JP2017087380A - 印刷装置および印刷装置の制御方法 - Google Patents
印刷装置および印刷装置の制御方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2017087380A JP2017087380A JP2015223673A JP2015223673A JP2017087380A JP 2017087380 A JP2017087380 A JP 2017087380A JP 2015223673 A JP2015223673 A JP 2015223673A JP 2015223673 A JP2015223673 A JP 2015223673A JP 2017087380 A JP2017087380 A JP 2017087380A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- recording paper
- printing
- die cutting
- wire pin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Printers Characterized By Their Purpose (AREA)
- Handling Of Sheets (AREA)
- Control Of Cutting Processes (AREA)
- Perforating, Stamping-Out Or Severing By Means Other Than Cutting (AREA)
Abstract
Description
印刷装置の制御方法に関する。
印刷装置と、印刷装置から排出されるラベル用紙を導入してラベルを型抜きするダイカッ
ターを備える印刷システムは特許文献1に記載されている。ダイカッターは、カッター刃
を備えるダイカットロールと、ダイカットロールとの間でラベル用紙を挟むアンビルロー
ルと、ラベル用紙をダイカットロールとアンビルロールとによる型抜き位置を経由して搬
送するための搬送機構を備える。ラベル用紙は、型抜き位置を通過する際に、カッター刃
により切り込みが入れられて、型抜きされる。特許文献1の印刷システムでは、カッター
刃がダイカットロールに着脱可能に取りつけられている。従って、カッター刃を交換する
ことにより、ラベル用紙の型抜き形状を変更できる。
に印刷を施して、型抜きを行い、印刷領域と型抜き領域が所望の位置関係となっているか
を確認する必要がある。そして、印刷領域と型抜き領域が所望の位置関係となっていない
場合には、すなわち、ラベル用紙上のカット位置が予め設定した目標カット位置からズレ
ている場合には、カッター刃を装着し直して位置を調節しなければならない。そして、こ
の一連の作業を何度か繰り返して、カット位置を目標カット位置に一致させる。ここで、
カット位置を目標カット位置に合わせるためにカッター刃の着脱を何度も繰り返すのでは
、その調整作業が大変である。
印刷装置および印刷装置の制御方法を提案することにある。
び当該ワイヤーピンを進退させるワイヤーピン移動機構を備える型抜き部と、印刷位置お
よび当該印刷位置と離間する型抜き位置を経由する搬送路と、前記搬送路に沿って記録紙
を搬送する搬送機構と、印刷データに基づいて前記印刷ヘッドを駆動して前記印刷位置に
おいて前記記録紙に印刷を施す印刷制御部と、前記印刷データに基づいて前記ワイヤーピ
ン移動機構を駆動して前記型抜き位置において前記ワイヤーピンを前記搬送路上の前記記
録紙に打ち付けて当該記録紙を型抜きする型抜き制御部と、前記印刷データに基づいて搬
送機構を駆動する搬送制御部と、前記型抜き部が前記ワイヤーピンを打ち付ける前記記録
紙上の打付け位置と前記記録紙上に予め設定した目標打付け位置とのズレ量を補正する補
正部と、を有することを特徴とする。
。従って、型抜き部がワイヤーピンを打ち付ける記録紙上の打付け位置と目標打付け位置
との間にズレがある場合には、補正部は、ワイヤーピンの打ち付け位置を、ズレ量を打ち
消す方向に移動させることにより、そのズレを補正できる。
目標打付け位置とのズレ量に基づいて前記搬送機構を制御して、前記印刷位置から前記型
抜き位置までの前記記録紙の搬送量を補正するものとすることができる。すなわち、打付
け位置が目標打付け位置に対してズレることにより記録紙上の印刷領域と型抜き領域が搬
送方向にズレた場合には、印刷位置と型抜き位置との間の搬送量を調整することで、その
ズレを補正できる。
目標打付け位置とのズレ量に基づいて搬送機構を制御して、前記印刷制御部による前記記
録紙上の印刷開始位置を前記搬送方向に移動させるものとすることができる。すなわち、
打付け位置が目標打付け位置に対してズレることにより記録紙上の印刷領域と型抜き領域
が搬送方向にズレた場合には、印刷ヘッドによる記録紙上の印刷開始位置を搬送方向に移
動させて印刷領域と型抜き領域との位置関係を調整する。これにより、打付け位置と目標
打付け位置のズレを補正できる。
る型抜き部移動機構を有し、前記型抜き制御部は、前記型抜き部移動機構を駆動して前記
型抜き部を前記交差方向に移動させながら前記ワイヤーピン移動機構を駆動して前記ワイ
ヤーピンを前記記録紙に打ち付け、前記補正部は、前記交差方向における前記打付け位置
と前記目標打付け位置とのズレ量に基づいて、前記型抜き制御部による前記ワイヤーピン
移動機構の駆動のタイミングを補正するものとすることができる。すなわち、打付け位置
が目標打付け位置に対してズレることにより記録紙上の印刷領域と型抜き領域が搬送方向
と交差する交差方向にズレた場合には、補正部は、交差方向に移動する型抜き部における
ワイヤーピンの駆動のタイミングをずらして、型抜き領域を交差方向に移動させる。これ
により、打付け位置と目標打付け位置のズレを補正できる。
せる印刷ヘッド移動機構を有し、前記印刷制御部は、前記印刷ヘッド移動機構を駆動して
前記印刷ヘッドを前記交差方向に移動させながら当該印刷ヘッドを駆動して前記記録紙に
印刷を施し、前記補正部は、前記交差方向における前記打付け位置と前記目標打付け位置
とのズレ量に基づいて、前記印刷制御部に前記印刷ヘッドの駆動のタイミングを補正させ
るものとすることができる。すなわち、打付け位置が目標打付け位置に対してズレること
により記録紙上の印刷領域と型抜き領域が搬送方向と交差する交差方向にズレた場合には
