JPH0746664A - 自動車の多重通信装置 - Google Patents

自動車の多重通信装置

Info

Publication number
JPH0746664A
JPH0746664A JP5189585A JP18958593A JPH0746664A JP H0746664 A JPH0746664 A JP H0746664A JP 5189585 A JP5189585 A JP 5189585A JP 18958593 A JP18958593 A JP 18958593A JP H0746664 A JPH0746664 A JP H0746664A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power supply
multiplex communication
node
line
supply voltage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP5189585A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3343159B2 (ja
Inventor
Hidemi Nakazono
秀己 中園
Seiji Hirano
誠治 平野
Toshiaki Kasai
俊明 河西
Koji Terayama
孝二 寺山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
Priority to JP18958593A priority Critical patent/JP3343159B2/ja
Publication of JPH0746664A publication Critical patent/JPH0746664A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3343159B2 publication Critical patent/JP3343159B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 必要とする電源ラインの量若しくは本数を極
小化しながら、不必要な多重通信ノードにおける暗電流
を減らすことを両立させた自動車の多重通信装置を提案
する。 【構成】 自動車に設けられた複数の電装品を夫々制御
若しくは駆動するために分散して設けられた複数の多重
通信ノードが通信線に接続されて形成された多重通信シ
ステムであって、前記複数の多重通信ノードのなかの第
1の多重通信ノード200に、+B電源ラインと、エン
ジンキーがイグニッション位置にあることを示す信号の
ラインと、+B電源ラインからの電力を元にして前記信
号がエンジンキーがイグニッション位置にあること表す
ときにIG電源電圧を発生する電源回路とを設け、第2の
多重通信ノード201に、前記電源回路からこの第2の
多重通信ノード201にまで前記所定のIG電源電圧を供
給するための第2の電源ラインを設けたことを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の電装ユニットを
制御若しくは駆動する複数の多重通信ノードが自動車内
で分散しているような構成の自動車の多重通信装置に関
し、特に個々の多重通信のどのための電源ラインの小規
模化に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車の電子部品(電装ユニット)間を
結ぶ配線(ワイヤハーネス)の肥大化,複雑化を解消す
るために、多重通信が注目されている。多重通信は1つ
の配線上に複数のデータを時分割多重で送出するもの
で、基本的にはシリアル伝送が基本となつている。
【0003】自動車の分野においては、この多重通信の
ネツトワーク形態は、完全多重型と部分多重型という分
類、または、集中型と分散型という分類に分けて考えら
れている。部分多重型は、非多重通信部分と多重通信部
分とを混在させたものであり、多重通信部分においては
距離的に分散して配置されたスイツチや負荷等が多重伝
送ユニツトで接続されている。このユニツトとスイツ
チ,負荷間は個別の配線が必要であるために、配線の全
長は減るものの、その数は増えると言われている。ま
た、集中型は、1つのマスタの伝送ユニツトに対して複
数のスレーブの多重通信ユニツトが接続されるもので、
細径化効果は得られるものの、マスタがダウンするとシ
ステムダウンになる、また設計変更が困難になるなどの
欠点があると言われている。一方、分散型はコストはか
かるものの、大きな細径化効果が得られること、一部ダ
ウンに対する信頼性が高いこと、設計変更に対する柔軟
性が高いこと等の点で脚光を浴びている(例えば、特開
昭62−4658号)。
【0004】これらの多重通信ユニットは当然のことな
