JPH0747625A - フレキシブルハニカムコアの製造方法 - Google Patents

フレキシブルハニカムコアの製造方法

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JPH0747625A
JPH0747625A JP21220793A JP21220793A JPH0747625A JP H0747625 A JPH0747625 A JP H0747625A JP 21220793 A JP21220793 A JP 21220793A JP 21220793 A JP21220793 A JP 21220793A JP H0747625 A JPH0747625 A JP H0747625A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 非金属製のフレキシブルハニカムコアが、全
体的に一連で1つの製造工程により連続的,最終的に製
造され、もって製造工程が簡単容易化され、製造コスト
面や生産数量面に優れてなる、フレキシブルハニカムコ
アの製造方法を提案する。 【構成】 まず、非金属製の母材シート4に対し、最初
の工程Aにおいて樹脂を付着,含浸させるコート処理
や、蒸気等による加湿処理が行われる。しかる後、母材
シート4をギヤ17やラック等の成形型にて、三角形の
波形の凹凸が所定のごとく連続的に折曲形成された波板
6とし、このような波板6を重積,接着する。このよう
にして、各セル壁が途中で折曲され各セルが丸味を帯び
た略凸字状をなす、中空柱状のセルの平面的集合体であ
るフレキシブルハニカムコアが製造され、このフレキシ
ブルハニカムコアは、各種の曲面に自由に変形可能であ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フレキシブルハニカム
コアの製造方法に関する。すなわち、各種の曲面に湾曲
加工でき、種々の機器の外壁や構造材の芯材等に使用さ
れる、フレキシブルハニカムコアの製造方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】図4はフレキシブルハニカムコアの正面
説明図であり、(1)図はその1例を、(2)図は他の
例を示す。これらの図面にも示すように、フレキシブル
ハニカムコア1は、各セル壁2が途中で折曲され各セル
3が丸味を帯びた略凸字状(図4の(2)図のものは変
形した略凸字状)をなし、従来より一般的なセル3が正
六角形をなすハニカムコアに比し、その特殊なセル3形
状に基づき、各種の曲面に自由に変形可能であり、反り
返り,歪み,折損,剥離等々が生じないという特性を有
している。
【0003】そして、非金属製のこのようなフレキシブ
ルハニカムコア1は、従来、次のように製造されてい
た。図3はこの種従来例の製造方法の説明に供し、
(1)図はその工程説明図、(2)図は重積された波板
の正面説明図である。これらの図面にも示すように、従
来の製造方法では、まず、母材シート4をギヤ5やラッ
ク等にて折曲加工し、一定ピッチと高さで三角形の波形
の凹凸が連続的に折曲形成された波板6としていた。
【0004】そして次に、成形された波板6について、
1条おきに頂部に接着剤7を塗布して所定長さ毎に切断
した後、塗布された接着剤7が上下間で左右にずれる位
置関係で、頂部どうし谷部どうしを合わせつつ、上下に
密なブロック状に重積していた。そして、重積された波
板6間を加熱等により接着剤7にて接着してから、重積
方向に引張り力を加えることにより、各波板6の非接着
部分が展張され変形分離して離隔し、もって、このよう
に変形した各波板6にて各セル壁2が形成され、図4の
(1)図に示したフレキシブルハニカムコア1が製造さ
れていた。なお、図4の(2)図に示したフレキシブル
ハニカムコア1は、このような図4の(1)図のフレキ
シブルハニカムコア1を、更に展張方向に引張り力を加
え、オーバー展張することにより製造される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
