JPH11236004A - 結束装置用送り込み装置 - Google Patents
結束装置用送り込み装置Info
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- JPH11236004A JPH11236004A JP4268798A JP4268798A JPH11236004A JP H11236004 A JPH11236004 A JP H11236004A JP 4268798 A JP4268798 A JP 4268798A JP 4268798 A JP4268798 A JP 4268798A JP H11236004 A JPH11236004 A JP H11236004A
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Abstract
ずれ等を起こさずに安定して結束装置に送り込むことの
できる送り込み装置を実現する。 【解決手段】 昇降フレーム29に取り付けられる押圧ロ
ーラ20が搬送方向に配置された回転軸22、26により揺動
自在に支持されるとともに、1基の押圧ローラ20b は1
方向のみに回転可能であり、かつ流体シリンダ28により
搬送方向に往復移動可能に構成される。
Description
積層体を結束する結束装置に対する被結束物の送り込み
装置に関する。
た積層体を結束する結束機械においては、ベルトコンベ
ヤ、ローラコンベヤ等を組み合わせた搬送装置によって
積層体を搬送し、上方から押圧して隙間をなくし、結束
装置に送り込むことが行われている。
された結束用コンベヤを図面により説明する。図4はこ
の結束装置付近を示す正面図、図5はその送り込み装置
部分を示す部分正面図である。1は結束装置で、2は結
束装置1の全長にわたって搬送方向に設けられた一対の
ベルトコンベヤ、3は紐かけを行う結束機、4はベルト
コンベヤ1の上方にこれと平行して設けられたフリーロ
ーラコンベヤ、5はフリーローラコンベヤ4を昇降させ
るねじ式の昇降機構、6は昇降機構のスプロケットにか
け渡されるチェーン、7はベルトコンベヤ2の下流付近
に出没自在に設けられるストッパである。
けられる送り込み装置で、11は送り込み装置10の全長に
わたって搬送方向に設けられる駆動ローラコンベヤ、12
は駆動ローラコンベヤ11の上方に設けられるフリーロー
ラを備えた押圧ヘッド、13は押圧ヘッドを昇降させる押
圧シリンダ、14は押圧ヘッド12の下降位置を調整する下
降位置調整装置、15はチェーン、16は調整ハンドル、17
は昇降ガイド、18は駆動ローラコンベヤ11の下流付近に
出没自在に設けられるストッパ、19は駆動ローラコンベ
ヤ11の両側面に設けられる横揃え板である。また、40は
送り込み装置に積層体を送り込む搬入コンベヤ、41は結
束した積層体を結束装置から搬出する搬出コンベヤであ
る。
に応じて調整ハンドル16により調整し、チェーン15およ
び図示しないスプロケットを介してねじ式の下降位置調
整装置を昇降させ、かつこのチェーン15を連結軸を介し
て結束装置1のチェーン6に連動することにより、下流
のフリーローラコンベヤ4の高さを押圧ヘッド12の下降
位置に対応させることができる。
動ローラコンベヤ11に受け渡されて送り込み装置10に装
入された積層体Aは、ストッパ18により所定位置に停止
するが、この間に、駆動ローラコンベヤ11の両側にある
横揃え板19によって積層の側面の出入りが是正される。
横揃え板19が後退した後、押圧シリンダ13により押圧ヘ
ッド12が積層体Aの上面に押しつけられ、プレスが行わ
れる。
12を押しつけたまま、駆動ローラコンベヤ11と結束装置
1のベルトコンベヤ2を駆動して積層体Aを移動させる
と、積層体Aはその上面を押圧ヘッド12のフリーローラ
と結束装置1のフリーローラコンベヤ4に挟まれたまま
結束機3の位置まで搬送され、圧縮状態のままで紐によ
る結束が行われ、搬出コンベヤ41により搬出される。
着して側面の出入りが是正され、所定厚みに押圧された
後、結束完了までの搬送は、上面が抵抗の少ないフリー
ローラによるころがり接触によっているから、高速で搬
送しても積層間のずれや荷くずれ、脱落等の発生がな
く、良好な荷姿を維持することができる。
51-30512号公報に記載された結束用コンベヤは、積層体
上面が平坦であれば問題がないが、段ボール箱等の凹凸
のある積層体の場合に押圧ヘッドが片押しになり、荷く
ずれを起こしやすいという問題点があった。本発明は、
この点を改善して、積層体の形状の如何に係わらず安定
して荷くずれを起こさずに搬送を行うことのできる送り
込み装置を実現することを目的とする。
けて配置された駆動ローラコンベヤと、その上方でこれ
に平行して昇降する昇降フレームに複数の押圧ローラを
取り付けた押圧ヘッドとを備える結束装置用送り込み装
置であって、前記押圧ローラが搬送方向に配置された回