がら電源を供給されて作動するので、電源ラインが必要
となる。例えば、特開平2−121436号の多重伝送
装置は、バッテリから直接供給された+B電源電圧と、
キーがイグニッション位置におかれたときに発生される
IG電源電圧と、キーがACC位置におかれたときに発生さ
せられるACC電源電圧などを予め設けている。そして、
常時電圧が供給される多重通信ユニットには+B電圧ラ
インを配線し、IGオン時に電源をオンされる多重通信ユ
ニットにはIG電圧ラインを配線し、ACCオン時に動作す
べき多重通信ユニットにはACC電圧ラインを配線するよ
うにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような配線形態で
は、確かに、動作している多重通信ユニットのみに電源
電圧が供給されるので、バッテリの消耗を防止でき合理
的であるが、多重通信ユニットの配置位置が自動車全体
に分散しているために、+B,IG,ACCラインについて
自動車全体に亘って配線することが必要となり、電源線
の配線が省スペース化に反することとなる。電源ライン
の径は大きいからである。
【0006】そこで、+B電源電圧ラインを各ノードに
+B電源電圧のみを供給するようにして、全てのノード
を常時アクティブにする手法も提案されている。しかし
ながらこの手法は、多重通信ユニットの数が増加するに
つれて、車両が運転されていないときでも多重通信ユニ
ットで消費される電流(即ち、暗電流)が増加すること
となり、バッテリ上がりが顕在化する問題が発生する。
【0007】本発明は上記従来技術の問題点を解決する
ために提案されたもので、その目的は、必要とする電源
ラインの量若しくは本数を極小化しながら、不必要な多
重通信ノードにおける暗電流を減らすことを両立させた
自動車の多重通信装置を提案するところにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる目的の本発明の構
成は、自動車に設けられた複数の電装品を夫々制御若し
くは駆動するために分散して設けられた複数の多重通信
ノードが通信線に接続されて形成された多重通信装置で
あって、前記複数の多重通信ノードのなかの第1の多重
通信ノードに、第1の電源電圧が供給される第1の電源
ラインと、この自動車の所定の運転状態を表す信号を受
信する手段と、この電源ラインからの電力を元にして前
記信号が前記所定の運転状態を表すときに所定の電源電
圧を発生する電源回路とを設け、前記第1の多重通信ノ
ード以外の第2の多重通信ノードに、前記電源回路から
この第2の多重通信ノードにまで前記所定の電源電圧を
供給するための第2の電源ラインを設けたことを特徴と
する自動車の多重通信装置。
【0009】第2の多重通信ノードは、所定の運転状態
になるまで電圧が供給されないので無駄な電力の消費が
抑えられる。また、ノード間の電源ラインは第1の電源
ライン若しくは第2の電源ラインのみで済むので、ケー
ブリングが煩雑にならない。本発明の好適な1態様によ
れば、前記所定の運転状態はキーがイグニッション位置
におかれたときである。
【0010】本発明の好適な1態様によれば、前記第1
の電源電圧はバッテリからの電源電圧である。本発明の
好適な1態様によれば、前記第1の多重通信ノードにお
いて、電源ラインと通信線とが分岐している。本発明の
好適な1態様によれば、前記所定の運転状態を表す信号
は、前記通信線に載って送られてくる。
【0011】本発明の好適な1態様によれば、前記所定
の運転状態を表す信号は、前記通信線とは別個に設けら
れた信号線に載って送られてくる。本発明の好適な1態
様によれば、前記複数の多重通信ノードと、これらのノ
ードのための通信線と、電源ラインとは、1つのアッセ
ンブリとして構成されている。
【0012】上記課題を達成するために提案された本発
明の他の構成は、自動車に設けられた複数の電装品を夫
々制御若しくは駆動するために分散して設けられた複数
の多重通信ノードが通信線に接続されて形成された多重
通信装置であって、前記複数の多重通信ノードの夫々に
バッテリ電源電圧が供給される電源ラインと、この自動
車の所定の運転状態を表す信号を載せる信号線と、この
電源ラインからの電力を元にして前記信号が前記所定の
運転状態を表すときに所定の電源電圧を発生する電源回
路とを設けたことを特徴とする。
【0013】上記課題を達成するために提案された本発
明のさらに他の構成は、自動車に設けられた複数の電装
品を夫々制御若しくは駆動するために分散して設けられ
た複数の多重通信ノードが通信線に接続されて形成され
た多重通信装置であって、前記複数の多重通信ノードの
各々に、第1の電源電圧が供給される第1の電源ライン
と、この自動車の所定の運転状態を表す信号を載せる信
号線と、この電源ラインからの電力を元にして前記信号
が前記所定の運転状態を表すときに所定の電源電圧を発
生する電源回路と、この電源回路から発生した電源電圧
