JPH0340496A - プリント板実装構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 交換機等の電子装置のプリント板実装構造に関し、 プリント板を多段にシェルフに実装する電子装置におい
て、構造が簡単で、且つ小形な実装構造を提供すること
を目的とし、 正面側が開口し、奥底面にバックボードプリント板を有
する箱形のシェルフと、プリント板コネクタが、対応す
るバックボードコネクタにプラグインすることで、該シ
ェルフに挿抜自在に並列に装着される複数の小形プリン
ト板と、本体枠板を非実装面に密着させることで、それ
ぞれの該小形プリント板に取付けられた枠形金具とで、
構成される電子装置であって、前記シェルフは、高さが
該小形プリント板の整数倍で、上・下の何れか一方の側
板にレール部材を配設し、該レール部材に対向する他方
の側板にガイド溝を配設したものであり、前記枠形金具
は、該小形プリント板とほぼ同形状の本体枠板と、該本
体枠板の平行する側縁の一方が正面視でＬ形に屈曲して
なるＬ形側縁と、他方の側縁に形成されたレール側縁と
を有し、前記溝形側縁は、該小形プリン四反の側縁に対
向することで、正面視が凹形のガイド溝を構威し、−方
の該小形プリント板のレール側縁が、前記シェルフのガ
イド溝に挿入され、他の該小形プリント板のガイド溝が
、該シェルフのレール部材に挿入され、双方の該小形プ
リント板のガイド溝とレール側縁が直接係合するか、或
いは第３．第４の他の該小形プリント板のレール側縁と
ガイド溝とを介して係合することで、複数の該小形プリ
ント板が上下多段に該シェルフに実装される構成とする
。

〔産業上の利用分野〕

本発明は、交換機等の電子装置のプリント板実装構造に
関する。

近年の交換機には、第３図に示すような電子装置が使用
されている。

図において、１は、正面側が開口し、奥底面にバックボ
ードプリント板５を取り付けた箱形のシェルフである。

２は、加入者線と交換機内部回線とのインターフェース
回路（アナログ信号をデジタル信号に、デジタル信号を
アナログ信号に変換する回路）を設けた小形プリント板
であって、−枚の小形プリント板に、−加入者線分を構
成実装しである。

また、この小形プリント板２の幅（正面視での高さを指
す）は、シェルフ１の高さのほぼ半分であって、１列に
上下２段に小形プリント板２を装着するようになってい
る。

３は、加入者線等を引き込む、外部接続用プリント板で
あって、シェルフ１の両側、或いは片側に実装され、そ
の幅（正面視では高さを指す）は、シェルフ１の高さに
ほぼ等しい。

小形プリント板２．外部接続用プリント板３ともにプリ
ント板コネクタを搭載してあり、またバックボードプリ
ント板５にもそれらのプリント板コネクタに対応してバ
ックボードコネクタを搭載して、プリント板コネクタを
バックボードコネクタにプラグインすることで、シェル
フ１に多数の小形プリント板２及び少数の外部接続用プ
リント板３が装着される。

なお、交換機内部回線はバックボードプリント板５の裏
面に搭載したコネクタを介して、電子装置に接続される
。

従来は８回線１プリント板、或いは１６６回線１プリン
ト板構成であったのを、近年は上述のような小形プリン
ト板２の１回線１プリント板の構成とすることで、障害
回線の保守にあたり、他の正常な回線を断にすることな
く、保守作業を実施し得るようにしている。

〔従来の技術］ 上述の電子装置の従来のプリント板実装構造を第４図に
示す。

図において、？−１．７−２は、同形状の小形シェルフ
であって、それぞれの上側板、下側板に、対向して多数
のガイド４を配設し、上下に対向するそれぞれのガイド
４に小形プリント板２を挿入するで、それぞれの小形シ
ェルフ？−１，７−２に小形プリント板２を並列するよ
うになっている。

一方、シェルフ１の所望の個所に水平に長い棚板８を設
けて、シェルフ１内を上下に三等分し、棚板８の上部に
小形シェルフ７−１を、下部に小形シェルフ７−２をそ
れぞれ搭載している。

そして、小形シェルフ？−１，７−２にそれぞれ小形プ
リント板２を挿入し、プリント板コネクタ２Ａを対応す
るバックボードコネクタ５＾にプラグインすることで、
小形プリント板２を上下２段にシェルフ１に実装してい
る。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかしながら上記従来のプリント仮実装構造は、大形の
シェルフ内に小形シェルフを設ける構造であるので、構
造が複雑でコスト高の恐れがあり、また電子装置が大形
化する恐れがあった。

本発明はこのような点に鑑みて創作されたもので、プリ
ント板を多段にシェルフに実装する電子装置において、
構造が簡単で、且つ小形な実装構造を提供することを目
的としている。