転軸により支持され、幅方向に揺動自在であることを特
徴とする結束装置用送り込み装置であり、さらに、前記
押圧ローラのうち少なくとも1基が、回転軸にワンウエ
イクラッチを内蔵することにより一方向のみに自由に回
転可能であり、かつその押圧ローラが直線移動手段によ
り搬送方向に往復移動可能となっていることか、あるい
は、前記押圧ローラのうち少なくとも1基が、前記回転
軸に対してわずかに回転して傾斜するように傾斜手段を
備えていることを特徴とする結束装置用送り込み装置で
ある。
上面を押圧するローラを幅方向(送り込み方向に対して
直角の方向)に揺動可能としたことにより傾斜あるいは
凹凸のある積層体の場合においても均等に押圧して荷く
ずれを起こすことがない。第2に、押圧ローラをシリン
ダにより送り込み方向に移動させるようにしたことによ
り、上下面から積層体に作用して安定した送り込みを行
うことができる。以上2つにより、送り込み作業の能率
が向上する。
お、本発明は送り込み装置における積層体上面の押圧ヘ
ッドに関するものであって、下部の駆動ローラコンベ
ヤ、ストッパ、横揃え板等についてはさきに図4、5に
より説明した従来のものと同様であるから、以下説明は
省略する。
層体上面を押圧して結束装置に送り込む部分を示す正面
図、図2はそのAA矢視による部分側面図、図3は同じ
くBB矢視による部分側面図で、さきに説明した図4、
5に共通するものについては同一符号を使用している。
20a は一対の車輪状の押圧ローラ、21は先端に押圧ロー
ラ20a をとりつけた逆U字形のアーム、22はその上面中
央に固着された回転軸、23は回転軸22を揺動自在に支持
する軸受、20b は円筒状の押圧ローラ、25は押圧ローラ
20b を取り付けたブラケット、26はブラケット25を揺動
自在に支持する回転軸、27は回転軸26を支持するととも
に流体シリンダに連結する送り込みブロック、28は流体
シリンダ、29は押圧シリンダ13により昇降する昇降フレ
ーム、30は中間フレーム、31は上部フレームである。
め各フレームの関係について説明する。上部フレーム31
は固定で、送り込み装置10全体と一体である。中間フレ
ーム30はこの上部フレーム31から下限位置調整装置14を
介してつり下げられており、調整モータ16a により図示
しないチェーンを介してねじ式の下限位置調整装置14を
駆動し、押圧の際の下限高さが所定値となるように調整
する。昇降フレーム29は中間フレーム30から押圧シリン
ダ13を介してつり下げられ、この間に昇降ガイド17も設
けられる。同一ロットについては昇降フレーム29のみが
昇降して積層体に対して押圧を繰り返す。
a 、20b が取り付けられ、押圧ヘッド12を構成してい
る。まず矢印aで示す送り込み方向に対して最下流位置
に、図2に示すようにアーム21を介して一対の押圧ロー
ラ20a が幅方向に対称に取り付けられている。この押圧
ローラ20a は両方向に自由に回転するフリーローラで、
車輪部分はナイロン等の樹脂を一体成形したものであ
り、逆U字形のアーム21の上面中央において回転軸22に
より揺動自在となっているので、かりに積層体の上面に
傾斜あるいは凹凸があっても、両側バランスして押圧
し、片押し状態とはならない。
図3に示すようにブラケット25を介して幅方向中央1個
の押圧ローラ20b が取り付けられている。ブラケット25
は回転軸26を介して送り込みブロック27に接続し、さら
に送り込みブロック27は流体シリンダ28に接続してい
る。この押圧ローラ20b の円筒部分はゴムで、その内側
の回転軸との間にワンウエイクラッチを内蔵し、図1に
矢印bで示す方向には自由に回転するが、逆方向には回
転しない。回転軸26により幅方向に揺動自在で、積層体
の接触面が傾斜していてもバランスして押圧することが
できるのは、下流側の押圧ローラ20a と同様である。
折り畳んだものの積層体などで、重ね合わせ位置が中央
にないために積層すると上面が必ずある方向に傾斜する
ことがわかっていることがある。このような場合は、ブ
ラケット25を意図的にこの傾斜に合わせて傾けてやるこ
とも荷くずれや片押しを防止する上で効果的である。こ
のため、図示しないがブラケット25の例えば肩部分にカ
ウンタウエイトを取りつけたり、片側のみに作用させる
ばねなどを取りつけるとよい。
して直線移動手段、この例ではエアなどの流体シリンダ
28と接続しているから、流体シリンダ28を下部の駆動ロ
ーラコンベヤと同調して伸縮させることによって積層体
の上下面で接触して送り込みを行うのである。なお、下
流の押圧ローラ20a は幅方向に開いて取り付けられてい
るから、上流側の押圧ローラ20b はその内側の位置まで
もぐりこむことができる。1個の積層体が流体シリンダ
28の1回のストロークで送り込めない場合は、シリンダ
を一度戻し、再度伸長させる。戻し工程の間はワンウエ
イクラッチにより押圧ローラ20b は積層体に接触して自
