JPH0746182Y2 - テーブル付き食器棚 - Google Patents

テーブル付き食器棚

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JPH0746182Y2
JPH0746182Y2 JP11793990U JP11793990U JPH0746182Y2 JP H0746182 Y2 JPH0746182 Y2 JP H0746182Y2 JP 11793990 U JP11793990 U JP 11793990U JP 11793990 U JP11793990 U JP 11793990U JP H0746182 Y2 JPH0746182 Y2 JP H0746182Y2
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JP
Japan
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cupboard
plate
front surface
space
rear surface
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JP11793990U
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JPH0474057U (ja
Inventor
孝三 勇井
Original Assignee
株式会社イトーキクレビオ
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、食器棚の前面又は後面の一隅にテーブルのテ
ーブル板の一部を嵌挿装着してなり、食器棚に対するテ
ーブルの装着位置の変更可能なテーブル付き食器棚に関
する。
〔従来の技術〕
従来、前面又は後面の一側面に水平な収容空所を形成
し、該空所内に独立して使用可能なテーブルをテーブル
板の一部を収容し得るようになした食器棚は既に提供さ
れている。例えば、実公昭63-14965号公報にて開示れる
如く、食器棚の前面又は後面のうち一側面と両側面に連
続開口した一つの収容空所を形成し、該空所内にテーブ
ルの脚部から側方へ突出したテーブル板の一部を収容す
るとともに、該空所内でテーブル板の位置をスライド変
更し得るようになしたものが提供されている。
しかし、前述の食器棚にあっては、テーブルを食器棚に
装着した使用状態で、テーブルが不意に移動する恐れが
あった。
尚、食器棚の前面又は後面の中央部にテーブルのテーブ
ル板の一部を嵌挿装着した場合には、食器等の出し入れ
に不便である。
〔考案が解決しようとする課題〕
本考案が前述の状況に鑑み、解決しようとするところ
は、食器棚の前面又は後面の両側部のうち何れか一隅に
形成した空所内に、テーブル板と脚部を有し独立して使
用可能なテーブルの該テーブル板の一部を選択的に嵌挿
装着するとともに、その装着状態で容易にテーブルが移
動することがないテーブル付き食器棚を提供する点にあ
る。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、前述の問題解決のために、前面又は後面の両
側部と側面とに連続開口した水平な空所をそれぞれ形成
してなる食器棚と、テーブル板の下面中央部に直交放射
状に配した4本の支脚を有する脚部を取付けるととも
に、平面視において該支脚と対応する下面に複数のスト
ッパーを突設してなるテーブルとよりなり、前記テーブ
ルのテーブル板の一部を前記食器棚の空所内に嵌挿する
とともに、前記ストッパーを食器棚の前面又は後面及び
側面に当接してなるテーブル付き食器棚を構成した。
〔作用〕
以上の如き内容からなる本考案のテーブル付き食器棚
は、食器棚とテーブルを独立して使用する場合には両者
を分離状態となし、また省スペースを図るために一体と
なして使用する場合には、食器棚の前面又は後面の両側
部と側面とに連続開口した水平な空所のうち一方の空所
を選択し、該空所内にテーブルのテーブル板の略四分の
一を嵌挿するとともに、テーブル板の下面に突設した複
数のストッパーのうち90°の関係にあるストッパーをそ
れぞれ前面又は後面と側面に当接させて位置設定するの
であり、この状態で、テーブルの脚部の4本の支脚のう
ち90°の関係にある2本の支脚をそれぞれ前面又は後面
と側面に平行に近接又は接触させている。
〔実施例〕
次に添付図面に示した実施例に基づき更に本考案の詳細