をノード内の各ユニットに分配する手段とを設けたこと
を特徴とする。
【0014】
【実施例】以下、本願発明の実施例について添付図面を
参照しながら詳細に説明する。本発明にかかる実施例の
多重通信システムに用いられる電源の種類は、+B電源
電圧(12V)、IG電源電圧(12V)、ACC電源電圧
(12V)、START電源電圧(12V)などである。通
常の車両においては、周知のように、IG電源電圧、ACC
電源電圧、START電源電圧は、エンジンキーが所定の位
置に移動されると、+B電源電圧から生成されるように
なっている。しかし、これから説明する3つの実施例で
は、用いられる電源電圧は+Bのみである。その他のIG
電源電圧(12V)、ACC電源電圧(12V)、START電
源電圧(12V)等は、多重通信ノードにおいて生成さ
れる。
【0015】そのために、これらの実施例では、車両が
どのような運転状態(キー位置)二あるかを示す信号を
必要とする。図1はこれらの信号を示す。エンジンキー
がIG位置におかれるとIG信号/(「/」は負の論理を示
す)が0Vになり、ACC位置におかれるとACC信号/が0
Vになり、START位置におかれるとSTART信号/が0Vに
なる。
【0016】+B電源電圧、IG電源電圧、ACC電源電
圧、START電源電圧の各ラインは電流容量が大きいため
に、線の径が太くなることは言うまでもない。しかし、
IG信号/,ACC信号/,START信号/等の信号ラインは、
電圧駆動であるために、そのラインの径は細いもので十
分である。 〈第1実施例〉図2は本発明にかかる第1実施例の基本
概念を示す。図2は、説明の便宜上、4つの多重通信ノ
ード(100,101,102,103)を示す。各多
重通信ノードに対して、+B電源電圧ラインを供給し、
常に電圧が供給されている必要のあるノード100は、
その+B電圧を使用するようにする。一方、キーがIG位
置におかれたときに電源が供給されるべき多重通信ノー
ド101,102にはIG信号ラインを配線し、ACC位置
におかれたときに電源が供給されるべき多重通信ノード
103にはACC信号ラインを配線する。図2には示さな
いものの、START位置におかれたときに電源が供給され
るべき多重通信ノードにはSTART信号ラインを配線する
ようにする。
【0017】多重通信ノード100は、その内部電子回
路で必要な電圧は+Bラインから賄う。キーがIG位置に
あるときに作動すべきノード101,102は、内部に
電源回路IPS101p,102pを有する。これらの
電源回路IPSは+B電圧を+B電源ラインから供給さ
れ、また、付勢端子ENを有する。電源回路IPS(inter
ruptable power supply)101p,102pの付勢端子
にはIG信号/が入力される。また、キーがACC位置にお
かれたときに電源が供給されるべき多重通信ノード10
3は電源回路103pを有し、そのEN端子にはACC信号
ラインが接続されている。即ち、ノード100には常に
電源が供給され、キーがIG位置におかれたときはノード
101,102に電源が供給され、キーがACC位置にあ
るときにはノード103に電圧が供給される。
【0018】図2の手法では、ノード全体では電源線は
一本で済む。信号線の本数は増えるけれども、信号線は
電圧を供給するだけなのでその径は細くて済むので、ス
ペース効率は悪化しない。図3は、常時電源が供給され
て作動しているノードの構成を示す回路図である。この
ノードは、通信制御を司る通信用LSIと、データ処理
用のCPUと、電装ユニットとのインタフェースを行な
う入出力ポートとを有する。LSI,CPU,入出力ポ
ートには、電源回路POWから5V電圧が供給されてい
る。この5V電圧はIPSが+B電圧から生成する。図
4は、ノード101,102などの回路構成を示す。こ
のノードも、図3のノードと同じように、LSI,CP
U,入出力ポート,IPSなどを有するが、IPSはそ
のEN端子にローレベルが供給されたときにのみ5V電圧
を発生する。
【0019】〈第1実施例の応用〉図5はこの第1実施
例のワイヤリングの手法の応用例を示す。度図におい
て、「コラム」ノードはステアリングコラムに設けられ
たノードで、キースイッチ付近に設けられている。ま
た、2つの「HD」ノードは、ヘッドライトを駆動する
ノードである。また、MFB(multi function box)ノー
ドは、このノードから通信信号線が複数のノードに向け
て分岐するところで、分岐先のノードとしては「エンジ
ン」(エンジン制御用コントローラ)ノード、ABS
(anti-lock brakesystem コントローラ)ノード、AS
C(auto speed controller)ノード等である。
【0020】図5において、コラムノードとHDノード
とMFBノードには常に+B電圧が供給されている。従
って、コラムノードとHDノードとMFBノードの電源