、交差方向に移動する印刷ヘッドの駆動のタイミングをずらして、印刷領域を交差方向に
移動させる。これにより、打付け位置と目標打付け位置のズレを補正できる。
することができる。このようにすれば、印刷データに基づいてラベル用紙への印刷と型抜
きを行い、その印刷結果および型抜き結果からセンサーや目視で計測した印刷領域と型抜
き領域のズレ量を、打付け位置と目標打付け位置とのズレ量として補正部に入力できる。
うにすれば、印刷データに基づいてワイヤーピンを進退させることが容易である。
ーピンを進退させるワイヤーピン移動機構を備える型抜き部とを備えておき、印刷位置お
よび当該印刷位置と離間する型抜き位置を経由する搬送路に沿って記録紙を搬送し、印刷
データに基づいて前記印刷ヘッドを駆動して前記印刷位置において前記記録紙に印刷を施
すとともに、前記印刷データに基づいて前記ワイヤーピン移動機構を駆動して前記型抜き
位置において前記ワイヤーピンを前記記録紙に打ち付けて当該記録紙を型抜きし、前記印
刷位置と前記型抜き位置との間で前記記録紙を搬送する搬送動作では、前記型抜き部が前
記ワイヤーピンを打ち付ける前記記録紙上の打付け位置と当該記録紙上に予め設定した目
標打付け位置との前記記録紙の搬送方向におけるズレ量に基づいて当該記録紙の搬送量を
補正することを特徴とする。
刷領域と型抜き領域が搬送方向にズレた場合には、ズレ量に基づいて印刷位置と型抜き位
置との間の搬送量を調整する。これにより、打付け位置と目標打付け位置のズレを補正で
きる。よって、印刷領域と型抜き領域との位置関係の調整が容易である。
ーピンを進退させるワイヤーピン移動機構を備える型抜き部とを備えておき、印刷位置お
よび当該印刷位置と離間する型抜き位置を経由する搬送路に沿って記録紙を搬送し、印刷
データに基づいて前記印刷ヘッドを駆動して前記印刷位置において前記記録紙に印刷を施
すとともに、前記印刷データに基づいて前記ワイヤーピン移動機構を駆動して前記型抜き
位置において前記記録紙を型抜きし、前記印刷ヘッドを駆動して前記印刷位置において前
記記録紙に印刷を施す印刷動作を開始する際には、前記型抜き部が前記ワイヤーピンを打
ち付ける前記記録紙上の打付け位置と当該記録紙上に予め設定した目標打付け位置との前
記記録紙の搬送方向におけるズレ量に基づいて、前記記録紙の搬送量を補正して前記印刷
ヘッドによる前記記録紙上の印刷開始位置を前記搬送方向に移動させることを特徴とする
。
刷領域と型抜き領域が搬送方向にズレた場合に、ズレ量に基づいて印刷ヘッドによる記録
紙上の印刷開始位置を搬送方向に移動させる。これにより、印刷領域と型抜き領域との位
置関係を調整して打付け位置と目標打付け位置のズレを補正できる。
イヤーピンを進退させるワイヤーピン移動機構を備える型抜き部と、前記型抜き部を記録
紙の搬送方向と交差する交差方向に移動させる型抜き部移動機構と、を備えておき、印刷
位置および当該印刷位置と離間する型抜き位置を経由する搬送路に沿って前記記録紙を搬
送し、印刷データに基づいて前記印刷ヘッドを駆動して前記印刷位置において前記記録紙
に印刷を施すとともに、前記印刷データに基づいて前記型抜き部移動機構を駆動して前記
型抜き部を前記交差方向に移動させながら前記ワイヤーピン移動機構を駆動して前記型抜
き位置において前記ワイヤーピンを前記記録紙に打ち付けて前記記録紙を型抜きし、
前記型抜き部移動機構および前記ワイヤーピン移動機構を駆動して前記ワイヤーピンを
前記記録紙に打ち付ける打ち付け動作では、前記型抜き部が前記ワイヤーピンを打ち付け
る前記記録紙上の打付け位置と当該記録紙上に予め設定した目標打付け位置との前記交差
方向のズレ量に基づいて、前記ワイヤーピン移動機構の駆動のタイミングを補正すること
を特徴とする。
刷領域と型抜き領域が搬送方向と交差する交差方向にズレた場合に、交差方向に移動する
型抜き部におけるワイヤーピンの駆動のタイミングーピンの駆動のタイミングをずらして
型抜き領域を交差方向に移動させる。これにより、印刷領域と型抜き領域との位置関係を
調整して打付け位置と目標打付け位置のズレを補正できる。
当該ワイヤーピンを進退させるワイヤーピン移動機構を備える型抜き部と、前記印刷ヘッ
ドを記録紙の搬送方向と交差する交差方向に移動させる印刷ヘッド移動機構と、を備えて
おき、印刷位置および当該印刷位置と離間する型抜き位置を経由する搬送路に沿って前記
記録紙を搬送し、印刷データに基づいて前記印刷ヘッド移動機構を駆動して前記印刷ヘッ
ドを前記交差方向に移動させながら当該印刷ヘッドを駆動して前記印刷位置において前記
記録紙に印刷を施すとともに、前記印刷データに基づいて前記ワイヤーピン移動機構を駆
動して前記型抜き位置において前記記録紙を型抜きし、前記印刷ヘッド移動機構および前
記印刷ヘッドを駆動して前記記録紙に印刷を施す印刷動作では、前記型抜き部が前記ワイ
ヤーピンを打ち付ける前記記録紙上の打付け位置と当該記録紙上に予め設定した目標打付
け位置との前記交差方向のズレ量に基づいて、前記印刷ヘッドの駆動のタイミングを補正
することを特徴とする。
刷領域と型抜き領域が搬送方向と交差する交差方向にズレた場合に、交差方向に移動する
印刷ヘッドの駆動のタイミングをずらして、印刷領域を交差方向に移動させる。これによ
り、印刷領域と型抜き領域との位置関係を調整して打付け位置と目標打付け位置のズレを
補正できる。
を打ち付ける前記記録紙上の打付け位置と当該記録紙上に予め設定した目標打付け位置と
の前記ズレ量を取得しておくものとすることができる。
印刷データに基づいてワイヤーピンを進退させることが容易である。
図1は本発明を適用したプリンターの要部の斜視図である。本例のプリンター(印刷装
置)1は、長尺状の台紙3に貼り付けられたラベル4に印刷を行うと共に型抜きを行うラ
ベルプリンターである。
紙5を型抜きする型抜き加工部(ラベル型抜き装置)8を備える。また、プリンター1は
、印刷部7による印刷位置Aおよび型抜き加工部8による型抜き位置Bを経由する搬送路
9と、この搬送路9に沿ってラベル用紙5を搬送する搬送機構10を有する。搬送路9は
、着脱可能に連結された第1搬送路部分9aと第2搬送路部分9bを備える。第1搬送路
部分9aは印刷位置Aを経由する部分であり、第2搬送路部分9bは型抜き位置Bを経由
する部分である。
