JPH0747357Y2 - テープカートリッジ搬送用トレー - Google Patents
テープカートリッジ搬送用トレーInfo
- Publication number
- JPH0747357Y2 JPH0747357Y2 JP1989132081U JP13208189U JPH0747357Y2 JP H0747357 Y2 JPH0747357 Y2 JP H0747357Y2 JP 1989132081 U JP1989132081 U JP 1989132081U JP 13208189 U JP13208189 U JP 13208189U JP H0747357 Y2 JPH0747357 Y2 JP H0747357Y2
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- Japan
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- tray
- cartridge
- storage
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- storage chamber
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Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は磁気テープ内蔵カートリッジの収納と取出しの
自動化に適するテープカートリッジ搬送用トレーに関す
る。
自動化に適するテープカートリッジ搬送用トレーに関す
る。
[従来の技術] 磁気テープを内蔵したカートリッジ(以下テープカート
リッジという)を大量に保管するには、カートリッジ外
面に内容・項目・番号などを記し分類して保管棚に並
べ、必要に応じて人手により出し入れしていたが、保管
棚と磁気テープ装置との間を往復搬送する際に専用のト
レーが用いられている。
リッジという)を大量に保管するには、カートリッジ外
面に内容・項目・番号などを記し分類して保管棚に並
べ、必要に応じて人手により出し入れしていたが、保管
棚と磁気テープ装置との間を往復搬送する際に専用のト
レーが用いられている。
従来の搬送用トレーは、仕切壁のない単なる上部開放形
の箱体であるため、テープカートリッジの出し入れは取
り出し順に収納するしか外なく、使用順を考慮しながら
収納するには再度並べ代えなければならない。またトレ
ー内へ収納する際に、不揃いとなり、取出し時に改めて
テープカートリッジの前後または表裏の方向を確認する
ことが必要となるなどの不都合があって、テープカート
リッジの保管、入出庫に多くの人手と時間を要するもの
であった。
の箱体であるため、テープカートリッジの出し入れは取
り出し順に収納するしか外なく、使用順を考慮しながら
収納するには再度並べ代えなければならない。またトレ
ー内へ収納する際に、不揃いとなり、取出し時に改めて
テープカートリッジの前後または表裏の方向を確認する
ことが必要となるなどの不都合があって、テープカート
リッジの保管、入出庫に多くの人手と時間を要するもの
であった。
[考案が解決しようとする課題] そこで、本願人は特願平1−281905号(国内優先により
特開平3−205202号公報として開示)によって、多数の
テープカートリッジの収納と取出しの自動化に適するト
レーと、トレー格納庫と、ピッキングロボットと、保管
ユニットとを備えて大量のテープカートリッジを保管す
る装置を発明した。
特開平3−205202号公報として開示)によって、多数の
テープカートリッジの収納と取出しの自動化に適するト
レーと、トレー格納庫と、ピッキングロボットと、保管
ユニットとを備えて大量のテープカートリッジを保管す
る装置を発明した。
すなわち、上記の保管装置は、多数の情報記録媒体(磁
気テープを内蔵したカートリッジ等)を収納するトレー
と、多数の情報記録媒体を保管する保管棚(垂直多段式
回転ラック)を複数のレーンに沿って配列した保管ユニ
ットと、磁気テープ装置群と保管ユニットとの間に配置
されたトレー格納庫、トレーを載せる荷台部付きのピッ
キングロボットであってトレーを保持したままトレー格
納庫の搬出入位置と所定の保管棚との間にかけて走行
し、かつ各情報記録媒体を順次又は選択的にピクアップ
してトレーから保管棚へ、または保管棚からトレーへ移
す入出庫装置(ピッキングボット)と、トレー情報読取
り装置と、情報記録媒体に表示された情報記録媒体管理
情報を読取る認識装置と、前記情報記録媒体管理情報と
保管ユニットの棚番地管理情報との制御並びにトレー情
報読取り装置、入出庫装置の制御を行う制御装置とから
なる。
気テープを内蔵したカートリッジ等)を収納するトレー
と、多数の情報記録媒体を保管する保管棚(垂直多段式
回転ラック)を複数のレーンに沿って配列した保管ユニ
ットと、磁気テープ装置群と保管ユニットとの間に配置
されたトレー格納庫、トレーを載せる荷台部付きのピッ
キングロボットであってトレーを保持したままトレー格
納庫の搬出入位置と所定の保管棚との間にかけて走行
し、かつ各情報記録媒体を順次又は選択的にピクアップ
してトレーから保管棚へ、または保管棚からトレーへ移
す入出庫装置(ピッキングボット)と、トレー情報読取
り装置と、情報記録媒体に表示された情報記録媒体管理
情報を読取る認識装置と、前記情報記録媒体管理情報と
保管ユニットの棚番地管理情報との制御並びにトレー情
報読取り装置、入出庫装置の制御を行う制御装置とから
なる。
テープカートリッジは下面に挿入方向規制用の斜面を有
し、カートリッジ番号のバーコードが付けられている。
また、トレーは側板にトレー番号のバーコードを設け、
内部に多数のカートリッジを整然と収納するため縦横の
仕切り壁によって例えば2行15列の小室(収納室)に区
画されている。各収納室の底にはカートリッジの挿入方
向規制用の斜面と接触する斜面部を有している。
し、カートリッジ番号のバーコードが付けられている。
また、トレーは側板にトレー番号のバーコードを設け、
内部に多数のカートリッジを整然と収納するため縦横の
仕切り壁によって例えば2行15列の小室(収納室)に区
画されている。各収納室の底にはカートリッジの挿入方
向規制用の斜面と接触する斜面部を有している。
また、テープカートリッジは、それぞれ固有のバーコー
ドが設けられ、テープカートリッジ認識装置によって読
み取られる。またトレー番号もトレー認識装置によって
読み取られる。保管棚への入庫時には、テープ番号から
あらかじめ決められた保管棚番地を検索し、棚番地から
保管棚を決定し、該当するレーンのピッキングロボット
へ搬送コンベヤによって搬送する。入庫指令に基づきピ
ッキングロボットを駆動して所定の保管棚へカートリッ
ジを保管する。空トレーはトレー格納棚で保管する。
ドが設けられ、テープカートリッジ認識装置によって読
み取られる。またトレー番号もトレー認識装置によって
読み取られる。保管棚への入庫時には、テープ番号から
あらかじめ決められた保管棚番地を検索し、棚番地から
保管棚を決定し、該当するレーンのピッキングロボット
へ搬送コンベヤによって搬送する。入庫指令に基づきピ
ッキングロボットを駆動して所定の保管棚へカートリッ
ジを保管する。空トレーはトレー格納棚で保管する。
テープ取出(出庫)時には、保管棚番地情報から取り出
し情報を分類し、整理する。次ぎにトレー格納棚から空
トレーを取出し、ピッキングロボットに作動指令を与え
て順次テープカートリッジをトレーに収納し、搬送して
出庫作業を完了する。
し情報を分類し、整理する。次ぎにトレー格納棚から空
トレーを取出し、ピッキングロボットに作動指令を与え
て順次テープカートリッジをトレーに収納し、搬送して
出庫作業を完了する。
トレーの各収納室は、仕切壁に上半部のテーパ付き薄肉
部を設けて、収納されたテープカートリッジ両側にスキ
マを形成させているからピッキングロボットハンドのフ
ィンガ挿入を容易にしている。しかもカートリッジ収納
方向規正手段によってトレー内に同一方向に収納するた
め、トレーとカートリッジの位置関係を正確にし、取り
出し、挿入の自動化を保証している。
部を設けて、収納されたテープカートリッジ両側にスキ
マを形成させているからピッキングロボットハンドのフ
ィンガ挿入を容易にしている。しかもカートリッジ収納
方向規正手段によってトレー内に同一方向に収納するた
め、トレーとカートリッジの位置関係を正確にし、取り
出し、挿入の自動化を保証している。
しかし、上記特願平1−281905号(特開平3−205202号
公報)におけるトレーは前後方向の形状が同じで、前後
方向を識別される部分をもたないから、トレー格納庫へ
の格納やピキングロボットへの搭載のときトレーの前後
方向を確保する点で不十分なものであった。
公報)におけるトレーは前後方向の形状が同じで、前後
方向を識別される部分をもたないから、トレー格納庫へ
の格納やピキングロボットへの搭載のときトレーの前後
方向を確保する点で不十分なものであった。
本考案は、トレーの前後方向を確認してトレー格納庫か
らピッキングロボットの荷台部へ、またはその逆への移
載に際し、トレーの前後方向を確認するため、テープカ
ートリッジの保管棚への入出庫作業の高速自動化を実現
できるテープカートリッジ搬送用トレーを提供すること
を目的とする。
らピッキングロボットの荷台部へ、またはその逆への移
載に際し、トレーの前後方向を確認するため、テープカ
ートリッジの保管棚への入出庫作業の高速自動化を実現
できるテープカートリッジ搬送用トレーを提供すること
を目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するため、本考案は、トレー本体に多数
のテーパ壁付きテープカートリッジ収納室を設けたもの
である。
のテーパ壁付きテープカートリッジ収納室を設けたもの
である。
すなわち本考案は、カートリッジ本体下部の一方の隅部
に斜面(21)を形成させた磁気テープカートリッジ(2
0)の多数を収納して搬送及び保管するためのトレーで
あって;トレー本体(10)内に仕切り壁(14)を設けて
多数のテープカートリッジ収納室(11)を形成し;各仕
切り壁(14)の上半部をテーパ(16)付き薄肉にしてピ
ッキングロボットハンドのフィンガ挿入用スキマ(19)
を形成するとともに、各カートリッジ収納室(11)の底
の一方の隅部には、カートリッジ本体下部の斜面(21)
に対応して前記収納室(11)内へのカートリッジ収納方
向を規制するための斜面部(18)を設け;さらに、前記
トレー本体(10)の上面にテープカートリッジ収納室
(11)のコード表示部(28)、側板の一方にトレーコー
ド表示部(27)、側板の他方にトレー前後方向識別部
(26)を、それぞれ設けたことを特徴とする。
に斜面(21)を形成させた磁気テープカートリッジ(2
0)の多数を収納して搬送及び保管するためのトレーで
あって;トレー本体(10)内に仕切り壁(14)を設けて
多数のテープカートリッジ収納室(11)を形成し;各仕
切り壁(14)の上半部をテーパ(16)付き薄肉にしてピ
ッキングロボットハンドのフィンガ挿入用スキマ(19)
を形成するとともに、各カートリッジ収納室(11)の底
の一方の隅部には、カートリッジ本体下部の斜面(21)
に対応して前記収納室(11)内へのカートリッジ収納方
向を規制するための斜面部(18)を設け;さらに、前記
トレー本体(10)の上面にテープカートリッジ収納室
(11)のコード表示部(28)、側板の一方にトレーコー
ド表示部(27)、側板の他方にトレー前後方向識別部
(26)を、それぞれ設けたことを特徴とする。
[作用] トレーの各収納室は、仕切壁に上半部のテーパ付き薄肉
部を有して、収納されたテープカートリッジ両側にスキ
マを形成させているからピッキングロボットハンドのフ
ィンガ挿入を容易にしている。カートリッジをピッキン
グするときには、仕切壁のテーパ付き薄肉部を利用でき
るので、ロボットハンドの動作に特別の精度を要求され
ない。しかもカートリッジの収納方向規正用斜面によっ
てトレー内に同一方向に収納するため、トレーとカート
リッジの位置関係を正確にし、取り出し、挿入の自動化
を保証している。
部を有して、収納されたテープカートリッジ両側にスキ
マを形成させているからピッキングロボットハンドのフ
ィンガ挿入を容易にしている。カートリッジをピッキン
グするときには、仕切壁のテーパ付き薄肉部を利用でき
るので、ロボットハンドの動作に特別の精度を要求され
ない。しかもカートリッジの収納方向規正用斜面によっ
てトレー内に同一方向に収納するため、トレーとカート
リッジの位置関係を正確にし、取り出し、挿入の自動化
を保証している。
また、トレーの前後方向を確認してピッキングロボット
の荷台部またはトレー格納庫に移し、あるいは取り出す
ことのよりテープカートリッジの保管棚への入出庫作業
の高速自動化を実現できる。
の荷台部またはトレー格納庫に移し、あるいは取り出す
ことのよりテープカートリッジの保管棚への入出庫作業
の高速自動化を実現できる。
[実施例] 次に図面に基づいて本考案を具体的に説明する。
第1図は本考案テープカートリッジ搬送用トレーの斜視
図、第2図は第1図のII−II線における断面図、第3図
は、第1図のIII−III線における断面図である。
図、第2図は第1図のII−II線における断面図、第3図
は、第1図のIII−III線における断面図である。
図示例は、トレー本体10内に2列に多数のカートリッジ
収納室11を設けた場合を示す。第1図に示すようにトレ
ー本体10は、中央長手方向に縦壁12を設けるととも、縦
壁12と、側壁13との長手方向に沿い一定間隔に多数の仕
切り壁14を設ける。収納室11を形成する各壁の上半部は
薄肉部15とされ、その途中のテーパ部16を経てカートリ
ッジの厚みより、やや大き目の底壁17を形成させ(第2
図)、収納室11の1方の底に斜面部18を形成しておく
(第3図)。上記薄肉部15によってロボットハンド30の
フィンガが挿入できるスキマ19が形成される。
収納室11を設けた場合を示す。第1図に示すようにトレ
ー本体10は、中央長手方向に縦壁12を設けるととも、縦
壁12と、側壁13との長手方向に沿い一定間隔に多数の仕
切り壁14を設ける。収納室11を形成する各壁の上半部は
薄肉部15とされ、その途中のテーパ部16を経てカートリ
ッジの厚みより、やや大き目の底壁17を形成させ(第2
図)、収納室11の1方の底に斜面部18を形成しておく
(第3図)。上記薄肉部15によってロボットハンド30の
フィンガが挿入できるスキマ19が形成される。
上記カートリッジ20は、コンピュータのデータ、テレビ
の音声及び映像情報を記憶させた磁気テープを内蔵させ
たものを指すが、磁気テープに限定せず光情報を記憶さ
せたディスクも含まれる。
の音声及び映像情報を記憶させた磁気テープを内蔵させ
たものを指すが、磁気テープに限定せず光情報を記憶さ
せたディスクも含まれる。
カートリッジ20の一方の下部コーナには、前記収納室底
の斜面部18に対応した斜面21を形成させており、上面に
はバーコード、文字、図形などのテープ管理表示部22を
有している。また、トレー本体10は、側板の一方にトレ
ーコード表示部25を有し、側板の他方にはマークまたは
突起によるトレー前後方向識別部26を有している。さら
に、トレー本体側板の上面に収納室11の番地を表示する
表示部27,28を備えている。
の斜面部18に対応した斜面21を形成させており、上面に
はバーコード、文字、図形などのテープ管理表示部22を
有している。また、トレー本体10は、側板の一方にトレ
ーコード表示部25を有し、側板の他方にはマークまたは
突起によるトレー前後方向識別部26を有している。さら
に、トレー本体側板の上面に収納室11の番地を表示する
表示部27,28を備えている。
なお、ピッキングロボットは、自走式でロボット本体を
レーン(図示省略)と平行に走行させ、カートリッジを
把むハンドおよび専用のトレー荷台(図示省略)から構
成されている。このロボットは、各レーンに専用で1台
づつ有し、専用トレー内のカートリッジを1本づつ保管
棚の棚板に自動入庫(出庫)させる。入出庫作業時に
は、トレーおよびテープ認識装置(図示省略)で、管理
コードを読取り、棚番地を確認する。
レーン(図示省略)と平行に走行させ、カートリッジを
把むハンドおよび専用のトレー荷台(図示省略)から構
成されている。このロボットは、各レーンに専用で1台
づつ有し、専用トレー内のカートリッジを1本づつ保管
棚の棚板に自動入庫(出庫)させる。入出庫作業時に
は、トレーおよびテープ認識装置(図示省略)で、管理
コードを読取り、棚番地を確認する。
上記トレーの収納室11にテープカートリッジ20を収納す
るときには、第2図、第3図のようにロボットハンド30
で把持したまま収納室11内に挿入し、挿入後、ロボット
ハンド30のフィンガを開いて次の収納室11へ挿入を繰返
すものである。この場合に、収納室のセンタとカートリ
ッジ20とに前後方向に多少の芯ズレがあっても薄肉部15
に続くテーパ部16のガイドによって各カートリッジ20は
センタリングされて正しい位置に収納される。また左右
方向に芯ズレeがあっても、第4図のように縦壁12、ま
たは側壁13のテーパ部16によって同じくセンタリングさ
れて正しく収納される。
るときには、第2図、第3図のようにロボットハンド30
で把持したまま収納室11内に挿入し、挿入後、ロボット
ハンド30のフィンガを開いて次の収納室11へ挿入を繰返
すものである。この場合に、収納室のセンタとカートリ
ッジ20とに前後方向に多少の芯ズレがあっても薄肉部15
に続くテーパ部16のガイドによって各カートリッジ20は
センタリングされて正しい位置に収納される。また左右
方向に芯ズレeがあっても、第4図のように縦壁12、ま
たは側壁13のテーパ部16によって同じくセンタリングさ
れて正しく収納される。
以上は収納室11とテープカートリッジ20とが左右方向に
おいて一致して挿入されたときであるが、誤ってカート
リッジ20の左右方向を逆にした場合には、第5図のよう
に、カートリッジ20の斜面部21と収納室11の斜面部18と
が反対位置となるため、カートリッジ20が完全に収納さ
れず、その上部がトレー本体10の上面より距離Dだけ突
出たままとなる。これをセンサ(図示省略)で検出して
警報表示するか、ロボットハンド30により、一旦カート
リッジを引上げ180度反転させて再び挿入動作を与える
ことにより第4図のように正しく収納することができ
る。
おいて一致して挿入されたときであるが、誤ってカート
リッジ20の左右方向を逆にした場合には、第5図のよう
に、カートリッジ20の斜面部21と収納室11の斜面部18と
が反対位置となるため、カートリッジ20が完全に収納さ
れず、その上部がトレー本体10の上面より距離Dだけ突
出たままとなる。これをセンサ(図示省略)で検出して
警報表示するか、ロボットハンド30により、一旦カート
リッジを引上げ180度反転させて再び挿入動作を与える
ことにより第4図のように正しく収納することができ
る。
上記トレーを使用するには、識別装置によってトレーコ
ード表示部25と前後方向識別部26を読取ってピッキング
ロボットに移し、ロボットの走行により所定のカートリ
ッジ保管棚に移動させ、保管棚においたカートリッジ20
をロボットハンド30のフィンガで把持し、カートリッジ
取り出し情報に基づいて、トレー本体10の番地化された
収納室11に順次収納する。収納を終えたトレーは再びロ
ボットに載せられて出庫位置または受渡し口に運ばれ
る。
ード表示部25と前後方向識別部26を読取ってピッキング
ロボットに移し、ロボットの走行により所定のカートリ
ッジ保管棚に移動させ、保管棚においたカートリッジ20
をロボットハンド30のフィンガで把持し、カートリッジ
取り出し情報に基づいて、トレー本体10の番地化された
収納室11に順次収納する。収納を終えたトレーは再びロ
ボットに載せられて出庫位置または受渡し口に運ばれ
る。
またトレー内に収納したカートリッジを保管棚に保管す
るときは、空トレーをピッキングロボットに移し、ロボ
ットの走行により所定の保管棚の前に進めたのち、ロボ
ットを作動して保管棚中の定められたカートリッジをつ
かんでトレー本体10内の指定された番地の収納室11に収
納する。必要なカートリッジ20をトレーに収納し終える
と、ロボットを元の位置に戻して「保管場所または受渡
し口」に運ぶものである。
るときは、空トレーをピッキングロボットに移し、ロボ
ットの走行により所定の保管棚の前に進めたのち、ロボ
ットを作動して保管棚中の定められたカートリッジをつ
かんでトレー本体10内の指定された番地の収納室11に収
納する。必要なカートリッジ20をトレーに収納し終える
と、ロボットを元の位置に戻して「保管場所または受渡
し口」に運ぶものである。
[考案の効果] 上述のように、本考案は、トレー本体内に仕切り壁を設
けて多数のテープカートリッジ収納室を形成し、各仕切
り壁の上半部をテーパ付き薄肉にしてピッキングロボッ
トハンドのフィンガ挿入用スキマを形成するとともに、
各テープカートリッジ収納室の底の一方の隅部にはカー
トリッジ下部の一方のコーナに形成した斜面に対応し
て、前記収納室内へのカートリッジ収納方向を規制する
ための斜面部を設け、また前記トレー本体の上面にテー
プカートリッジ収納室のコード表示部、側板の一方にト
レーコード表示部、他方にトレー前後方向識別部を、そ
れぞれ設けたため、トレーの前後方向を確認してトレー
格納庫からピッキングロボットの荷台部へ、またはその
逆への移載に際し、トレーの前後方向を確認でき、テー
プカートリッジの保管棚への入出庫作業の高速自動化を
実現できる。
けて多数のテープカートリッジ収納室を形成し、各仕切
り壁の上半部をテーパ付き薄肉にしてピッキングロボッ
トハンドのフィンガ挿入用スキマを形成するとともに、
各テープカートリッジ収納室の底の一方の隅部にはカー
トリッジ下部の一方のコーナに形成した斜面に対応し
て、前記収納室内へのカートリッジ収納方向を規制する
ための斜面部を設け、また前記トレー本体の上面にテー
プカートリッジ収納室のコード表示部、側板の一方にト
レーコード表示部、他方にトレー前後方向識別部を、そ
れぞれ設けたため、トレーの前後方向を確認してトレー
格納庫からピッキングロボットの荷台部へ、またはその
逆への移載に際し、トレーの前後方向を確認でき、テー
プカートリッジの保管棚への入出庫作業の高速自動化を
実現できる。
さらに、トレー本体内に仕切り壁を設けて多数のテープ
カートリッジ収納室を形成し、各仕切り壁の上半部をテ
ーパ付き薄肉にしてピッキングロボットハンド挿入用ス
キマを形成させたので、収納室とカートリッジとに多少
の芯ズレがあってもテーパ付のガイド作用により自動的
にセンタリングして正しく収納することができる。
カートリッジ収納室を形成し、各仕切り壁の上半部をテ
ーパ付き薄肉にしてピッキングロボットハンド挿入用ス
キマを形成させたので、収納室とカートリッジとに多少
の芯ズレがあってもテーパ付のガイド作用により自動的
にセンタリングして正しく収納することができる。
第1図は本考案テープカートリッジ搬送用トレーの斜視
図、第2図は第1図のII−II線における断面図、第3図
は第1図のIII−III線における断面図、第4図はカート
リッジを収納するときのテーパ部の作用を示す正面図、
第5図は方向規正手段の作用を示す正面図である。 10……トレー本体、11……カートリッジ収納室、13……
側壁、14……仕切り壁、15……薄肉部、16……テーパ
部、17……底壁、18……斜面部、19……スキマ、20……
カートリッジ、21……斜面、22……テープ管理表示部、
25……トレーコード表示部、26……トレー前後表示部、
27,28……トレー上面の番地表示部、30……ロボットハ
ンド。
図、第2図は第1図のII−II線における断面図、第3図
は第1図のIII−III線における断面図、第4図はカート
リッジを収納するときのテーパ部の作用を示す正面図、
第5図は方向規正手段の作用を示す正面図である。 10……トレー本体、11……カートリッジ収納室、13……
側壁、14……仕切り壁、15……薄肉部、16……テーパ
部、17……底壁、18……斜面部、19……スキマ、20……
カートリッジ、21……斜面、22……テープ管理表示部、
25……トレーコード表示部、26……トレー前後表示部、
27,28……トレー上面の番地表示部、30……ロボットハ
ンド。
Claims (1)
- 【請求項1】カートリッジ本体下部の一方の隅部に斜面
(21)を形成させた磁気テープカートリッジ(20)の多
数を収納して搬送及び保管するためのトレーであって、 トレー本体(10)内に仕切り壁(14)を設けて多数のテ
ープカートリッジ収納室(11)を形成し、 各仕切り壁(14)の上半部をテーパ(16)付き薄肉にし
てピッキングロボットハンドのフィンガ挿入用スキマ
(19)を形成するとともに、各カートリッジ収納室(1
1)の底の一方の隅部には、カートリッジ本体下部の斜
面(21)に対応して前記収納室(11)内へのカートリッ
ジ収納方向を規制するための斜面部(18)を設け、 さらに、前記トレー本体(10)の上面にテープカートリ
ッジ収納室(11)のコード表示部(28)、側板の一方に
トレーコード表示部(27)、側板の他方にトレー前後方
向識別部(26)を、それぞれ設けたことを特徴とするテ
ープカートリッジ搬送用トレー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989132081U JPH0747357Y2 (ja) | 1989-11-15 | 1989-11-15 | テープカートリッジ搬送用トレー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989132081U JPH0747357Y2 (ja) | 1989-11-15 | 1989-11-15 | テープカートリッジ搬送用トレー |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0372688U JPH0372688U (ja) | 1991-07-23 |
JPH0747357Y2 true JPH0747357Y2 (ja) | 1995-11-01 |
Family
ID=31679555
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989132081U Expired - Fee Related JPH0747357Y2 (ja) | 1989-11-15 | 1989-11-15 | テープカートリッジ搬送用トレー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0747357Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5252218B2 (ja) * | 2009-05-19 | 2013-07-31 | 株式会社ダイフク | 物品保管設備 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0711885B2 (ja) * | 1986-12-12 | 1995-02-08 | 日本電気株式会社 | カ−トリツジ搬送機構 |
-
1989
- 1989-11-15 JP JP1989132081U patent/JPH0747357Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0372688U (ja) | 1991-07-23 |
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