JP3316589B2 - ハニカムの製造法 - Google Patents

ハニカムの製造法

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JP3316589B2 JP50968498A JP50968498A JP3316589B2 JP 3316589 B2 JP3316589 B2 JP 3316589B2 JP 50968498 A JP50968498 A JP 50968498A JP 50968498 A JP50968498 A JP 50968498A JP 3316589 B2 JP3316589 B2 JP 3316589B2
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 本発明は、ハニカム構造を作るための方法及び装置に
関する。
ハニカム構造は、広範囲の機能及び目的において有用
であることがわかっている。それ自体は、アルミニウム
等の金属や、紙、布、及びその他の素材等の様々な材料
から作られる。層、ウェブ、又はシートからハニカムを
形成する主な技術は、拡張法とコルゲーション法であ
る。拡張法では、複数の区間(intervals)においてシ
ートを接着し、その後これを拡張させる。コルゲーショ
ン法では、まず層又はシートを波型に形成した後、接着
剤による接合、融着、又はその他の方法によりこれらを
相互に結合する。
既知の拡張処理においては、通常、平らな箔、ファブ
リック又はフィルムの層が、熱硬化性接着剤によって貼
り合わせられる。この接着剤は、基体シート上の分離し
た区間に印刷されて接合ノードを形成する。隣接するシ
ートは、幅方向にオフセットされた区間で接着剤が印刷
させる(米国特許第4957577号等参照)。接着剤は、通
常、組成物全体の約80%に達する量だけ溶媒中に懸濁さ
せる。多重シート及び塗布される熱硬化性接着剤は、熱
及び圧力下で硬化させる。基材又は層が繊維素材等の多
孔質素材である場合、シートを前処理しないと、液体接
着剤が層を完全に貫通してしまい、その結果、液体接着
剤は下部層と上部層との間に達する。このような貫通が
起こると、これら層の一部又は全部が加熱・各圧段階で
くっつき合い、拡張不可能なブロックになる可能性があ
る。そのため、米国特許第3519510号等に記載されてい
るように、多孔質素材シートの予備含浸処理により、溶
媒接着剤が層を貫通してしまうことを前もって防止する
ことが一般に行われてきた。この溶媒は接着剤から揮発
するので、層及び接着剤は、接着剤に印刷された複数の
シートに熱及び圧力加える際には慎重に扱われる。冷却
後、結合された構造体を、外層に連結要素を接続してそ
の構造体を引っ張る等の方法で拡張させてハニカムにす
る。
上記の予備含浸処理は、ハニカムの形成工程及び製品
に、追加的な製造工程及びコストをもたらす。また、予
備含浸処理は、製品がスクラップになるのを防ぐために
正しく行われる必要がある。例えば、ガラスクロスは通
常、熱硬化性樹脂を予備的に含浸させ、部分的に硬化さ
せる。これにより、接着剤が繊維を通って流出すること
なく、クロスに接着剤を印刷できる。この処理におい
て、樹脂の含有量及び硬化の程度は重要である。樹脂の
含有量が多すぎると、コアの拡張は非常に困難になる。
樹脂の含有量が不十分だと穴ができてしまい、後で塗布
される接着剤が穴を通って流出してしまう。この接着剤
の流出により、ハニカムの拡張のために結合させないで
残しておくべき領域が結合してしまい、拡張不可能なブ
ロックとなってしまうこともある。樹脂の硬化もまた重
要である。含浸用の樹脂が十分硬化しないと、後のプレ
スサイクルの際に軟化し隣接する材料層と結合してしま
い、この場合また拡張不可能なブロックとなってしま
う。樹脂が硬化し過ぎると、材料が非常に堅く剛性の高
いものになり、拡張処理の際にノードの結合力が不十分
になり壊れる。その結果、ブロックの部分的又は全体的
な欠陥につながる。繊維を予備的に含浸させた後、接着
剤の筋がその表面に印刷される。接着剤は、オーブン中
を通過させて部分的に硬化させなければならない。しか
しながらこれは、含浸させた樹脂の硬化を進めてしま
う。したがって、予備的に含浸させたポリマーを必要と
される程度まで硬化させることは難かしい。
通常、ブロック拡張後に、ブロックを熱硬化性樹脂に
浸し、硬化させる。浸し作業は、ハニカムに所望の密度
及び強度を与えるために必要な回数行われる。
コルゲーション処理においては、箔又は膜をまず型ロ
ールの間に通し、コルゲーションシートを個々に形成す
る。まず繊維を含浸及び/又は被覆した後、コルゲーシ
ョンを施す。これらのシートを一定の長さに切断する。
コルゲーションの後、接着剤をコルゲーションシート上
の突出した平面部に塗布し、形成された平面領域が合わ
さるようにシートを重ねて一緒にプレスする。この熱硬
化性接着剤を通常は熱によって硬化させ、最終品のハニ
カムコアを形成する。或いは、コルゲーションシートの
平坦な領域を溶融によって融着させることもできる。そ
のようにして、一連の箔、膜、又が繊維層は接触面で接
合され、ハニカムコアを形成する。特許第4957577号、
第5139596号、及び第5039567号等の先行特許に記載され
た融着処理においては、強化処理していない基材同士が
「アンビル」を用いて融着される。このアンビルは、物
理的な整列が乱れ且つ/又は温度が高すぎる場合には、
基材を融着するのではなく切断する傾向がある。融着を
起こす樹脂の流動を得るために、ノード領域はかなり圧
縮する必要があり、正しいパラメーターが存在しない場
合、樹脂の流動はしばしば基材の切断をもたらす。
発明の概要 本開発により、多孔質のシート又は層を利用して、ハ
ニカムを形成することが可能となった。このハニカム形
成では、層の予備含浸を要せず、又、結合材が多孔質の
繊維層を貫通して上部層及び/又は下部層に結合し拡張
不可能なブロックを形成してしまうという従来の問題点
もない。従来の予備含浸した樹脂における硬化の問題は
発生せず、従来技術における溶媒の揮発に関連する問題
もない。結合材は溶媒を必要としない。また、アンビル
による基材の切断が回避される。本開発は、基材材料、
好ましくは繊維質基材のシート又はウェブを重ね置く処
理を含む。この基材材料には、強化又は非強化の固形の
熱可塑性ノードストリップの筋が、中間物として均等な
間隔を置いて設けられる。このノードストリップは、そ
の融点とは明確に異なるその融点未満の所望の軟化点を
有する。その構造物は圧力及び十分な熱を加えられて結
合される。この十分な熱とは、ストリップ即ち熱可塑性
樹脂の温度を軟化点を越え、また好ましくは融点に達し
ない温度まで上昇させるのに十分な熱である。また、こ
の加熱及び加圧は、軟化し、プレスされたノード結合材
の一部を、隣接する繊維層の表面の繊維の周りに浸透さ
せ、又は隣接する層に融着させるのに十分な時間行わ
れ、これにより層が結合される。続いて、圧力が取り除
かれ、この構造物は冷却される。拡張プロセスが用いら
れる場合には、結合された層がハニカム構造に拡張され
る。
この層アッセンブリの製作においては、熱可塑性ノー
ドストリップを基材材料に当てて溶着させるため、様々
な新規な形態の装置が使用できる。得られた材料は後日
の更なる処理のためにコイル状にしてもよいし、且つ/
又は、所定の長さに切断し、ハニカムの形成のために直
ぐに又は後で積み重ねてもよい。あるいは、固体の熱可
塑性ノードストリップを、シート作成の際に圧着しても
よい。即ち、繊維ベースの基材を所定の長さに切断し、
ノード材の層と交互に積み重ねておいてもよい。各層を
下部層に個々にプレス・加熱融着してもよいし、あるい
は複数のシートを重ねて多重層にした後、これを一度に
全体をプレス・加熱してもよい。上記のように、固形ノ
ード材は、その熱可塑性のストリップが軟化するが、加
圧下で制御不可能な状態で溶けて流出しない程度にプレ
ス・加熱される。固形熱可塑性ストリップのこの特徴、
即ち、軟化点と融点との明確な違いによる溶融せずに軟
化する能力は非常に好ましい。なぜなら、この特徴によ
り、ノード材が層と繊維状の基材を通って流出し拡張不
可能なブロックを形成してしまうことなく、ノード材が
基材層を結合するからである。次に、プレスされたハニ
カムのブロックは、従来の拡張技術により拡張できる。
拡張したハニカムを、ヒートセットし又は樹脂、通常は
熱硬化性樹脂に浸漬させた後、硬化させてその最終的形
状とする。また、拡張されたハニカムを、樹脂に繰り返
し浸し、その密度及び強度を所望の程度まで高めてもよ
い。
自然又は人工の織布又は不織布材料等の様々な基材材
料を用いることができる。これら材料としては、ガラス
クロス、ガラスマット、アラミド紙、木材パルプ紙、綿
クロス、ポリエステルクロス、及び/又はポリエステ
ル、ポリプロピレン又はポリエチレン製のスパン結合紙
等が挙げられるが、これらに限定されない。これらの材
料は、必要に応じて、予備含浸してもよいが、この処理
においては不要である。また、各層は、上記の多孔質材
のシートの間に又はその両面に熱可塑性膜を形成した積
層体とすることもできる。これら層の材料の表面は本質
的に繊維質であることが有利で好ましい。また、層の材
料が後の拡張処理の際に加えられる力に十分耐える強度
を有し、且つ材料の表面が、ノード結合材の軟化点で軟
化又は劣化しないような耐久力を有することが不可欠で
ある。
通常、ノード結合材は固形熱可塑性物質であり、溶融
することなく軟化し得る、即ち軟化点と融点とが明確に
異なる物質である。また、ノード結合材は、ポリプロピ
レン、ポリエチレン、ポリカーボネート、ポリエーテル
イミド、ポリエーテルスルホン、ポリエーテルエーテル
ケトン及びポリウレタンのポリマーのうち1種以上から
成る熱可塑性材料であってもよい。使用温度が高温とな
るアプリケーションでは高温熱可塑材を使うことができ
る。本発明で用いる「熱可塑材」という語は、広い意味
で、熱硬化性を有すると考えられるが十分には硬化しな
い材料をも含む。
ノードストリップは、補強しても補強しなくてもよ
い。個体のノードストリップは、ファイバグラス又はそ
の他のエンジニアリング材料で補強することができる。
その結果、ハニカムコアの強度は増す。熱硬化性ノード
ストリップの補強により、引き裂きをより確実に防止で
き、熱可塑性樹脂流出の制御が促進される。強化繊維の
配置の方向を変えて、様々な構造的特質を得ることもで
きる。強化材料は、ガラス繊維、ケブラー(Kevla
r )、炭素繊維、石英繊維、ポリエステル繊維などの
材料で、これらの材料は、熱可塑材又は部分的に硬化し
た熱硬化性樹脂を積層、混合、被覆、含浸させることが
できる。個体のノードポリマーストリップの形態は、有
孔又は無孔の、発泡ウェッビング、非発泡ウエッビン
グ、単一方向に織られ又はランダムに織られたフィラメ
ント又はファイバ、及びポリマー被覆したガラス製のフ
ィラメント又はファイバ等に変更できるが、これらに限
定されない。
本開発により、ハニカム構造の形成がかなり簡略化さ
れ、高コストな製造工程が省略され、様々な基材材料上
への実施が可能となり、所望の性質を持つ最終製品を製
造するために拡張後に様々な工程を行うことが可能とな
り、高速製造技術に適用が可能となる。軟化した熱可塑
性接着剤の流動は、レオメトリックな特性を選択するこ
とによって制御でき、その結果、基材を予備含浸する必
