JPH0745837Y2 - 煙感知器の密閉装置 - Google Patents

煙感知器の密閉装置

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JPH0745837Y2
JPH0745837Y2 JP6062989U JP6062989U JPH0745837Y2 JP H0745837 Y2 JPH0745837 Y2 JP H0745837Y2 JP 6062989 U JP6062989 U JP 6062989U JP 6062989 U JP6062989 U JP 6062989U JP H0745837 Y2 JPH0745837 Y2 JP H0745837Y2
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JP
Japan
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packing
substrate
terminal
smoke
board
Prior art date
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Application number
JP6062989U
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JPH033092U (ja
Inventor
章 土岐
剛嗣 和田
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案は、煙感知器において器体内に納装された基板の
表裏を隔絶する煙感知器の密閉装置に関するものであ
る。
【従来の技術】
従来より煙感知器としては、第6図に示すように、器体
1内に電子部品7よりなる回路部を実装した基板2を納
装し、基板2の表面側(第6図中の上面側)で器体1の
周壁に形成された煙導入口(図示せず)から導入された
煙を、光量の変化やイオン電流の変化により検出し、基
板2に実装された回路部により煙の存否を判定するよう
にしたものが提供されている。 回路部を構成する電子部品7は、基板2の裏面(第6図
中の下面)に配設されており、器体1内に導入された煙
や他の有害ガスによって電子部品7が損傷しないよう
に、器体1内の所要にはパッキン3,4が配設される。す
なわち、パッキン3,4としては、基板2の裏面の周部と
器体1の内周面との間に電子部品7を囲む位置の全周に
亙って配設されるリング状のパッキン3と、基板2に突
設され端子6が挿通され器体1に穿孔された端子引出孔
5を閉塞するパッキン4とを備えている。したがって、
パッキン3により、基板2の表面側に導入された有害ガ
スが電子部品7を実装した裏面側に回り込むのを防止
し、パッキン4により、基板2の裏面側に端子引出孔5
から導入される有害ガスも遮断することができるのであ
る。パッキン4は、端子引出孔5を閉塞するように、一
部が端子引出孔5に挿入される。
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上記従来構成では、端子6の位置がパッキン
4の中心孔10に合致していないと、第7図に示すよう
に、パッキン4に歪みが生じて端子6と中心孔10の内周
面との間に隙間が形成されるという問題が生じる。 本考案は上記問題点の解決を目的とするものであり、器
体に形成された端子引出孔と端子との相対位置が若干ず
れていても隙間が形成されずに端子が引き出せるように
して気密性を高めた煙感知器の密閉装置を提供しようと
するものである。
【課題を解決するための手段】
本考案では、上記目的を達成するために、基板の裏面の
周部と器体の内周面との間に回路部を全周に亙って囲む
リング状の第1のパッキンを挟装し、基板の裏面におけ
る第1のパッキンに囲まれた部位に回路部を外部回路に
接続する端子を基板の裏面で半田により接続した形で突
設し、端子を器体の内周面と基板との間に挟装された第
2のパッキンを通して器体に設けた端子引出孔より外部
に引き出し、第2のパッキンにおえる基板側の端面に、
端子の突出方向において端面から離れるほど径を小さく
するテーパ状の凹所を形成し、凹所に端子を接続する半
田を収納している。 また、第1のパッキンと第2のパッキンとを一体に形成
してもよい。
【作用】
上記構成によれば、端子が挿通される第2のパッキンを
基板の裏面と器体の内周面との間に挟装しているから、
パッキンの中心と端子の中心とがずれることがなく、パ
ッキンの歪みによる隙間が形成されないのであり、気密
性を保つことができるのである。 また、第2のパッキンにおける基板側の端面に、端面か
ら離れるほど径が小さくなるテーパ状の凹所を形成し、
端子を接続した半田を凹所に収納しているから、凹所の
内周面に沿って端子を導入すれば、端子を第2のパッキ
ンに容易に挿通することができるのであり、しかも、凹
所が半田に嵌合することにより、第2のパッキンの基板
に対する位置固定がなされることになる。 さらに、第1のパッキンと第2のパッキンとを一体に形
成されず、比較的小さい第2のパッキンを紛失するおそ
れがなくなり、取り扱いが容易になるのである。また、
部品点数が削減される結果、コストの低減にもつながる
ものである。
【実施例1】 第2図に示すように、器体1には基板2が納装され、基
板2の表面側には煙導入口(図示せず)が設けられる。
器体1内には従来周知の光電式ないしイオン化式の煙セ
ンサが納装され、煙センサの出力は、器体1内に配設さ
れた基板2に実装されている回路部に入力されて煙の存
否が判定される。回路部を構成する電子部品7は基板2
の裏面に配設されている。基板2上の回路部を外部回路
に接続するための端子6は、基板2の裏面側に突設さ
れ、第1図(c)に示すように、基板2の裏面側におい
て半田8で固定される。ここに、基板2における部品配
置位置は、第3図に示す二点鎖線の内部の領域に設定さ
れ、端子6はその外側の領域に一対設けられる。端子6
は、器体1の底板に穿孔された端子引出孔5を通して器
体1の外部に引き出される。基板2の裏面の周部と器体
1の内周面との間には、従来と同様に回路部を全周に亙
って囲むリング状のパッキン3が挟装される。一方、端
子6は、第1図(a)(b)に示すように、円筒状に形
成されたパッキン4に挿通されるのであって、パッキン
4は、基板2の裏面と器体1の内周面との間に挟装され
る。すなわち、パッキン4は、端子引出孔5よりも大き
な外形を有する円筒状に形成されており、基板2側の端
面には凹所9が形成されている。この凹所9は、パッキ
ン4の軸方向において端面側で最大径を有し、端面から
離れるにしたがって径を小さくするようにテーパ状に形
成されており、基板2に端子6を固定する半田8の部分
が収納できる形状となっている。また、パッキン4の中
心孔10は、端子6の径よりも小さく設定されている。 以上の構成によれば、端子6をパッキン4に挿入する
と、凹所9の内周面により端子6が中心孔10に追い込ま
れるのであり、端子6にパッキン4を容易に装着できる
ことになる。また、パッキン4は基板2と器体1の内周
面との間に挟装されているから、パッキン4の中心と端
子6の中心とがずれることがなく、パッキン4が歪んで
隙間が生じるということがないのである。さらに、半田
8が凹所9に収納されるから、パッキン4の位置が確実
に固定されるのである。
【実施例2】 本実施例では、第4図および第5図に示すように、上述
した2種類のパッキン3,4を一体に形成したものであっ
て、他の構成については実施例1と同様の構成を有して
いる。 この構成の場合には、比較的小さく紛失のおそれがあっ
たパッキン4を、比較的大きなパッキン3に一体化して
いるから、紛失が防止できるのである。また、2つの機
能を有するパッキン3,4が一体化されているから、部品
点数が削減されて扱いが容易になるとともに、コストの
低減につながるのである。
【考案の効果】
本考案は上述のように、基板の裏面の周部と器体の内周
面との間に回路部を全周に亙って囲むリング状の第1の
パッキンを挟装し、基板の裏面における第1のパッキン
に囲まれた部位に回路部を外部回路に接続する端子を基
板の裏面で半田により接続した形で突設し、端子を器体
の内周面と基板との間に挟装された第2のパッキンを通
して器体に設けた端子引出孔より外部に引き出し、第2
のパッキンにおける基板側の端面に、端子の突出方向に
おいて端面から離れるほど径を小さくするテーパ状の凹
所を形成し、凹所に端子を接続する半田を収納している
ものであり、端子が挿通される第2のパッキンを基板の
裏面と器体の内周面との間に挟装しているから、パッキ
ンの中心と端子の中心とがずれることがなく、パッキン
の歪みによる隙間が形成されないのであり、気密性を保
つことができるという利点がある。 また、第2のパッキンにおける基板側の端面に、端面か
ら離れるほど径が小さくなるテーパ状の凹所を形成し、
端子を接続した半田を凹所に嵌合させているから、凹所
の内周面に沿って端子を導入すれば、端子を第2のパッ
キンに容易に挿通することができるのであり、しかも、
凹所に半田が収納されることにより、第2のパッキンの
基板に対する位置固定がなされるという効果を奏する。 さらに、第1のパッキンと第2のパッキンとを一体に形
成すれば、比較的小さい第2のパッキンを紛失するおそ
れがなくなり、取り扱いが容易になるのである。また、
部品点数が削減される結果、コストの低減にもつながる
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)は本考案の実施例1に用いるパッキンの平
面図、第1図(b)は同上に用いるパッキンの断面図、
第1図(c)は同上の要部断面図、第2図は同上の一部
切欠断面図、第3図は同上に用いる基板を示す平面図、
第4図は本考案の実施例2に用いるパッキンを示す平面
図、第5図は同上に用いるパッキンを示す断面図、第6
図は従来例を示す一部切欠断面図、第7図は同上の問題
点を示す平面図である。 1…器体、2…基板、3,4…パッキン、5…端子引出
孔、6…端子、7…電子部品、8…半田、9…凹所、10
…中心孔。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】器体内に配設された基板の表面側で器体の
    周面に煙導入口が開口し、煙導入口を通して基板の表面
    側に導入される煙の存否を基板の裏面側に実装された回
    路部により判定する煙感知器において、基板の裏面の周
    部と器体の内周面との間には上記回路部を全周に亙って
    囲むリング状の第1のパッキンが挟装され、基板の裏面
    における第1のパッキンに囲まれた部位には上記回路部
    を外部回路に接続する端子が基板の裏面で半田により接
    続された形で突設され、上記端子は器体の内周面と基板
    との間に挟装された第2のパッキンを通して器体に設け
    た端子引出孔より外部に引き出され、上記第2のパッキ
    ンにおける基板側の端面には、端子の突出方向において
    端面から離れるほど径を小さくするテーパ状の凹所が形
    成され、凹所には端子を接続する半田が収納されて成る
    煙感知器の密閉装置。
  2. 【請求項2】上記第1のパッキンと第2のパッキンとは
    一体に形成されて成る請求項1記載の煙感知器の密閉装
    置。
JP6062989U 1989-05-25 1989-05-25 煙感知器の密閉装置 Expired - Lifetime JPH0745837Y2 (ja)

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JP6062989U JPH0745837Y2 (ja) 1989-05-25 1989-05-25 煙感知器の密閉装置

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JP6062989U JPH0745837Y2 (ja) 1989-05-25 1989-05-25 煙感知器の密閉装置

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JPH033092U JPH033092U (ja) 1991-01-14
JPH0745837Y2 true JPH0745837Y2 (ja) 1995-10-18

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