はPOWである。しかし、エンジンノード、ABSノー
ド,ASCノードはIG信号がオンしてから動作しても十
分であるので、これらのノードの電源はIPSである。 〈第2実施例〉この第2実施例は、バッテリから見て上
流のノードには、常時電源を供給しなくてはならないノ
ード200を割り当て、そのノード200にIPSタイ
プの電源回路を設置する。図7に、その電源の回路図を
示す。この電源回路は、5V電圧レギュレータとリレー
回路とからなり、レギュレータは+B電源電圧から5V
電源電圧を発生する。このtV電圧は、このノード20
0のCPUやLSI等に供給される。+B電圧はレギュ
レータを介してリレー回路に供給される。このリレー回
路はSCR等を用いたソリッドステートリレーであり、
信号IGがローになるとオンして、+B電圧をIG電源電圧
として示談のノードに供給する。図7において、IG電源
ラインから12Vを供給された多重通信ノード201,
202のPOW電源回路は5V電圧を発生して内部の回路
に賄う。
【0021】図6,図7を参照すると、常に動作する必
要のないノード201,202では、暗電流が流れるこ
とはないのでバッテリの上がりのおそれはなくなり、ま
た、電源ラインも1本で済むのでスペースファクタも悪
化しない。 〈第2実施例の応用〉第1の応用例 図5の分岐方式には第2実施例の手法を適用できること
は明らかであることには、説明を要しないであろう。但
し、図5においては、MFBノードから分岐したノード
へは「IG信号」ラインが必要であったが第2実施例の場
合には不要である。第2の応用例 図8に、第2実施例の手法を更に拡張して適用したシス
テムを示す。
【0022】図8において、ノード300,301は常
時作動しているノードを示す。また、ノード301はキ
ーがIG位置のときに動作するノードである。即ち、ノー
ド300,301には電源回路POWが設けられており、
+B電源電圧が供給されている。POW電源回路は5V電
圧を発生して、自身のノード内のCPU等に5Vを供給
する。
【0023】ノード301の電源IPSは「IG信号/」
ラインがローになったときにのみ「IG電源電圧」(12
V)を発生する。従って、この「IG電源電圧」ラインか
ら電源を供給されているノード302は、「IG信号/」
ラインがローになるまでは動作しない。「IG信号/」ラ
インがローになったことをノード300が(その入出力
ポートを介して)検知すると、ノード300のCPU
は、その旨を、通信線を介してノード301に知らせ
る。この通知を受け取ったノード301のCPUは電源
IPSに対して電源電圧IGを出力すべきことを指令す
る。電源電圧ラインIGがアクティブになると、ノード3
02は動作を開始する。
【0024】〈第3実施例〉この第3実施例は、インパ
ネ部分のアッセンブリの簡略化を目指したものである。
インパネ部分には、9図に示すように、A/Cスイッチ
ノード(エアコンスイッチノード)、インパネスイッチ
ノード、コラムノード、メータノード等のノードが設け
られている。このサブアッセンブリは2つのコネクタを
有し、アッセンブリ毎まず製造してから、車両に設けら
れたコネクタに接続するようになっている。
【0025】上記ノードには、負荷用電源ライン(即
ち、+B電源)が夫々供給されている。負荷用電源ライ
ンの電圧は、例えばモータやソレノイドなどを駆動する
ための電圧で、ノイズなどを多く含む電圧である。図9
において、一点破線の電源ラインは、電圧調整された1
2V電源ラインである。この12Vラインはメータにの
み接続されている。
【0026】図10はメータノードの構成を示す。この
メータノードは、電圧調整された12V電源電圧から5
V電圧を発生して、このサブアッセンブリ内の他のノー
ドに5V電圧を(図中の二点鎖線の)電源ラインを介し
て供給する。尚、本発明は上記実施例に限定されないの
は明らかである。例えば、上記の種々の実施例では、ノ
ードの数は数個とされていたが、本発明が適用されるノ
ードの数には限定はない。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のシステム
によれば、必要とする電源ラインの量若しくは本数を極
小化することができると共に、不必要な多重通信ノード
には暗電流を減らすこともできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例で用いられるところの、キー位
置に応じて発生する各種電源電圧とキー位置信号とを示
す図。
【図2】本発明の第1実施例にかかる電源供給システム
の構成を示す図。
【図3】第1実施例のノード100の内部構成を示す
図。
【図4】第1実施例のノード101の内部構成を示す
図。
【図5】第1実施例を応用したシステムの構成を示す
図。
【図6】本発明の第2実施例にかかる電源供給システム
の構成を示す図。
【図7】第2実施例のノード200の電源回路の構成を
