JPH0746513Y2 - 底面高さ位置決め搬送装置 - Google Patents
底面高さ位置決め搬送装置Info
- Publication number
- JPH0746513Y2 JPH0746513Y2 JP2579893U JP2579893U JPH0746513Y2 JP H0746513 Y2 JPH0746513 Y2 JP H0746513Y2 JP 2579893 U JP2579893 U JP 2579893U JP 2579893 U JP2579893 U JP 2579893U JP H0746513 Y2 JPH0746513 Y2 JP H0746513Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- height positioning
- guide
- conveyor
- conveyance path
- positioning
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、製函途中の段ボール箱
等の被搬送物の底面が所定高さ位置となるようにして搬
送する装置の改良に関する。
等の被搬送物の底面が所定高さ位置となるようにして搬
送する装置の改良に関する。
【０００２】
【従来の技術】段ボール箱の製函は、図５に示す如く、
集積函材群Ａの底面から１枚の函材Ｂを引き出し、次に
函材Ｂを開函し、続けて函材Ｂの内フラツプＢａ，Ｂａ
を折曲げると共に外フラツプＢｂ，Ｂｂを折曲げ、最後
に外フラツプＢｂ，Ｂｂの突き合わせ縁側同士をテープ
Ｃで接合して段ボール箱Ｄを得ている。
集積函材群Ａの底面から１枚の函材Ｂを引き出し、次に
函材Ｂを開函し、続けて函材Ｂの内フラツプＢａ，Ｂａ
を折曲げると共に外フラツプＢｂ，Ｂｂを折曲げ、最後
に外フラツプＢｂ，Ｂｂの突き合わせ縁側同士をテープ
Ｃで接合して段ボール箱Ｄを得ている。
【０００３】ところで、テープＣを貼り付けるには、外
フラツプＢｂ，Ｂｂが平坦となるようにしてテープ貼り
する必要がある。しかし、外フラツプＢｂ，Ｂｂは、単
に折曲げただけでは逆ハ字状に開いている。そこで、従
来は、図４に示す製函装置１を用いてテーピングしてい
る。
フラツプＢｂ，Ｂｂが平坦となるようにしてテープ貼り
する必要がある。しかし、外フラツプＢｂ，Ｂｂは、単
に折曲げただけでは逆ハ字状に開いている。そこで、従
来は、図４に示す製函装置１を用いてテーピングしてい
る。
【０００４】この製函装置１は、函材搬送路Ｅの外側に
配置された矢符Ｆ方向へ往復移動自在な吸盤装置２と、
押圧パツド３ａが昇降自在に設けられた矢符Ｆ方向へ往
復移動自在な押圧装置３と、テープ貼り装置４とを備え
ている。前工程で内外フラツプが折り曲げられた函材Ｂ
は、吸盤装置２で吸着されると共に函材Ｂの内側へ降下
した押圧パツド３ａで外フラツプＢｂ，Ｂｂが押圧され
（図示は省略）、その状態で矢符Ｇ方向へ搬送されてテ
ープ貼り装置４でテーピング（図５参照）される。
配置された矢符Ｆ方向へ往復移動自在な吸盤装置２と、
押圧パツド３ａが昇降自在に設けられた矢符Ｆ方向へ往
復移動自在な押圧装置３と、テープ貼り装置４とを備え
ている。前工程で内外フラツプが折り曲げられた函材Ｂ
は、吸盤装置２で吸着されると共に函材Ｂの内側へ降下
した押圧パツド３ａで外フラツプＢｂ，Ｂｂが押圧され
（図示は省略）、その状態で矢符Ｇ方向へ搬送されてテ
ープ貼り装置４でテーピング（図５参照）される。
【０００５】
【考案が解決しようとする課題】しかし、押圧装置３の
押圧パツド３ａを昇降させる機構及び矢符Ｆ方向へ往復
移動させる機構は、複雑で背が高いため、装置コストの
高騰を招くと共に保守点検に多くの手間を必要とする。
更に、押圧パツド３ａを昇降させる時間を必要とするた
め、従来は処理速度の高速化に限界があつた。
