JPH0775838B2 - ウエブ巻取方法 - Google Patents
ウエブ巻取方法Info
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- JPH0775838B2 JPH0775838B2 JP6800887A JP6800887A JPH0775838B2 JP H0775838 B2 JPH0775838 B2 JP H0775838B2 JP 6800887 A JP6800887 A JP 6800887A JP 6800887 A JP6800887 A JP 6800887A JP H0775838 B2 JPH0775838 B2 JP H0775838B2
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- winding
- cutting
- pattern
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、合成樹脂、紙、合成紙、金属、布等からなる
ウエブ(可撓性帯状物)の巻取方法に関する。
ウエブ(可撓性帯状物)の巻取方法に関する。
[従来の技術] カラー印刷用感熱紙等のウエブは、一定長さの画面を長
手方向に連続して備え、隣接する画面間に黒色等からな
る棒線状の境界マークを備えている。
手方向に連続して備え、隣接する画面間に黒色等からな
る棒線状の境界マークを備えている。
このようなウエブを機械的に一定の画面数だけ巻取る場
合には、該ウエブの長手方向における色調変化等のパタ
ーン変化を検出するパターン検出装置をウエブのパスラ
イン配置するとともに、ウエブを切断する切断装置をウ
エブのパスラインに配置し、パターン検出装置のパター
ン検出結果に基づいて、ウエブの送り画面数を計数し、
一定の画面数のウエブを巻取ボビンに巻取った状態下に
おけるパターン検出装置のパターン変化検出時に、ウエ
ブの巻終り端切断部位を切断装置による切断作業位置に
設定し、該ウエブの巻終り端を切断することが考えられ
る。
合には、該ウエブの長手方向における色調変化等のパタ
ーン変化を検出するパターン検出装置をウエブのパスラ
イン配置するとともに、ウエブを切断する切断装置をウ
エブのパスラインに配置し、パターン検出装置のパター
ン検出結果に基づいて、ウエブの送り画面数を計数し、
一定の画面数のウエブを巻取ボビンに巻取った状態下に
おけるパターン検出装置のパターン変化検出時に、ウエ
ブの巻終り端切断部位を切断装置による切断作業位置に
設定し、該ウエブの巻終り端を切断することが考えられ
る。
[発明が解決しようとする問題点] ところで、上記のようなウエブを取扱う場合には、画面
長さの相互に異なる複数種類のウエブを取扱うことがあ
る。
長さの相互に異なる複数種類のウエブを取扱うことがあ
る。
しかしながら、このような画面長さの相互に異なる複数
種類のウエブを前記巻取方法によって巻取り、切断する
場合には、パターン検出装置の検出作業位置を各ウエブ
毎に配置替えする必要があり、巻取装置の作業性、生産
性を損なう。
種類のウエブを前記巻取方法によって巻取り、切断する
場合には、パターン検出装置の検出作業位置を各ウエブ
毎に配置替えする必要があり、巻取装置の作業性、生産
性を損なう。
本発明は、画面長さの相互に異なる複数種類のウエブを
良好な作業性、生産性で巻取可能とすることを目的とす
る。
良好な作業性、生産性で巻取可能とすることを目的とす
る。
[問題点を解決するための手段] 本発明は、一定長さの画面を長手方向に連続して備える
ウエブの該長手方向におけるパターン変化を検出するパ
ターン検出装置をウエブのパスラインに配置するととも
に、ウエブを切断する切断装置をウエブのパスラインに
配置し、パターン検出装置のパターン検出結果に基づい
て、ウエブの送り画面数を計数し、一定の画面数のウエ
ブを巻取ボビンに巻取った状態下におけるパターン検出
装置のパターン変化検出時に、ウエブの巻終り端切断部
