100〜150回の使用で剥離、
亀裂を生じそれ以上の使用に耐えることができな
いものであつた。
Cは、これらをフエノール樹脂積層板の製造条
件、即ち、温度150〜180℃、圧力120〜150Kg/
cm2、加熱時間60〜100分間、冷却時間30〜60分間
の高温高圧プレス条件下で実使用に供したとこ
ろ、300回の使用によるも初期の良好な離型性を
保持し、保護層の剥離、亀裂等の発生も全く認め
られず、良好な状態で使用し得た。ちなみに、従
来品においては、概ね100〜150回の使用で剥離、
亀裂を生じそれ以上の使用に耐えることができな
いものであつた。
図面はこの発明の実施例を示すもので、第1図
は第1実施例の断面図、第2図は第2実施例の断
面図、第3図は第3実施例の断面図である。 1,11,21,22…不織布、2,12,2
3…スキン層、3,13,24…離型性保護層。
は第1実施例の断面図、第2図は第2実施例の断
面図、第3図は第3実施例の断面図である。 1,11,21,22…不織布、2,12,2
3…スキン層、3,13,24…離型性保護層。
Claims (1)
- 1 熱可塑性繊維からなる不織布の表面に、それ
自体を溶融せしめることによつてフイルム状のス
キン層が形成せられると共に、該スキン層上にフ
ツ素系またはシリコン系樹脂もしくはガラス転移
点がクツシヨン材の使用温度より高い合成樹脂よ
りなる離型性保護層が一体的に塗着形成されてな
ることを特徴とする成型プレス用クツシヨン材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1331381A JPS57128544A (en) | 1981-01-31 | 1981-01-31 | Cushion material for molding press |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1331381A JPS57128544A (en) | 1981-01-31 | 1981-01-31 | Cushion material for molding press |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57128544A JPS57128544A (en) | 1982-08-10 |
JPS6134983B2 true JPS6134983B2 (ja) | 1986-08-11 |
Family
ID=11829675
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1331381A Granted JPS57128544A (en) | 1981-01-31 | 1981-01-31 | Cushion material for molding press |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS57128544A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011165843A (ja) * | 2010-02-09 | 2011-08-25 | Panasonic Corp | 積層用クッション材 |
JP2011165842A (ja) * | 2010-02-09 | 2011-08-25 | Panasonic Corp | 多層プリント配線板の製造方法 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3907631B2 (ja) | 2004-03-09 | 2007-04-18 | 株式会社ジャムコ | 熱硬化型frpの製造方法 |
-
1981
- 1981-01-31 JP JP1331381A patent/JPS57128544A/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011165843A (ja) * | 2010-02-09 | 2011-08-25 | Panasonic Corp | 積層用クッション材 |
JP2011165842A (ja) * | 2010-02-09 | 2011-08-25 | Panasonic Corp | 多層プリント配線板の製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57128544A (en) | 1982-08-10 |
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