JP4159648B2 - 結束装置用送り込み装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、板紙等を積層した積層体を結束する結束装置に対する被結束物の送り込み装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、折り畳んだ段ボール等を積層した積層体を結束する結束機械においては、ベルトコンベヤ、ローラコンベヤ等を組み合わせた搬送装置によって積層体を搬送し、上方から押圧して隙間をなくし、結束装置に送り込むことが行われている。
【0003】
一例として、特公昭51-30512号公報に記載された結束用コンベヤを図面により説明する。
図4はこの結束装置付近を示す正面図、図5はその送り込み装置部分を示す部分正面図である。1は結束装置で、2は結束装置1の全長にわたって搬送方向に設けられた一対のベルトコンベヤ、3は紐かけを行う結束機、4はベルトコンベヤ1の上方にこれと平行して設けられたフリーローラコンベヤ、5はフリーローラコンベヤ4を昇降させるねじ式の昇降機構、6は昇降機構のスプロケットにかけ渡されるチェーン、7はベルトコンベヤ2の下流付近に出没自在に設けられるストッパである。
【0004】
また、10は結束装置の上流側に接近して設けられる送り込み装置で、11は送り込み装置10の全長にわたって搬送方向に設けられる駆動ローラコンベヤ、12は駆動ローラコンベヤ11の上方に設けられるフリーローラを備えた押圧ヘッド、13は押圧ヘッドを昇降させる押圧シリンダ、14は押圧ヘッド12の下降位置を調整する下降位置調整装置、15はチェーン、16は調整ハンドル、17は昇降ガイド、18は駆動ローラコンベヤ11の下流付近に出没自在に設けられるストッパ、19は駆動ローラコンベヤ11の両側面に設けられる横揃え板である。また、40は送り込み装置に積層体を送り込む搬入コンベヤ、41は結束した積層体を結束装置から搬出する搬出コンベヤである。
【0005】
押圧ヘッド12の下降位置は、積層体の寸法に応じて調整ハンドル16により調整し、チェーン15および図示しないスプロケットを介してねじ式の下降位置調整装置を昇降させ、かつこのチェーン15を連結軸を介して結束装置1のチェーン6に連動することにより、下流のフリーローラコンベヤ4の高さを押圧ヘッド12の下降位置に対応させることができる。
【0006】
以上の構成により、搬入コンベヤ40から駆動ローラコンベヤ11に受け渡されて送り込み装置10に装入された積層体Aは、ストッパ18により所定位置に停止するが、この間に、駆動ローラコンベヤ11の両側にある横揃え板19によって積層の側面の出入りが是正される。横揃え板19が後退した後、押圧シリンダ13により押圧ヘッド12が積層体Aの上面に押しつけられ、プレスが行われる。
【0007】
次に、ストッパ19を降下させ、押圧ヘッド12を押しつけたまま、駆動ローラコンベヤ11と結束装置1のベルトコンベヤ2を駆動して積層体Aを移動させると、積層体Aはその上面を押圧ヘッド12のフリーローラと結束装置1のフリーローラコンベヤ4に挟まれたまま結束機3の位置まで搬送され、圧縮状態のままで紐による結束が行われ、搬出コンベヤ41により搬出される。
【0008】
すなわち、積層体Aが送り込み装置10に到着して側面の出入りが是正され、所定厚みに押圧された後、結束完了までの搬送は、上面が抵抗の少ないフリーローラによるころがり接触によっているから、高速で搬送しても積層間のずれや荷くずれ、脱落等の発生がなく、良好な荷姿を維持することができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、この特公昭51-30512号公報に記載された結束用コンベヤは、積層体上面が平坦であれば問題がないが、段ボール箱等の凹凸のある積層体の場合に押圧ヘッドが片押しになり、荷くずれを起こしやすいという問題点があった。本発明は、この点を改善して、積層体の形状の如何に係わらず安定して荷くずれを起こさずに搬送を行うことのできる送り込み装置を実現することを目的とする。
【0010】
