JPH074590Y2 - 電流検出装置の基板位置決め装置 - Google Patents

電流検出装置の基板位置決め装置

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JPH074590Y2
JPH074590Y2 JP12490390U JP12490390U JPH074590Y2 JP H074590 Y2 JPH074590 Y2 JP H074590Y2 JP 12490390 U JP12490390 U JP 12490390U JP 12490390 U JP12490390 U JP 12490390U JP H074590 Y2 JPH074590 Y2 JP H074590Y2
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JP
Japan
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ferrite core
hall element
substrate
protrusion
positioning device
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP12490390U
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JPH0481070U (ja
Inventor
徹 田辺
一英 関
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Stanley Electric Co Ltd
Original Assignee
Stanley Electric Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この考案は、製品間の検出精度を安定させ、検出感度を
高くすることが可能な電流検出装置の基板位置決め装置
に関するものである。
【従来の技術】
従来の非接触式電流検知装置は、第3図及び第4図に図
示したように、電流iによってフェライト・コアaのギ
ャップに発生する磁束を、磁気から電圧変化するホール
素子bに誘導する。 この時、フェライト・コアaで磁束を誘導し、フェライ
ト・コアaのギャップ内にホール素子cを挟み込む。そ
して、フェライト・コアaを組み込んだケースbの突起
b1に、ホール素子cを実装した基板dの固定用穴d1を組
み込んで取付けている。
【考案が解決しようとする課題】
ところで、フェライト・コアとホール素子は、位置がズ
レないように取付けて、製品間の検出精度を安定させる
必要がある。 しかし、前記従来の技術では、フェライト・コアとこの
フェライト・コアを収納するケース間に隙間ができて微
妙なズレが発生し、検出精度を悪化させるという問題点
がある。 また、フェライト・コアを組み込むケースの歪みや反り
等でフェライト・コアとホール素子の位置にズレが発生
するという問題点がある。 さらに、フェライト・コアをケースに組み込む際には、
工数がかかり又ケースを製作するための費用がかかり、
更にフェライト・コアをケースに組み込むために装置が
大きくなるという問題点がある。 そこで、本考案は、上記従来の問題点に鑑みて創案され
たもので、製品間の検出精度を安定させ、検出感度を高
くするための電流検出装置の基板位置決め装置の提供を
目的としている。
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案における電流検出装
置の基板位置決め装置においては、ホール素子を実装し
た基板を、フェライト・コアのギャップに挿入する非接
触式電流検知装置において、前記フェライト・コアに
は、基板挿入側にテーパー部を形成した突起を設けると
共に、基板には該突起に係合する貫通穴を穿設したこと
を特徴としている。
【作用】
フェライト・コアの突起に、ホール素子を実装した基板
の貫通穴を位置合わせし、フェライト・コアに直接基板
を装着する。その際、基板は突起のテーパー部によって
ガイドされ、位置決めが確実に行われる。
【実施例】
実施例について図面を参照して説明する。 本考案は、ホール素子3を実装した基板4を、フェライ
ト・コア1のギャップGの中に挿入する非接触式電流検
知装置である。 ギャップG内に配置されるフェライト・コア1自体に
は、基板4の挿入側に突起2が形成され、該突起2の先
端部にはテーパー部21が形成されている。 電流iによって生ずる磁束をホール素子3によって電圧
変換するため、フェライト・コア1のギャップGの中で
の該ホール素子3の動きはホール素子3の出力に大きく
影響するので、ホール素子3を実装した基板4と、フェ
ライト・コア1と位置ズレが発生しないように、突起2
の形状は細心の注意をもって形成する必要がある。 また、突起2の高さLが高い場合は、フェライト・コア
1を成形する段階で、突起2が型から抜け出ないとか、
突起2の先端が破損する場合があるので、突起2先端は
例えば細く形成して、型抜きが容易な形状に形成されて
いる。 基板4には、ホール素子3が実装され、前記突起2に係
合させたとき位置ズレが発生しない形状の貫通穴41が穿
設されている。
【考案の効果】
本考案は、上述の通り構成されているので、次に記載す
る効果を奏する。 フェライト・コア自体に直接突起を設けたため、フェラ
イト・コアを収納するケースが不要となる。 従って、従来のように、フェライト・コアをケースに組
み込む工数がなく、また、ケース自体の製作費用が無く
なり、更に装置全体が小型化できる。 また、フェライト・コアと基板は、確実に所定位置に位
置合わせして固定されるため、ホール素子のズレを減少
させることができ、製品間の出力の精度を向上させるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は組み込み状態の斜視図、第2図はフェライト・
コアの正面図、第3図は従来例の組み込み状態の斜視
図、第4図は従来例のフェライト・コアの正面図であ
る。
【符号の説明】
1:フェライト・コア、2:突起 21:テーパー部、3:ホール素子 4:基板、41:貫通穴

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ホール素子を実装した基板を、フェライト
    ・コアのギャップに挿入する非接触式電流検知装置にお
    いて、前記フェライト・コアには、基板挿入側にテーパ
    ー部を形成した突起を設けると共に、基板には該突起に
    係合する貫通穴を穿設したことを特徴として成る電流検
    出装置の基板位置決め装置。
JP12490390U 1990-11-27 1990-11-27 電流検出装置の基板位置決め装置 Expired - Lifetime JPH074590Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH0481070U JPH0481070U (ja) 1992-07-15
JPH074590Y2 true JPH074590Y2 (ja) 1995-02-01

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2704483B2 (ja) * 1993-03-31 1998-01-26 スタンレー電気株式会社 電流検出装置

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JPH0481070U (ja) 1992-07-15

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