押圧パツド３ａを昇降させる機構及び矢符Ｆ方向へ往復
移動させる機構は、複雑で背が高いため、装置コストの
高騰を招くと共に保守点検に多くの手間を必要とする。
更に、押圧パツド３ａを昇降させる時間を必要とするた
め、従来は処理速度の高速化に限界があつた。
【０００６】本考案は、上記問題点を解決するために、
押圧パツトを昇降させる押圧装置を用いずに、低コスト
化と高速化が図れる底面高さ位置決め搬送装置の提供を
目的とする。
押圧パツトを昇降させる押圧装置を用いずに、低コスト
化と高速化が図れる底面高さ位置決め搬送装置の提供を
目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本考案が採用した手段
は、搬送路の左右両外側に対峙するように配置され、起
立したコンベア案内面が搬送路の側面に接する強制駆動
した左右の側面案内コンベア装置と、左右の側面案内コ
ンベア装置の搬入側へ近接する搬送路の左右両外側に対
峙するように配置され、外周面が搬送路の側面に接し且
つ立つ回転軸芯が搬送路の搬出側へ伏せ傾斜した左右の
送り込みコロと、左右の側面案内コンベア装置の領域外
で且つ左右の側面案内コンベア装置の搬入側へ近接する
搬送路の底面外側に配置され、位置決め案内面が搬送路
底面に接する底面高さ位置決め装置とを備えた底面高さ
位置決め搬送装置である。
は、搬送路の左右両外側に対峙するように配置され、起
立したコンベア案内面が搬送路の側面に接する強制駆動
した左右の側面案内コンベア装置と、左右の側面案内コ
ンベア装置の搬入側へ近接する搬送路の左右両外側に対
峙するように配置され、外周面が搬送路の側面に接し且
つ立つ回転軸芯が搬送路の搬出側へ伏せ傾斜した左右の
送り込みコロと、左右の側面案内コンベア装置の領域外
で且つ左右の側面案内コンベア装置の搬入側へ近接する
搬送路の底面外側に配置され、位置決め案内面が搬送路
底面に接する底面高さ位置決め装置とを備えた底面高さ
位置決め搬送装置である。
【０００８】なお、前記側面案内コンベア装置の起立し
たコンベア案内面が、エンドレス帯ベルトのベルト表面
で形成されることもある。また、前記底面高さ位置決め
装置の位置決め案内面が、コロの外周面で形成されるこ
ともある。更に、前記左右の送り込みコロが強制駆動さ
れることもある。また、前記左右の側面案内コンベア装
置の対峙領域より下方に、テープ貼り装置が配置される
こともある。
たコンベア案内面が、エンドレス帯ベルトのベルト表面
で形成されることもある。また、前記底面高さ位置決め
装置の位置決め案内面が、コロの外周面で形成されるこ
ともある。更に、前記左右の送り込みコロが強制駆動さ
れることもある。また、前記左右の側面案内コンベア装
置の対峙領域より下方に、テープ貼り装置が配置される
こともある。
【０００９】
【作用】搬送路を搬送方向へ移動する被搬送物は、左右
の送り込みコロに外側面が接触すると、搬送方向と共に
搬送路の底面側へ向かって移動する。搬送路の底面側へ
向かって移動する被搬送物は、左右の側面案内コンベア
装置へ搬入される前に、底面高さ位置決め装置の位置決
め案内面に被搬送物底面が当接し、底面高さ位置が規制
される。底面高さ位置が規制された被搬送物は、左右の
側面案内コンベア装置のコンベア案内面で被搬送物側面
が挟圧保持されながら、搬送方向へ強制的に搬送され
る。
の送り込みコロに外側面が接触すると、搬送方向と共に
搬送路の底面側へ向かって移動する。搬送路の底面側へ
向かって移動する被搬送物は、左右の側面案内コンベア
装置へ搬入される前に、底面高さ位置決め装置の位置決
め案内面に被搬送物底面が当接し、底面高さ位置が規制
される。底面高さ位置が規制された被搬送物は、左右の
側面案内コンベア装置のコンベア案内面で被搬送物側面
が挟圧保持されながら、搬送方向へ強制的に搬送され
る。
【００１０】なお、テープ貼り装置が配置されると共に