本発明は、結束装置に向けて配置された駆動ローラコンベヤと、その上方でこれに平行して昇降する昇降フレームに複数の押圧ローラを取り付けた押圧ヘッドとを備え、前記押圧ローラが搬送方向に配置された回転軸により支持され、幅方向に揺動自在である結束装置用送り込み装置において、前記押圧ローラのうち少なくとも1基が、回転軸にワンウエイクラッチを内蔵することにより一方向のみに自由に回転可能であり、かつその押圧ローラが直線移動手段により搬送方向に往復移動可能となっており、また、前記押圧ローラのうち少なくとも1基が、前記回転軸に対してわずかに回転して傾斜するように傾斜手段を備えたことを特徴とする結束装置用送り込み装置である。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明によれば、第1に積層体の上面を押圧するローラを幅方向(送り込み方向に対して直角の方向)に揺動可能としたことにより傾斜あるいは凹凸のある積層体の場合においても均等に押圧して荷くずれを起こすことがない。第2に、押圧ローラをシリンダにより送り込み方向に移動させるようにしたことにより、上下面から積層体に作用して安定した送り込みを行うことができる。以上2つにより、送り込み作業の能率が向上する。
【0012】
【実施例】
本発明の一実施例を図面により説明する。なお、本発明は送り込み装置における積層体上面の押圧ヘッドに関するものであって、下部の駆動ローラコンベヤ、ストッパ、横揃え板等についてはさきに図4、5により説明した従来のものと同様であるから、以下説明は省略する。
【0013】
図1は送り込み装置10の一部、すなわち積層体上面を押圧して結束装置に送り込む部分を示す正面図、図2はそのAA矢視による部分側面図、図3は同じくBB矢視による部分側面図で、さきに説明した図4、5に共通するものについては同一符号を使用している。20a は一対の車輪状の押圧ローラ、21は先端に押圧ローラ20a をとりつけた逆U字形のアーム、22はその上面中央に固着された回転軸、23は回転軸22を揺動自在に支持する軸受、20b は円筒状の押圧ローラ、25は押圧ローラ20b を取り付けたブラケット、26はブラケット25を揺動自在に支持する回転軸、27は回転軸26を支持するとともに流体シリンダに連結する送り込みブロック、28は流体シリンダ、29は押圧シリンダ13により昇降する昇降フレーム、30は中間フレーム、31は上部フレームである。
【0014】
なお、従来のものと同様ではあるが念のため各フレームの関係について説明する。上部フレーム31は固定で、送り込み装置10全体と一体である。中間フレーム30はこの上部フレーム31から下限位置調整装置14を介してつり下げられており、調整モータ16a により図示しないチェーンを介してねじ式の下限位置調整装置14を駆動し、押圧の際の下限高さが所定値となるように調整する。昇降フレーム29は中間フレーム30から押圧シリンダ13を介してつり下げられ、この間に昇降ガイド17も設けられる。同一ロットについては昇降フレーム29のみが昇降して積層体に対して押圧を繰り返す。
【0015】
昇降フレーム29には、複数の押圧ローラ20a 、20b が取り付けられ、押圧ヘッド12を構成している。まず矢印aで示す送り込み方向に対して最下流位置に、図2に示すようにアーム21を介して一対の押圧ローラ20a が幅方向に対称に取り付けられている。この押圧ローラ20a は両方向に自由に回転するフリーローラで、車輪部分はナイロン等の樹脂を一体成形したものであり、逆U字形のアーム21の上面中央において回転軸22により揺動自在となっているので、かりに積層体の上面に傾斜あるいは凹凸があっても、両側バランスして押圧し、片押し状態とはならない。
【0016】
つぎに昇降フレーム29のやや上流寄りに、図3に示すようにブラケット25を介して幅方向中央1個の押圧ローラ20b が取り付けられている。ブラケット25は回転軸26を介して送り込みブロック27に接続し、さらに送り込みブロック27は流体シリンダ28に接続している。この押圧ローラ20b の円筒部分はゴムで、その内側の回転軸との間にワンウエイクラッチを内蔵し、図1に矢印bで示す方向には自由に回転するが、逆方向には回転しない。回転軸26により幅方向に揺動自在で、積層体の接触面が傾斜していてもバランスして押圧することができるのは、下流側の押圧ローラ20a と同様である。