従来例にあっては、次の問題が指摘されていた。すなわ
ち、このように製造された非金属製のフレキシブルハニ
カムコア1については、つまり母材シート4として、繊
維強化プラスチックシート(FRPシート)、パルプを
含む複合材シート、その他の繊維や布等が用いられたフ
レキシブルハニカムコア1については、従来一般に、事
後の処理工程として、樹脂を付着,含浸させるコート処
理や加湿処理が実施されていた。つまり、一旦製造され
た非金属製のフレキシブルハニカムコア1については、
更に、全体的形状の固定的保持性つまり形状保持性の向
上や一般的な強度の向上を図るべく、適宜大きさ毎にス
ライスした後、セル壁2の外表面に対し、樹脂を付着,
含浸させるコート処理、又は蒸気等による加湿処理、更
にはこれらに付随する乾燥,加熱,冷却等が、後処理と
して付加的・2次的かつ必須的に実施され、もって、最
終的に製造が完了するようになっていた。
【0006】従って、従来の非金属製のフレキシブルハ
ニカムコア1の製造方法では、一旦これを製造する主工
程と、コート処理や加湿処理等を施す後処理工程とが必
須的に実施されており、製造工程が大きく2つに分かれ
るので、その分、価格がアップし生産数量が制限される
という指摘があった。このように、従来の製造方法では
製造コスト面や生産数量面に問題があり、例えば建築材
料の素材用としては、安価で大量の供給を希望する市場
ニーズへの対応が容易でなかった。
【0007】本発明は、このような実情に鑑み、上記従
来例の問題点を解決すべくなされたものであって、ま
ず、非金属製の母材シートに樹脂によるコート処理や蒸
気等による加湿処理を行った後、次に、ギヤやラック等
の成形型による折曲加工を行うようにしたことにより、
製造工程が全体的に簡単容易化され、製造コスト面や生
産数量面に優れた、フレキシブルハニカムコアの製造方
法を提案することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成する本発
明の技術的手段は、次のとおりである。まず、請求項1
については次のとおり。すなわち、このフレキシブルハ
ニカムコアの製造方法では、まず、非金属製の母材シー
トに対し樹脂を付着,含浸させるコート処理を行ってか
ら、次に、該母材シートをギヤやラック等の成形型に
て、三角形の波形の凹凸が所定のごとく連続的に折曲形
成された波板とし、もって、該波板を重積,接着するこ
とにより、各セル壁が途中で折曲され各セルが丸味を帯
びた略凸字状をなす、中空柱状のセルの平面的集合体よ
りなるフレキシブルハニカムコアが得られる。
【0009】次に、請求項2については次のとおり。す
なわち、このフレキシブルハニカムコアの製造方法で
は、まず、非金属製の母材シートに対し加湿処理を行っ
てから、次に、該母材シートをギヤやラック等の成形型
にて、三角形の波形の凹凸が所定のごとく連続的に折曲
形成された波板とし、もって、該波板を重積,接着する
ことにより、各セル壁が途中で折曲され各セルが丸味を
帯びた略凸字状をなす、中空柱状のセルの平面的集合体
よりなるフレキシブルハニカムコアが得られる。
【0010】
【作用】本発明は、このような手段よりなるので、次の
ように作用する。この製造方法では、非金属製の母材シ
ートに対し、まず、請求項1では樹脂を付着,含浸させ
るコート処理を行った後、又、請求項2では蒸気等によ
る加湿処理を行った後、ギヤやラック等の成形型による
折曲加工が行われる。そして、折曲形成された波板を重
積,接着することにより、各セル壁が途中で折曲され各
セルが丸味を帯びた略凸字状をなし、そのセル形状に基
づき各種の曲面に自由に変形可能な、フレキシブルハニ
カムコアが製造される。このように、この製造方法によ
ると、非金属製のフレキシブルハニカムコアが、全体的
に一連で1つの製造工程により連続的,最終的に製造さ
れ、製造工程が簡単容易化される。
【0011】
【実施例】以下本発明を、図面に示すその実施例に基づ