由に回転する。
フレームに取り付けられた押圧ローラがいずれも幅方向
に揺動自在で積層体に対して例えば3点接触となり、段
ボール箱を折り畳んだものなど、積層体上面に傾斜ある
いは凹凸のある場合においても均等に押圧して荷くずれ
を起こすことがない。さらに流体シリンダを使用して上
部においても送り込み作用をかけることにより、いっそ
うスムースな送り込みを行うことができ、結束装置の能
率が向上する。
のものであっても荷くずれを起こすことなく高速で安定
して結束装置に送り込むことができるという、すぐれた
効果を奏する。
示す部分正面図である。
る。
る。
Claims (3)
- 【請求項1】 結束装置(1)に向けて配置された駆動
ローラコンベヤ(11)と、その上方でこれに平行して昇
降する昇降フレーム(29)に複数の押圧ローラ(20)を
取り付けた押圧ヘッド(12)とを備える結束装置用送り
込み装置であって、前記押圧ローラ(20)が搬送方向に
配置された回転軸(22、26)により支持され、幅方向に
揺動自在であることを特徴とする結束装置用送り込み装
置。 - 【請求項2】 押圧ローラ(20)のうち少なくとも1基
が、回転軸にワンウエイクラッチを内蔵することにより
一方向のみに自由に回転可能であり、かつその押圧ロー
ラ(20b )が直線移動手段(28)により搬送方向に往復
移動可能となっていることを特徴とする請求項1に記載
の結束装置用送り込み装置。 - 【請求項3】 押圧ローラ(20)のうち少なくとも1基
が、前記回転軸(22、26)に対してわずかに回転して傾
斜するように傾斜手段を備えたことを特徴とする請求項
1に記載の結束装置用送り込み装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04268798A JP4159648B2 (ja) | 1998-02-24 | 1998-02-24 | 結束装置用送り込み装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04268798A JP4159648B2 (ja) | 1998-02-24 | 1998-02-24 | 結束装置用送り込み装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11236004A true JPH11236004A (ja) | 1999-08-31 |
JP4159648B2 JP4159648B2 (ja) | 2008-10-01 |
Family
ID=12642957
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP04268798A Expired - Fee Related JP4159648B2 (ja) | 1998-02-24 | 1998-02-24 | 結束装置用送り込み装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4159648B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009143589A (ja) * | 2007-12-12 | 2009-07-02 | Takeda Shiki Kk | 積層板状物の搬送装置及び積層板状物の搬送方法 |
JP2012041069A (ja) * | 2010-08-19 | 2012-03-01 | Signode Kk | 結束装置 |
JP2014114064A (ja) * | 2012-12-12 | 2014-06-26 | Yamada Kikai Kogyo Kk | 段ボールの結束装置に装着されるプレス |
-
1998
- 1998-02-24 JP JP04268798A patent/JP4159648B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009143589A (ja) * | 2007-12-12 | 2009-07-02 | Takeda Shiki Kk | 積層板状物の搬送装置及び積層板状物の搬送方法 |
JP2012041069A (ja) * | 2010-08-19 | 2012-03-01 | Signode Kk | 結束装置 |
JP2014114064A (ja) * | 2012-12-12 | 2014-06-26 | Yamada Kikai Kogyo Kk | 段ボールの結束装置に装着されるプレス |
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---|---|
JP4159648B2 (ja) | 2008-10-01 |
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