位を切断装置による切断作業位置に設定し、該ウエブの
巻終り端を切断するウエブ巻取方法において、画面長さ
の相互に異なる複数種類のウエブのそれぞれに対応する
複数のパターン検出装置を用い、各パターン検出装置
に、対応するウエブが一定の画面数だけ巻取ボビンに巻
取られ、該ウエブの巻終り端切断部位が切断装置による
切断作業位置に設定される状態下で、該ウエブのパター
ン変化を検出することとなる位置に配置されるようにし
たものである。
ウエブの該長手方向におけるパターン変化を検出するパ
ターン検出装置をウエブのパスラインに配置するととも
に、ウエブを切断する切断装置をウエブのパスラインに
配置し、パターン検出装置のパターン検出結果に基づい
て、ウエブの送り画面数を計数し、一定の画面数のウエ
ブを巻取ボビンに巻取った状態下におけるパターン検出
装置のパターン変化検出時に、ウエブの巻終り端切断部
位を切断装置による切断作業位置に設定し、該ウエブの
巻終り端を切断するウエブ巻取方法において、画面長さ
の相互に異なる複数種類のウエブのそれぞれに対応する
複数のパターン検出装置を用い、各パターン検出装置
に、対応するウエブが一定の画面数だけ巻取ボビンに巻
取られ、該ウエブの巻終り端切断部位が切断装置による
切断作業位置に設定される状態下で、該ウエブのパター
ン変化を検出することとなる位置に配置されるようにし
たものである。
[作用] 本発明によれば、画面長さの相互に異なる各ウエブは、
各ウエブのそれぞれに対応するパターン検出装置のパタ
ーン検出結果に基づいて、該ウエブの送り画面数を計数
され、一定の画面数を巻取ボビンに巻取られた状態下に
おける上記パターン検出装置のパター変化検出時に、該
ウエブの巻終り端切断部位を切断装置による切断作業位
置に設定され、該ウエブの巻終り端を切断される。
各ウエブのそれぞれに対応するパターン検出装置のパタ
ーン検出結果に基づいて、該ウエブの送り画面数を計数
され、一定の画面数を巻取ボビンに巻取られた状態下に
おける上記パターン検出装置のパター変化検出時に、該
ウエブの巻終り端切断部位を切断装置による切断作業位
置に設定され、該ウエブの巻終り端を切断される。
したがって、パターン検出装置の検出作業位置を各ウエ
ブ毎に配置替えする必要なく、各ウエブに対応するよう
に予めウエブのパスラインに配設されている各パターン
検出装置の検出結果に基づいて、各ウエブを巻取ること
ができる。すなわち、画面長さの相互に異なる複数種類
のウエブを良好な作業性、生産性で巻取ることができ
る。
ブ毎に配置替えする必要なく、各ウエブに対応するよう
に予めウエブのパスラインに配設されている各パターン
検出装置の検出結果に基づいて、各ウエブを巻取ること
ができる。すなわち、画面長さの相互に異なる複数種類
のウエブを良好な作業性、生産性で巻取ることができ
る。
[実施例] 第1図はウエブ巻取装置の一例を模式的に示す正面図、
第2図はウエブ巻取装置のボビン挿入/搬出部を示す模
式図、第3図はウエブ巻取装置のボビン持換部を示す模
式図、第4図はウエブ巻取装置の巻取部を示す模式図、
第5図はウエブ巻取装置の巻取作業順序を示す模式図、
第6図はウエブを示す模式図である。
第2図はウエブ巻取装置のボビン挿入/搬出部を示す模
式図、第3図はウエブ巻取装置のボビン持換部を示す模
式図、第4図はウエブ巻取装置の巻取部を示す模式図、
第5図はウエブ巻取装置の巻取作業順序を示す模式図、
第6図はウエブを示す模式図である。
ウエブ巻取装置10は、例えば第2図(A)に示すよう
に、1次巻取ボビン1Aに一定量のウエブ2をその一端側
から巻取り、該ウエブ2の1次取ボビン1Aへの巻取り完
了後の他端自由端に2次巻取ボビン1Bを取着するもので
ある。この実施例のウエブ2は、第6図に示すように、
カラー要素としてのシアン2A、マゼンダ2B、イエロー2C
を長手方向に隣接配置して1画面を構成するカラーパタ
ーンを、該長手方向に連続して備えるカラー印刷用感熱
紙である。ウエブ2は隣接する画面間、したがって長手