の一部を構成する印刷部側プラテン13と、印刷ヘッド12をラベル用紙5の搬送方向X
と直交する主走査方向(交差方向)Yに移動させる印刷ヘッド移動機構14を備える。印
刷ヘッド12はインクジェットヘッドである。印刷部側プラテン13は印刷部7による印
刷位置Aを規定している。ここで、印刷部側プラテン13は吸引プラテンである。すなわ
ち、印刷部側プラテン13は、ラベル用紙5の搬送面に吸気口13aを備える。また、吸
気口13aには印刷部側吸引ポンプ15が接続されている。印刷部側プラテン13および
印刷部側吸引ポンプ15は印刷部側吸引機構16を構成する。
Yに延びるキャリッジガイド軸19と、キャリッジガイド軸19に沿ってキャリッジ18
を移動させるキャリッジ移動機構20を備える。キャリッジ18はキャリッジガイド軸1
9に沿って移動可能に支持されている。キャリッジ移動機構20は、キャリッジガイド軸
19の両端部分に配置された一対のプーリーと、一対のプーリーに掛け渡されたタイミン
グベルト22を備える。タイミングベルト22の一部分はキャリッジ18に連結されてい
る。また、キャリッジ移動機構20は、駆動源として印刷部側キャリッジモーター23を
備える。印刷部側キャリッジモーター23の駆動力は一方のプーリーに伝達される。
る。本例のラベル位置検出器24は、ラベル用紙5の台紙3に付されたブラックマークB
Mを光学的に検出するものである。なお、ラベル位置検出器24は、搬送方向Xで隣り合
うラベル4とラベル4の間のギャップを光学的に検出するものを用いることもできる。
27と対向する位置で第2搬送路部分9bの一部を構成する加工部側プラテン28と、ワ
イヤードットヘッド27を主走査方向Yに移動させる加工部側印刷ヘッド移動機構(型抜
き部移動機構)29を備える。ここで、加工部側プラテン28は吸引プラテンである。す
なわち、加工部側プラテン28は、ラベル用紙5の搬送面に吸気口28aを備える。また
、吸気口13aには加工部側吸引ポンプ30が接続されている。加工部側プラテン28お
よび加工部側吸引ポンプ30は加工部側吸引機構31を構成する。
33と、主走査方向Yに延びるキャリッジガイド軸34と、キャリッジガイド軸34に沿
ってキャリッジ33を移動させるキャリッジ移動機構35を備える。キャリッジ33はキ
ャリッジガイド軸34に沿って移動可能に支持されている。キャリッジ移動機構35は、
キャリッジガイド軸34の両端部分に配置された一対のプーリーと、一対のプーリーに掛
け渡されたタイミングベルト37を備える。タイミングベルト37の一部分にはキャリッ
ジ33に連結されている。また、キャリッジ移動機構35は、駆動源として加工部側キャ
リッジモーター38を備える。加工部側キャリッジモーター38の駆動力は一方のプーリ
ーに伝達される。
、格子状に配列された複数本のワイヤーピン41を備える。各ワイヤーピン41は、搬送
路9の搬送面に対して垂直に延びる。各ワイヤーピン41は、その軸線方向から見た場合
の輪郭形状が矩形である。
よび離間する方向に進退させるワイヤーピン移動機構42を備える。ワイヤーピン41が
搬送路9から上方に後退した後退位置41Aに移動すると、各ワイヤーピン41の先端は
ワイヤードットヘッド27のヘッド面27a上に位置する。ワイヤーピン41が前進した
前進位置41Bに移動すると、ワイヤーピン41の先端は、ヘッド面27aよりも前方(
下方)に突出する。
を搬送路9上のラベル用紙5に打ち付けてラベル用紙5を型抜きする。なお、ワイヤード
ットヘッド27は、インクリボンを用いれば、ラベル用紙5への印刷に用いることができ
るものである。すなわち、ワイヤードットヘッド27と搬送路9を搬送されるラベル用紙
5との間にインクリボンを配置すれば、ワイヤーピン41をインクリボンに打ち付けて、
インクリボンのインクをラベル用紙5に転写して、印刷を行うことができる。しかし、本
例では、型抜き加工部8にインクリボンを備えない。
ピン41と交差する方向に接続された金属製の駆動板45と、ワイヤーピン41または駆
動板45を搬送路9から離間する方向へ付勢するコイルバネなどの付勢部材46と、付勢
部材46の付勢力に抗してワイヤーピン41を搬送路9に接近する方向に移動させるアク
チュエーター47を備える。駆動板45は上下方向に揺動可能に支持されている。アクチ
ュエーター47は、駆動コイル48を備える電磁式のものである。アクチュエーター47
は、駆動コイル48への給電により駆動板45を吸引してワイヤーピン41を後退位置4
1Aから前進位置41Bに移動させる。駆動コイル48への給電が停止してアクチュエー
ター47による駆動板45の吸引が停止すると、ワイヤーピン41は付勢部材46の付勢
力によって、後退位置41Aに戻る。アクチュエーター47としては、ソレノイドなどを
用いることができる。
搬送ローラー51と、主搬送ローラー51を駆動するための搬送モーター52を備える。
また、搬送モーター52の出力を型抜き加工部8に設けられた副搬送ローラー53に伝達
する伝達機構54を備える。
5に着脱可能に装着された装着体56を有する。プリンター本体55は、印刷部7、第1
搬送路部分9a、主搬送ローラー51、搬送モーター52および伝達機構54を備える。
装着体56は、型抜き加工部8、第2搬送路部分9bおよび副搬送ローラー53を備える
。装着体56がプリンター本体55に装着されると、第1搬送路部分9aと第2搬送路部
分9bが接続されて搬送路9が形成される。また、装着体56がプリンター本体55に装
着されると、搬送モーター52から伝達機構54を介して副搬送ローラー53に至る駆動
力伝達経路が形成される。
して、ラベル用紙5を搬送路9に沿って間欠的に搬送する。また、プリンター1は印刷部
側吸引ポンプ15および加工部側吸引ポンプ30を駆動して、印刷部側プラテン13およ
び加工部側プラテン28を介した吸気を開始する。さらに、プリンター1は、印刷ヘッド
移動機構14を駆動して印刷ヘッド12を主走査方向Yに移動させながら印刷ヘッド12
を駆動して、ラベル用紙5に印刷データを印刷する。さらに、プリンター1は、加工部側
印刷ヘッド移動機構29を駆動してワイヤードットヘッド27を主走査方向Yに移動させ
ながらワイヤードットヘッド27(ワイヤーピン移動機構42)を駆動してワイヤーピン
41をラベル用紙5に打ち付けて、ラベル用紙5を型抜きする。
図3はプリンター1の制御系を示す概略ブロック図である。図4は搬送方向Xにおける