示す図。
【図8】第2実施例の応用にかかる電源供給システムの
構成を示す図。
【図9】本発明の第3実施例にかかる電源供給システム
の構成を示す図。
【図10】第3実施例の一部の構成を示す図。
フロントページの続き (72)発明者 寺山 孝二 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ 株式会社内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車に設けられた複数の電装品を夫々
    制御若しくは駆動するために分散して設けられた複数の
    多重通信ノードが通信線に接続されて形成された多重通
    信装置であって、 前記複数の多重通信ノードのなかの第1の多重通信ノー
    ドに、 第1の電源電圧が供給される第1の電源ラインと、 この自動車の所定の運転状態を表す信号を受信する手段
    と、 この電源ラインからの電力を元にして前記信号が前記所
    定の運転状態を表すときに所定の電源電圧を発生する電
    源回路とを設け、 前記第1の多重通信ノード以外の第2の多重通信ノード
    に、 前記電源回路からこの第2の多重通信ノードにまで前記
    所定の電源電圧を供給するための第2の電源ラインを設
    けたことを特徴とする自動車の多重通信装置。
  2. 【請求項2】 前記所定の運転状態を表す信号はキーが
    イグニッション位置におかれたことを表すイグニッショ
    ン信号であることを特徴とする請求項1記載の自動車の
    多重通信装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の電源電圧はバッテリからの電
    源電圧であることを特徴とする請求項1記載の自動車の
    多重通信装置。
  4. 【請求項4】 前記第1の多重通信ノードから、前記第
    2の電源ラインと通信線とが、前記第2の多重通信ノー
    ド以外の第3の多重通信ノードに分岐したことを特徴と
    する請求項1記載の自動車の多重通信装置。
  5. 【請求項5】 前記所定の運転状態を表す信号は、前記
    通信線に載って送られてくることを特徴とする請求項1
    記載の自動車の多重通信装置。
  6. 【請求項6】 前記所定の運転状態を表す信号は、前記
    通信線とは別個に設けられた信号線に載って送られてく
    ることを特徴とする請求項1記載の自動車の多重通信装
    置。
  7. 【請求項7】 前記複数の多重通信ノードと、これらの
    ノードのための通信線と、電源ラインとは、1つのアッ
    センブリとして構成されていることを特徴とする請求項
    1記載の自動車の多重通信装置。
  8. 【請求項8】 自動車に設けられた複数の電装品を夫々
    制御若しくは駆動するために分散して設けられた複数の
    多重通信ノードが通信線に接続されて形成された多重通
    信装置であって、 前記複数の多重通信ノードの夫々にバッテリ電源電圧が
    供給される電源ラインと、 この自動車の所定の運転状態を表す信号を載せる信号線
    と、 この電源ラインからの電力を元にして前記信号が前記所
    定の運転状態を表すときに所定の電源電圧を発生する電
    源回路とを設けたことを特徴とする請求項1記載の自動
    車の多重通信装置。
  9. 【請求項9】 自動車に設けられた複数の電装品を夫々
    制御若しくは駆動するために分散して設けられた複数の
    多重通信ノードが通信線に接続されて形成された多重通
    信装置であって、 前記複数の多重通信ノードの各々に、 第1の電源電圧が供給される第1の電源ラインと、 この自動車の所定の運転状態を表す信号を載せる信号線
    と、 この電源ラインからの電力を元にして前記信号が前記所
    定の運転状態を表すときに所定の電源電圧を発生する電
    源回路と、 この電源回路から発生した電源電圧をノード内の各ユニ
    ットに分配する手段とを設けたことを特徴とする自動車
    の多重通信装置。
JP18958593A 1993-07-30 1993-07-30 自動車の多重通信装置 Expired - Fee Related JP3343159B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18958593A JP3343159B2 (ja) 1993-07-30 1993-07-30 自動車の多重通信装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18958593A JP3343159B2 (ja) 1993-07-30 1993-07-30 自動車の多重通信装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0746664A true JPH0746664A (ja) 1995-02-14