いて、詳細に説明する。図1および図2は本発明の製造
方法の実施例の説明に供し、図1は工程説明図であり、
図2はそのコート処理工程や加湿処理工程の正面説明図
であり、その各図はそれらの各種態様を示す。
【0012】本発明のフレキシブルハニカムコア1の製
造方法では、予め、非金属製の母材シート4が準備され
る。この非金属製の原紙である母材シート4としては、
ガラス,カーボン,ケブラー繊維等に、フェノール,エ
ポキシ,ポリイミド等の樹脂を付着,含浸せしめた繊維
強化プラスチックシート(FRPシート)、パルプを含
む有機材や無機材の複合材シート、各種のプラスチック
シート、プリプレグシート、その他の繊維や布等の非金
属シートが使用される。そして、リール8に巻かれた帯
状の母材シート4が、巻き戻されて平坦な帯状とされ、
最初の工程Aへと供給される。
【0013】この最初の工程Aでは、供給された非金属
製の母材シート4に対し樹脂Bを付着,含浸させるコー
ト処理、又は、供給された非金属製の母材シート4に対
し蒸気C等による加湿処理が行われる。このような樹脂
Bによるコート処理や蒸気C等による加湿処理は、後述
により波板6そしてセル壁2となる母材シート4の全外
表面に対し実施され、もって、製造される非金属製のフ
レキシブルハニカムコア1について、その全体的形状の
固定的保持性つまり形状保持性の向上や、一般的な強度
の向上を図るべく実施される。
【0014】まず樹脂Bによるコート処理は、次のよう
に行われる。樹脂Bとしては、各種の熱可塑性樹脂や熱
硬化性樹脂が用いられ、例えば図2の(1)図に示した
ように、上面は対をなす塗布ロール9により下面はトレ
ー10付の塗布ロール9により、それぞれ樹脂Bを加圧
しつつ付着,含浸させるロールコート方式、又は、図2
の(2)図に示したように、対をなす塗布ロール9間で
樹脂Bを加圧しつつ付着,含浸させるロールコート方
式、更には、図2の(3)図に示したように、浸漬槽1
1中の樹脂Bを付着,含浸させる浸漬方式、その他の方
式により、樹脂Bが母材シート4の両面に付着,含浸せ
しめられる。
【0015】次に蒸気C等による加湿処理は、次のよう
に行われる。すなわち、例えば図2の(4)図に示した
ように、ノズル(図示せず)等により蒸気Cをスプレー
するスプレー方式、又は、図2の(5)図に示したよう
に、蒸気Cが充満したオーブンや炉12内を通過させる
炉内通し方式、又は、図2の(6)図に示したように、
スプレーロール13により蒸気Cをスプレーするスプレ
ー方式、更には、図2の(7)図に示したように、蒸気
Cを塗布ロール14に噴出して塗布する塗布方式、その
他の方式により、母材シート4の両面に対し蒸気C等に
よる加湿処理が行われる。
【0016】さて、このように最初の工程Aで、樹脂B
によるコート処理や蒸気C等による加湿処理が行われる
と共に、適宜必要に応じ加熱,冷却,乾燥された母材シ
ート4は、次の工程へと送られ、成形型にて三角形の波
形の凹凸が所定のごとく連続的に折曲形成された波板6
とされた後、更に次の工程において、このような波板6
を重積,接着することにより、フレキシブルハニカムコ
ア1が製造される。なお、図2の(2)図,(3)図中
15はガイドロール、又、図2の(7)図中16はバッ
クアップロールである。
【0017】これらについて詳述すると、まず図1の例
では、母材シート4はヒートコルゲート用のギヤ17間
を通されることにより、加熱加圧され、もって波板6に
折曲加工されるが、図示例のギヤ17は、表面に軸方向
に沿い直線的な三角形の波形の凹凸が、所定ピッチと高
さで平行かつ連続的に形成されると共に、その波形は大
波部と小波部とが順次形成されてなる。そこで、このよ
うなギヤ17により折曲加工された波板6は、図示のよ
うに、大波部と小波部との大小2種類の三角形の波形の
凹凸が、順次連続的に折曲形成された特殊な波形をなす
(つまり図4の(1)図に示したフレキシブルハニカム
コア1のセル壁2形状に見合った波形をなす)。そし
て、このような波板6は、冷却ロール18や冷却炉19
