JPH0745975A - 電子回路部品 - Google Patents

電子回路部品

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Publication number
JPH0745975A
JPH0745975A JP18833993A JP18833993A JPH0745975A JP H0745975 A JPH0745975 A JP H0745975A JP 18833993 A JP18833993 A JP 18833993A JP 18833993 A JP18833993 A JP 18833993A JP H0745975 A JPH0745975 A JP H0745975A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
case
cushion member
substrate
support
electronic circuit
Prior art date
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Pending
Application number
JP18833993A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Inoue
浩行 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SWCC Corp
Original Assignee
Showa Electric Wire and Cable Co
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Filing date
Publication date
Application filed by Showa Electric Wire and Cable Co filed Critical Showa Electric Wire and Cable Co
Priority to JP18833993A priority Critical patent/JPH0745975A/ja
Publication of JPH0745975A publication Critical patent/JPH0745975A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ケースの内部でクッション部材を用いて電子
部品を簡単にしかも着脱容易に支持する。 【構成】 例えばクッション部材22−1、22−2を
ケース21の両隅にぴったり嵌まるサイズに選定する。
各クッション部材には、それぞれ支持孔26が設けら
れ、支持ピン23はこの支持孔26と基板1の貫通孔2
0に挿通される。これにより、基板1は2枚のクッショ
ン部材に挟まれ、支持ピン23によってその位置固定が
行なわれる。こうすればクッション部材のケース21へ
の固定が不要となり、形状も加工も簡単なことからコス
トダウンが図れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、衝撃吸収のためにケー
スに収容した基板をクッション部材で支える構成の電子
回路部品に関する。
【0002】
【従来の技術】電子回路部品は、一般にプリント基板に
搭載されケース等に収容される。ケースに基板を固定す
るには、通常ビス止め方法が採用される。図4に従来一
般の電子回路部品分解斜視図を示す。図に示すように、
電子回路部品を搭載した基板1はケース2に収容され
る。この基板1の四隅には貫通孔3が設けられ、ビス4
を用いて基板1のネジ止めが行なわれる。基板1をケー
ス2から一定距離だけ離して支持固定するために突起6
が設けられる。
【0003】上記のような構成の従来の電子回路部品
は、例えばケース2を落下させたりケース2に何かを衝
突させたような場合、基板1に強い衝撃が加わる。例え
ば、基板1にラッチングリレー等が搭載されている場
合、その可動接点が切り替わり異常な動作を行なう場合
もある。このような基板1に対する衝撃を緩和するため
に、従来例えば基板1を、ケース2の内部にクッション
部材を用いて支持する方法が採用されている。
【0004】図5に、従来の電子回路部品の別の構成を
示す主要部斜視図を図示した。図の例では、ケース10
の内側面にクッション部材11が貼り付けられている。
このクッション部材11は、例えばスポンジや発泡スチ
ロール等から構成される。そして、クッション部材11
の片面には切り欠き12が設けられ、ここに基板の端を
挟み込む構成とされている。このようなクッション部材
11は、ケース10の内側面の適当な場所に複数貼り付
けられる。上記のような構成によって基板への振動や衝
撃が吸収される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な構成の電子回路部品は、基板を支持するためのクッシ
ョン部材11に切り欠き12等の加工を施したり、これ
をケースに貼り付けたりする作業を必要とする。また、
基板を嵌め込んだり位置決めをしたりする煩雑な作業も
必要となる。従って、部品全体のコストが高くなるとい
う問題があった。更に、基板をケースから外そうとする
と、クッション部材を破損するおそれもあった。本発明
は以上の点に着目してなされたもので、ケースの内部で