を説明する。
第1図は本考案の代表的実施例を示し、図中1は食器
棚、2は食器棚1の前面又は後面の二隅のうち何れか一
隅に選択的に装着可能なテーブルをそれぞれ示してい
る。
本実施例の食器棚1は、第1図〜第4図に示す如く、前
面3側及び後面4側から食器等を出し入れすることかで
きるようになしたものであり、下キャビネット5の前面
3側には開閉扉6,…を設け、その内部を物品収容空間7
となし、適宜棚板8,…を装着し、また下キャビネット5
の上板9上には上キャビネット10の下端に有する天板11
を載置固定できるようになし、該上キャビネット10には
前面3側及び後面4側から食器等を出し入れできるよう
に、その両面にガラス製の開閉扉12,12を設け、その内
部を物品収容空間13となし、前記同様に適宜棚板14,…
を装着したものである。また、本実施例では、上キャビ
ネット10の物品収容空間13は天板11の一側にのみ設け、
該物品収容空間13の内側面側には収容棚15を設けてい
る。
そして、前記下キャビネット5の上板9下方であって、
食器棚1の前面3又は後面4の両側部と側面16へ連続開
口した水平な空所17,17をそれぞれ形成してなる。本実
施例では、食器棚1の二隅であって、前面3の両側部と
側面16に連続開口した空所17を形成している。
前記テーブル2は、テーブル板18を四分割の寄貼りとな
して全体を円形に形成し、テーブル板18の下面中央部に
脚部19を取付けてたもので、該脚部19はテーブル板18の
下面中央に垂下させた円柱状の支柱20と該支柱20の下部
に直交放射状に固定した4本の支脚21,…からなり、該
支脚21の下端にはキャスター22を取付けて移動可能とな
している。
また、前記テーブル板18の寄貼りの直交した分割線23,
…を平面視において前記支脚21,…の方向と一致させて
あり、そして該テーブル板18の下面であって前記分割線
23に沿って放射状に補強杆24,…を固定し、該補強杆24
の先端部下面に該補強杆24の幅よりも大きなゴム等の弾
性材からなるストッパー25を固定している。
尚、本実施例では、テーブル板18に対して脚部19、とり
わけ支脚21を固定したが、支柱20を中心に支脚21が回転
する回転テーブルでもよい。
そして、前記食器棚1にテーブル2を装着するには、第
1図〜第3図に示す如く、前記テーブル板18の一部を、
食器棚1の二隅のうち何れか一隅であって、前記空所17
内に嵌挿するとともに、その下面に設けたストッパー2
5,25を側面16及び前面3に当接して装着するのである。
本実施例では、四分割の寄貼りとなしたテーブル板18
を、その縦横の分割線23,23が食器棚1の側面16と前面
3とそれぞれ平行となるように配向させた後、その略四
分の一を空所17内に嵌挿するのである。このように分割
線23,23を目印にすることにより、前記脚部19の支脚21,
21がそれぞれ前面3と側面16に平行となるように容易に
配向可能であり、この状態でテーブル2を移動させて、
前記ストッパー25,25を食器棚1の前面3と側面16の所
定位置に正確に当接できるのである。
尚、前記ストッパー25の代わりに、テーブル板18の下面
にストッパーを兼ねたマグネットを突設するとともに、
該マグネットに対応する食器棚1の前面3と側面16に強
磁性体からなる金属板をそれぞれ固着してマグネットキ
ャッチを構成すれば、食器棚1の空所17内にテーブル板
18を嵌挿装着した際に、それぞれ対応するマグネットと
金属板が磁気吸着して、テーブル2の装着をより強固に
することも可能である。
本発明は第5図に示すように、食器棚1の二隅のうち何
れか一隅を選択し、対応する空所17内にテーブル2のテ
ーブル板18の一部を嵌挿装着することが可能であり、図
示した如くテーブル2を装着する位置によって二態様の
使用が可能となるのである。テーブル2を使用する人数
が少なければ、テーブル板18の使用しない部分が生じる
が、このようにテーブル板18の一部を食器棚1の空所17
内に嵌挿することで、室内空間の有効利用を図るのであ
る。この第5図は、テーブル板18の周囲に三脚の椅子2
6,…を配置した使用例を示したたものである。
また、食器棚1とテーブル2を分離させて独立使用する
場合には、第6図に示すようにテーブル2のテーブル板
18の周囲に四脚の椅子26,…を配することが可能であ
る。勿論、配置できる椅子26の最大数はテーブル板18の
大きさによって決定される。
以上述べた実施例では、テーブル2のテーブル板18を円