打付け位置と目標打付け位置とのズレ量の説明図である。図5は主走査方向Yにおける打
付け位置と目標打付け位置とのズレ量の説明図である。
御部60には、外部の機器との間で通信を行うための通信インターフェースを備える通信
部61が接続されている。制御部60の入力側にはラベル位置検出器24が接続されてい
る。制御部60の出力側には、印刷ヘッド12、印刷部側吸引ポンプ15、印刷部側キャ
リッジモーター23、ワイヤードットヘッド27、加工部側吸引ポンプ30、加工部側キ
ャリッジモーター38、搬送モーター52が接続されている。
、第1補正部69、および、第2補正部70を備える。
送する。吸引制御部66は、印刷部側吸引ポンプ15および加工部側吸引ポンプ30を駆
動して、印刷部側プラテン13および加工部側プラテン28を介した吸気を行う。
いてラベル4上の印刷開始位置を印刷位置Aに一致させる頭出し動作を行う。頭出し動作
では、搬送制御部65は、ラベル位置検出器24によりブラックマークBMが検出される
まで、ラベル用紙5を搬送する。その後、搬送制御部65は、印刷データに基づいて、ラ
ベル用紙5を更に所定の搬送量だけ搬送して、ラベル4上の印刷開始位置を印刷位置Aに
一致させる。
ーター23を駆動して、搬送路9上のラベル用紙5に印刷データを印刷する。より具体的
には、印刷制御部67は、印刷部側キャリッジモーター23を駆動して印刷ヘッド12を
主走査方向Yに移動させながら、印刷ヘッド12を駆動して、インクをラベル4に向かっ
て吐出させる。これにより、印刷制御部67は、印刷位置Aにおいて、印刷データを印刷
する。
タ生成部71は、印刷データに基づいて型抜きデータを生成する。本例では、型抜き制御
部68は、まず、印刷データに基づいてラベル4上の印刷領域Pを取得する。次に、型抜
きデータ生成部71は、取得した印刷領域Pに対して、搬送方向Xの上流側および下流側
に第1寸法L1の余白を付与するとともに、主走査方向Yの左右の両側に第2寸法L2の
余白を付与した領域を型抜き領域Cとして規定する(図1参照)。その後、型抜きデータ
生成部71は、規定した型抜き領域Cの輪郭に基づいて型抜きデータを生成する。型抜き
データは型抜き領域Cの輪郭を印刷する場合の印刷データと同様のデータである。
移動機構42)および加工部側キャリッジモーター38を駆動して、搬送路9上のラベル
用紙5にワイヤーピン41を打ち付けて、ラベル用紙5を型抜きする。より具体的には、
駆動制御部72は、加工部側キャリッジモーター38を駆動してワイヤードットヘッド2
7を主走査方向Yに移動させながら、ワイヤードットヘッド27を駆動して、ラベル用紙
5に向かってワイヤーピン41を突出させる。これにより、駆動制御部72は、型抜き位
置Bにおいてラベル用紙5を型抜きする。
でラベル用紙5を搬送する。より具体的には、図4に示すように、搬送制御部65は、型
抜きデータ生成部71により型抜きデータが生成されると、印刷位置Aと型抜き位置Bと
の間の離間距離D、ブラックマークBMと印刷開始位置との間の寸法E、および、印刷領
域Pに対する搬送方向Xの余白の幅である第1寸法L1に基づいて、ラベル用紙5の規定
搬送量Mを算出して、規定搬送量Mだけラベル用紙5を搬送する。規定搬送量Mは以下の
数式(1)により求められる。
M=D−E+L1 (1)
Mだけ搬送されたときに、ワイヤーピン41が打ち付けられるラベル用紙5上の打付け位
置U1と、ラベル用紙5上に予め設定した目標打付け位置U2との搬送方向Xにおけるズ
レを補正する。
標打付け位置U2との搬送方向ズレ量α1に基づいて、搬送機構10を制御して、印刷位
置Aと型抜き位置Bとの間のラベル用紙5の搬送量を補正する。すなわち、打付け位置U
1が目標打付け位置U2に対してズレることによりラベル用紙5上の印刷領域Pと型抜き
領域Cが搬送方向Xにズレる場合には、第1補正部69は、印刷位置Aと型抜き位置Bと
の間の搬送量を調整することにより、型抜き領域Cを搬送方向Xに移動させて、そのズレ
を補正する。
向ズレ量α1を、数式(1)に加算して補正搬送量M1を求め、搬送制御部65による印
刷位置Aと型抜き位置Bとの間のラベル用紙5の搬送量を、補正搬送量M1とする。すな
わち、第1補正部69は、搬送制御部65による規定搬送量Mを、以下の数式(2)によ
り求められる補正搬送量M1に補正する。搬送方向ズレ量α1は、打付け位置U1が目標
打付け位置U2に対して搬送方向Xの下流側に位置している場合には、マイナスの値とな
り、上流側に位置している場合には、プラスの値となる。
M1=D−E+L1+α1 (2)
る。入力部69aは、外部の機器から通信部61を介して制御部60に入力される搬送方
向ズレ量α1を受けつける。なお、プリンター1の操作パネルに第1補正部69の入力部
69aを設け、この入力部69aからの搬送方向ズレ量α1の入力を受け付けてもよい。
の印刷結果および型抜き結果から取得する。すなわち、ラベル用紙5の印刷結果および型
抜き結果から印刷領域Pと型抜き領域Cとの搬送方向ズレ量α1を目視で計測して取得し
、これを打付け位置U1と目標打付け位置U2の搬送方向ズレ量とする。搬送方向ズレ量
α1の取得にはスキャナーなどを用いることもできる。
M或いは補正搬送量M1だけ搬送されたときに、ワイヤーピン41が打ち付けられるラベ
ル用紙5上の打付け位置U1とラベル用紙5上に予め設定した目標打付け位置U2との主
走査方向Yにおけるズレを補正する。
目標打付け位置U2の主走査方向ズレ量α2に基づいて、型抜き制御部68によるワイヤ
ーピン移動機構42の駆動のタイミングを補正する。すなわち、打付け位置U1が目標打
付け位置U2に対してズレることにより記録紙上の印刷領域Pと型抜き領域Cが主走査方
向Yにズレた場合には、主走査方向Yに移動するワイヤードットヘッド27におけるワイ
ヤーピンの駆動のタイミングをずらして、型抜き領域Cを主走査方向Yに移動させる。
Yの一方側Y1に位置している場合には、ワイヤードットヘッド27が主走査方向Yの他
方側Y2に移動しているときにワイヤーピン移動機構42の駆動のタイミング(駆動コイ
ル48への通電のタイミング)を遅延させる。そして、ワイヤードットヘッド27が主走
査方向Yの一方側Y1に移動しているときにワイヤーピン移動機構42の駆動のタイミン
グ(駆動コイル48への通電のタイミング)を早める。これにより、ラベル用紙5上のワ
イヤーピン41の打付け位置U1を主走査方向Yの他方側Y2に移動させて型抜き領域C
を主走査方向Yの他方側Y2に移動させる。
2に位置している場合には、ワイヤードットヘッド27が主走査方向Yの他方側Y2に移
動しているときにワイヤーピン移動機構42の駆動のタイミング(駆動コイル48への通
電のタイミング)を早める。そして、ワイヤードットヘッド27が主走査方向Yの一方側
Y1に移動しているときにワイヤーピン移動機構42の駆動のタイミング(駆動コイル4
8への通電のタイミング)を遅延させる。これにより、ラベル用紙5上のワイヤーピン4
1の打付け位置U1を主走査方向Yの一方側Y1に移動させて、型抜き領域Cを主走査方
向Yの一方側Y1に移動させる。ワイヤーピン移動機構42の駆動のタイミングをずらす
時間は、主走査方向ズレ量α2に対応する時間である。
える。入力部70aは、外部の機器から通信部61を介して制御部60に入力される主走
査方向ズレ量α2を受け付ける。なお、プリンター1の操作パネルに第2補正部70の入
力部70aを設け、この入力部70aからの搬送方向ズレ量α2の入力を受け付けてもよ
い。
その印刷結果および型抜き結果から取得する。すなわち、ラベル用紙5の印刷結果および
型抜き結果から印刷領域Pと型抜き領域Cとの主走査方向ズレ量α2を目視により計測し
て取得し、これを打付け位置U1と目標打付け位置U2の主走査方向ズレ量とする。主走
査方向ズレ量α2の取得にはスキャナーなどを用いることもできる。
図6はプリンター1による印刷、型抜き動作のフローチャートである。図6に示す例で
は、予め、ラベル用紙5に対する印刷動作と型抜き動作が行われ、搬送方向ズレ量α1お
よび主走査方向ズレ量α2が取得されている。また、取得された搬送方向ズレ量α1およ
び主走査方向ズレ量α2は外部の機器からプリンター1に入力されている(ステップST
1)。
ター1は、搬送モーター52を駆動して、ラベル用紙5を搬送路9に沿って間欠的に搬送
する。また、プリンター1は、印刷部側吸引ポンプ15および加工部側吸引ポンプ30を
駆動して、印刷部側プラテン13および加工部側プラテン28を介した吸気を行う(ステ
ップST3)。
ッジモーター23を駆動して、印刷位置Aにおいて搬送路9上のラベル用紙5に印刷デー
タを印刷する印刷動作を行う(ステップST4)。また、プリンター1は、印刷データに
基づいて型抜きデータを生成するとともに、ラベル用紙5を型抜き位置Bに向かって搬送
する搬送動作を行う。
た補正搬送量M1だけラベル用紙5を搬送する(ステップST5)。これにより、ワイヤ
ーピン41が打ち付けられるラベル用紙5上の打付け位置U1を、搬送方向Xにおいて、
目標打付け位置U2に一致させる。
ター1は、型抜きデータに基づいてワイヤードットヘッド27(ワイヤーピン移動機構4
2)および加工部側キャリッジモーター38を駆動して、搬送路9上のラベル用紙5にワ
イヤーピン41を打ち付ける。(ステップST6)。
間だけワイヤードットヘッド27におけるワイヤーピン移動機構42の駆動のタイミング
をずらす。これにより、ワイヤーピン41が打ち付けられるラベル用紙5上の打付け位置
U1を、主走査方向Yにおいて、目標打付け位置U2に一致させる(ステップST61)
。
紙5に打ち付けてラベル用紙5の型抜きを行う。また、印刷データに基づいて生成される
型抜きデータに基づいてワイヤードットヘッド27を制御してラベル用紙5の型抜きを行
う。従って、本例のプリンター1によれば、印刷データによる印刷領域Pに対応する形状
で、ラベル用紙5を型抜きすることができる。また、本例では、ラベル用紙5の型抜きに
ワイヤードットヘッド27を用いているので、印刷データに基づく型抜きデータに基づい
てワイヤーピン移動機構42を制御することが容易である。
置U1が目標打付け位置U2に対してズレることによりラベル用紙5上の印刷領域Pと型
抜き領域Cが搬送方向Xにズレる場合には、印刷位置Aから型抜き位置Bへ向かうラベル
用紙5の搬送量を規定搬送量Mから補正搬送量M1に補正する。これにより、搬送方向X
において打付け位置U1を目標打付け位置U2に一致させることができる。
位置U1が目標打付け位置U2に対してズレることによりラベル用紙5上の印刷領域Pと
型抜き領域Cが主走査方向Yでズレる場合には、主走査方向Yに移動するワイヤードット
ヘッド27におけるワイヤーピン移動機構42の駆動のタイミングをずらして、型抜き領
域Cを主走査方向Yに移動させる。これにより、主走査方向Yにおいて打付け位置U1を
目標打付け位置U2に一致させることができる。
第1補正部69は、ラベル用紙5の搬送方向Xにおける打付け位置U1と目標打付け位
置U2とのズレ量に基づいて搬送機構10を制御して、印刷制御部67によるラベル用紙
5上の印刷開始位置を搬送方向Xに移動させるものとしてもよい。
5上の印刷領域Pと型抜き領域Cが搬送方向Xにズレた場合には、印刷ヘッド12による
ラベル用紙5上の印刷開始位置を搬送方向Xに移動させて、印刷領域Pと型抜き領域Cと
の位置関係を調整ものとすることができる。これにより、印刷領域Pと型抜き領域Cのズ
レを補正できる。
打付け位置U2とのズレ量に基づいて、印刷制御部67に印刷ヘッド12の駆動のタイミ
ングを補正させるものとしてもよい。
5上の印刷領域Pと型抜き領域Cが主走査方向Yにズレた場合には、主走査方向Yに移動
する印刷ヘッド12の駆動のタイミングをずらして、印刷領域Pを主走査方向Yに移動さ
せる。これにより、打付け位置U1と目標打付け位置U2のズレを補正できる。
を規定しているが、予め所定の型抜きデータを登録しておき、型抜き動作時に、登録され
た型抜きデータに基づいて型抜き動作を行なってもよい。さらに、型抜き加工部8は、ワ
イヤードットヘッド27を主走査方向Yに移動させながらワイヤーピン41をラベル用紙
5に打ち付けて、ラベル用紙5を型抜きしているが、ワイヤーピン41を搬送路9の主走
査方向Yの端から端まで並べて配置してもよい。すなわち、ワイヤードットヘッド27を
ラインヘッドとしてもよい。
…型抜き加工部、9…搬送路、9a…第1搬送路部分、9b…第2搬送路部分、10…搬
送機構、12…印刷ヘッド、13…印刷部側プラテン、13a…吸気口、14…印刷ヘッ
ド移動機構、15…印刷部側吸引ポンプ、16…印刷部側吸引機構、18…キャリッジ、
19…キャリッジガイド軸、20…キャリッジ移動機構、21…プーリー、22…タイミ
ングベルト、23…印刷部側キャリッジモーター、24…ラベル位置検出器、27…ドッ
トワイヤードットヘッド(型抜き部)、28…加工部側プラテン、28a…吸気口、29
…加工部側印刷ヘッド移動機構、30…加工部側吸引ポンプ、31…加工部側吸引機構、
33…キャリッジ、34…キャリッジガイド軸、35…キャリッジ移動機構、36…プー
リー、37…タイミングベルト、38…加工部側キャリッジモーター、41…ワイヤーピ
ン、42…ワイヤーピン移動機構、45…駆動板、46…付勢部材、47…アクチュエー
ター、48…駆動コイル、51…主搬送ローラー、52…搬送モーター、53…副搬送ロ
ーラー、54…伝達機構、55…プリンター本体、56…装着体、60…制御部、61…
通信部、65…搬送制御部、66…吸引制御部、67…印刷制御部、68…型抜き制御部
、69…第1補正部、69a…入力部、70…第2補正部、70a…入力部、71…型抜
きデータ生成部、72…駆動制御部、A…印刷位置、B…型抜き位置、C…型抜き用域、
BM…ブラックマーク、D…印刷位置と型抜き位置の間の離間距離、E…ブラックマーク
と印刷開始位置の間の寸法、L1…第1寸法、L2…第2寸法、M…規定搬送量、M1…
補正搬送量、P…印刷領域、X…搬送方向、Y…主走査方向、α1…搬送方向ズレ量、α
2…主走査方向ズレ量。
Claims (13)
- 印刷ヘッドと、
ワイヤーピンおよび当該ワイヤーピンを進退させるワイヤーピン移動機構を備える型抜
き部と、
印刷位置および当該印刷位置と離間する型抜き位置を経由する搬送路と、
前記搬送路に沿って記録紙を搬送する搬送機構と、
印刷データに基づいて前記印刷ヘッドを駆動して前記印刷位置において前記記録紙に印
刷を施す印刷制御部と、
前記印刷データに基づいて前記ワイヤーピン移動機構を駆動して前記型抜き位置におい
て前記ワイヤーピンを前記搬送路上の前記記録紙に打ち付けて当該記録紙を型抜きする型
抜き制御部と、
前記印刷データに基づいて搬送機構を駆動する搬送制御部と、
前記型抜き部が前記ワイヤーピンを打ち付ける前記記録紙上の打付け位置と前記記録紙
上に予め設定した目標打付け位置とのズレ量を補正する補正部と、を有することを特徴と
する印刷装置。 - 請求項1において、
前記補正部は、前記記録紙の搬送方向における前記打付け位置と前記目標打付け位置と
のズレ量に基づいて前記搬送機構を制御して、前記印刷位置から前記型抜き位置までの前
記記録紙の搬送量を補正することを特徴とする印刷装置。 - 請求項1において、
前記補正部は、前記記録紙の搬送方向における前記打付け位置と前記目標打付け位置と
のズレ量に基づいて搬送機構を制御して、前記印刷制御部による前記記録紙上の印刷開始
位置を前記搬送方向に移動させることを特徴とする印刷装置。 - 請求項1において、
前記型抜き部を前記記録紙の搬送方向と交差する交差方向に移動させる型抜き部移動機
構を有し、
前記型抜き制御部は、前記型抜き部移動機構を駆動して前記型抜き部を前記交差方向に
移動させながら前記ワイヤーピン移動機構を駆動して前記ワイヤーピンを前記記録紙に打
ち付け、
前記補正部は、前記交差方向における前記打付け位置と前記目標打付け位置とのズレ量
に基づいて、前記型抜き制御部による前記ワイヤーピン移動機構の駆動のタイミングを補
正することを特徴とする印刷装置。 - 請求項1において、
前記印刷ヘッドを前記記録紙の搬送方向と交差する交差方向に移動させる印刷ヘッド移
動機構を有し、
前記印刷制御部は、前記印刷ヘッド移動機構を駆動して前記印刷ヘッドを前記交差方向
に移動させながら当該印刷ヘッドを駆動して前記記録紙に印刷を施し、
前記補正部は、前記交差方向における前記打付け位置と前記目標打付け位置とのズレ量
に基づいて、前記印刷制御部に前記印刷ヘッドの駆動のタイミングを補正させることを特
徴とする印刷装置。 - 請求項1ないし5のうちのいずれかの項において、
前記補正部は、前記ズレ量の入力を受け付ける入力部を備えることを特徴とする印刷装
置。 - 請求項1ないし6のうちのいずれかの項において、
前記型抜き部は、ワイヤードットヘッドであることを特徴とする印刷装置。 - 印刷ヘッドと、ワイヤーピンおよび当該ワイヤーピンを進退させるワイヤーピン移動機
構を備える型抜き部とを備えておき、
印刷位置および当該印刷位置と離間する型抜き位置を経由する搬送路に沿って記録紙を
搬送し、
印刷データに基づいて前記印刷ヘッドを駆動して前記印刷位置において前記記録紙に印
刷を施すとともに、前記印刷データに基づいて前記ワイヤーピン移動機構を駆動して前記
型抜き位置において前記ワイヤーピンを前記記録紙に打ち付けて当該記録紙を型抜きし、
前記印刷位置と前記型抜き位置との間で前記記録紙を搬送する搬送動作では、前記型抜
き部が前記ワイヤーピンを打ち付ける前記記録紙上の打付け位置と当該記録紙上に予め設
定した目標打付け位置との前記記録紙の搬送方向におけるズレ量に基づいて当該記録紙の
搬送量を補正することを特徴とする印刷装置の制御方法。 - 印刷ヘッドと、ワイヤーピンおよび当該ワイヤーピンを進退させるワイヤーピン移動機
構を備える型抜き部とを備えておき、
印刷位置および当該印刷位置と離間する型抜き位置を経由する搬送路に沿って記録紙を
搬送し、
印刷データに基づいて前記印刷ヘッドを駆動して前記印刷位置において前記記録紙に印
刷を施すとともに、前記印刷データに基づいて前記ワイヤーピン移動機構を駆動して前記
型抜き位置において前記記録紙を型抜きし、
前記印刷ヘッドを駆動して前記印刷位置において前記記録紙に印刷を施す印刷動作を開
始する際には、前記型抜き部が前記ワイヤーピンを打ち付ける前記記録紙上の打付け位置
と当該記録紙上に予め設定した目標打付け位置との前記記録紙の搬送方向におけるズレ量
に基づいて、前記記録紙の搬送量を補正して前記印刷ヘッドによる前記記録紙上の印刷開
始位置を前記搬送方向に移動させることを特徴とする印刷装置の制御方法。 - 印刷ヘッドと、ワイヤーピンおよび当該ワイヤーピンを進退させるワイヤーピン移動機
構を備える型抜き部と、前記型抜き部を記録紙の搬送方向と交差する交差方向に移動させ
る型抜き部移動機構と、を備えておき、
印刷位置および当該印刷位置と離間する型抜き位置を経由する搬送路に沿って前記記録
紙を搬送し、
印刷データに基づいて前記印刷ヘッドを駆動して前記印刷位置において前記記録紙に印
刷を施すとともに、前記印刷データに基づいて前記型抜き部移動機構を駆動して前記型抜
き部を前記交差方向に移動させながら前記ワイヤーピン移動機構を駆動して前記型抜き位
置において前記ワイヤーピンを前記記録紙に打ち付けて前記記録紙を型抜きし、
前記型抜き部移動機構および前記ワイヤーピン移動機構を駆動して前記ワイヤーピンを
前記記録紙に打ち付ける打ち付け動作では、前記型抜き部が前記ワイヤーピンを打ち付け
る前記記録紙上の打付け位置と当該記録紙上に予め設定した目標打付け位置との前記交差
方向のズレ量に基づいて、前記ワイヤーピン移動機構の駆動のタイミングを補正すること
を特徴とする印刷装置の制御方法。 - 印刷ヘッドと、ワイヤーピンおよび当該ワイヤーピンを進退させるワイヤーピン移動機
構を備える型抜き部と、前記印刷ヘッドを記録紙の搬送方向と交差する交差方向に移動さ
せる印刷ヘッド移動機構と、を備えておき、
印刷位置および当該印刷位置と離間する型抜き位置を経由する搬送路に沿って前記記録
紙を搬送し、印刷データに基づいて前記印刷ヘッド移動機構を駆動して前記印刷ヘッドを
前記交差方向に移動させながら当該印刷ヘッドを駆動して前記印刷位置において前記記録
紙に印刷を施すとともに、前記印刷データに基づいて前記ワイヤーピン移動機構を駆動し
て前記型抜き位置において前記記録紙を型抜きし、
前記印刷ヘッド移動機構および前記印刷ヘッドを駆動して前記記録紙に印刷を施す印刷
動作では、前記型抜き部が前記ワイヤーピンを打ち付ける前記記録紙上の打付け位置と当
該記録紙上に予め設定した目標打付け位置との前記交差方向のズレ量に基づいて、前記印
刷ヘッドの駆動のタイミングを補正することを特徴とする印刷装置の制御方法。 - 請求項8ないし11のうちのいずれかの項において、
予め、前記型抜き部が前記ワイヤーピンを打ち付ける前記記録紙上の打付け位置と当該
記録紙上に予め設定した目標打付け位置との前記ズレ量を取得しておくことを特徴とする
印刷装置の制御方法。 - 請求項8ないし12のうちのいずれかの項において、
前記型抜き部として、ワイヤードットヘッドを用いることを特徴とする印刷装置の制御
方法。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015223673A JP6623707B2 (ja) | 2015-11-16 | 2015-11-16 | 印刷装置および印刷装置の制御方法 |
CN201611001812.3A CN107020834A (zh) | 2015-11-16 | 2016-11-14 | 标签裁切装置、打印装置以及标签裁切方法 |
EP16198992.6A EP3173243B1 (en) | 2015-11-16 | 2016-11-15 | Label die cutting machine, printing device, and label die cutting method |
US15/351,874 US9969191B2 (en) | 2015-11-16 | 2016-11-15 | Label die cutting machine, printing device, and label die cutting method |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015223673A JP6623707B2 (ja) | 2015-11-16 | 2015-11-16 | 印刷装置および印刷装置の制御方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017087380A true JP2017087380A (ja) | 2017-05-25 |
JP6623707B2 JP6623707B2 (ja) | 2019-12-25 |
Family
ID=58771433
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015223673A Expired - Fee Related JP6623707B2 (ja) | 2015-11-16 | 2015-11-16 | 印刷装置および印刷装置の制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6623707B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113879005A (zh) * | 2021-11-10 | 2022-01-04 | 左豪杰 | 一种新型刻度喷码设备及工作方法 |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6399970A (ja) * | 1986-10-17 | 1988-05-02 | Hitachi Ltd | 用紙切断機能付ドツトインパクトプリンタ装置 |
JPH0775838B2 (ja) * | 1987-03-24 | 1995-08-16 | 東芝精機株式会社 | ウエブ巻取方法 |
JPH0745487Y2 (ja) * | 1989-08-03 | 1995-10-18 | 大日本印刷株式会社 | マーク追従装置 |
JP2001001426A (ja) * | 1999-06-23 | 2001-01-09 | Canon Aptex Inc | ラベル製造装置およびラベル製造方法 |
JP2003260833A (ja) * | 2002-03-08 | 2003-09-16 | Seiko Epson Corp | カット位置制御装置、記録装置、カット位置調整方法 |
JP2015186548A (ja) * | 2014-03-27 | 2015-10-29 | ユニ・チャーム株式会社 | 吸収性物品の製造装置、及び吸収性物品の製造方法 |
-
2015
- 2015-11-16 JP JP2015223673A patent/JP6623707B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6399970A (ja) * | 1986-10-17 | 1988-05-02 | Hitachi Ltd | 用紙切断機能付ドツトインパクトプリンタ装置 |
JPH0775838B2 (ja) * | 1987-03-24 | 1995-08-16 | 東芝精機株式会社 | ウエブ巻取方法 |
JPH0745487Y2 (ja) * | 1989-08-03 | 1995-10-18 | 大日本印刷株式会社 | マーク追従装置 |
JP2001001426A (ja) * | 1999-06-23 | 2001-01-09 | Canon Aptex Inc | ラベル製造装置およびラベル製造方法 |
JP2003260833A (ja) * | 2002-03-08 | 2003-09-16 | Seiko Epson Corp | カット位置制御装置、記録装置、カット位置調整方法 |
JP2015186548A (ja) * | 2014-03-27 | 2015-10-29 | ユニ・チャーム株式会社 | 吸収性物品の製造装置、及び吸収性物品の製造方法 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113879005A (zh) * | 2021-11-10 | 2022-01-04 | 左豪杰 | 一种新型刻度喷码设备及工作方法 |
CN113879005B (zh) * | 2021-11-10 | 2022-05-31 | 左豪杰 | 一种新型刻度喷码设备及工作方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6623707B2 (ja) | 2019-12-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP3173243B1 (en) | Label die cutting machine, printing device, and label die cutting method | |
JP5256377B2 (ja) | 加工機械に板状要素を配置するための装置及び方法 | |
EP2474422A1 (en) | Cutting device and cutting method thereof | |
KR101148284B1 (ko) | 평판 펀칭 장치 | |
US11766843B2 (en) | Printing unit, printing device, box making machine | |
US9694610B2 (en) | Inkjet printer, printing method using the same, and automatic web threading method | |
JP2012187791A5 (ja) | ライン型インクジェットヘッドを用いた両面印刷方法、および両面印刷装置 | |
JP6623707B2 (ja) | 印刷装置および印刷装置の制御方法 | |
JP2014111497A (ja) | 液体吐出装置 | |
JP2017001267A (ja) | 段ボールシート製造装置 | |
JP2017087379A (ja) | ラベル型抜き装置、印刷装置、および、ラベル型抜き方法 | |
JP2006007333A (ja) | 打抜装置 | |
CN112172332B (zh) | 标签印刷机和切割机组件 | |
JP5925563B2 (ja) | 印刷装置および印刷方法 | |
JP2017001265A (ja) | 段ボールシート製造装置 | |
JP2015139935A (ja) | 記録装置、および、記録装置の制御方法 | |
JP6623708B2 (ja) | ラベル型抜き装置、印刷装置、および、ラベル型抜き方法 | |
JP4193026B2 (ja) | 記録装置、カット位置調整用パターン、カット位置ずれ量取得方法 | |
JP5708223B2 (ja) | タイミングマークの印刷方法及び連続帳票加工装置 | |
JP2010023387A (ja) | プリンタにおける記録紙の切断方法およびプリンタ | |
JP2011131492A (ja) | 記録装置および記録装置の制御方法 | |
JP4560797B2 (ja) | プリンタ | |
JP2005138994A (ja) | 送り装置及び送り方法 | |
US11151429B2 (en) | Printing device including printing part printing first scale and second scale on printing medium and cutting part cutting printed first scale and printed second scale | |
JP2012218339A (ja) | プリンター |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD05 | Notification of revocation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7425 Effective date: 20180906 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20181003 |
|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20181116 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20190813 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20190820 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20191015 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20191029 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20191111 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6623707 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |