JPH0747446Y2 - アスファルトフィニッシャにおけるダンプカーの誘導装置 - Google Patents
アスファルトフィニッシャにおけるダンプカーの誘導装置Info
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- JPH0747446Y2 JPH0747446Y2 JP1991035247U JP3524791U JPH0747446Y2 JP H0747446 Y2 JPH0747446 Y2 JP H0747446Y2 JP 1991035247 U JP1991035247 U JP 1991035247U JP 3524791 U JP3524791 U JP 3524791U JP H0747446 Y2 JPH0747446 Y2 JP H0747446Y2
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- Japan
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- dump truck
- asphalt
- display
- asphalt finisher
- finisher
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、アスファルトフィニッ
シャのホッパにアスファルト合材を投入するために後退
してくるダンプカーを作業員に代わって誘導する誘導装
置に関する。
シャのホッパにアスファルト合材を投入するために後退
してくるダンプカーを作業員に代わって誘導する誘導装
置に関する。
【０００２】
【従来の技術】舗装中のアスファルトフィニッシャにア
スファルト合材を供給するには、ダンプカーを後退させ
てアスファルトフィニッシャのホッパに近付け、アスフ
ァルトフィニッシャから所定の距離を隔てた位置に一旦
停止させた後、そのダンプカーをアスファルトフィニッ
シャで押して一緒に前進させながら行っている。ダンプ
カーを後退させてアスファルトフィニッシャに近付ける
場合、従来においては、作業員がダンプカーのオペレー
タに合図を送って誘導し、ダンプカーを正しい位置に導
くようにしている。
スファルト合材を供給するには、ダンプカーを後退させ
てアスファルトフィニッシャのホッパに近付け、アスフ
ァルトフィニッシャから所定の距離を隔てた位置に一旦
停止させた後、そのダンプカーをアスファルトフィニッ
シャで押して一緒に前進させながら行っている。ダンプ
カーを後退させてアスファルトフィニッシャに近付ける
場合、従来においては、作業員がダンプカーのオペレー
タに合図を送って誘導し、ダンプカーを正しい位置に導
くようにしている。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
誘導方法では、人手がかかり、省力化できないという不
満がある。また誘導には大きい個人差があり、誘導の不
手際からダンプカーをアスファルトフィニッシャに衝突
させて衝突個所を破損させたり、舗装に傷をつけること
も懸念される。
誘導方法では、人手がかかり、省力化できないという不
満がある。また誘導には大きい個人差があり、誘導の不
手際からダンプカーをアスファルトフィニッシャに衝突
させて衝突個所を破損させたり、舗装に傷をつけること
も懸念される。
【０００４】本考案は、ダンプカーを的確に誘導して衝
突を防止し、また省力化することができるアスファルト
フィニッシャにおけるダンプカーの誘導装置を提供する
ことを目的とする。
突を防止し、また省力化することができるアスファルト
フィニッシャにおけるダンプカーの誘導装置を提供する
ことを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本考案は、走行車の前部に、アスファルト合材の
ホッパが設けられたアスファルトフィニッシャにおい
て、上記走行車に、アスファルト合材をホッパに投入す
るために後退してくるダンプカーを撮影するＣＣＤカメ
ラと、該ＣＣＤカメラから出力される信号を受け、ダン
プカーの位置と状態を検出する制御装置と、該制御装置
の出力信号を受け、後退中のダンプカーのアスファルト
フィニッシャに対する距離を距離表示手段に表示し、ま
た後退中のダンプカーの中心がアスファルトフィニッシ
ャの中心に対して左右いずれかにずれた場合にそのずれ