要がなくなり、流出も妨げる。ブリード及び環境問題を
もたらす溶媒は、必要とされない。
また、コルゲーション処理の変法も採用できる。具体
的には、個々の基材層はコルゲーションされて、隣接す
る層の平行に間隔を置いて押し下げられた表面と結合す
るように、平行に間隔を置いて持ち上げられた同形の表
面、即ち峰部を有する層又はシートに形成される。固体
のノード結合材のストリップは、これらの圧し上げられ
た表面に置かれ、熱及び圧力によって該表面と結合され
る。結合に用いられる方法及び装置は、米国特許第4,95
7,577号又は第5,139,596号に記載されているものであ
り、本明細書の一部を構成するものとしてここに援用さ
れる。この場合、固形の結合材は、その軟化点より高い
温度にまで熱せられ、これにより軟化したそのノード材
は圧力によりコルゲーションされた層の表面の繊維の周
りに広がる。そして、層が冷却され、圧力が取り除かれ
る結果、ハニカム構造ができる。
上記処理の他の変法として、以下の方法を採用するこ
ともできる。即ち、基材を固形熱可塑性材から作るが、
ノードストリップは熱可塑性材料からは作らず、その熱
可塑性基材の軟化点より高い温度まで加熱できる繊維質
材料から作る方法である。繊維質ノードストリップをそ
の熱可塑性基材の軟化点より高い温度まで熱してから、
熱可塑性基材に付着する。これにより、ノードストリッ
プが付着された付近の基材材料のノード接触部分が、熱
可塑性基材材料の軟化点より高い温度まで熱せられる。
こうして、隣接する熱可塑性基材材料の層同士が同じ領
域で軟化し、付着されたノードストリップの付近でこの
ノード領域に沿って結合される。従って、この代替構造
では、熱可塑性のノードストリップは使用されず、熱せ
られたノードストリップの圧着により一定の領域が熱せ
られて軟化する熱可塑性基材が使用される。
図面の簡単な説明 図1は、本発明の方法の1ステップ、即ち、拡張技術
を使用する際に、中間基材層とノード結合材の固形スト
リップを重ねる処理を示す斜視図である。
図2は、図1の方法の他のステップ、即ち、熱及び圧
力を加える処理を示す部分斜視図である。
図3は、図1及び図2の方法の更に他のステップ、即
ち、ハニカムを拡張する処理を示す斜視図である。
図4A〜4Fは、本発明で使用できる他のポリマーノード
ストリップの性質を例示する斜視図である。詳しくは、
以下の通り。
図4Aは、45度の角度で織られたポリマーストランドを
有するクロスの斜視図である。
図4Bは、押し出し等によって形成された固形ポリマー
ストリップの斜視図である。
図4Cは、開口型のポリマーウェブ又はポリマーネット
の斜視図である。
図4Dは、ポリマーで被覆されたガラスストランドの斜
視図でである。
図4Eは、紡糸や押し出し等によって形成されたポリマ
ーフィラメントを平行に並べたノードストリップの斜視
図である。
図4Fは、90度の角度で織られたポリマーストランドを
有するクロスの斜視図である。
図5は、インラインウェブ及びそのインラインウェブ
に圧着されている連続するインラインストリップの斜視
図である。
図6は、図5の連続するウェブ及びノード材からなる
ストリップリボンから切り離された基材シートとストリ
ップの斜視図であり、切り離されたシート・ストリップ
が積み重ねられる様子を示す。
図7は、インラインウェブ及び押し出されたインライ
ンストリップリボンの斜視図であり、各ストリップリボ
ンは図8に示す複数のストランドで形成してもよい。
図8は、図7の押出しヘッドの一つの拡大斜視図であ
り、数本(4本)のストランドからなるストリップが形
成される様子を示す。
図9は、プレス装置及びウェブから切り離された基材
シートにクロスライン圧着される複数のストリップの斜
視図である。
図9Aは、図9に関連するステップ1及び2の工程の側
面略図である。
図9Bは、図9に関連するステップ3の工程の側面略図
である。
図9Cは、図9に関連するステップ4の工程の側面略図
である。
図9Dは、図9に関連するステップ5の工程の側面略図
である。
図9Eは、図9に関連するステップ6の工程の側面略図
である。
図9Fは、図9に関連するステップ7の工程の側面略図
である。
図9Gは、図9に関連するステップ8の工程の側面略図
である。
図9Hは、図9に関連するステップ9の工程の側面略図
である。
図9Iは、図9に関連するステップ10の工程の側面略図
である。
図9Jは、図9に関連するステップ11の工程の側面略図
である。
図10は、ウェブ基材ストックを加工する円筒状のクロ
スストランドアプリケーターの等角斜視図である。
図11は、図10の一部の拡大部分等角斜視図である。
図12は、図10及び図11のストランドをウェブに接着す
るための積層装置の一端から見た図である。
図13は、図10のアプリケーターの一部の拡大平面投影
図で、平面的なクロスラインストランド・シートアプリ
ケーターとして示されている。
図14は、一方向に動く2重クロスラインシーター及び
ストランドアプリケーターの平面図である。
図15は、図14のシーター及びアプリケーターの反対側
の平面図であり、ストランドは逆方向に動いている。
図16は、図14及び図15の装置の一端から見た図であ
る。
図17は、同時に2つのハニカムブロックを形成するた
めのインライン巻取り式2面ウェブ/ノードストリップ
装置の側面図である。
図18は、図17の装置の斜視図である。
図19は、2つのハニカムブロックを形成するための交
差巻取り式のウェブ/縦断ストリップラミネーターの等
角斜視図である。
図20は、図19の装置の上面図である。
図21は、図19及び図20の装置の断面図である。
図22は、ウェブコルゲーターの一端から見た図であ
る。
図23は、図22のウェブコルゲーターの等角斜視図であ
り、ハニカムを形成するためにウェブがシートに切り離
され、固形ノードストリップが付着される様子を示す。
図24A〜24Dは、図22及び図23の装置を用いた連続ハニ
カム形成ステップを示す端面図である。
図25は、ステンシルノード材を使用してハニカムブロ
ックを形成するステップの平面図である。
図26は、同時に複数のハニカムブロックを形成するた
めのインライン巻取り式多面ウェブ/ノードストリップ
装置の斜視図である。
図27は、図26の装置の一端から見た図である。
図28は、図26及び図27の装置並びに分離されたハニカ
ムブロックの一端から見た図である。
図29は、同時に複数のハニカムブロックを形成するた
めのインライン巻取り式多面ウェブ/ノードストリップ
装置の側面図である。
好ましい実施態様の説明 図を具体的に参照すると、図1〜3は、本発明の概念
に沿った拡張技術によるハニカム形成の基本処理工程を
示す。図1は複数の個別層12、14、16等から形成される
複合体を示す。これらの層は原料のコイル又はウェブか
ら一定の長さに切断されたシートとして示されている。
これらの層は箔、膜、及び多孔質の織布材料又は不織布
材料からなる。これには、ガラスクロス、ガラスマッ
ト、アラミド紙、木材パルプ紙、綿布、ポリエステルク
ロス、表面に繊維を有するポリエステル、ポリプロピレ
ン及び/又はポリエチレンのスパン結合材料、又はポリ
エーテルイミド、ポリカーボネート、ポリエーテルエー
テルケトン又はポリエーテル−スルフォンの膜が含まれ
るがこれらに限定されない。この新規な技術を用いるこ
とにより、層が結合して拡張不可能なブロックや塊にな
るのを防止するための、繊維質層の予備含浸が不要とな
る。これらの材料は後の拡張工程で加えられる力に耐え
るに十分な強度を有し、且つ後述するノード結合材料の
軟化温度で軟化又は劣化しない耐久力を有する必要があ
る。あるいは、各層又は一部の層を、2枚の繊維質シー
ト間に一枚の熱可塑性フイルムが入っているような1枚
以上のシートから成り、露出面、即ち両面を繊維質とし
た積層体から形成してもよい。使用可能な織布として
は、様々な紡糸方式、重量及びグレードのガラス繊維ク
ロスが挙げられ、一例としてはクラークアンドシュウェ
ーベル(Clark & Schwebel)社製の108E Glassが挙げ
られる。例えば、ポリプロピレン、ナイロン、ポリエー
テルケトン、ポリエーテルエーテルケトン、ポリエーテ
ルイミド、ポリエステル類、芳香族ポリアミド及びアラ
ミド等の合成樹脂織物;綿織物や他のセルロース繊維
類;炭素繊維布等である。使用できる不織布としてはガ
ラスマット、ポリエステル布、ポリプロピレン布、ポリ
エチレンスパン結合材料等である。上記材料の組み合わ
せは例えばポリカーボネートを用いて、積層体とするか
これを予備含浸したもの、或いは例えばポリプロピレン
を積層した紙であってもよい。
このノード結合材は、溶融せずに軟化させ得る、即
ち、その材料の溶融温度とは明確に異なり、少なくとも
数度低い軟化温度を有する固体状熱可塑性又は強化熱可
塑性物質である。特に溶融温度と軟化温度との差が大き
い材料の例は約426゜Fのビカー軟化点と約620゜Fの溶融
温度を有するポリエーテルイミドであり、約438゜Fのビ
カー軟化点と約620゜Fの溶融温度を有するポリエーテル
スルフォンである。この温度範囲におけるノードストリ
ップの好ましい操作温度は約500〜550゜Fである。固体
ノード結合材はここでは熱可塑性と呼ぶが、部分硬化熱
硬化性材料は熱可塑性材料のような挙動を示すことが分
かっている。従って、本明細書において、固体熱可塑性
ストリップという用語は熱と圧力を加えると軟化する部
分硬化した固形の熱硬化性材料を包含する。ストリップ
という用語は単一の固体だけでなく、固体状の織物、不
織布、ストランド、ウェブ、スパン結合材料等を含む。
このノード結合材は、ストリップ20に形成され、このス
トリップ20は各層上で互いに離間して平行となり、且つ
上下にあるどのストリップからも離間して平行となり、
交互に横方向にオフセットするように層上に置かれてい
る。このようにして、例えばシート14上のストリップ20
は互いに平行であるばかりでなく、下にある層16上のス
トリップ間の中間に存在するように横方向でオフセット
されており、且つ層16等の下の層上のストリップとは整
列されている。各層上のストリップの間隔は形成される
ハニカムの直径方向の幅を決定する。各ストリップの幅
は隣接するセルに接続する壁の幅を決定する。この固体
熱可塑性ノード結合材は、これに限定はしないが、ポリ
エチレン、ポリプロピレン、ポリカーボネート、ポリエ
ーテルイミド、ポリエーテルスルフォン、ポリエチレ
ン、ポリエーテルエーテルケトン及びポリウレタン材料
を1種以上含んでもよく、これらの材料はそれらの軟化
温度以下の温度では非粘着性固体材料である。これらの
ストリップは夫々様様な形態を取りうる。例えば固体で
均一な単一の熱可塑性樹脂ストリップ、一連の固体熱可
塑性樹脂フィラメント類、固体熱可塑性樹脂含浸布スト
リップ、固体熱可塑性樹脂被覆ガラスフィラメント類、
発泡熱可塑性樹脂フイルム或いは非発泡熱可塑性樹脂フ
イルム等である。これらの形態のいくつかは事前工程又
は本工程で行う押出により非常に容易に製造される。
ノードストリップは強化されていなくてもよいし強化
されていてもよい。強化繊維の配向は種々の構造特性を
得るために配列を様様に変えてもよい。強化材料はガラ
ス繊維、ケブラー(Kevlar )、炭素繊維、石英繊維、
ポリエステル繊維等で、これらの材料は熱可塑性樹脂を
積層、混合、被覆又は含浸してもよい。固体ノードのポ