形となしたが、四角形でも勿論可能であり、更に多角
形、台形のような形状のものでもよいのである。
〔考案の効果〕
以上にしてなる本考案のテーブル付き食器棚によれば、
前面又は後面の両側部と側面とに連続開口した水平な空
所をそれぞれ形成してなる食器棚と、テーブル板の下面
中央部に直交放射状に配した4本の支脚を有する脚部を
取付けるとともに、平面視において該支脚と対応する下
面に複数のストッパーを突設してなるテーブルとよりな
り、前記テーブルのテーブル板の一部を前記食器棚の空
所内に嵌挿するとともに、前記ストッパーを食器棚の前
面又は後面及び側面に当接してなるので、食器棚の前面
又は後面の両側部と側面との二隅に空所が存在し、その
何れか一隅を選択してテーブルのテーブル板の一部を前
記空所内に嵌挿して装着することが可能となり、食器棚
の前面及び後面から食器等を出し入れすることができる
場合にも、その出し入れに支障を来すことがない上に、
多様な使用態様を実現することができ、室内空間の有効
利用が図れるものであり、また空所内にテーブル板を嵌
挿装着した場合には、該テーブル板の下面に設けたスト
ッパーが食器棚の前面又は後面と側面に当接し、テーブ
ルの移動を規制し且つ位置決めを極めて容易に行え、装
着状態においてテーブルがズレたり、ガタついたりする
恐れがないのである。
また、テーブルのテーブル板下面に取付けた脚部を直交
放射状の4本の支脚より構成し、前記ストッパーを平面
視において支脚と対応する位置に設けたので、食器棚に
テーブルを装着した状態で、ストッパーによって移動規
制される上に、2本の支脚が食器棚の前面又は後面と側
面に平行に近接又は接触するので、より安定にテーブル
を装着できるのである。
尚、テーブルは、テーブル板の下面に脚部を設けたもの
であることから、テーブルを食器棚から分離させて、食
器棚とテーブルを独立に使用できるのであり、使用にお
いて室内空間の有効利用と使用人数を考慮して使用者が
適宜に選択できるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のテーブル付き食器棚の斜視図、第2図
はその簡略平面図、第3図は食器棚にテーブルを装着し
た状態の下キャビネットの背面図、第4図は下キャビネ
ットの縦断側面図、第5図は食器棚にテーブルを装着し
た状態の使用例を示す簡略平面図、第6図は食器棚から
分離させたテーブルの使用状態を示す簡略平面図であ
る。 1:食器棚、2:テーブル板、3:前面、4:後面、5:下キャビ
ネット、6:開閉扉、7:物品収容空間、8:棚板、9:上板、
10:上キャビネット、11:天板、12:開閉扉、13:物品収容
空間、14:棚板、15:収容棚、16:側面、17:空所、18:テ
ーブル板、19:脚部、20:支柱、21:支脚、22:キャスタ
ー、23:分割線、24:補強杆、25:ストッパー、26:椅子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】前面又は後面の両側部と側面とに連続開口
    した水平な空所をそれぞれ形成してなる食器棚と、 テーブル板の下面中央部に直交放射状に配した4本の支
    脚を有する脚部を取付けるとともに、平面視において該
    支脚と対応する下面に複数のストッパーを突設してなる
    テーブルと、 よりなり、前記テーブルのテーブル板の一部を前記食器
    棚の空所内に嵌挿するとともに、前記ストッパーを食器
    棚の前面又は後面及び側面に当接してなるテーブル付き
    食器棚。
JP11793990U 1990-11-10 1990-11-10 テーブル付き食器棚 Expired - Lifetime JPH0746182Y2 (ja)

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JP11793990U JPH0746182Y2 (ja) 1990-11-10 1990-11-10 テーブル付き食器棚

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Publication Number Publication Date
JPH0474057U JPH0474057U (ja) 1992-06-29
JPH0746182Y2 true JPH0746182Y2 (ja) 1995-10-25

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