JPH074706U - 高さ調整可能なカーポート - Google Patents

高さ調整可能なカーポート

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JPH074706U
JPH074706U JP3816793U JP3816793U JPH074706U JP H074706 U JPH074706 U JP H074706U JP 3816793 U JP3816793 U JP 3816793U JP 3816793 U JP3816793 U JP 3816793U JP H074706 U JPH074706 U JP H074706U
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JP
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pillar
height
carport
fixed
column
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Pending
Application number
JP3816793U
Other languages
English (en)
Inventor
幸博 宮下
Original Assignee
株式会社キッツ
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Publication date
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  • Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
  • Building Awnings And Sunshades (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 柱の高さを数段階に調整可能とすることによ
りカーポート施工後に車両の高さが違ってもそれに応じ
て屋根の高さを自由に変えることができるようにした。 【構成】 外柱15aの内部に補強柱15cを固着した
支柱15を構成し、この支柱15で屋根部材1を支持す
るカーポートにおいて、屋根部材1の支柱15を固着す
る位置に適宜の長さを有する中柱10を固着し、この中
柱10の長さ方向に複数個の調整用の調整穴12、1
3、14を設け、この中柱10を補強柱15cに嵌合
し、補強柱15cの上端に形成した固着穴16と上記の
調整穴のうち1つを選択した調整穴をボルト17とナッ
ト18を介して固着し、この固着部分を半割状の化粧カ
バ19a、19bで被覆して構築する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、車両の高さに応じて簡易車庫用の屋根自体の高さを自由に変えるこ とができる高さ調整可能なカーポートに関する。
【0002】
【従来の技術】
通常、簡易式の車庫であるカーポートは、2本又は4本の支柱で屋根部材を支 持させて構成されており、この場合、屋根部材の高さは、標準サイズとロングサ イズの支柱を予め製作しておき、使用者の要求に応じて支柱の高さを選択して施 工し、一度標準使用の支柱で施工すると、後でロング仕様の支柱に変更できるも のではなく、ロング支柱に変える場合には、全体のカーポートを変えざるをえな いのが実情である。
【0003】 一方、標準サイズのカーポートを施工後に、ハイルーフタイプの車両用のカー ポートとして使用するとき、支柱に支持されている屋根部材の高さを変えること により車高の違った車両にも適用できる構造も提案されている(実開平3ー50 167号公報、実開昭63ー134025号公報参照)。
【0004】 上記した実開平3ー50167号公報は、支柱に複数個の係合孔を設け、屋根 部材の端部に設けた係合突起をこの係合孔の所望の位置に嵌めることにより、屋 根の高さを調節するものであり、また、実開昭63ー134025号公報は、下 部支柱の適宜の高さにL字形状の調整金具をボルト止めし、下部支柱の上方より 上部支柱を嵌合して前記した調整金具で上部支柱の端部を係止することにより支 柱の高さを調整するものである。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記した従来の高さ調整構造は、何れの構造も屋根部材の荷重 を十分に保持できるものではなく、しかも、全体が不安定であるばかりでなく、 外観の体裁も極めて悪く、そのため実用的価値に耐えられる高さ調整自在なカー ポートの開発が望まれていた。
【0006】 本考案は、上記のような従来の実情に鑑みて開発したものであり、カーポート の屋根の高さを簡単に変えることができると共に美的外観にも優れ、しかも、堅 固な構造を有したカーポートを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本考案は、複数本の支柱で屋根部材を支持して構 成したカーポートにおいて、上記した屋根部材の支柱固着位置に、適宜の長さを 有する中柱の上端を固着し、この中柱の側面に高さ調整用の調整穴を長さ方向に 複数個形成し、中柱の下端を前記した支柱の上端より嵌合して所望の調整穴と支 柱の上部に形成した固着穴とをボルトとナットで固着すると共に、中柱と支柱の 固着部分を化粧カバで被覆するようにした。 この場合、化粧カバを半割状に形成し、半割状の突合部をボルトで固着し、上 記した中柱に形成した調整穴は、標準用調整穴と中間用調整穴とロング用調整穴 よりなり、また、中柱の上端に固着した取付材を屋根部材の両端に設けた雨樋の 長さ方向に調整自在に固着させる構造が好ましい。
【0008】 また、複数本の支柱で屋根部材を支持して構成したカーポートにおいて、支柱 は、外柱の内部に補強柱を固着して構成し、この補強柱の上端を外柱より突設さ せて形成した突設部に固着穴を形成すると共に、上記した屋根部材の支柱固着位 置に、適宜の長さを有する中柱の上端を固着し、この中柱の側面に高さ調整用の 調整穴を長さ方向に複数個形成し、更に、中柱の下端を前記した補強柱の上端よ り嵌合して所望の調整穴と補強柱の突設部に形成した固着穴とをボルトとナット で固着し、中柱と補強柱の突設部の外周囲を化粧カバで被覆するようにした。