方向に一定の間隔(基準長さl)において黒色棒線状の
境界マーク(特定パターン)2Dを設けている。
に、1次巻取ボビン1Aに一定量のウエブ2をその一端側
から巻取り、該ウエブ2の1次取ボビン1Aへの巻取り完
了後の他端自由端に2次巻取ボビン1Bを取着するもので
ある。この実施例のウエブ2は、第6図に示すように、
カラー要素としてのシアン2A、マゼンダ2B、イエロー2C
を長手方向に隣接配置して1画面を構成するカラーパタ
ーンを、該長手方向に連続して備えるカラー印刷用感熱
紙である。ウエブ2は隣接する画面間、したがって長手
方向に一定の間隔(基準長さl)において黒色棒線状の
境界マーク(特定パターン)2Dを設けている。
ここで、ウエブ巻取装置10は、第6図(A)に示す基準
長さlaのウエブ2xと、第6図(B)に示す基準長さlbの
ウエブ2yの2種類のウエブ2を巻取処理可能としてい
る。
長さlaのウエブ2xと、第6図(B)に示す基準長さlbの
ウエブ2yの2種類のウエブ2を巻取処理可能としてい
る。
ウエブ巻取装置10は、巻取制御器10A、ウエブ供給モー
タ11、ウエブ供給軸12、エッジ調整装置13、張力調整装
置14、パターン検出装置15x、15y、ウエブ測長装置16、
ウエブ切断/接着装置17、ウエブ巻取軸18、ウエブ巻取
モータ19を有している。
タ11、ウエブ供給軸12、エッジ調整装置13、張力調整装
置14、パターン検出装置15x、15y、ウエブ測長装置16、
ウエブ切断/接着装置17、ウエブ巻取軸18、ウエブ巻取
モータ19を有している。
また、ウエブ巻取装置10は、ボビン挿入/排出装置20、
ボビントランスファ装置21、ボビン持換受台22を有して
いる。
ボビントランスファ装置21、ボビン持換受台22を有して
いる。
以下、上記ウエブ巻取装置10によってボビン1Aにウエブ
2(2xまたは2y)を巻取り、ウエブ2の巻取り後の自由
端にボビン1Bを取着する1サイクルの巻取作業について
説明する。
2(2xまたは2y)を巻取り、ウエブ2の巻取り後の自由
端にボビン1Bを取着する1サイクルの巻取作業について
説明する。
ボビン挿入/排出装置20を構成するパレット23が、挿
入受台24A、24Bにボビン1A、1Bを保持する状態で搬入ス
テーションから巻取ステーションに搬送されてくる。ボ
ビントランスファ装置21は、チャック25A、25Bにウエブ
2を巻取ったボビン1A、1Bをウエブ巻取軸18、ウエブ切
断/接着装置17から受取って搬送してくる(第2図
(A))。
入受台24A、24Bにボビン1A、1Bを保持する状態で搬入ス
テーションから巻取ステーションに搬送されてくる。ボ
ビントランスファ装置21は、チャック25A、25Bにウエブ
2を巻取ったボビン1A、1Bをウエブ巻取軸18、ウエブ切
断/接着装置17から受取って搬送してくる(第2図
(A))。
なお、ボビントランスファ装置21は、ガイドロッド26に
沿って移動するサドル27と、サドル27に支持されるシリ
ンダ28によって上下動するヘッド29と、ヘッド29に配設
される4つのチャック25A〜25Dと、ヘッド29に支持され
て各チャック25A〜25Dを開閉する4つのシリンダ30と、
モータ31によって回動されてサドル27を往復動する送り
ねじ32とからなっている。
沿って移動するサドル27と、サドル27に支持されるシリ
ンダ28によって上下動するヘッド29と、ヘッド29に配設
される4つのチャック25A〜25Dと、ヘッド29に支持され
て各チャック25A〜25Dを開閉する4つのシリンダ30と、
モータ31によって回動されてサドル27を往復動する送り
ねじ32とからなっている。
ボビントランスファ装置21が、チャック25A、25Bに保
持している上記巻取り後のボビン1A、1Bをパレット23の
排出受台33A、33Bに受渡し、同時に、パレット23の挿入
受台24A、24Bに保持されているボビン1A、1Bをチャック
25C、25Dを受取る(第2図(B))。
持している上記巻取り後のボビン1A、1Bをパレット23の
