JPH043799Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH043799Y2
JPH043799Y2 JP19592185U JP19592185U JPH043799Y2 JP H043799 Y2 JPH043799 Y2 JP H043799Y2 JP 19592185 U JP19592185 U JP 19592185U JP 19592185 U JP19592185 U JP 19592185U JP H043799 Y2 JPH043799 Y2 JP H043799Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
printing
roll
winding roll
take
moving means
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP19592185U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62104939U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP19592185U priority Critical patent/JPH043799Y2/ja
Publication of JPS62104939U publication Critical patent/JPS62104939U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH043799Y2 publication Critical patent/JPH043799Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、コアに巻回された巻取ロールの端面
に製造年月日、製造品名等を印字するための巻取
ロールの印字装置に関するものである。
[従来の技術] 巻取ロール製造作業の仕上工程では、巻取ロー
ルに製造年月日や製造品名などを表示するため
に、印字作業が行われている。この表示は、一般
に巻取ロールの円形の端面に施されるが、見易さ
などの点から、円形端面の軸芯位置を基準として
一定の範囲内に収まるように印字されることが好
ましい。
[考案が解決しようとする課題] ところで、巻取ロール製造作業は、一つの製造
ラインで同一径の巻取ロールが連続的に製造され
ることは少なく、ほとんどの場合、異なるロール
径の巻取ロールが不規則に製造される。従つて、
コンベアによつて搬送される巻取ロールは、その
ロール径が異なることにより、コンベア上でその
円形端面の軸芯位置が逐次変化することとなり、
このような巻取ロールに対して印字作業を施す場
合、従来の固定的に設置された印字装置では、上
述のように軸芯位置を基準とした一定範囲内に印
字することができず、適切な印字を施せないとい
う問題があつた。
このため従来にあつては、人手による手動刷込
を行つているが、このような人手による作業は大
変であり、工程の自動化促進の点からも印字を自
動的に施し得る装置の案出が望まれていた。
そこで本考案は、上記事情に鑑み、異なるロー
ル径の巻取ロールに対して自動的に軸芯位置を基
準とした一定範囲内に印字できる巻取ロールの印
字装置を提供すべく創案されたものである。
[課題を解決するための手段] 本考案は、コアに巻回された巻取ロールの端面
に製造年月日、製造品名等を印字するための印字
装置において、巻取ロールの端面の径方向に移動
する移動手段と、この移動手段に設けられコアの
開口部を感知することにより巻取ロールの軸心位
置を検出すると共にその検出時に移動手段を停止
させる軸芯位置検知手段と、移動手段に軸芯位置
検知手段から所定の間隔を隔てて設けられる印字
機を有し移動手段が停止したときに巻取ロールの
端面に印字すべく印字機を作動させる印字手段と
を備えたものである。
[作用] 上記構成によつて、移動手段は、軸芯位置検知
手段を巻取ロールの端面の径方向に沿つて移動さ
せる。軸芯位置検知手段は、その巻取ロールのコ
アの開口部を感知することによりその軸芯位置を
検出し、検出した時点で移動手段を停止させる。
印字手段は、この停止により印字機を作動させ、
巻取ロールの端面の軸芯位置から所定の間隔を隔
てた範囲に印字を施す。
[実施例] 以下、本考案の実施例を、添付図面に従つて説
明する。
第1図は、本考案に係る巻取ロールの印字装置
の一実施例を示したものであり、巻取ロール1
は、筒体状のコア3に製紙4が巻回されて成り、
コンベア等の搬送路2上に載置されて、その軸芯
Cが搬送方向を横断するような姿勢で搬送される
ようになつている。
そして本考案の印字装置は、巻取ロール1の端
面5の径方向に沿つて移動する移動手段たるスラ
イダ8と、コア3の開口部を感知する軸芯位置検
知手段6と、印字を実行する印字機9を有した印
字手段10とにより主として構成されている。
スライダ8は、搬送路2の側部においてこれを
挟むように二基立設された支持ポスト7に、それ
ぞれ設けられている。そしてスライダ8は、これ
ら支持ポスト7に沿つて上下移動するようになつ
ており、搬送路2に向かつて延出されている。
軸芯位置検知手段6は、透過式の光電管で成
り、印字機9と共に、両スライダ8の延出端にお
いて対向するように一対取り付けられ、搬送され
てくる巻取ロール1の端面5に適宜臨むように配
置されている。即ち、一方の光電管(発光素子)
からの光をコア3内へ通過させ、他方の光電管
(受光素子)に受光させることで、巻取ロール1
の軸芯Cの位置を検出するようになつている。
そして軸芯位置検知手段6は、コア3の開口部
を感知したときに、スライダ8を駆動させる駆動
源(図示せず)に停止信号を送るようになつてい
る。また印字手段10には、この停止に伴つて印
字機9を適宜作動させるための印字コントローラ
(図示せず)が備えられている。
以上のような構成によつて、巻取ロール1の端
面5に印字を施すに際しては、第1図中二点鎖線
にて示したように、巻取ロール1の端面5に対し
てスライダ8を上下させ、軸芯位置検知手段6を
端面5の径方向に沿つて移動させる。そして軸芯
位置検知手段6が巻取ロール1の軸芯C位置に達
すると、これを感知して、駆動源に感知信号を送
つてスライダ8を停止させる。印字コントローラ
は、この停止時に印字機9を作動させて、巻取ロ
ーラ1の端面5に印字する。
従つて第2図に示すように、ロール径が異なる
ために巻取ロール1の軸芯Cの位置が変動して
も、印字機9はこれに追従することができ、軸芯
Cの位置を基準として適当な範囲に所定の表示M
を印字することができる。
次に本考案の具体的実施例を説明する。
第3図に示すように、巻取ロール1は搬送路2
によつて仕上工程である印字作業エリアに搬入さ
れるようになつており、その軸芯が搬送路2の長
手方向Aに並行になるような姿勢で載置されてい
る。この搬送路2には、巻取ローラ1の位置を検
出するための位置センサ(図示せず)が備えら
れ、搬送されてくる巻取ロール1を、所定位置に
一旦停止させるようになつている。
印字作業エリアには、巻取ロール1の両端面5
a,5bに印字を施すべく、一対の印字装置11
が巻取ロール1を挟むように配置されている。こ
れら印字装置11のうち、一方の印字装置11a
は固定であり、その移動手段が搬送路2を横断す
る方向と上下方向の二方向に移動させるようにな
つている。そして他方の印字装置11bは、その
二方向に加えて長手方向Aに移動されるようにな
つている。即ち、巻取ロール1のロール長Lに応
じて軸芯位置検知手段6及び印字機9が移動され
るようになつており、長手方向Aに延長されたス
ライドレール13を有した移動機構12が備えら
れている。
第4図に示すように、一方の印字装置11a
は、起立された矩形状の固定フレーム15と、固
定フレーム15に水平移動及び昇降移動自在に設
けられた移動フレーム16とを備え、この移動フ
レーム16の一端に、軸芯位置検知手段6と印字
機9とが設けられている。
固定フレーム15には垂直ネジジヤツキ18
と、その両側に起立されたガイドポスト19とが
設けられ、昇降駆動用モータ23によつて垂直ネ
ジジヤツキ18が回転されることで、これに係合
された移動フレーム16がガイドポスト19によ
り案内されつつ上下移動するようになつている。
また移動フレーム16にはエアシリンダ17が設
けられ、この作動に従つて、水平スライドレール
(図示せず)に案内されつつ水平移動するように
なつている。
印字機9は、印字ヘツド20と、印字ヘツド2
0をヘツド移動ガイドレール21に沿つて移動さ
せるためのヘツド駆動装置22とで成り、その近
傍に取り付けられている軸芯位置検知手段6を基
準として、所定の印字を実行するようになつてい
る。
この他固定フレーム15の上部には、印字機9
にインクを補給するためのインクタンク24と、
ヘツド駆動装置22及び印字ヘツド20を適宜制
御して所定の印字を施すための印字コントローラ
25とが設けられている。
第5図に示すように、他方の印字装置11bに
は、固定フレーム15に係合するネジジヤツキ1
4が設けられ、固定フレーム15をスライドレー
ル13に沿つて適宜移動させるようになつてい
る。この他の構成は、第4図の印字装置11aと
同様であり、同じ構成部品に同一の符号を付すこ
とで、その説明は省略する。
以上のような構成によつて、巻取ロール1は、
搬送路2上を印字作業エリアまで搬入され、所定
の位置に停止される。巻取ロール1が停止される
と、他方の印字装置11bのネジジヤツキ14が
駆動されて、その固定フレーム15を、巻取ロー
ル1の端面5の位置までスライドさせる。そして
双方の印字装置11a,11bの移動フレーム1
6が、搬送路2の幅方向中央まで突き出される
(第3図中二点鎖線にて示す)。
その後、前記実施例と同様にして、移動フレー
ム16の昇降に従つて、軸芯位置検知手段6が端
面5の径方向に沿つて移動し、巻取ロール1の軸
芯C位置を感知したときに、停止信号を昇降駆動
用モータ23に送ることにより移動フレーム16
の移動を停止させる。そして、印字コントローラ
25の制御によつて、印字機9が適宜作動され
て、巻取ローラ1の軸芯を基準とした所定の範囲
に、印字が施される。
このように、コア3の開口部を感知することに
より巻取ロール1の軸心C位置を検出する軸芯位
置検知手段6と、軸芯位置検知手段6と巻取ロー
ル1の端面5の径方向に沿つて移動させると共に
軸芯位置検知手段6が軸芯Cを感知したときにそ
の移動が停止される移動フレーム16と、移動フ
レーム16に軸芯位置検知手段6から所定の間隔
で適宜移動可能に設けられた印字機9と、移動フ
レーム16の停止により印字機9を作動させて巻
取ロール1の端面5に印字する印字コントローラ
25とを備えたので、同一の搬送路2上で搬送さ
れる異径の、さらには異なるロール長Lの巻取ロ
ール1に対して、軸芯Cを基準とした所定範囲内
に自動的に印字を施すことができる。即ち印字作
業の自動化が達成されることで、FAの実現に貢
献できる。
[考案の効果] 以上要するに本考案によれば、次のような優れ
た効果を発揮する。
(1) 異なるロール径の巻取ロールと同一の製造ラ
インで製造する場合に、その巻取ロールの軸芯
位置を検出してこの軸芯位置を基準として所望
の範囲に適切に、且つ自動的に印字できる。
(2) 印字作業の自動化により、FA化を達成でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る巻取ロールの印字装置の
一実施例を示した正面図、第2図は印字された巻
取ロールを示した側面図、第3図は本考案の具体
的実施例を示した平面図、第4図は第3図中の
−線矢視図、第5図は第3図中の−線矢視
図である。 図中、1は巻取ロール、3はコア、5は巻取ロ
ールの端面、6は軸芯位置検知手段、8は移動手
段たるスライダ、9は印字機、10は印字手段、
Cは巻取ロールの軸芯である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. コアに巻回された巻取ロールの端面に製造年月
    日、製造品名等を印字するための印字装置におい
    て、上記巻取ロールの端面の径方向に移動する移
    動手段と、該移動手段に設けられ上記コアの開口
    部を感知することにより上記巻取ロールの軸心位
    置を検出すると共にその検出時に上記移動手段を
    停止させる軸芯位置検知手段と、上記移動手段に
    上記軸芯位置検知手段から所定の間隔を隔てて設
    けられる印字機を有し上記移動手段が停止したと
    きに上記巻取ロールの端面に印字すべく上記印字
    機を作動させる印字手段とを備えたことを特徴と
    する巻取ロールの印字装置。
JP19592185U 1985-12-21 1985-12-21 Expired JPH043799Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19592185U JPH043799Y2 (ja) 1985-12-21 1985-12-21

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19592185U JPH043799Y2 (ja) 1985-12-21 1985-12-21

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62104939U JPS62104939U (ja) 1987-07-04
JPH043799Y2 true JPH043799Y2 (ja) 1992-02-05

Family

ID=31154255

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19592185U Expired JPH043799Y2 (ja) 1985-12-21 1985-12-21

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH043799Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62104939U (ja) 1987-07-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4077579A (en) Edge alignment apparatus
JP3514700B2 (ja) タイヤのバーコード印刷方法及びその装置
JPS6114896A (ja) ウエブ材のための鋳型切断プレス
US5373762A (en) Method of cutting label tapes
JP2832312B2 (ja) 印字装置
EP0480672B1 (en) Apparatus and method of manufacture for a green tyre
JPH043799Y2 (ja)
JP2642935B2 (ja) フィーダにおける枚葉紙パイルの端面位置決め装置
JP3571115B2 (ja) ウエッブの巻取・巻返方法およびその装置
JP2005231201A (ja) 印字方法及び印字装置並びに線状体製造装置
KR101065276B1 (ko) 스크린 인쇄기에서의 인쇄물 정렬장치
JPS613750A (ja) 自動印字システム
CN110341325A (zh) 一种自动喷码打印机
JPH088158Y2 (ja) 間欠送り式自動製図機
JP2887017B2 (ja) 連続搬送装置
JPH089096Y2 (ja) 片面段ボールシートのスリッタ付巻取り装置におけるスリット位置ずれ修正装置
JP3035234B2 (ja) 巻取シート状物の巻取径測定装置及び巻取径測定装置付無人搬送車
JPH06126939A (ja) 印刷機の版胴位置決め装置
JPH07206228A (ja) 円筒状体の供給装置
JPH0745487Y2 (ja) マーク追従装置
JPH0349912Y2 (ja)
JPH083405Y2 (ja) シート状物の巻出機
JP2663168B2 (ja) 巻取装置の巻取ロール排出方法及び装置
JP2549345Y2 (ja) 長尺材料の送り出し装置
JPH04338544A (ja) 検出装置における自動逆転方法