中を通過した後、その大波部の頂部に接着剤7が塗布さ
れ、所定長さ毎に切断されてから、上下の大波部と小波
部とが重なる位置関係で重積されると共に、加熱加圧に
より接着剤7を溶融硬化させることにより、波板6間が
接着される。このようにして、各波板6にて各セル壁2
が形成され、図4の(1)図に示したフレキシブルハニ
カムコア1が製造される。
【0018】なお本発明にあっては、このような図1の
例によらずとも、図4の(1)図に示したフレキシブル
ハニカムコア1が製造可能である。すなわち、図1の例
と同様に母材シート4に対し、まず最初の工程Aで、樹
脂Bによるコート処理や蒸気C等による加湿処理を行っ
た後、例えば前述した図3の従来例中で述べたところに
準じ、ギヤ5やラック等の成形型により、1種類の三角
形の波形の凹凸だけが連続的に折曲形成された波板6を
折曲加工する。そして次に、折曲形成された波板6につ
いて、1条おきの頂部に接着剤7を塗布して所定長さ毎
に切断した後、塗布された接着剤7が上下間で左右にず
れる位置関係で、頂部どうし谷部どうしを合わせつつ、
上下に密なブロック状に重積する。そして、重積された
波板6間を加熱等により接着剤7にて接着してから、重
積方向に引張り力を加えることにより、各波板6の非接
着部分が展張され変形分離して離隔する。このようにし
て、変形した各波板6にて各セル壁2が形成され、図4
の(1)図に示したフレキシブルハニカムコア1が製造
される。
【0019】さて、このような工程を辿ることにより、
図4の(1)図に示したフレキシブルハニカムコア1が
製造される。このフレキシブルハニカムコア1は、中空
柱状のセル3の平面的集合体よりなると共に、各セル壁
2がすべて途中でアールを存しつつ折曲され、かつ、各
セル壁2間が接着剤7にて接着されている。そして各セ
ル3は、長方形に近い中央部20と三角形に近い突出部
21とから形成され、丸味を帯びた略凸字状をなす。
【0020】又、図4の(2)図に示したフレキシブル
ハニカムコア1は、このような図4の(1)図に示した
フレキシブルハニカムコア1を、オーバー展張して製造
される。つまり、図4の(1)図に示したものの展張率
を仮りに100%とすると、その接着剤7による接着方
向(セル壁2の接着方向)と直交する方向を展張方向と
して、引張り力を加え、更に128%から173%程度
までオーバー展張することにより製造される。すなわ
ち、この図4の(2)図のフレキシブルハニカムコア1
は、オーバー展張された各セル壁2がすべて途中でアー
ルを存しつつ鈍角に折曲されると共に、各セル壁2間も
鈍角をなし、オーバー展張された各セル3が、六角形に
近い中央部20と楕円形に近い突出部21とから形成さ
れ、丸味を帯び変形した略凸字状の特殊形状をなす。
【0021】そして、このような図4の(1)図および
(2)図のフレキシブルハニカムコア1は、いずれにし
ても、各セル壁2が途中で折曲され各セル3が丸味を帯
びた略凸字状をなす、中空柱状のセル3の平面的集合体
よりなる。そして、一般のハニカムコアと同様に、重量
比強度に優れ、軽量性と共に高い剛性・強度を備え、
又、整流効果,保温性,遮音性等にも優れ、単位容積当
たりの表面積が大である、等々の特性を備えてなると共
に、各種の曲面に自由に変形可能であるという特性を備
えてなる。
【0022】本発明は、以上のようになっている。そこ
で以下のようになる。この製造方法では、まず、非金属
製の母材シート4に対し、最初の工程Aにおいて樹脂B
を付着,含浸させるコート処理、又は蒸気C等による加
湿処理を行った後、次に、ギヤ17やラック等の成形型
による折曲加工が行われる。そして、折曲形成された波
板6を重積,接着することにより、各セル壁2が途中で
折曲され各セル3が丸味を帯びた略凸字状をなすフレキ
シブルハニカムコア1が製造され、このフレキシブルハ
ニカムコア1は、その特殊なセル3形状に基づき、反り
返り,歪み,折損,剥離等を生じることなく、各種の曲
面に自由に変形可能である。