排出受台33A、33Bに受渡し、同時に、パレット23の挿入
受台24A、24Bに保持されているボビン1A、1Bをチャック
25C、25Dを受取る(第2図(B))。
なお、上記、の作業終了後、パレット23は上記巻取
ステーションから搬出ステーションの側に搬送され、巻
取ステーションには新たなパレット23が搬入される。
ステーションから搬出ステーションの側に搬送され、巻
取ステーションには新たなパレット23が搬入される。
ボビントランスファ装置21のチャック25Dに保持して
いるボビン1Bをボビ持換受台22に移載し(第3図
(A))、このボビン1Bをボビトランスファ装置21のチ
ャック25Bに持換える(第3図(B))。
いるボビン1Bをボビ持換受台22に移載し(第3図
(A))、このボビン1Bをボビトランスファ装置21のチ
ャック25Bに持換える(第3図(B))。
巻取制御器10Aは、パターン検出装置15x、15yの検出
結果に基づいて、前サイクルでウエブ巻取軸18にセット
されたボビン1Aに一定設定量(一定画面数N)のウエブ
2x、2yが巻取られたことを条件として、ウエブ切断/接
着装置17を作動し、各ウエブ2x、2yの巻終り端を切断す
る。
結果に基づいて、前サイクルでウエブ巻取軸18にセット
されたボビン1Aに一定設定量(一定画面数N)のウエブ
2x、2yが巻取られたことを条件として、ウエブ切断/接
着装置17を作動し、各ウエブ2x、2yの巻終り端を切断す
る。
すなわち、巻取制御器10Aは、ビビン1Aを支持している
ウエブ巻取軸18をウエブ巻取モータ19によって駆動し、
ウエブ2を張力付与状態下で巻取る。この時、エッジ調
整装置13はウエブ2の中央部が常にパスラインセンタに
一致する状態で移送されるように自動調整する。張力調
整装置14はテンションウエイト14Aに作用する重力を、
必要に応じて、クラッチ14B、テンションローラ14Cを介
してウエブ2に付加し、ウエブ2に作用する張力を調整
する。
ウエブ巻取軸18をウエブ巻取モータ19によって駆動し、
ウエブ2を張力付与状態下で巻取る。この時、エッジ調
整装置13はウエブ2の中央部が常にパスラインセンタに
一致する状態で移送されるように自動調整する。張力調
整装置14はテンションウエイト14Aに作用する重力を、
必要に応じて、クラッチ14B、テンションローラ14Cを介
してウエブ2に付加し、ウエブ2に作用する張力を調整
する。
パターン検出装置15x、15yはホトトランジスタ等からな
り、ボビン1Aに巻取られるウエブ2(2xまたは2y)の長
手方向におけるパターン変化、すなわち黒色境界マーク
2Dを検出する。巻取制御器10Aは、上記パターン検出装
置15x、15yの検出結果に基づいて、ボビン1Aに対するウ
エブ2の送り画面数を計数し、一定の画面数Nのウエブ
2がボンビ1Aに巻取られた状態下におけるパターン検出
装置15x、15yのパターン変化(黒色境界マーク2D)の検
出時に、ウエブ巻取モータ19を停止し、ウエブ2の巻終
り端切断部位、すなわちウエブ2のN+1画面部の中間
部をウエブ切断/接着装置17による切断作業位置に設定
する。
り、ボビン1Aに巻取られるウエブ2(2xまたは2y)の長
手方向におけるパターン変化、すなわち黒色境界マーク
2Dを検出する。巻取制御器10Aは、上記パターン検出装
置15x、15yの検出結果に基づいて、ボビン1Aに対するウ
エブ2の送り画面数を計数し、一定の画面数Nのウエブ
2がボンビ1Aに巻取られた状態下におけるパターン検出
装置15x、15yのパターン変化(黒色境界マーク2D)の検
出時に、ウエブ巻取モータ19を停止し、ウエブ2の巻終
り端切断部位、すなわちウエブ2のN+1画面部の中間
部をウエブ切断/接着装置17による切断作業位置に設定
する。
この時、一方のパターン検出装置15xは、第4図(A)
に示すように、対応するウエブ2xが一定の画面数Nだけ
巻取ボビン1Aに巻取られ、該ウエブ2xのN+1画面部の
中間部がウエブ切断/接着装置17による切断作業位置に