クッション部材を用いて電子部品を簡単にしかも着脱容
易に支持する構造を持つ電子回路部品を提供することを
目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の電子回路部品
は、ケースの一部に、移動を制限された状態で配置され
たクッション部材と、前記ケースに収容され、前記クッ
ション部材に端部を挟み込まれた基板と、前記基板の端
部に設けられた貫通孔に挿通されるとともに、前記クッ
ション部材に設けられた支持孔に挿入された支持ピンと
を備えたことを特徴とするものである。
【0007】
【作用】この電子回路部品は、例えばクッション部材を
ケースの両隅にぴったり嵌まるサイズに選定する。各ク
ッション部材には、それぞれ支持孔が設けられ、支持ピ
ンはこの支持孔と基板の貫通孔に挿通される。これによ
り、基板は2枚のクッション部材に挟まれ、支持ピンに
よってその位置固定が行なわれる。こうすればクッショ
ン部材のケースへの固定が不要となり、形状も加工も簡
単なことからコストダウンが図れる。
【0008】
【実施例】以下、本発明を図の実施例を用いて詳細に説
明する。図1は本発明の電子回路部品実施例を示す分解
斜視図である。図において、この電子回路部品は、基板
1をケース21に収容する構成となっている。基板1に
は図示しない多数の電子部品が搭載されているものとす
る。この基板1の端部、即ちその四隅には貫通孔20が
設けられている。また、この基板を支持するために、こ
の実施例では3組のクッション部材22−1〜22−3
が使用される。各クッション部材22−1〜22−3に
は、それぞれ一対の支持孔26が設けられている。この
支持孔26は、ちょうど基板1の貫通孔20とその位置
が一致するように設けられている。
【0009】そして、ケース21の両端に配置されるク
ッション部材22−1及び22−2は、何れもケース2
1にぴったり嵌まり込むサイズに選定されたスポンジ等
から構成される。従って、例えばクッション部材22−
1をケース21の手前の隅に配置し、その上に基板1を
乗せて、更にクッション部材22−1のもう一方のブロ
ックを重ねて、支持孔26と貫通孔20とを位置合わせ
すれば、支持ピン23をこれらの孔に挿通することによ
って固定作業が完了する。基板1の中央には、やや小さ
めのクッション部材22−3が配置されており、これら
は基板1に搭載された部品と直接接触するのを防ぐため
に、絶縁保護板24を介して基板1を挟む構成とされて
いる。基板1の中央にも貫通孔20が一対設けられてお
り、これらはクッション部材22−3に設けられた支持
孔26と一致するような場所に形成されている。また、
絶縁保護板24には支持ピン23を挿通するための貫通
孔27が設けられている。
【0010】こうして、一対のブロックからなるクッシ
ョン部材22−3と一対の絶縁保護板24とによって基
板1を挟み支持ピン23を挿通すれば、基板1の中央部
分の支持が完了する。この場合のクッション部材22−
3はその支持ピン23の方向の厚さを他のクッション部
材22−1及び22−2の厚さと同様に選定しておけ
ば、その他のサイズは小さめでよい。全てのクッション
部材22−1〜22−3を上記のような要領でケース2
1の所定箇所にセットし、その後カバー25を被せるこ
とによって組み立てが完了する。
【0011】また、上記各クッション部材22−1〜2
2−3の支持孔26の直径を例えば支持ピン23の直径
よりやや小さめに選定しておけば、支持ピン23をこれ
らのクッション部材22−1〜22−3に挿通した場合
にクッション部材の弾力によって支持ピン23の抜けが
防止される。従って、例えばクッション部材22−1〜
22−3を基板1に装着した後ケース21にこれらを収
納してもよいし、また各クッション部材をケース21の
所定位置に配置し、その上に基板1を乗せてから支持ピ
ン23を挿通するといった工程によって組み立てても差
し支えない。
【0012】上記のような構成の本発明の電子回路部品
は、衝撃に対し次のように作用する。図2に、本発明の
電子回路部品の効果を説明するための部品平面図を示し
た。まず(a)に示すように、基板1がケース21の内
部で上記のように説明した要領でクッション部材22に
支持されているものとする。なお、クッション部材22
には支持ピン23が挿通されているものとする。
【0013】この(a)に示すような状態の電子回路部
品を矢印30方向に落下させる。そして、(b)に示す
ようにケース21が床31に衝突すると、図に示すよう
にクッション部材22の一部が変形して基板1への衝撃
を吸収する。クッション部材22がケース21に完全に
接着固定されているような場合、図に示すような衝撃吸
収効果はない。即ち、クッション部材22がケース21
に貼り付けられた状態で変形するよりも、この本発明の
実施例に示すような変形をした方が基板1をより柔らか
く支持する。この時、支持ピン23はクッション部材2
2の所定位置に挿通されているから、基板1はクッショ
ン部材22に対して相対的な移動を行なわない。従っ
て、クッション部材22が自分の弾力によって復元する
場合には、基板1は元の正常な支持位置にまで戻る。こ
のような効果は、ケース21を矢印30に対し直角な方
向に落下させたような場合も同様である。その場合に
は、いずれか一方のクッション部材22がケース21の
壁面から離れ、他方のクッション部材22が変形して衝
撃を吸収することになる。
