JPH06127516A - 積層物搬送装置 - Google Patents

積層物搬送装置

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JPH06127516A
JPH06127516A JP30318692A JP30318692A JPH06127516A JP H06127516 A JPH06127516 A JP H06127516A JP 30318692 A JP30318692 A JP 30318692A JP 30318692 A JP30318692 A JP 30318692A JP H06127516 A JPH06127516 A JP H06127516A
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JP
Japan
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laminate
conveying
belt
gate
conveying means
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP30318692A
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English (en)
Inventor
Kosaku Sumino
耕作 角野
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SUTORAPATSUKU KK
Strapack Corp
Original Assignee
SUTORAPATSUKU KK
Strapack Corp
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Publication date
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Priority to JP30318692A priority Critical patent/JPH06127516A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 積層物の高さの変化に追従して、幅揃え後で
の積層物の荷崩れを防止する。 【構成】 搬送手段14の搬送ベルト22と同一速度でガイ
ドベルト34を回転させるサポ−ト手段30が、ゲ−ト28の
前後でそれぞれユニット化されるとともに、搬送手段の
上方で個別に昇降可能に支持されている。そして、積層
物12-1への当接によってサポ−ト手段30を自動的に停止
させ、幅揃え終了後の積層物を搬送ベルト22とガイドベ
ルト34とで挟持して、それぞれの回転のもとで、積層物
を梱包位置18の方向に搬送している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、多段に積み重ねられ
た段ボ−ルケ−ス等の積層物を結束装置等からなる梱包
機の配設された梱包位置に送り込む積層物搬送装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】たとえば、多段に積み重ねられた薄型の
段ボ−ルケ−ス等を、バンド等での結束によって10段、
20段等のようなブロック毎に梱包する積層物搬送装置
が、梱包ラインの一部としてよく知られている。
【0003】このような積層物搬送装置は、通常、搬送
路にロ−ラコンベヤ等からなる供給手段、ベルトコンベ
ヤ等からなる搬送手段を備えている。そして、供給手段
によって送り込まれた積層物をゲ−ト前で幅揃えし、そ
の後、ゲ−トの開放と同時に、積層物を供給手段から搬
送手段に供給し、搬送手段で所定の梱包位置まで積層物
を送り込み可能に、積層物搬送装置は構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
積層物搬送装置においては、たとえば、20m/分の速度
で積層物を供給する供給手段に対して、搬送手段の速度
は、60m/分と供給手段に対して速い設定となってい
る。
【0005】このような公知の構成において、ゲ−ト前
での幅揃えの終了後、ゲ−トの開放のもとで供給手段か
ら搬送手段に積層物を供給すると、搬送手段に直接的に
接触する下部の段ボ−ルケ−スのみがベルトとの摩擦力
のもとで、上方の段ボ−ルケ−スに対して先走りし、積
層物が荷崩れする虞れがある。