設定される状態下で、該ウエブ2xのパターン変化(黒色
境界ワーク2D)を検出することとなる位置に配置され
る。また、他方のパターン検出装置15yは、第4図
(A)に示すように、対応するウエブ2yが一定の画面数
Nだけ巻取ボビン1Aに巻取られ、該ウエブ2yのN+1画
面部の中間部がウエブ切断/接着装置17による切断作業
位置に設定される状態下で、該ウエブ2yのパターン変化
(黒色境界マーク2D)を検出することとなる位置に配置
される。なお、第4図(A)において、la×n、nb×n
のnの整数である。
に示すように、対応するウエブ2xが一定の画面数Nだけ
巻取ボビン1Aに巻取られ、該ウエブ2xのN+1画面部の
中間部がウエブ切断/接着装置17による切断作業位置に
設定される状態下で、該ウエブ2xのパターン変化(黒色
境界ワーク2D)を検出することとなる位置に配置され
る。また、他方のパターン検出装置15yは、第4図
(A)に示すように、対応するウエブ2yが一定の画面数
Nだけ巻取ボビン1Aに巻取られ、該ウエブ2yのN+1画
面部の中間部がウエブ切断/接着装置17による切断作業
位置に設定される状態下で、該ウエブ2yのパターン変化
(黒色境界マーク2D)を検出することとなる位置に配置
される。なお、第4図(A)において、la×n、nb×n
のnの整数である。
ウエブ切断/接着装置17は、ウエブ2の幅方向に横断移
動してウエブ2(2xまたは2y)を切断する切断刃34と、
ウエブ2の切断/接着時にウエブ2の切断領域の両側を
新たなボビン1A、1Bの巻芯1Cに押圧保持する左右の押圧
保持部35と、切断されたウエブ2の両端部のそれぞれを
上記ボビン1A、1Bの巻芯1Cに予め設けられている両面粘
着テープ1D(第5図(A)参照)に貼着する左右の接着
保持部36とからなる。押圧保持部35は真空吸引部35Aを
備え、接着保持部36は真空吸引部36Aを備えている。
動してウエブ2(2xまたは2y)を切断する切断刃34と、
ウエブ2の切断/接着時にウエブ2の切断領域の両側を
新たなボビン1A、1Bの巻芯1Cに押圧保持する左右の押圧
保持部35と、切断されたウエブ2の両端部のそれぞれを
上記ボビン1A、1Bの巻芯1Cに予め設けられている両面粘
着テープ1D(第5図(A)参照)に貼着する左右の接着
保持部36とからなる。押圧保持部35は真空吸引部35Aを
備え、接着保持部36は真空吸引部36Aを備えている。
すなわち、ウエブ切断/接着装置17は、まず、シリンダ
37によって押圧保持部35、接着保持部36の全体を前進さ
せ、押圧保持部35をウエブ2のパスラインに設定する。
この時、ボビントランスファ装置21のチャック25B、25C
に保持されているボビン1B、1Aの各巻芯1Cが、各押圧保
持部35に対向して、各押圧保持部35との間にウエブ2
(2xまたは2y)のN+1画面部を挟圧するとともに、ボ
ビントランスファ装置21のチャック25Aがウエブ巻取軸1
8にセットされている巻取完了後のボビン1Aを保持する
(第4図(A))。
37によって押圧保持部35、接着保持部36の全体を前進さ
せ、押圧保持部35をウエブ2のパスラインに設定する。
この時、ボビントランスファ装置21のチャック25B、25C
に保持されているボビン1B、1Aの各巻芯1Cが、各押圧保
持部35に対向して、各押圧保持部35との間にウエブ2
(2xまたは2y)のN+1画面部を挟圧するとともに、ボ
ビントランスファ装置21のチャック25Aがウエブ巻取軸1
8にセットされている巻取完了後のボビン1Aを保持する
(第4図(A))。
ここで、ウエブ2(2xまたは2y)のN+1画面部は、押
圧保持部35の真空吸引部35A、接着保持部36の真空吸引
部36Aによって吸着され続ける。
圧保持部35の真空吸引部35A、接着保持部36の真空吸引
部36Aによって吸着され続ける。
次に、ウエブ切断/接着装置17の切断刃34がシリンダ
34Aの作動により両押圧保持部35の中間点をウエブ2の