【0014】例えば、ラッチングリレーを搭載した基板
を上記のような構成でケースに収容し、高さ約30セン
チから落下させた場合、その接点の切り替わりは生じな
かった。一方、従来の図4に示したようなケースにラッ
チングリレーを搭載した基板を収容して高さ2センチか
ら落下させた場合、接点の切り替わりが生じたものもあ
った。また、上記のような構成にすると、クッション部
材を予めケースに固定する必要がないため、基板の取り
付けが容易になり、更に基板の半田面のチェック等につ
いても、簡単に基板をケースから取り外せるためにその
実施が容易になる。なお、上記クッション部材を構成す
るスポンジはウレタン等から構成すればよいが、その材
質や形状を変えることによって各種の衝撃吸収特性を得
ることができる。
【0015】図3に本発明の変形例主要部斜視図を示
す。図に示すように、この実施例ではクッション部材2
2−4をケース21の大きさよりも十分小さく選定して
いる。この場合、クッション部材22−4を十分吸収効
果のある状態でケース21に支持固定するために、新た
に貫通孔28を設け、ケース21に設けたピン29を用
いてクッション部材22−4を固定する。このピン29
の数や位置によって、クッション部材22−4をどのよ
うな条件で配置するか自由に選定できる。基板1は、こ
うしてケース21上に配置されたクッション部材22−
4にその端部を挟み込む。支持ピン23はクッション部
材22−4に設けられた支持孔26に挿通され、基板1
の貫通孔20に挿通される。このような構成によっても
上記のような基板の簡便な支持が可能となる。
【0016】本発明は以上の実施例に限定されない。基
板を支持するためのクッション部材の数や形状、支持孔
の数、支持ピンの本数等は使用目的によって自由に変形
して差し支えない。また、例えば3枚1組のクッション
部材によって2枚の基板の端部を挟み込むような積み重
ね構造にするようにしても差し支えない。
【0017】
【発明の効果】以上説明した本発明の電子回路部品は、
ケースの一部に移動を制限された状態で配置されたクッ
ション部材と、そのケースに収容されてクッション部材
に端部を挟み込まれた基板と、その基板の端部に設けら
れた貫通孔に挿通されクッション部材に設けられた支持
孔に挿入された支持ピンとを備えるようにしたので、ク
ッション部材の構成や組み立てが簡単になる。また、ク
ッション部材をケースに貼り付け固定していないため衝
撃吸収効果がよい。更に支持ピンを抜く等の方法により
基板を簡単に取り外すことができ、その半田付け面の検
査等も容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子回路部品実施例を示す分解斜視図
である。
【図2】本発明の電子回路部品の作用効果を説明するケ
ースの平面図である。
【図3】本発明の電子回路部品の変形例主要部分解斜視
図である。
【図4】従来の電子回路部品の主要部分解斜視図であ
る。
【図5】従来の別の電子回路部品主要部分解斜視図であ
る。
【符号の説明】
20 貫通孔 21 ケース 22−1〜22−3 クッション部材 23 支持ピン 24 絶縁保護板 25 カバー 26 支持孔

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケースの一部に、移動を制限された状態
    で配置されたクッション部材と、 前記ケースに収容され、前記クッション部材に端部を挟
    み込まれた基板と、 前記基板の端部に設けられた貫通孔に挿通されるととも
    に、前記クッション部材に設けられた支持孔に挿入され
    た支持ピンとを備えたことを特徴とする電子回路部品。
JP18833993A 1993-07-29 1993-07-29 電子回路部品 Pending JPH0745975A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18833993A JPH0745975A (ja) 1993-07-29 1993-07-29 電子回路部品

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18833993A JPH0745975A (ja) 1993-07-29 1993-07-29 電子回路部品

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0745975A true JPH0745975A (ja) 1995-02-14

Family

ID=16221890

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18833993A Pending JPH0745975A (ja) 1993-07-29 1993-07-29 電子回路部品

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0745975A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005059729A3 (en) * 2003-12-16 2005-09-09 Informatica Delta S P A Computer

Cited By (1)

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