【0006】ここで、たとえば、このような積層物の荷
崩れを防止するために、公知の構成においては、積層物
の上部を押圧、支持可能なガイドベルトを搬送手段の上
方に設けた構成が知られている。
【0007】このような構成では、搬送手段への積層物
の供給の際に、積層物の上部がガイドベルトによって押
圧、支持されるため、積層物が荷崩れすることなく搬送
される。
【0008】しかしながら、公知の構成においては、ガ
イドベルトの高さがほぼ一定であるため、積層物の高さ
が変わると、その都度、積層物搬送装置自体を停止し
て、ガイドベルトの高さを調整し直さなければならな
い。そのため、作業性の煩雑化は避けられない。
【0009】この発明は、幅揃え後での積層物の崩れを
防止するとともに、積層物の高さの変化に追従可能な積
層物搬送装置の提供を目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、この発明によれば、搬送手段と同一速度で対向面を
搬送手段の同一方向に回転させるサポ−ト手段が、ゲ−
トの前後で前部ユニット、後部ユニットとしてそれぞれ
ユニット化されるとともに、搬送手段の上方で個別に昇
降可能に支持されている。
【0011】そして、積層物への当接による下降方向で
の所定の抵抗力のもとで、対応するユニットの下降を自
動的に停止して、幅揃え終了後の積層物を搬送手段とサ
ポ−ト手段とで挟持し、ゲ−トの開放に伴う、搬送手
段、サポ−ト手段の回転のもとで、積層物を所定位置方
向に搬送可能としている。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照しながらこの発明の実施例
について詳細に説明する。
【0013】図1に示すように、この発明に係る積層物
搬送装置10は、多段に積み重ねられた薄型の段ボ−ルケ
−ス等からなる積層物12(12-1、12-2) を搬送手段14で所
定方向に送り込み、搬送路16の所定の梱包位置18で積層
物をブロック毎に梱包可能に構成されている。
【0014】たとえば、搬送手段14、供給手段20等が、
搬送路16に設けられている。供給手段20は、たとえば、
搬送手段14への積層物12の供給を可能に、搬送手段に隣
接して配設されている。
【0015】搬送手段14として、通常、積層物12の載置
可能な搬送ベルト22を有するベルトコンベヤが利用さ
れ、搬送ベルトは、モ−タ(図示しない)に連動する駆
動プ−リ24の駆動によって、所定方向に回転可能に形成
されている。
【0016】実施例においては、図中左方が積層物12の
搬送方向であり、積層物の載置される搬送ベルト22の上
方のベルト水平面が、駆動プ−リ24の駆動のもとで図中
左方に回転移動するように構成されている。なお、搬送
手段(ベルトコンベヤ)14の搬送ベルト22の回転速度
は、たとえば、60m/分程度に設定される。
【0017】また、供給手段20として、通常、駆動ロ−
ラ26付のロ−ラコンベヤが利用され、駆動ロ−ラの駆動
のもとで、積層物12を搬送手段14に継続的に供給するよ
うに構成されている。なお、供給手段(ロ−ラコンベ
ヤ)20の駆動ロ−ラ26の回転速度は、たとえば、20m/
分程度に設定される。
【0018】そして、積層物12は、通常、供給手段20に
よって、ゲ−ト28に当接するまで搬送手段方向に供給さ
れ、たとえば、ゲ−トへの当接位置における、押圧手段
(図示しない)による左右両サイドからの押圧によっ
て、積層物の幅揃えが行われる。
【0019】なお、このような積層物搬送装置10の全体
的な構成は公知であり、その構成自体はこの発明の趣旨
でないため、詳細な説明は省略し、この実施例において
は、この発明の要部を中心として説明する。
【0020】ここで、この発明の積層物搬送装置10にお
いては、搬送手段14の上方に、搬送手段の搬送ベルト22
と同一速度で同期して駆動可能なサポ−ト手段30が設け
られ、サポ−ト手段で積層物12の上部を押圧、支持可能
に構成されている。
【0021】図1を見るとわかるように、サポ−ト手段
30は、モ−タ(図示しない)に連動する駆動プ−リ32の
駆動のもとで回転可能なガイドベルト34を有するベルト
コンベヤ状に形成され、ガイドベルトは、所定箇所にそ
れぞれ配設された従動プ−リ36(36-1 〜36-9) を介し
て、図示のように巻装、配置されている。
【0022】サポ−ト手段のガイドベルト34の回転速度
は、搬送手段の搬送ベルトと同一の速度、つまりは60m
/分に設定される。
【0023】ガイドベルト34として、たとえば、突起付