幅方向に横断移動してウエブ2のN+1両面部の中間
部、すなわち巻終り端切断部位を切断する(第4図
(A))。この時、切断分離されるウエブ2の両自由端
のそれぞれは接着保持部36の真空吸引部36Aによって吸
着保持される。
34Aの作動により両押圧保持部35の中間点をウエブ2の
幅方向に横断移動してウエブ2のN+1両面部の中間
部、すなわち巻終り端切断部位を切断する(第4図
(A))。この時、切断分離されるウエブ2の両自由端
のそれぞれは接着保持部36の真空吸引部36Aによって吸
着保持される。
次に、ウエブ切断/接着装置17に左右の接着保持部36
が、シリンダ38の作動によって該シリンダ38による前進
方向への拘束を解除され、ばね39の弾発力によって前進
し、真空吸引部36Aに吸着していた切断後のウエブ2の
両端部をボビン1A、1Bの巻芯1Cに設けられている両面粘
着テープ1Dに貼着する(第4図(B))。
が、シリンダ38の作動によって該シリンダ38による前進
方向への拘束を解除され、ばね39の弾発力によって前進
し、真空吸引部36Aに吸着していた切断後のウエブ2の
両端部をボビン1A、1Bの巻芯1Cに設けられている両面粘
着テープ1Dに貼着する(第4図(B))。
この時、切断分離されたウエブ2の両自由端は、接着保
持部36の真空吸引部36Aに吸着されて前記の巻取り時
に付与された張力を維持されながら、挾着保持部36の前
進にともなって真空吸引部36Aの吸着面上を徐々に滑
り、対応するボビ1A、1Bの巻芯1Cに設けられている両面
粘着テープ1Dの曲率と同一曲率の粘着湾曲部36Bに背面
支持される状態で該テープ1Dにしわをともなうことなく
貼着される。これにより、ウエブ2の一方の自由端は
2次巻取ボビ1Bに対する巻終り端として取着され、ウ
エブ2の他方の自由端は新たな1次巻取ボビ1Aに対する
巻弾め端として取着され、該第1次巻取ボビン1Aへの新
たな巻取りに備えることになる。
持部36の真空吸引部36Aに吸着されて前記の巻取り時
に付与された張力を維持されながら、挾着保持部36の前
進にともなって真空吸引部36Aの吸着面上を徐々に滑
り、対応するボビ1A、1Bの巻芯1Cに設けられている両面
粘着テープ1Dの曲率と同一曲率の粘着湾曲部36Bに背面
支持される状態で該テープ1Dにしわをともなうことなく
貼着される。これにより、ウエブ2の一方の自由端は
2次巻取ボビ1Bに対する巻終り端として取着され、ウ
エブ2の他方の自由端は新たな1次巻取ボビ1Aに対する
巻弾め端として取着され、該第1次巻取ボビン1Aへの新
たな巻取りに備えることになる。
ボビントランスファ装置21は、ウエブ2を巻取り完了
して一対となったボビン1A、1Bをチャック25A、25Bに保
持するとともに、ウエブ2の一端を巻始め端として接着
されたボビン1Aをチャック25Cに保持し、このチャック2
5Cに保持されているボビン1Aをウエブ巻取軸18にセット
する(第4図(C))。
して一対となったボビン1A、1Bをチャック25A、25Bに保
持するとともに、ウエブ2の一端を巻始め端として接着
されたボビン1Aをチャック25Cに保持し、このチャック2
5Cに保持されているボビン1Aをウエブ巻取軸18にセット
する(第4図(C))。
なお、チャック25A、25Bにウエブ2を巻取った後のボビ
ン1A、1Bを保持するのみとなるボビトランスファ装置21
は、前記のボビン装入/排出装置20に戻る。
ン1A、1Bを保持するのみとなるボビトランスファ装置21
は、前記のボビン装入/排出装置20に戻る。
ボビトランスファ装置21のチャック25Cに保持されて
いたボビン1Aが前述のようにしてウエブ巻取軸18にセッ
トされると(第5図(B))、ウエブ供給モータ11の駆
動により、ウエブ供給軸12に装着されているウエブ原反
ロール3からウエブ2が巻出される。グエブ2は、エッ
ジ調整装置13、張力調整装置14、パターン検出装置15
x、15y、ウエブ測長装置16を経て、巻取軸18に装着され
ているボビン1Aに巻取られる(第5図(C)、