JP3343159B2 JP3343159B2 (ja) 2002-11-11

Family

ID=16243795

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18958593A Expired - Fee Related JP3343159B2 (ja) 1993-07-30 1993-07-30 自動車の多重通信装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3343159B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009177635A (ja) * 2008-01-25 2009-08-06 Toyota Motor Corp リング型通信ネットワークシステムの異常検出システム及び異常検出方法
JP2012121453A (ja) * 2010-12-08 2012-06-28 Autonetworks Technologies Ltd 制御システム及び制御装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009177635A (ja) * 2008-01-25 2009-08-06 Toyota Motor Corp リング型通信ネットワークシステムの異常検出システム及び異常検出方法
JP2012121453A (ja) * 2010-12-08 2012-06-28 Autonetworks Technologies Ltd 制御システム及び制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3343159B2 (ja) 2002-11-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0872633A (ja) 自動車の電流分配装置
US7064658B2 (en) Integrated vehicle power distribution and gateway system
JP3373664B2 (ja) 車両用電源供給装置
CN101628563B (zh) 给汽车的控制器提供工作电压的方法和装置
JP2003152762A (ja) 車両ネットワークシステム及び当該システムに用いられる分配装置
JPH0746664A (ja) 自動車の多重通信装置
JP2011093377A (ja) 電源制御システム及び電子装置
JPH1020970A (ja) 集約配線装置
JP3257685B2 (ja) 電源分配システム
KR100494912B1 (ko) 지능형 네트워크에서 전면부 통신모듈
Baronti et al. Low-cost CAN-based communication system for high-end motor-scooter
JP2004280294A (ja) 車載用電源管理装置
JPH06276571A (ja) 多重伝送装置
JP3383460B2 (ja) 多重伝送装置
Baranti et al. Low-Cost CAN-Based Communication System for High-End Motor-Scooter
JP2023009547A (ja) 車載電源供給システム
JP2022189585A (ja) 制御装置及び制御装置の製造方法
KR100376688B1 (ko) 자동차의 와이어링 시스템
Furuichi et al. An Implementation of Class A Multiplex Application
JPH10196772A (ja) 自動車および自動変速機制御装置
Xinfeng et al. IEED system: A New kind of automotive electrical system
JP3383459B2 (ja) 多重伝送装置
CN118849999A (zh) 一种控制电路和车辆
JP2004229474A (ja) 電子制御装置
CA3234568A1 (en) Modular dual-board electronic control unit

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20020802

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080823

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090823

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees