JPH07137834A - 部品整列装置 - Google Patents
部品整列装置Info
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- JPH07137834A JPH07137834A JP28318993A JP28318993A JPH07137834A JP H07137834 A JPH07137834 A JP H07137834A JP 28318993 A JP28318993 A JP 28318993A JP 28318993 A JP28318993 A JP 28318993A JP H07137834 A JPH07137834 A JP H07137834A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】予め決められた順番に制限されることなく、必
要に応じて部品の供給順序を変更することが可能な部品
整列装置を提供することにある。 【構成】所望の部品を部品トレイ11に整列させる部品
整列装置1において、部品トレイ11に設けられた識別
マ−ク15と、この識別マ−クを識別する部品トレイ用
の識別マ−ク読取装置14と、部品を収納する部品ケ−
ス17と、この部品ケ−ス17に設けられた識別マ−ク
20と、この識別マ−ク20を識別する部品ケ−ス用の
識別マ−ク読取装置19とを有し、搬送されてきた部品
トレイ11の識別マ−ク15と対応する識別マ−ク20
を有する部品ケ−ス17を選択して部品トレイ11上に
部品を供給する。
要に応じて部品の供給順序を変更することが可能な部品
整列装置を提供することにある。 【構成】所望の部品を部品トレイ11に整列させる部品
整列装置1において、部品トレイ11に設けられた識別
マ−ク15と、この識別マ−クを識別する部品トレイ用
の識別マ−ク読取装置14と、部品を収納する部品ケ−
ス17と、この部品ケ−ス17に設けられた識別マ−ク
20と、この識別マ−ク20を識別する部品ケ−ス用の
識別マ−ク読取装置19とを有し、搬送されてきた部品
トレイ11の識別マ−ク15と対応する識別マ−ク20
を有する部品ケ−ス17を選択して部品トレイ11上に
部品を供給する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、部品が整列し
た部品トレイに自動組立装置へ供給する部品整列装置に
関する。
た部品トレイに自動組立装置へ供給する部品整列装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、特開昭62−275927号公
報には、自動組立装置へ必要な部品を自動供給するため
の装置が開示されている。この装置においては、所定の
部品が部品トレイに収容され、これらの部品が振動を利
用して配列される。部品の供給順序は予め決められてお
り、この順序にしたがって、トレイの搬送及び部品の配
列が行われる。このような部品整列装置を用いることに
より、部品の配列を自動的に行うことができる。
報には、自動組立装置へ必要な部品を自動供給するため
の装置が開示されている。この装置においては、所定の
部品が部品トレイに収容され、これらの部品が振動を利
用して配列される。部品の供給順序は予め決められてお
り、この順序にしたがって、トレイの搬送及び部品の配
列が行われる。このような部品整列装置を用いることに
より、部品の配列を自動的に行うことができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
な従来の部品整列装置においては、予め決められた順番
でしか部品を供給することができない。このため、例え
ばトレイの搬送中に何らかの事情によって部品供給の優
先順位が変った場合、トレイの搬送の順番を変更するこ
とができず、所望の部品を載せたトレイが所定位置に達
するまで、組立作業を停止させなければならない。この
結果、自動組立装置が待たされ、その分生産性の向上が
妨げられる。
な従来の部品整列装置においては、予め決められた順番
でしか部品を供給することができない。このため、例え
ばトレイの搬送中に何らかの事情によって部品供給の優
先順位が変った場合、トレイの搬送の順番を変更するこ
とができず、所望の部品を載せたトレイが所定位置に達
するまで、組立作業を停止させなければならない。この
結果、自動組立装置が待たされ、その分生産性の向上が
妨げられる。
【0004】本発明の目的とするところは、予め決めら