【0023】そして、この製造方法によると、非金属製
のフレキシブルハニカムコア1が、全体的に一連で1つ
の製造工程により、連続的,最終的に製造される。つま
り、前述した図3のこの種従来例のように、一旦これを
製造する主工程と、コート処理や加湿処理等を実施する
後処理工程とに、製造工程が大きく2つに分かれること
がなく、もってこの製造方法では、非金属製のフレキシ
ブルハニカムコア1の製造工程が、その分だけ簡単容易
化される。
【0024】
【発明の効果】本発明に係るフレキシブルハニカムコア
の製造方法は、以上説明したように、まず、非金属製の
母材シートに樹脂によるコート処理や蒸気等による加湿
処理を行った後、次に、ギヤやラック等の成形型による
折曲加工を行うようにしたことにより、次の効果を発揮
する。
【0025】すなわち、この製造方法では、非金属製の
フレキシブルハニカムコアの製造工程が全体的に簡単容
易化され、もって、その価格が抑えられ生産数量が増大
する。このように製造コスト面や生産数量面に優れ、種
々の機器の外壁や構造材の芯材等に使用でき、例えば建
築材料の素材用として、安価で大量の供給を希望する市
場ニーズに十分対応可能となる。このように、この種従
来例に存した問題点が一掃される等、本発明の発揮する
効果は、顕著にして大なるものがある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るフレキシブルハニカムコアの製造
方法の実施例の説明に供する、工程説明図である。
【図2】同実施例のコート処理や加湿処理を行う工程の
正面説明図であり、(1)図は、ロールコート方式の1
例によるコート処理を、(2)図は、ロールコート方式
の他の例によるコート処理を、(3)図は、浸漬方式に
よるコート処理を示し、又、(4)図は、スプレー方式
の1例による加湿処理を、(5)図は、炉内通し方式に
よる加湿処理を、(6)図は、スプレー方式の他の例に
よる加湿処理を、(7)図は、塗布方式による加湿処理
を示す。
【図3】従来例のフレキシブルハニカムコアの製造方法
の説明に供し、(1)図はその工程説明図、(2)図は
重積された波板の正面説明図である。
【図4】フレキシブルハニカムコアの正面説明図であ
り、(1)図はその1例を、(2)図は他の例を示す。
【符号の説明】
1 フレキシブルハニカムコア 2 セル壁 3 セル 4 母材シート 6 波板 17 ギヤ B 樹脂 C 蒸気

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 まず、非金属製の母材シートに対し樹脂
    を付着,含浸させるコート処理を行ってから、次に、該
    母材シートをギヤやラック等の成形型にて、三角形の波
    形の凹凸が所定のごとく連続的に折曲形成された波板と
    し、もって、該波板を重積,接着することにより、 各セル壁が途中で折曲され各セルが丸味を帯びた略凸字
    状をなす、中空柱状のセルの平面的集合体よりなるフレ
    キシブルハニカムコアを得ること、を特徴とするフレキ
    シブルハニカムコアの製造方法。
  2. 【請求項2】 まず、非金属製の母材シートに対し加湿
    処理を行ってから、次に、該母材シートをギヤやラック
    等の成形型にて、三角形の波形の凹凸が所定のごとく連
    続的に折曲形成された波板とし、もって、該波板を重
    積,接着することにより、 各セル壁が途中で折曲され各セルが丸味を帯びた略凸字
    状をなす、中空柱状のセルの平面的集合体よりなるフレ
    キシブルハニカムコアを得ること、を特徴とするフレキ
    シブルハニカムコアの製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2012026031A1 (ja) * 2010-08-27 2012-03-01 トヨタ自動車株式会社 繊維強化樹脂材の製造方法
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