JPH0745487Y2 - マーク追従装置 - Google Patents

マーク追従装置

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JPH0745487Y2
JPH0745487Y2 JP1989091024U JP9102489U JPH0745487Y2 JP H0745487 Y2 JPH0745487 Y2 JP H0745487Y2 JP 1989091024 U JP1989091024 U JP 1989091024U JP 9102489 U JP9102489 U JP 9102489U JP H0745487 Y2 JPH0745487 Y2 JP H0745487Y2
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JP
Japan
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sheet
mark
sensor
edge detector
drive device
Prior art date
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JP1989091024U
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JPH0331164U (ja
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秀樹 ▲吉▼川
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Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、巻取紙から連続的に供給されてくるシート面
上のマークをマークセンサーにより確実に検知できるよ
うにしたマーク追従装置に関するものである。
[従来の技術] 巻取紙から繰り出されてくるシートの欠点を検査すると
ともに、シート面上の印刷マークに合わせて該シートを
一定の長さにカッティングする欠点検査シートカット装
置が知られている。このような装置では、カッティング
する前段階でシート面の欠点検査を行ない、この情報を
もとにしてカッティング後に自動的に良品と不良品とに
選別している。そして、マークセンサーによってシート
面上の印刷マークを検知することにより、検査単位及び
シートカット単位を認識するようになっている。(例え
ば、特開昭63−315465号公報参照) ところで、このような欠点検査を伴うシートカット装置
では、巻取紙からシートカット部までの間に検査部及び
ループ部があるため、シートの走行距離が長くなり、ど
うしても走行中にシートが進行方向左右に振れてしま
い、マークセンサーによるマークの読み取りができない
ことが起きる。このため従来の装置では、走行するシー
トの位置を制御する装置を用いて、マークセンサーの位
置に常にシート面上のマークが来るようにシートの位置
をコントロールしていた。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、上記のシートの位置制御装置は、シート
を移動してその位置をコントロールすることから、機構
的に非常に複雑なものであり、その結果として大変高価
なものであった。また、シート面上に印刷されるマーク
は巾がかなりあり、それほど精密に制御する必要はない
が、この装置を用いると必要以上に精度が良すぎるとい
うこともあった。
本考案は、従来の技術が有するこのような問題点に鑑み
てなされたものであり、その目的とするところは、構造
が簡単で、しかもマークセンサーによりシート面上のマ
ークを確実に読み取ることのできるマーク追従装置を提
供しようとするものである。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本考案のマーク追従装置
は、連続的に送られてくるシートの端部の有無を検知す
るシート端部検知機と、シート面上のマークを検知する
マークセンサーとを備え、当該マークセンサーを前記シ
ート端部検知機に対して相対的に移動させるプリセット
用駆動装置と、前記マークセンサーと前記シート端部検
知機とを一体に動かす追従用駆動装置とが設けられてい
ることを特徴とするものである。
また、上記マーク追従装置において、前記プリセット用
駆動装置と前記追従用駆動装置にそれぞれ送りねじを用
いたことを特徴とするものである。
[作用] 上記のように構成された本考案のマーク追従装置では、
まず追従用駆動装置によりシート端部検知機をシートの
端部に合わせ、続いてプリセット用駆動装置によりマー
クセンサーをシートのマークの位置に合わせることによ
りプリセットが行なわれる。
この状態で、巻取紙からのシートの送りが開始され、シ
ート送りの途中でシート端部検知機がシート端部のずれ
を検知したならば、ずれた方向にマークセンサーとシー
ト端部検知機とが追従用駆動装置により一体的に動かさ
れることにより、マークセンサーはシート面上のマーク
の位置にくるように動かされる。
[実施例] 次に、本考案の実施例について説明する。第1,2図は本
考案の一実施例としてのマーク追従装置を示すもので、
第1図はその全体構成を示す側面図、第2図はシート端
部検知機とシート端部の位置関係及びマークセンサーと
シート面上のマークとの位置関係を示す平面図である。
第1図に示すように、連続的に送られてくるシート1の
端部の有無を検知するシート端部検知機2がシート1の
端部を囲むように、また、シート1面上に印刷されてい
るマーク3を検知するマークセンサー4がシート1の下
側部に位置するように設けられている。ここで、シート
1の送り方向は、第1図でいうと紙面に垂直方向であ
る。(第2図では矢印方向) シート端部検知機2はプリセット用駆動装置5の枠体6
に取付部材7を介して取付けられており、シート1を挟