れた順番に制限されることなく、必要に応じて部品の供
給順序を変更することが可能な部品整列装置を提供する
ことにある。
れた順番に制限されることなく、必要に応じて部品の供
給順序を変更することが可能な部品整列装置を提供する
ことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段および作用】上記目的を達
成するために本発明は、所望の部品を部品トレイに整列
させる部品整列装置において、部品トレイに設けられた
識別マ−クと、この識別マ−クを識別する部品トレイ識
別手段と、部品を収納する部品ケ−スと、この部品ケ−
スに設けられた識別マ−クと、この識別マ−クを識別す
る部品ケ−ス識別手段とを有し、搬送されてきた部品ト
レイの識別マ−クと対応する識別マ−クを有する部品ケ
−スを選択して部品トレイ上に部品を供給する。こうす
ることによって本発明は、予め決められた順番に制限さ
れることなく、必要に応じて部品の供給順序を変更でき
るようにした。
成するために本発明は、所望の部品を部品トレイに整列
させる部品整列装置において、部品トレイに設けられた
識別マ−クと、この識別マ−クを識別する部品トレイ識
別手段と、部品を収納する部品ケ−スと、この部品ケ−
スに設けられた識別マ−クと、この識別マ−クを識別す
る部品ケ−ス識別手段とを有し、搬送されてきた部品ト
レイの識別マ−クと対応する識別マ−クを有する部品ケ
−スを選択して部品トレイ上に部品を供給する。こうす
ることによって本発明は、予め決められた順番に制限さ
れることなく、必要に応じて部品の供給順序を変更でき
るようにした。
【0006】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1〜図6に基づ
いて説明する。図1は本発明の一実施例を示すもので、
図中の符号1は部品整列装置である。この部品整列装置
1は外部装置としての自動組立装置2に隣接しており、
自動組立装置2との間で部品が整列された部品トレイ
(以下、トレイと称する)の受渡しを行う。また、自動
組立装置2は、部品整列装置1から送られたトレイから
所定の部品を取出し、所定の組立作業を行う。ここで、
自動組立装置2として一般的な種々のものを利用するこ
とが可能である。
いて説明する。図1は本発明の一実施例を示すもので、
図中の符号1は部品整列装置である。この部品整列装置
1は外部装置としての自動組立装置2に隣接しており、
自動組立装置2との間で部品が整列された部品トレイ
(以下、トレイと称する)の受渡しを行う。また、自動
組立装置2は、部品整列装置1から送られたトレイから
所定の部品を取出し、所定の組立作業を行う。ここで、
自動組立装置2として一般的な種々のものを利用するこ
とが可能である。
【0007】部品整列装置1はトレイストッカ(部品ト
レイ保持・搬送手段)3と部品ストッカ4とを有してい
る。さらに、両ストッカ3、4の間には、部品整列機
5、部品投入・回収部6、及び、制御部7が配置されて
いる。部品整列機5と部品投入・回収部6とは互いに隣
合っている。また、部品整列機5には水平搬送部(図示
しない)が組合されており、部品投入・回収部6には部
品ケ−ス移動機構部9が組合されている。
レイ保持・搬送手段)3と部品ストッカ4とを有してい
る。さらに、両ストッカ3、4の間には、部品整列機
5、部品投入・回収部6、及び、制御部7が配置されて
いる。部品整列機5と部品投入・回収部6とは互いに隣
合っている。また、部品整列機5には水平搬送部(図示
しない)が組合されており、部品投入・回収部6には部
品ケ−ス移動機構部9が組合されている。
【0008】これらのうちトレイストッカ3は着脱自在
なトレイカセット10を有しており、このトレイカセッ
ト10の中には複数のトレイ11が収納されている。ト
レイカセット10はトレイ用の昇降搬送部12によって
上下に動かされる。トレイ11の交換は、トレイ11毎
でも、トレイカセット10毎でもできるようになってい
る。トレイカセット10の中ではトレイ11が上下に並
べられており、トレイカセット10の昇降に伴って所望
のトレイ11が部品整列機5の高さに搬送される。トレ
イ11の形状は上部を開放した矩形な箱状であり、開口
の周囲にはフランジ13が形成されている。
なトレイカセット10を有しており、このトレイカセッ
ト10の中には複数のトレイ11が収納されている。ト
レイカセット10はトレイ用の昇降搬送部12によって