リマーストリップは様様な形状をとることができる。無
孔性又は有孔性の、発泡ウェブ、非発泡ウェブ、線状の
織ってあるか又はランダムのフィラメント又は繊維、及
び樹脂被覆ガラスフィラメント又は繊維等である。図4A
〜4Fにこれらの可能性のあるストリップの形態のいくつ
かを例示する。図4Aと4Fはストリップの織布の形態で、
20Aは対角線状に織られたポリマーのストランドであ
り、20Fは十文字状に織られたポリマーのストランドで
ある。図4Bの20Bの形態は、例えば押出で一体成形され
た固体ポリマーである。図4Cの20Cの形態は個々のスト
ランドを所定のパターンでネット又はウェブ状にしたも
のである。図4Dの20Dの形態は一連のポリマー被覆ガラ
スストランドを所定のパターンに形成したものである。
図4Eの20Eの形態は一群のポリマーのフィラメント又は
ストランドを平行に並べたものである。同様に、ストリ
ップは他の繊維材料と混合したポリマー糸からできてい
れもよい。
個々のストリップは連続した形状でウェブに付けるこ
とができる。これは、複数の連続し離間したストリップ
を、ウェブ取扱いライン上の基材ウェブ層上で加熱及び
溶融することで行われる。かくして得られたストリップ
とウェブは、例えばシートや短いストリップへの裁断及
び積層などの、後日に行う更なる加工のために巻き取っ
てもよい。あるいは固体熱可塑性ノード材料はウェブか
らシートを作製する時に付けてもよい。いずれの場合に
も、繊維質ベース基材は一定長さに切断され、ノード材
料の互い違いの層が形成されるように積まれる。一連の
シート上のノードストリップがすぐ上のシート上とすぐ
下のシート上のノードストリップの中間にくるように横
方向にオフセットされる。
各層は一枚の他の層上のノードストリップに個別に加
圧及び熱溶融させててもよいし、或いは図2に示すよう
に複数の層と中間ノードストリップの積層体を全て加圧
加熱しもよい。矢は加える圧力を図示する。したがっ
て、成層は1回のプレスサイクル又は一連の連続するプ
レスサイクルで行うことができる。
1プレスサイクルのシーケンスを以下に詳述する: 1.基材と固体熱可塑性ノード材料の交互の層を重ねる。
所望寸法のブロックを作るため必要により積み重ねを繰
り返す。
2.ノードストリップを軟化させるには十分でノードスト
リップを溶融するには不十分な熱を加えた状態でプレス
内にブロックを置き、加圧してノード材料を基材層に融
着させる。
3.プレスからブロックを取り出し、室温にまで冷却し、
所望のハニカム構造にまでこれを拡張する。(ハニカム
構造は正弦曲線型、六角形型、或いは長方形型にするこ
とができる。) 4.可能な場合には、膨張した形状を保つためブロックを
熱硬化する。
5.必要により、拡張したブロックを未硬化の熱硬化性樹
脂中に浸漬し所望の重量と強度特性を得るため硬化す
る。
連続するプレスサイクルは次の通りである: 1.前に置いた層のノードからオフセットするように、基
材の最上層上に、平行に一定間隔を置いてノードストリ
ップを置く。
2.ノードストリップの上記の層の上に他の基材の層を置
く。
3.ノードストリップを軟化するに十分な熱と圧力を加え
加圧してノードを基材層に融着する。所望のブロック寸
法を得るため必要によりステップ1,2、及び3を繰り返
す。(こうすることにより後の長時間を要するプレスサ
イクルを不要にできる。) 4.所望のセル構造を得るためブロックを拡張する。
5.可能な場合は、膨張した形状を保つためブロックを熱
硬化する。
6.必要により、拡張したブロックを熱硬化性樹脂中に浸
漬し所望の重量と強度特性を得るため硬化する。
材料を加圧加熱するときは、固体ノード結合材料スト
リップの温度をこのストリップの軟化温度に等しいかそ
れ以上になるように十分に上昇させなければならない。
使用されたこの特定のストリップポリマーは通常そのポ
リマーの軟化温度と溶融温度間に明確な違いをもったも
のでなければならない。熱と圧力を加えてポリマーノー
ドストリップの軟化した部分を繊維質シートストックの
表面の繊維の周りにそこに結合するため押し込める。非
強化ノードストリップと非強化基材の場合、ノードスト
リップの熱は圧力が加えられたときにノードストリップ
との融着を起こすために基材を十分に軟化させることが
できなければならない。具体的な圧力と温度はノードス
トリップと基材に使用された特定の材料に適合するよう
に選択される。従って、製品がその後に冷却され、圧力
が除かれたときノード接着剤と基材、特に繊維質機材の
繊維は互いに絡み合い、連続した層は互い違いの線状の
ノードのある間隔で結合して、強固に結合した積層構造
になる。
この結合した構造は次に従来の任意の拡張技術によっ
て拡張されたハニカム構造になる。この拡張を図3に図
示する。ここで矢はハニカムコアを生み出すための反対
方向の外側に引っ張る動作を示す。
次にハニカム構造は未硬化のフェノール樹脂等の熱硬
化ポリマーに浸漬したり、或いは他の方法でコートし、
次いで、熱硬化樹脂の硬化を行ってこの構造体の強度を
高め、その後の崩壊を防止する。ハニカムに使用される
熱硬化樹脂の特定の種類と量は所望の最終特性と用途に
より変えられる。熱硬化ポリマーは公知の従来法で加熱
硬化される。
ノード材料を基材層に貼り付ける製造法は種々に変更
することができる。代表的装置と処理法を数件本明細書
中で好ましい例として述べる。
図5及び図6をまず参照すると、複数(図では8本)
の連続する固形の未硬化非粘着性熱可塑性ストリップ21
Gが、同数のスプール22Gから繰り出されている。これら
のストリップは、テープ等であってもよい。これらのス
トリップ21Gは、ワークロール24Gの上を周って通過する
時に、互いに間隔をあけて平行になっており、全体とし
て連続する繊維質ウェブ18G上がウェブコイル26Gから繰
り出され、ワークロール28G上を周るように通過させら
れる時に、ストリップ21Gがウェブ18Gに係合する。連続
するストランド21Gは、連携して圧搾を行うワークロー
ル24G及び28Gの間をウェブと共に通過する時に熱せら
れ、ウェブ18Gに圧し付けられる。その結果、繊維質ウ
ェブ及び該ウェブの片面に接着された熱可塑性ストリッ
プからなる組み合せ体32Gが生成される。ウェブ及びス
トリップからなるこの組み合せ体の連続部分は、ギロチ
ン刃、ウォータージェット、又はその他の既知の切断装
置を用いて切り取られ、シート14Gになる。切断された
部分又はセグメントは、離間したノードストリップ20G
を有し、その一連のシートは積み重ねられる。ただし、
各ノードストリップは、その下に位置するノードストリ
ップに対し、平行する個々のノード材ストリップ20G間
の距離の半分に相当する量だけ、幅方向にオフセットさ
れている。スプール22Gから繰り出された熱可塑性スト
リップが、コイル26Gから繰り出されるウェブと合体し
てロール24Gと28Gとの間を通過する際のロールの温度
は、以下の通りである。即ち、ウェブの裏面と接触する
ロール28Gは、熱可塑性ノード材の軟化点より十分高い
温度に維持することが好ましく、これによりノードスト
リップはその軟化点より高い温度まで熱せられてウェブ
に接着される。他方のロール24Gは、ノード材が該ロー
ルに付着するのを防ぐため、意図的に低温に維持され
る。樹脂がウェブに流入するのを制限するため、ノード
材は通常その融点より高い温度まで熱せられない。スト
リップが取り付けられた複数のシートは上記のように重
ねられ、下部プレスプラテン36G等のサポート上に置か
れる。この時、上部プラテン38G等によって、ノードス
トリップを軟化させるのに十分な熱と圧力がこの積層体
に加えられ、これによって軟化したノード材が隣接する
シートの表面繊維に浸入する。冷却によりブロック10G
が形成され、その後ブロックが拡張されてハニカム構造
ができる。あるいは、熱可塑性ノード材が結合されたウ
ェブを、直ぐにシートに切断し、積み上げて未拡張ブロ
ックにせずに、保存、出荷、及び後日の加工のためにコ
イル状に巻上げてもよい。
図7及び図8に開示するのは、インライン式のウェブ
配置である。ここでは、ウェブの前進と同時に、ノード
結合材が押出しヘッドから供給されて個々のノードスト
リップがその場で形成される。具体的には、ウェブ18H
がウェブコイル26Hから繰り出され、熱せられた下部プ
レスロール又はワークロール28Hと、これと連携する冷
たい上部プレスロール又はワークロール24Hとの間を前
進させられる。同時に、ウェブストック18Hの幅及びロ
ール24Hの長手方向に沿って互いに間隔をあけて一列に
並べた複数の従来型押出しヘッド25Hから、ノード結合
材のストリップ21Hが間隔をあけて押し出される。この
ストリップは、冷たい又は冷えたロール24H上に押し出
された後に凝固し、該ロールの周囲を間隔をあけて平行
して移動する。そして、ストリップとウェブがプレスロ
ール24H及び28Hの間を通過し熱せられる際に、ストリッ
プがウェブ28Hに結合される。図8では、押出しヘッド2
5Hが、ストリップ21Hを形成する複数(図では4本)の
ストランドを押し出している。ストリップが結合された
このウェブは、後のシート化のためにコイル状に巻上げ
ることもできるし、平行する固形ノードストリップ20H
を表面に有する個々のシート14Hにシート化することも
できる。各シートを積み重ねる際には、その下のシート
及びその上のシートに対して、ストリップ20Hの間隔の
半分の長さ、幅方向にオフセットされる。その結果、ノ
ード結合材は図3に示すように互い違いに配設される。
図9に示されるのは、拡張されることになるハニカム
ブロックを形成する基材とノードストリップの組み合せ
体を形成するための、他の代替技術及び装置である。こ
の例では、クロスラインシーターが使用される。より詳
細には、ウェブコイル26Iから供給されたウェブ18Iが、
一対の引出しロール27I等により前進させられる。この
ウェブは、ブレード等により個々のシート14Iに切断さ
れた後、前進させられ、積み重ねられる。各シート上に
は、横方向に向けられた未軟化の固形ノードストリップ
20Iが、間隔をあけて互いに平行に着けられる。各シー
ト上のこれらノードストリップは、その直ぐ下のノード
ストリップに対し、ストリップの間隔の半分の量オフセ
ットされている。シートとストリップの積層体は、垂直
方向に往復運動する上部プレスプラテン42Iと連携する
下部プレスプラテン40Iの上に置かれる。固体ノードス
トリップ20Iの温度を上昇させるため、これらのプラテ
ンは、電気抵抗要素、内部加熱流体、又はその他の様々
な慣用技術などの適切な手段によって加熱される。個々
のストリップは、複数のスプール22Iから供給される連
続するストリップ材料21Iから形成される。
図9A〜9Jに、非粘着性ノード材の個々のストリップ
が、繊維質シートの表面に着けられる様子を示す。まず
図9Aを参照すると、第1ストリップグリッパ対46Iが、
シート41Iの積層体の一方の側においてストリップ21Iの
端を把持する。次に、図9Bに示すように、このグリッパ
対はシート積層体の上方を横切り反対側まで移動してス
トリップを積層体を横切るように伸ばす。そして、図9C
に示すように、第2ストリップグリッパ対48Iが積層体
の前記一方の側でストリップを固定する。このグリッパ
対に隣接する切断ナイフ50Iが連携するアンビルに対し
て垂直に作動し、連続するストリップを一定の長さに切