ベルトが利用できるとともに、駆動プ−リ32、従動プ−
リ36として、ベルトの突起の遊嵌可能な溝付プ−リがそ
れぞれ利用できる。
【0024】なお、図1の参照符号38は、たとえば、図
中右方への偏倚力を有するテンショナ−であり、偏倚力
のもとでのガイドベルト34の牽引によって、ガイドベル
トに特定のテンション(緊張力)を付与可能に形成され
ている。
【0025】このような構成では、テンショナ−38によ
る牽引のもとで、ガイドベルト34の緊張状態が常時得ら
れるため、ガイドベルトの緩みが十分に抑制され、駆動
プ−リ32、従動プ−リ36に対するガイドベルトの滑りに
起因する動作不良が、確実に防止できる。
【0026】ここで、図1に示すように、この発明にお
いては、たとえば、ゲ−ト28を境に、ゲ−トより前方の
従動プ−リ36-2〜36-4を前部ユニット36F 、ゲ−トより
後方の従動プ−リ36-5〜36-7を後部ユニット36R とし
て、それぞれユニット化している。
【0027】前部ユニット36F 、後部ユニット36R は、
たとえば、取付プレ−ト40、42 への従動プ−リ36-2〜36
-7の取付けによってそれぞれ形成されている。そして、
前部ユニット36F 、後部ユニット36R は、たとえば、上
下方向に伸縮動作可能な第1、第2のシリンダ44、46 に
よって、積層物搬送装置本体(図示しない)に対して昇
降可能に支持されている。
【0028】第1、第2のシリンダ44、46 の伸長に伴っ
て、前部ユニット36F 、後部ユニット36R が、積層物12
の上面に当接するまで個別に下降し、搬送手段14との間
で積層物を挟持した状態のまま、搬送手段の搬送ベルト
22、サポ−ト手段30のガイドベルト34の回転移動のもと
で、積層物を搬送するように構成されている。
【0029】第1、第2のシリンダ44、46 として、たと
えば、圧縮空気の給気制御によって伸縮動作の可能な、
いわゆるエアシリンダがそれぞれ利用できる。
【0030】ここで、このような第1、第2のシリンダ
44、46 は、積層物12への当接に伴う所定の抵抗力のもと
で、その伸長を自動的に停止するように構成されてい
る。つまり、第1、第2のシリンダ44、46 の伸長のもと
で、前部ユニット36F 、後部ユニット36R が積層物12に
当接したとき、各ユニットが積層物に当接した状態で停
止、保持される。
【0031】なお、駆動プ−リ32および従動プ−リ36-
1、36-8、36-9は、積層物搬送装置本体に対して上下動不
能に支持されている。
【0032】ところで、このような積層物搬送装置10
は、通常、バンド結束装置等の梱包機(図示しない)を
梱包位置18に有して形成され、搬送手段14によって送り
込まれた積層物12を、梱包位置でのバンド掛け等によっ
て、ブロック毎に梱包可能に構成されている。
【0033】ここで、梱包位置18への積層物の到達は、
たとえば、梱包位置検出手段48によって検出可能となっ
ている。梱包位置検出手段48として、たとえば、光電式
センサが利用でき、光電式センサは、搬送路上で積層物
12を監視可能な位置に設けられる。そして、梱包位置検
出手段(光電式センサ)48は、たとえば、積層物12の後
端を検出可能に構成されている。
【0034】このような構成において、搬送手段14によ
って搬送された積層物12が梱包位置18に到達し、梱包検
出検出手段48によってそれが検出されると、搬送手段、
サポ−ト手段30がそれぞれ停止し、梱包機の作動のもと
で積層物が梱包される。
【0035】また、積層物12の特定位置の通過を検出す
る通過検出手段50が、積層物搬送装置10に更に設けられ
ている。通過検出手段50として、たとえば、梱包位置検
出手段48と同様に、光電式センサが利用でき、光電式セ
ンサは、前部ユニット36F から後部ユニット36R に積層
物12を受け渡しする特定位置を検出可能に配置されてい
る。
【0036】更に、この発明においては、たとえば、搬
送手段14の最前端(図中右端)の従動プ−リ52が、ベル
ト水平面に対応する上方位置と搬送ベルト22を下方に傾
斜させる下方位置との間で上下移動可能となっている
(図2参照)。
【0037】つまり、図1を見るとわかるように、ゲ−
ト28への当接位置に積層物12が位置している状態におい
ても、従動プ−リ52の下降位置では搬送ベルト22が積層
物12に接触せず、搬送ベルトの回転時でも積層物を搬送
しない。
【0038】このような積層物搬送装置10は、たとえ
ば、以下のように動作する。
【0039】図1に示すように、積層物搬送装置10の初