むようにして2つの発光部8,8と2つの光電管9,9が対置
されて2組のセンサーを構成している。この2組のセン
サーの間隔は、印刷されているシート1面上のマーク3
の巾に応じて要求される精度に合わせて決めればよい。
そして、シートの送りを開始するに際しては、第2図に
示すように、シート1の端部がこの2組のセンサーのほ
ぼ中心に位置するように予めシート端部検知機2をセッ
トして置く。
マークセンサー4は、プリセット用駆動装置5の送りね
じ10に螺合する可動部材11に取付部材12を介して取付け
られている。そして、第2図に示すように、シート1の
端部が2組のセンサーのほぼ中心に位置するようにシー
ト端部検知機2をプリセットするのに合わせて、マーク
センサー4をシート1面上のマーク3のほぼ中心に位置
するようにセットして置く。
プリセット用駆動装置5は、モーター13を備えており、
これにより送りねじ10を回転して、マークセンサー4を
取付けてある取付部材12と可動部材11とを左右に移動で
きるようにしている。14は送りねじ10の軸受である。し
たがって、プリセット用駆動装置5のモーター13を作動
させることにより、取付部材12を介してこの可動部材11
に取付けられたマークセンサー4は、枠体6に取付部材
7を介して固定されたシート端部検知機2に対して相対
的に移動可能となっている。
追従用駆動装置15は、モーター16を備えており、これに
より送りねじ17を回転して、プリセット用駆動装置5の
枠体6を取付けてある可動部材18を左右に移動できるよ
うにしている。19は送りねじ17の軸受であり、機台20に
固定されている。したがって、追従用駆動装置15のモー
ター16を作動させることにより、シート端部検知機2と
マークセンサー4とは一体で移動可能となっている。
上述のように構成されたマーク追従装置の使用に際して
は、前記したように、まずマークセンサー4とシート端
部検知機2とを一体に動かす追従用駆動装置15によりシ
ート端部検知機2をシート1の端部に合わせ、続いてマ
ークセンサー4とシート端部検知機2とを相対的に動か
すプリセット用駆動装置5によりマークセンサー4をシ
ート1のマーク3の位置に合わせる。
この状態で、巻取紙からのシート1の送りを開始する
と、シート端部検知機2の2組のセンサーによりシート
1の巾方向のずれを検知し、ずれた方向にマークセンサ
ー4とシート端部検知機2とを追従用駆動装置15により
一体として移動し、常にシート1の端部がシート端部検
知機2の2組のセンサーの間に位置するように制御す
る。
即ち、第1図のようにシート1の端部が2組のセンサー
の間に位置している場合には、左側のセンサーは発光部
8の光が光電管9に到達して信号ONの状態となってお
り、一方、右側のセンサーは発光部8の光がシート1に
より遮られて光電管9に到達せず信号OFFの状態となっ
ている。このような状態では制御部(図示せず)はモー
ター16の駆動用信号を出力せず、追従用駆動装置15のモ
ーター16は停止したままである。
つぎにシート1が左へずれてシート1の端部がシート端
部検知機2の左側のセンサーの位置へ達して発光部8の
光を遮ると、左側のセンサーも信号OFFの状態となる。
このように左右2組のセンサーの信号がOFFの状態にな
ると、制御部は正転駆動用信号を出力して追従用駆動装
置15のモーター16を始動し、可動部材18を左へ移動させ
る。それに伴ってシート端部検知機2も左へ移動しシー
ト1の端部が2組のセンサーの間にくると、左側のセン
サーは発光部8の光が光電管9に到達して信号ONの状態
になる。すると制御部は駆動用信号の出力を停止してモ
ーター16の回転を止める。
またシート1が第1図の状態から右へずれてシート1の
端部がシート端部検知機2の右側のセンサーの位置から
更に右へ移動し、発光部8の光が光電管9に到達する
と、右側のセンサーも信号ONの状態となる。このように
左右2組のセンサーの信号がONの状態になると制御部は
逆転駆動用信号を出力して追従用駆動装置15のモーター
16を始動し、可動部材18を右へ移動させる。それに伴っ
てシート端部検知機2も右へ移動しシート1の端部が2
組のセンサーの間にくると、右側のセンサーは発光部8
の光がシート1により遮られて光電管9に到達せず信号
OFFの状態になる。すると制御部は駆動用信号の出力を
停止してモーター16の回転を止める。
このように制御することにより、マークセンサー4を常
にシート1面上のマーク3の位置にくるようにする。
以上、本考案を一実施例に基づいて詳述したが、本考案
は上述の実施例にのみ限定されるものではなく、実用新
案登録請求の範囲に記載の事項の範囲内で種々にその細
部の構成を変更して実施できるものである。
[考案の効果] 本考案は、上述のとおり構成されているので次に記載す
る効果を奏する。
シート面上に印刷されているマークはかなり巾があるこ
ともあって、本考案のマーク追従装置は簡単な構造にも
かかわらず十分な信頼性、確実性をもって、マークセン
サーをマークに追従させることができる。
また、シートを移動させないで、マークセンサーの方を
移動させるので、シートに力がかからず傷むことがな
い。
さらに、シート端部検知機とマークセンサーを移動する
ための手段として送りねじを用いたことにより、プリセ
ットがモーターにより簡単に行なえる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例としてのマーク追従装置の全
体構成を示す側面図、第2図はシート端部検知機とシー
ト端部の位置関係及びマークセンサーとシート面上のマ
ークとの位置関係を示す平面図である。 1…シート、2…シート端部検知機、3…マーク、4…
マークセンサー、5…プリセット用駆動装置、6…枠
体、7…取付部材、8…発光部、9…光電管、10…送り
ねじ、11…可動部材、12…取付部材、13…モーター、14
…軸受、15…追従用駆動装置、16…モーター、17…送り
ねじ、18…可動部材、19…軸受、20…機台