断することによりノードストリップ20Iを形成する。こ
のノードストリップはシートストック14Iの上に降ろさ
れ(図9E)た後、他のシート14Iがそのストリップの上
に載せられる(図9F)。この動作により所望の層厚を形
成した後、上部プラテン42Iが降ろされ、プラテン40I及
び42Iの間のストリップとシートに熱と圧力が加えられ
る。その結果、ノードストリップは軟化し、シートの表
面の繊維の周りに流れる。そして、上部プラテンが引上
げられ(図9H)、固定ナイフ50Iがそのアンビルから引
き離される(図9I)。同時にグリッパ対46Iが引き離さ
れた後、グリッパ対46Iは次のサイクルを行うため当初
の位置に戻る(図9J)。ストリップの余分な端は、望ま
しい技術で除去できる。
図10〜15に示すのは、ハニカムブロック用の複合体を
形成するための他の構造及び方法である。技術の一つ
は、図10〜13及び図14〜15に示される2種類のクロスス
トリング法である。具体的に図10〜13を参照すると、コ
イル26Jから繰り出されたウェブ18Jが、連携する一対の
下部ロール28Jと上部ロール24Jとの間を通され、ストラ
ンドとウェブが圧着される。この時、下部ロール28Jは
ノードストリップの軟化温度より高い温度に加熱され、
他方、上部ロール24Jは、基材に圧し当てられ下部ロー
ル28Jによって軟化させられるまで固形ノード材を軟化
していない非粘着状態に維持するため冷たくなってい
る。そして、固形のノード材が。平行する固形ポリマー
製の連続するノード材料のストランドは、ドローピン2
4'Jにより上部ロール24Jの長手方向に沿って移動され
る。このドローピン24'Jは、内部前進機構により移動さ
れて、ロール24Jの長手方向のスロットに沿って移動す
る。これにより、ストランドはウェブを横断するように
引っ張られる。スプール29Jから供給されたストランド
形成用のフィラメント材27Jは、複数の固定ガイドピン3
1Jの方向に移動させられる(図11)。これら固定ガイド
ピン31Jは、互いに間隔をあけて円筒体24Jの外周に沿っ
て設けられており、スプール29Jに隣接する円筒体24Jの
端部から径方向外側に突出している。従って、ストラン
ド27Jは、円筒体24Jの回転中にその外周を進むと同時
に、ストリングピンによって軸方向にも引伸ばされる。
その結果、円筒体の外周部がウェブ18Jと接触する際に
は、2重のストランドが基本的に円筒体24Jのほぼ全長
にわたって延在する結果、ウェブ18Jのほぼ全幅にわた
って延在することになる。ウェブと、2本の円筒体即ち
ロール24J及び28Jの間の2重ストランドとが合わさり、
この2重ストランドがウェブ18Jに圧し付けられる。こ
の時、熱い下部ロール28Jの温度により、固形ストラン
ドの温度が固形ストランドが軟化するのに十分な温度ま
で上昇する結果、ストランドはウェブ18Jと結合してス
トリップを形成する。
ロール24J及び28Jの代替物は、ロール30J、34J、及び
32Jである。この場合、ウェブは熱せられたロール30Jを
通過させられ、このロール30Jは熱せられた中央ワーク
ロール32J(ロール28Jの代わり)にウェブを圧し当て
る。そして、ウェブが2本の冷たいロール34Jを次に通
過する時、図12に示すように、ワークロール32Jに圧し
当てられる。
後続のピン24'Jも同様に、連続する2重ストランド部
分を円筒体24Jの遠位端まで移動させる。各ピンは次に
円筒状ロールを軸方向に引き返し、スプロール29Jから
出るストランド27Jの連続部分と繰り返し係合するため
に開始位置に戻る。ノード材が間隔をあけて結合された
ウェブを切断して、シートストックにすることもでき
る。この連続作動を、投影図13に更に図式的に示す。こ
の図は、軸方向に移動するピン24'Jにより、ストランド
27Jが固定ピン31Jを周ってシンリンダ24Jの長手にわた
って引き出される様子を示している。
図10〜12に示す円筒状の配設の代替例としては、平面
タイプの配設を採用できる。この場合、図14〜16に示す
ように、クロスラインストリンガが、フィラメントを両
方向、即ち、シートストックの両側からその全幅を横切
るように移動させる。この例では、繊維質のストック材
料14Kのシートがプラテンの上に置かれ、軟化していな
い固形の熱可塑性ノード材料からなる連続するフィラメ
ント27Kが、シートの両端付近のピン31Kを周りながら左
右に移動する。あるいは、数本のフィラメントをウェブ
を横切るように走らせ、ノードの強度と幅を増加させて
もよい。フィラメントは、基本的に、間隔を空けたノー
ドラインのそれぞれの縁部を画定する。ウェブを横切る
ように全てのノードラインを着けた後、もう1枚の基材
シートが1枚目のシート/ノードストリップの上に置か
れる。再び、このシートを横切るようにフィラメントが
着けられる。この際、第2組のピンは、その下の(隠れ
線で示される)層のノード間の距離、即ち間隔の半分だ
けオフセットされる。その結果、2枚目のシート上のフ
ィラメントからなるノードラインは、その下のシート上
のノードラインとは互い違いになる。このプロセス、即
ち基材シートを置き、フィラメントをピンの周りに走ら
せ、もう1枚のシートを重ね、フィラメントをオフセッ
トしたパターンで再び走らせるというプロセスは、所望
の枚数のシートが重ねられてブロックが形成されるまで
続けられる。そして、このブロックは、ノード熱可塑性
樹脂を軟化させ、また所望のノード位置において層同士
を結合するのに十分な熱と圧力を加えながらプレスされ
る。固まったこのブロックは冷却された後必要に応じて
拡張され、ハニカムが形成される。
次に図17及び図18を参照する。これらの図はインライ
ン2面巻取り式でハニカムブロックを形成するための装
置と方法を示す。(図26〜28に示されるのは、後に説明
する多面形成装置である。)具体的に図17及び図18を参
照すると、一つおきのコイル26L(図では二つ)からウ
ェブ基材材料14Lが供給される。同時に、熱可塑性樹脂
のストリップ21L又はフィラメントが2本のノードスプ
ール29Lから繰り出され、軟化されていない非粘着性の
固形ノード材が繰り出される。一組のストリップは2層
の基材の間に位置し、残りの一組のストリップは下側の
基材の下に位置する。これら2つの基材層及び2連のノ
ードストリップは、次に一対のプレスロール24Lと28Lと
の間を通される。この時、上部ロール24Lは熱せられて
いるので、ノード材は軟化して基材層と結合する。結合
した層とストリップは、プレート31Lの形態で示される
巻取り型に送られる。このプレート31Lは、プレートの
両端の中間にある幅方向軸33Lを中心に回転し、これに
よって基材層及びノードストリップがそれぞれ巻き取ら
れて所望の厚さ及び層数となる。この工程により、2つ
の未拡張ハニカムブロックが、プレートの各面上に形成
される、各ブロックは互いに切り離され、プレートから
取り除かれて、プレス内に置かれる。プレスでは、これ
らブロックがノード材の軟化温度より高い温度まで熱せ
られてプレスされる。その効果、これら材料は、ノード
領域のみに沿って融着し合う。あるいは、上記層を巻取
りプレートに載せたまま、一緒にプレス・加熱してから
切断し、ブロックとして取り除くこともできる。ブロッ
クは最終的には拡張され、ハニカム構造となる。
図26〜28は、図17及び図18に記載された装置と方法の
代替となる装置10Qと方法を示す。この装置において
は、基材層とノードストリップが、回転する多面巻上げ
型、即ち、マンドレル31Qに巻き取られる時に、ノード
ストリップが基材層に結合され、また2層の基材が結合
し合うと同時にノードストリップにも結合される。従っ
て、追加又は後続のプレスや結合処理のステップ又はサ
イクルが不要となる。つまり、個々の結合され拡張され
ていないハニカムブロックが、マンドレルから分離さ
れ、その後、必要に応じて拡張及び/又は切断が必要に
応じて行われる。
図26〜28を更に詳しく参照すると、この装置は、多面
型、即ちマンドレル31Qを含む。このマンドレルは、そ
の周囲に8つの面を有するように図示されてはいるが、
2面まで減らすこともでき、又は必要数に増やすことが
できる。面の数を無限に、即ち円筒面とすることもでき
る。マンドレルは、その中心にある幅方向軸の回りで回
転するように取り付けられている。マンドレルの駆動さ
れた回転により、コイル26Qから供給される2枚の基材
のウェブ14Qがマンドレルに巻き取られ、それと同時
に、幅方向に離間した連続する2連の中間ノードストリ
ップ21Qが、スプール29Qからウェブの間に供給される。
2層の基材と2組のノードストリップが同時にマンドレ
ルに巻き取られるよう図示されてはいるが、このような
基材やストリップは、1セットでも数セットでもよい。
マンドレル31Qの外周に隣接して、細長の加熱された回
転プレスロール40Qが設けられている。このプレスロー
ルにより、新たに巻き取られた2層の基材と中間ノード
ストリップが、マンドレル上の下層の上にプレスされる
結果、ノードストリップ及び基材層がマンドレルに巻き
取られる際に結合される。他の実施態様で開示したよう
に、ノードストリップの1セットは、他のセットに対
し、他のセットにおけるストリップの間隔の半分に相当
する量だけ、幅方向にオフセットされている。ノズルを
装着したホットエアジェットマニホルド42Qは、ノード
ストリップの温度をその軟化点及び溶融温度より高い温
度まで上昇させるのを助ける。ロール40Qは、ばねで付
勢した可撓性サポート(非図示)に取り付けられてい
る。このサポートは、マンドレルの方向に押圧されてお
り、ロール40Qがマンドレルの外周の形状に合わせて動
くことが可能となる。所望の数の基材層及びノードスト
リップをマンドレルに巻き取って結合させた後、マンド
レルの回転を停止し、各ハニカムブロック10Qを切り離
す(図28)。このため、マンドレル面が接続する角部に
対応する部分で、パイ形状の断片44Qの形態で図示され
るような少量のスクラップが発生する。ハニカムブロッ
クはその後、必要に応じて拡張される。
図19、20及び21に、互いに垂直に交わる軸上に設けら
れたダブルアクション巻取り機を利用した、より複雑な
交差巻取り配設を示す。この巻取り機では、ある方向の
巻き取りにより2枚のウェブが板状巻上げ型に巻き取ら
れ、且つこれを横断する方向の巻き取りにより2セット
のストリップが同型に巻き取られる。基材材料からなる
2枚のウェブ14M及び114Mが2本のウェブコイル26M及び
126Mから供給され、巻取り機の両側から巻上げプレート
31Mに供給される。ウェブコイル26M及び126Mは、幅方向
に間隔をあけた細長い2本のサポート27M及び12Mによっ
て懸架される。これらのサポートは、それぞれクロスビ
ーム29M及び129Mに固定されている。これらのサポート
及びクロスビームは、巻上げプレート31Mに対し前後に
移動可能となっており、サポートの端部ソケット133Mは
4本のコネクタピン131Mに対して脱着可能となってい
る。幅方向に離間した2本のピンが、プレート31Mの各
端から、プレート31Mの反対側の端にある幅方向に離間
した2本のピンとは反対の方向に伸びる。これらのピン
とソケットの連結がはずれると、巻上げプレートはウェ
ブ14Mと114Mの方向で180度回転し、プレート31Mの両面
にウェブの層が付加される。この動作は、ピン41Mの幅