期状態においては、前部ユニット36F が上方位置、後部
ユニット36R が下方位置にそれぞれ設定されるととも
に、搬送手段の伝動プ−リ52が下方位置に設定されてい
る。
【0040】このような状態において、たとえば、所定
数だけ積み重ねられた段ボ−ルケ−ス等からなる積層物
12(12-1、12-2) が、ブロック毎に供給手段20によって供
給される。そして、たとえば、ゲ−ト28への積層物12-1
の当接が検出されると、左右両サイドの押圧手段が積層
物方向に移動し、積層物を左右から押圧して、積層物が
幅揃えされる(図1参照)。
【0041】積層物の幅揃えが終了すると、たとえば、
図2に示すように、まず、第1シリンダ44の伸長のもと
で、前部ユニット36F が積層物12の上面に当接するまで
下降されるとともに、搬送手段の伝動プ−リ52が、図2
に一点鎖線で示すように、上面をほぼ水平とする上限位
置まで上昇される。つまり、積層物12は、幅揃えされた
状態のまま、搬送手段14、サポ−ト手段30間に挟持され
る。
【0042】そして、ゲ−ト28の開放後、搬送手段の搬
送ベルト22、サポ−ト手段のガイドベルト34が同一速度
のもとで同期して回転し、ゲ−ト前で幅揃えされたブロ
ック12-1のみが図中左方に送り込まれる。
【0043】このような構成では、積層物12の上部、下
部が、同一速度のベルトの回転によって前方に送り込ま
れるため、積層物の下部等が先走りすることなく一体的
に送り込まれ、荷崩れが生じない。
【0044】そして、図2に一点鎖線で示すように、搬
送ベルト22、ガイドベルト34の回転のもとで、積層物12
が特定の通過位置に到達し、通過検出手段50によってそ
れが検出されると、図3に示すように、まず、前部ユニ
ット36F が第1シリンダ44の縮小動作のもとで所定の上
方位置まで上昇するとともに、後部ユニット36R が第2
シリンダ46の伸長のもとで積層物12の上面に当接するま
で下降する。つまり、通過検出手段50による積層物12の
検出によって、前部ユニット36F から後部ユニット36R
への積層物の受け渡しが行われる。
【0045】このとき、図3に示すように、搬送手段の
従動プ−リ52は下方位置に戻されるとともに、たとえ
ば、次のブロックの積層物12-2が、背後のブロックの積
層物12-3(図4参照)とともに、供給手段20の駆動ロ−
ラ26の回転のもとでゲ−ト方向に移送、供給される。
【0046】そして、搬送手段の搬送ベルト22、サポ−
ト手段のガイドベルト34の回転のもとで積層物12-1が更
に送り込まれ、たとえば、梱包位置検出手段48によって
積層物12-1の前端の通過が検出されると、図4に示すよ
うに、ゲ−ト28が閉鎖して、次のブロックの積層物12-2
が幅揃えされる。
【0047】積層物12-1が送り込まれ、梱包位置18への
積層物の到達が梱包位置検出手段48によって検出される
と、図4に示すように、搬送手段14、サポ−ト手段30が
ともに停止して、当該積層物が梱包位置において梱包さ
れる。なお、図4の参照符号54は、梱包時に積層物12-1
に掛けられた結束バンドである。結束バンドは積層物12
-1の外側を巻くように掛けてもよい。
【0048】積層物12-1の梱包終了後においては、第2
シリンダ46の縮小のもとで後部ユニット36R が上昇する
とともに、第1シリンダ44の伸長のもとで前部ユニット
36Fが下降する。すると、図5に示すように、梱包され
た積層物12-1が梱包位置から送り出されるとともに、幅
揃えされた積層物12-2がゲ−ト28の開放によって梱包位
置方向に送り込まれ、上記と同様の動作が繰り返し実行
される。
【0049】上記のように、この発明の積層物搬送装置
10によれば、積層物12の上面が、搬送手段14の搬送ベル
ト22と同一速度で回転するサポ−ト手段30のガイドベル
ト34によって押圧、支持されて、梱包位置方向に搬送さ
れる。つまり、供給手段20から搬送手段14への供給の際
に、積層物12の上面が、サポ−ト手段によって押さえら
れるため、下部の段ボ−ルケ−ス等の先走りが確実に阻
止できる。
【0050】そのため、幅揃え後における積層物12の荷
崩れが防止でき、梱包位置18での梱包作業が円滑、適切
に行える。
【0051】そして、積層物12の位置に応じて、前部ユ
ニット36F 、後部ユニット36R を個別に昇降させるた
め、ゲ−ト28の開閉状態に応じた積層物の送り込み、送
り出しが適切に行える。
【0052】また、この発明においては、サポ−ト手段
30の前部ユニット36F 、後部ユニット36R が、第1、第