被搬送物を内外フラツプが折り曲げられた函材とした場
合には、外フラツプの縁側同士がテープ貼り装置でテー
ピングされる。
被搬送物を内外フラツプが折り曲げられた函材とした場
合には、外フラツプの縁側同士がテープ貼り装置でテー
ピングされる。
【００１１】
【実施例】以下、本考案に係る底面高さ位置決め搬送装
置（以下、「本案装置」という）を図面に示す実施例に
基づいて説明する。図２は本案装置の実施例を示す平面
図、図１は図２のイ−イ点で断面し且つ内外フラップ折
曲げ具を省略した側面断面図、図３は同実施例の要部を
拡大した側面図である。
置（以下、「本案装置」という）を図面に示す実施例に
基づいて説明する。図２は本案装置の実施例を示す平面
図、図１は図２のイ−イ点で断面し且つ内外フラップ折
曲げ具を省略した側面断面図、図３は同実施例の要部を
拡大した側面図である。
【００１２】本実施例装置１０の特徴は、図１及び図２
に示す如く、前後方向に延設した搬送路Ｒの左右両外側
に配置した側面案内コンベア装置１１，１１と、左右の
側面案内コンベア装置１１，１１の搬入側へ近接する搬
送路Ｒの左右両外側に対峙するように配置された左右の
送り込みコロ２１，２１と、左右の側面案内コンベア装
置１１，１１の搬入側へ近接する搬送路Ｒの底面外側に
配置された底面高さ位置決め装置３１とを備えたことで
ある。
に示す如く、前後方向に延設した搬送路Ｒの左右両外側
に配置した側面案内コンベア装置１１，１１と、左右の
側面案内コンベア装置１１，１１の搬入側へ近接する搬
送路Ｒの左右両外側に対峙するように配置された左右の
送り込みコロ２１，２１と、左右の側面案内コンベア装
置１１，１１の搬入側へ近接する搬送路Ｒの底面外側に
配置された底面高さ位置決め装置３１とを備えたことで
ある。
【００１３】前記各側面案内コンベア装置１１は、搬送
路Ｒに向かって進退調節可能なベース部１２と、ベース
部１２の前後に起立した駆動プーリー１３及び従動プー
リー１４と、両プーリー１３，１４間に張架したエンド
レス帯ベルト１５と、ベース部１２に取り付けたベルト
案内板１６と、駆動プーリー１３に接合した駆動モータ
ー１７とを備えている。エンドレス帯ベルト１５は、起
立したコンベア案内面１５ａが搬送路Ｒの側面Ｒａに接
するように張架してある。このコンベア案内面１５ａ
は、搬送方向に延設した凹凸筋１５ｂの多数を形成する
等して滑り難くしてあり、被搬送物Ｋの側面を挟圧した
ときに、被搬送物Ｋが上下移動しないようにしてある。
ベルト案内板１６は、コンベア案内面１５ａが被搬送物
Ｋの側面を最適押圧力で挟圧するようにしたものであ
る。ベース部１２は、ナット１８，１８を介してスクリ
ユー１９，１９で支持され、スクリユー１９，１９の回
転操作で進退調節される。
路Ｒに向かって進退調節可能なベース部１２と、ベース
部１２の前後に起立した駆動プーリー１３及び従動プー
リー１４と、両プーリー１３，１４間に張架したエンド
レス帯ベルト１５と、ベース部１２に取り付けたベルト
案内板１６と、駆動プーリー１３に接合した駆動モータ
ー１７とを備えている。エンドレス帯ベルト１５は、起
立したコンベア案内面１５ａが搬送路Ｒの側面Ｒａに接
するように張架してある。このコンベア案内面１５ａ
は、搬送方向に延設した凹凸筋１５ｂの多数を形成する
等して滑り難くしてあり、被搬送物Ｋの側面を挟圧した
ときに、被搬送物Ｋが上下移動しないようにしてある。
ベルト案内板１６は、コンベア案内面１５ａが被搬送物
Ｋの側面を最適押圧力で挟圧するようにしたものであ
る。ベース部１２は、ナット１８，１８を介してスクリ
ユー１９，１９で支持され、スクリユー１９，１９の回
転操作で進退調節される。
【００１４】なお、前記側面案内コンベア装置１１は、
エンドレス帯ベルト形式に限定されるものではなく、図
示は省略したが、ベース部１２に適宜間隔毎に、立設し