方向の中心軸回りのプレート31Mの回転によりもたらさ
れる。この回転運動は、これを横断する方向におけるプ
レート31Mの回転と交互に行われる結果、以下に示すよ
うに、2連のノードストリップがプレート31Mの両面に
付加される。
ノードストリップの2つのセットが、プレート31Mの
両側に取り付けられたスプール29Mと129Mから伸びる。
スプール29Mと129Mは、クロスビーム39Mの139Mにそれぞ
れ間隔をあけて固定された細長いサポート対37Mと137M
に、それぞれ取り付けられる。サポート対37Mと137M
は、4本のピン131'Mに対して着脱される端部ソケット1
33'Mをそれぞれ有する。これらのピン131'Mは、ピン131
Mと直角になっている。ピン131'Mのうち2本はプレート
31Mの一方の側から伸び、残りの2本はプレート31Mの反
対側から、反対の方向に伸びる。サポート対37と137
は、ピン131'Mとソケット133'Mとを着脱するため、相対
的に前後移動可能となっている。これらの連結がはず
れ、ピン131Mがそのソケット133Mと係合すると、プレー
ト31Mは180度回転可能となる。その結果、ノードストリ
ップの1セットが例えばプレート31Mの上面の一つのウ
ェブ面上を横切るように巻かれ、ノードストリップの第
2のセットが例えばプレート31Mの下面の第2ウェブ面
上を横切るように巻かれる。これらの対向するストリッ
プのセットは、互いに対しノードストリップの間隔の半
分だけ幅方向にオフセットされている。従って、スプー
ル29Mによりノードストリップ1セットがプレート31Mの
1面に付加されると、この面に次のノードストリップの
セットが、第1のセットと幅方向にずらされたスプール
129Mによって付加される。これらのノードストリップの
付加は、プレート31Mが、クロスビーム29M及び129Mに取
り付けられた対向する2本の同軸回動ピン43Mの長手方
向軸を中心に回動するときに行なわれる。一方の側から
プレート上にそしてウェブ基材上に巻いたノードストリ
ップを、これと反対の方向から巻いたノードストリップ
に対してノードストリップの間隔の半分だけオフセット
させることにより、基材の連続する層の間に交互に入る
ノードストリップは幅方向にずらされるので、事後のハ
ニカムの形成が可能になる。上記のように、これらの交
互巻取り機構は180度回転した後停止し、この機構のた
めの駆動機構が離脱する一方で、幅方向ワインダのため
の駆動機構が替わりに係合し、今度はこのワインダが18
0度回転する。この巻取り動作により、巻上げプレート
の上面と下面に1つづつ、即ち2つのハニカムブロック
が自動的に形成される。層が必要な厚さに重なると、巻
取りが停止され、2層がいくつか積層したこの積層体は
加熱・プレスされる。出来あがったブロックは切断さ
れ、プレートから取り除かれ、それぞれ拡張されてハニ
カムとなる。
図22、23及び24A〜24Dに示すのは、固形ノード熱可塑
結合式ストリップ材を利用してハニカムを形成するコル
ゲーション方法のための装置である。より詳細には、ウ
ェブストック14Nがコイル26Nから繰り出され、一対の加
熱要素27Nの間を通されて軟化した後、今度は連携する
一対のコルゲートローラ18Nの間を通される。出来あが
ったコルゲート基材14'は適切なカッタ15Gによって一定
の長さに切断され、複数の平行する細長い金属製フォー
マ又はフィンガ16Nの上に置かれる。これらのフォーマ
は、コルゲートセルの高さと同じ高さを有する。従っ
て、これらの金属製フォーマは、形成されるハニカムセ
ルの高さと同じ高さになる。あるコルゲートシートがこ
れら金属製フォーマノード上に置かれた後、第2のフォ
ーマのセット17Nがこのコルゲートシートに置かれる。
その結果、フォーマは、セル高さの半分だけ高さが交互
に変化し、幅方向には離れることになる。そして、熱可
塑性ノード材からなる複数の固形ノードストリップが、
コルゲートシート上に間隔をあけて平行する同一平面を
形成する持ち上げられた表面、即ち峰部に沿って置かれ
る。次に、もう1枚のコルゲートシートが第2のフォー
マのセットの上に降ろされ、そのシートの谷部が、その
下の層の峰部に置かれた前記ストリップと合わせる。熱
せられたプラテン42Nが降ろされ最上層のコルゲートシ
ートとかみ合い、2枚目のシートとその下の隣接するシ
ートをプレスして第1のフォーマのセットと係合させ
る、その結果、係合し重なっているコルゲートシートの
間の固形材料20Nからなるノードストリップが加熱され
軟化する。これにより、コルゲートシート同士が結合
し、その後、下部のフォーマのセットが除去され、他の
複数のノードストリップが最上部のコルゲートシートの
上に置かれ、更にもう1枚コルゲートシートがその上に
置かれ、加熱・プレスされる。このシーケンスは、所望
の高さのハニカム構造ができるまで繰り返される。
必要に応じて、図25の12Pに示されるようなノードテ
ンプレートユニットを、コルゲーション方式等における
ノードストリップとして使用してもよい。あるいは、図
25に示すテンプレートタイプの配置物を、拡張タイプの
システムと共に使用することもできる。このテンプレー
トタイプの配置物は、ノード材からなる複数の平行スト
リップ20Pを含む。これら平行ストリップの端部は、必
要に応じて後で除去できる左右キャリアストリップに接
合されている。ノードストリップは、シート基材ストッ
ク14Pの全幅を横切るように延在できる長さを有する。
連続するテンプレートは、互いにずらされたノードスト
リップを有する。つまり、図25のステップ1を参照する
と、シートを形成する最初のブロックは、ノードストリ
ップが付着されたノードテンプレートを有する。次に、
第2のシートがこのテンプレートの上方に運ばれ、ノー
ドストリップを有する第2のテンプレート(ステップ
2)が、その下にあるシートにあらかじめ付着されたノ
ードストリップの間隔の半分だけオフセットして置かれ
る。そして、ステップ1と同様に、もう1枚のシートが
運ばれ(ステップ3)、もう1枚のノード材からなるテ
ンプレートが運ばれ(ステップ4)、先に置かれたシー
トの上に置かれ、以後も同様に行われる。最終的に基板
の層及びノードストリップが所望の数になると、これら
は軟化点より高い温度まで熱せられてプレスされ、熱可
塑性ノードストリップが基材シートの表面繊維に結合す
る。ブロックは冷却され、その後、拡張されてハニカム
が形成される。
図29は、図26及び図27に示す装置の変形例である。こ
の変形例では、隣接することになる基材層とノードスト
リップが異なる方向から巻取り型31Rに巻き付けられ
る。前記層は異なる方向から付加されるが、ノード材及
び基材材料14R及び21Rを様々な組合わせと配設のローラ
140R及び141Rを通過させることにより、材料スプール26
R及び29Rを近接して配置してもよい。ノードストリップ
及び基材材料がスプール26R及び29Rから供給され、固形
で非粘着性の形態で前記ローラを通過するので、中間ロ
ーラ140R及び141Rがべとつくことはなく、材料を巻取り
型31Rに滑らかに搬送できる。
熱可塑性ノード材料を使用する実施態様につき述べて
きたが、基材材料が溶融点より低い軟化点を有する熱可
塑性材料で形成され、且つこの熱可塑性基材材料の軟化
点より高い温度で加熱可能な繊維で形成されたノード材
料を用いる他の実施態様を用いてもよい。これらのノー
ド材料は例えばガラス繊維又はフィラメントであっても
よい。これらは巻取り型31R上で熱可塑性基材材料の隣
接する層間に貼られる直前にヒーター42Rで加熱され
る。このノード材料は、熱可塑性基材層に着けられた加
熱ノードストリップ近傍にある熱可塑性基材層のノード
部において熱可塑性基材層を軟化させるのに十分な温度
を保持する。このノード材料は糸、ヤーン、ロービン
グ、テープ、織布及び不織布等の各種の形態を取りう
る。好ましくは、このノード材料はで結合される熱可塑
性基材材料の軟化温度、一般には300〜500゜Fを十分に
超える温度(1100〜1400゜F)で可撓性を保つ。更に、
ノード材料の軟化点は好ましくは熱可塑性基材の軟化点
よりも高い。
基材材料は熱可塑性材料だけで形成されてもいいし、
熱可塑性樹脂の皮膜のように上部に設けられた熱可塑性
材料の層を有する非熱可塑性材料で形成されてもよい。
更に基材材料はフイルム又は繊維組成物を有してもよ
い。適切な熱可塑性基材材料はポリプロピレン、ポリエ
チレン、ポリカーボネート、ポリエーテルイミド、ポリ
エーテルスルホン、ポリエーテルエーテルケトン、及び
ポリウレタンの中から選ばれる1種以上の材料グループ
を含んでもよい。所定の応用にも最も適切な熱可塑性材
料はその応用にとって好ましいコア性能によって変化す
る。
隣接する熱可塑性基材層の間に加熱されたノードスト
リップを貼りつけてノード領域を軟化点を超える温度に
加熱することにより、隣接する基材層は共に結合し、冷
却すると積層構造を形成する。更に、ノード材料が接触
するまで熱可塑性基材材料の温度を軟化点温度以下の温
度に保つことにより、基材材料を固体状で非粘着非軟化
の状態で種々のローラー上に送ることができる。加熱さ
れたノード材料の潜熱は熱可塑性基材材料の温度をその
基材材料の軟化点以上に上げるに十分でなければならな
い。ノードストリップに保つことのできる熱が少量であ
るために熱可塑性基材材料を軟化点の少し下の温度に予
熱することが好ましい。これにより、熱可塑性基材材料
を軟化点にまで上げるのに必要なノード材料の処理温度
を下げることができる。次に巻取り機31Rに巻かれた積
層された基材は数個のブロックに切断され、次いでハニ
カム構造に拡張されてもよい。この拡張されたハニカム
構造は次に未硬化樹脂で処理されてもよい。次いでこの
未硬化樹脂は硬化されて好ましい強度と密度をもたら
す。
この新規な方法には数々の利点がある。1)ノードス
トリップに加えられる熱と圧力と強化材料の使用により
軟化したノードストリップの流れが制限され制御される
ため、予備含浸せずに基材の層を結合できる。何故な
ら、ノード材料が多孔質材料を通過して流出したり貫通
したりしないためである。2)この方法では溶剤が不要
である。溶剤は各層を通しての材料の流出を起こすだけ
でなく、溶剤蒸発により環境問題を引き起こす。3)ノ
ード材料は種々の形態を取りうる。4)使用温度が高い
応用では高温熱可塑性材料の使用が可能である。5)よ
り良い手順での製造が可能となる。いずれの浸漬もブロ
ック完成後に行われる。必要であれば、ブロックは原料
繊維コアのままとすることもできる。6)拡張が容易。
ブロックは布地を強固にするための布地上の樹脂が無い
ためにより容易に拡張する。ブロックは樹脂の硬化が適
切でないために塊になることはない。樹脂の硬化と品質
が適切でないことに起因する材料の脆さのために製品が
不良になることはない。7)ノードはガラス、石英、炭
素繊維、又は熱硬化性及び熱可塑性材料を含む他のエン
ジニアリング材料により強化できる。強化繊維の配向は
コアーの性能が改良されるように調整される。8)孔を
無くすことができる。布地上の孔は熱可塑性フイルムを
貼り合わせることにより除くことができる。9)複合化
した多くの材料が使用できる。基材は熱硬化性材料、熱
可塑性材料或いはこれらの組み合わせた材料で強化可能
である。ノードの強化は基材の強化とは材料および配向
の両方の点で異なってもよい。10)結合前の接着剤の予
備硬化が不要である。11)ノード材料は接着のために前
進される時ドライで非粘着性であり、ローラーへのノー
ド材料の付着を防止するのに有利である。12)必要な場
合、ノード材料は使用前に予備硬化してもよい。
更に、樹脂の流れを次の方法で制御してノード強度を
最適化できる。1)好ましい溶融及び軟化温度を有する
ノード材料の選択、及びb)ガラス、カーボン等の選択
された強化材料の使用により溶融及び軟化温度の変更
(例えばガラス繊維を添加するとこれらの温度は上昇す
る)。又、結合圧力はノードストリップの厚みによって
はノード領域により直接加えられる。
これら及び数々の他の利点、特徴及び様様な改良はこ
の開示を研究することにより当業者には明白である。そ
れ故、本発明は、本明細書中で本発明の例として述べら
れた好ましい実施態様に限定されず、添付の請求の範囲
及び請求の範囲で規定された構造と方法と均等である構
造と方法によってのみ限定される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 米国特許2734843(US,A) 米国特許3053310(US,A) 米国特許4450027(US,A) 米国特許4608104(US,A) 米国特許4783234(US,A) 米国特許5043038(US,A) 米国特許5080748(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B32B 1/00 - 35/00 B31D 3/00 - 3/04

Claims (80)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ハニカム構造に拡張可能な予備成形体ブロ
    ックを形成するための方法であって、 少なくともその一部分が溶融温度が軟化温度より高い固
    形の熱可塑性材料である基材材料から成る少なくとも1
    枚のウェブを提供し、これを前記基材材料の層を連続し
    て積み重ねる積層装置に向けて前進させるステップと、 間隔をあけて平行する複数のノードストリップを提供し
    て、これを基材材料のウェブのノード部分に向けて前進
    させるステップと、 固形のノードストリップが熱可塑性基材材料の隣接する
    層の間に挟まれる時に、熱可塑性基材材料の軟化温度よ
    り高いが溶融温度よりは低い温度まで固形のノードスト
    リップを熱してこれら熱可塑性基材材料の隣接する層の
    ノード部分を軟化させ、これにより、固形のノードスト
    リップ及び熱可塑性基材材料のノード部分が冷やされる
    時に、これら隣接する層同士を結合させ積層構造を形成
    するステップとを含む方法。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の方法であって、前記固形
    のノードストリップを少なくとも1本のスプールから送
    り出す方法。
  3. 【請求項3】請求項1に記載の方法であって、前記固形
    のノードストリップがガラス製フィラメントである方
    法。
  4. 【請求項4】請求項1に記載の方法であって、前記熱可
    塑性基材材料が、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリ
    カーボネート、ポリエーテルイミド、ポリエーテルスル
    ホン、ポリエーテルエーテルケトン及びポリウレタンか
    らなる群から選択された1種以上の材料のグループから
    なるものである方法。
  5. 【請求項5】請求項1に記載の方法であって、前記冷や
    された積層構造を拡張してハニカムコア構造にするステ
    ップを更に含む方法。
  6. 【請求項6】請求項5に記載の方法であって、 硬化していない熱可塑性樹脂を前記拡張したハニカムコ
    ア構造に付着させるステップと、 この熱可塑性樹脂を硬化させるステップとを更に含む方
    法。
  7. 【請求項7】ハニカム構造に拡張可能な予備成形体ブロ
    ックを形成するための方法であって、 面を有し中心の回りで回転可能な巻取り型を提供するス
    テップと、 この巻取り型に、少なくともその一部が溶融温度が軟化
    温度より高い固形の熱可塑性材料である基材材料から成
    る少なくとも1枚のウェブを巻き取り、前記面上に基材
    層を形成するステップと、 間隔をあけて平行する複数のノードストリップを前記巻
    取り型に向けて前進させるステップと、 固形のノードストリップを隣接する基材材料の層の間に
    挟みながら巻取り型に巻き取る時に、固形のノードスト
    リップを前記熱可塑性基材材料の軟化温度より高い温度
    まで熱することにより隣接する熱可塑性基材材料層のノ
    ードストリップに近接する部分を軟化させ、これによ
    り、固形のノードストリップ及び基材材料の前記部分が
    冷やされる時に、これら隣接する基材層同士を結合させ
    るステップとを含む方法。
  8. 【請求項8】請求項7に記載の方法であって、交互に重
    なった前記基材材料の層とノードストリップを、これら
    層が前記巻取り型に巻き取られる時にプレスするステッ
    プを更に含む方法。
  9. 【請求項9】請求項7に記載の方法であって、結合した
    基材材料の層を切断してハニカムブロックを形成するス
    テップを更に含む方法。
  10. 【請求項10】請求項7に記載の方法であって、ノード
    ストリップが、基材層を巻き取る方向と同じ方向から前
    記巻取り型に巻き取る方法。
  11. 【請求項11】請求項7に記載の方法であって、ノード
    ストリップを少なくとも1本のスプールから送り出す方
    法。
  12. 【請求項12】請求項7に記載の方法であって、前記熱
    可塑性基材材料が、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポ
    リカーボネート、ポリエーテルイミド、ポリエーテルス
    ルホン、ポリエーテルエールケトン及びポリウレタンか
    らなる群から選択された1種以上の材料群からなるもの
    である方法。
  13. 【請求項13】請求項7に記載の方法であって、前記固
    形のノードストリップがガラス製フィラメントである方
    法。
  14. 【請求項14】請求項7に記載の方法であって、 固形のノード材の連続するストリップと基材材料の連続
    するウェブを供給するステップと、 基材材料の層とノードストリップを、基材材料の層をノ
    ードストリップによって結合した後に切断するステップ
    とを更に含む方法。
  15. 【請求項15】請求項7に記載の方法であって、前記冷
    やされた積層構造を拡張してハニカムコア構造にするス
    テップを更に含む方法。
  16. 【請求項16】請求項15に記載の方法であって、 硬化していない熱可塑性樹脂を前記拡張したハニカムコ
    ア構造に付着させるステップと、 この熱可塑性樹脂を硬化させるステップとを更に含む方
    法。
  17. 【請求項17】ハニカム構造に拡張可能な予備成形体ブ
    ロックを形成するための装置であって、 基材層を送るための基材フィーダと、 各基材層上に1組のポリマーノードストリップを等間隔
    で平行に前進させるとともに、引き続く等間隔で平行な
    ノードストリップの組を、その下のセットのストリップ
    に対して、ストリップ間隔の半分だけ幅方向にずらして
    前進させるためのノードストリップ供給手段と、 ノードストリップを軟化させ、これらをプレスし基材層
    と結合させてブロックを形成し、これによりブロックの
    拡張によるハニカム構造の形成を可能にするために設置
    された加熱可能な加圧器とを含む装置。
  18. 【請求項18】請求項17に記載の装置であって、前記ノ
    ードストリップ供給手段が固形の連続する熱可塑性ノー
    ドスリップのスプールを含む装置。
  19. 【請求項19】請求項18に記載の装置であって、前記ノ
    ードストリップ供給手段が、ノードストリップを把持
    し、切断し、また基材層の上方で移動させるための移動
    可能なノードストリップグリッパ及びカッタをも含む装
    置。
  20. 【請求項20】請求項17に記載の装置であって、前記加
    熱可能な加圧器が、基材層及びその間にあるストリップ
    を圧搾し且つ搬送するための連携する回転圧力ロールを
    含む装置。
  21. 【請求項21】請求項17に記載の装置であって、前記加
    熱可能な加圧器がプレスプラテンを含む装置。
  22. 【請求項22】請求項17に記載の装置であって、前記基
    材フィーダがウェブフィーダを含み、このウェブフィー
    ダがウェブを複数のシートに切断するように配設された
    ウェブカッタを含む装置。
  23. 【請求項23】請求項17に記載の装置であって、前記ノ
    ードストリップ供給手段が、ポリマー製フィラメントが
    基材材料を横断するようにこれを前進させるためのノー
    ドストリップフィラメント前進装置を含む装置。
  24. 【請求項24】請求項17に記載の装置であって、前記基
    材供給手段が、一対の連携する回転圧力ロールを含み、
    また前記ノードストリップ供給手段が、前記圧力ロール
    に圧力ロールの軸方向に移動可能に設けられたストリッ
    プフィラメント前進装置を含み、このストリップフィラ
    メント前進装置がストリップフィラメントを基材を横断
    するように延在させる装置。
  25. 【請求項25】請求項17に記載の装置であって、基材及
    びストリップが巻かれる回転型を更に含む装置。
  26. 【請求項26】請求項25に記載の装置であって、前記回
    転型が複数の面を有し、またノードストリップと基材層
    を結合するための熱せられた圧力ロールを含む装置。
  27. 【請求項27】請求項26に記載の装置であって、前記基
    材フィーダが少なくとも2つの基材層を同時に供給する
    ための手段を含み、また前記ノードストリップ供給手段
    が少なくとも2セットのノードストリップを基材層の間
    に同時に供給するための手段を含む装置。
  28. 【請求項28】請求項25に記載の装置であって、前記回
    転型が対向する面を有し、これら対向する面を通る第1
    の軸を中心に回転して基材を巻き取り、また前記回転型
    が対向する端部を有し、これら対向する端部を通り且つ
    第1の軸と垂直な第2の軸を中心に回転してノードスト
    リップを巻き取る装置。
  29. 【請求項29】請求項28に記載の装置であって、前記の
    ノードストリップ供給手段が、等間隔で設けられた複数
    の第1ノードストリップスプールと複数の第2ノードス
    トリップスプールとを含み、基材が供給される方向と垂
    直な方向で、前記形成装置の両側から前記ノードストリ
    ップを供給し、複数の第1ノードストリップスプール
    は、複数の第2ノードストリップスプールがら供給され
    るノードストリップに対し、ノードストリップスプール
    間の等間隔の半分に相当する量だけ幅方向オフセットし
    てノードストリップを供給するようにした装置。
  30. 【請求項30】請求項29に記載の装置であって、前記基
    材フィーダが、前記形成部材の両端部に配設した第1及
    び第2の基材ウェブ供給機を含む装置。
  31. 【請求項31】ハニカム構造に拡張可能な予備成形体ブ
    ロックを形成するための装置であって、 基材層を前進させるための基材フィーダと、 複数の連続するポリマー製ノードストリップのセット
    を、等間隔をあけて平行させながら各基材層上にそれぞ
    れ1セット前進させ、また等間隔で平行な引き続くノー
    ドストリップのセットをその下のセットのストリップに
    対してストリップ間隔の半分だけ幅方向にずらして前進
    させるためのノードストリップ供給手段と、 ノードストリップが前記ノードストリップ供給手段から
    送られる時ノードストリップを基材層上に付着させる前
    に、ノードストリップをその軟化点より高い温度まで熱
    するための加熱手段とを含む装置。
  32. 【請求項32】ハニカム構造に拡張可能な予備成形体ブ
    ロックを形成するための装置であって、 回転型と、 第1の基材層を回転型に前進させるための第1の基材フ
    ィーダと、 第1の基材層を回転型上に供給する時に、少なくとも3
    本の固形のポリマー製ノードストリップからなる第1の
    セットを平行して等間隔をあけて第1の基材層上に前進
    させるための第1のノードストリップ供給手段と、 ノードストリップが第1の基材層上に送られる時に、第
    2の基材層を第1のノードストリップのセット上に進め
    るための第2の基材フィーダと、 間隔をあけて平行する少なくとも3本の固形のポリマー
    製ノードストリップからなる第2のセットを第2の基材
    層上に送るための第2のノードストリップ供給手段であ
    って、第1のノードストリップのセットに対してストリ
    ップ間隔の半分だけ幅方向にずらして第2のノードスト
    リップのセットを送るノードストリップ供給手段と、 第1及び第2の基材層をノードストリップによって結合
    しハニカム構造に拡張できる予備成形体ブロックを形成
    するため、第1及び第2のノードストリップのセットを
    前記第1及び第2のノードストリップ供給手段から送る
    際これらノードストリップを基材層上に付着させる前
    に、第1及び第2のノードストリップのセットをその軟
    化点より高いがその融点よりは低い温度まで熱するため
    の加熱手段とを含む装置で、これにおいて、回転型が完
    全に1回転し後、第1の基材層が第2のノードストリッ
    プのセットの上に送られる。
  33. 【請求項33】ハニカム製品を作る方法であって、 互いに重ねられる複数の基材層を前進させるステップ
    と、 ある溶融温度が軟化温度より高い固形のポリマー材料か
    らなる複数の分断ノードストリップを個々の基材層に付
    着させるステップであって、固形のノードストリップが
    各基材層上で互いに間隔をあけて平行に置かれ、且つそ
    の上下の基材層上の固形ノードストリップに対し互い違
    いにずらして平行に置かれるステップと、 基材層を互いに重なり合うように置き、固形のノードス
    トリップの温度を前記軟化温度より高いが前記溶融温度
    よりは低い値まで上昇させながら基材層及び固形のノー
    ドストリップに圧力を加え、固形のノードストリップの
    軟化させた部分が基材層と十分結合するのに十分な時間
    にわたってこれらの温度と圧力を維持するステップと、 圧力を取り除き、前記層及び固形のノードストリップを
    冷やすことによって、固形のノードストリップを基材層
    に結合して積層構造を形成するステップと、 冷やされた積層構造を拡張してハニカムコア構造にする
    ステップとを含む方法。
  34. 【請求項34】請求項33記載のハニカム製品を作る方法
    であって、基材層を互いに重なり合うように置く前記ス
    テップが、複数の基材層が重ねられた後でのみ圧力を加
    えてノードストリップの温度を上昇させることを含む方
    法。
  35. 【請求項35】請求項33に記載のハニカム製品を作る方
    法であって、基材層を互いに重なり合うように置く前記
    ステップが、各基材層が重ねられた後に毎回圧力を加え
    てノードストリップの温度を上昇させることを含む方
    法。
  36. 【請求項36】請求項33記載の方法であって、硬化して
    いない熱可塑性樹脂を前記拡張したハニカムコア構造に
    付着させてから、その熱可塑性樹脂硬化させるステップ
    を含む方法。
  37. 【請求項37】請求項33に記載の方法であって、前記固
    形の熱可塑性ノードストリップが、均質の熱可塑性スト
    リップ、熱可塑性フィラメント、熱可塑性物を予備含浸
    したクロス、熱可塑性物で被覆したガラス製フィラメン
    ト、発泡熱可塑性フィルム、及び非発泡熱可塑性フィル
    ムからなる群から選択される1種以上の材料からなる方
    法。
  38. 【請求項38】請求項33に記載の方法であって、前記熱
    可塑性ノードストリップが、ポリプロピレン、ポリエチ
    レン、ポリカーボネート、ポリエーテルイミド、ポリエ
    ーテルスルホン、ポリエーテルエーテルケトン及びポリ
    ウレタンからなる群から選択される1種以上の熱可塑性
    材料のグループからなるものである方法。
  39. 【請求項39】請求項33に記載の方法であって、基材材
    料からなる連続するウェブを提供するステップと、この
    ウェブを切断して複数の基材層にするステップとを含む
    方法。
  40. 【請求項40】請求項39に記載の方法であって、前記ポ
    リマー製ノード材の連続するストリップを提供するステ
    ップと、この連続するストリップを切断して前記分断ス
    トリップにするステップとを含む方法。
  41. 【請求項41】請求項33に記載の方法であって、前記ポ
    リマー製ノード材の連続するストリップを提供するステ
    ップと、この連続するストリップを切断して前記分断ス
    トリップにするステップとを含む方法。
  42. 【請求項42】請求項33に記載の方法であって、前記ス
    トリップが、テンプレートの形態をしており、前記積層
    関係において、ストリップのテンプレートがそれぞれそ
    の上のテンプレート及びその下のテンプレートと幅方向
    にずらされている方法。
  43. 【請求項43】請求項33に記載の方法であって、前記固
    形のノードストリップを少なくとも1本のスプールから
    送り出す方法。
  44. 【請求項44】請求項33に記載の方法であって、送られ
    る基材層が多孔質の材料でできている方法。
  45. 【請求項45】ハニカム製品を作る方法であって、 基材材料からなる連続するウェブを前進させるステップ
    と、 固形の熱可塑性ノード材からなる連続するノードストリ
    ップを基材材料の前進方向と同じ方向に前進させるステ
    ップと、 ノードストリップを互いに間隔をあけて平行になるよう
    に維持しながら、ノードストリップを基材材料の表面に
    付着させるステップと、 ノードストリップをその軟化温度より高い温度まで熱
    し、軟化したそのストリップを基材材料に当てながら加
    圧することにより、この平行なノードストリップを基材
    材料に接着するステップと、 前記連続する基材材料及びこれに接着したノードストリ
    ップを幅方向に切断して、基材シート及びノードセグメ
    ントにするステップと、 基材シート及びこれに接着したノードセグメントを、一
    連の層の上に付着したその分断されたノードストリップ
    がその上及びその下の層上のノードストリップと平行に
    且つ幅方向にずれるように、層状に積み上げるステップ
    と、 分断されたノードストリップをその軟化温度より高い温
    度まで熱し、前記層をプレスし互いに結合させ且つ前記
    層を前記ノードストリップに沿ってノードストリップと
    結合させるステップと、 前記ブロックを冷却するステップと、 前記ブロックを拡張してハニカム構造にするステップと
    を含む方法。
  46. 【請求項46】請求項45に記載の方法であって、前記複
    数のノードストリップが前進させられながらその場で押
    し出される方法。
  47. 【請求項47】請求項45に記載の方法であって、前記ノ
    ードストリップのうち少なくとも一部が、それぞれ複数
    のフィラメントで形成される方法。
  48. 【請求項48】請求項45に記載の方法であって、前記フ
    ィラメントが複数のストランドである方法。
  49. 【請求項49】請求項45に記載の方法であって、前記ス
    トリップが、間隔をあけてウェブを横切るように送られ
    る少なくとも1本の連続するフィラメントから形成され
    る方法。
  50. 【請求項50】請求項49に記載の方法であって、前記フ
    ィラメントが2重のストランドとして送られる方法。
  51. 【請求項51】ハニカム製品を作る方法であって、 第1の方向に基材材料を前進させるステップと、 固形の熱可塑性のポリマー製ノード材からなるノードス
    トリップを、第1の方向と直交する、基材材料を横切る
    第2の方向に間隔をあけて前進させ、基材とノードスト
    リップの組み合せ体を形成のための間隔をあけて平行す
    るノードストリップを提供するステップと、 各層上のノードストリップをその上及びその下の層のノ
    ードストリップに対して幅方向にストリップ間隔の半分
    だけずらしながら、基材とノードストリップの前記組み
    合せ体の層からなる積層体を構築するステップと、 ノードストリップを軟化させてその上及びその下の層と
    結合させるのに十分な程ノードストリップを熱しなが
    ら、ノードストリップを含む前記層の積層体をプレスし
    てブロックを形成するステップと、 前記ブロックを冷却するステップと、 前記ブロックを拡張してハニカム構造にするステップと
    を含む方法。
  52. 【請求項52】請求項51に記載の方法であって、連続す
    る形態の前記ノードストリップを供給するステップと、
    送り出される前記連続するノードストリップを基材材料
    の幅とほぼ同じ長さに切断するステップとを含む方法。
  53. 【請求項53】請求項53に記載の方法であって、連続す
    るウェブの形態の前記基材材料を供給するステップと、
    このウェブを切断してシートにするステップとを含む方
    法。
  54. 【請求項54】ハニカムブロックを作る方法であって、 面を有し中心回りで回転可能な巻取り型を提供するステ
    ップと、 前記巻取り型の面に基材材料からなる少なくとも1枚の
    ウェブを巻き取り、これと同時に溶融温度が軟化温度よ
    り高い固形熱可塑性ノード材からなる離間し且つ平行な
    ノードストリップを基材材料の層の間に挟みつつ巻取り
    型に巻き取り、また引き続いて基材層に付着させる離間
    し且つ平行なノードストリップがその前の基材層に付着
    させた固形のノードストリップの間の中央に位置するよ
    うにするステップと、 固形のノードストリップと基材層を前記軟化温度より高
    いが固形ノードストリップの溶融温度よりは低い温度ま
    で熱してプレスし、ノードストリップを十分軟化させて
    これらを隣接する基材材料の層の間で結合させるステッ
    プとを含む方法。
  55. 【請求項55】請求項54に記載の方法であって、加熱及
    び加圧する前記ステップを前記巻取り型上で行った後、
    結合された基材層とノードストリップを切断してハニカ
    ムブロックにする方法。
  56. 【請求項56】請求項54に記載の方法であって、基材層
    とノードストリップを分離するステップを含み、このス
    テップでは、基材層とノードストリップを始めに前記巻
    取り型から分離し、その後ノードストリップの温度をそ
    の軟化温度より高い温度まで上昇させるため十分加熱及
    びプレスし、これらを結合してハニカムブロックにする
    方法。
  57. 【請求項57】請求項54に記載の方法であって、前記ス
    トリップを、基材を巻き取る方向と同じ方向で巻き取る
    方法。
  58. 【請求項58】請求項57に記載の方法であって、前記ス
    トリップを、基材を巻き取る方向を横切る方向で巻き取
    る方法。
  59. 【請求項59】請求項54に記載の方法であって、前記ス
    トリップを少なくとも1本のスプールから送り出す方
    法。
  60. 【請求項60】請求項54に記載の方法であって、前記回
    転型上に巻き取られる基材層が多孔質材料からできてい
    る方法。
  61. 【請求項61】ハニカム構造に拡張可能な予備成形体ブ
    ロックを形成するための方法であって、 基材層を提供し、これを前進させて積み重ねるステップ
    と、 基材層が積み重ねられる前又はその最中に、複数の固形
    のポリマー製ノードストリップからなる連続するセット
    を提供し、ノードストリップのセットを各基材層上に、
    その下のセットのストリップに対してストリップ間隔の
    半分だけ幅方向にずらしながら等間隔で平行に前進させ
    る供給するステップと、 固形のノードストリップを軟化させ、これらを基材層に
    結合するためプレスすることにより拡張可能なブロック
    を形成するステップとを含む方法。
  62. 【請求項62】請求項61に記載の方法であって、前記固
    形のノードストリップを少なくとも1本のスプールから
    送り出す方法。
  63. 【請求項63】請求項61に記載の方法であって、送られ
    る前記基材層が、多孔質材料からできている方法。
  64. 【請求項64】ハニカム構造に拡張可能な予備成形体ブ
    ロックを形成するための方法であって、 基材材料から成る少なくとも1枚のウェブを提供し、基
    材材料の連続する層を積み重ねる積層装置に前進させる
    ステップと、 溶融温度が軟化温度より高い固形の熱可塑性ノード材か
    ら成る複数の離間して平行なノードストリップを提供
    し、このストリップを前記基材材料から成るウェブに向
    けて前進させるステップと、 固形のノードストリップを基材材料の隣接する層の間に
    挟む時に、前記軟化温度より高いが前記溶融温度よりは
    低い温度まで固形のノードストリップを熱して、固形の
    ノードストリップ及び熱可塑性基材材料のノード部分が
    冷やされる時に、これら基材材料の隣接する層を結合さ
    せるステップとを含む方法。
  65. 【請求項65】請求項64に記載の方法であって、前記固
    形のノードストリップを少なくとも1本のスプールから
    送り出す方法。
  66. 【請求項66】請求項64に記載の方法であって、前記熱
    可塑性ノードストリップが、熱可塑性物で被覆したガラ
    ス製フィラメントである方法。
  67. 【請求項67】請求項64に記載の方法であって、送られ
    る前記基材層が、多孔質材料からできている方法。
  68. 【請求項68】ハニカム構造に拡張可能な予備成形体ブ
    ロックを形成するための方法であって、 面を有する巻取り型であって且つその中心上で回転可能
    である巻取り型を提供するステップと、 この巻取り型の面上に基材層を形成するため、基材材料
    からなる少なくとも1枚のウェブを巻き取るステップ
    と、 溶融温度が軟化温度より高い固形の熱可塑性ノード材か
    らなる複数の離間し平行なノードストリップを前記巻取
    り型に向けて前進させるステップと、 固形のノードストリップが基材材料の隣接する層の間に
    挟まれながら前記巻取り型に巻き取られる時に、前記軟
    化温度より高いが前記溶融温度よりは低い温度まで固形
    のノードストリップを熱して、固形のノードストリップ
    及び熱可塑性基材材料のノード部分が冷やされる時に、
    これら基材材料の隣接する層を結合させるステップとを
    含む方法。
  69. 【請求項69】請求項68に記載の方法であって、交互に
    重なり合う基材材料の層とノードストリップを、これら
    層が前記巻取り型に巻き取られる時にプレスするステッ
    プを更に含む方法。
  70. 【請求項70】請求項69に記載の方法であって、結合し
    た基材材料を切断してハニカムブロックを形成するステ
    ップを更に含む方法。
  71. 【請求項71】請求項68に記載の方法であって、前記ノ
    ードストリップを、基材を巻き取る方向と同じ方向で前
    記巻取り型に巻き取る方法。
  72. 【請求項72】請求項68に記載の方法であって、前記ノ
    ードストリップを少なくとも1本のスプールから送り出
    す方法。
  73. 【請求項73】請求項68に記載の方法であって、前記熱
    可塑性ノードストリップが、同質の熱可塑性ストリッ
    プ、熱可塑性フィラメント、熱可塑性物を予備含浸した
    クロス、熱可塑性物で被覆したガラス製フィラメント、
    発泡熱可塑性フィルム、及び非発泡熱可塑性フィルムか
    らなる群から選択される1種以上の材料からなる方法。
  74. 【請求項74】請求項68に記載の方法であって、前記熱
    可塑性ノードストリップが、ポリプロピレン、ポリエチ
    レン、ポリカーボネート、ポリエーテルイミド、ポリエ
    ーテルスルホン、ポリエーテルエーテルケトン及びポリ
    ウレタンからなる群から選択される1種以上の熱可塑性
    材料のグループからなるものである方法。
  75. 【請求項75】請求項68に記載の方法であって、前記熱
    可塑性ノードストリップが熱可塑性物で被覆したガラス
    製フィラメントである方法。
  76. 【請求項76】請求項68に記載の方法であって、固形ノ
    ード材からなる連続するストリップと基材材料からなる
    連続するウェブを提供し、基材材料の層同士がノードス
    トリップによって結合した後に基材材料の層とノードス
    トリップを切断するステップを含む方法。
  77. 【請求項77】請求項68に記載の方法であって、前記回
    転型上に巻き取られる基材層が、多孔質材料からできて
    いる方法。
  78. 【請求項78】ハニカム構造を形成する方法であって、 面を有し中心回りで回転可能でな巻取り型を提供するス
    テップと、 前記巻取り型の面上に第1の基材ウェブからなる複数の
    層を形成するため、多孔質の基材材料からなる第1のウ
    ェブを巻き取るステップと、 第1の基材ウェブ上に軟化温度とこれより高い溶融温度
    とを有する固形の熱可塑性ノード材を付着させるため、
    固形の熱可塑性ノード材からなるストリップの第1のセ
    ットを間隔をあけて平行させながら上記巻取り型に向け
    て前進させるステップと、 前記巻取り型上に第2の基材ウェブからなる複数の層を
    形成するため、多孔質の基材材料からなる第2の基材ウ
    ェブを、間隔をあけて平行する第1のノードストリップ
    のセットの上に巻き取るステップと、 第2の基材ウェブ上に第2のノードストリップのセット
    を第1のノードストリップのセットに対してストリップ
    間隔の半分だけずらして付着させるため、固形の熱可塑
    性ノード材からなる第2のノードストリップのセットを
    間隔をあけて平行させながら前記巻取り型に向けて前進
    させるステップと、 固形のノードストリップが隣接する第1及び第2の基材
    層の間に挟まれつつ前記巻取り型に巻き取られる時に、
    前記軟化温度より高いが前記溶融温度よりは低い温度ま
    で第1及び第2の固形のノードストリップのセットを熱
    して、これらノードストリップが冷やされる時に、これ
    ら隣接する層同士を結合させるステップであって、この
    時、多孔質の基材材料からなる第1及び第2のウェブの
    層を通して発生するノードストリップのウィッキングを
    防止するため、ノードストリップが軟化した固形材料と
    して付着させられるステップと、 前記第1及び第2の基材ウェブ間に形成されたノードに
    沿ってノードストリップによりこれらウェブが結合され
    て、複数の交互に重なり合う層を含む多重層構造が形成
    されるまで、前記巻取り型を回転させるステップと、 この多重層構造を切断して平板な予備成形体ブロックを
    形成するステップと、 この予備成形体ブロックを拡張してハニカム構造を形成
    するステップとを含む方法。
  79. 【請求項79】請求項78に記載の方法であって、 前記ハニカム構造を樹脂に浸して被覆するステップと、 樹脂で被覆したこのハニカム構造を硬化させて、剛性の
    高いハニカム構造にするステップとを含む方法。
  80. 【請求項80】ハニカム製品に拡張可能なハニカム予備
    成形体製品をシートストックから作る方法であって、 複数の基材層を提供するステップと、 各層に互い違いに間隔をあけて平行する峰部及び谷部が
    できるように前記層をコルゲートするステップと、 この峰部上に、ある溶融温度が軟化温度より高い固形の
    熱可塑性ノード材からなるノードストリップを、互いに
    間隔をあけて平行するように置くステップと、 各層の谷部がその下の層の峰部上のノードストリップと
    重合するように基材層を重ねることにより、各層の峰部
    上のノードストリップをその上の層の谷部と重合させる
    ステップと、 ノードストリップを前記軟化温度より高い温度まで熱し
    ながら、連続する前記基材層の峰部及び谷部をに圧力を
    加えて、ノードストリップを峰部と谷部を有する基材層
    に結合することにより、コルゲートした前記基材層同士
    を結合するステップと、 基材層を冷却し、基材層から圧力を取り除いて、これを
    ハニカム構造を得るステップとからなる方法。
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