方向を中心ずれ表示手段に表示する表示器と、上記ＣＣ
Ｄカメラが撮影した画像を映し出す表示画面とを設けた
構成とした。表示器の前側の面と後側の面の両方に距離
表示手段と中心ずれ表示手段をそれぞれ設けた構成とす
ることが好ましい。
めに、本考案は、走行車の前部に、アスファルト合材の
ホッパが設けられたアスファルトフィニッシャにおい
て、上記走行車に、アスファルト合材をホッパに投入す
るために後退してくるダンプカーを撮影するＣＣＤカメ
ラと、該ＣＣＤカメラから出力される信号を受け、ダン
プカーの位置と状態を検出する制御装置と、該制御装置
の出力信号を受け、後退中のダンプカーのアスファルト
フィニッシャに対する距離を距離表示手段に表示し、ま
た後退中のダンプカーの中心がアスファルトフィニッシ
ャの中心に対して左右いずれかにずれた場合にそのずれ
方向を中心ずれ表示手段に表示する表示器と、上記ＣＣ
Ｄカメラが撮影した画像を映し出す表示画面とを設けた
構成とした。表示器の前側の面と後側の面の両方に距離
表示手段と中心ずれ表示手段をそれぞれ設けた構成とす
ることが好ましい。
【０００６】
【作用】ＣＣＤカメラは、後退してくるダンプカーを撮
影して信号を出力する。制御装置はカメラの出力信号か
らアスファルトフィニッシャに対するダンプカーの位置
と状態を検出する。また、表示器は制御装置の検出結果
を距離表示手段と中心ず れ表示手段に表示する。したが
ってダンプカーのオペレータは表示器の表示内容にした
がってダンプカーを後退させ、目的とする位置に所定の
状態で正しく停止させることができるので、作業員によ
る誘導が不要である。また表示器は、作業員のような個
人差がないので、ダンプカーの運転が容易である。アス
ファルトフィニッシャのオペレータは、表示画面に映し
出されたダンプカーの画像を見ることにより、ダンプカ
ーのオペレータが誘導装置の誘導にしたがってダンプカ
ーを運転し、また誘導装置が正常に働いているかどうか
を知ることができる。 また、表示器の前側の面と後側の
面の両方に距離表示手段と中心ずれ表示手段をそれぞれ
設けた構成とした場合、アスファルトフィニッシャのオ
ペレータは、表示器の表示内容と表示画面のダンプカー
の画像から、より一層正確にダンプカーの運転状況と誘
導装置の正常な働きを確認することができる。
影して信号を出力する。制御装置はカメラの出力信号か
らアスファルトフィニッシャに対するダンプカーの位置
と状態を検出する。また、表示器は制御装置の検出結果
を距離表示手段と中心ず れ表示手段に表示する。したが
ってダンプカーのオペレータは表示器の表示内容にした
がってダンプカーを後退させ、目的とする位置に所定の
状態で正しく停止させることができるので、作業員によ
る誘導が不要である。また表示器は、作業員のような個
人差がないので、ダンプカーの運転が容易である。アス
ファルトフィニッシャのオペレータは、表示画面に映し
出されたダンプカーの画像を見ることにより、ダンプカ
ーのオペレータが誘導装置の誘導にしたがってダンプカ
ーを運転し、また誘導装置が正常に働いているかどうか
を知ることができる。 また、表示器の前側の面と後側の
面の両方に距離表示手段と中心ずれ表示手段をそれぞれ
設けた構成とした場合、アスファルトフィニッシャのオ
ペレータは、表示器の表示内容と表示画面のダンプカー
の画像から、より一層正確にダンプカーの運転状況と誘
導装置の正常な働きを確認することができる。
【０００７】
【実施例】添付図面は本考案の一実施例を示すもので、
図中符号１はアスファルトフィニッシャである。アスフ
ァルトフィニッシャ１の基本構造は周知であり、走行車
２の前部にアスファルト合材を収容するホッパ３を有
し、また後部に、ホッパ３からバーフィーダ（図示せ
ず）で送られてきたアスファルト合材を左右に広げるス
クリュ４と、該スクリュ４によって広げられたアスファ
ルト合材を路面に敷き均す左右一対のスクリード５を備
える。走行車２の前端部にはプッシュローラ６が設けら
れ、またスクリュ４の上方には運転席７が設けられてい
る。プッシュローラ６はダンプカー８の後車輪９を押し
てダンプカー８を前進させる。
図中符号１はアスファルトフィニッシャである。アスフ
ァルトフィニッシャ１の基本構造は周知であり、走行車
２の前部にアスファルト合材を収容するホッパ３を有
し、また後部に、ホッパ３からバーフィーダ（図示せ
ず）で送られてきたアスファルト合材を左右に広げるス
クリュ４と、該スクリュ４によって広げられたアスファ
ルト合材を路面に敷き均す左右一対のスクリード５を備
える。走行車２の前端部にはプッシュローラ６が設けら
れ、またスクリュ４の上方には運転席７が設けられてい
る。プッシュローラ６はダンプカー８の後車輪９を押し
てダンプカー８を前進させる。
【０００８】走行車２のホッパ３後方の中央上部には、
ＣＣＤカメラ１０が前方に正しく向けて取り付けられて
いる。ＣＣＤカメラ１０は、俯仰角度を調節自在とされ
ている。ＣＣＤカメラ１０は後退してアスファルトフィ
ニッシャ１に近付いてくるダンプカー８を撮影し、その
画像８ａを電気信号として出力する。
ＣＣＤカメラ１０が前方に正しく向けて取り付けられて
いる。ＣＣＤカメラ１０は、俯仰角度を調節自在とされ
ている。ＣＣＤカメラ１０は後退してアスファルトフィ
ニッシャ１に近付いてくるダンプカー８を撮影し、その
画像８ａを電気信号として出力する。
【０００９】走行車２には、上記ＣＣＤカメラ１０の他
に、制御装置１３と表示器１４、及び表示画面１５が設
けられている。制御装置１３はＣＣＤカメラ１０に電気
的に接続され、ＣＣＤカメラ１０の出力信号を受けてダ
ンプカー８の後退位置と、アスファルトフィニッシャ１
に対するダンプカー８の状態、つまりアスファルトフィ
ニッシャ１の中心に対してダンプカー８の中心が一致し
ているかどうか、一致していないとすればどちら側にず
れているかを検出する。
に、制御装置１３と表示器１４、及び表示画面１５が設
けられている。制御装置１３はＣＣＤカメラ１０に電気
的に接続され、ＣＣＤカメラ１０の出力信号を受けてダ
ンプカー８の後退位置と、アスファルトフィニッシャ１
に対するダンプカー８の状態、つまりアスファルトフィ
ニッシャ１の中心に対してダンプカー８の中心が一致し
ているかどうか、一致していないとすればどちら側にず
れているかを検出する。
【００１０】ダンプカー８の後退位置は、ＣＣＤカメラ
１０が自動焦点式等の距離計付のときはその距離計から
の出力信号を利用し、また距離計を備えていなくても画
像８ａの大きさを検出して知ることができる。またダン
プカー８の中心のずれは、その画像８ａのずれから検出
する。
１０が自動焦点式等の距離計付のときはその距離計から
の出力信号を利用し、また距離計を備えていなくても画
像８ａの大きさを検出して知ることができる。またダン
プカー８の中心のずれは、その画像８ａのずれから検出
する。
【００１１】表示器１４は制御装置１３に電気的に接続
されており、制御装置１３は表示器１４に信号を出力し
て検出内容を表示させる。すなわち、ダンプカー８がア
スファルトフィニッシャ１から十分に離れているとき
は、表示器１４の中央上部のランプ１４ａを青色に点灯
させ、ダンプカー８が予め設定された距離以内に近付い
たときは中央下部のランプ１４ｂを赤に点灯させる。ま
た、ダンプカー８の中心がアスファルトフィニッシャ１
の中心に対して図１で右にそれた場合は表示器１４の右
（図２では左）のランプ１４ｄを点灯させ、ダンプカー
８が左にずれた場合は左のランプ１４ｃを点灯させる。
表示画面１５は、ＣＣＤカメラ１０または制御装置１３
に電気的に接続されて運転席に設けられており、ダンプ
カー８の画像８ａを映し出す。なお、ランプ１４ａ，１
４ｂは距離表示手段を構成し、またランプ１４ｃ，１４
ｄは中心ずれ表示手段を構成している。距離表示手段と
中心ずれ表示手段は、表示器１４の表裏（前側の面と後
側の面）に設けることができる。
されており、制御装置１３は表示器１４に信号を出力し
て検出内容を表示させる。すなわち、ダンプカー８がア
スファルトフィニッシャ１から十分に離れているとき
は、表示器１４の中央上部のランプ１４ａを青色に点灯
させ、ダンプカー８が予め設定された距離以内に近付い
たときは中央下部のランプ１４ｂを赤に点灯させる。ま
た、ダンプカー８の中心がアスファルトフィニッシャ１
の中心に対して図１で右にそれた場合は表示器１４の右
（図２では左）のランプ１４ｄを点灯させ、ダンプカー
８が左にずれた場合は左のランプ１４ｃを点灯させる。
表示画面１５は、ＣＣＤカメラ１０または制御装置１３
に電気的に接続されて運転席に設けられており、ダンプ
カー８の画像８ａを映し出す。なお、ランプ１４ａ，１
４ｂは距離表示手段を構成し、またランプ１４ｃ，１４
ｄは中心ずれ表示手段を構成している。距離表示手段と
中心ずれ表示手段は、表示器１４の表裏（前側の面と後
側の面）に設けることができる。
【００１２】次に、上記のように構成された本考案に係
るアスファルトフィニッシャにおけるダンプカーの誘導
装置の作用を図５のフローチャートにしたがって説明す
る。アスファルトフィニッシャ１のオペレータは、その
ホッパ３にアスファルト合材を受け入れるときは、ホッ
パ３のウイング３ａを開き、誘導装置をオンにする。こ
の操作で誘導の準備が整い、まず、表示器１４のランプ
１４ａが青に点灯する。
るアスファルトフィニッシャにおけるダンプカーの誘導
装置の作用を図５のフローチャートにしたがって説明す
る。アスファルトフィニッシャ１のオペレータは、その
ホッパ３にアスファルト合材を受け入れるときは、ホッ
パ３のウイング３ａを開き、誘導装置をオンにする。こ
の操作で誘導の準備が整い、まず、表示器１４のランプ
１４ａが青に点灯する。
【００１３】ダンプカー８のオペレータは、表示器１４
のランプ１４ａが青に点灯しているのを見てから、ダン
プカー８を後退させ、舗装中のアスファルトフィニッシ
ャ１に表示器１４を見ながら徐々に近付ける。ダンプカ
ー８の中心がアスファルトフィニッシャ１の中心に予め
定められた許容範囲内で一致し、正常状態を保っている
限り、表示器１４の左右のランプ１４ｃ．１４ｄは点灯
しないので、そのままダンプカー８の後退を継続し、ラ
ンプ１４ｂが赤に点灯したらダンプカー８を停止させ
る。
のランプ１４ａが青に点灯しているのを見てから、ダン
プカー８を後退させ、舗装中のアスファルトフィニッシ
ャ１に表示器１４を見ながら徐々に近付ける。ダンプカ
ー８の中心がアスファルトフィニッシャ１の中心に予め
定められた許容範囲内で一致し、正常状態を保っている
限り、表示器１４の左右のランプ１４ｃ．１４ｄは点灯
しないので、そのままダンプカー８の後退を継続し、ラ
ンプ１４ｂが赤に点灯したらダンプカー８を停止させ
る。
【００１４】ダンプカー８の後退中において、その中心
がアスファルトフィニッシャ１の中心から許容範囲をこ
えて横にずれると、ずれた側のランプ１４ｃ．１４ｄが
点灯する。ダンプカー８のオペレータはいずれか一方の
ランプ１４ｃ，１４ｄが点灯したら、その点灯ランプ１
４ｃ，１４ｄと反対側にダンプカー８が寄るように運転
する。後退中に位置ずれを修正することができないとダ
ンプカー８のオペレータが判断したときは、ダンプカー
８を一旦前進させ、再び後退させて位置ずれを修正す
る。アスファルトフィニッシャ１のオペレータは、必要
があれば、表示画面１５に映し出されたダンプカー８の
画像８ａを見ることにより、ダンプカー８のオペレータ
が誘導装置の誘導にしたがってダンプカー８を運転し、
また誘導装置が正常に働いているかどうかを知ることが
できる。 また、表示器１４の前側の面と後側の面の両方
にランプ１４ａ，１４ｂ，１４ｃ，１４ｄを設けた場
合、アスファルトフィニッシャ１のオペレータは、表示
器１４の表示内容と表示画面１５のダンプカー８の画像
８ａから、より一層正確にダンプカー８の運転状況と誘
導装置の正常な働きを確認することができる。
がアスファルトフィニッシャ１の中心から許容範囲をこ
えて横にずれると、ずれた側のランプ１４ｃ．１４ｄが
点灯する。ダンプカー８のオペレータはいずれか一方の
ランプ１４ｃ，１４ｄが点灯したら、その点灯ランプ１
４ｃ，１４ｄと反対側にダンプカー８が寄るように運転
する。後退中に位置ずれを修正することができないとダ
ンプカー８のオペレータが判断したときは、ダンプカー
８を一旦前進させ、再び後退させて位置ずれを修正す
る。アスファルトフィニッシャ１のオペレータは、必要
があれば、表示画面１５に映し出されたダンプカー８の
画像８ａを見ることにより、ダンプカー８のオペレータ
が誘導装置の誘導にしたがってダンプカー８を運転し、
また誘導装置が正常に働いているかどうかを知ることが
できる。 また、表示器１４の前側の面と後側の面の両方
にランプ１４ａ，１４ｂ，１４ｃ，１４ｄを設けた場
合、アスファルトフィニッシャ１のオペレータは、表示
器１４の表示内容と表示画面１５のダンプカー８の画像
８ａから、より一層正確にダンプカー８の運転状況と誘
導装置の正常な働きを確認することができる。
【００１５】上記以外の他の実施例等について以下に列
記する。 （１） ダンプカー８が左または右に寄った場合のラン
プ１４ｃ，１４ｄの点灯関係を上記実施例の逆にするこ
ともでき、またランプ１４ａ，１４ｂ，１４ｃ，１４ｄ
の配置や設備個数、点灯色、点滅等の表示方法は上記実
施例に限らず任意である。
記する。 （１） ダンプカー８が左または右に寄った場合のラン
プ１４ｃ，１４ｄの点灯関係を上記実施例の逆にするこ
ともでき、またランプ１４ａ，１４ｂ，１４ｃ，１４ｄ
の配置や設備個数、点灯色、点滅等の表示方法は上記実
施例に限らず任意である。
【００１６】（２） 表示器１４にブザー等の音声を併
用することもできる。
用することもできる。
【００１７】（３） 表示器１４はダンプカー８のオペ
レータに見やすくするために、車体の横に突出自在にす
ると具合がよい。
レータに見やすくするために、車体の横に突出自在にす
ると具合がよい。
【００１８】（４） 制御装置１３に、ダンプカー８の
後退速度を割り出させるとともに、ダンプカー８の現在
距離と速度を総合的に判断させ、アスファルトフィニッ
シャ１に対する衝突の危険を表示器１４に表示させるこ
ともできる。
後退速度を割り出させるとともに、ダンプカー８の現在
距離と速度を総合的に判断させ、アスファルトフィニッ
シャ１に対する衝突の危険を表示器１４に表示させるこ
ともできる。
【００１９】
【考案の効果】以上説明したように、請求項１に係るア
スファルトフィニッシャにおけるダンプカーの誘導装置
は、走行車の前部に、アスファルト合材のホッパが設け
られたアスファルトフィニッシャにおいて、上記走行車
には、アスファルト合材をホッパに投入するために後退
してくるダンプカーを撮影するＣＣＤカメラと、該ＣＣ
Ｄカメラから出力される信号を受け、ダンプカーの位置
と状態を検出する制御装置と、該制御装置の出力信号を
受け、後退中のダンプカーのアスファルトフィニッシャ
に対する距離を距離表示手段に表示し、また後退中のダ
ンプカーの中心がアスファルトフィニッシャの中心に対
して左右いずれかにずれた場合にそのずれ方向を中心ず
れ表示手段に表示する表示器と、上記ＣＣＤカメラが撮
影した画像を映し出す表示画面とが設けられた構成とさ
れているので、作業員によらずにダンプカーをアスファ
ルトフィニッシャの前に誘導することができる。したが
って省力化でき、また作業員の個人差といったものがな
く、ダンプカーを正確に誘導してアスファルトフィニッ
シャに対する衝突を防止することができる。また、アス
ファルトフィニッシャのオペレータは、表示画面に映し
出されたダンプカーの画像を見ることにより、ダンプカ
ーのオペレータが誘導装置の誘導にしたがってダンプカ
ーを運転し、また誘導装置が正常に働いているかどうか
を知ることができる。 請求項２に係るアスファルトフィ
ニッシャにおけるダンプカーの誘導装置は、請求項１に
係る誘導装置において、表示器の前側の面と後側の面の
両方に距離表示手段と中心ずれ表示手段がそれぞれ設け
られた構成とされているので、アスファルトフィニッシ
ャのオペレータは、表示器の表示内容と表示画面のダン
プカーの画像から、より一層正確にダンプカーの運転状
況と誘導装置の正常な働きを確認し、誤作動等による支
障を未然に防止することができる。
スファルトフィニッシャにおけるダンプカーの誘導装置
は、走行車の前部に、アスファルト合材のホッパが設け
られたアスファルトフィニッシャにおいて、上記走行車
には、アスファルト合材をホッパに投入するために後退
してくるダンプカーを撮影するＣＣＤカメラと、該ＣＣ
Ｄカメラから出力される信号を受け、ダンプカーの位置
と状態を検出する制御装置と、該制御装置の出力信号を
受け、後退中のダンプカーのアスファルトフィニッシャ
に対する距離を距離表示手段に表示し、また後退中のダ
ンプカーの中心がアスファルトフィニッシャの中心に対
して左右いずれかにずれた場合にそのずれ方向を中心ず
れ表示手段に表示する表示器と、上記ＣＣＤカメラが撮
影した画像を映し出す表示画面とが設けられた構成とさ
れているので、作業員によらずにダンプカーをアスファ
ルトフィニッシャの前に誘導することができる。したが
って省力化でき、また作業員の個人差といったものがな
く、ダンプカーを正確に誘導してアスファルトフィニッ
シャに対する衝突を防止することができる。また、アス
ファルトフィニッシャのオペレータは、表示画面に映し
出されたダンプカーの画像を見ることにより、ダンプカ
ーのオペレータが誘導装置の誘導にしたがってダンプカ
ーを運転し、また誘導装置が正常に働いているかどうか
を知ることができる。 請求項２に係るアスファルトフィ
ニッシャにおけるダンプカーの誘導装置は、請求項１に
係る誘導装置において、表示器の前側の面と後側の面の
両方に距離表示手段と中心ずれ表示手段がそれぞれ設け
られた構成とされているので、アスファルトフィニッシ
ャのオペレータは、表示器の表示内容と表示画面のダン
プカーの画像から、より一層正確にダンプカーの運転状
況と誘導装置の正常な働きを確認し、誤作動等による支
障を未然に防止することができる。
【図１】 本考案の一実施例を示すもので、本考案に係
る誘導装置を設備したアスファルトフィニッシャの平面
図である。
る誘導装置を設備したアスファルトフィニッシャの平面
図である。
【図２】 表示器の正面図である。
【図３】 ＣＣＤカメラと制御装置等の関係を示すブロ
ック図である。
ック図である。
【図４】 表示画面の正面図である。
【図５】 表示器の表示とダンプカー運転等のフロー図
である。
である。
１ アスファルトフィニッシャ ２ 走行車 ３ ホッパ ８ ダンプカー８ａ 画像 １０ ＣＣＤカメラ １３ 制御装置 １４ 表示器 １４ａ，１４ｂ ランプ（距離表示手段） １４ｃ，１４ｄ ランプ（中心ずれ表示手段） １５ 表示画面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 南 一 神奈川県横浜市磯子区新磯子町27番地 株 式会社新潟鉄工所 開発センター内 (56)参考文献 特開 昭63−142106（ＪＰ，Ａ) 実公 昭40−29555（ＪＰ，Ｙ１)
Claims (2)
- 【請求項１】 走行車の前部に、アスファルト合材のホ
ッパが設けられたアスファルトフィニッシャにおいて、
上記走行車には、アスファルト合材をホッパに投入する
ために後退してくるダンプカーを撮影するＣＣＤカメラ
と、該ＣＣＤカメラから出力される信号を受け、ダンプ
カーの位置と状態を検出する制御装置と、該制御装置の
出力信号を受け、後退中のダンプカーのアスファルトフ
ィニッシャに対する距離を距離表示手段に表示し、また
後退中のダンプカーの中心がアスファルトフィニッシャ
の中心に対して左右いずれかにずれた場合にそのずれ方
向を中心ずれ表示手段に表示する表示器と、上記ＣＣＤ
カメラが撮影した画像を映し出す表示画面とが設けられ
たことを特徴とするアスファルトフィニッシャにおける
ダンプカーの誘導装置。 - 【請求項２】 表示器の前側の面と後側の面の両方に距
離表示手段と中心ずれ表示手段がそれぞれ設けられたこ
とを特徴とする請求項１記載のアスファルトフィニッシ
ャにおけるダンプカーの誘導装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991035247U JPH0747446Y2 (ja) | 1991-04-18 | 1991-04-18 | アスファルトフィニッシャにおけるダンプカーの誘導装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991035247U JPH0747446Y2 (ja) | 1991-04-18 | 1991-04-18 | アスファルトフィニッシャにおけるダンプカーの誘導装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04122711U JPH04122711U (ja) | 1992-11-05 |
| JPH0747446Y2 true JPH0747446Y2 (ja) | 1995-11-01 |
Family
ID=31917460
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1991035247U Expired - Lifetime JPH0747446Y2 (ja) | 1991-04-18 | 1991-04-18 | アスファルトフィニッシャにおけるダンプカーの誘導装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0747446Y2 (ja) |
Families Citing this family (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4705611B2 (ja) * | 2007-07-10 | 2011-06-22 | 住友建機株式会社 | 舗装機械の運転者支援装置 |
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