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】連続的に送られてくるシートの端部の有無
    を検知するシート端部検知機と、シート面上のマークを
    検知するマークセンサーとを備え、当該マークセンサー
    を前記シート端部検知機に対して相対的に移動させるプ
    リセット用駆動装置と、前記マークセンサーと前記シー
    ト端部検知機とを一体に動かす追従用駆動装置とが設け
    られていることを特徴とするマーク追従装置。
  2. 【請求項2】前記プリセット用駆動装置と前記追従用駆
    動装置にそれぞれ送りねじを用いたことを特徴とする請
    求項1記載のマーク追従装置。
JP1989091024U 1989-08-03 1989-08-03 マーク追従装置 Expired - Lifetime JPH0745487Y2 (ja)

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JPH0331164U JPH0331164U (ja) 1991-03-26
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JP2017087380A (ja) * 2015-11-16 2017-05-25 セイコーエプソン株式会社 印刷装置および印刷装置の制御方法

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JPS5825627A (ja) * 1981-07-21 1983-02-15 オセ−ネ−デルランド・ベ−・ヴエ− 複写機用の保持装置
JPS61197368A (ja) * 1985-02-25 1986-09-01 Shoei Kikai Seisakusho:Kk 多折り式紙折り機の折目ズレ自動修正装置

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