【0017】
ところで、たとえばある種の段ボール箱を折り畳んだものの積層体などで、重ね合わせ位置が中央にないために積層すると上面が必ずある方向に傾斜することがわかっていることがある。このような場合は、ブラケット25を意図的にこの傾斜に合わせて傾けてやることも荷くずれや片押しを防止する上で効果的である。このため、図示しないがブラケット25の例えば肩部分にカウンタウエイトを取りつけたり、片側のみに作用させるばねなどを取りつけるとよい。
【0018】
押圧ローラ20b は送り込みブロック27を介して直線移動手段、この例ではエアなどの流体シリンダ28と接続しているから、流体シリンダ28を下部の駆動ローラコンベヤと同調して伸縮させることによって積層体の上下面で接触して送り込みを行うのである。なお、下流の押圧ローラ20a は幅方向に開いて取り付けられているから、上流側の押圧ローラ20b はその内側の位置までもぐりこむことができる。1個の積層体が流体シリンダ28の1回のストロークで送り込めない場合は、シリンダを一度戻し、再度伸長させる。戻し工程の間はワンウエイクラッチにより押圧ローラ20b は積層体に接触して自由に回転する。
【0019】
以上説明したように、本発明によれば昇降フレームに取り付けられた押圧ローラがいずれも幅方向に揺動自在で積層体に対して例えば3点接触となり、段ボール箱を折り畳んだものなど、積層体上面に傾斜あるいは凹凸のある場合においても均等に押圧して荷くずれを起こすことがない。さらに流体シリンダを使用して上部においても送り込み作用をかけることにより、いっそうスムースな送り込みを行うことができ、結束装置の能率が向上する。
【0020】
【発明の効果】
本発明によれば、積層体がいかなる形状のものであっても荷くずれを起こすことなく高速で安定して結束装置に送り込むことができるという、すぐれた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における送り込み装置の一部を示す部分正面図である。
【図2】図1のAA矢視による部分側面図である。
【図3】図1のBB矢視による部分側面図である。
【図4】従来の技術を示す結束装置付近の正面図である。
【図5】図4の送り込み装置部分を示す部分正面図である。
【符号の説明】
1 結束装置
2 ベルトコンベヤ
3 結束機
4 フリーローラコンベヤ
5 昇降機構
6 チェーン
7 ストッパ
10 送り込み装置
11 駆動ローラコンベヤ
12 押圧ヘッド
13 押圧シリンダ
14 下限位置調整装置
15 チェーン
16 調整ハンドル
17 昇降ガイド
18 ストッパ
19 横揃え板
20 押圧ローラ
21 アーム
22 回転軸
23 軸受
25 ブラケット
26 回転軸
27 送り込みブロック
28 流体シリンダ
29 昇降フレーム
30 中間フレーム
31 上部フレーム
40 搬入コンベヤ
41 搬出コンベヤ

Claims (1)

  1. 結束装置(1)に向けて配置された駆動ローラコンベヤ(11)と、その上方でこれに平行して昇降する昇降フレーム(29)に複数の押圧ローラ(20)を取り付けた押圧ヘッド(12)とを備え、前記押圧ローラ(20)が搬送方向に配置された回転軸(22、26)により支持され、幅方向に揺動自在である結束装置用送り込み装置において、
    前記押圧ローラ( 20 )のうち少なくとも1基が、回転軸にワンウエイクラッチを内蔵することにより一方向のみに自由に回転可能であり、かつその押圧ローラ( 20b )が直線移動手段( 28 )により搬送方向に往復移動可能となっており、
    また、前記押圧ローラ( 20 )のうち少なくとも1基が、前記回転軸( 22 26 )に対してわずかに回転して傾斜するように傾斜手段を備えたことを特徴とする
    結束装置用送り込み装置。
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