〔課題を解決するための手段〕

上記の目的を遠戚するために本発明は、第１図に例示し
たように、正面側が開口し、奥底面にバックボードプリ
ント板を有する箱形のシェルフｌと、プリント板コネク
タ２Ａが、対応するバックボードコネクタにプラグイン
することで、シェルフｌに挿抜自在に並列に装着される
複数の小形プリント板２と、本体枠板２１が非実装面に
密着することで、それぞれの小形プリント板２に取付け
られた枠形金具２０とで電子装置を構成する。

そして、シェルフ１は、高さを小形プリント板２のほぼ
２倍とし、上・下の何れか一方の側板にレール部材１１
を配設し、レール部材１１に対向する他方の側板にガイ
ド溝１２を配設する。

また、枠形金具２０は、小形プリント板２とほぼ同形状
の本体枠板２１と、本体枠板２１の平行する側縁の一方
が正面視でＬ形に屈曲してなるＬ形側縁２２と、他方の
側縁に形成されたレール側縁２３を有するものとする。

そのＬ形側縁２２は、小形プリント板２の側縁に対向す
ることで、正面視が凹形のガイド溝３０を構成するもの
である。

上述の構造として、一方の小形プリント板２のレール側
縁２３を、シェルフｌのガイド溝１２に挿入し、他の小
形プリント板２のガイド溝３０をシェルフ１のレール部
材１１に挿入するとともに、一方の小形プリント板２の
ガイド溝３０に他方の小形プリント板２のレール側縁２
３を挿入係合させて、２枚の小形プリント板２を上下２
段にシェルフ１に実装するものとする。

〔作用〕

上述のようにそれぞれの小形プリント板２に枠形金具２
０を取付けて、レール側縁２３とガイド溝３０を設けで
あるので、上下に隣接する小形プリント板２の対向する
側縁が直接係合することになり、シェルフｌに中段のガ
イ・ドを設ける必要がない。

即ち、小形プリント板を上下多段に実装するのに、小形
シェルフ等を設ける必要がなくなり、構造が簡単となる
。またこのことに伴い電子装置の小形化が推進される。

〔実施例〕

以下図を参照しながら、本発明を具体的に説明する。な
お、全図を通じて同一符号は同一対象物を示す。

第１図は本発明の実施例の図で、（ａ）は断面図、（ｂ
）は要部斜視図である。また第２図は本発明の枠形金具
の他の実施例の斜視図である。

第１図において、シェルフｌは、正面側が開口し、奥底
面にバックボードプリント板（第３図に示すバックボー
ドプリント板５）を取り付けた箱形のシェルフである。

そして、シェルフｌの下側板には、所望の個所を対向し
て平行に２条内側に切り起こすことで、所望数のガイド
溝１２を配設しである。

また、シェルフ１の上側板はガイド溝１２に対向じて内
側に切り起こすことで、所望数のレール部材１１を配設
しである。

一加入者線分のインターフェース回路を構成した小形プ
リント板２の後側縁には、バックボードコネクタにプラ
グインするプリント板コネクタ２八を搭載しである。

そして、この小形プリント板２の幅（正面視での高さを
指す）は、シェルフ１の高さのほぼ半分である。

２０は、小形プリント板２とほぼ同形状の本体枠板２１
と、本体枠板２１の平行する側縁の一方を正面視でＬ形
に屈曲して形成したＬ形側縁２２と、他方の側縁を延伸
して形成したレール側縁２３とからなる枠形金具である
。

また、本体枠板２１の４隅には、ねじ１５が螺合するね
し孔（第２図に示すねじ孔２４）を配設しである。

そして、本体枠板２１を小形プリント板２の非実装面に
密着させ、小形プリント板２の孔にねじ１５を差し込み
、ねじ部をねし孔に螺着することで、枠形金具２０を小
形プリント板２に固着している。

したがって、枠形金具２０のＬ形側縁２２は、小形プリ
ント板２の非実装面の側縁に対向して、平面視視が凹形
のガイド溝３０を構成する。

・この際、ガイド溝３０の溝幅は、小形プリン四反２と
の間にレール部材１１の板厚よりもわずかに大きいもの
とする。なおまた、枠形金具２０の板厚はレール部材１
１の板厚、即ちシェルフの側板の板厚にほぼ等しいもの
である。

上述の構造として、一方の小形プリント板２のレール側
縁２３を、シェルフ１のガイド溝１２に挿入し、プリン
ト板コネクタ２Ａを対応するバックボードコネクタにプ
ラグインさせである。