上下に動かされる。トレイ11の交換は、トレイ11毎
でも、トレイカセット10毎でもできるようになってい
る。トレイカセット10の中ではトレイ11が上下に並
べられており、トレイカセット10の昇降に伴って所望
のトレイ11が部品整列機5の高さに搬送される。トレ
イ11の形状は上部を開放した矩形な箱状であり、開口
の周囲にはフランジ13が形成されている。
【0009】さらに、トレイストッカ3には部品トレイ
識別手段としての識別マ−ク読取装置14が取付けられ
ており、この識別マ−ク読取装置14は各トレイ11に
設けられた識別マ−ク15を読取る。ここで、識別マ−
ク15はそのトレイに関する種々の情報を表している。
識別マ−ク15として、例えばバ−コ−ド等のように一
般的な種々のものを利用することが可能である。さら
に、識別マ−ク15として、溝や孔等を利用することも
可能である。
識別手段としての識別マ−ク読取装置14が取付けられ
ており、この識別マ−ク読取装置14は各トレイ11に
設けられた識別マ−ク15を読取る。ここで、識別マ−
ク15はそのトレイに関する種々の情報を表している。
識別マ−ク15として、例えばバ−コ−ド等のように一
般的な種々のものを利用することが可能である。さら
に、識別マ−ク15として、溝や孔等を利用することも
可能である。
【0010】前記部品ストッカ4は着脱自在な部品カセ
ット16を有しており、この部品カセット16の中には
複数の部品ケ−ス17が収納されている。部品ケ−ス1
7の交換は、部品ケ−ス17毎でも、部品カセット16
毎でもできるようになっている。部品カセット16は部
品用の昇降搬送部18によって上下に動かされる。部品
カセット16の中では部品ケ−ス17が上下に並べられ
ており、部品カセット16の昇降に伴って所望の部品ケ
−ス17が部品投入・回収部6の高さに搬送される。部
品ケ−ス17の形状は上部を開放した矩形な箱状であ
る。そして、部品ケ−ス17の中には、自動組立に用い
られる種々の部品が収容されている。
ット16を有しており、この部品カセット16の中には
複数の部品ケ−ス17が収納されている。部品ケ−ス1
7の交換は、部品ケ−ス17毎でも、部品カセット16
毎でもできるようになっている。部品カセット16は部
品用の昇降搬送部18によって上下に動かされる。部品
カセット16の中では部品ケ−ス17が上下に並べられ
ており、部品カセット16の昇降に伴って所望の部品ケ
−ス17が部品投入・回収部6の高さに搬送される。部
品ケ−ス17の形状は上部を開放した矩形な箱状であ
る。そして、部品ケ−ス17の中には、自動組立に用い
られる種々の部品が収容されている。
【0011】部品ストッカ4には、トレイストッカ3と
同様に識別マ−ク読取装置19が取付けられており、こ
の識別マ−ク読取装置19は各部品ケ−ス17に設けら
れた識別マ−ク20を、トレイ11の場合と同様に読取
る。
同様に識別マ−ク読取装置19が取付けられており、こ
の識別マ−ク読取装置19は各部品ケ−ス17に設けら
れた識別マ−ク20を、トレイ11の場合と同様に読取
る。
【0012】部品整列機5は加振テ−ブル21を備えて
おり、加振テ−ブル21にはトレイ1が一つずつ載置さ
れる。そして、部品整列機5はこの加振テ−ブル21を
振動させる。
おり、加振テ−ブル21にはトレイ1が一つずつ載置さ
れる。そして、部品整列機5はこの加振テ−ブル21を
振動させる。
【0013】また、部品投入・回収部6には、部品ケ−
ス17を載置するための部品ケ−ステ−ブル22が備え
られている。さらに、部品投入・回収部6に組合された
部品ケ−ス移動機構部21は、部品ケ−ス17の取出し
や回転操作を行う。
ス17を載置するための部品ケ−ステ−ブル22が備え
られている。さらに、部品投入・回収部6に組合された
部品ケ−ス移動機構部21は、部品ケ−ス17の取出し
や回転操作を行う。
【0014】制御部7の中には制御手段としての制御器
24が収納されており、制御部7の正面には制御盤25
が設けられている。図7中に示すように、制御器24に
は自動組立装置2及び部品整列機5が電気的に接続され
ている。また、制御器24にはトレイ用の昇降搬送部1
2と部品用の昇降搬送部18とが電気的に接続されてい
る。さらに、制御器24には記憶手段としてのメモリ2
8が接続されており、このメモリ28には両識別マ−ク
読取装置14、19が接続されている。
24が収納されており、制御部7の正面には制御盤25
が設けられている。図7中に示すように、制御器24に