2のシリンダ44、46 によって昇降可能に支持され、それ
ぞれ対応する積層物の位置において、積層物に当接する
まで、その都度、下降される。そして、サポ−ト手段30
は、積層物12に当接して、所定の抵抗力を受けるとシリ
ンダ44、46 の下降を自動的に停止させる構成となってい
るので、積層物の高さの変動に十分追従でき、ブロック
毎にその高さが変動しても、積層物搬送装置自体を停止
させての調整作業を行うことなく直ちに対応できる。従
って、作業性が十分に向上される。
【0053】また、ガイドベルト34の巻装された従動プ
−リ36-2〜36-7をゲ−ト28の前部、後部でそれぞれユニ
ット化し、各ユニットを個別に昇降可能とすればよいた
め、ゲ−トからの積層物12の送り込み、梱包位置18まで
および梱包位置からの積層物の搬送が、1つのモ−タの
駆動のもとで確実に行える。
【0054】そのため、部品点数の抑制、および、サポ
−ト手段30の小型化が十分にはかられるとともに、構成
が十分に簡単化される。
【0055】そして、このような構成においては、前部
ユニット36F 、後部ユニット36R の間に、ゲ−ト28の介
在可能な幅だけを確保すればよいため、たとえば、図1
に示すように、従動プ−リ36-4、36-6 間が狭く設定でき
る。そのため、前部ユニット36F 、後部ユニット36R 間
における、積層物12の受け渡しが円滑に行え、受け渡し
の際の荷崩れが確実に防止できる。
【0056】更に、ユニット化によって、後部ユニット
36R の従動プ−リ36-6、36-7 が一体的に昇降されるた
め、当該従動プ−リ間の距離を長くしても、搬送手段1
4、サポ−ト手段30間での挟持により、積層物12が安定
した状態で確実に搬送される。
【0057】そのため、後部ユニット36R の従動プ−リ
36-6、従動プ−リ36-7間の距離が長く設定でき、送り込
み方向に長い積層物においても、荷崩れしない安定した
搬送が十分に確保できる。
【0058】そして、搬送手段30の最前端の従動プ−リ
52を上下移動可能とし、幅揃えされた積層物12の送り込
みの際以外のときに下方位置に設定すれば、ゲ−ト前で
待機する積層物に搬送ベルトが接触することもなく、積
層物、ベルト等の破損、損傷が十分に防止でき、安全性
が確保される。
【0059】更に、このような構成では、サポ−ト手段
30のモ−タが上部の1箇所に設けられているため、積層
物搬送装置本体の幅が十分に抑制でき、バンドピッチの
削減が十分にはかられる。
【0060】ここで、この発明において、ガイドベルト
34は、サポ−ト手段30の前部ユニット36F 、後部ユニッ
ト36R を連続的に巻装しているが、これに限定されず、
各ユニット毎に個別のガイドベルトを巻装し、個別のモ
−タの駆動のもとでガイドベルトをそれぞれ回転させる
構成としてもよい。
【0061】しかしながら、実施例のように、1本のガ
イドベルト34で前部ユニット36F 、後部ユニット36R を
連続して巻装すれば、ガイドベルトのみならずモ−タも
1つで足りるため、部品点数の増加が防止でき、構成が
十分に簡単化される。
【0062】また、サポ−ト手段30はベルトコンベヤ状
に形成されているが、搬送手段14と同一の速度で積層物
12を搬送すれば足りるため、ベルトコンベヤに限定され
ず、たとえば、ロ−ラコンベヤ状にサポ−ト手段を構成
してもよい。
【0063】更に、実施例においては、搬送手段14がベ
ルトコンベヤとして、供給手段20がロ−ラコンベヤとし
て、それぞれ具体化されているが、積層物12を搬送、供
給可能であれば足りるため、これに限定されない。
【0064】また、シリンダ44、46 は、垂直方向に伸縮
するようにそれぞれ配設されているが、前部ユニット36
F 、後部ユニット36R を昇降可能に支持すれば足りるた
め、これに限定されず、たとえば、シリンダを水平方向
に伸縮可能に配置し、リンクの揺動を利用して各ユニッ
トを昇降させる構成としてもよい。
【0065】上述した実施例は、この発明を説明するた
めのものであり、この発明を何等限定するものでなく、
この発明の技術範囲内で変形、改造等の施されたものも
全てこの発明に包含されることはいうまでもない。
【0066】
【発明の効果】上記のように、この発明に係る積層物搬
送装置によれば、積層物の上面が、搬送手段と同一速度
で回転するサポ−ト手段によって押圧、支持されて、所
定位置方向に搬送される。そのため、下部の先走りに起
因する積層物の荷崩れが防止でき、梱包位置での梱包作
業が円滑、適切に行える。
【0067】また、ユニット化されたサポ−ト手段の前
部、後部が個別に昇降されるとともに、伸長方向での抵
抗力の付与によってユニットの下降が自動的に停止され
る。そのため、サポ−ト手段は、積層物の高さの変動に
十分追従でき、ブロック毎にその高さが変動しても、調
整作業を要することなく、直ちに対応できる。従って、
作業性が十分に向上される。
【0068】そして、ベルトコンベヤ状に形成すれば、
前部ユニット、後部ユニットに1本のガイドベルトが巻
装できる。そのため、ガイドベルト、モ−タ等の数量、
つまり部品点数が増加することもなく、構成の複雑化が
十分に防止できる。
【0069】また、搬送手段の最前端の従動プ−リを上
下移動可能とし、幅揃えされた積層物の送り込みの際以
外のときに下方位置に設定すれば、ゲ−ト前で待機する
積層物に搬送ベルトが接触することもない。そのため、
積層物、ベルト等の破損、損傷が十分に防止でき、安全
性が確保される。
【図面の簡単な説明】
【図1】初期状態における、この発明に係る積層物搬送
装置の要部の正面図である。
【図2】積層物の送り込み動作前における、積層物搬送
装置の要部の作動図である。
【図3】積層物の送り込み時における、積層物搬送装置
の要部の作動図である。
【図4】積層物の梱包時における、積層物搬送装置の要
部の作動図である。
【図5】積層物の送り出しおよび送り込み時における、
積層物搬送装置の要部の作動図である。
【符号の説明】
10 積層物搬送装置 12(12-1 〜12-3) 積層物 14 搬送手段(ベルトコンベヤ) 20 供給手段(ロ−ラコンベヤ) 22 搬送ベルト 28 ゲ−ト 30 サポ−ト手段 32 駆動プ−リ 34 ガイドベルト 36(36-1 〜36-9) 従動プ−リ 36F 前部ユニット 36R 後部ユニット 44、46 (第1、第2の)シリンダ 52 従動プ−リ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 供給手段によって供給された積層物をゲ
    −ト前で幅揃えし、幅揃えした積層物を搬送手段で所定
    位置方向に送り込む積層物搬送装置において、 搬送手段と同一速度で対向面を搬送手段の同一方向に回
    転させるサポ−ト手段が、ゲ−トの前後で前部ユニッ
    ト、後部ユニットとしてそれぞれユニット化されるとと
    もに、搬送手段の上方で個別に昇降可能に支持され、 積層物への当接による下降方向での所定の抵抗力のもと
    で、対応するユニットの下降を自動的に停止して、幅揃
    え終了後の積層物を搬送手段とサポ−ト手段とで挟持
    し、ゲ−トの開放に伴う、搬送手段、サポ−ト手段の回
    転のもとで、積層物を所定位置に搬送可能としたことを
    特徴とする積層物搬送装置。
  2. 【請求項2】 サポ−ト手段が、モ−タに連動する駆動
    プ−リの駆動のもとで、対応するガイドベルトを回転さ
    せるベルトコンベヤ状に形成され、 少なくとも、搬送手段に対向する位置でガイドベルトを
    支持する従動プ−リが、ゲ−トの前後で、前部ユニッ
    ト、後部ユニットとしてそれぞれユニット化され、それ
    ぞれ対応するシリンダの伸縮制御のもとで各ユニットを
    個別に昇降させ、各ユニットの下降、停止位置におい
    て、ガイドベルトで積層物の上面を押圧、支持する請求
    項1記載の積層物搬送装置。
  3. 【請求項3】 搬送手段がベルトコンベヤであり、ベル
    トコンベヤの最前端が、ベルト水平面を上限として上下
    移動可能に形成された請求項1または2記載の積層物搬
    送装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005298200A (ja) * 2004-04-16 2005-10-27 Shin Etsu Chem Co Ltd 搬送装置、加工装置および磁性部材
JP2012041069A (ja) * 2010-08-19 2012-03-01 Signode Kk 結束装置
JP2013170062A (ja) * 2012-02-22 2013-09-02 Omori Mach Co Ltd 搬送装置および包装設備
JP2014165193A (ja) * 2013-02-21 2014-09-08 Ihi Corp 基板搬送装置及び基板搬送処理システム

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