そして、他の小形プリント板２のガイド溝３０をシェル
フ１のレール部材１１に、レール側縁２３を下方の小形
プリント板２のガイド溝３０に挿入し、プリント板コネ
クタ２Ａを対応するバックボードコネクタにプラグイン
させて、２枚の小形プリント板２が上下２段にシェルフ
１に実装されている。

このように構威しであるので、個々の小形プリント板２
を単独にシェルフ１に挿抜することができる。

なお、個々の小形プリント板２は、プリント板コネクタ
２＾が相手のバックボードコネクタにしっかりと挿着し
ているので、下部の小形プリント板を抜去しても、上部
の小形プリント板が落下する恐れが殆どない。

しかし、２段でなく上下に多段に小形プリント板２を実
装した場合に、保守のため下段の小形プリント板２をシ
ェルフ１から抜去すると、自重。

或いはシェルフの振動等により小形プリント板の正面板
側が垂れ下がり、コネクタが接触不良になる恐れがある
。

したがって、抜去した小形プリン０反の跡に、他の小形
プリント板を仮に差し込むようにすれば、残りの小形プ
リント板の接触不良を阻止することができる。

第２図に示す枠形金具２０は、本体枠板２１に、Ｌ形側
縁２２とレール側縁２３を設けるとともに、レール側８
！２３に直交する一方の側縁を直角に折り曲げて、本体
枠板２１に正面板２５を設け、さらに正面板２５に一対
の孔２６を穿設しである。

このような正面板２５を設けることで、シェルフ１の開
口を塞ぐことができる。また孔２６に指を差し込むこと
で、小形プリント板のシェルフへの挿抜作業が容易とな
る。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明は、小形プリント板のそれぞ
れに枠形金具を取付けて、レール側縁とガイド溝とを設
けたプリン四反実装構造であって、シェルフに小形プリ
ント板を多段に実装する構成の電子装置に適用して、構
造が簡単で低コストとなるばかりでなく、電子装置の小
形化が推進されるという、優れた効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例の図で、 （ａ）は断面図、 （ｂ）は要部斜視図、 第２図は本発明の枠形金具の他の実施例の斜視図、 第３図は電子装置の斜視図、 第４図は従来例の断面図である。 図において、 ｌはシェルフ、 ２は小形プリント板、 ２Ａはプリント手反コネクタ、 ３は外部接続用プリント板、 ５はバックボードプリント板、 ５旧よバックボードコネクタ、 ？−１．７−２は小形シェルフ、 ８は棚板、 １１はレール部材、 １２はガイド溝、 ２０は枠形金具、 ２２はＬ形側縁、 ２４はねじ孔、 ２６は孔をそれぞれ示す。 １５はねじ、 ２１は本体枠板、 ２３はレール側縁、 ２５は正面板、 電子装置の祈視図 茅３図 〃 液来０＝Ｊの断面図 第４瞠

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 　正面側が開口し、奥底面にバックボードプリント板を
   有する箱形のシェルフ（１）と、 プリント板コネクタ（２Ａ）が、対応するバックボード
   コネクタにプラグインすることで、該シェルフ（１）に
   挿抜自在に並列に装着される複数の小形プリント板（２
   ）と、 本体枠板（２１）を非実装面に密着させることで、それ
   ぞれの該小形プリント板（２）に取付けられた枠形金具
   （２０）とで、構成される電子装置であって、前記シェ
   ルフ（１）は、高さが該小形プリント板（２）の整数倍
   で、上・下の何れか一方の側板にレール部材（１１）を
   配設し、該レール部材（１１）に対向する他方の側板に
   ガイド溝（１２）を配設したものであり、 前記枠形金具（２０）は、該小形プリント板（２）とほ
   ぼ同形状の本体枠板（２１）と、該本体枠板（２１）の
   平行する側縁の一方が正面視でＬ形に屈曲してなるＬ形
   側縁（２２）と、他方の側縁に形成されたレール側縁（
   ２３）とを有し、 前記溝形側縁（２２）は、該小形プリント板（２）の側
   縁に対向することで、正面視が凹形のガイド溝（３０）
   を構成し、 一方の該小形プリント板（２）のレール側縁（２３）が
   、前記シェルフ（１）のガイド溝（１２）に挿入され、
   他の該小形プリント板（２）のガイド溝（３０）が、該
   シェルフ（１）のレール部材（１１）に挿入され、双方
   の該小形プリント板（２）のガイド溝（３０）とレール
   側縁（２３）が直接係合するか、或いは第３，第４の他
   の該小形プリント板（２）のレール側縁（２３）とガイ
   ド溝（３０）とを介して係合することで、複数の該小形
   プリント板（２）が上下多段に該シェルフ（１）に実装
   されることを特徴とするプリント板実装構造。