【0009】
【作用】
本考案におけるカーポートは、上記のように構成したので、標準サイズの高さ を有する屋根部材で施工する場合は、先ず施工場所に外柱の内部に補強柱を固着 した支柱(例えば4本)を立設し、次いで、屋根部材の端部に設けた雨樋の適宜 位置に取付材を介して中柱を固着し、この中柱を補強柱の上端より嵌合して中柱 の標準用調整穴と補強柱に形成した固着穴とをボルトとナットで固着し、中柱と 補強柱の突設部の外周囲を半割状の化粧カバを突き合わせてボルトで固着して被 覆することにより標準サイズの高さを有するカーポートを構築することができる 。
【0010】 次に、屋根部材の高さを高くする場合は、各支柱に設けた化粧カバを取外し、 中柱と補強柱とのボルトを外して、中柱を補強柱から引き抜くように延ばしてロ ング用調整穴と固着穴を位置あわせを行い、これをボルトとナットで固着し、次 いで、中柱と補強柱の突設部の外周囲を半割状の化粧カバを突き合わせてボルト で固着して被覆することによりロング仕様の支柱で支持したカーポートを構築す ることができる。
【0011】
【実施例】
以下に本考案における高さ調整可能なカーポートの実施例を図面に従って説明 する。 図1において1は屋根部材であり、この屋根部材1はやや円弧状のアクリル樹 脂板1aを保持材1bで保持して構成され、この屋根部材1の下面を補強アーチ 1cで補強すると共に、図3に示すように屋根部材1の長さ方向両側縁部に雨樋 2を固着する。 この雨樋2の取付け溝3にねじ穴4を有する裏板5を装着し、一方、鋳物等で 成形した取付材6の上部に支受片7を、取付材6の下部にフランジ片8を一体に 設け、この支受片7と裏板5とをボルト9で固着し、フランジ片8と中柱10の 上端に溶着したフランジ板11をボルト10aで固着する。
【0012】 この中柱10は、断面矩形状で所定の長さ(本例においては750mm程度の長 さ)を有し、中柱10の対向側面に一対の調整穴を複数個設ける。 本例においては、上方より標準用調整穴12と中間用調整穴13とロング用調 整穴14を各2個形成し、中間用調整穴13は、標準用調整穴12より約250 mm程度長く、ロング用調整穴14は標準用調整穴12より約500mm程度長く設 けられている。
【0013】 15は、屋根部材1を支持するための支柱であり、この支柱15は屋根部材1 の雨樋2、2に各2本ずつ立設されている。なお、その他支柱15は2本又は3 本設けることもできる。 図1に示す支柱15は、アルミ形材で形成した楕円形の外柱15aの内部の突 条部15bに係止する状態で補強柱15cを収納して適宜の位置をボルト15e で固着して構成されている。この補強柱15cは、上記した中柱10と相似形を 呈しており、中柱10の下端を前記した補強柱15cの上端より嵌合して所望の 調整穴12、13、14と補強柱15cの突設部15dに形成した固着穴16と をボルト17、ナット18で固着する。 また、中柱10と補強柱15cの突設部15dの外周囲を半割状の化粧カバ1 9a、19bの突合部20a、20bを突き合わせてボルト21で固着して被覆 するようにしている。 この場合、化粧カバ19の上端は、フランジ片8の外周縁と合致し、下方部分 は、外柱15aの外周面と合致するように、それぞれ相似形の外形を呈している 。
【0014】 次に上記実施例の作用を説明する。 標準サイズの高さを有する屋根部材1で施工する場合は、先ず施工場所に外柱1 5aの内部に補強柱15cを固着した支柱15を4本立設し、次いで、屋根部材 1の端部に設けた雨樋2には、取付材6を雨樋2の長さ方向に調整しながら固着 して中柱10を取付け、この中柱10を外柱15aの上端より突設している補強 柱15cの上端より嵌合して中柱10の標準用調整穴12と補強柱15cに形成 した固着穴16とをボルト17とナット18を介して固着し、更に、中柱10と 補強柱15cの突設部15dの外周囲を半割状の化粧カバ19a、19bを突き 合わせてボルト21で固着して被覆することにより標準サイズの高さを有するカ ーポートを構築することができる。
【0015】 次に、ハイルーフの車両を購入して屋根部材1の高さを高くする必要のある場 合には、各支柱15の上方部分に固着した化粧カバ19を取外すと共に、中柱1 0と補強柱15cとのボルト17とナット18とを外して、中柱10を補強柱1 5cから引き抜くように延ばしてロング用調整穴14または中間用調整穴13と 固着穴16との位置あわせを行い、これをボルト17とナット18で固着し、次 いで、中柱10と補強柱15cの突設部15dの外周囲を半割状の化粧カバ19 を突き合わせてボルト21で固着して被覆することによりロング仕様または中間 のロング仕様の支柱15で支持したカーポートを構築することができ、標準仕様 の高さのカーポートをロング仕様の高さを有するカーポートに容易に変えること ができる。 なお、ロング仕様、中間仕様或は標準仕様の各高さの支柱は、夫々相互に高さ を変えるように調整することができることは勿論である。
【0016】
【考案の効果】
以上のことから明らかなように本考案によると次のような優れた効果が得られ る。 即ち、カーポートの屋根の高さを所望の高さに簡単に変えることができると共に 従来に比較して美的外観にも優れ、しかも、堅固な構造を有した実用的価値の高 いカーポートを提供することができる等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案におけるカーポートの実施例を示す部分
拡大分離斜視図である。
【図2】図1の中柱と屋根との結合状態を示す正面図で
ある。
【図3】図2における一部切り欠き側面図である。
【図4】図2におけるAーA線断面図である。
【図5】本考案におけるカーポートを組み立てた状態を
示す説明図である。
【符号の説明】
1 屋根部材 2 雨樋 6 取付材 10 中柱 12 標準用調整穴 13 中間用調整穴 14 ロング用調整穴 15 支柱 15a 外柱 15c 補強柱 15d 突設部 16 固着穴 17 ボルト 18 ナット 19 化粧カバ 21 突合部