(D))。
いたボビン1Aが前述のようにしてウエブ巻取軸18にセッ
トされると(第5図(B))、ウエブ供給モータ11の駆
動により、ウエブ供給軸12に装着されているウエブ原反
ロール3からウエブ2が巻出される。グエブ2は、エッ
ジ調整装置13、張力調整装置14、パターン検出装置15
x、15y、ウエブ測長装置16を経て、巻取軸18に装着され
ているボビン1Aに巻取られる(第5図(C)、
(D))。
これにより、ボンビン1Aに一定設定量のウエブ2が巻取
られると、1サイクルの巻取り作業を完了し、ウエブ2
を巻取られたボビン1Aは次のサイクルで前記の作業に
供される。
られると、1サイクルの巻取り作業を完了し、ウエブ2
を巻取られたボビン1Aは次のサイクルで前記の作業に
供される。
次に、上記実施例の作用について説明する。
上記実施例によれば、画面長さの相互に異なる各ウエブ
2x、2yは、各ウエブ2x、2yのそれぞれに対応するパター
ン検出装置15x、15yのパターン検出結果に基づいて、該
ウエブ2x、2yの送り画面数を計数され、一定の画面数N
を巻取ボビン1Aに巻取られた状態下における上記各パタ
ーン検出装置15x、15yのパターン変化検出時に、該ウエ
ブ2x、2yの巻終り端切断部位を切断装置17による切断作
業位置に設定され、該ウエブ2x、2yの巻終り端を切断さ
れる。
2x、2yは、各ウエブ2x、2yのそれぞれに対応するパター
ン検出装置15x、15yのパターン検出結果に基づいて、該
ウエブ2x、2yの送り画面数を計数され、一定の画面数N
を巻取ボビン1Aに巻取られた状態下における上記各パタ
ーン検出装置15x、15yのパターン変化検出時に、該ウエ
ブ2x、2yの巻終り端切断部位を切断装置17による切断作
業位置に設定され、該ウエブ2x、2yの巻終り端を切断さ
れる。
したがって、パターン検出装置15x、15yの検出作業位置
を各ウエブ2x、2y毎に配置替えする必要なく、各ウエブ
2x、2に対応するように予めウエブ2のパスラインに配
設されている各パターン検出装置15x、15yの検出結果に
基づいて、各ウエブ2x、2yを巻取ることができる。すな
わち、画面長さの相互に異なる複数種類のウエブ2x、2y
を良好な作業性、生産性で巻取ることができる。
を各ウエブ2x、2y毎に配置替えする必要なく、各ウエブ
2x、2に対応するように予めウエブ2のパスラインに配
設されている各パターン検出装置15x、15yの検出結果に
基づいて、各ウエブ2x、2yを巻取ることができる。すな
わち、画面長さの相互に異なる複数種類のウエブ2x、2y
を良好な作業性、生産性で巻取ることができる。
なお、本発明は、3種類以上のウエブを巻取る場合にお
いても適用可能であり、この場合には各ウエブに対応す
る3種類以上のパターン検出装置が適宜位置に配置され
る。
いても適用可能であり、この場合には各ウエブに対応す
る3種類以上のパターン検出装置が適宜位置に配置され
る。
また、本発明は、パターン検出装置が境界マークの検出
によってウエブのパターン変化を検出するものでなく、
他の特定マーク、もしくは画面事態の色調変化の検出に
よってウエブのパターン変化を検出する場合にも適用可
能である。
によってウエブのパターン変化を検出するものでなく、
他の特定マーク、もしくは画面事態の色調変化の検出に
よってウエブのパターン変化を検出する場合にも適用可
能である。
[発明の効果] 以上のように、本発明に係るウエブ巻取方法によれば、
画面長さの相互に異なる複数種類のウエブを良好な作業
性、生産性で巻取ることができる。
画面長さの相互に異なる複数種類のウエブを良好な作業
性、生産性で巻取ることができる。
第1図はウエブ巻取装置の一例を模式的に示す正面図、
第2図はウエブ巻取装置のボビ装入/搬出部を示す模式
図、第3図はウエブ巻取装置のボビン持換部を示す模式
図、第4図はウエブ巻取装置の巻取部を示す模式図、第
5図はウエブ巻取装置の巻取作業順序を示す模式図、第