た強制駆動ローラで構成することも可能である。強制駆
動ローラは、表面をゴム被覆層で形成して滑り難くする
ことがある。
エンドレス帯ベルト形式に限定されるものではなく、図
示は省略したが、ベース部１２に適宜間隔毎に、立設し
た強制駆動ローラで構成することも可能である。強制駆
動ローラは、表面をゴム被覆層で形成して滑り難くする
ことがある。
【００１５】前記各送り込みコロ２１は、図３に示す如
く、前記側面案内コンベア装置１１のベース部１２の搬
入側に軸支され、立つ回転軸芯２１ｂが搬送路Ｒの搬出
側へ角度θ（例えば、θ＝１５°）で伏せ傾斜してい
る。各送り込みコロ２１は、外周面２１ａをウレタンゴ
ム等で形成して滑り難くすると共に、外周面２１ａが搬
送路Ｒの側面Ｒａに接するようにしてある。各送り込み
コロ２１は、外周面２１ａの周速度が前記エンドレス帯
ベルト１５の搬送速度と同じ又は近似するように、必要
に応じて駆動モーター２２で強制駆動してある。送り込
みコロ２１は、外周面２１ａの上半をテーパー状に削成
してエンドレス帯ベルト１５と干渉しないようにしてあ
る。
く、前記側面案内コンベア装置１１のベース部１２の搬
入側に軸支され、立つ回転軸芯２１ｂが搬送路Ｒの搬出
側へ角度θ（例えば、θ＝１５°）で伏せ傾斜してい
る。各送り込みコロ２１は、外周面２１ａをウレタンゴ
ム等で形成して滑り難くすると共に、外周面２１ａが搬
送路Ｒの側面Ｒａに接するようにしてある。各送り込み
コロ２１は、外周面２１ａの周速度が前記エンドレス帯
ベルト１５の搬送速度と同じ又は近似するように、必要
に応じて駆動モーター２２で強制駆動してある。送り込
みコロ２１は、外周面２１ａの上半をテーパー状に削成
してエンドレス帯ベルト１５と干渉しないようにしてあ
る。
【００１６】前記底面高さ位置決め装置３１は、図２及
び図３に示す如く、フリー回転式のコロ３２，３２から
構成され、前記左右の側面案内コンベア装置１１，１１
のベース部１２，１２の搬入側に夫々軸支３３してあ
る。底面高さ位置決め装置３１は、コロ３２の外周面３
２ａからなる置決め案内面３１ａが搬送路Ｒの底面Ｒｂ
に接するようにしてある。なお、底面高さ位置決め装置
３１は、コロに限定されるものではなく、図示は省略し
たが、前記側面案内コンベア装置１１に沿って張架した
エンドレス帯ベルト又は固定の案内板で構成することも
可能である。
び図３に示す如く、フリー回転式のコロ３２，３２から
構成され、前記左右の側面案内コンベア装置１１，１１
のベース部１２，１２の搬入側に夫々軸支３３してあ
る。底面高さ位置決め装置３１は、コロ３２の外周面３
２ａからなる置決め案内面３１ａが搬送路Ｒの底面Ｒｂ
に接するようにしてある。なお、底面高さ位置決め装置
３１は、コロに限定されるものではなく、図示は省略し
たが、前記側面案内コンベア装置１１に沿って張架した
エンドレス帯ベルト又は固定の案内板で構成することも
可能である。
【００１７】前記左右の側面案内コンベア装置１１，１
１の対峙領域より下方には、図１及び図２に示す如く、
テープ貼り装置４１が必要に応じて配置されている。テ
ープ貼り装置４１は、搬送路Ｒの底面Ｒｂに接するレー
ル４２，４２と、テープ巻出具４３と、仰起揺動自在な
テープ貼り合わせローラ４４と、仰起揺動自在なテープ
押圧ローラ４５とを備えている。
１の対峙領域より下方には、図１及び図２に示す如く、
テープ貼り装置４１が必要に応じて配置されている。テ
ープ貼り装置４１は、搬送路Ｒの底面Ｒｂに接するレー
ル４２，４２と、テープ巻出具４３と、仰起揺動自在な
テープ貼り合わせローラ４４と、仰起揺動自在なテープ
押圧ローラ４５とを備えている。
【００１８】前記搬送路Ｒの前半の外側には、吸盤装置
２が搬送方向に沿って強制移動するように必要に応じて
配置されている。前記搬送路Ｒの前半側の近傍には、内
フラップ折曲げ具５１，５１及び外フラップ折曲げ具５