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数本の支柱で屋根部材を支持して構成
    したカーポートにおいて、上記した屋根部材の支柱固着
    位置に、適宜の長さを有する中柱の上端を固着し、この
    中柱の側面に高さ調整用の調整穴を長さ方向に複数個形
    成し、中柱の下端を前記した支柱の上端より嵌合して所
    望の調整穴と支柱の上部に形成した固着穴とをボルトと
    ナットで固着すると共に、中柱と支柱の固着部分を化粧
    カバで被覆したことを特徴とする高さ調整可能なカーポ
    ート。
  2. 【請求項2】 上記した支柱は、外柱の内部に補強柱を
    固着して構成した請求項1記載の高さ調整可能なカーポ
    ート。
  3. 【請求項3】 上記した化粧カバを半割状に形成し、半
    割状の突合部をボルトで固着した請求項1又は2記載の
    高さ調整可能なカーポート。
  4. 【請求項4】 上記した中柱に形成した調整穴は、標準
    用調整穴と中間用調整穴とロング用調整穴よりなり、中
    柱の上端に固着した取付材を屋根部材の両端に設けた雨
    樋の長さ方向に調整自在に固着した請求項1乃至3記載
    の高さ調整可能なカーポート。
  5. 【請求項5】 複数本の支柱で屋根部材を支持して構成
    したカーポートにおいて、上記した支柱は、外柱の内部
    に補強柱を固着して構成し、この補強柱の上端を外柱よ
    り突設させて形成した突設部に固着穴を形成すると共
    に、上記した屋根部材の支柱固着位置に、適宜の長さを
    有する中柱の上端を固着し、この中柱の側面に高さ調整
    用の調整穴を長さ方向に複数個形成し、中柱の下端を前
    記した補強柱の上端より嵌合して所望の調整穴と補強柱
    の突設部に形成した固着穴とをボルトとナットで固着
    し、中柱と補強柱の突設部の外周囲を化粧カバで被覆し
    たことを特徴とする高さ調整可能なカーポート。
JP3816793U 1993-06-17 1993-06-17 高さ調整可能なカーポート Pending JPH074706U (ja)

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JP3816793U JPH074706U (ja) 1993-06-17 1993-06-17 高さ調整可能なカーポート

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JPH074706U true JPH074706U (ja) 1995-01-24

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JP3816793U Pending JPH074706U (ja) 1993-06-17 1993-06-17 高さ調整可能なカーポート

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JP (1) JPH074706U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0928623A (ja) * 1995-07-14 1997-02-04 Toto Ltd トイレ用肘掛け兼手すり装置
JP2013072254A (ja) * 2011-09-28 2013-04-22 Kurokawa Co Ltd 物品保管設備

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0928623A (ja) * 1995-07-14 1997-02-04 Toto Ltd トイレ用肘掛け兼手すり装置
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