6図はウエブを示す模式図である。 1A……巻取ボビン、2、2x、2y……ウエブ、2D……境界
マーク、10……ウエブ巻取装置、15x、15y……パターン
検出装置、17……ウエブ切断/接着装置。
第2図はウエブ巻取装置のボビ装入/搬出部を示す模式
図、第3図はウエブ巻取装置のボビン持換部を示す模式
図、第4図はウエブ巻取装置の巻取部を示す模式図、第
5図はウエブ巻取装置の巻取作業順序を示す模式図、第
6図はウエブを示す模式図である。 1A……巻取ボビン、2、2x、2y……ウエブ、2D……境界
マーク、10……ウエブ巻取装置、15x、15y……パターン
検出装置、17……ウエブ切断/接着装置。
Claims (1)
- 【請求項1】一定長さの画面を長手方向に連続して備え
るウエブの該長手方向におけるパターン変化を検出する
パターン検出装置をウエバのパスラインに配置するとと
もに、ウエブを切断する切断装置をウエブのパスライン
に配置し、パターン検出装置のパターン検出結果に基づ
いて、ウエブの送り画面数を計数し、一定の画面数のウ
エブを巻取ボビンに巻取った状態下におけるパターン検
出装置のパターン変化検出時に、ウエブの巻終り端切断
部位を切断装置による切断作業位置に設定し、該ウエブ
の巻終り端を切断するウエブ巻取方法において、画面長
さの相互に異なる複数種類のウエブのそれぞれに対応す
る複数のパターン検出装置を用い、各パターン検出装置
は、対応するウエブが一定の画面数だけ巻取ボビンに巻
取られ、該ウエブの巻終り端切断部位が切断装置による
切断作業位置に設定される状態下で、該ウエブのパター
ン変化を検出することとなる位置に配置されることを特
徴とするウエブ巻取方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6800887A JPH0775838B2 (ja) | 1987-03-24 | 1987-03-24 | ウエブ巻取方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6800887A JPH0775838B2 (ja) | 1987-03-24 | 1987-03-24 | ウエブ巻取方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63237896A JPS63237896A (ja) | 1988-10-04 |
JPH0775838B2 true JPH0775838B2 (ja) | 1995-08-16 |
Family
ID=13361398
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6800887A Expired - Lifetime JPH0775838B2 (ja) | 1987-03-24 | 1987-03-24 | ウエブ巻取方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0775838B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017087380A (ja) * | 2015-11-16 | 2017-05-25 | セイコーエプソン株式会社 | 印刷装置および印刷装置の制御方法 |
-
1987
- 1987-03-24 JP JP6800887A patent/JPH0775838B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017087380A (ja) * | 2015-11-16 | 2017-05-25 | セイコーエプソン株式会社 | 印刷装置および印刷装置の制御方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63237896A (ja) | 1988-10-04 |
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