２，５２が必要に応じて設けられている。
２が搬送方向に沿って強制移動するように必要に応じて
配置されている。前記搬送路Ｒの前半側の近傍には、内
フラップ折曲げ具５１，５１及び外フラップ折曲げ具５
２，５２が必要に応じて設けられている。
【００１９】次に、本実施例の動作を被搬送物Ｋを函材
Ｂとした場合について説明する。開函した函材Ｂは、そ
の側面が吸盤装置２で吸着され、搬送路Ｒの前半を移動
する間に、内外フラップ（図示は省略）が内フラップ折
曲げ具５１，５１及び外フラップ折曲げ具５２，５２で
折曲げられる。次に、吸盤装置２で搬送される函材Ｂ
は、左右の送り込みコロ２１，２１に外側面が接触する
と、搬送方向と共に搬送路Ｒの底面側へ向かって移動す
る。函材Ｂが搬送路Ｒの底面側へ向かって移動するの
は、図３に示すように、コロ２１に当接した点Ｍ−１が
コロ２１の回転ともに点Ｍ−２に移動し、下方に移動成
分Ｎが生じるからである。
Ｂとした場合について説明する。開函した函材Ｂは、そ
の側面が吸盤装置２で吸着され、搬送路Ｒの前半を移動
する間に、内外フラップ（図示は省略）が内フラップ折
曲げ具５１，５１及び外フラップ折曲げ具５２，５２で
折曲げられる。次に、吸盤装置２で搬送される函材Ｂ
は、左右の送り込みコロ２１，２１に外側面が接触する
と、搬送方向と共に搬送路Ｒの底面側へ向かって移動す
る。函材Ｂが搬送路Ｒの底面側へ向かって移動するの
は、図３に示すように、コロ２１に当接した点Ｍ−１が
コロ２１の回転ともに点Ｍ−２に移動し、下方に移動成
分Ｎが生じるからである。
【００２０】搬送路Ｒの底面側へ向かって移動する函材
Ｂは、左右の側面案内コンベア装置１１，１１へ搬入さ
れる前に、底面高さ位置決め装置３１の位置決め案内面
３１ａに底面である外フラツプＢｂ，Ｂｂが当接し、外
フラツプＢｂ，Ｂｂが面一となるように底面高さ位置が
規制される。続けて、底面高さ位置が記載された函材Ｂ
は、左右の側面案内コンベア装置１１，１１のコンベア
案内面１５ａ，１５ａで側面Ｂｃ，Ｂｃが挟圧保持され
ながら、搬送方向へ強制的に搬送される。函材Ｂは、テ
ープ貼り装置４の上を通過する間に、外フラツプＢｂ，
Ｂｂの縁側同士がテーピングされ、次の工程へ搬出され
る。
Ｂは、左右の側面案内コンベア装置１１，１１へ搬入さ
れる前に、底面高さ位置決め装置３１の位置決め案内面
３１ａに底面である外フラツプＢｂ，Ｂｂが当接し、外
フラツプＢｂ，Ｂｂが面一となるように底面高さ位置が
規制される。続けて、底面高さ位置が記載された函材Ｂ
は、左右の側面案内コンベア装置１１，１１のコンベア
案内面１５ａ，１５ａで側面Ｂｃ，Ｂｃが挟圧保持され
ながら、搬送方向へ強制的に搬送される。函材Ｂは、テ
ープ貼り装置４の上を通過する間に、外フラツプＢｂ，
Ｂｂの縁側同士がテーピングされ、次の工程へ搬出され
る。
【００２１】本案装置は、被搬送物をダンボール箱の函
材に限定されるものではなく、底面高さ位置決めが必要
な被搬送物（例えば、底面を印刷するために底面高さ位
置決めが必要な厚板等）にも適用できる。
材に限定されるものではなく、底面高さ位置決めが必要
な被搬送物（例えば、底面を印刷するために底面高さ位
置決めが必要な厚板等）にも適用できる。
【００２２】
【考案の効果】以上詳述の如く、本案装置は、回転する
側面案内コンベア装置と送り込みコロ及び底面高さ位置
決め装置で被搬送物の底面高さ位置を規制できるため、
従来必要とされた構造複雑で背の高い押圧装置が不要と
なる。その結果、本案装置は、機構が簡単となり、装置
コストの低減と保守点検の省力化及び処理速度の高速化
が図れる実用的効果を有する。
側面案内コンベア装置と送り込みコロ及び底面高さ位置
決め装置で被搬送物の底面高さ位置を規制できるため、
従来必要とされた構造複雑で背の高い押圧装置が不要と
なる。その結果、本案装置は、機構が簡単となり、装置
コストの低減と保守点検の省力化及び処理速度の高速化
が図れる実用的効果を有する。
【図１】本案装置の実施例を示すものであって、図２の
イーイ点で断面し且つ内外フラップ折曲げ具を省略した
状態の側面断面図である。
イーイ点で断面し且つ内外フラップ折曲げ具を省略した
状態の側面断面図である。
【図２】同実施例を示す平面図である。
【図３】同実施例の要部を拡大した側面図である。
【図４】従来の段ボール箱の製函装置を示す側面図であ
る。
る。
【図５】段ボール箱の製函工程を示す斜視図である。
Ｒ…搬送路 Ｒａ…側面 Ｒｂ…底面 １１…側面案内コンベア装置 １５ａ…コンベア案内面 ２１…送り込みコロ ２１ａ…外周面 ２１ｂ…回転軸芯 ３１…底面高さ位置決め装置 ３１ａ…位置決め案内面
Claims (5)
- 【請求項１】搬送路の左右両外側に対峙するように配置
され、起立したコンベア案内面が搬送路の側面に接する
強制駆動した左右の側面案内コンベア装置と、左右の側
面案内コンベア装置の搬入側へ近接する搬送路の左右両
外側に対峙するように配置され、外周面が搬送路の側面
に接し且つ立つ回転軸芯が搬送路の搬出側へ伏せ傾斜し
た左右の送り込みコロと、左右の側面案内コンベア装置
の領域外で且つ左右の側面案内コンベア装置の搬入側へ
近接する搬送路の底面外側に配置され、位置決め案内面
が搬送路底面に接する底面高さ位置決め装置とを備えた
ことを特徴とする底面高さ位置決め搬送装置。 - 【請求項２】前記側面案内コンベア装置の起立したコン
ベア案内面が、エンドレス帯ベルトのベルト表面で形成
された請求項１記載の底面高さ位置決め搬送装置。 - 【請求項３】前記底面高さ位置決め装置の位置決め案内
面が、コロの外周面で形成された請求項１又は２記載の
底面高さ位置決め搬送装置。 - 【請求項４】前記左右の送り込みコロが強制駆動された
請求項１，２又は３記載の底面高さ位置決め搬送装置。 - 【請求項５】前記側面案内コンベア装置の対峙領域より
下方に、テープ貼り装置が配置されている請求項１，
２，３又は４記載の高さ位置決め搬送装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2579893U JPH0746513Y2 (ja) | 1993-04-06 | 1993-04-06 | 底面高さ位置決め搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2579893U JPH0746513Y2 (ja) | 1993-04-06 | 1993-04-06 | 底面高さ位置決め搬送装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0675736U JPH0675736U (ja) | 1994-10-25 |
| JPH0746513Y2 true JPH0746513Y2 (ja) | 1995-10-25 |
Family
ID=12175874
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2579893U Expired - Lifetime JPH0746513Y2 (ja) | 1993-04-06 | 1993-04-06 | 底面高さ位置決め搬送装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0746513Y2 (ja) |
-
1993
- 1993-04-06 JP JP2579893U patent/JPH0746513Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0675736U (ja) | 1994-10-25 |
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