は自動組立装置2及び部品整列機5が電気的に接続され
ている。また、制御器24にはトレイ用の昇降搬送部1
2と部品用の昇降搬送部18とが電気的に接続されてい
る。さらに、制御器24には記憶手段としてのメモリ2
8が接続されており、このメモリ28には両識別マ−ク
読取装置14、19が接続されている。
【0015】制御器24には自動組立装置2や部品整列
機5から部品要求が入力される。自動組立装置2や部品
整列機5は必要な部品を表す信号を出力する機能を有し
ている。なお、これらの部品要求が、作業者によって制
御器24に入力されても構わない。また、メモリ28に
は、各識別マ−ク読取装置14、19から、トレイ11
に関する識別情報、及び、部品ケ−ス17に関する識別
情報が格納がされている。そして、制御器24は、部品
要求と識別情報とに基づいて、各昇降搬送部12、18
の動作量を決定する。
機5から部品要求が入力される。自動組立装置2や部品
整列機5は必要な部品を表す信号を出力する機能を有し
ている。なお、これらの部品要求が、作業者によって制
御器24に入力されても構わない。また、メモリ28に
は、各識別マ−ク読取装置14、19から、トレイ11
に関する識別情報、及び、部品ケ−ス17に関する識別
情報が格納がされている。そして、制御器24は、部品
要求と識別情報とに基づいて、各昇降搬送部12、18
の動作量を決定する。
【0016】つぎに、上述の部品整列装置1の作用を説
明する。まず、複数のトレイ11が、作業者(図示しな
い)によってトレイカセット10に詰められる。さら
に、トレイ用の昇降搬送部12がトレイカセット10を
上下に動かし、トレイカセット10内の全てのトレイ1
1を、図2中に示すように、部品整列機5の加振テ−ブ
ル21と略同じ高さの位置(所定位置としてのトレイ供
給・回収位置A)に順に移動させる。
明する。まず、複数のトレイ11が、作業者(図示しな
い)によってトレイカセット10に詰められる。さら
に、トレイ用の昇降搬送部12がトレイカセット10を
上下に動かし、トレイカセット10内の全てのトレイ1
1を、図2中に示すように、部品整列機5の加振テ−ブ
ル21と略同じ高さの位置(所定位置としてのトレイ供
給・回収位置A)に順に移動させる。
【0017】また、識別マ−ク読取装置14が、トレイ
供給・回収位置Aに搬送された全てのトレイ11の識別
マ−ク15を読取る。識別マ−ク読取装置14の読取り
結果はメモリ28に送られ、メモリ28は、トレイカセ
ット10の何段目にどの種類のトレイ11が保持されて
いるかを記憶する。各トレイ11の種類は収容すべき部
品の種類に対応しており、各トレイ11の識別マ−ク1
5には部品の種類に関する情報も表示されている。
供給・回収位置Aに搬送された全てのトレイ11の識別
マ−ク15を読取る。識別マ−ク読取装置14の読取り
結果はメモリ28に送られ、メモリ28は、トレイカセ
ット10の何段目にどの種類のトレイ11が保持されて
いるかを記憶する。各トレイ11の種類は収容すべき部
品の種類に対応しており、各トレイ11の識別マ−ク1
5には部品の種類に関する情報も表示されている。
【0018】自動組立装置2から必要トレイの要求があ
ると、トレイストッカ3は、該当するトレイ11をトレ
イカセット10の中から探し、そのトレイ11をトレイ
供給・回収位置Aまで搬送する。
ると、トレイストッカ3は、該当するトレイ11をトレ
イカセット10の中から探し、そのトレイ11をトレイ
供給・回収位置Aまで搬送する。
【0019】トレイ11の搬送のために、部品整列機5
の下に付設された水平搬送部8が利用される。この水平
搬送部8は、トレイ11のトレイカセット10に対する
出入れ、及び、部品整列機5上でのトレイ11の固定・
解放を行う。トレイ供給・回収位置Aに達して停止した
トレイ11は、トレイカセット10から引き出されて加
振テ−ブル21上に搬送される。つまり、このトレイ1
1は水平搬送部8によって部品整列機5に取込み固定さ
れる。
の下に付設された水平搬送部8が利用される。この水平
搬送部8は、トレイ11のトレイカセット10に対する
出入れ、及び、部品整列機5上でのトレイ11の固定・
解放を行う。トレイ供給・回収位置Aに達して停止した
トレイ11は、トレイカセット10から引き出されて加
振テ−ブル21上に搬送される。つまり、このトレイ1
1は水平搬送部8によって部品整列機5に取込み固定さ
れる。
【0020】図2中の矢印IV〜 VIIは、トレイ11の移
動経路を示している。つまり、トレイ11は矢印IVで示
すように上下させられるとともに、矢印 Vで示すように
トレイ供給・回収位置Aと部品整列機5との間で水平搬
送される。また、トレイ11は矢印VIで示すようにトレ
イ供給・回収位置Aと自動組立装置2との間で水平搬送
されるとともに、必要に応じて、矢印 VIIで示すように
トレイカセット10から排出される。
動経路を示している。つまり、トレイ11は矢印IVで示
すように上下させられるとともに、矢印 Vで示すように
トレイ供給・回収位置Aと部品整列機5との間で水平搬
送される。また、トレイ11は矢印VIで示すようにトレ
イ供給・回収位置Aと自動組立装置2との間で水平搬送
されるとともに、必要に応じて、矢印 VIIで示すように
トレイカセット10から排出される。
【0021】一方、部品は、作業者(図示しない)によ
って部品ケ−ス17に詰められ、部品カセット16に収
納される。さらに、部品用の昇降搬送部18が部品カセ
ット16を上下に動かし、部品カセット16内の全ての
部品ケ−ス17を、図3中に示すように、部品ケ−ステ
−ブル22と略同じ高さの位置(部品ケ−ス取出し・収
納位置B)に順に移動させる。
って部品ケ−ス17に詰められ、部品カセット16に収
納される。さらに、部品用の昇降搬送部18が部品カセ
ット16を上下に動かし、部品カセット16内の全ての
部品ケ−ス17を、図3中に示すように、部品ケ−ステ
−ブル22と略同じ高さの位置(部品ケ−ス取出し・収
納位置B)に順に移動させる。
【0022】また、識別マ−ク読取装置19が、部品ケ
−ス取出し・収納位置Bに搬送された全ての部品ケ−ス
17の識別マ−ク20を読取る。識別マ−ク読取装置1
9の読取り結果は、トレイの場合と同様に、メモリ28
に送られ、メモリ28は、部品カセット16の何段目に
どの種類の部品ケ−ス17が保持されているかを記憶す
る。各部品ケ−ス17の種類は収容されている部品の種
類に対応しており、各部品ケ−ス17の識別マ−ク20
には部品の種類に関する情報も表示されている。
−ス取出し・収納位置Bに搬送された全ての部品ケ−ス
17の識別マ−ク20を読取る。識別マ−ク読取装置1
9の読取り結果は、トレイの場合と同様に、メモリ28
に送られ、メモリ28は、部品カセット16の何段目に
どの種類の部品ケ−ス17が保持されているかを記憶す
る。各部品ケ−ス17の種類は収容されている部品の種
類に対応しており、各部品ケ−ス17の識別マ−ク20
には部品の種類に関する情報も表示されている。
【0023】部品整列機5から必要部品の要求がある
と、部品ストッカ4は、該当する部品を収容した部品ケ
−ス17を部品カセット16の中から探し、その部品ケ
−ス17を、部品ケ−ス取出し・収納位置Bに移動させ
る。
と、部品ストッカ4は、該当する部品を収容した部品ケ
−ス17を部品カセット16の中から探し、その部品ケ
−ス17を、部品ケ−ス取出し・収納位置Bに移動させ
る。
【0024】この後、部品投入・回収部6が駆動され、
操作体23が図4に示すように部品ケ−ス17に係合す
る。そして、操作体23は、部品ケ−ス17を部品ケ−
ステ−ブル22へ引き出して部品投入位置Cへ移動さ
せ、図5に示すように部品ケ−ス17を90°回転させ
て手前に起こす。この結果、部品ケ−ス17内の部品
は、加振テ−ブル21上のトレイ11に投入される。
操作体23が図4に示すように部品ケ−ス17に係合す
る。そして、操作体23は、部品ケ−ス17を部品ケ−
ステ−ブル22へ引き出して部品投入位置Cへ移動さ
せ、図5に示すように部品ケ−ス17を90°回転させ
て手前に起こす。この結果、部品ケ−ス17内の部品
は、加振テ−ブル21上のトレイ11に投入される。
【0025】部品の投入を終えた部品ケ−ス17は、9
0°回転させられて倒伏し、部品カセット16の部品ケ
−ス取出し・収納位置Bに戻される。この際、部品ケ−
ス17の種類とその中の部品の残量が記憶され、もし部
品ケ−ス内の部品が所定の数よりも少なくなっていた
ら、例えば制御盤25等を利用して、作業者に対して部
品の追加要求が示される。なお、部品ケ−ス17内の部
品の残量を検出記憶する手段として、一般的な種々のも
のを採用できる。
0°回転させられて倒伏し、部品カセット16の部品ケ
−ス取出し・収納位置Bに戻される。この際、部品ケ−
ス17の種類とその中の部品の残量が記憶され、もし部
品ケ−ス内の部品が所定の数よりも少なくなっていた
ら、例えば制御盤25等を利用して、作業者に対して部
品の追加要求が示される。なお、部品ケ−ス17内の部
品の残量を検出記憶する手段として、一般的な種々のも
のを採用できる。
【0026】ここで、図3中の矢印VIII〜XIは部品ケ−
ス17の移動経路を示している。さらに、矢印 XIIは部
品ケ−ステ−ブル22から加振テ−ブル21へ至る部品
の投入経路を示している。
ス17の移動経路を示している。さらに、矢印 XIIは部
品ケ−ステ−ブル22から加振テ−ブル21へ至る部品
の投入経路を示している。
【0027】部品整列機5においては、トレイ11が加
振され、トレイ11内の部品が振動を利用して整列され
る。そして、部品の整列を終えたトレイ11はトレイ水
平搬送部(図示しない)により、矢印VIで示すように自
動組立装置2へ送られる。
振され、トレイ11内の部品が振動を利用して整列され
る。そして、部品の整列を終えたトレイ11はトレイ水
平搬送部(図示しない)により、矢印VIで示すように自
動組立装置2へ送られる。
【0028】自動組立装置2への部品供給が終わると、
トレイストッカ3は、自動組立装置2からの要求に基づ
き、トレイカセット10の空の段を探す。さらに、トレ
イストッカ3は、トレイカセット10の空の段をトレイ
供給・回収位置Aへ移動させ、自動組立装置2からトレ
イ11が戻って来るのを待つ。トレイ11がトレイ供給
・回収位置Aへ戻ってきたら、識別マ−ク読取装置14
がトレイ11の識別マ−ク15を読取り、その時の段数
と部品の種類が記憶される。
トレイストッカ3は、自動組立装置2からの要求に基づ
き、トレイカセット10の空の段を探す。さらに、トレ
イストッカ3は、トレイカセット10の空の段をトレイ
供給・回収位置Aへ移動させ、自動組立装置2からトレ
イ11が戻って来るのを待つ。トレイ11がトレイ供給
・回収位置Aへ戻ってきたら、識別マ−ク読取装置14
がトレイ11の識別マ−ク15を読取り、その時の段数
と部品の種類が記憶される。
【0029】上述のような部品整列装置1においては、
トレイ11が識別マ−ク読取装置14によって識別され
ており、識別マ−ク読取装置14の読取結果が識別情報
としてメモリ28に格納されている。さらに、制御器2
4が、自動組立装置2からの部品要求と識別情報とに基
づいて、昇降搬送部12の動作量を決定する。したがっ
て、予め決められた順番に制限されることなく、部品の
供給を行うことができる。そして、例えば予期しない原
因によって部品の供給順序が変更されたり、作業者がト
レイ11をトレイカセット10に並べる際に順番を間違
えても、常に必要なトレイ11をトレイ供給・回収位置
Aに送ることができる。
トレイ11が識別マ−ク読取装置14によって識別され
ており、識別マ−ク読取装置14の読取結果が識別情報
としてメモリ28に格納されている。さらに、制御器2
4が、自動組立装置2からの部品要求と識別情報とに基
づいて、昇降搬送部12の動作量を決定する。したがっ
て、予め決められた順番に制限されることなく、部品の
供給を行うことができる。そして、例えば予期しない原
因によって部品の供給順序が変更されたり、作業者がト
レイ11をトレイカセット10に並べる際に順番を間違
えても、常に必要なトレイ11をトレイ供給・回収位置
Aに送ることができる。
【0030】また、本実施例では、トレイ11だけでな
く、部品ケ−ス17の側についても同様に識別情報を得
て、この識別情報を昇降搬送部16の動作量の決定に参
照しているので、部品要求に応じて部品投入を行うこと
ができる。
く、部品ケ−ス17の側についても同様に識別情報を得
て、この識別情報を昇降搬送部16の動作量の決定に参
照しているので、部品要求に応じて部品投入を行うこと
ができる。
【0031】なお、本発明は、要旨を逸脱しない範囲で
種々に変形することが可能である。例えば、本実施例で
は、トレイ11がトレイカセット10の中において上下
に一列に並べられているが、図7に示すようにトレイカ
セット31の中で、水平に複数列に並べてもよい。この
水平切替式の場合は、各トレイ11を矢印Eで示すよう
に往復させる機構が必要となる。また、このような配列
を部品ケ−スの側に採用してもよい。
種々に変形することが可能である。例えば、本実施例で
は、トレイ11がトレイカセット10の中において上下
に一列に並べられているが、図7に示すようにトレイカ
セット31の中で、水平に複数列に並べてもよい。この
水平切替式の場合は、各トレイ11を矢印Eで示すよう
に往復させる機構が必要となる。また、このような配列
を部品ケ−スの側に採用してもよい。
【0032】また、図8に示すように、トレイ11をト
レイカセット32の中で上下に複数列に並べてもよい。
この垂直切替式の場合は、各トレイ11を矢印Fで示す
ように循環させる機構が必要になる。
レイカセット32の中で上下に複数列に並べてもよい。
この垂直切替式の場合は、各トレイ11を矢印Fで示す
ように循環させる機構が必要になる。
【0033】さらに、本実施例においては、部品の投入
の際に部品ケ−ス17が90度回転させられるが、図9
に示すように、部品ケ−ス33に扉34を設ければ、部
品ケ−ス33を回転させることなく部品の排出を行うこ
とができる。
の際に部品ケ−ス17が90度回転させられるが、図9
に示すように、部品ケ−ス33に扉34を設ければ、部
品ケ−ス33を回転させることなく部品の排出を行うこ
とができる。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、所望の部
品を部品トレイに整列させる部品整列装置において、部
品トレイに設けられた識別マ−クと、この識別マ−クを
識別する部品トレイ識別手段と、部品を収納する部品ケ
−スと、この部品ケ−スに設けられた識別マ−クと、こ
の識別マ−クを識別する部品ケ−ス識別手段とを有し、
搬送されてきた部品トレイの識別マ−クと対応する識別
マ−クを有する部品ケ−スを選択して部品トレイ上に部
品を供給する。したがって本発明は、予め決められた順
番に制限されることなく、必要に応じて部品の供給順序
を変更できるという効果がある。
品を部品トレイに整列させる部品整列装置において、部
品トレイに設けられた識別マ−クと、この識別マ−クを
識別する部品トレイ識別手段と、部品を収納する部品ケ
−スと、この部品ケ−スに設けられた識別マ−クと、こ
の識別マ−クを識別する部品ケ−ス識別手段とを有し、
搬送されてきた部品トレイの識別マ−クと対応する識別
マ−クを有する部品ケ−スを選択して部品トレイ上に部
品を供給する。したがって本発明は、予め決められた順
番に制限されることなく、必要に応じて部品の供給順序
を変更できるという効果がある。
【図1】本発明の一実施例の部品整列装置を一部透視し
て示す斜視図。
て示す斜視図。
【図2】トレイストッカの作用を示す説明図。
【図3】部品ストッカの作用を示す説明図。
【図4】部品ケ−ス移動機構部の作用を示す説明図。
【図5】部品ケ−スの回転の作用を示す説明図。
【図6】制御系の要部を示す構成図。
【図7】トレイカセットの変形例を示す説明図。
【図8】トレイカセットの他の変形例を示す説明図。
【図9】部品ケ−スの変形例を示す説明図。
【符号の説明】 1…部品整列装置、2…自動組立装置(外部装置)、3
…トレイストッカ(部品トレイ保持・搬送手段)、4…
部品ストッカ、10…トレイカセット、11…部品トレ
イ、14…部品トレイ用の識別マ−ク読取装置(部品ト
レイ識別手段)、16…部品カセット、17…部品ケ−
ス、19…部品ケ−ス用の識別マ−ク読取装置、24…
制御器(制御手段)、28…メモリ(記憶手段)、A…
部品トレイ供給・回収位置(所定位置)。
…トレイストッカ(部品トレイ保持・搬送手段)、4…
部品ストッカ、10…トレイカセット、11…部品トレ
イ、14…部品トレイ用の識別マ−ク読取装置(部品ト
レイ識別手段)、16…部品カセット、17…部品ケ−
ス、19…部品ケ−ス用の識別マ−ク読取装置、24…
制御器(制御手段)、28…メモリ(記憶手段)、A…
部品トレイ供給・回収位置(所定位置)。
Claims (5)
- 【請求項1】 所望の部品を部品トレイに整列させる部
品整列装置において、部品トレイに設けられた識別マ−
クと、この識別マ−クを識別する部品トレイ識別手段
と、上記部品を収納する部品ケ−スと、この部品ケ−ス
に設けられた識別マ−クと、この識別マ−クを識別する
部品ケ−ス識別手段とを有し、搬送されてきた部品トレ
イの識別マ−クと対応する識別マ−クを有する部品ケ−
スを選択して上記部品トレイ上に部品を供給することを
特徴とする部位品整列装置。 - 【請求項2】 上記部品トレイは部品トレイ保持・搬送
手段に複数保持されており、必要となった部品の情報を
入力することにより対応する部品トレイが選択されて搬
送されることを特徴とする請求項1記載の部品整列装
置。 - 【請求項3】 所望の部品を部品トレイに整列させて上
記部品トレイを外部装置に供給する部品整列装置におい
て、複数の部品トレイを保持するとともにこれら部品ト
レイを所定位置に搬送する部品トレイ保持・搬送手段
と、上記部品トレイを識別して個々の部トレイに関する
識別情報を得る部品トレイ識別手段と、上記識別情報を
記憶する記憶手段と、上記記憶手段に記憶された上記識
別情報を参照し、上記外部装置が要求する部品を整列さ
せた上記部品トレイが上記所定位置に搬送されるように
上記部品トレイ保持・搬送手段を制御する制御手段とを
備えたことを特徴とする部品整列装置。 - 【請求項4】 上記部品トレイには識別マ−クが設けら
れており、この識別マ−クを識別することにより個々の
部品トレイに関する識別情報を得ることを特徴とする請
求項3記載の部品整列装置。 - 【請求項5】 予め上記部品トレイ識別手段により上記
部品トレイを識別して、上記記憶手段が上記部品トレイ
保持・搬送手段の保持位置を記憶することを特徴とする
請求項1或いは請求項3記載の部品整列装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28318993A JPH07137834A (ja) | 1993-11-12 | 1993-11-12 | 部品整列装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28318993A JPH07137834A (ja) | 1993-11-12 | 1993-11-12 | 部品整列装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07137834A true JPH07137834A (ja) | 1995-05-30 |
Family
ID=17662293
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28318993A Pending JPH07137834A (ja) | 1993-11-12 | 1993-11-12 | 部品整列装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07137834A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2020202365A1 (ja) * | 2019-03-29 | 2020-10-08 | 平田機工株式会社 | 製造システム |
WO2020202364A1 (ja) * | 2019-03-29 | 2020-10-08 | 平田機工株式会社 | 測定装置 |
CN113677478A (zh) * | 2019-03-29 | 2021-11-19 | 平田机工株式会社 | 安装装置 |
-
1993
- 1993-11-12 JP JP28318993A patent/JPH07137834A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2020202365A1 (ja) * | 2019-03-29 | 2020-10-08 | 平田機工株式会社 | 製造システム |
JPWO2020202365A1 (ja) * | 2019-03-29 | 2020-10-08 | ||
WO2020202364A1 (ja) * | 2019-03-29 | 2020-10-08 | 平田機工株式会社 | 測定装置 |
JPWO2020202364A1 (ja) * | 2019-03-29 | 2020-10-08 | ||
CN113631323A (zh) * | 2019-03-29 | 2021-11-09 | 平田机工株式会社 | 制造系统 |
CN113677478A (zh) * | 2019-03-29 | 2021-11-19 | 平田机工株式会社 | 安装装置 |
CN113710414A (zh) * | 2019-03-29 | 2021-11-26 | 平田机工株式会社 | 测定装置 |
US11633817B2 (en) | 2019-03-29 | 2023-04-25 | Hirata Corporation | Manufacturing system |
CN113631323B (zh) * | 2019-03-29 | 2024-01-30 | 平田机工株式会社 | 制造系统 |
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